大和証券グループ
会社説明会
2016年9月
株 式 会 社 大 和 証 券 グ ル ー プ 本 社
大和証券グループ 会社説明会
Ⅰ．大和証券グループについて
・ ・ ・ ・ ・ P
４
Ⅱ．業績の状況
・ ・ ・ ・ ・ P
８
Ⅲ．中期経営計画および2016年度の経営方針について
・ ・ ・ ・ ・ P
12
Ⅳ. 大和証券グループの価値創造
・ ・ ・ ・ ・ P 16
１．【信頼の構築】お客様のベストパートナーへ
２．【人材の重視】人事戦略 ～業界トップのクオリティへ～
３．【社会への貢献】証券ビジネスを通じた社会貢献
４．【健全な利益の確保】持続的な企業価値向上
Appendix
・ ・ ・ ・ ・ P
38
目次
会社概要
会社名
株式会社大和証券グループ本社
(証券コード：8601)
創業日
1902年5月1日
代表者
執行役社長 日比野 隆司
所在地
東京都千代田区丸の内1-9-1
グラントウキョウ ノースタワー
従業員数
15, 637人 (2016年6月末現在、グループ従業員数)
預り資産
48.7兆円 （大和証券、2016年6月末現在）
拠点網
大和証券 国内拠点144店舗、世界20カ国・地域 （現在）
執行役社長 CEO 日比野 隆司
Ⅰ．大和証券グループについて大和証券グループのあゆみ
Ⅰ．大和証券グループについて “新”大和証券 分社時代 大和證券 藤本ビルブローカー 1902 ・大和証券G本社、大和証券、 大和証券SBCM＊ 設立 （＊後に大和証券SMBC） ・日本信託銀行との合併 ・藤本ビルブローカー 設立 ・三市場第二部 1943 1961 1999 2010 ・グループ内再編 “新”大和証券設立 2012 1902 1939 1997 2008 日英同盟 締結 第二次 大戦 アジア通貨危機 国内金融危機 リーマン ショック 1964 証券不況 1959 1964 1970 1989 ・ロンドン進出 ・三市場第一部 香港進出 ・大和投信設立 ・ＮＹ進出 1996 金融 ビッグバン 1973 第一次 石油危機 1979 第二次 石油危機 1904 日露 戦争 1929 世界恐慌 2010 ギリシャ ショック 2007 サブプライム 問題 2011 欧州ソブリン 危機 2001 ＩＴバブル 崩壊 1990 バブル 崩壊 2011 ・大和ネクスト銀行設立 ・SMFGとの合弁事業解消 大和証券CM設立 1971 ニクソン ショック 創業110周年 大和證券設立 二部上場 一部上場 持株会社体制移行 合弁事業解消 創業 1996 ・株式インターネット取引開始大和証券グループの
114年
・大和総研設立 2012 アベノミクス 2016 ・ダイワのオンライントレード20周年 ・大和ネクスト銀行開業5周年 2016 マイナス金利 政策導入リテール
リテール
アセット・ マネジメント
アセット・ マネジメント
ホールセール
（グローバル・ インベストメント・ バンキング）ホールセール
（グローバル・ インベストメント・ バンキング）ホールセール
（グローバル・ マーケッツ）ホールセール
（グローバル・ マーケッツ）IT・
シンクタンク
IT・
シンクタンク
その他
グループ会社
その他
グループ会社
投資
投資
銀行
銀行
IPO PO CB 社債 M&A 大和ネクスト銀行 円預金 外貨預金 大和証券投資信託委託 大和住銀投信投資顧問 大和ﾘｱﾙ･ｴｽﾃｰﾄ・ｱｾｯﾄ･ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ 投資信託 ETF REIT 株式 債券 デリバティブ 為替商品 国内外リサーチ情報 大和総研 マクロ情報 ITサポート 経営コンサルティング バックオフィス機能 IR情報提供 証銀連携サービス「貯蓄から投資へ」のシフトを促進するために
リテール部門を中核に据え、グループ会社・国内外の全部門が連携を強化
Ⅰ．大和証券グループについて大和証券グループの構成
大和企業投資 大和PIパートナーズ2016年度第1四半期決算サマリー
「純営業収益」1,140億円、「経常利益」325億円、最終利益を示す「親会社株主に帰属する純利益」245億円 Ⅱ．業績の状況販売費・一般管理費
経常利益
親会社株主に帰属する純利益
純営業収益
883億円
286億円
213億円
