:SSN 0915-7654
武庫川 女子大学
言語文化研究所年報
第
iO
号
目
次
言語文化研究所の活動の概要
新 聞 第 一 面 の 語 彙 -1997年の 新 聞3紙を資 料 と して 一武 庫 川 女 子 大 学
言 語 文 化 研 究 所 年 報
第
10号
語彙調査 新聞 第一面 1997年 マルチメデ ィア ランタージ・ アーツ コミュニケーション 統合雄
秋
秀
千
竹
本
佐
岸
キ ー ワー ド キ ー ワー ドアメリカでの コンピュータを利用 した指導法研究
一国語科における情報教育―市 川
真文
21
西崎
亨
37
活字 と肉筆
―『坊ちゃん」の「 原稿」と「 初出本」と「 初版本」 と― キ ー ワー ド キ ー ワー ド T力′И駒
“
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肉筆 (原稿)活
字化 書記 「読む」平 岡
照 明
55
口語 民庶 簡略 語 り言葉武庫川女子大学言語文化研究所年報 第10号 (1998)
言語文化研究所の活動 の概要
1.1998年
度の調査研究(1)小
学校国語科教科書の語彙調査 この研究は、小学校国語科教科書に使用 されている語彙を調査す ること によって、現在の語彙教育上の問題点をさぐるとともに、国語教育に関す る基礎資料を得 ることを 目的 とす る。 言語文化研究所では、他方で、若者 (学生)の
言語意識の分析を行 って いる。若者 ことばの現在を理解す るためには、彼 らの言語能力形成の点で 重要な影響を与えると推測 され る、小学校の言語教育についても調査す る ことは意味がある。 また、国語史研究の観点か らも、現代のことば教育の データが必要であ り、そのためにも国語科教科書の調査は有効なもの とな るはずである。 今年度は、教科書に使われている教材による語彙や漢字の違 いに関す る 分析を試みた。本年度はそれについてまとめる予定であったが、 もう少 し 教材の性格 (文学教材、作文教材、言語教材などの違い)と
の関連につい て分析を深める必要が生 じた。そこで、 この問題については来年度を最終 年度 として研究をまとめる予定である。(2)学
生の言語意識の調査研究 この研究の 目的は、学生たちがことばをどう使い、 どう解釈するかの調 査を通 して、若者の言語意識の本質をさぐることにある。若者 (学生)の
言語意識の分析を通 して、 日本語の将来を考える基礎データを得 ようとす るものである。 今年度は、女子学生のことばの使い方 と自立意識の関係を扱 った。女子 学生が男性 とのつ きあいにおいて、 ことばの上でどのような態度をとり、 それが 自立意識 とどうかかわ っているかについて、アンケー ト調査を行っ て、その結果を分析 した。その結果については、LCレ
ポー ト9号
で「 こ2_i998年
度の刊行物等(1)言
語文化研究所年報第9号
前年度 (1997年度)に
おける研究成果の報告 として、以下の論文を掲載 して刊行 した。 佐竹秀雄 :新 聞社会面記事の語彙 と漢字-1997年
の新聞3紙
を資料 とし て一 西崎 亨 :「 あの」の機能一班―歌謡の中の「 あの人」 岸本千秋 :女 子大生の敬語意識 市川真文 :読 むことの情報化対応一国語科における情報教育 ― 高橋博美 :フ ッァシ ョン雑誌に見る「女 らしさ」の変容(2)研
究 レポー ト(LCり
ぽ ―と)9号
・10号 1998年度において、「 学生の言語意識の調査研究」の題 日の もとに行 っ たア ンケー ト調査の結果 と、新聞データを もとに しての語彙調査の結果に ついて報告 した。各号のタイ トルと内容は次の通 り。 第9号
:こ とば 女 と男のあいだ 最近の女性は 自立意識が高いと言われ る。学生たちの世代において も、そのような意識はあるのか。た とえば、女子学生は男性 とのつ き あい方について、 ことばの上でどのような態度を とりたいと考えてい るのか。 こうした問題に関する質問、た とえば、喫茶店に誘 うときの ことば、恋人や夫 といったパー トナーに対する呼び方について、アン ケー ト調査を行 って、結果を集計 し簡単な分析を加えたもの。 その結果、女子学生には男性を立てる感覚を もった人たちが少なか らずいるように思われた。 また、その感覚は自立志向の強い人 よりも 弱い人に多 く見られそ うだ と思われた。 第10号 :新 聞第一面の語彙 1997年発行の朝 日、毎 日、読売新間の3紙
の第一面を取 り上げて、 そこに出現 した語彙を調査 したものの中間報告。その結果、非常に多 とば 女 と男のあいだ」 とい うタイ トルてヽ限告 した。くの漢語が使 われ てい る ことが 明 らか に な った。 そ の よ り詳 しい報告が、本報告書 の佐竹秀雄 ・岸本千秋「新 聞第一 面 の語彙
-1997年
の新聞3紙
を資料 として 一」である。3.言
語文化 セ ミナー の開催 1997年11月 14日 (金)午
後1時
か ら、本学Ll-602教
室 において、「 こ と ば、女 と男のあいだ」 と題 して、言語文化 セ ミナーを開催 した。 セ ミナーでは、 まず研究所側か ら本学の学生に対す るア ンケー ト調査を も とに報告。デ ー ト代は フ リカ ンにす るとヽヽう男女対等型が多いなかで、恋人 や夫に呼び捨 てにされたい とい う意見がかな りあることを指摘 した。 その後、 タ レン トで武庫川女子大学 の卒業生で もある遥洋子氏を講師に迎 えて講演を していただいた。遥氏は、以前、本学 の小松満貴子教授の ところ に研究生 として女性学 を学び、現在は東京大学の上野千鶴子先生 (社会学) の研究室 で勉強中。遥氏は、講演で、 ア ンケー トの結果について、 また、 日 ごろの フェ ミニズム研究の成果 を話 された。4_科
学研究費補助金による研究 1998∼99年度、「新聞記事に基づ く生活基本語彙の選定」(基盤研究 〔C〕) とい うテーマで、科学研究費補助金を得た。 これは、一般人が 日常生活を送る上で本当に必要な語彙 (これを生活基本 語彙 と呼ぶ)を
明らかにするために、人 々の生活 とかかわ りの強い新聞の生 活・家庭面の記事を対象として、生活基本語彙を、調査、分析 しようとする ものである。 本年度は、新聞3紙
(朝日・毎 日・読売)朝
刊の生活・家庭面か らそれぞ れ無作為抽出 したデータを入力 し、語彙調査を行 った。 なお、研究 メンパーは次のとお り。 研究代表者 :佐竹 秀雄 (文学部 教授) 研究分担者 :西崎亨 (文学部 教授) 研究分担者:内村 有里 (文学部 助手)
研究協 力者 :岸本 千秋 (言語文化研究 所 助手)
5_事
務報告(1)組
織 所 長 :佐竹 秀雄 (文学部国文学科教授) 研究員 :西崎亨 (文学部国文学科教授) 研究員 :市川 真文 (文学部国文学科助教授) 研究員 :平 岡 照明 (文学部英文学科教授) 助 手 :岸本 千秋 (言語文化研究所非常勤助手)
(2)そ
の他 9月19日に本学で、 ことわざ研究会に よる第10回ことわ ざフォーラムが 開催 された。その運営に本研究所は協力 した。 なお、 フォーラムのテーマは「 ことわ ざと笑い」。その中のシンポジウ ムで、本研究所の佐竹秀雄がパネ リス トとして「上方落語にみることわ ざ」 とい う題 目で報告 した。武庫川女子大学言語文化研究所年報 第10号 (1998)
新 聞 第 一 面 の 語 彙
-1997年
の新聞
3紙
を資料 として一
1_ は じ “ 〉に 若い人たちの間では、新聞を読 まない とい う人が増えている。読む として もテ レビ欄だけ とい う人 もいる。それに比 して、インターネ ットの利用者数 はます ます増加の傾向にあるし、テ レビは多チャンネルの時代である。雑誌 類は種 々雑多なものが発行 されている。情報の媒体 として新聞を読 まな くて も、社会の動 きを知ることは簡単にできるのである。 しか し、毎 日発行 され る活字の情報媒体 として、新聞はやは り身近な ものであろ う。 その新聞の語彙の現状はどうなっているのか。新聞の語彙調査は、かつて 国立国語研究所によってなされたが、それか らすでに30年以上経 っている。 言語研究のためにも、最近の ことばの動向を知 るためにも、最新の新聞語彙 のデータがは しい。本格的な新聞の語彙調査を企画 しているが、そのための 前段階 として、 ここでは、新聞の第一面を対象に語彙調査を した。本稿はそ の報告である。 昨年の言語文化研究所年報第9号
では、佐竹が「新聞社会面記事の語彙 と 漢字」で、1997年の新聞社会面 (いわゆる三面記事)に
出現 した語彙 と漢字 についての調査結果を報告 した。今回の調査対象は、それ と同 じく1997年の 新聞で、第一面のデータである。2.調
査の方法 朝 日、毎 日、読売の新聞3紙
