社会科授業における情報読解力育成のための授業構成論-兵庫県のNIE実践報告書を手がかりに-
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(2) 妻1情報読解カ育成のための教材の目的と教材活用 目的 材活用 習得型 活用型. 情報漬爆的読解. 情報帰納的読解 情報習得型. 情報習得型. A納的読解. 峨?I読解. 情報活用型. 情報活用型. A納的読解. 峨?I読解. これまでの実践から,新聞の特性を踏まえ. 県のN I E実践報告書を情報読解カ育成のた. た情報読解力育成する主な学習内容を,新. めの教材の目的と教材活用の枠組みをもと. 聞づくりなどで,協同的に収集した情報を. に,類型化し,特性と課題を明らかにしてい. もとに,新たな情報を創出することを目的. る。特性として,教材の目的に関しては,「習. としたr情報創出学習」,新聞の構成,情報. 得型」に偏り,「活用型」を教材の目的とす. 発信者の主張を読み取ることを目的とした. る実践は少なく,教材活用に関しては「情. 「情報構成理解学習」,学習内容の深化,授. 報帰納的読解」に偏り,r情報演繹的読解」. 業の活性化を目的とした「情報利用学習」. の実践が少ない。. と三つ明らかにした。. また,情報創出学習には,「情報帰納的. N I Eの先行理論的研究では,社会科授. 読解」が多くみられ,情報構成理解学習には,. 業におけるNI E実践の位置づけを明確に. 「情報演繹的読解」が目立つ。. して情報読解力育成と関連付けられている. 第1V章では,実践報告書の類型化から明. が,社会に関心をもたせることに重点が置. らかになった特性と課題を踏まえ,子どもの. かれ,情報読解力育成の新間活用の意義を. 関心・意欲ある新聞情報を,教育内容と直結. 含めて論じられていないことが指摘され. させるために,教師が,新聞情報を解釈する. る。. ことが,必要である。次に,教育内容との共. したがって,課題として情報読解カの育. 通点,比較点などを抽出し,教材を設定する。. 成のための枠組みを,兵庫県のN I E実践. 教材活用としては,原因から結果に迫る「情. 報告書を手がかりにして社会科授業におけ. 報帰納的読解」,結果から原因を探究する「情. るN I E実践の特性と課題を明らかにす. 報演繹的読解」の相互を行う教材活用が有効. る。. ではないか。. 第n章では,社会科における教材の性格. 5今後の課題. を,子どもと教師の中間に位置付け,なお. ○社会科授業における情報読解力育成のだ. かつ,教材は,子どもの関心・意欲がある. めの先行事例にあたり,分析することが. 情報を,教師が教材構成することで,子ど. 必要である。. もの主体的な学習を援助するものとして位. ○本研究の教材構成を,現場で検証し,修. 置付けた。. 正を加えていく。. 次に,情報読解カ育成の側面から「教材 の目的」,子どもの認知的側面から「教材活. 主任指導教員 岩田 一彦. 用」の視点を示し,枠組みを提示している。. 指導教員 關 浩和. (表1参照). 第皿章では,1998年から2007年の兵庫. 一369一.
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