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外国貿易と経済発展

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Academic year: 2021

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(1)

外国貿易と経済発展 六四

外国貿易と経済発展

        一       ①        ・  ドル問題が下火となり消滅の方向に転ずると共に、生産性とドル 問題の議論は経済成長・発展と国際牧支なる一般的問題として論じ られる様になった。  一般的にいって、経済成長率の増大は国際立時を悪化せしめると いう側面を重視する立場と、それは生産能力を増大せしめるから牧 支を悪化せしめるものではないという立場に分れる。前者は外国貿 易の所得発生的側面︵需要面︶を、後者は生産能力創造側面︵供給面︶ を強調するものである。  今、低開発国の観点より、両者の結合を簡単なモデルによッて試        ② みたK・クリハラ氏の所論にほぼ沿いつつ此の問題を分析したい。 ①逆に﹁ドル余剰論﹂がハーシユマンにより、厳密な理論展開  ではないが行われている。︵諺・O・=蹄。。Oプ日PP鱈帆H口く蹄p。口O⇒帥O  日冨。目ドげαqp。げ。葺さΦOo一一農○冨硫.幻Φ<.ohめ8p三山ω審けこ  国Φぴこ一〇ひO.︶ 彼は米国牧支困難性の主要因は新工業の各国間  移転速度増大にある、とする。︵09℃Loo.︶尤も米国の出超  は資本輸出を行ったから生じたのであり、その逆でないと考え  る。即ち長期資本移動を自生的と看倣す。︵Uoこ唱・一〇吋︶だが  自生的長期資本移動も究極には誘発的であろう。 ②唇唇囚霞臣碧⑨..国88巨。∪①︿98日①艮碧島けゲ①じd巴p。−  旨80時℃電日Φ葺P..H≦Φ貯。Φ8葺。日客P>且ご一〇㎝Oo℃帆帆閃。目Φ戯”  日猫匹Φ郎口α国8口。目8Uo<o一〇℃日①暮℃二 ︵○げ巷二〇︶餌昌伍郊母二団  ..竃OコΦ冨蔓菊O冨ざ国8づOB即OU①<20℃日①暮二︾︵Oぽ¢℃.Q。∀Oh  日ゲ①閑2昌①ω冨コ円げ8qo臨国8po日ざO①<20℃ヨΦヨニ80・Uo;  H口謹。α¢。試。旨8閑畠旨。ω富50盲缶目言。。矯お㎝ひ.︵邦訳あり。︶五  節はクリハラ氏の議論とやや異る。 二  国内インフレ及び国際不均衡が存在しない所謂均衡成長の必要条 件を明確にする為に外国貿易の持つ先述二側面の結合を行う。  先ず需要側面を分析むよう。  外国貿易活動が有効需要に如何なる効果を与えるかを示す為に、        ① 以下の如くケインジアン貿易乗数論を長期化・動態化する事が必要 である。 ︵供給条件は所与︶         一   昌Ω一の・+5・1び・︵﹄+﹂o+﹄︶      ︹ド﹀  ︹図。11有効需要により決定される純国民所得、或は単に有効需   要、H口自生的投資 国11見えざる項目を含む輸出 の.鴇ヨドく   一1夫々、限界貯蓄・輸入・投資性向︺ 右翼の被乗数︵41、蛤、岨︶は外生変数、梁数︵“、㎡、レ︶は 内生変数である。

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 ①をWで除して整頓すると、有効需要の成長率︵dG︶をえる。   

B・−誰塁壁購虻﹃−      ︹・︶

  

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於宦x−秦ミー串︶

 従.ってびはα、β、γ、及び,s、,m、どの変化に応じて変化しう る事を示めす。②は成長開放経済の需要側面を示す。     、  次に②が開放経済の牧支に対してもつ意味の吟味を行う。  今、輸出増大により誘発された輸入増大を考察する為に﹂♂﹂0 11ρ﹂国11一とおく。   