1,117億円
2015年度
第4四半期
860億円
325億円
245億円
1,140億円
2016年度
第1四半期
- 2.6％
＋13.7％
＋15.3％
＋2.0％
前四半期比3,645億円
1,651億円
1,168億円
5,148億円
2015年度
累計
893億円
379億円
263億円
1,247億円
2015年度
第3四半期
純営業収益のセグメント別内訳
Ⅱ．業績の状況リテール部門
ホールセール部門
アセット・
マネジメント部門
投資部門
その他・調整等
2015年度
純営業収益
5,148億円
2,179億円（42.3％）
505億円（9.8％）
197億円（3.8％）
486億円（9.4％）
▲ 9 ▲ 19 ▲ 21 10 2 7 14 48 57 35 43 33 34 37 38 38 44 24 26 21 8,000 13,000 18,000 23,000 0 20 40 60 80 100 120 140
当社の純利益と日経平均株価の推移
FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 FY2015
親会社株主に帰属する純利益推移（四半期ベース、十億円） ▲12%下落 30%上昇 22%上昇 23%上昇 4%上昇 日経平均推移（円） 量的・質的金融 緩和の導入 量的・質的金融緩和の拡大 中国経済の減速 による世界的株安 マイナス金利 導入 アベノミクス相場 スタート （円） （十億円） Ⅱ．業績の状況
2020年に向けた経営ビジョン
日本及びアジアの資本市場の発展をリードし
お客様に最も選ばれる総合証券グループ
経営ビジョン
経営基本方針
日本とアジアの成長を結ぶことで
持続的成長を実現
業界
No.1のクオリティを梃子に
顧客基盤を飛躍的に拡大
資本市場を通じて社会及び経済の発展に貢献
Ⅲ．中期経営計画について新中期経営計画（“Passion for the Best” 2017）の骨子
本格化する“貯蓄から投資の時代”の中で、業界トップのクオリティにより
お客様を惹き付け、ベストパートナーとなる
“貯蓄から投資の時代”をリードする投資サービスの提供
基本方針①： クオリティ
No.1の追求
幅広い投資家層のニーズに対応する商品・サービスプラットフォームの構築 資産運用力の強化 高度な専門性を有する人材プールの拡大基本方針②： 顧客基盤・収益の飛躍的拡大
商品・サービスプラットフォームを梃子に幅広い投資家層へのアプローチ を強化 増大する投資ニーズを捉え、顧客資産・収益を飛躍的に拡大基本方針③： 新規産業の育成と企業の持続的成長に対する支援
次世代成長企業の発掘・育成と成長資金の供給 企業のグローバル化、M&Aニーズへのソリューション提供数値目標
2017年度
2016年度
2015年度
①
ROE: 10%以上
② 固定費カバー率
: 最終年度 75%以上
「貯
蓄
か
ら
投
資
」と
「企
業
価
値
向
上
」の
好
循
環
企業価値向上に資するソリューションの提供
Ⅲ．中期経営計画について数値目標の進捗状況
固定費 （単位：十億円） 安定収益 （単位：十億円） 固定費カバー率 自己資本 （単位：十億円） ROE ROE （大和証券の繰越欠損金 の影響が無かった場合） 純利益 （単位：億円） ※安定収益： アセットマネジメント運用報酬（投資顧問報酬含む）、投信代理事務手数料、 大和ネクスト銀行運用利鞘、大和証券オフィス投資法人・純営業収益、大和リアル エステート・運用報酬、SMA・FW運用報酬、信用取引金利、LMS金利等 固定費カバー率：最終年度75％以上 ROE：10%以上 6.3% 12.8% 9.7% 9.5% 8.6% 17.0% 12.8% 0% 2% 4% 6% 8% 10% 12% 14% 16% 18% 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800FY2012 FY2013 FY2014 FY2015
46% 57% 64% 69% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 0 50 100 150 200 250
FY2012 FY2013 FY2014 FY2015
信頼の構築
