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2010年度研究活動の要旨

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研究活動の要旨

情報行動学科

歴 情報論研究室 [学会機関誌等への投稿] 著 者 名:落合 孝 題 名:近世の政治・社会 掲 載 誌 名:群馬文化 発行年月日:2009年10月 巻 号 数:300号 頁 :64∼67 概 要:『群馬文化』201号からの群馬県における近世 、特に政治・社会を中心とした研究 を 整理した。 著 者 名:落合 孝 題 名:幕末維新期における村の治安と自警 掲 載 誌 名:歴 学研究 発行年月日:2009年11月 巻 号 数:860号 頁 :2∼12 概 要:近世社会において村共同体が保持していた警察権が近代社会への移行のなかでどのよう に変化していくかを 察した。特に、関東地域において社会の周縁部に滞留していた浪 人・無宿・博徒たちが引き起こす具体的な治安問題を、上野国吾妻郡植栗村の日記 料 を通して、幕末維新期の植栗村には無宿や浪人たちが豪農の家を強奪する事件が頻発に 起きたこと、榛名山信仰を共有する村々(霞組合村)が彼らの襲撃に対して昼夜警戒態 勢を取り、山狩を実施して地域の治安維持の機能を果たしていたことを明らかにした。 [著 書] 著 者 名:落合 孝 題 名:幕末維新期を生きた一農民の歴 認識 書 名:近藤義雄先生卒寿記念論集 単・共の別:共 発 行 所 名:群馬県文化事業振興会

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発行年月日:2010年1月 頁 :449∼466 概 要:関市三郎真武は、上野国吾妻郡植栗村の組頭・百姓代を務め、「抜書記録」や38年間の日 記(1838-1875年)を残している。幕末維新期を生き抜いた真武が、地域社会における生 活世界の変化をどのように捉えていたかを検討した。 [学会等での講演] 発 表 者 名:落合 高 題 名:森村新蔵「享和以来新聞記」を読む 講 演 会 名:群馬大学 開講座 発表年月日:2009年11月13日㈮・20日㈮・27日㈮ 開 催 場 所:群馬大学社会情報学部棟202 概 要:幕末期に日本全国を旅した森村新蔵の旅行見聞記や「享和以来新聞記」を読みながら、 江戸時代の旅の様子やどのような人間関係の中から情報を収集・蓄積・記録したかを講 義した。 発 表 者 名:落合 高 題 名:幕末を旅した上州の情報人 講 演 会 名:ぐんま地域・大学連携協議会連続講演会 in東京 発表年月日:2010年1月25日㈪ 開 催 場 所:ぐんま 合情報センター 概 要:幕末期に日本全国を旅した森村新蔵(1794-1874年)が、幕末維新期の政治経済社会の情 報を「享和以来新聞記」にまとめた。彼がどのような旅の体験をして、どのような人間 関係の中から情報を収集・蓄積・記録したかを講演した。 [ラジオでの講演] 発 表 者 名:落合 高 題 名:群馬の偉人伝 放 送 局 名:NHK前橋放送局 放送年月日:2009年10月∼2010年9月の毎月第4火曜日 概 要: 田山花袋『時はすぎゆく』を読む」(2009年10月)、「『群馬文化』300号を読む」(11月)、 久保田順一『中世前期上野の地域社会』を読む」(12月)、「番付から見た上州」(2010年 1月、「忠治伝説の形成」(2月)、「渡辺三右衛門」(3月)、「森村新蔵」(4月)、「関市 三郎真武の「日記」を読む」(5月)、「真塩紋弥と秣場騒動」(6月)、「蘭方医村上随憲」

