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Academic year: 2021

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平成26年度全国施設長会議 第4分科会 「これからの障害児支援の充実・発展に向けて」 社会福祉法人カナンの園

園長 藤村 正治

(2)

障がい児支援部会 相談支援事業 家庭

子育ち・子育て支援 支援の連続性

るんだ・るんだ (子育てサークル 子どもの発達の場) 保育所・幼稚園 子育て教室・児童センター 小学校・支援学校 中学校・支援学校 高校・支援学校 障害児入所施設 ・ 療育相談 ・ 幼児教室 ・ 5歳児検診 発達 支援 事業 保育所等訪 問事業 発達支援センター【構想】 働きかけ 短期入所 放課後等デイサービス 日中一時 学生 生徒 児童 幼児 乳児 大学・専門学校・専攻科 家庭生活支援

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顕著化してきた子どもの生活の場の課題

* 家族状況の煩雑化 ・ それぞれの文化の違いによる、価値観、暮らし方の違い。 ・ 社会的な獲得欲求の違い * 利用目的の違い ・ 家族との再統合、家族からの分離 ・ 送り出すときの社会の違い 場合によっては施設と社会の乖離 * 子どもの状態像の複雑化と重篤化 ・ 愛着形成の未形成 環境要因からの重篤化 ・ 行動化している子ども達

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① 家庭基盤が脆弱な子ども(親ではない大人との育ち直し)

・ 愛着形成の段階にある子ども

・ 対象喪失の状態にある子ども

・ 家庭の生活の質に困難さ、又は家庭に何らかの

子どもを育てられない事情があるが愛着の基盤は

出来ている子ども

(7)

② 育ち直しが難しい子ども

(固まった自我に積み重なる生きづらさの重篤化) ・

愛着形成で躓き 自我が弱く、自己を肯定する事、意欲を

持つことが極端に難しくなっている子ども

愛着形成で躓き、対人関係においては、拒否する、過度に

依存する等、人との距離感を保てないというような状態像

にある子ども

負の体験の蓄積により、内的にも閉じこもる、外的に行動

化する等が蓄積し経験まで結びついている子ども

(8)

③ 集団での成長が期待できる子ども

(自己・他者理解の中での肯定感の積み上げ)

・ 自己と他者の比較が出来る子ども

・ 育ちでの肯定体験があり、自己の獲得欲求

(なりたい自分)がある子ども

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2013年度の奥中山学園の様子

(暮らしの作りづらさを具体化する)

小舎 1 小舎 2 小舎 3

小舎 4 小舎 5 小舎 6

(10)

小舎 1 2 小舎 2 小舎 3 小舎 4 小舎 5 小舎 6 (敷地外)

2013年度の奥中山学園の様子

(暮らしの作りづらさを具体化する) 男子1 女子2 男子1 女子2 女子1 男子1 女子1 男子1 女子1 女子1

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小舎 4 小舎 1 小舎 2 小舎 3 小舎 5 小舎 6 (敷地外)

2013年度の奥中山学園の様子

(暮らしの作りづらさを具体化する) 男子1 女子2 男子1 女子2 女子1 男子1 女子1 男子1 女子1 女子1

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小舎 3 小舎 1 小舎 2 小舎 4 小舎 5 小舎 6 (敷地外)

2013年度の奥中山学園の様子

(暮らしの作りづらさを具体化する) 男子1 女子2 男子1 女子2 女子1 男子1 女子1 男子1 女子1 女子1 職員

(13)

小舎 1 小舎 2 小舎 3 小舎 4 小舎 5 小舎 6 (敷地外)

2013年度の奥中山学園の様子

(暮らしの作りづらさを具体化する) 男子1 女子2 男子1 女子2 女子1 男子1 女子1 男子1 女子1 女子1 職員

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様々な状態像の子どもが

同一の考え方の生活体で混在していく事は、

極めて困難な状況である

(15)

① 家庭基盤が脆弱な子ども(親ではない大人との育ち直し)

主な子どもの状態像 ・ 愛着形成の段階にある子ども ・ 対象喪失の状態にある子ども ・ 家庭の生活の質に困難さ、又は家庭に何らかの子どもを育てられ ない事情があるが愛着の基盤は出来ている子ども 整えていく環境の特徴 ・ 子どもにとって帰属できる職員の存在がある事 ・ 子どもにとっての対象喪失を繰り返さない固定的な大人との関わり ・ 食、排泄、睡眠、衛生を整えられる。生活に根差すことの出来る環境 ・ 町を子どもにとっての新たに属する事の出来る地域にしていく

