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Microsoft PowerPoint - 原本130809経営課題抽出と解決の手法(保健医療経営大学)

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Academic year: 2021

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(1)

医療機関における

課題解決のための

3つのフレームワーク

(2)

All Right Reserved, Copyright System Environmental Research Institute Co.,Ltd 2

課題発見と解決に役立つ3つのフレームワーク

◆ ロジックツリー

◆ マトリックス

◆ プロセスフロー

重要課題の発見と解決のために役立つ3つのフレームワーク

樹系図を使ってものごとをブレークダウンして具体化する

WHATのツリー:ものごとの構成要素を具体化する

WHYのツリー:課題の原因を具体化する

HOWのツリー:特定された課題解決のための手段を具体化する

縦軸と横軸に相関性のない2つの基準を設けて、生産性、収益性、商品ポジショニ

ング、取り組みの優先順位・選別を分析するためのツール

ビジネスの流れに沿って、課題を抽出するためのツール

※常に

MECEな関係を意識して作成する

(3)

All Right Reserved, Copyright System Environmental Research Institute Co.,Ltd 3

一般的な市場(顧客)セグメンテーション

① ジオグラフィック要因(地理的基準、気象学的基準等)

② デモグラフィック要因(年齢、性別、所得、職業、家族構成、宗教、人種等)

③ サイコグラフィック要因(ライフスタイル、パーソナリティ、使用頻度、ブラン

ドロイヤルティ等)

その他一般的にMECEになっていると言われているもの

① 4C(顧客/競合/自社/チャネル)=環境分析

② 4P(製品/価格/プロモーション/チャネル)=マーケティング・ミックス

モレなくダブリなく(Mutually Exclusive Collectively Exhaustive)

働いている女性 主婦

子供がいる女性

女性をターゲットとしたセグメンテーション

M ECEにはなっていない

(4)

All Right Reserved, Copyright System Environmental Research Institute Co.,Ltd 4

MECEで構成要素を分ける・絞り込む

会社に入ってくる情報の種類をMECEで整理して下さい

情報

定期

毎日

隔日

週刊

月間

その他

不定期

Web

CD/DVD

電話

その他

人間ドックのターゲット顧客(世帯)をMECEで絞り込んで下さい

人間ドック

受診歴なし

受診歴あり

5㎞未満

5㎞以上

既婚

未婚

40歳以上

40歳未満

世帯年収800万以上

世帯年収800万未満

(5)

All Right Reserved, Copyright System Environmental Research Institute Co.,Ltd 5

ソリューションシステムの3つのステップ

課題の設

(仮説)

解決策の

オプション

(仮説)

解決策

の検証・評価

実施

ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 「問題」となる現象を解決す べき「課題」としてとらえる 「課題」に対する「解決策」の 「仮説」を設定する 「解決策」の「仮説」を「検証・評価」する 問題 「頭が痛い」 (問題となる現象) 課題 「頭が痛いのを治 せるだろうか?」 解決策1 「寝て治す」 解決策2 「薬局に薬を買いに行く」 解決策3 「病院に行く」 評価の軸 薬局に薬 を買いに 行く 例 痛み 時 間 大 有 無 小 2 1 3 とりあえず痛みを取り たいが、病院に行く時 間は無い人にとっては ?

(6)

All Right Reserved, Copyright System Environmental Research Institute Co.,Ltd 6

売上の構造を分解すると・・・

売上=客単価×来店客数×日数

=客単価(商品単価×買上点数)×来店客数(新規客掘起+既存客来店頻度+

商圏拡大)×日数

具体的な問題点抽出のための分解

医業収益 外来収益 入院収益 その他収益 外来延患者数 外来単価 入院延患者数 入院単価 初診患者数 再診延患者数 入院実患者数 平均在院日数 基本診療料 投薬料、・・・ + × + × + 室料差額 公衆衛生活動 + + 入退院実患者数 ×

So What?

