セイコーエプソン株式会社
会社説明会
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2016年 8⽉
(証券コード:6724)
本 社 会社名 : セイコーエプソン株式会社 上場市場 : 東証1部(証券コード6724)/JPX⽇経インデックス400銘柄 創 ⽴ : 1942年5⽉ 本社所在地 : ⻑野県諏訪市 社 ⻑ : 碓井 稔 資本⾦ : 532億円 売上収益 : 10,924億円(IFRS・連結) 事業利益※ : 849億円(IFRS・連結) 本社
会社概要(2015年度[2016年3⽉期]実績)
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/21創造と挑戦により⽂化を創出
プロジェクター市場を切り開いた 「ELP-3000」 (1994年) フォト印刷=エプソンを確⽴した 「PM-700C」 (1996年) 世界初のクオーツウオッチ 「クオーツ アストロン 35SQ」 (1969年)1,047 950 155 98 150 80 500 1,000 1,500 2,000 7,363 6,970 1,840 1,704 1,730 1,610 14 10 2015実績 2016予想 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000
事業概要
プリンティングソリューションズ 7,363億円 ビジュアル コミュニケーション 1,840億円 2015年度実績 売上収益(IFRS・連結):10,924億円 ウエアラブル・ 産業プロダクツ 1,704億円 インクジェットプリンター 売上収益 全社費⽤・ 調整額 10,924 10,300 2 事業利益 プリンター:5,189億円 プロフェッショナル プリンティング: 2,016億円 PC、その他 SIDM ウエアラブル機器 ロボティクス ソリューションズ マイクロデバイス他 849 720 -205
/21 ⻑期ビジョン SE15(FY2009-2015) 774 909 257 503 575 △15 182 327 246 212 900 1,012 849 720 380 556 △179 △70 190 △1,113 △197 102 50 △100 844 ※1 1,127 ※2 460 540 14,132 14,797 15,495 14,160 13,478 11,224 9,853 9,736 8,779 8,512 △1,000 △800 △600 △400 △200 0 200 400 600 800 1,000 1,200 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000FY2003 FY2004 FY2005 FY2006 FY2007 FY2008 FY2009 FY2010 FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 FY2015 FY2016
当期純利益(⽇本基準)・当期利益(IFRS)/右⽬盛 SE15後期 新中期経営計画 上場以降の業績実績および業績予想 単位:億円 単位:億円 ※4.事業利益とは、国際会計基準(IFRS)の適⽤にあたり、エプソンが独⾃に開⽰する⽇本基準の営業利益とほぼ同じ概念である利益。 売上⾼(⽇本基準)・売上収益(IFRS)/左⽬盛 営業利益(⽇本基準)・事業利益※4(IFRS)/右⽬盛 ※1.業績改善に伴う⼀時的な税⾦費⽤減少を含む ※2.年⾦制度改定益などの⼀時的な利益を含む (IFRS) (IFRS) 業績低迷 7/28予想 (IFRS) SE15前期 中期経営計画 ※3.繰り延べ税⾦資産の取り崩しなどの計上による 税⾦費⽤増加を含む ※3 (IFRS) ⻑期ビジョン Epson 25 Epson 25 第1期中期経営計画 FY2016 為替前提 USD 106.00円 EUR 121.00円
業績推移
⻑期ビジョン Epson 25
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/21 デバイス 産業 オフィス コンシューマー ウエアラブル,スマートアイウエア, インクジェットプリンター, プロジェクターなど インクジェットプリンター, PaperLab, プロジェクター,SIDMなど プロフェッショナルプリンティング, ⾼光束プロジェクター,ロボットなど オフィス コンシューマー 産業 デバイスEpson 25 第1期中期経営計画 位置づけ
基盤づくり 製品の仕込み 成果を出して利益成⻑ ⾼収益体質の確⽴ ROS 8%ROE ROS 12%ROE 15%
売上収益 ( 億円 ︶ ROS 10% CAGR +5.1% 第1期中期 第2期中期 第3期中期 CAGR +3.4% 12,000 17,000 FY2015(実績) 2018(⽬標) 2021(⽬標) 2025(⽬標) ROS 7.8% ROE 9.5% 10,924 継続的に 10%以上
SE15で残された課題をやり切り、
Epson 25の実現に向けた成⻑基盤を創り上げる
<為替レート> ●FY15通期実績 ¥120.14/USD ¥132.58/EUR ●FY18以降前提 ¥115.00/USD ¥125.00/EUR Epson 25:安定的な売上収益成⻑強みを持つ独創のコアデバイスに、 「垂直統合型ビジネスモデル」で レバレッジをかけ、リソースを効率的に 活⽤しながら、さまざまなお客様に 期待を超える価値を提供する
エプソン流の垂直統合型ビジネスモデル
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/21独創の「マイクロピエゾ技術」を磨き上げ、より⾼⽣産性領域へ⾶躍する
また、⾼い環境性能と、循環型の印刷環境をお客様へ提供する
プリンティング領域 <インクジェットイノベーション>
産業
オフィス
⾼速ラインヘッドスマート化 ドライファイバー テクノロジー 超⾼速コピー PaperLab デジタル捺染 ⾼耐久・ ⾼⽣産性ヘッド ⾼性能インク ⾼速搬送 デジタルプレスマイクロピエゾプリントヘッドの特⻑