(各大阪本社発行)の
第一面について、1997 年1月∼12月における、休刊 日を除 くすべての 日の朝刊か ら、各 日5文
ずつ を無作為抽出 した。雄
秋
秀
千
竹
本
佐
岸
デ ータの抽 出方法は次の通 りであ る。 まずパ ソコンで乱数を発生 させ、一 対 の数値 を決め る。その二つの数が、それぞれ紙面におけ るタテ位置 とヨコ 位置 を指す。 タテ位置 は紙 面 の段 の数 を、 ヨコ位置 は段 におけ る左か らの距 離 を意 味す る。 タテ位置 であ る段 につ いては、新 聞の各面 の基本段数 が15な ので、その紙面で該当す る15以下 の数に限定 した。 ヨコ位置は、新聞の横幅 が約380ミ リメー トルあるので、380以 下の数を求めた。次に、その二つの値 に よって決め られた一点を含む、 もしくは最 も近 い文を選ぶ。ただ し、記事 の見 出 し、広告欄、写真の説 明文、天気予報 の説 明文、各紙面の 目次、数字 のみを羅列 した ものは対象外 とした。 この操作を、
3紙
の朝刊それぞれに対 して5回
ずつ行 うことに よって5文
ずつ を抽 出 したのであ る。 この よ うに して得 られたデータは、月1回
の休刊 日を除いた353日 分あ り、全体では5,295文 であ った。 これを計算機 内に入力 し、 プログラム処理に よって使われている語彙 を調べた。調査対象 と した語 彙 は 自立語 だけで、助詞、助動詞 は含め ない。語彙 の調査単位 は短単位1)と した。その結果、 延 べ :125,837語 異 な り:11,721語
が得 られた。3.調
査結果3.1.語
彙表 度数順語彙表の一部 (度数40まで)を
掲げたものが、表1で
ある。複数の 読みが可能な語彙にはできるだけ読みをつけるように し、漢語は片仮名、和 語は平仮名で示 している。同一の語彙について仮名表記 と漢字表記の両方が あった場合は、「既に くすでに〉」「 目指す 〈めざす〉」のように表 し、度数は 両者の合計数を示 している。語種については、和語 (W)、 漢語 (K)、 外来 1` 国立国語研究所の現代新聞3紙の調査で使われた単位で、同研究所の雑誌九十種 調査ではβ単位 と内容的には同 じものである。その くわ しい規定は、同研究所報告12、 21、 37に記載 されている。新 聞第一面 の語彙 順位
語
語種 度数 パーミル
順位
語
語種 度数 バーミル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 29 31 32 33 34 35 36 36 51.0 16.5 8.1 7.6 7.2 7.1 5.8 5.7 5.4 す る よる 二十 ため 市 月 ( 1 省 証 券 容疑 八 事件 七 億 日 (か) 約 pr 6,419 VV 2,081
K l,022
マV 957
K 904
K 897
マV 726
W 716
K 681
K 673
K 659
K 618
K 577
K 574
K 550
K 533
K 532
K 511
K 482
マV 449
K 442
マV 439
K 413
W 407
K 379
K 368
- 363
K 362
K 352
K 352
K 344
K 335
K 333
K 329
K 322
W 319
K 319
い る 日 (ニチ) こ と 年 (ネン) ある なる ン ニ < 本 う 者 九 二 人 五 十 日 的 四 三 円 い 六 ガ ツ) 3.6 3.5 3.5 3.3 3.2 3.0 2.9 2.9 2.9 2.8 2.8 2.7 2.7 2.6 2.6 2.6 2.5 2.5 の 府 同 党 部 こ 県 政 らK 310
K 302
K 299
W 296
K 286
K 283
W 279
K 279
- 278
M 273
- 264
K 263
K 256
K 253
K 247
マV 244
W 243
K 236
K 230
K 227
- 222
K 222
K 219
K 216
VV 214
K 210
K 208
W 207
K 203
K 200
K 199
K 196
K 196
K 194
K 191
K 191
Vヽi 190 2.5 2.4 2.4 2.4 2.3 2.2 2.2 2.2 2.2 2.2 問題 2 対す る 大阪 時 (ジ) 国 (コ ク) 関 係 化 そ の 側 総 会 府 捜 査 東京 利益 事業 会社 もの 方針後
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) み る 分 委員 改革 会議 社 保険 首相 性 くる 1.5 1.5 1.5 1.5順位
語
語種 度数 パーヾル
順位
語
語種 度数 パーミル 75 75 77 78 79 80 81 82 82 84 85 86 87 87 89 89 89 187 187 182 180 178 177 175 174 174 173 171 167 164 164 163 163 163 162 162 161 160 160 160 157 157 155 154 152 152 151 150 150 146 146 144 141 141 112 113 113 113 116 117 118 118 118 121 122 123 123 125 125 125 128 128 128 128 128 133 134 134 136 136 138 138 138 141 142 142 142 145 145 147 147 1_0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 お り 受け る 取 引 大 (ダイ) で きる 後 (ゴ) 金融 区 調査 銀行 これ 求め る 案 供与 屋 (や) 間 (カ ン) 代表 午後 第 示す 死 報告 本部 所 長 朝鮮 企業 また 明 らか ない 氏 度 疑 い 庁 小池 前 (まえ) 中 (チュウ) 融資 建設 検討 逮捕 可能 社長 機関 判断 不 金 (キン) 必要 うち さん 3 議 員 自民 4 開 く 経済 行政 病 院 特捜 協力 神戸 され る 昨年 協議 経営 三十 違反 国際 書 場合 で る 担 当 グル ープ 資金
K 140
K 138
K 138
K 138
K 135
K 133 K 130K 130
K 130
K 129
K 128
W 127
■7 127
- 125
K 125
K 125
- 124
VV 124
Kl 124
K 124
K 124
K 123
K 122
- 122
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K l18
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■7 114
W l13
K l13
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92 94 95 95 1.3 1.3 1.3 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 98 98 100 101 102 102 104 105 105 107 107 109 110 110 1.0 1.0 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 W W W K W K K K K K W W K K W K K K K W W K K K K K K W W W K K W K 一 W K順位
語
語種 度数 パーミル
順位
語
語種 度数 パーミル 147 150 151 151 151 151 155 156 156 158 158 160 161 161 161 164 165 165 165 168 169 169 169 172 172 172 175 175 177 177 177 180 180 180 180 180 185 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.8 0.8 0.8 0.8 0.8 0.8 185 185 188 188 188 188 188 188 188 195 195 195 198 198 198 198 198 203 203 203 203 207 207 207 210 210 210 210 210 210 210 217 217 219 219 219 222 0.8 0.8 0.8 0.8 0.8 0.8 0.8 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 進める 被告 結果 削減 施設 調べ 」ヒ 制度 法 0 株 兆 最終 都 (卜) 内 (ナイ) 出る
