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Academic year: 2021

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(1)

-阪神・淡路

20年の取り組みからー

2015年1月16日

兵庫県知事

井戸敏三

1 2

被害の状況

【日時】

1995年1月17日

午前5時46分

【震源】

淡路島北部

深さ約16キロ

【規模】

M7.3

【死者・行方不明者数】

6,434人・3人

【直接被害額】

約10兆円(県総生産の約50%)

【全半壊家屋】

249,180棟

1 阪神・淡路大震災と兵庫行動枠組

阪神・淡路大震災

HYOGO PREFECTURE

海外からの支援

世界各国からの救援物資、義援金、お見舞い

スイスやフランスなど海外からのレスキュー隊による救助・救援活動

創造的復興への取り組み

21世紀の成熟社会を先導する「創造的復興」をめざした施策や事業を展開。

国際防災・人道支援拠点の形成

時代や国・地域、民族の違いを超えた共

通の課題である災害被害の軽減や災害か

らの復興に被災地として取り組んでいる。

国際機関をHAT神戸に誘致

国際的な防災・人道支援活動に資する取

り組みを協働して推進

【主な国際防災関係機関】 ・アジア防災センター(ADRC) ・国際協力機構(JICA)関西国際センター ・国際防災復興協力機構(IRP) ・国連国際防災戦略事務局(UNISDR)駐日事務所 ・国連人道問題調整事務所(OCHA)神戸事務所 ・世界保健機関(WHO)健康開発総合研究センター

(2)

3

1 阪神・淡路大震災と兵庫行動枠組

HYOGO PREFECTURE

ポスト兵庫行動枠組

第2回国連防災世界会議(2005年1月、神戸市)において「兵庫行動枠組」が採択された。

2015年3月、仙台市で第3回国連防災世界会議が開催され、

2015年以降の防災枠組(ポスト兵庫行動枠組)を採択予定であり、

現在、国際的な議論が行われている。

ゼロドラフト(「ポスト兵庫行動枠組」のたたき台)では、「復興」

の重要性が強調されている。

ポスト兵庫行動枠組ゼロドラフト(2014年10月20日)

【目標】

あらゆる施策を通じ、災害リスクを削減し、強靱性を高める。

【優先行動の内容】

・ 災害リスクの理解

・ 防災体制の強化

・ 強靱化に向けた投資

・ 応急対応への備えの強化

より良い復興(創造的復興)に向けた取り組み

第2回国連防災世界会議の様子

阪神・淡路

20年の取り組みの評価・検証

阪神・淡路20年の被災地の取り組みを評価

「ポスト兵庫行動枠組」への提言

2 阪神・淡路20年の取り組み

-ゼロドラフトに基づいて

PREFECTUREHYOGO

災害リスクの理解

人と防災未来センターの整備・運営 等 国際的な防災関係機関の誘致と連携、義援金プロ ジェクト 等 災害対応等の総括的な検証の実施、公表 人と防災未来センター、県立大学等県内大学におけ る研究 学校における防災教育の推進、県立舞子高等学校 環境防災科の設置 等 ハザードマップ(洪水、高潮、 土砂災害、地震、津波)の整備・ 公表 等

国連防災世界会議の誘致、 国連中央緊急対応基金(CERF) への出資 等 「母と子の防災・減災ハンドブック」の作成 等 県立大学等での防災教育・研究 E-ディフェンス、スーパーコンピュー タ「京」の活用促進 防災関係 機関の集 積(神戸東 部新都心) E-ディフェンス ハザードマップ(土砂災害)

(3)

2 阪神・淡路20年の先進的取り組み

-ゼロドラフトに基づいて

PREFECTUREHYOGO

防災体制の強化

防災監の設置、災害対策 センターの設置 等 「県民ボランタリー活動の促進 等に関する条例」、「県民の参画 と協働の推進に関する条例」の 制定 等 自主防災組織の育成支援 等 「ひょうご安全の日を定める条例」の制定、「ひょうご 安全の日推進県民会議」の設立 等 関西広域連合における防災・減災の取り組み等 5 災害対策センター ひょうご防災特別推進員 の地域への派遣 関西広域応援訓練(図上訓練)

2 阪神・淡路20年の取り組み

-ゼロドラフトに基づいて

PREFECTUREHYOGO

強靱化に向けた投資

住宅等の耐震化推進(わが家の耐震改修促進事業)、 庁舎・学校・病院・インフラの耐震化 六甲山系グリーンベルト整備事業 等 「県民緑税」を活用した 災害に強い森づくり、森林 管理100%作戦の実施 「総合治水条例」、 「地 域総合治水推進計画」 「津波防災インフラ整備 5箇年計画(暫定版)の策定 等 6 津波防災ステーション 学校の耐震化 振動実験結果 緊急防災林整備

(4)