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② 育ち直しが難しい子ども

(固まった自我に積み重なる生きづらさの重篤化) 主な子どもの状態像 ・ 愛着形成で躓き 自我が弱く、自己を肯定する事、意欲を持つこと が極端に難しくなっている子ども ・ 愛着形成で躓き、対人関係においては、拒否する、過度に依存す る等、人との距離感を保てないというような状態像にある子ども ・ 負の体験の蓄積により、内的にも閉じこもる、外的に行動化する等 が蓄積し経験まで結びついている子ども 整えていく環境の特徴 ・ 合理的配慮・管理等の中で、他の人的な環境を気にせず、誰かを 頼りながら自分の生活リズムで生活できる場所 ・ 子どもの状態像に合わせた特別な配慮と支援

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③ 集団での成長が期待できる子ども

(自己・他者理解の中での肯定感の積み上げ) 主な子どもの状態像 ・ 自己と他者の比較が出来る子ども ・ 育ちでの肯定体験があり、自己の獲得欲求(なりたい自分)がある 子ども 整えていく環境の特徴 ・ それぞれの価値観を尊重しながらも価値に捉われず、暮らしを大 切にし、暮らしの中に流れるものに目を向ける生活と自然に根差し て行ける環境 ・ 考え、選択し、達成し、他者から肯定される環境

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人は、一人ひとり違う。そして一人ひとりが尊重される。

そのためには、

子どもの育つ場を保障していく事

子どもが人と繋がる時、社会と繋がる時に困らないように支援

していく事

子どもを取り巻く支援者・地域・社会が成長していけるように関

わる事

子育て・子育ちの仕組み・町づくり制度に関わっていく事

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障がい児支援部会 相談支援事業 家庭

子育ち・子育て支援 支援の連続性

るんだ・るんだ (子育てサークル 子どもの発達の場) 保育所・幼稚園 子育て教室・児童センター 小学校・支援学校 中学校・支援学校 高校・支援学校 障害児入所施設 ・ 療育相談 ・ 幼児教室 ・ 5歳児検診 発達 支援 事業 保育所等訪 問事業 家庭生活支援 発達支援センター【構想】 短期入所 放課後等デイサービス 日中一時 社会人 学生 生徒 児童 幼児 乳児 大学・専門学校・専攻科 施設内での機能の細分化 施設外との機能の連携 就労 移行支援 調整機能 家庭生活支援

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施設内の機能の細分化

小舎 1 小舎 2 小舎 3 小舎 4 小舎 5 小舎 6 仮想センター ・ 緊急預かり ・ 緊急対応 小舎 7 自活訓練棟 ・ 職員は、基本一人体制 ・ 固定的な職員の関わりで育ち直しをしていく ・ 生活に根差す。 ・ 様々な体験を意識していく(経験に置き換えるのは人) ・ 職員は、基本二人体制 ・ 職員を介しながらも仲間関係の中で自己・他者理 解をしていく ・ 積極的な個別の支援計画の取り組み ・ 安心以前に安全。その子どもにとっての自分が脅かされ ない生活 ・ 集団であるが、子ども一人ひとりの目的を優先 ・ 職員は、交代制勤務が望ましい(現状は固定) ・ センター職員も含め職員の役割の明確化 個別対応職員

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施設外の子どもを育てている場との連携

家庭 里親 ファミリーホーム 児童相談所と各圏域の子育てに関わるチーム 障害児入所施設 家庭支援員 直接支援 助言 直接支援 助言 医療型 入所施設 自立支援施設 児童養護施設 情短施設 乳児院

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療育の機能の充実

子どもの育ちをどの場で保障していくか

・ 乳幼児期からの支援が一貫しない限り、入所施設は、行動化した 子ども、出来上がった子どもの最後の居場所になってしまう。 ・ 家族の状況を充分にアセスメントし、子どもの発達の状態を見極め、 子どもの育つ場の判断を専門職が意見を出し合い考えていく必要 がある。 ② 利用計画・支援計画が明確に実施されていること、また目標設定が 明確である事 ・ アセスメントし、課題を決め取り組む。出来なければ支援に変える。 また、時期を見て関係各所が判断をチームでしていけばよい。

(23)

育ちの場を考える 研修

2012年度の夏、2013年度の冬、奥中山学園では、『育ちの場を考え る』と題し、公開研修を行いました。北は北海道、南は鹿児島、全国各地 で子育て・子育ちに関わっている同志と共に、子どもの育ちを考え、そこ に身を置く自己を問いかけ、暮らしの有り方を問うことをしています。昨年 度は、この研修会からの発題として、国の「障害児支援の有り方に関する 検討会」へ対して、小規模ケア化の推進、子どもと家庭の調整機能を持っ た職員の配置、児童養護と障害児支援の垣根をなくすこと等を提言する までの運びとなっています。(個別対応職員の配置も検討中) 2014年度は、11月1日、2日に「育ちの場を考える研究会』を開催しま す。子どもが育つ場は沢山ある。児童養護施設から旭児童ホームの伊達 さん。自立支援施設から国立武蔵野学院の相澤さんに来ていただき、子 育てにおいて垣根のない話し合いを行いたいと考えています。

参照

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