%
情報 処理 社会 職 員 法 人 考 え 時 間 費 さらに 財政 環境 決め る 年度 一部 計画 新 聞 中 (なか) 認 め る 団 マV l12
K lll
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K 106
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K 105
K 105
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G 103
K 103
K 103
K 102
K 101
K 101
K 101
VV 100
K 100
K 100
マV・99
K 99
K 98
VV 98
K1 98
K 97
K 97
K 97
VV. 97
VV 97
K 96
得 る 米国 一方 午前 今後 車 (シャ) 提供 発表 万 員 行 う 事 故 現在 向け る 国会 対 象 予算 96 96 95 % 95 95 95 95 95 94 94 94 93 93 93 93 93 92 92 92 92 9︲ 9︲ 9︲ 90 90 90 ∞ 90 90 90 89 89 88 88 88 87 W K K K K K K K K K W K K W K K K W K K K W W W W W W K K K K K K 一 一 K K 会 長 今年 実施 総務 与党 しか し 固め る 山 0.8 0.8 0.8 0.8 0.8 0.8 0.8 0.8 0.8 0.8 0.8 0.8 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 ごろ 強 い 計 数 (スウ) 税 同 日 関連 百 9 京都 上 (ジ ョウ) 市場順位
語
語種 度数 パーユ
順位
語
語種 度数 パーミル 222 224 224 224 224 228 228 228 228 228 233 233 235 235 235 235 235 240 240 240 243 243 243 243 243 248 248 250 250 250 253 253 255 255 255 255 259 0.7 0.7 259 259 259 263 263 263 263 267 267 267 267 271 271 271 271 271 276 276 276 276 276 281 281 281 281 281 281 287 287 287 287 287 287 287 287 295 295 0.6 0.6 0.6 中国 6 会談 大蔵 統領 7 以上 局 地検 負担 学校 支援 額 使 う 少年 全国 対 策 政 治 責任 野村 ま とめ る 幹部 合意 地方 末 (マツ) 確認 策 参院 述べ る 前 (ゼン) 8 決定 関す る 事務 審議 特 別 橋本 人 (ジン
) K
地域K
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開発K
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) K
うえW
処分K
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当時K
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業務K
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不正K
目W
O
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県警K
見 るW
国民K
持 つW
世界K
米軍K
影響K
含むW
0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0_6 0.5 0.5新 聞第一面 の語彙 順位
語
語種 度数 パーミル
順位
語
語種 度数 バーミル 295 295 295 300 300 300 300 300 305 305 305 305 309 309 309 309 309 309 315 315 315 318 318 318 318 318 318 324 324 324 324 324 324 324 324 332 332 0.5 0.5 0.5 332 332 336 336 336 336 336 336 342 342 342 342 342 342 342 349 349 349 349 349 349 349 356 356 356 356 360 360 360 360 360 360 360 360 360 360 370 0_5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 今回
K
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) K
アジアG
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始 めW
住宅K
中心K
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K
理事K
枠W
意 見K
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説 明K
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中央K
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具 体K
自治K
首脳K
出すW
対 応K
こ うW
安 田― 厚生
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構造K
国内K
盛 るW
分か るW
民主K
メー トルG
道 (ドウ) K
目指くめざ〉すW
両K
家K
機K
五十K
衆院K
通 信K
力 (リ ョク)K
回K
技 術K
商法K
政策K
表 明K
夜W
予定K
移植K
官K
基本K
省庁K
大使K
目標K
率K
ロシアG
組織K
体制K
団体K
以降K
一般K
規制K
起 訴K
指摘K
損失K
第一K
同社K
模様K
労働K
意 向K
0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0_5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5370 370 370 370 370 370 370 370 370 370 381 381 381 381 381 381 381 381 381 381 381 381 381 381 395 395 395 395 395 395 395 395 403 403 403 403 403 改正 基準 近 く 検査 見通 し 債権 状況 新進 理 由 ´ヽフレー 安全 院 加 え る 1日 歳 市立 周辺 新 た 請求 続 く 日米 米 役 韓 国 公共 口座 続け る 提案 内容 返還 要 求 キ ロ 解 決 基地 四十 事 情 化す る 順位
語
語種 度数 バーシ
順位
語
語種 度数 バーンレ 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 403 403 403 403 412 412 412 412 412 412 412 412 412 412 422 422 422 422 422 422 422 422 422 422 422 422 422 435 435 435 435 435 435 435 435 435 444 生 (セイ) 大 きい 同 じ 要請 とる 株式 管理 強化 現金 初 めて 段階 犯行 郵政 郵 便 い く ドル 各 活動 記者 殺害 時代 条約 石油 二百 平和 防衛 本社 め ぐる 基 づ く 規模 教育 作業 参 加 多 い 破 たん 部分 まま
新聞第一面の語彙 順位
語
語 種 度教 パーミル
順位
語