?ア慨。蔓皐鉢占島融+馳ゼ島 ︵・・︶

 国1ζ11﹂図110を初期均衡条件とすれば、︵ζ11見えざる項目を 含む輸入、﹂幻11外為準備の増減︶ ︵。・、℃び>o︶    ︵β。︶ω﹀び、﹂ζ︿﹂国 ︵過少補整︶    ︵び︶ω,︿げ、﹄≦﹀﹂国 戸過大補整︶    ︵o︶。・、けげ、﹄≦11﹂国 ︵均等補整︶  ㈱は過剰設備能力︵Φ×8ωω6巷耳目Sが誘発投資効果を減少或は 無効なめしめる効果をもつという仮定に依拠せるケインジアン・ケ ースである。この場合 ﹂ζ︿﹂国 であり、外為準備は ﹂即。11︵﹂ 国。二+国。︶1︵﹂呂ロ■一⊥Tζ自︶に等しい額が蓄積する。㈲は不安定 体系であり、低開発国、戦争による荒廃国、及び遊休設備の欠如せ る景気循環の上昇局面の期間が相当する。此の場合、外為準備は一 外国貿易と経済発展 ﹂閑昌11︵﹂ζロ。一−〒ζO︶1︵﹂国冨⊥+国。︶に応じて減少する。 ②、 ㈲ はキンドルバーガーが曽て景気循環的ドル不足を説明する為の一ト          ② ーウルとして使用した。◎クリハラ氏の主張では﹁此の場合は純粋 に国内見地より見れば望ましくないであろう。というのは自生的輸 出増大は早晩同額の輸入増加により消失するのみならず、発展資本 の潜在的財源として外為準備は時間の経過に応じて全く増加しない からである。それにも不拘、ある経済が牧支不均衡の初期状態から        ③ 出発すれば望ましいであろう、﹂と。勿論、底園110  以上が外国貿易と需要成長の相互関連を示したものである。輸出 増加を需要源と看傲す事は現実の国民所得の成長率が需要のみによ って決定される程度迄正しいのである。此の様な視点は供給がそれ 自らの需要を創造するという古典的思考を斥けたケインジアン的伝 統に全く一致する事となる。然しながら、外国貿易は経済成長の供 給側面にも影響を与えるから、・これは一面的視点である。  従って次にケインジアン的先入主を脱却して、古典派の供給側面 の強調戸勿論セイの法則は不二︶に注意を向ける。  ①﹂網ロ財﹂O+﹄+﹂切﹂夏島11﹂O+﹂ω+﹂ζ・.・﹂国+﹄11﹂竃    十﹂QD﹂国11﹄≦十﹂ω1﹂同ーーヨ、﹂団Ω十ω、﹂団qlび.﹂唄011﹂団旦︵ヨ・   

@ 

{・﹁σ、︶ン旨。−巳+ゲ﹁馳国    o︷.≦・”●︾=g鴇ρい’︾嵩①二男。目①陣σq昌↓冨山①餌昌丁霊〒    p七口。ゆ一〇αOや℃・悼ひ︵・  ② ρ℃●閑ぎ亀①びΦ預㊦ひ目ゲ①Uo=9。同oDげ。誹9。砂毎ρ 一89唱唱.Oc。   ∼一〇P︵邦訳あり︶勿論、ケインジアン貿易乗数では。。、Voな 六五