2 阪神・淡路20年の取り組み

-ゼロドラフトに基づいて

HYOGO PREFECTURE

応急対応への備えの強化

被害推定・需給推計機能等を有する「フェニックス防 災システム」の整備 等 全県拠点、ブロック拠点の整備 災害医療センター・ 災害拠点病院の整備 等 情報伝達、避難、救出救助等 の訓練実施 ひょうごボランタリープラザの開設、災害ボランティア 活動支援指針の策定 等 「まちの保健室」事業の実施、災害時の保健活動体 制の整備 等 「ひょうご防災ネット」、 「ひょうごEネット」の整備 等 「災害時要援護者支援 指針」の策定、福祉避難 所の指定促進 等 関西広域での 情報共有システム の検討、関西広域 応援・受援実施要 綱の策定 等 7 広域防災センター 関西広域連合ポータルサイト フェニックス防災システム 要援護者避難訓練

2 阪神・淡路20年の取り組み

-ゼロドラフトに基づいて

HYOGO PREFECTURE

より良い復興

(創造的復興)に向けた取り組み

阪神・淡路震災復興計画、阪神・淡路大震災復興 基金 被災者復興支援会議、生活復興県民ネット、阪神・ 淡路大震災復興支援館「フェニックスプラザ」 等 高齢者への支援(高齢者自立支援ひろば等)、こころ のケア体制(こころのケアセンター等)の整備 ボランタリー活動への支援(ボランタリープラザ等) 新産業の創造((財)阪神・淡路復興推進機構(NIRO)、 (財)新産業創造研究機構等) 等 高齢者の自立支援 まちのにぎわいづくり 風化対策 復興基金の設置 ボランティアとの協働 災害時要援護者支援 (福祉避難所の設置、高齢者の見守り) こころのケア 仮設工場、仮設店舗の整備 等 生活復興県民ネット 「引っ越し手伝い運動」 まちのにぎわい づくり (全焼した新長 田商店街の現 在)

(5)

9

3 新しい防災枠組み-5つの提案

HYOGO PREFECTURE

提案1:創造的復興の推進

提案2:地方自治体による国際防災協力

提案3:地方自治体レベルでの防災力の強化

提案4:防災教育・学習の重視

提案5:災害教訓の整理・発信

4 提案1:創造的復興の推進

(1) 復興制度

10 HYOGO PREFECTURE

計画的な復興の推進

復興基金

復興プロセスへの住民参加

民間と行政のパートナーシップの推進

まちづくり協議会活動風景 フェニックス プラザ

(6)

4 提案1:創造的復興の推進

(2) 被災者のエンパワーメント

11 HYOGO PREFECTURE

こころとからだの健康維持

地域コミュニティの再構築

被災者の生きがいづくり

高齢者の見守り活動 いきいき 仕事塾 コミュニティプラザでの活動 (高齢者元気アップ活動支援)

4 提案1:創造的復興の推進

(3)復興の取り組みを防災・減災に活かす

HYOGO PREFECTURE

災害に強いまちづくり

協働による防災・減災の推進

防災力強化 県民運動 復興土地区画 整理事業 上:震災直後 下:完成後

(7)

災 害 名 発生年 支援内容 トルコ地震 H11 震災遺児・孤児育英資金給付 台湾地震 H11 小学校再建支援 インド西部地震 H13 学校耐震化支援 米国同時多発テロ H13 犠牲者遺族に対する高等教育修学支援 イラン南東部地震 H15 学校耐震改修、防災教育・耐震技術研修の推進支援 スマトラ島沖大地震 H16 学校再建支援、津波博物館整備支援 中国四川省地震 H20 病院再建支援 フィリピン台風 H25 台風に強い住宅づくり

5 提案2:地方自治体による国際防災協力

HYOGO PREFECTURE

災害の経験と教訓の共有

13

物的・人的支援の実施

義援金プロジェクト

インドネシア「津波博物館」 災害対策センターでの 研修風景 トルコ「ブルサ防災館」運営支援 (現地での県職員による講義)

6 提案3:地方自治体レベルでの防災力の強化

HYOGO PREFECTURE

防災・危機管理体制の強化

14

自治体トップの意識と能力の向上

地域防災力の強化

トップフォーラム 総合防災訓練 ひょうご防災 リーダー講座

(8)

7 提案4:防災教育・学習の重視

HYOGO PREFECTURE

学校教育における防災教育の推進

15

大学等における専門人材の養成

地域の防災拠点としての学校の活用

震災の教訓を生かし語り継ぐ兵庫の防災教育 県立大学防災教育センター

地域や家庭での自主的な学習活動の促進

防災マップづくり(まち歩き)

8 提案5:災害教訓の整理・発信

HYOGO PREFECTURE

災害の記憶を語り継ぐ取り組み

16

災害の検証・提言

災害遺構の保存・活用

経験と教訓の発信

1.17メモリアルウォーク 「伝える」(阪神・淡路大 震災教訓集) 野島断層保存館

参照

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