お客様からの信頼こそが、大和証券グループの基
盤である。 お客様を第一に考える誠実さと高い専
門能力により、最も魅力ある証券グループとなる。
大和証券グループの企業理念
人材の重視
大和証券グループの競争力の源泉は人材である。
社員一人ひとりの創造性を重視し、チャレンジ精神
溢れる自由闊達な社風を育み、社員の能力、貢献
を正しく評価する。
社会への貢献
金融・資本市場を通じて社会及び経済の発展に資
することは、大和証券グループの使命である。
法令遵守と自己規律を徹底し、高い倫理観を持っ
て社会の持続的発展に貢献する。
健全な利益の確保
健全なビジネス展開を通じて企業価値を高めること
は、株主に対する責務である。
大和証券グループはお客様に価値あるサービスを
提供して適正な利益を獲得し、株主に報いる。
Ⅳ．大和証券グループの価値創造大和証券グループの価値創造
金融・資本市場
大和証券グループ
「貯蓄から投資」と「企業価値向上」の好循環
コンサルティング 資金調達 投資 アドバイザリー 資産運用金融・資本市場を通じて
企業理念
信頼の構築
人材の重視
社会への貢献
健全な利益の確保
Ⅳ．大和証券グループの価値創造お客様のベストパートナーへ
人事戦略
業界トップのクオリティへ
証券ビジネスを通じた
社会貢献
持続的な企業価値向上
提供価値
資金運用ニーズ
資金調達ニーズ
Ⅳ‐１．【信頼の構築】
資産管理型ビジネスモデル
お客様のマネーライフに寄り添うパートナーへ
20歳 30歳 40歳 50歳 60歳 70歳～ お客様の ライフ ステージ 自動車 購入 結婚資金住宅ローン 頭金 教育資金 相続 退職金 セカンドライフ 収入 支出 収入トレンド 成人・就職 結婚 住宅購入 資産形成 相続 退職 被相続 商品 ラインナップ ジュニアNISA NISA（積立投資）、401k 株式、債券、投信、ファンドラップ 相続トータルサービス 預金（証銀連携） 証券担保ローン高度な専門性を有する人材
グローバルな商品・情報
サービスプラットフォーム
先端
ICTを活用した
Ⅳ‐１．【信頼の構築】お客様のベストパートナーへ包括的な資産管理サービスの提供
～証銀連携ビジネスモデル～
円お預り金
円お預り金
外貨お預り金
外貨お預り金
株
式
・債
券
・投
資
信
託
な
ど
株
式
・債
券
・投
資
信
託
な
ど
為替取引円預金
円預金
外貨預金
外貨預金
（万口座） （兆円）大和証券
大和ネクスト銀行
円スウィープサービス
外貨スウィープサービス
大和ネクスト銀行預金残高と口座数推移
銀行口座
総合取引口座
大和ネクスト銀行とマネーパートナーズ は、2016年3月より大和ネクスト銀行の 外貨預金口座をお持ちの個人のお客様を 対象とした海外プリペイドカード「DAIWA SMART DEPOSIT（愛称：スマデポ）」のサービス提供を開始し ました。海外プリペイドカードサービス提供開始
0 20 40 60 80 100 120 140 0 1 2 3 4 5 2013年3月 2014年3月 2015年3月 2016年6月 預金残高（左軸） 預金口座数（右軸） 115 3.0 スマデポは、大和ネクスト銀行の外貨普通預金にあ る外貨が世界210以上の国と地域で利用可能となる 海外プリペイドカードです。大和ネクスト銀行の外貨預 金口座をお持ちのお客様にとって、利便性がより一層 向上しました。 Ⅳ‐１．【信頼の構築】お客様のベストパートナーへ100 318 事業承継ニーズへの対応（FY2015）
相続・事業承継ソリューションの拡充
相続コンサルタント配置店、相続トータルサービス累計申込数がさらに拡大。引き続き相続コンサルタント配置店の拡大と相続トータ ルサービスのソリューション拡充を図る アジアＰＢ、M&A、自社株承継信託などを活用した事業承継ニーズに対する対応力強化を実施 相続コンサルタント配置店、相続トータルサービス累計申込数がさらに拡大。引き続き相続コンサルタント配置店の拡大と相続トータ ルサービスのソリューション拡充を図る アジアＰＢ、M&A、自社株承継信託などを活用した事業承継ニーズに対する対応力強化を実施 相続コンサルタント配置店舗数 相続トータルサービス累計申込数約
3倍