“What “を使って構成要素をブレークダウン

(7)

All Right Reserved, Copyright System Environmental Research Institute Co.,Ltd 救急車受入の減少 紹介患者の減少 競合病院の出現 人口の減少 悪い噂 住民からの信頼喪失 検診者の減少 患者満足の悪化 一元管理担当部門の不在 医師と看護師のコミュニケーション不足 入退院計画が共有されていない 医療機器・設備の老朽化 医療政策の変化 課題の原因の可能性をできる だけ多く抽出 課題の原因の可能性をできる だけ多く抽出 紹介受入窓口が不明確 手続きが面倒 患者の接遇に問題 増悪時の受入れが悪い 礼状・返書の不徹底 転帰連絡がない 研修会等の企画がない 疾病別連携パスがない 逆紹介がない 定期的訪問営業の不在 信頼関係がない アンケートやヒアリング、データ 分析等の調査により原因を特定 して、”How”のツリーで具体 的な対策にブレークダウン アンケートやヒアリング、データ 分析等の調査により原因を特定 して、”How”のツリーで具体 的な対策にブレークダウン 新患の減少 運営システムの問題 環境の変化

“Why “を使って原因をブレークダウン(仮説)

病床利用率の 低下 退院基準・ルールが不統一 人員不足

課題

7

(8)

All Right Reserved, Copyright System Environmental Research Institute Co.,Ltd 救急車受入の増加 紹介患者の増加 検診者の増加 患者満足の向上 一元管理担当部門の設置 医師と看護師のコミュニケーション 入退院計画の共有 医療機器・設備の更新 対策をできるだけ多く抽出 対策をできるだけ多く抽出 紹介受入窓口の明確化 手続きの簡素化 患者の接遇改善 増悪時の受入れ 礼状・返書の徹底 転帰連絡の徹底 研修会等の企画 疾病別連携パス 逆紹介対策 定期的訪問営業の実施 信頼関係の構築 最も効果があり、コストを掛けず に実施できる対策を マトリックスを使って選択 最も効果があり、コストを掛けず に実施できる対策を マトリックスを使って選択 新患の獲得 運営システムの 見直し

“How “を使って対策をブレークダウン(仮説)

病床利用率の 改善 退院基準・ルールを統一 人員不足の解消

課題

8

(9)

All Right Reserved, Copyright System Environmental Research Institute Co.,Ltd 9

目的によってマトリックスの軸を使い分ける

何が基準か?

縦軸

横軸

生産性

時間かかる/掛からない

利益大/利益小

収益性

コスト大/コスト小

利益大/利益小

商品ポジショニング

付加価値大/付加価値小

価格高い/価格安い

優先順位・選別

難易度高い/難易度低い

内部だけ/外部協力要

重要性大/重要性小

緊急性大/緊急性小

負担可能性大/小

実現可能性大/小

インパクト大/インパクト小 リスク大/リスク小

市場大/市場小

成長性大/成長性小

量が多い/量が少ない

質が高い/質が低い

□ お互いに相関関係のない、2つの基準を考える

(10)

All Right Reserved, Copyright System Environmental Research Institute Co.,Ltd 10 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 100,000 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 150 在院日数(日) 入 院 単 価 ( 円 / 日 ・ 人 ) A C B D F E G H I 【 【入院患者統計入院患者統計((期間期間○○月~月~○○月月))】】 延べ患者数 延べ患者数 30,00030,000人人 病床利用率病床利用率 9898%% 診療単価 診療単価 36,00036,000円円//人・日人・日 平均在院日数平均在院日数 14.014.0日日

そこで、退院患者の在院日数・診療単

価の情報を用いて左のようなグラフを

作成すると、より詳細に情報を掴むこ

とができます。このような可視化でき

るグラフに展開することで、戦略の立

案を容易にします。

このほかにも可視化することで、戦略

立案に効果的な情報は多くあります。

○救急患者状況

○紹介・逆紹介患者状況 etc

左の数値情報は、病院経営統計におい

てよく用いられるものです。

しかし、これだけでは本質的な部分を

把握することは困難です。また、日常

で診療を行っている医療スタッフはこ

の情報を見てもあまりピンとこないの

ではないでしょうか。

マトリックスを使って経営データを可視化する

(11)

All Right Reserved, Copyright System Environmental Research Institute Co.,Ltd

マトリックスで将来的に充実する診療機能を検討

11 感染症 新生物 血液 内分泌 精神 神経系 眼 耳 循環器系(心臓) 循環器系(脳) 循環器系(その他) 呼吸器系 消化器系 皮膚 筋骨格系 腎尿路生殖器系 先天奇形 その他 損傷・中毒 保健サービス -30.0% -20.0% -10.0% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% -5.0% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 患 者 変 動 率 成 長 率 ( ※ 2) 当院の入院患者シェア率(※1)