語種 度数 パーミル 444 444 444 444 444 444 444 444 444 444 444 444 444 458 458 458 458 458 458 458 458 458 458 458 458 470 470 470 470 470 470 470 470 470 470 470 470 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 470 470 470 470 486 486 486 486 486 486 486 486 486 486 496 496 496 496 496 496 496 496 496 496 506 506 506 506 506 506 506 506 506 506 506 506 506 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.3 空港 件 殺人 姿勢 指導 条件 図 る 整備 選 大学 脳死 保証 役 員 システム 維持 関西 形 (ケイ) 使用 市民 主張 組合 導 入 保護 防止 予想 それ 応 じる 課 公邸 考 え る 再編 最大 主義 住民 生活 投票 内閣 人質 総合 臓器 大手 中学 法案 一時 会見 共同 最高 実現 所得 全 台 置 く 方向 セ ンター 改善 現場 賛成 自己 自由 取 る 十分 重要 泉井 組む 総額 他 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 47 47 47 47 47 47 47 47 47 47 47 47 K K K K K K W K K K K K K G K K K K K K W K K K K W M K K W K K K K K K K 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 7 7 7 7 6 6 6 6 6 6 6 6 6 6 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 K K 一 K W K K K M K K W K K K K K K K K K K W K G K K K K K W K K 一 W K K ろ 対 一 こ 務 反 非 隆 炉 と 核 今 常 0.3 0.3 0.3 0.4 0.4 0.4 0.4
順位
語
語種 度数 パーミル
順位
語
語種 度数 パーミル 506 506 506 506 506 506 525 525 525 525 525 525 525 525 525 525 525 525 537 537 537 537 537 537 537 537 537 537 537 537 537 537 551 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 大和 通 り 程度 当局 分野 利用 お 拡大 関与 行革 自動 多 く 聴取 批判 比 民間 預金 論議 系 今月 詐欺 裁判 始 まる 支持 修正 千 総 動 き 派 被害 方 (かた) 連合 以来 一 W K K K K W K K K K W K K K K K K K K K K W K K K K W K K W K K ︲ 4 ︲ 4 4 4 4 4 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 1 4︲ 4︲ 4︲ 4︲ 4︲ 4︲ 4︲ 4︲ 4︲ 4︲ 4︲ 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 40 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3
551
医師K
551
温暖K
551
海 (カイ) K
551
危機K
551
三菱―
551
市 内K
551
新党K
551
成立K
551
選挙K
551
知事K
551
方式K
563
か く力〉月:K
563
火災K
563
確保K
563
期 間K
563起
きるW
563
緊急K
563
厳 しヽヽW
563
支 出K
563
重油K
563
′」ヽ沢―
563
推進K
563
正式K
563
線K
563
地球K
563
直接K
563
都 市K
563
頭取M
563
与 えるW
563
来年K
563
連続K
563
六十K
語 (G)、 混種語 (M)、 お よび、その他 (―
)の 5分
類 とした。その他は「 日 本国内の地名・人名等の固有名詞及びアラビア数字」に限 った。 したが って、 固有名詞であ って も「 ベルー」「 ダイアナ」な どは外来語 として扱い、漢数 字の「 一」∼「 十」については漢語 と認定 した。出現率はパー ミルで表 して いる。 最 も多か ったのは「 す る」で、それに「 いる、 日 (ニチ)、 こと、一」 と 続いている。 これ らの語彙は新聞の語彙調査では常に上位を占め るものであ る。今回の調査における特徴的な語彙 と思われるものとしては、29位の「証 券」、55位の「総会」、58位の「利益」、87位の「供与」、そ して、89位の「屋」 や「 代表」などが挙げ られ よう。 これ らは証券会社が総会屋に利益供与を し ていた事件に関係す る語彙である。 また、「容疑」(31位)、「事件」(33位)、 「 捜査」(57位)な
ども一般的な事件・事故を表 している語彙である。 これ らの語彙が上位にきた とい う事実は、1997年には第一面に取 り上げ られ るよ うな、世間を騒がせた事件が多か った ことを反映 しているものであろ う。「省」 (29位)、「 党」(39位)、「 政府」(43位)、「 首相」(72位)、「 金融」(81位)、「 銀 行」(84位)な
どは政治・経済にかかあ る語彙であ り、新聞第一面の特色を 表 している。東京 (58位)よ
り、大阪 (48位)の
方が上位に入 っているのは、 大阪本社発行の新聞 とい うことで、地元に関連す る記事の多さが影響 してい ると考えられ る。3.2.語
種別使用率 語彙の語種別比率を次に掲げ る。図1か
ら図3が
それで、図2、 図3は
、 異な りと延べについて、出現度数を5段
階に分けてそれぞれの出現頻度 レベ ルでの語種比率を表 した ものである。 まず、図 1に ついて見てい く。 ここで注意を引 くのは、漢語の使用率の高 さである。和語に比べて、異な りではぼ2倍
、延べでは2倍
以上になってい る。その理由としては、新聞記事 とい う媒体の特異性が考えられ る。新聞で は限 られた紙面で情報を伝える必要があるため、短 く簡潔に表現できる漢語 が好 まれ る。 また漠字を多用す る傾向 もある。た とえば、「 アメリカ」は、図
1
異な り語数 と延べ語数一
旺
血
匿
%
匡
匿
一﹂
異 な り 延 ベ G M 一 W 83 45 10 16 3.1 92 出現度数が18で1,253位に入 っているが、 アメリカを表す語彙は「 米」 とし て使用 されているものが多い。「米国」(185位)、「米軍」(287位)、「 日米」(381 位)な
どがそれである。片仮名表記にす ると4字
分のスペースを必要 とす る が、漢字表記 (漢語)で
は1字
分で済む。 もう一つには後述す るが、 日時や 金額な ど新聞記事に とって欠かせない要素である数字が、高い出現頻度の レ ベルで多 くを占めていることが考えられる。前述のように漢数字は漢語 とし て扱 ったので、必然的に漢語の使用率が高 くなっていると推測される。 しか し、今回の新間の漢語使用率は、他の調査結果 と比べても非常に高い。 過去の調査、たとえば、国立国語研究所の雑誌調査2)では、異な りは和語(36.7%)よ
り漢語(47.5%)の
方が高いが、延べでは逆転 して、和語が53.9%
で漢語が41.3%で
ある。それ と比較 してみても、今回の調査では漢語の使用 率が非常に高いことが大 きな特徴であると言え よう。 外来語は延べ語数3.1%、 異な り語数9.2%で
あった。一番多 く使用 された 外来語が「 グループ」(147位 /度数112)で
、「 パーセ ン ト(%)」、「 アジア」 と続いている。先の雑誌調査 (41年前のデータ)で
は、延べ2.9%、 異な り9.8%で
あるか ら、当時 とさほ ど大 きな差はない。一般に、 この二、三十年 の間に、外来語が大 きく増加 しているだろ うと推測 されているが、新聞の第 一面に関 してはその推測はあてはま りに くい ようである。 2' 国立国語研究所報告25『現代雑誌九十種の用語用字 第三分冊 分析」(秀英出版, 1%4年) 272 目 日 280 匡 厖新 聞第一 面の語彙 そ の他は先 に も述べた ように「 日本の固有名詞及びアラビア数字」 であ る。 調査時では、毎 日新 聞が 日時、年齢、数量 な どをすべてアラビア数字 で表 し てい るのに対 し、朝 日新聞 と読売新聞はそれ らを漢数字 で表 している。 この 毎 日新 聞 の表記方式 は近年 のや り方 であ り、 以前 な らば もっと漢数字 が多か った ことにな り、それに応 じて漢語 の比率が さらに高 くな っていた と考え ら れ る。それは ともか く、新聞におけ る数字 の重要 さは大 き く、表
1で