熱を使わない 機械的な制御 インク 対応性 精密かつ正確な インク滴コントロール ⾼耐久性 ⾼速 オフィス、商業、産業⽤途にも最適 ⾼画質 インクの選択肢が広く、ホーム、オフィス、 商業・産業など多様な⽤途に応⽤可能 各ノズルが1秒間に最⼤5万発の インク滴を吐出MSDT(Multi Size Dot Technology)に 代表される技術が優れた階調性を実現
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/21インクジェットプリンターの優位性
機構が複雑 熱を使う 接触 粉末インク(トナー) 機構がシンプル 熱を使わない ⾮接触 液体インク VS レーザープリンター インクジェットプリンター対レーザーの優位性
印刷コスト1/2
低消費電⼒
ファーストプリントが早い
消耗品を含めた
定期交換部品が少なく
メンテナンスの⼿間と
時間を省略
多彩なメディア対応
インクジェットの特⻑を活かし、レーザープリンターからインクジェットプリンターへの
テクノロジーシフトを図る
万台
⼤容量インクタンクモデルの拡⼤
プリンター本体に⼤容量インクタンクを
搭載
圧倒的な低プリントコスト
⼤容量インクタンクモデル投⼊
(予想) ランニングコストが重要視されるエマージング市場 <エプソンの課題> 純正消耗品は使⽤されない インクタンクを外付けて販売する改造業者が 台頭 0 200 400 600 800 FY2010 11 12 13 14 15 16 ~4 ~30 ~90 ~130 カ国 + 先進国 エマージング市場13
/21 0 10,000 FY2015 2016 2017 2018 ラベル テキスタイル サイネージ フォト・グラフィックス エプソン調べ、WWデジタル印刷市場規模予測 ⾦額<本体+インク>ベース
既存市場 $M 安定的に推移 アナログ印刷が主流も デジタル市場は順調に拡⼤ (年平均成⻑率 +9%) 成⻑市場新規開拓領域となるサイネージ・テキスタイル・ラベルでの成⻑余地は⼤きい
インクジェットプリンターの商業・産業領域への拡⼤
成⻑市場(サイネージ・テキスタイル・ラベル)で、インクジェットによる
シンプル・フレキシブルな⽣産プロセスを提供し、印刷産業のデジタル化を促進
サイネージ テキスタイル シンプル 作業⼯程短縮、短納期、⾼スペース ⽣産性 フレキシブル オンデマンド、少量多品種⽣産 環境負荷低減 エネルギー、⽔、インク、処理剤の 消費量を⼤幅に削減 シンプル 作業⼯程短縮、短納期、⾼スペース ⽣産性 フレキシブル オンデマンド、少量多品種⽣産 環境負荷低減 エネルギー、⽔、インク、処理剤の 消費量を⼤幅に削減デジタル印刷の優位性
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/21オフィス ホーム 教育 ⼤会議室・ホール
※2001年から15年連続、500lm以上のプロジェクターにおいて(Futuresource Consulting Limited調査)
マイクロディスプレイ技術により、
コミュニケーションのあり⽅を変⾰する
プロジェクターの基幹部品 HTPS(⾼温ポリシリコンTFT) プロジェクター 15年連続世界シェアNo.1※ビジュアルコミュニケーション領域 <ビジュアルイノベーション>
スマートグラス 「MOVERIO BT-200」
メガネのように装着
両眼・シースルー
業務⽤スマートヘッドセット 「 MOVERIO Pro BT-2000」次世代のビジュアルコミュニケーションを実現するスマートアイウエア
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/21 GPS機能付きランニングウオッチ「WristableGPS」 ポジション(GPS)センサー搭載 脈拍計測機能付き活動量計「PULSENSE」 脈拍センサー搭載 ゴルフスイング解析システム「M-Tracer for Golf」 モーションセンサー搭載
⾼精度なエプソンのウエアラブル機器
GPSソーラーウオッチ 「アストロン」 ポジション(GPS)センサー搭載ウエアラブル領域 <ウエアラブルイノベーション>
省スペース・⼩型・精密な制御などを 製品性能として実現する「省・⼩・精の技術」。 これを基盤とした独創のロボティクス技術 ⼩型・軽量・⾼可搬重量、 スペースあたりの⽣産性にも優れたロボット ⼒覚センサー 動作などを⾼精度で 感知できる 世界シェアNo.1 のスカラロボット
省・⼩・精の技術
※ センシング技術 画像処理技術 ロボットに部品の向きや形を 正確に認識させるロボティクス領域 <ロボティクスイノベーション>
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/21株主還元について
創出したキャッシュは、成⻑投資を最優先としたうえで、
財務構造の強化と同時に株主還元に活⽤
9 13 16 16 16 7 10 10 13 7 37 80 9 13 16 16 16 19 10 13 13 13 35 30 30 30 30 18 26 32 32 32 26 10 20 26 20 50 115 60 60 0 10 20 30 40 50 60 70 0 20 40 60 80 100 120 140FY2003 FY2004 FY2005 FY2006 FY2007 FY2008 FY2009 FY2010 FY2011 FY2012 FY2013 FY2014 FY2015 FY2016 (予想) 中間 期末 中間(予想) 期末(予想) 2015年4⽉1⽇付で、1:2の株式分割を実施 上場後の1株あたり配当実績および今期配当予想 ※本業による利益を⽰す事業利益から法定実効税率相当額を控除した利益をベースに算出 項 ⽬ 第1期中期経営計画Epson 25 利益配当 (連結配当性向) 中期的には40%※程度 ⾃社株買い 総合的に勘案し、必要に応じて機動的に実施株価⽔準や資⾦の状況などを
私たちエプソンは、製品・サービスを通して、常にお客様に驚きや感動をお届けします。