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代表者の氏名 氏名を自署する場合 押印は省略できます 押印する場合は 実印としてください 共同申請の場合は 代表となる 1 社 ( 者 ) について記載し 代表者以外の参加企業については 余白に住所 名称及び代表者の氏名を記載し 押印してください ( 別紙 ) 経営力向上計画 について 経営力向上計

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中小企業等経営強化法 経営力向上計画・申請書 作成マニュアル

2016 年 11 月 11 日 知財経営研究社 「経営力向上計画」の認定を受けるための「経営力向上計画認定申請書」は、中小企業庁の Web サイト (経営サポート「経営強化法による支援」)よりダウンロードすることが可能です。 なお、この「作成マニュアル」でご紹介する内容のほとんどは、中小企業庁の「経営力向上計画 策定・ 活用の手引き(申請の手引き)」、製造業の「申請書記載例」等に記載されているものです。実際に申請書 を作成する際には、最新の「経営力向上計画 策定・活用の手引き(申請の手引き)」等をご確認下さい。 「様式第1 経営力向上計画に係る認定申請書」 について 宛名 → 宛名は経営力向上計画の事業分野 (業種)を所管する大臣です。ただし、所管大臣が権限を委譲し ている場合、地方支分部局の長になります。事業分野によって異なりますので、中小企業庁の「経営力向 上計画 策定・活用の手引き(申請の手引き)」を必ずご確認下さい。 宛名の書き方は、「官職+氏名」となります。事業を所管する省庁が複数ある場合は連名としてくださ い。詳しくは「経営力向上計画 策定・活用の手引き(申請の手引き)」をご確認ください。 「様式第1 経営力向上計画に係る認定申請書」をダウンロードしたときの状態では、宛名は、上の図の 左箇所のように、「主務大臣名 殿」となっています。 例えば、東京都の製造業(経済産業省の所管)の方の場合、申請書の宛名は、(本稿を書いている 2016 年 11 月の時点では)初期状態の「主務大臣名 殿 」から、「関東経済産業局長 藤井 敏彦 殿」へと書 き換えて提出することになります。

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代表者の氏名 → 氏名を自署する場合、押印は省略できます。押印する場合は、実印としてください。共同申請の場 合は、代表となる1社(者)について記載し、代表者以外の参加企業については、余白に住所、名称及び 代表者の氏名を記載し、押印してください。 「(別紙) 経営力向上計画」 について 「経営力向上計画」は実質わずか2ページです。必要に応じてページを追加することは可能ですが、む やみにページ数を増やすことは無用です。各項目の内容や、経営力向上を確実に遂行できることが、明確 に分かる記載が求められています。 1 名称等 ・事業者の氏名又は名称 ・代表者名(事業者が法人の場合) ・資本金又は出資の額 → 個人事業主など、資本金を有しない場合は、記載不要です。 ・常時雇用する従業員の数 → 中小企業庁の「よくあるご質問」(中小企業等経営強化法 経営力向上計画に関するQ&A集)によ れば、労働基準法第 20 条の規定に基づく「予め解雇の予告を必要とする者」を従業員と解しています。 よって、パート、アルバイト、派遣社員、契約社員、非正規社員及び出向者については、当該条文をも とに個別に判断されるとのことです。また、会社役員及び個人事業主は予め解雇の予告を必要とする者に 該当しないので、中小企業基本法上の「常時使用する従業員」には該当しません。 *「よくあるご質問」http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kyoka/2016/160725qanda.pdf