、 ア ラ ビア数字 と漢数字 を合わせ ると、50位 までに13語 も占めている。 次 に、 図2、 図3を
見 てみ よ う。 出現度数 を5段
階に分けた、頻度段階別 の語種比率 グラフである。 グラフを見やす くす るために、混種語(M)と
そ の他 (―)は 一緒 に して表 してい る。 図2
異な りの頻度段階別の語種比率 24以上 23∼ 10 9∼6 4∼ 5 3以下 24以上 23∼ 10 9∼ 6 4∼ 5 3以下 図3
延べの頻度段階別の語種比率 50 一 K G M W ::│:■266●:::::::: :::::::::::292:::::::::::: 04 ■:29 ::::::::::26_7:::::: 1:1:::281■::::: 0 25 75 100 ■■ K EコG
鬱〃M― Eコw
塵m
壼 国 団回 団 И ね 5 11-5 蒻E
外来語は、異な りも延べ も、出現頻度の レベルが低いほど、外来語の比率 が増えている。た とえば、異な り(図
2)で
言 うと、度数24以上では2%に
満たないが、度数3以
下では11%を
超えている。つま り、外来語は繰 り返 し て使用 されるような語彙は少な く、反対に、 さまざまな外来語が 1回 か ら3 回とい う少ない頻度で使用 されていることを意味 している。図2で
、外来語 と対照的なのが漢語である。漢語は出現頻度 レベルが低 くなるにつれて、漢 語の比率が小 さくなっている。つま り、繰 り返 し使用 され る語彙が多い とい うことである。 また図3で
は、和語が、全体の傾向として、出現頻度 レベルが高 くなるに つれてその占める比率が小 さくなっているのに、度数24以上では比率が増え て、30%近
くを占めている。 これは「す る」(1位
/6,419)、「 いる」(2位
/2,081)の
度数が、3位
以下の語彙の度数を大幅に上回 ってお り、それに よ る影響が大 きい。3.3.外
来語 とその他 次 に、 外来語 とそ の他 につ いて、 出現 度数 の高 い30語 を示す。( )内
は 全 体の順位 であ る。 外来語 では基本的 でな じみ の深 い語彙 が上位 に入 ってい る。 14位 の「 ガイ ドライ ン」は、比較的新 しい語彙 で、「 日米防衛指針 」 が取 り沙汰 され てい た こ とがわか る。 また、「 ペ ル ー」、「 オ レンジ」 は、それ ぞれ連 日報道 され て いた事件に関連す る語彙である。その他では当時の首相の名
(橋本
)よ
り、いわゆる「世間を騒がせたコ と
される人物の名
(小池
/隆
一
)の
方が上位にランクインしている事実が興味
深い。それ以外の人名の「安田」
「泉井」
「友部」
「土師」は、事件に関係す
るものであ り、これらからも
1997年の事件が うかがえる。
「神戸」
「須磨」と
ヽヽ
う地名は、神戸市須磨区での児童連続殺傷事件に関係しているものだろう。
関西地方での事件ということもあってか、第一面で頻繁に取 り上げられてい
たことがわかる。
外来語 順位 順位
語
度致{パーミル)全劇強 1 2 3 4 Э 6 7 8 9 10 11 11 13 14 14 16 グル ー プ
112(0.9)
% 103(0.8) ア ジア68(0.5)
メー トル 62(0.5) ロシア58(0.5)
ベ ル ー55(0.4)
キ ロ53(0.4)
ドル51(0.4)
シス テ ム48(0.4)
セ ンター44(0.3)
ガス37(0.3)
テ レビ37(0.3)
ケ ース34(0.3)
ガイ ドライ ン 32(0.3) ホ テル32(0.3)
ウ ラ ン29(0.2)
147 165 300 332 356 381 403 422 458 506 634 634 695 737 737 81517
カ ンボ ジ ア17
ホ ー ム17
レベ ル20
エ ネ ル ギ ー20
サ ー ビス20
トップ20
バ ン ク24
メ ー カ ー25
ドイ ツ25
ビル26
オ レ ン ジ26
ヘ リポ ー ト26
マ イ ナ ス26
メ ンバ ー 26(0.2) 26(0.2) 26(0.2) 23(0.2) 23(0.2) 23(0.2) 23(0.2) 22(0.2) 21(0.2) 21(0.2) 20(0.2) 20(0.2) 20(0.2) 20(0.2) 918 918 918 1,023 1,023 1,023 1,023 1,067 1,108 1,108 1,154 1,154 1,154 1,154 その他 順位 語度致(バーミル)全体颯也 順位
語
度郵 ′`一ヽル)全体項位 1 2 3 4 Э 6 7 8 9 10 10 12 12 14 15 16 17 27 46 48 58 109 125 128 134 158 219 219 224 228 240 253 259 263 1 2 大阪 東京 小池 3 4 神戸 野村 8 橋本 須磨 363(2.9) 278(2.2) 264(2.1) 222(1.8) 144(1.1) 125(1.0) 124(1.0) 122(1.0) 107(0.9) 88(0.7) 88(0.7) 86(0.7) 85(0.7) 82(0.7) 78(0.6) 76(0.6) 75(0.6) 70(0.6) 69(0.5) 67(0.5) 63(0.5) 47(0.4) 44(0.3) 44(0.3) 41(0.3) 40(0.3) 39(0.3) 38(0.3) 36(0.3) 32(0.3) 都 5 9 京 6 7 18 0
19
兵庫20
沖縄21
安田22
隆一23
泉井23
大和25
三菱 26 ′」ヽ沢27
奈良28
友部29
友が丘30
土師 287 295 305 324 470 506 506 551 563 584 609 650 7374.お
わ りに 1997年 は、社会で大 きく取 り沙汰 され る事件が起 こった年 であ る。「 神 戸 児童連続殺傷事件」「 ベ ルー 日本大使公邸人質事件」「 ロンアの タンカーか ら 重 油流 出」「 大企業 が総会屋 へ利益 供与」 な ど。 これ らの ニ ュースは、政 治 経 済面 が 中心 であ る第一面 を もに ぎわせ た。 それ だけ大 きな事件 であ った と い うことであろ う。 また、氾濫 していると言われ る外来語であるが、第一面に関 しては、基本 的 な語彙 が使用 され ていて、使用率 も過去 のデ ータ と比べ てそれほ ど変わ っ ていない ことがわか った。 そ して、何 よ り注 目され るのは、漢語 の使用率 の高 さであ る。新聞第一面 の記事 とい う特異性を考 え合わせた として も、紙面 の6割
強が漢語 で 占め ら れて い る状態 は、他 のマス メデ ィア と比べ て も異 質であろ う。新 聞を読 まな い若者たちが増 えている理 由の一つが、 ここに もあると言 えるのではないだ ろ うか。武庫川女子大学言語文化研究所年報 第10号 (1998)
アメリカでのコンピュータを利用した指導法研究
一 国語 科 に お け る情 報 教 育 2-市 りll
真 文 コンピュータからメデ ィアヘ アメ リカでの コンピュータを利用 した学習指導方法の研究は、鈴年代に盛 んになった。それ以降、現在でもコンピュータを学習指導に積極的に利用 し ようと研究が行われている。 しか し、80年代の研究が 目指 していたものと、 現在の研究が構想 している授業実践 とのあいだには、大 きな隔た りがあるよ うに見える。 それは、た とえば コンピュータとい う用語が、80年代 と現代 とでは研究の なかで占めている位置が違 っていることか らもわかる。同 じように コンピ ュータを利用 しなが らも、その意味付けは変わ ってきている。80年代は、 コ ンピュータとか コンピューテ ィング、 コンピュータライズとヽヽう用語が、そ のまま研究を性格づけるキー ワー ドとなっていた といえる。現在の指導方法 研究でもコンピュータとい う用語は用いられているが、研究の特質を示す用 語 とはいいがたい。現在の研究を性格付ける用語 としては、 メデ ィア、 とく に電子 メデ ィア、マルチメデ ィア、デジタルメデ ィアが適当であ り、実際に 論文・報告などでの使用が 目立 っている。いずれ も、モノとしては コンピュー タが核 となっているのだが、 コンピュータといわずに、あえて メデ ィアと呼 ぶ ところに、80年代の研究か ら進んできた現在の研究が求めているもの、あ るいは、 この間における授業構想の中での コンピュータに果たさせたい役割 の変化、その根底にあるそもそ もの コンピュータについての認識の変化が う かがえるといえよう。 そ こで、80年代の終わ りか ら90年代の前半にかけてのい くつかの研究報告 を並べてみ ることで、 この間のアメ リカの指導方法研究の転換を素描 してみ たい。80年代実践研究への反省 85年に