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(7月)、「内村鑑三と上州」(8月)、「小栗上野介」(9月)などの話題提供を行った。 外国文化第二研究室 [著 書] 著 者 名:荒木詳二・斎藤佑 題 名: おもしろドイツ ―異文化への招待」 発行年月日:2010年4月1日 概 要:本書は、異文化理解という観点から作られたドイツ語初級用教材である。全12課で、前 半は生活文化、後半は映画、音楽、文学などの芸術をテーマとした。各課はドイツ文化 紹介、本文、文法説明、文法問題練習から成る。 意思決定科学研究室 [口頭発表] 発 表 者 名:岩井 淳・佐渡一広・富山慶典 題 名:電子的意思決定の収斂プロセスのための匿名コミュニケーション支援の枠組み 単・共の別:共 開催年月日:平成22年9月 発表学会名:2010年日本社会情報学会(JASI&JSIS)合同研究大会(研究発表論文集) 開 催 場 所:長崎県立大学シーボルト 概 要:参加者に匿名性を保証する意思決定支援システムの提案は多い。その多くは意思決定当 初の発散的思 のプロセスのための匿名性保証である。本研究では、これにつづく収斂 的思 のプロセスで匿名性保証を用いるアプローチを検討する。本発表で検討する初歩 的実験と実装した仕組みの数学的定式化の議論はすでに発表済みである。この仕組みを 電子民主主義研究の一技法と位置づけ、この観点から実験結果を検討する作業が増 で ある。 [研究成果報告書等] 発 表 者 名:富山慶典 掲 載 誌 名:群馬大学地域共同研究センターニュース 発行年月日:平成22年6月 頁 :8∼9 概 要:平成22年度から実施した大学院修士課程の3つの改革について、カリキュラムと入試制 度を中心にして解説した。

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著 者 名:富山慶典 題 名:選挙の夏がやってくる∼少数の支持しか得られていない政策や候補者が勝者になる⁉∼ 掲 載 誌 名:放送大学群馬学習センターだより「上州」 発行年月日:平成22年7月 巻 号 数:37号 頁 :1∼2 概 要: 少数の支持しか得られていない政策や候補者が勝者になる」という直感に反する現象を みごとに例示しているアンスコムの逆理とオストロゴルスキィの逆理について かりや すく解説した。 地域社会学研究室 [ 担執筆] 執 筆 者:森谷 題 名:『闘う地域社会』「 民館にみる地域社会の「自治」―群馬県笠懸 民館「笠懸 民タイ ムス」の住民編集を事例として―」、ナカニシヤ出版 頁 :286(担当:203∼221) 発 行 年 月:平成22年3月 概 要: 平成の大合併」における小規模自治体の状況について、全国規模の調査票調査や事例研 究を通じて検討した。担当部 では、合併によって消滅した地域メディアを取り上げ、 合併前の地域社会においてその地域メディアが有していた意義の合併による欠落を指摘 した。 [講 演] 講 演 者:森谷 演 題:地域社会をつくる「人の想い」―障害者にとって住みやすい地域社会を作るには― 開 催 日:平成22年5月23日 主 催:前橋市手話通訳者協会 講 演 会 名:前橋市手話通訳者協会第4回定期 会 場 所:前橋市 合福祉会館 概 要:『みんなが手話で話した島』(ノーラ・エレン・グロース)を素材として、障害のとらえ 方や生活様式論からの地域づくりについて講演した。 講 演 者:森谷 演 題:活動事例から学ぶ ICT 活用の地域づくり

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開 催 日:平成22年7月17日 主 催:群馬県生涯学習センター 講 演 会 名:課題解決支援講座Ⅱ(ICT 活用による地域活動編) 場 所:群馬県生涯学習センター 概 要:同講座のコーディネーターを担い、同時に ICT 活用の地域づくりが陥りやすい問題点 を、市民編集の地域メディアを事例に解説した。 舞台表象論研究室 [著 書]

著 者 名:Suematsu Michiko, Alexander Huang, Charles Ross, Richard Burt 他 書 名:Shakespeare in Hollywood, Asia, and Cyberspace

単・共の別:共

発行年月日:2009年10月15日

出 版 社 名:Purdue University Press

担 当 部 : The Tokyo Globe Years: 1988-2002 頁 :121∼28 概 要:1990年以降の日本におけるシェイクスピア上演状況を、上演の中心となったパナソニッ ク・グローブ座(98年より東京グローブ座)に注目して 析した。また、上演の場とし ての劇場が果たす意味を 察した。16世紀にシェイクスピアの劇団が上演を行っていた グローブ座を模した「東京グローブ座」という劇場が、ある種の「権威」を持ち、日本 のシェイクスピア上演を「西洋」という「権威」から解放するに至った過程を検証した。

著 者 名:Suematsu Michiko, Dennis Kennedy, Yong Li Lan他 書 名:Shakespeare in Asia : Contemporary Performance 単・共の別:共

発行年月日:2010年2月4日

出 版 社 名:Cambridge University Press

担 当 部 : Import/export : Japanizing Shakespeare 頁 :155∼169

概 要:アジアの現代におけるシェイクスピア上演を論じる本著において、担当部 では、明治 以来の日本におけるシェイクスピア上演を、上演の「輸入」、「輸出」と言う視点から捉 え直して論じた。西洋と東洋の対立を超えるインターカルチュラルな上演の出現に至る までの過程を、鍵となる上演を中心に 析した。