2015年6月 日本M&Aセンターとのタイアップ セミナー開始 事業承継担当を全店配置 2015年4月 ウエルスマネジメント部内に事業 承継コンサルティング室を新設 2016年1月 自社株承継信託の取扱開始 2015年7月 アジアPBサービスを開始相続
相続トータル
サービス
事業承継
コンサルティング
年金保険 LMS 相続定期預金 ファンドラップ 不動産 遺言 アジアPB M&A IPO ビジネスマッチング 事業保険・リース 種類株活用 自社株承継信託 Ⅳ‐１．【信頼の構築】お客様のベストパートナーへ0 20 40 60 80 100 120 140 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 契約資産残高（左軸） 契約件数（右軸）
ラップ口座サービスの拡充
ラップ口座契約残高推移 大和証券のラップ口座サービス(SMAおよびファンドラップ）の契約資産残高は1.5兆円（2016年6月末時点） 商品ラインナップ、販売チャネルの拡大など、今後の顧客基盤、残高拡大に向けた取組みを加速 大和証券のラップ口座サービス(SMAおよびファンドラップ）の契約資産残高は1.5兆円（2016年6月末時点） 商品ラインナップ、販売チャネルの拡大など、今後の顧客基盤、残高拡大に向けた取組みを加速 （十億円） ラップ口座サービス市場 米国 約481兆円 個人金融資産 日本 5.1兆円93倍
米国 約8,012兆円 日本 1,706兆円4.7倍
（千件） ラップ口座サービスの今後の展開 付加価値 最 低 投 資 金 額 上位版 ファンドラップ 高 低 低 高 既存のサービス 新サービス SMA ファンドラップ 現ファンドラップの 付加価値向上 資産形成層向け ラップ口座 サービス 富裕層および法人顧客 を対象とするカスタマイズ性 の高いファンドラップ インターネット中心 の低コストタイプの ラップ口座サービス 富裕層向け ラップ口座 サービス ウェルスプランニング サービスを付加した 富裕層向けラップ口座 サービス Ⅳ‐１．【信頼の構築】お客様のベストパートナーへⅣ‐２．【人材の重視】
お客様に対するコンサルティング力の強化に向け、すでに日本の金融機関で
最多の認定者数を誇るCFP®*をはじめ、「相続プランナー」認定や、証券アナ
リスト資格などを保有する専門性の高い人材を増やすことを目指す
専門人材の育成
ＣＦＰ®認定者の中から候補
者を選抜し、実践的な社内
研修などを行い、より高度な
専門性を有する人材を社内
資格認定
ＣＦＰ®認定者の中から候補
者を選抜し、実践的な社内
研修などを行い、より高度な
専門性を有する人材を社内
資格認定
専門人材の育成
「お客様に最も選ばれる」総合証券グループとなる為にも、人材は最も重要な経営資源であり、戦略的な配置と計画的な育成を 通じて、より高い組織力を発揮できる環境を整備していくCFP®認定者数（2016年6月末時点）
金融機関
No.1
大和証券
CFP®認定者数推移
* CFP・・・Certified Financial Plannerの略で、国際機関Financial Planning Board Ltd.のメンバーである日本FP協会が 認定する、ファイナンシャル・プランナーの最上位資格
「ベテラン層」の活躍支援
仕事と介護の両立支援策
研修プログラム・評価制度の導入
「若手社員」の活躍支援
「ダイワ・ベーシック・プログラム （入社後2年間の基礎教育）」の拡充相続プランナー制度の導入
45歳以上対象の研修・認定制度を拡充 介護時間・介護休暇・介護休職 ホームヘルパー補助金制度 等継続雇用制度の拡充
大和証券の営業職を対象に最長70歳ま で勤務可能 497 555 590 624 2013.3 2014.3 2015.3 2016.6 Ⅳ‐２．【人材の重視】人事戦略 ～業界トップのクオリティへ～女性の活躍支援・健康経営への取り組み
「女性」の活躍支援
女性支店長・管理職の増加（大和証券） ※ カッコは女性比率3名
77名
22名 （18.6%） 296名 （10.4%） 2005年3月 支店長 管理職 2016年6月 ワーク・ライフ・バランス推進、 女性活躍支援の取り組み 営業員再雇用制度 勤務地変更制度 配偶者転勤同行休職制度 育児休職 育児サポート休職 所定時間外労働の制限・免除 保育施設費用補助 結婚準備・ファミリー・デイ等のための 有給休暇取得の推進 等 当社の取り組みが評価され、２年連続で「なでしこ銘柄」「健康経営」両銘柄へ同時に選定 2015年10月、「CHO（Chief Health Officer：最高健康責任者）」を設置し、健康経営の推進体制を一層強化