USA Todayが
行 った調査では、83年に学校に導入されてヽヽるコン ピュータはお よそ29万台であ ったが、85年には107万台、326人に1台
の割合 であ ったものが、40人に1台
にな り、 これが さらに89年 には280万台、15人 に1台
となるとい う予測を立てていた。 コンピュータの利用の仕方 も、70年 には学習指導で コンピュータを利用する割合は1%で
しかなかったが、80年 には 5%、 85年には30%と
増加 し、90年には学校での コンピュータ利用の半 分が授業での利用になるだろ うとい う推測がされていた。 ところが、88年の時点で次のような指摘が成 されている。 急速にお こった、読み書 きの学習指導においてマイ タロ・コンピュー タが もた らす可能性についての、最初の頃の熱中が過 ぎて しまうと、一 般的な大多数の教師たちの間では、 コンピュータ利用が次第に減少 して いった。(McCInt∝
k1988)
要す るに、 コンピュータを利用 した指導法の研究、授業構想の研究は、一過 性の ものであ った とヽヽうのである。多 くの教師にとっては、授業でマイ クロ ・コンピュータを使 うことは、さほど魅力的ではないとい うことであろ う。 アメリカでの コンピュータを利用 した指導法の研究は、いわば国家的 プロジ ェク トとして始 まったのだが、 この指導法開発が10年ももたず、根付 くこと な く後退 していったわけで、 この原因は さまざまに分析 されている。 Balaj■yは、
教室技術の批評の盛 り上が りは、ハー ドウェアとソフ トウェアの品質
の低さと、テクノロジーの成果を教室での有意義な学習に結びつける点
での教師の無能さに向けられた。さまざまな教育研究者が、失敗 した「マ
イクロ・コンピュータ革命」を調査 し、大勢が、教育におけるコンピュー
タ利用への興味が低下 した要因、教師教育や熱意や責任にかかわる要因
を認めている。合衆国科学技術監査局は、いくつかの学校を調査して、
テクノロジーの可能性がいまだ実を結んでいないのは、教師に関わる
3つの主要な要因によると結論付けた。それは、時間の欠如、機会の欠如、
支援の欠如である。
(&止
jthy l"4)ア メ リカでの コンピュータを利用 した指導法研究 とま とめてい る。実施 したい授業にみあ うだけの質の´ヽ― ドウェア・ ソフ ト ウェアがなか った り、あ るいは教師 自身の技術上の応用力 ‐実践 力のなさが 指摘 され ている。 さらに、学校側 の要 因については、教師教育 の中で コンピ ュー タな どの利用教育が十分に行われていない こと、指導方法の改善 に コン ピュータを利用す る意欲が乏 しい こと、実際に利用 しようと して も管理運営 上 の問題か ら思 うよ うに実践 できない ことが述べ られている。教師の実践場 面 では、 コンピュータを利用 した実践 に取 り組 むにあた り十 分 な時間が な く、 また 日常的に コンピュータに接す ることができず、実践 している教師たちヘ の有効な支援 の手だてがないがために、 コンピュータがその可能性を学習指 導 で実現 しえていない と してい る。 これ らは いずれ も、 コンピュー タの有効 利用 をはか る うえで整備すべ き要 因であ り、現在 にあ って も重要 な指摘 であ る。 しか し、いわば これ ら授業 とコンピュータを と りま く環境の問題に もま し て考えてみねばな らないのは、 コンピュータは何をす るものなのか、 コンピ ュータを学習指導 で利用す るとは ど うい うことなのか とい う点であろ う。 読 書 の入門期 にかかわ る次の指摘 のなかに、80年 代の実践 が前提 とし、 ま た、それゆえ十分な効果をあげえなか った原因を探 ることがで きる。それは、 観察 され たふたつの読書 の事例、庭で見つけた ア リについて、父親 と一緒 に 百科事典で調べ ることと、マ ーサ ・メイヤーの『 おばあちゃん とぼ くと』 を CD‐
ROMで
読 む ことを もとに、入 門期 と コン ピュータのかか わ りの根幹 を つ いてヽヽる。 これ ら2つ
の異な った出来事は、私 の心の無意識の領域で、 どうヽヽう わけか二重写 しにな ってきた。一緒に百科事典 のページを繰 っていた と き、 父親 の膝 にあたたか く持たれていた少年 と、 マウス・ ク リックにつ れ て ア ニメーシ ョンが動 きだ した り、 コンピュータの声が単語を読み上 げ る ときに、ひ と りぼ っちでいすに座 っている少年のイ メージ。 どち ら も、 子 どもが本 に没頭 しているイ メージではあるけれ ど。私は、 コンピ ュータに よって読書の経験が与え られ る少年 について心配になって くる。 子 どもた ちの本 の コンピュータ化 された版は、読書の経験 に創造的な経験を補 うことができる。だが、優 しく曖かい声や肉声によって朗読 され るお話や挿絵を楽 しむために実際の、生 きている、そ して思いや り深い 人に寄 り添 う感覚を、 コンピュータで置 き換えることはできない し、そ うす るべ きでもない。 一中略― 子 どもたちに文学を最初に経験 させ る仕事にあっては、 コンピュータは、人間の程度の低い代用品にす ぎな い。(Me■ on 1994) コンピュータが もたらすであろう価値、読書における創造的な経験を認めつ つ も、「 優 しく暖かい声や肉声に よって朗読 されるお話や挿絵を楽 しむため に実際の、生 きている、そ して思いや り深い人に寄 り添 う感覚を、コンピュー タで置 き換えることはできない し、そ うす るべ きでもない。」 と断 じている。 その とお りであろ う。が、 この判断の根底には、 コンピュータが人間の機能 の代行をめざしているとい う視点がある。 この立場に よれば、「 コンピュー タは、人間の程度の低い代用品にす ぎない。」 とは当然の帰結であろ う。 こ の発言は94年のものであるが、80年代の コンピュータ利用をふまえてなされ た発言であることを考えれば、おろそかにはできない。 80年代に「 マイクロ・コンピュータ革命」 と呼ばれた実践研究の大半は、
CAIと
かチ ュー トリアル ‐システムであった。この時期の研究報告には、「 コ ンピュータに よる学習 プログラムの設計」「 チ ュー トリアル・システムの構 築」あるいは、それ らのもとになる「 コースウェアの分析」 といった タイ ト ルが 目立つ。85年のUSA Todayの
調査で も、 コンピュータ導入にあた って 何を したいか とい う設間に対 して、小学校で6割
、中学校 ・高等学校で3割
の教師がCAI、 チ ュー トリアルと回答 している。当時の実践家たちの コン ピュータ観や関心のあ りどころが よくわかる結果だろう。 ところで、実際に コンピュータを導入 し、学習指導での利用を始めてか ら 同様の質問をす ると、CAIや
チ ュー トリアル と回答す る率が低下 している。 当時すでに、批判的にCAIは
カプの鳥の学習 と呼ばれていた。か ぎられた 枠組みのなかで、限定 された反応 しか認め られない身動 きのままならぬ状態 で、与え られた課題を消化す る学習 と言われていた。 この ようなCAIで
の コンピュータの役割は、教師の教授機能を取 り出し、それを代行させるといアメリカでのコンピュータを利用 した指導法研究 う発想 で考 え られていた。結局は、学習者の主体的な学習を保証 しえない シ ス テムとな って しまった。 この よ うな
CAIの
実際 の あ り様 が 、 コン ピュー タ導入後 の CAI・ チ ュー トリアルに対す る教師の興味の低下、 ひいては コ ンピュータ利用の減退を引 き起 こしたわけで、先の「 コンピュータは、人間 の程度 の低 い代用品にす ぎない。」 とい う批判 は、 いた しかたのない もので あろ う。 学習環境 としてのコンピュー タ 教授機能を代行 させ るCAIで
はな く、子 どもたちの学習活動を刺激す る 道具、子 どもたちの活発な学習活動が展開できるような学習環境を構築す る 手だて として、 コンピュータを利用 しようとする方向が見られ るようになっ た。 次の資料は、89年か ら91年にかけて幼稚園 と小学校1、2年
を対象に行われた研究、In‐
Co工
ext!とい う教育用 ソフ トウェアの開発・実践研究の報告で、 プログラムの概要を説明 した部分である。 このプログラムは、幼稚園や1・
2年