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・法人番号 → 個人事業主の場合や、法人番号が指定されていない場合は、記載不要です。 2 事業分野と事業分野別指針名 ・事業分野 → 計画に係る事業の属する事業分野について、日本標準産業分類を確認のうえ、該当する分類コード と小分類名を記載します。小分類の中で所管省庁が異なる場合があるので、できるだけ細分類名も併記し てください。複数の分野にまたがる計画の場合、列記してください。 *日本標準産業分類項目一覧(小分類) http://www.geocities.jp/roudoukankei/sanbun12/mokus.htm ・事業分野別指針名 → 計画に係る事業の属する事業分野における事業分野別指針を記載します。事業分野別指針が定めら れていない場合には空欄としてください。 3 実施時期 ・平成〇〇年〇〇月~平成〇〇年〇〇月 → 3 年、4 年、5 年のいずれかとしてください。例えば 3 年計画であれば、「平成 28 年 12 月~平成 31 年 11 月」とした場合、3 年計画となります。もしも「平成 28 年 12 月~平成 31 年 12 月」とした場合、 期間は 3 年 1 ケ月となってしまいますのでお気をつけください。固定資産税の課税標準の特例の対象と なる経営力向上設備等の取得は実施期間内に行われる必要があります。計画の遡及申請は 2 ケ月が限度 ということです。 ★ 記載例 (製造業の場合) この例では 3 年計画となっています。 従業員数が 75 人ということですので、この事業者様は「製造業に係る 経営力向上に関する指針」が示すところの「中規模」に該当します。 ・小規模製造事業者 : 20 人未満 ・中規模製造事業者 : 20~300 人未満 ・中堅製造事業者 : 300~2000 人未満 小分類「282 電子部品製造業」に加え、 細分類名「2821・・・」も示されて います。

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4 現状認識 → 総じて、現状認識について書くべきポイントは、経営における生産性が低い、またはもっと高める ことができる余地があることの原因を客観的な分析に基づいて明確に記載することです。 ・①自社の事業概要 → 自社の事業等について記載してください。事業分野別指針において、「6 経営力向上の内容」につい て、規模別に取組内容や取組の数が指定されている場合、自社がどの規模に該当するかを明記してくださ い。 ・②自社の商品・サービスが対象とする顧客・市場の動向、競合の動向 → 顧客の数や主力取引先企業の推移、市場の規模やシェア、自社の強み・弱み等を記載してください。 ・③自社の経営状況 → 企業の規模や能力・改善可能性に応じて可能な範囲で分析し、記載してください。上記の分析にあ たっては、財務状況の分析ツール「ローカルベンチマーク」等の活用が推奨されています。しかしながら、 「ローカルベンチマーク」を利用しなくても「経営力向上計画」の作成上は特に支障はありません。 経営力向上の本質を目指すことを念頭に、「経営力向上計画」のバックグランドとなる分析結果を得る ために、この「ローカルベンチマーク」のご利用を検討されるといいでしょう。

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★ 記載例 (製造業の場合) 前述の「1 名称等」によれば、この事業者様は従業員数が 75 人ということですので、この事業 者様は「製造業に係る経営力向上に関する指針」が示すところの「中規模」に該当します。 ・小規模製造事業者 : 20 人未満 ・中規模製造事業者 : 20~300 人未満 ・中堅製造事業者 : 300~2000 人未満 ・「ローカルベンチマーク」には触れられていませんが、「ローカルベンチマーク」において採用されて いる指標の1つである、「売上増加率」を意識した分析となっています。 ・効率の悪い機械が中心の製造ラインがあることを指摘することで、「8 経営力向上設備等の種類」 に記載することとの整合を図った内容となっています。 ・「多台持ち工程」をここで課題として採り上げることで、製造業の「事業分野別指針」が示す「実施事 項」との関連付けを行っている記載内容となっています。 つまり、「6 経営力向上の内容」の「事業分野別指針の該当箇所」と「実施事項 (具体的な取組 を記載)」に記載することとの整合を図った内容となっています。

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5 経営力向上の目標及び経営力向上による経営の向上の程度を示す指標 ・指標の種類 → 「指標の種類」欄は、事業分野別指針で定められた指標がある場合には当該指標を記載し、事業分 野別指針が定められておらず、基本方針にしたがって策定する場合は、「労働生産性」を指標として記載 してください。 基本方針で定められる労働生産性の計算式は以下のとおりです。 労働生産性=(営業利益+人件費+ 減価償却費)÷労働投入量 (労働者数又は労働者数×1 人当たり年間就業時間) なお、ローカルベンチ マークで算出される労働生産性とは、計算式が異なりますのでご留意下さい。 また、現状の数値Aがマイナスとなる場合は、伸び率の計算の際 に分母Aを絶対値として計算してく ださい。 ・A 現状(数値) ・B 計画終了時の目標(数値) ・伸び率((B-A)/A)(%) ★ 記載例 (製造業の場合) ・「指標の種類」としては、製造業の「事業分野別指針」に示されている「労働生産性」を採用し たものとなっています。これは、最もオーソドックスな選択かも知れません。 ・前述の「3 実施時期」 によれば、本計画は 3 年計画となっています。 最低目標である、「+1%以上」を伸び率として掲げたものとなっています。

