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高知大学医学部附属病院 緩和ケアチームの活動報告(2007 年4 月~ 2008 年3 月)

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高知大学医学部附属病院 緩和ケアチームの活動報告

(2007 年 4 月~ 2008 年 3 月)       緩和ケアチーム        ○近藤 恵子  北岡 智子  掛田 恭子  川崎 元敬       楠瀬 正彦  石田 健司  河原 三砂子  竹内 美幸       楠瀬 伴子  小林 道也  高知大学医学部附属病院では 2006 年 7 月に緩和ケアチーム(以下PCT)が発足し、現在では、麻酔科医、 精神科医、整形外科医、リハビリテーション医、婦人科医、内科医、専従看護師、病棟・外来化学療法室看 護師、薬剤師、栄養士、作業療法士、ソーシャルワーカーがPCT員として、がん患者・家族へのケアに携っ ている。昨年は 81 件の新規介入依頼がPCTに寄せられ、平均 40 人/日のがん患者・家族のケアに携って いる。PCTへの介入依頼は、医師(61%)、看護師(31%)からがほとんどであり、主な依頼目的は、精 神的苦痛の緩和、がん性疼痛の緩和、家族ケア、転院・退院調整となっている。介入対象患者は男性が 6 割 を占め、50 歳~ 70 歳未満の年齢層に集中し、腫瘍分類は肺がんが最も多く、次いで頭頚部がん、胃がんの 順となっている。PCTの介入は入院患者を中心としており、相談者・介入対象者のニードに応じた全人的 ケアの実践に努めている。なお、対象患者が退院した後は希望に応じ、がん相談部門を含む地域連携室との 協働の下、外来での療養相談を実践している。また、当PCTの特徴としては、整形外科医、リハビリテー ション医、作業療法士がチームに加わっていることから、骨転移に対する整形外科的評価と治療、がんリハ ビリテーション、在宅移行支援(住宅改修の検討も含む)にも力を注いでいる。そして、地域連携をチーム の強化課題として掲げ、患者・家族に対する緩和ケアの継続や全人的ケアをめざし、関係医療福祉機関への 情報提供を心がけている。最後に、当PCTは、緩和ケアの専門性やチーム活動という点において未熟であり、 多くの課題を抱え模索しながら活動しているのが現状である。今回PCTの活動報告の機会を得たことによ り、チームの活動状況や課題を振り返ることができた。今後は明らかになった課題をチームで検討し、質の 高い緩和ケアの実践をめざしていきたいと考える。 平成 20 年 5 月 17 日 NPO 法人高知緩和ケア協会 第 8 回研究発表会にて発表

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