なでしこ銘柄：経済産業省が東京証券取引所と共同で、女性活躍 推進に優れた企業を選定 （２年連続選出企業：25社中14社） 健康経営銘柄：東京証券取引所の上場会社の中から、従業員等の
健康経営の推進
CHO（最高健康責任者）の設置 従業員へのインセンティブ制度導入 健康増進イベントや研修に参加した従 業員にポイントを付与 2015年10月、CHO(Chief Health Officer最高健康責任者)を設置 健康経営のための組織体制整備 「健康経営推進会議」の開催、「健康 経営推進課」(人事部内)の設置等 プラチナくるみん認定：厚生労働省 の認定マーク「くるみん」を取得した 企業のうち、より高い水準で次世代 の育成支援に積極的に取り組んで Ⅳ‐２．【人材の重視】人事戦略 ～業界トップのクオリティへ～Ⅳ‐３．【社会への貢献】
社会の持続的発展への貢献 具体的な取り組み例
2015年度個人向けインパクトインベストメント債券の国内
販売シェア56％と、「社会的責任投資」をリード
グリーンボンド、ウォーター・ボンド、マイクロファイナンス・
ボンド、アグリ・ボンド、ＪＩＣＡ債、中南米子育て支援債等
インパクト・
インベストメント
ヘルスケアＲＥＩＴ
ミャンマー資本市場
育成支援
メガソーラー発電事業
開発投資
日本の高齢化社会にソリューションを提供
社会インフラであるヘルスケア施設への投資に特化する
ことで、投資を通じて社会に貢献
2015年10月、国営ミャンマー経済銀行と合弁で設立した
ミャンマー証券取引センターが証券免許を取得
2015年12月、大和総研、日本取引所グループ、国営ミャ
ンマー経済銀行の合弁会社が運営するヤンゴン証券取
エネルギー事業への投資を通じて、エネルギー・インフラ
関連資産への投資機会を得るとともに、エネルギー供給
構造の転換など社会課題の解決に貢献
Ⅳ‐３．【社会への貢献】証券ビジネスを通じた社会貢献ミャンマー資本市場育成支援
1996年5月 大和総研とミャンマー経済銀行との 合弁企業として「ミャンマー証券 取引センター（MSEC）」を設立 大和総研、東京証券取引所グループ （日本取引所グループの前身）、 ミャンマー中央銀行間で、証券取引所 設立および資本市場育成支援の協力 に関する覚書を締結 2012年5月 金融庁とミャンマー財務省が 「金融技術協力に関する覚書」を締結 2014年1月 ヤンゴン証券取引所に係る 合弁契約を調印 2014年12月 ヤンゴン証券取引所が開業 MSECが証券免許を取得 2015年12月 ヤンゴン証券取引所の 取引が開始 2016年3月大和証券グループが長年支援を続けてきたミャンマーで、
同国初の証券取引所であるヤンゴン証券取引所が開業
Ⅳ‐３．【社会への貢献】証券ビジネスを通じた社会貢献Ⅳ‐４．【健全な利益の確保】
持続的な企業価値向上
持続的な企業価値向上に向けた資本政策
国際金融規制強化に対応できる 資本・流動性を確保 格付の維持・向上に向けた財務 基盤を確立 いかなる環境下においても機動的 な成長投資を可能とする財務の 柔軟性を確保 厳格なリスクコントロールを継続 『財務健全性の堅持』、『資本効率の向上』、『株主還元の強化』の最適バランスを図り、持続的な企業価値向上を目指す財務健全性の堅持
株主還元の強化
資本効率の向上
資本効率（ROE）を重視し、国内 外の成長性・収益性の高い事業 領域へ適切に経営資源を投入 事業ポートフォリオの拡充を通じ てリスク分散を図り、資本コスト 低減を目指す 持続的に収益力を高めていくことで安 定した増配基調を目指す 自己株取得については、経営環境・財 務状況・規制動向・株価水準等を総合 的に勘案し、検討 株主還元 の強化 利益 積上げ FY2014 FY2015～ 自己資本のイメージ 成長領域 への投資持続的
企業価値
向上
Ⅳ‐４．【健全な利益の確保】持続的な企業価値向上財務健全性の堅持
A3A
A A－ Baa1BBB＋
A A＋ A3 大和証券A－