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著 者 名:末 美知子・小林かおり他 題 名:日本のシェイクスピア上演研究の現在 単・共の別:共 発行年月日:2010年3月31日 出 版 社 名:風媒社 担 当 部 :日本の上演 から見た歌舞伎『蜷川十二夜』、日本におけるシェイクスピア上演・上演研 究 頁 :28∼38、164∼180 概 要:日本のシェイクスピア上演及び上演研究を体系的に論じる本著において、担当部 では、 シェイクスピアと日本独自の伝統芸能である歌舞伎の融合を試みた歌舞伎『NINAGA-WA 十二夜』を、明治以来の日本のシェイクスピア上演 のコンテクストにおいて検証 した。具体的には、日本のシェイクスピア上演 という縦軸とインターカルチュラリティ という横軸の双方の観点から 察を進め、この上演作品の極めて特異な位置づけと意義 を明らかにした。 [学術論文]

著 者 名:Suematsu Michiko, Koabayashi Kaori

題 名:Asian Shakespeare Intercultural Archive (A-S-I-A): A Collaborative Digital Project

単・共の別:共

発行年月日:2010年4月1日

掲 載 誌 名:Shakespeare Review(The Shakespeare Association of Korea) 巻 数:45 号 数:№1 頁 :23∼34 概 要:アジアのシェイクスピア上演アーカイブ A-S-I-A の構築計画と活用方法を検証し、さ らに、日本の伝統的なシェイクスピア上演研究に A-S-I-A が与える影響と今後のデジ タルアーカイブの可能性を論じた(2009年10月の韓国シェイクスピア学会での発表を基 にした論文)。 [学会発表]

発 表 者 名:Suematsu Michiko, Koabayashi Kaori

題 名:Asian Shakespeare Intercultural Archive (A-S-I-A): A Collaborative Digital Project

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単・共の別:共

開催年月日:2009年10月23日

学 会 名:韓国シェイクスピア学会

開 催 場 所:Sookmyung Women University(ソウル)

概 要:アジアのシェイクスピア上演アーカイブ A-S-I-A の構築計画と活用方法を検証し、さ らに、日本の伝統的なシェイクスピア上演研究に A-S-I-A が与える影響と今後のデジ タルアーカイブの可能性を論じた。 発 表 者 名:末 美知子・小林かおり 題 名:ウェブ・アーカイブ A-S-I-A の意義と可能性 単・共の別:共 開催年月日:2009年12月12日 学 会 名:名古屋シェイクスピア研究会 開 催 場 所:同朋大学(名古屋) 概 要:アジアのシェイクスピア上演アーカイブ A-S-I-A の構築計画と活用方法を検証し、さ らに、日本の伝統的なシェイクスピア上演研究に A-S-I-A が与える影響と今後のデジ タルアーカイブの可能性を論じた。 [学会報告] 報 告 者 名:末 美知子

題 名:国際学会レポート(London/Seoul):The Fourth British Shakespeare Association Conference & the International Shakespeare Conference at Seoul 2009

単・共の別:単 発行年月日:2010年1月31日 掲 載 誌 名:Shakespeare News(日本シェイクスピア協会) 巻 数:49 号 数:№2 頁 :32∼36

概 要:2009年9月と10月に開催された The Fourth British Shakespeare Association Confer-ence(King s College London)と The International Shakespeare Conference at Seoul 2009: Shakespeare in Asia(Sookmyung Womens University/淑明女子大学)につ いて報告した。前者は、大会テーマを反映して local/globalな視点からシェイクスピア を読み直すセミナーが大勢を占め、英国、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、アラブのシェ イクスピア、インターカルチュラルなシェイクスピアまで、幅広くバランスを心がける