生に読む方法 と文法を教えるた めに、マルチメデ ィア・アプローチを提供す る教師支援 プログラムであ る。 この方法は、児童の学習効果を高めるためのさまざまな指導の仕方 に、豊かな可能性を提供 しようとす るものである。それは、 グラフィッ タとテクス トとアニメーシ ョンを統合 した コンテ クス トによるアプロー チである。すなわち、単語 と文法は、絵 と同時に語 られ る物語や、話 さ れあるいは視覚的に表現 された文、文字 と音声で示 され る独立 したテク ス トといった コンテ クス トを とお して学習 されることになる。 この方法 は、児童から成人までの学習能力のあらゆるレベルに対応できるし、学 習障害のある児童たちの手助けになる。また、それぞれの児童たちのユー ズにあわせて学習を構想 しようとする教師に対 して、十分な融通性を提 供す るし、 グループ学習の装置 として利用す るためのオブシ ョンやプロ グラムを備えてもいる。(IЮ肛 1992) この ソフ トウェアには、学習活動を拘束す るコースウェアは存在 しない。学習が成立す るための コンテ クス トを、いろいろな情報 を通 して提供 しようと す る もので、
CAIと
同様 に学習段階を設定 してはい るが、CAIで
は な い も のを 目指 している。「 学習能力のあ らゆ る レヘルに対応で き」、 また、教授機 能 とか教材の論理構造か らではな く、「 児童 た ちの ニー ズにあわせ て」利用 で きる融通性 を もっている とい う。 これは、CAIの
た くさんの レデ ィーメー ドか らの選択 とは根本的にちが う。 学 習 の結果 について も、一定の コースウェアを段階的に学習 していったわ け ではないが、明 らかな効果が認め られ る。7人
の3歳
の子 どもたちは、導入段階で若干の名詞 の絵が分か ってい た。彼 らは注意深 く物語を聞いて、モニタの上の対 象 となる名詞 の絵を マ ウスを使 って動か し、その単語を WOrd―BOXに
移 した。 さらに、 ヒ ア リングのあ とセ ンテ ンスを読み、 しか も次第に上達 してい った。絵の 単語 とセ ンテ ンスの なか の単語 とを一致 させ ることがで きるようにな っ た し、若千の言葉を綴れ るよ うにな った。6人
の4歳
児は、導 入段階 で若 干の名詞 の絵が分か っていた。注意深 く聞 き、そのあ とで上手にセ ンテ ンスを読み上 げることがで きた。 また、 マ ウスを上手につかい、 アニメーシ ョンを楽 しんで、 い くつか単語を綴 る ことが で きた。Word‐Boxの
中の単語 と文 中の単語 を一致 させて認識 す る ことがで きた。8人
の5歳
の子 どもたちはい くつかの単語 と絵が分か っていた。彼 ら は上手に文を読み、注意深 く聞 くことがで きる。絵に添え られた単語 を 指 し示す こ とが で きる し、上手 に言葉 を綴 る ことも、品詞 を理解 して Word―Boxの
中の名詞 と文 中の名詞 とを対応 させ ることもで きた。 一般 に5歳 6か
月頃が読書行動 の質的 な転換期 で、それ以後が文字 の読みを 主 とす る読書行動 の時期 とされ てい る。だが、In―Context!を 利用す ること で、3∼
5歳
で も文字習得が可能 であ り、単語の読み書 き、文 の読み書 き、 品詞 の理解 が達 成 で きる とい って よか ろ う。 さ らに、 この ソフ トウェアの総括的な評価には次の7点
が記 されているが、 評価 の根底 には、 コ ンピュータが子 どもたちの活動 を どれ だけ支援 で きたかア メリカでのコンピュータを利用 した指導法研究 とい う観点がある。
(1):子
どもたちが 自ら積極的に活動 しまた言語的な反応をすることや、 絵 と音声 とテ タス トを結びつける重要な能力は、子 どもたちの興味を そそ り、子 どもたちの注意をひ きつけた。(2):人
や場所、物、出来事についての情報を与えることや、語順の発 見や順序の予測の可能性は、子 どもたちの生 まれつきの好奇心を満足 させた。(3):適
切に反復す ることで、単純な規則に抽象化する能力を利用 して、 言語資料か ら構造を発見す ることがで きるように した。(4):物
語が語 られているあいだ、 グラフィッタと文字 と文 と単語 とを 区別で きるように した。(5):注
意の持続時間や集中力や識別力を高めた。(6):多
くの言葉の相互関係に気づけば気づ くほ ど、学習が楽 しい挑戦 となるように した。(7):学
習 した名詞、動詞、形容詞の間の結びつ きを強化 した。 学習者にとって有意義な活動のなかで学習が展開 され、 コンピュータはその ような活動を支援 し、経験を喚起す る教授活動の手だて として働 くとい うの が、 この ソフ トウェアの基本的な考え方であろ う。そのために、音声・文字 といった言語情報ばか りでな く、絵やアニメーションなどコンテ クス トを形 成す るさまざまな情報を、学習者の働 きかけに応 して コンピュータに提供 さ せ ようとしてお り、CAIに
み られ る教授機能の代行 としての コンピュータ の位置づけ とは異なっている。いわば、構成主義的な学力観に傾斜 しつつあ る学習指導を実現す るためのメデ ィアとして コンピュータが活用 されている のである。 マルチメデ ィアの利用 Loarら の実践が指向 していた メデ ィアとしての コンピュータを、 よ り学 習者の側に引 き寄せて、学習者の学習活動のメデ ィアとしたのが、Balajぬy の実践である。今 日、 テ クノ ロジーの成果 を教室 に生かそ うと試み ることは、特別 な 重要性を持 っている。それは、教室技術の新 しい方 向性が示す ものであ り、教師や児童たちに よ り使いやす くパ ワフルな コンピュータ、音声合 成や ビデオ機能な どを統合 した コンピュータをあつ らえ ようとす ること に現れている。 (Balajthy 1994) ここでい う「 教室技術 の新 しい方向性」 とは、学習者の 自発的で多彩 な学習 活動 に ま とま りを与 え る技術上 の核に コンピュータを置 こ うとす ることであ る。 コンピュータ自体の革新が、多様な学習 メデ ィアを統合す ることを可能 に したわけで、「 テ タノロジーの成果」 とは この ことであ る。 「 ベ ンジ ャ ミン ウ ヾニー」 プ ロジ ェク トは、大学 の教育学部 と地方 の 小学校 との共 同の成果 であ る。 一中略 ― ベ ア トリックス・ポ ッター の「 ヘ ンジ ャ ミン ウ くニー」が単元の中心 テーマとして設定 され、10日 間の統合的 な単元が設計 され る ことにな った。 この単元は、新 しいテ ク ノ ロジーの重要 な成果、CD―
ROMを
取 り入れ てい る。 この実践では、 コンピュータ上に学習の コース ウェアや情報が蓄積 され て い るのではない。基本的には、ホール ランダージの学習指導過程をふんでお り、その中で学習活動の メデ ィア として コンピュータを利用す るように して い る。したが って、CD―ROIMや
ワー ドプ ロセ ッサ ソフ トウェア、表計算 ソ フ トウェア、つ ま り複数の ツールを利用す るための プラ ッ トフォームとして コンピュー タを位置づけ、 またCD―ROMの
音 声や文 字、絵、 アニメー シ ョ ンを再生 し、 プ リン トアウ トし、編集す るメデ ィア としての機能を求めてい るのであ る。 実践 は以下 の よ うに展開 した。 第 1日 :子ど もたちは、「 ベ ンジ ャ ミン・バ ニー」 を使 い、 活発 に物語 の中身 を予測 した り話 し合 った りす る ことを通 して、読書や思考活 動 へ方 向づ け られ て い った。 一中略 ― 授業 の終 わ りに、 教 師 は クラスを10人 ず つの2つ
の グル ープにわけて、それ ぞれ大 きなポス ター用紙 に本 の要約を書 くよ うに導 いてい った。 それ らの要約は、 翌 日までに、それぞれ の グループの ビッグ・ ブ ックを作 るために、ア メ リカでの コンピュータを利用 した指導法研究
1ペ
ージに1行
ずつ大 きなフォン トで印刷 された。 (第2日:)教
師は ビッグ・ブ ックを導入 して、声をあわせて読んだ り、 短い単語の認知や理解活動のための ミニレッスンに子 どもたちの興味 を引 き寄せていった。読書の後に、子 どもたちはそれぞれ 1ベ ージず つ分け られた ビッグ・ブ ックに挿絵を描いて、出来上がった ビッグ・ ブ ックはもう一度読みなおされた。 第3日 :教師 と一緒に読んだ り、挿絵を描いた りす るための ミニ・ブ ッ タがそれぞれに渡 された。昨 日の ビッグ・ブ ックと同様に、物語の要 約が レーザー・プ リンターで印刷 されて作 られた。 第 4日:1つ
の グループが教師の指導の もと、CD―ROMソ
フ トウェア の「 ヘンジャ ミン ウミニー」を読みなお し話 し合 うために、コンピ ュータをつか った。 もう1つ