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6 経営力向上の内容 → 事業分野別指針における実施事項を選択し、経営力向上のために自社が取り組むことを具体的に記 載します。ここの内容が認定を得る上で最も重要と考えられます。 前述の「4 現状認識」では、生産性をもっと向上させることができる余地があることの原因を記載しま す。ここでは、自社の経営力向上のための取り組みによってその原因が取り除かれ、生産性の向上が期待 できるものであることが審査担当者に伝わるような内容であることが望ましいといえます。 中小企業庁の「中小企業等経営強化法 経営力向上計画に関するQ&A集」によれば、事業分野別の指 針に記載されてあること以外に追加で記載いただいても問題はないということです。しかしながら、指針 に記載されていないことを記載する場合には、それによってなぜ生産性の向上に寄与するものであるの か、分かりやすく説明することが求められることでしょう。 ・事業分野別指針の該当箇所 → 事業分野別指針が定められている事業分野においては、実施事項が事業分野別指針のどの部分に該 当しているか記載してください。 事業分野別指針が定められておらず、基本方針に基づいて計画を策定する場合、記載いただく必要はあ りません。 ・実施事項(具体的な取組を記載) → 「4 現状認識」等を踏まえて、事業分野別指針(定められていない分野にあっては基本方針)を参照 して、経営力向上のために取り組むことを取組ごとに具体的に記載してください。 「新事業活動」に該当する場合は、その理由を具体的に記載してください。 ・新事業活動への該非(該当する場合は○)

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→「新事業活動」とは、新商品の開発または生産、新役務の開発または提供、商品の新たな生産または 販売の方式の導入、役務の新たな提供の方式の導入その他の新たな事業活動をいいます。 新事業活動となる取組については、「実施事項」欄は、新事業活動ではない取組とは区分して記載して ください。 なお、「経営力向上計画」の認定によって受けることができるようになる支援措置の1つである、「中小 企業信用保険法の特例」につきましては、新商品・新サービスなど「自社にとって新しい取組」(新事業 活動)に限るとされています。 ★ 記載例1 (製造業の場合) ・「実施事項(具体的な取組を記載)」では、前述「4 現状認識」にて記載した内容と整合が 図られています。 審査する方に伝わるように、具体的に書くことが肝要です。 ・製造業の「事業分野別指針」の実施事項として示されている、「イ.従業員等に関する事項」 の「(1)多能工化及び機械の多台持ちの推進」、「ハ.標準化、知的財産権等に関する事項」 の「(2)暗黙知の形式知化」、「ホ.設備投資並びにロボット及びITの導入等に関する事項」の 「(1)設備投資」が選択されたものとなっています。 ・選択されている項目の数は、「4 現状認識」の「①自社の事業概要」で記述した事業者の規 模に関係しています。本申請者の事業規模は、「中規模」です。

(9)

★ 記載例2 (製造業の場合) 「新事業活動」に該当する場合には、その理由等の説明を簡潔にコメントします。 上記の記載例のほか、例えば、「これは当社にとって新技術開発であり、同時に新規顧客を開 拓するための取り組みでもあるため、新事業活動に該当する」といったようなコメントです。 「新事業活動」に該当する場合には、この欄に「○」を書きます。

