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機器分析センター研修セミナーを開催して

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Academic year: 2021

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(1)機器分析センター研修セミナーを開催して. 機器分析センター    助教授 末澤 裕子  第1回機器分析センター研修セミナーを今年の6,月25日に開催しました。学内共同教 育研究施設「機器分析センター」がスタートしてからすでに4年も過ぎてからというなん とも遅い開催となってしまいました。.  当センターは前身が昭和40年に工学部の附属施設として発足し、昭和54年に当地区 (保土ヶ谷区常盤台)に工学部が移転した時に「研究機器センター」として設置され稼動 しているわけですから、4年経過というより、約20年の実績があります。しかし残念な がら、工学部の附属施設から学内共同施設として独立の研究教育施設となってからも設置 機器の更新や新しい機器の導入はありませんでした。  平成9年に建物が増改築され、機器測定室も増え、旧機器設置室も空調等が新しくなり 稼動環境も良くなりました。そして、ここ2年の問に新しく中型機器(ホール効果測定シ ステム、円二色性分散計、赤外分光装置)が導入され、汎用の大型機器であるX線マイク ロアナライザーも最新機種に更新されました。また平成10年度の特別設備として工学部 で導入された超高速光化学反応計測装置が本センターに移換されることになり、平成11 年度からは17機種の分析機器(49ページ・センター収容装置一覧参照)が稼動していま す。.  センターの広報活動としては、年1回の年報の他に3年毎に概要を発行しており、今年 がその年度にあたるということで、5.月に1999年版を発行しました。また、機器分析. センター設置機器を用いた論文・学会発表集(1995∼1997年)を小冊子として作 成し、工学部、環境科学研究センター、教育人間科学部の教官、技官全員に配布しました。. このような活動広報の気運もあって、センターの職員や運営委員の先生方からも是非とも センター機器紹介等公開セミナーを開催してはどうかとの意見があり、運営委員会で期日、 内容、方法等を検討した結果、6月25日に開催する運びとなりました。  当センターに設置されている機器について、その概要および研究への応用例等を紹介し、 利用者の研究教育の向上をはかるとともに、さらに広範囲の方々へのセンター利用の広報 も兼ねるという目的で、各機器15分程度の紹介の他、機器の見学会も行いました。今回は “研修セミナー開催のお知らせ”を職員の方々に配布したのみで大々的な宣伝をしなかっ たため、何人の方々が参加してくれるのか全く前もって把握できませんでした。しかし当 日、開催場所である当センターのゼミ室・研究発表討論室(30∼40名収容)が満員になる ほどの職員や院生、卒研生等の参加があり、盛んに質問もでて活発で有意義なセミナーに なりました。中でも特に汎用性、利用度の高いX線マイクロアナライザーや電子顕微鏡、 核磁気共鳴装置、質量分析装置に高い関心が集まっていました。.  実質20年余の実績があっても、このように研修セミナー開催することにより、機器分 析センターの意義を広く知らしめ、利用を高め、それが研究教育の向上に貢献することを 再認識し、毎年度の開催の必要性を改めて感じました。. 一4・.

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