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外国貿易と経済発展  れば過少補整、。・,︿oなればなれば過大補整である。然し本文  ・の如くレを考慮すればω、Voでも過大補整のケースを生ずる。  過少・過大補整︵自巳霞Jo<臼8ヨ需ロ。。餌凱8︶なる語はキンド  ルバーガーにより始めて使用された様である。彼は投資を相対  的に固定的と看徹すケインジアン分析に賛意を示さず︵OoこO.  OO・︶過少補整ケ:スでは当然レが作用しないとみているが、  ︵Uo.”娼・oo●︶過大補整ケースではbを考慮していたと看徹し  うる。︵Uoこ㌻一〇〇︶︵クリハラ氏はキンドルバーガーをレを考  慮していない例として挙げられるが、理解しがたい。旨茸。山ロー  o臨。印8囚①団昌Φ玖きU図昌§陣。。・堕。や9叶こ喝・一αひ・豊浜一九七頁。  猶、O︷こρいこ詞︿●閃・﹀=①P閏。同①お昌↓上巴①き匹霊⇒き8  0唱●o詳こ喝℃.悼ひω∼刈.︶ ③囚.囚・囚ロユ冨茜℃↓冨囚①旨Φ毘き閃冨。昌もO●簿二喝幽︻δ. 三  今、天然資源、労働人口の大きさを所与とすれば、一国経済の総 供給能力或は生産能力は実質資本量及びその質に依存する。︵需要条 件は所与︶  利用可能資本の完全利用にもとつく生産能力の増大を次の形式で 表す。 し団・︸hq氏国−一qH ε ︹団。,一1生産能力により決定される純国民産出高、或は単に生産能 力。 国M完全利用の場合の資本量。 H11純投資量︵H。1一国蔚一 囚α←︶。q11資本の限界︵平均︶生産性。︺ 六六 開放体系に於いては純投資は均衡では次の如くである。  H”ω十二−国旧︷十国Hω+ζ       ︵㎝︶        ︵QD11国内貯蓄︶ ⑤を鴎に代入すれば輸出入を含む生産能力効果をもつ。即ち   ﹂鴫の11q︵oっ十ζ一国︶  次にω日ω団。。匂ζ”日野。,㌧国11騰嘱・, 生産能力の成長率︵○。。︶を得る 一   眠哩の   O胆一1噛i11q︵ψ十日−恥︶  ︹。。11貯蓄比・傘︵平均貯蓄性向︶。          ︵ゆ︶ を㈲に代入して整理すると、 ︵“︶        長目輸入比率︵平均輸入性向︶。   偽”輸出比率︵一定の国内生産に対する自生輸出の割合︶︺  その示す所によれば利用可能資本を完全に使用する事によって   Gは8︵ω十日1“︶に正比例して変化しうる。  ωのオペレーショナルな意義は次の数例で.示しうる。   q11ρ朝 。自110﹂ 日”O.O㎝ ①”90刈⋮Ω㎝11PO心 ︵先進国︶   q目O■P ω目P8 二目O﹂α ①阿O﹂⋮O。。11ρOP  ︵低開発国︶  即ち高値のs、σをもった先進国は鳴ーヨVOにも不拘、高いひ をもつ。一方、低値のs、σをもった低開発国は恥i日︿Oにも不       拘、低いGをもつ。戸σ、sの差、特に前者がひの大なる差をもたらして いる。︶そして又、先進国の生産能力やがその需要界より迅速に増加 する、即ち○、>O島ならば恥ーヨVOを増大せしめ、﹁方低開発国        ※ が逆の傾向を示すならば恥一8︿oを密ならしめる。  かくして先進国は鳴団・。i平磯・。目弓懸>Oによって表される出超、 低開発国は恥団。,ーヨ磯、“﹂知くOによって表される入超をもつ。

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四  次いで、均衡成長の為のパラメトリソクな操作を考察しょう。  均衡成長︵げ巴き8⊆。﹃Φρ⊆まげ二口9σq村。葺巳とはそれが実現され た場合、実質所得上昇が価格騰寅の中に消失する事なく、又慢性.的 牧支不均衡に陥.る事なく保証されるいわば理想的成長線である。  均衡成長実現及び維持の為に満たさるべき基本条件は②、ωより   

オ触肝マ践.・盲よ︶課。計Ω・   ︹・・︶

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   / /Y$(t) =Y,(t)