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◆ 「製造業に係る経営力向上に関する指針」の主な内容 記載項目 記載内容 目標とする指標 および数値 指標は次の3つである。 ①労働生産性、②売上高経常利益率、③付加価値額 3~5年の計画にて上記①~③の指標について次の伸び率を目標とする。 3年計画: +1%(①、③)、 +3%(②)以上 4年計画: +1.5%(①、③)、 +4%(②)以上 5年計画: +2%(①、③)、 +5%(②)以上 製造業の実施事項 (自社の強みを直接支え る項目) イ.従業員等に関する事項 (1)多能工化及び機械の多台持ちの推進 (2)継続的な改善提案の奨励 ロ.製品・製造工程に関する事項 (1)実際原価の把握とこれを踏まえた値付けの実行 (2)製品の設計、開発、製造及び販売の各工程を通じた費用の管理 ハ.標準化、知的財産権等に関する事項 (1)異なる製品間の部品や原材料等の共通化 (2)暗黙知の形式知化 (3)知的財産権等の保護の強化 ニ.営業活動に関する事項 (1)営業活動から得られた顧客の要望等の製品企画、設計、開発等への反映 (2)海外の顧客に対応出来る営業及び販売体制の構築 (3)他の事業者と連携した製造体制の構築による受注機会の増大 製造業の実施事項 (自社の強みをさらに伸ば す項目) ホ.設備投資並びにロボット及びITの導入等に関する事項 (1)設備投資 (2)ロボットの導入又は増設 (3)IT の導入 (4)設備投資等が製品の品質及び製品一単位当たりの製造費用に大きな影響を及 ぼす分野に関する留意事項(鉄鋼、化学、電子・電気、重電、航空・宇宙、医療機器 等) へ.省エネルギーの推進に関する事項 エネルギー使用量の把握、設備の稼 働時間の調整及び最適な管理の実施、省エネ ルギー設備の導入、エネルギー管理体制の構築 等 事業者の規模と適用条件 小規模製造事業者 (20 人未満) イ(1)~ニ(3) から1項目以上(を選択して「経営力向上計画」に盛り込む) ※ 上記に加え、ホ(1)~へ の1項目以上にも取り組むことを推奨 中規模製造事業者 (20~300 人未満) イ(1)~ニ(3) から2項目以上 ホ(1)~へ から1項目以上 中堅製造事業者 (300~2000 人未満) イ(1)~二(3) から3項目以上 ホ(1)~へ から2項目以上 「6 経営力向上の内容」の「事業分野別指針の該当箇所」に記載するために選択すべき項目の数は、「4 現状認 識」の「①自社の事業概要」で記述した事業者の規模に関係しています。前述の記載例では、本申請者の事業規模は、 「中規模」です。このため、「イ(1)~ニ(3) から2項目以上 」、「ホ(1)~へ から1項目以上 」の条件に合うように合 計 3 項目(イ(1)、ハ(2)、ホ(1))が選択されています。

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7 経営力向上を実施するために必要な資金の額及びその調達方法 ・実施事項 → 「実施事項」欄には、「6 経営力向上の内容」の実施事項ごとの記号(ア~エ)を記載してくださ い。 ・使途・用途 → 「使途・用途」欄には、実施事項ごと に、その事項を実施するのに要する資金について、その部分 の具体的な使途・用途を記載してください ・資金調達方法 → 「資金調達方法」欄には、自己資金、融資、補助金 等を記載してください。 なお、同一の使途・用途であっても、複数の資金調達方法により資金を調達する場合には、資金調達方 法ごとに項目を分けて記載してください。 ・金額(千円) ★ 記載例1 (製造業の場合) ・「実施事項」欄には、「6 経営力向上の内容」の「事業分野別指針の該当箇所」で選択した実施 項目の記号を転記します。 ・「使途・用途」欄には、「実施事項」に取り組むことによって、どのような費用が生じるのかといっ たことを具体的に書きます。

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★ 記載例2 (製造業の場合) 同一の使途・用途であっても、複数の資金調達方法により資金を調達する場合には、資金調達方法ごと に項目を分けて記載します。(チェックシート 7-2) この例の場合、資金調達方法を「融資および補助金」と書き、金額を「30,000」とまとめて記載するのはダ メということです。

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8 経営力向上設備等の種類 → 固定資産税の軽減措置を活用しようとする場合、この欄に記載します。機械及び装置の固定資産税 軽減措置を利用しない場合は、空欄にしてください。 ・実施事項 → 「実施事項」欄には、「6 経営力向上の内容」の実施事項ごとの記号(ア~エ)を記載してくださ い。 ・設備等の名称/型式 → 設備等の名称/型式は、「工業会等の証明書」の記載と一致しているか確認してください。 固定資産税の軽減措置を受けようとする場合、必ず「工業会等による証明書」を添付してください。 *「工業会等による証明書」につきましては、「経営力向上計画 策定・活用の手引き(申請の手引き)」 をご確認下さい。 ・単価・数量・金額 ★ 記載例1 (製造業の場合) ・「実施事項」欄には、「6 経営力向上の内容」の「事業分野別指針の該当箇所」で選択した実施項 目のうち、設備に関連する記号を転記します。