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配慮が見えた。後者では、アジアの研究者達が欧米の先行研究や研究手法を共有かつ依 存している現状が明らかとなり、今後は、西洋と東洋の binaryにより規定されないアジ アの概念やアジア独自のシェイクスピア研究手法模索を進める必要性があることを確認 した。 [講 演 会] 講 演 者 名:末 美知子 題 名:劇場空間とシェイクスピア 単・共の別:単 開催年月日:2010年1月23日 学会名(講演会名):早稲田大学演劇博物館 グローバル COE プログラム シェイクスピア・ゼミ講演 会 開 催 場 所:早稲田大学早稲田キャンパス 概 要:シェイクスピア作品を上演するにあたり、劇場空間はどのような意味を持つかを検証し た。近年、劇場研究はグローブ座やローズ座の発掘にはじまり、大きな成果を上げてお り、シェイクスピア上演研究もあらゆる角度から盛んに行われている。しかし、現代の 上演における劇場空間の重要性はまだまだ十 に論じられてはいない。本講演では、日 英の劇場や上演の映像資料を えながら劇場空間を中心とした上演研究の可能性を探っ た。 [劇 評] 著 者 名:Suematsu Michiko

題 名:Bloody Pieta: AUN Companys Macbeth 単・共の別:単

発表年月日:2010年3月31日

掲 載 誌 名:Shakespeare Studies(The Shakespeare Society of Japan) 巻 数:47 頁 :54∼56 概 要:1997年以来東京でシェイクスピア上演を継続している劇団 AUN の『マクベス』(2008年) について、マクベス夫妻が造形する血塗れたピエタ像のイメージや魔女の表象を中心に 析した。 [国際共同プロジェクト] 担 当 者 名:末 美知子・小林かおり他

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プロジェクト名:ウェブ・アーカイブ A-S-I-A(Asian Shakespeare Intercultural Archive) 単・共の別:共 開年月日:2010年4月30日 開 URL:http://www.a-s-i-a-web.org/、群 馬 大 学 社 会 情 報 学 部 末 研 究 室 http://www.si. gunma-u.ac.jp/ sue/index.htm 概 要:デジタル化の進展を生かした比較演劇の研究手法確立を目指し、シンガポール国立大学 と共同でアジアにおけるシェイクスピア上演ウェブ・アーカイブ A-S-I-A(Asian Sha-kespeare Intercultural Archive)の構築を行った。アーカイブのコンテンツ(アジアに おけるシェイクスピア上演作品映像と上演に関する資料など)取得と詳細な上演作品 析データの作成後デジタル化し、2010年4月にウェブ上で第一期を 開した。複数のシェ イクスピア上演作品(全編)と上演 析データを収蔵したウェブ・アーカイブは世界初 であり、インターカルチュラルな視点からのシェイクスピア上演研究の発展に大いに貢 献できると思われる。 日本文化研究室 [論 文] 著 者:高山利弘 題 名:『源平闘諍録』の志向 単・共の別:単著 発行年月日:平成22年3月31日 掲 載 誌 名:『源平闘諍録』を基軸とした古代中世をめぐる軍記文学の基礎的研究」(科学研究費補助 金研究成果報告書) 頁 :5∼16 概 要:『源平闘諍録』がかかえる重要な問題の一つに、その奇妙な巻立てのあり方がある。現存 本5冊(巻一上・下、巻五、巻八上・下)という事実をめぐっては、いくつかの巻が散 逸したとする見解と、もともと現存本のみが作られたとする見解が出されている。現存 していない巻をめぐっての検証はきわめて困難であるが、現存本文に描かれている千葉 常胤をめぐる独自の虚構の問題から、『闘諍録』作者の志向を明らかにした。『闘諍録』 における千葉常胤は頼朝挙兵に際して重要な位置を占めているが、それは千葉氏の妙見 信仰に連動している。すなわち、『闘諍録』においては、妙見菩 を保持する常胤が常に 大手の軍勢に属するという独自の構成になっている。『闘諍録』は屋島合戦以降の具体的 な記述を欠いているが、常胤が義経に従軍していたとする虚構が設定されており、常胤= 妙見菩 という構図を見ることができ、これによって源氏方に勝利がもたらされるとい う独自の物語の志向が確認できるのである。