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2(t. t 低開発国のケース① 艮09「Y  ㈲の意昧する所はΩ。旨O。。ならば 貨幣国民所得︵団βB︶は次の指数的 形態にて上昇するという事である。 即ち   鴫Ω11鴫。目目℃︵什︶曜の     11曜匹日。︵一十ぬ導︶p  ︹勺Ht期の価格指数。団ユ畢11貨   幣所得の初期値。αq目11貨幣所   得増加率︵1一﹂津島日\鴫ロ目︶︺  初期均衡条件Ωq目9より出発。 甘酢>OにしてΩ。VO・。なる形式の 突然のショソク.は完全能力成長の恒 常的数値からのインフレ的乖離を惹 起するであろう。更に②の示す如く 外国貿易と経済発展 Ω二VO.の初発的ショソクは配、β、γ、レの永続的上昇、ぎ、㎡ の永続的低下に由来する場合もある。此の場合、慢性インフレ及び 牧支不均衡が存在するり高水準のびは大なる誘発輸入の可能性、低 水準のひは輸出品供給の可能性が露なる事を意味する。  しからばO。﹀○。。の開放経済は如何にして国内インフレ及び国際 不均衡を一掃しうるか。その↓般的解答は ㈲ 伊の減少を伴わす 伊を減少せしめる事 働 伊の増加を伴わすひを増加せしめる事! である。これは困難ではあるが、その目的を達成する為には㈲の条 件を.満たすべく②、ωのパラメーターでもって可能な操作を探究せ ねばならない。  先ず㈲即ち有効需要の統制から考察しよう。  伊を減少せしめる操作は国際牧支不均衡を惹起する事なく国内経 済成長をもたらすという基本目的によって限定される。此の事実を 考慮に入れて外生変数α、β、γの操作による伊統制を論ずる。 丙生変数ガ、㎡、理毒口︶  伊を減少せしめる為に一定水準の国民所得に対する自生投資、政 府支出、輸出の比率即ちα、β、γが如何程.下落すべきかは乗数及び 必要とされる有効需要の減少に依存する。ωより被乗数は﹄甘﹂ 鴫ミぎ﹂○控﹂楓ミぎ﹂国11﹂団Ω\ぎ添11く︵。。+日一げ,︶によって与 えられるから、例えば曳11ρOF日110.し。堕び、110﹂”﹂鴫。11一とす れば、自生投資は訳119誤減少せねばならない。勿論有三者何れ を減少せしめる事によって伊を減少せしめるかは国際牧支及び生産 能力に対する反映を考慮せねばならない。 六七

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外国貿易と経済発展  先ず、γの引下げは同時にω.Vげ、である限り、牧支悪化をもた らす事なく伊を減少せしめる︵二節参照︶。然しγの引下げはざに 直接影響を与えないので国際牧支均衡維持の目的と矛盾するものと して斥けられねばならない。更に.γを操作する事はその国にとって 自由なものではない。というのは通常その輸出晶に対する需要は外 国の所得水準に依存するからである。   α、βの引下げはωそれが自生的投資及び政府支出両者の不生産 的部分の犠牲で行われるならば︵例えば軍備︶σを減少せしめること はない。然しωそれが引締め政策によってもたらされるならば、迂        回生産方法が阻止され、長期にはσを減少せしめる効果をもつ。  次に内生変数ざ、㎡、ヒの操作を考察しよう。︵α、β、γは一定︶  ぎの上昇は牧支改善、生産能力拡張両目的を損う事なく併を減少 、しうる。というのは。・,膨げ、は﹂ζ賦﹂団をもたらし、更にざの 増大は長期に於いてs及びσを上昇せしめ、従って大なる入超率日 V恥を蒙らすに@を増加せしめうるからである。然し、“を増大せ しめる方法は耐え得ない程の消費切詰めを意味する場合があるので 適切でない。       ノ      ヨ  ㎡の増大はω.﹀げ一なる限.り認められる。更にmの上昇はGの増 加をもたらす様に長期にはmを増加する傾向をもつ。又高い㎡が国 内消費財への需要を減少せしめる代替効果.をもつならば ︵相殺的所        ユ        得効果を別として︶、ざ、sを上昇せしめ、Gを引下げ、Gを増加せ しめる。  智の引下げは牧支の悪化を招来せす、伊を減少せしめる。更に廿 六八 の引下げが、革新投資の範囲を拡大する方策及び誘発投資への過大 依存を減ずる手段を通してもたらされる限り、長期にはσを上昇     し、Gを増大せしめる傾向をもつ。  以上の様にOqVO。,より起るインフレ的なケースに於いてに、 伊はざ、㎡、レめ上昇、α、β、γの引下げを通じてOΩ110.をも たらす様に統制される。  一方、㈲即ち生産能力の統制を考察しよう。  ひを増加する事は伊を引下げる事より困難である。此の困難は       ロ 我々のパラメトリソクな操作に課せられた制限︵即ちGを増大し、       ヨ ﹂園く。を課する様な方法でGを増加すべきでない。︶の故に更に大 となる。此の事実に留意してωのパラメーターでもって可能な操作 を探究する。  先ず、σの上昇は伊の増加を伴う事なく、又牧支を悪化せしめる 事なくして、ひを増大せしめるという利益をもつ。というのは、そ れは欲せざる需要及び輸入をもたらす資本の増大より寧ろ一定資本 量の更に能率的な刹用によってより大なる生産・輸出能力を示めす からである。その理由は次の如し。  今、全資本ストック︵K︶を偏国内産業禽。ヨ曾ぼp・ひ・Φユぎα口ω茸一霧︶ 及び偏輸出産業︵①藻草7玄霧箱ぎ含ω叶﹁凶Φ巴 により所有・利用され        ヨ る部分に分ける。前者をKとする。 即ち囚11囚7+囚恥その配分比 率を囚7\閑11昌囚\囚恥目一i昌とする。         ヨ  次に生産能力︵Y︶を偏国.内産業産出高禽。ヨ①−ぼ£。鴇q。三薯ご 及び偏輸出産業産出高δ×℃自→σ一重①窪。障ε彗︶からなるものとす