の グループは、 ビッグ・ア ックや ミニ ・ ブ ックを使 った学習を継続 した。 どちらのグループに対 しても、 教師は絵や単語、物語について より詳細に検討す るように指導 した。 授業の後半では、子 どもたちは活動を交代 した。 第5日 :ク ラスを、綿についての社会 と理科の学習に導入 した。子 ども たちは本 と関係付け、「 ピーターの コットン・テイル」や ウサギの尻 尾 と綿 との類似性を話題に した。 また、教師は、加工 していない綿、 製品化 された綿、綿布を示 し、 どのように して綿がつ くられ、布 とな るか話 して聞かせた。それか ら、物語を読みなお し、また、子 どもた ち自身が、綿について物語 ることをポスター用紙に書いていった。 第 6日 :小 グループにな り、彼 らが話 した物語を1文
ずつ印刷 した紙を 渡 され、物語の順序になるように並び変えることを した。文字の発音 に注意が向いていった。 第 7日 :物語の中の単語 とその中の1文
字を大 きなフォン トで印刷 した ボスターを用意 し、文字の読みに導いていった。 また、物語の影響か ら、種を蒔いてその成長を コンピュータを使 って記録することに した。 第 8日 :子 どもたちは種の働 きの映画を見たあ と、綿 と豆 と草の種の成 長について調べた。そ して教師は、子 どもたちにポ ッターの「 成長 した小 さな種」 とい う本を読んで聞かせた。 第 9日 :も う一度「 ベ ンジ ャ ミン ウ ヾニー」を コンピュータの上 で読み なお し、物語を復習 し、文字 と音声の結びつ きを しっか りとさせ るた めの練習を した。 第10日 :子どもたちは、 ウサギは食料品屋でなにを買いたが るか話 し合 いだ し、 ワー ドプロセ ッサ ソフ トを使 って、買い物 リス トを作 りだ し た。上手に タイプす るために単語表記 の練習を した。 10日間 の単元を通 して、子 どもたちは活発に活動 し、 ランゲージ・アーッだ け では な く、理科、社会 もふ くめた総合的な学習を行 っている。その根幹 に あ るのはCD―
ROMに
よって提供 され る「 ベ ンジ ャ ミン ウ ヾニー」 の物語で あ り、物語を楽 しむ経験であ り、そ こか ら触発 され る関心である。それが学 習活動の核 とな り、技術上の核であ リコンピュータを利用す ることで、確か で豊かな学習を生み出 しているのである。 同様 に コン ピュー タを核 として、絵 本やCD‐ROM、
ア プ リケー シ ョン・ ソフ トウェアを活用 した実践 をお こな ったWepnerは
、 入 門期において、 テ クノロジーを利用す ることは、文学ベ ースの読む ことの学習を刺激 し、拡大 し、 これ までになか った満足すべ き指導の機 会を提供 す る。 一中略 ― す て きな絵本 と使いやす い電子 プログラム の組み合わせに触れ させ ることは、子 どもたちの想像力の冒険の うえで、 かつてないは どの創造性 の高 ま りをか き立 てることになるのであ る。 (Wepner 1992) と述べて、電子 メデ ィアを利用す ることで、学習の質の高 ま りを保証で きる と考 えている。Wepnerは
、文学 の読み の授 業を、一 人ひ と りの学 習者 の文 学 的 な体験 を、 さまざまな形 で追求 し表現す る授業 として構想 したが、 これ を技術の側か ら支えたのが コンピュータな どの電子 メデ ィアであ った。 学習指導を学習者 の側か ら構想 し、多様で総合的な学習活動を組織す る授 業 を実現す るため の メデ ィアとして コンピュータが利用 されだ したのであ る。 と同時に、それは、 コンピュータの機能 の技術上の革新が可能に した学習の 仕方 で もあ る。ア メ リカでの コンピュータを利用 した指導法研究 新 しい学習内容の発見 学習活動の変化は、学習内容の再構成にむか う。
Rose&Meyerは
、「 ランゲージ・アーツの指導におけるテ クノロジーの 役割」 とヽヽう論文で、 コンピュータを利用す るようになると言語の指導や学 習内容が歪め られるのではないか とヽヽう批判に対 し、言語教育史を通覧 した 上で「新 しいテクノロジーが ランゲージ・アーツの指導を損な うことになる のではないか とい う心配は、 こと新 しいものではない。」 と述べている。 ブ ラ トンも同様の危惧を抱いていた といい、それは当時のランゲージ・アーツ である雄弁術が、読み書 きの技術によって相対的に文化や教育の上での地位 を低下 させ、文字 と リテラシーが文明の基盤を作 りかえて しまいは しないか とい うことであった。結果は プラ トンの予測の とお りであ り、 またそれがた めに人間の言語能力が大いに伸展 した と、彼 らは考えている。 だか ら、 新 しいテクノロジーが ランゲージ・アーツ、 これ までず っと私たちの 文化、文明、学校教育の中心にあ ったラングージ・アーツを浸食す ると い う兆侯は、 どこにでもみ ることができる。私たちのなかに現代の悩め るプラ トンがいる。彼 らは、 ビデオゲームや コンピュータ、テ レビなど のデジタル世界にあっては、誰 も読む ことや書 くことを学ばな くなるの ではないか と、心配 している。 これは理に適 ったことだろ うか。 一中 略― 現在のランゲージ・アーツの学習課程が、いかなる技術 とも無関 係に存在 しているといった誤 った印象が、教育者の間にみ られる。 これ は全 く正 しくない。 ランダージ・アーツの指導は、今は、基本的に書 く ことと印刷 された ものに関わ る技術 ― アルファベ ット、鉛筆、紙、本、 消 しゴム、 タイプライターなど ― の指導である。 (R‐e&Meyer 1994)
と述べて、「 現代の悩めるプラ トン」の心配 とい うものは、ランダージ ‐アー ツの学習課程が、言語や コミュニケーシ ョンの技術とは無関係で、ず っと変 わ らずに定まっているとヽヽう誤 った見方か らきていることを指摘 している。 ランゲージ・アーツの学習内容は、言語 とそのメデ ィアの技術に拠 り所がある。 したが って、技術上の革新は必然的にメデ ィアと言語技術を変容 させ、 ランゲージ ・アー ツの学習指導を更新 させ るとい うこになる。 では、新 しいテ クノロジー、デジ タル世界の技術 とは どの ような ものだ と い っているのだろ うか。 情報 をデ ジタル化す る ことは、言語的 な記録 を越 えて、表現 の多 くの 形式を含む ことになる。例えば、子 どもの描 いた絵をスキ ャナーに よっ てデ ジタル化 して記録 し、 また コンピュータのモニタの上 に表示す るこ とが で きる。デ ジタル形式の絵は、編集 された り、モニタや印刷で、 ま た作文の一部 として展示す ることもで きる。作文や プ レゼ ンテーシ ョン の一部 に、 オーケス トラや学校の コンサ ー トの録音を使 うこともできる。 デ ジタル化 された情報は、文字言語に よる情報 だけでな く、ひろ く種 々の情 報 を利用 し、統 合的 に扱 うことがで きる。 したが って、 こ とばを伝 えるだけでな く、話 している ときの抑揚や身振 り、周囲の 動作、視覚的 な コンテ クス ト、 また非言語的 な情報 を伝 え ることがで き る。 もちろん、 テ クス トはデジタル形式 で供給す ることがで きる し、そ れは紙に印刷 した もの よ りもア クセス しやす い。 ここで、 ア クセス しやすい といっているのは、 こうい うことである。書か れ た もの、テ クス トは広範 に利用 され る可能性 を もっているが、そのための 技 術、 リテ ランーは なか なか習得が難 しい。 また、いつ で も利用 で きる とは 限 らない し、障害 を もっていた り、能 力に乏 しか った りした場合、文字言語 と リテ ラシー とい うチ ャンネルだけでは、情報 に接す ることがで きない とい うこ とにな る。読 書不振 、学習不振 にな らっていえば、情報 不振 とい う状態 である。 これに対 し、マルチ メデ ィアの技術、情報をデ ジタル化す るテ ク′ ロジーは、 さまざまなチ ャンネルで情報ヘ ア クセスす ることを可能 にす るの だ とい うことで あ る。 これは、「 デ ジタル化 され た情報 の重要 な特徴 は、 イ メージや音、 テキス ト、録音 された言語、 ムー ビー・ ク リップ、 アニメーシ ョンな どが 自由に変換 で き る、編 集 で きる とい う点 にあ る。」 とい う情報 の 可塑性 、相互変換 可能性 に も とづ くもの で、「 これ に よ り、 デ ジタル化 され た情報は、状況や利用者の必要に応 じて変換 して提示す ることがで きる」の