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[報 告 書] 編 著 名:高山利弘 執 筆 者:高山利弘・栃木孝惟・久保 勇・清水由美子・小番 達・原田敦 報 告 書 名:科学研究費補助金研究成果報告書「『源平闘諍録』を基軸とした古代中世をめぐる軍記文 学の基礎的研究」(基盤研究(C)、課題番号19520133) 単・共の別:共著 発行年月日:平成22年3月31日 頁 :1∼126 概 要:平成19∼21年度科学研究費補助金(基盤研究(C)、課題番号19520133)による研究成果 報告書。研究代表者として研究成果報告書をとりまとめた。8編の論文と1編の資料を 収める。 理論社会学研究室 [学会発表] 発 表 者 名:伊藤賢一 題 名:マクドナルド化理論のアクチュアリティ 開催年月日:2009年12月5日 発表学会名:2009年日本社会学 学会研究例会 開 催 場 所:日本大学文理学部 概 要:Ritzerのマクドナルド化理論はさまざまな批判に晒されながらも現代社会のアクチュ アルな側面を捉えているといえる。そのアクチュアリティの中心がどこにあるかを、 Beck らの議論と対比させながら、社会学 における位置づけという問題を 察しつつ 探った試み。 発 表 者 名:伊藤賢一 題 名:鉄の檻テーゼとマクドナルド化理論 開催年月日:2010年6月26日 発表学会名:第50回日本社会学 学会大会 開 催 場 所:奈良女子大学 概 要:Ritzerのマクドナルド化理論は Weberの「鉄の檻テーゼ」の現代版として彼自身によっ て紹介されているが、初期 Ritzerのメタ社会学は Weberの議論について批判的なとら え方をしている。Ritzerの理論体系の中で、Weberの議論とマクドナルド化理論の位置 づけがどのように処理されているのかを論じたもの。

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発 表 者 名:ITO Kenichi

題 名:The Mobile Internet Use in Japan: Cyber-bullying through Mobile Phones 開催年月日:2010年7月15日

発表学会名:ISA World Congress 2010 in Gothenburg 開 催 場 所:Svenska Massen, Gothenburg, Sweden

概 要:わが国において青少年とインターネット問題がどのような社会問題として扱われている のか、ネットいじめに焦点を当てつつ紹介した報告。2009年12月に群馬県内の市町村で 行った調査のデータを示した。 発 表 者 名:伊藤賢一 題 名:群馬県における中学生・高 生のインターネット利用の実態 開催年月日:2010年9月5日

発表学会名:2010年日本社会情報学会(JSIS & JASI)合同研究大会 開 催 場 所:長崎県立大学シーボルト 概 要:ワークショップ「青少年のインターネット利用問題への対策と課題―日韓比較の試み―」 の一環。2010年1月∼3月に行った、群馬県高 生・保護者調査の結果を報告したもの。 [調査報告書( 担執筆)] 執 筆 者 名:伊藤賢一 題 名:県民世論調査による県民意識の把握と 析 共 著 者 名:伊藤賢一・後藤 岳・多田素生・西山 太郎・宮村恵介・森谷 発 行 所 名:上毛新聞社・群馬大学社会情報学部 発行年月日:2010年3月31日 頁 :11∼14( 担執筆 ) 概 要:上毛新聞と共同で行った県民世論調査の報告書。「社会関係資本」の部 を担当した。 [そ の 他] 執 筆 者 名:伊藤賢一 題 名:人々の 流 盛んな本県 掲 載 紙 名:上毛新聞 掲載年月日:2010年1月1日 概 要:前年11月に行われた県民世論調査の結果に対して論評したもの。ソーシャル・キャピタ ル(社会関係資本)の衰退が指摘されるが、本県における近所づきあいは全国の動向に 比べると活発であり、比較的豊かであることを指摘した。

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[その他(シンポジウムのパネリスト)] 講 師 名:伊藤賢一 報 告 題 目:群馬県小中学生のメディア環境とネットいじめ シンポジウム名:情報社会のいじめ問題―解決に向けた地域からのアプローチ 主 催 者:群馬大学地域連携推進室・群馬大学社会情報学部 日 時:2010年1月22日 場 所:群馬大学教育学部 概 要:群馬大学地域貢献シンポジウム・群馬大学社会情報学シンポジウム「情報社会のいじめ 問題」にパネリストとして参加し、前年12月に群馬県内の市町村で行った調査結果の要 点を報告した。また、その後のパネル・ディスカッションに参加し、情報社会における いじめ問題について討議した。 [その他(研究会での報告)] 講 師 名:伊藤賢一 報 告 題 目:小中学生のメディア利用とその問題点 主 催 者:群馬大学社会情報学部モバイル・インターネット調査グループ、韓国放送通信審議委員 会(KCSC) 日 時:2010年2月22日 場 所:韓国 KCSC 研究センター 概 要:韓国 KCSC との研究 流の一環として、前年末に群馬県内の市町村で行った調査結果を 示しながら、わが国における青少年のメディア利用、とりわけモバイル・インターネッ トの問題について報告し、意見 換を行った。 [その他(イベントでのゲスト講師)] 講 師 名:伊藤賢一 イベント名:教育改革・いせさき未来会議 主 催 者:伊勢崎市教育委員会 日 時:2010年7月1日 場 所:伊勢崎市立北小学 概 要:伊勢崎市内の学 教育関係者と伊勢崎市の教育問題について自由に語り合うイベント。 青少年のインターネット利用について、調査データなどを元に開設し、生徒児童上の問 題点などについて意見 換を行った。