ムーディーズ・ジャパン スタンダード＆プアーズ・ レーティング・ジャパン A 格付投資情報センター A－ フィッチ・レーティングス・ジャパン 大和証券グループ本社 ムーディーズ・ジャパン スタンダード＆プアーズ・ レーティング・ジャパン 格付投資情報センター 日本格付研究所 Baa1A－
A A＋ 変更前 変更後 変更前 変更後
大和証券グループ本社
野村HD
三井住友トラストHD
農林中央金庫
三菱ＵＦＪFG
みずほFG
三井住友FG
G-SIBs
グローバルな システム上 重要な銀行 （金融機関）D-SIBs
国内の システム上 重要な銀行 （金融機関） 破綻した場合に金融システムに多大な影響を与え得る「D-SIBs ～国内のシステム上重要な銀行（金融機関）～」に金融庁が 当社を指定 財務健全性の堅持、D-SIBに指定されたことなどを評価し、スタンダード＆プアーズ（S&P）が長期カウンターパーティ格付を引き上げ Ⅳ‐４．【健全な利益の確保】持続的な企業価値向上2016年2月 IDIインフラストラクチャ―ズを 連結子会社化 2015年12月 ミカサ･アセット・マネジメントを連結子会社化 2014年11月 ミカサ・アセット・マネジメントへの資本参加 コア事業である国内証券ビジネスにおいては、アセット・マネジメント部門や、証券ビジネスと親和性のある周辺地域への投資を実行 2013年3月 リテラ・クレア証券を 連結子会社化 2011年3月 マネーパートナーズグループの 株式(発行済株式の6.12%)を取得 （直近保有比率18.75%） 2009年7月 ダヴィンチ・セレクト (現、大和リアル・ エステート・アセット・マネジメント)を 連結子会社化 2006年9月 日の出証券を連結子会社化 2007年5月 アストマックスグループへの 出資拡大 2015年10月 GMOクリックホールディングスの 株式(発行済株式の9.58%)を取得
成長領域への経営資源の投入【国内】
Ⅳ‐４．【健全な利益の確保】持続的な企業価値向上成長領域への経営資源の投入【海外】
Bahana Securitiesインドネシア
タイ
Thanachart Securities 2013年2月 業務提携 （タイ株リサーチ） 中信建投証券 2014年11月 業務提携 （中国IB・GM）中国
フィリピン
Development Bank of Philippines
1995年3月 合弁会社設立 2015年11月 業務提携 （フィリピンIB）
ベトナム
Saigon Securities 2008年6月 資本業務提携 （ベトナムビジネス全般） 2016年4月 出資比率引き上げ 持分法適用関連会社へマレーシア
Affin Hwang Investment Bank 2013年12月 業務提携 （マレーシア株リサーチ） アジアの有力金融機関との提携拡充・深化を通じ、アジアにおけるビジネスネットワークを強化 Myanmar Securities Exchange Centre（MSEC） （ミャンマー経済銀行とのJV）
ミャンマー
2016年2月 証券免許取得 2016年3月 取引開始 持分法適用関連会社へ オーストラリア ニュージーランドAustralia and New Zealand Banking Group
株主還元の強化
配当性向（％） 40% 30% より一層の株主還元を図るため、2015年度より配当性向を「30％程度」から「40％程度」に引き上げ Ⅳ‐４．【健全な利益の確保】持続的な企業価値向上0% 1% 1% 2% 2% 3% 3% 4% 4% 5% 東証一部全銘柄平均 大和証券グループ本社 0% 2% 4% 6% 8% 10% （2015年度累計） （2015年度累計） （2016年度1Q年換算） 東証一部全銘柄平均 大和証券グループ本社
参考指標について
当社の配当利回り、ROEは、東証一部全銘柄平均と比較して相対的に高いパフォーマンスとなっている 配当利回り比較 配当利回り比較 ROE（株主資本利益率）比較ROE（株主資本利益率）比較1.94%
Ⅳ‐４．【健全な利益の確保】持続的な企業価値向上3.97%
8.2%
9.5%
7.5%
株主優待品（5,000円相当） カタログから 2点 株主優待品（2,000円相当） カタログから 2点 株主優待品（5,000円相当） カタログから 1点 株主優待品（2,000円相当） カタログから 1点