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る。前者を磯・,げ、後者を鴫。。Φとする。  即ち 磯㎝口嘱。。7十鴫。。Φ       ︵9  右辺は次の様に書ける。即ち   嘱。。ぴ11孚閑亨図。,恥臼8囚⑩       8  ︹q﹃q鳴U偏国内産業及び偏輸出産業の資本の限界︵平均︶生産   性︺  今、£V爵を仮定する。此の仮定は偏輸出産業の生産能力のみ ならす、全産業の資本生産性σを増加すべく偏輸出産業の配分率 (一 │昌︶を増加せしめる事の賛成論に極めて重要である。  窃、動より   団。。11q巨囚7十£囚恥11q峯︸︿qヨ囚十q恥︵一−昌︶閑      ︵ε  従って団、\国11q11qぎ十q臥一i昌︶       ε  ⑫の示す所によれば全産業の資本の生産性σは、 q㊥Vqけならば (一 P8︶の増大の結果増加しうる。又その意味する所は、偏輸出産 業産出高野。。。は︵一1遣︶の増大により、即ちく。,恥口q臥一一寄︶困を 通じて増大されるという事である。更にσの此の増大はsを補う為 にmが小で良いという附加的利益をもつ。  さて、sの増大はω若しそれがざを上昇せしめ、従ってびを減少 せしめる傾向をもつならばぴを増大せしめる。更に㈹高いσの如く 高いsは⑯によればKに対する附加として輸入依存度を低下せしめ る。       ノ       ロ        mの上昇はmの上昇を伴うならばGの増加なくしてGを増加せし める。平均輸入性向は消費財平均輸入性向と資本財平均輸入性向と 外国貿易と経済発展 の和即ち巳陛ヨ。+昼であるから。長期墨黒均衡の見地よりみり   コ       ればmをmの犠牲に於いて上昇せしめる事が望ましい。それは資本 財産業にとり直接の貢献をなす。易論mは一定、又一時的に生活水準は 低下する。︶        ざロ  最後に二定のmに対する︶召の引下げは先述のG統制のパラ・メト リックな操作︵γの引下げ︶には不利な作用を及ぼさずぴを増大せし める。というのはθの引下げは短期にはγの低下を表わすからであ る。然しθの引下げは牧支に下樋な効果をもつから、長期的に牧支 悪化を防ぐ為にはγ上昇が2を上昇せしめる効果に依存すべきであ る。それを除き相手国の国民所得又は自国のmに依存せざるを得な い。  以上、σ、s、mの上昇、θの引下げを通じてひを増加せしめ 9時O匙ならしめる操作を検討した。        ヨ  ①グラフはやや変更を加えた。Gの方がGより不安定。という   のはざ、㎡、げ、はs、皿、.θより不安定であるから。内●内・   囚霞旨9。目明..国8コ○ヨ8∪①︿①δ℃日Φ葺碧餌臣Φbd鉱き80隔℃㌣   団日①昌冨隔”.o℃●o詳こサ巴  ②クリハラ氏の説明は理解し難い。q11尺\囚11︵団\2︶十︵囚\Z︶   に於いて今迄より低い資本労働比率︵囚\Z︶lr迂回化率の減   少1が労働生産性︵さ2︶を低下せしめる効果を通してσを低   下せしめる、と述べる。 ︵囚・国.閑葺浮碧2目ずΦ閑①網昌Φω寅昌   目ず①O昆O︷国OO⇒O日ぎ一︶①︿①δ層琶①⇒計O亨息け二娼・ξc。︶という   のは彼の説明では右辺の両者とも.小となりσが小となるかは不   明であるから。従って次の様に算え・たい。引締政策による利子 六九