医療圏の入院患者の将来推計に基づくPPM分析

○横軸に医療圏における「当院の入院患者シェア率」を、縦軸に医療圏における「患者変動率(成長率)」をとり、疾病を4 つの象限に分類すると上図のとおりになる。 (※1) 医療圏の現在の患者数と当院のレセプトデータにより当院の患者シェア率を算出 (※2) 医療圏の将来患者推計により算出(平成47年(2035年)の疾病別推計入院患者数÷平成22年 (2010年)の疾病別推計入院患者数) 中心利益/成長分野 新規参入 縮小・衰退 ※枠外 妊娠分娩:シェア率44.3%、成長率-31.7% 周産期 :シェア率33.1%、成長率-32.9% 成熟・後退 注:バブルの大きさは平成47年(2035年)の推計入院患者数を表している。

(12)

All Right Reserved, Copyright System Environmental Research Institute Co.,Ltd 12

マトリックスでターゲット・課題を見つける

紹介件数が適正かどうかをみる

紹介件数

なぜ少ないか原因を

解明し対策を立てる必要

更なる件数向上余地がないか

どうか営業の方法を見直す

営業の優先順位は低い

今の現状を維持

診療所規模

(ポテンシャル)

開業医訪問活動が効率的に行われているかどうかをみる

施設規模が大きい場合は

営業の方法を見直すべき

今の状況を維持しつつ

活動の効率化ができないか

施設規模が大きい場合は

訪問回数を増やしてみる

効果が高い原因を分析し

他の施設にも応用する

訪問回数

紹介件数

(13)

All Right Reserved, Copyright System Environmental Research Institute Co.,Ltd 13

マトリックスで対策の優先順位を決める

緊急性

計画を立てる

最優先でやる

やらないと決める

人に頼む

重要度

(メリット)

□ 優先順位をつけるための軸を考える

コスト

計画を立てる

最優先でやる

やらないと決める

余裕ができればやる

効果

(14)

All Right Reserved, Copyright System Environmental Research Institute Co.,Ltd 14

マトリックスで手術症例のターゲットを考える

B:症例数の増加

C:コストダウン

A:維持・拡大

D:見極め

1症

症例数

□ 手術料収入を向上するための方策を考える

(15)

All Right Reserved, Copyright System Environmental Research Institute Co.,Ltd 15

プロセスフローで分けて課題・改善点を見つける

(1)

受付

診察

検査

会計

来院

患者の来院から帰宅までの流れの中で課題を見つけて解決する

診断

処置

帰宅

アクセス・駐車場

迅速な受付・接遇能力

傾聴・質問能力

機器・設備の適切性

説明能力

迅速な会計・接遇能力

フォローアップ

問題はないか? 問題はないか? 問題はないか? 問題はないか? 問題はないか? 問題はないか? 問題はないか?

(16)

All Right Reserved, Copyright System Environmental Research Institute Co.,Ltd 16

プロセスフローで分けて課題・改善点を見つける

(2)

記憶

Memory

試用

Trial

使用

Usage

認知

Awareness

AMTULの法則(病院のファンになってもらう)

愛用

Loyalty

病院があること

は知っている

診療内容を理解

している

受診したことは

ある

何度か行ってい

この病院のファ

ンだ

T/M

M/A U/T L/U

継続的なアンケートでモニタリングして、比率が低ければ対策を考える

ターゲット患者

が来ていない地

域を特定し、広

告や看板、HP

などで知ってもら

→効果がなけ

れば止めるか改

善策を検討す

る。

公民館などでの

健康相談会、市

民講座、広報

誌、ブログ、HP

などで、病院の

強み・特長を訴

求し、信頼しても

らう。

最初が肝心なの

で、患者満足に

つながるように、

職員の訓練を行

う。信頼関係が

築けるような接

遇を行う。

ファンの段階ま

で達していない

ということは、何

かが足りないは

ず。イベントへの

案内、他院には

ない差別化サー

ビスの開発など

を検討する。

この段階になる

と黙っていても

口コミしてくれる

ので、イベント時

には特別席を用

意するなどの特

典の提供など、

FSPを検討す

る。

参照

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