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★ 記載例2 (製造業の場合) ※ 中小企業庁の記載例を加工したものとなっています

・「7 経営力向上を実施するために必要な資金の額及びその調達方法」と「8 経営力向上設備等 の種類」の金額に矛盾が生じていないか確認します。

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認定を受けやすくするための視点 「経営力向上計画」の記載事項として、審査において特に重要となるものは、「4 現状認識」・「5 経 営力向上の目標及び経営力向上による経営の向上の程度を示す指標」・「6 経営力向上の内容」の3つで す。 「経営力向上計画」を作成するに際しては、国が示す「基本方針」や「事業分野別指針」を参照する必 要があります。特に「5 経営力向上の目標・・・」と「6 経営力向上の内容」について書く際には、「基 本方針」や「事業分野別指針」で示されている「経営力向上」のための取り組み事項を選択することが原 則となります。 そして、「4 現状認識」~「6 経営力向上の内容」までの内容が、ロジカルに関連しているように書 くことが肝要です。それは、次のようなことです。 ①「4 現状認識」では、労働生産性が低い、またはまだまだ改善の余地があることの原因を特定しま す。 ②この原因を取り除くため、「6 経営力向上の内容」に取り組む計画を立てます。 ③その結果として、「5 経営力向上の目標・・・」で記載する労働生産性等の数値目標が達成されそう な見通しを示します。 ややテクニック論になりますが、「経営力向上計画」にて書くべき内容は、次のように組み立てるとよ いでしょう。 ①「基本方針」や「事業分野別指針」が示す、「経営力向上」のための取組み事項のうち、自社にとって 効果が高そうなものを選びます。これでまず、「6 経営力向上の内容」で書くべき事項を想定します。 ②上記①に取り組むことによって取り除くことが期待できる、労働生産性が低い、またはまだまだ改善の 余地があることの原因を特定します。 ③上記①に取り組むことによって「5 経営力向上の目標・・・」で記載する労働生産性等の数値目標が 達成されそうな見通しを得ることができるか確認します。 このような考え方のプロセスで、記載事項の骨格を決め、それから詳細かつ簡潔に記載事項を肉付けし ていきます。とりわけ、「6 経営力向上の内容」については、自社として何をするのか、審査員が理解で きるように具体的に書くことが肝要です。 ページ数は原則で2ページとし、必要があれば3ページに増やして書く、と考えて頂ければ結構です。 「 経営力向上計画 申請書提出用チェックシート 」 について この「経営力向上計画 申請書提出用チェックシート」も、「経営力向上計画認定申請書」と同様に、 中小企業庁の Web サイト(経営サポート「経営強化法による支援」)よりダウンロードすることが可能で す。 申請する際に注意すべきことが挙げられていますので、1つ1つ丁寧に確認してください。できれば、 申請書を作成する前に、ざっと確認しておかれることをお勧めします。 申請書の作成に関する注意事項の例として、次のようなチェック項目があります。 □ 計画の実施期間は、3年、4年、5年のいずれかとなっているか。固定資産税の課税標準の特例の対 象となる経営力向上設備等の取得を行う場合には、実施期間内に(その取得が)行われているか。

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□ 新事業活動への該非について、該当している項目がある場合、○と記載し、新事業活動である理由を 記載しているか。 □ 同一の使途・用途であっても、複数の資金調達方法により資金を調達する場合には、資金調達方法ご とに項目を分けて記載されているか。 □ 実施事項(6 経営力向上の内容の実施事項の記号)、経営力向上設備等の名称/型式、単価、数量、 金額を記載しているか。また、名称/型式及び数量は、工業会の証明書等の記載と一致しているか。 また、申請における注意事項の例として、次のようなチェック項目があります。 □ 固定資産税の軽減措置を受ける機械及び装置の取得後の申請の場合は、機械及び装置取得後の 60 日 以内の申請となっているか。 □ 金融支援の利用を検討している場合は、関係機関に相談を行ったか。 なお、本計画の作成に当たって、認定経営革新等支援機関の支援を受けた場合は、その名称を記載する とされています。しかしながら、その機関の確認印は不要です。 以上

参照

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