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外国貿易と経済発展  肇上昇は、当然区\Zを下落せしめる。即ち使用資本は減少  し、迂回化が短縮するが、資本の減少率以上の比率でYが減少  すると考えられるであろう。即ちより大なる唄\Zの下落、  従ってσの低下である。︵ΩこUoこサ8︶ 柴 仮定により伊は一定であるが、ひの大小は輸出能力の大小を  意味するので、びの大小より生ずる誘発輸入の大小を考慮せず  とも先進国の邸iヨ>O、低開発国の鳴18︿O云いうるであろ  う。︵猶、原文のヨー10﹄ぴ︵低開発国︶はO﹂αのミス・プリ  ント、H︶9↓げΦ国O嘱口①鍮OP日げ①O﹁ざOや.O=二や竃⊆︻.︶        五        ① 最後に︵自生的︶資本移動を考慮して考察しよう。  罰十謬目ω7+bdh 即ち yHω冒十しd門一ζ       ρ撃 ︹剖11周内投資、冒h11対外貸付、Qりげ目国内貯蓄、じdh”対外借入口 前節織の分析はH11罰であったから、㈱を⑭に代入すれば、  ﹂嶋の11q︵Goけ十bdhーピh︶ ω711・・閃・。鴇即“噂k。。鳩罵11吻曜・。を⑭に代入すれば  ﹂唄の11q︵ω十〇1動︶鴫。,      ﹂団。, 即ち Ωロ目−団醐一11q︵。,十鳥一吻︶ ︹ω陛国内貯蓄比率︵平均貯蓄性向︶  性向 財11平均︵限界︶対外貸付性向︺ 従って低関発国にてσ、sが低値でも 竃 も11平均︵限界︶対外借入 ︵通.常それらの国ではq冊Oで 七〇 .あるから︶ρを上昇せしめる事により、伊を増大しうる。  然し、政を実物資本に対する貨幣的請求権と考えても、政がその   ヨ       ままYに即ちρの上昇が直ちにGの増大に導くとは限らないであろ う。O、110二の為の所要資本財を国内で生産し得ない時には、︵低開 発国ではそれが常態である︶研は先進国よりの資本財輸入にあてられ よう。云う迄もなく研だけ﹂圃が加わるので、それだけ輸入能力を 獲得し、直接にはその為に差支問題は起らない。  ①Ω●囚・囚・菌⊆臨罫鑓鴇日冨函Φ着霧︷き8冨。曼堕。や。律・い竈’   一ω刈∼O・本節の議論は前節迄の主張と結付けた為、クリハラ氏   の所論と同一でない。猶、OhUoこぎ昌。伍目。民○口8丙①団昌①。・冨β   ∪団⇒鎚ヨ貯。。矯。唱●9ごOげ巷.一ω・ 占

A

 以上、OΩ﹀Ω.を念頭に置きつつ、先ず外国貿易と需要成長び・ 供給能力成長ひの関連を考察し、次いで均、衡成長実現・維持即ち O。110のをもたらすパラメトリックな操作1ひを減する事なくびを       ロ        引下げる方法、及び、Gを増加する事なくしてGを増加する方法1 を分析した。          一般的に云って、Gの増大はGの引下げより困難であるが、両ケ ースを通じてσの引上げが最も望ましく且つ効果的であった。  然し資本移動を考慮に入れた場合、低開発国では常態であるσ及 びs︵必ずしもゴと等しくないがVが低くてもρの上昇によって無条 件ではないが、ひの増大がもたらされる。

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