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[その他(招待講演)] 講 師 名:伊藤賢一

題 名:青少年とインターネット問題の社会的構築

発表学会名:情報教育シンポジウム Summer Symposium in Shibukawa 2010 主 催 者:情報処理学会・コンピュータと教育研究会 日 時:2010年8月19日 場 所:伊香保温泉・森秋旅館 概 要:前年度に群馬県内で行った調査に基づいて、青少年とインターネットの問題の社会的構 築過程について解説した。 共政策研究室 [学会機関誌等への投稿] 著 者 名:小竹裕人 題 名:指定管理者制度の現状と課題 掲 載 誌 名:群馬県「都市計画ぐんま」 巻 数:vol.13 発行年月日:平成22年3月 頁 :21∼23 要 旨:群馬県における指定管理者の現状と課題を整理したもの。指定管理者選定における財団 の取り扱い方、選定後の議会のかかわりなどについて整理したもの。 [社会的活動(講演等)] 講 演 者 名:小竹裕人 題 名: NPOと行政との協働」 開催年月日:2009年11月13日 主 催 者:太田市 開 催 場 所:太田市役所 概 要:太田市役所職員を対象とし、NPOとは何か、協働の定義やそれが求められる背景につい て解説した。 [社会的活動(委員会)] 題 名:群馬県「馬事 苑のあり方検討委員会」副会長 開 催 年:2010年 主 催 者:群馬県農政部

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概 要:県営馬事 苑の存続の是非および運営方法などについて検討する委員会。副会長として 参加し意見した。 題 名:群馬県協働推進会議アドバイザー 開 催 年:2010年度 主 催 者:群馬県 NPOボランティア課 概 要:群馬県庁内で協働をすすめるために部局長を集め行われている会議にアドバイザーとし て参加し意見した。 題 名:群馬テレビ「放送番組審議会」会長 開 催 年:2010年 主 催 者:群馬テレビ 概 要:群馬テレビで放送される番組の内容について審議する委員会において会長を務めとりま とめを行った。 題 名:群馬県都市計画課 園等評価委員会委員 開 催 年:2010年 主 催 者:群馬県都市計画課 概 要:群馬県営都市 園の指定管理者による評価状況の評価を行った。 題 名:群馬県県土整備部評価委員会委員 開 催 年:2010年 主 催 者:群馬県県土整備部 概 要:群馬県営ヘリポートの指定管理者による評価状況の評価を行った。 題 名:群馬県指定管理者評価委員会委員 開 催 年:2010年 主 催 者:群馬県産業労働部・観光物産課 概 要:群馬県営キャンプ場・スキー場・福祉センターの指定管理者による評価状況の評価を行っ た。 題 名:群馬県企業局指定管理者評価委員会委員 開 催 年:2010年 主 催 者:群馬県企業局

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概 要:群馬県営駐車場・ゴルフ場の指定管理者による評価状況の評価を行った。 題 名:前橋市中心市街地活性化基本計画策定に係る市民会議 開 催 年:2010年 主 催 者:前橋市にぎわい商業課 概 要:前橋市中心市街地の活性化基本計画の策定と、中心市街地の活性化を目的とした市民会 議に出席し意見した。 題 名:前橋市コンプライアンス委員会委員 開 催 年:2010年 主 催 者:前橋市行政管理課 概 要:前橋市職員の不祥事が明らかとなったため設置された委員会である。法令遵守のために 規則の見直しや研修方法の見直しについて委員として出席し検討を行った。 [社会的活動(ワークショップ)] 題 名:赤城山振興にかかわるワークショップ 開 催 年:2010年 主 催 者:前橋市観光課 概 要:富士見村が前橋市と合併し、前橋市は新たな観光資源赤城山を市内に持つこととなった。 赤城山山頂付近の振興を図るため前橋市と一緒になってワークショップを行い、コー ディネーターとして市民ニーズの吸い上げおよび取りまとめを行った。 意思決定支援研究室 [学術論文]

発 表 者 名:Atsushi IWAI, Kazuhiro SADO

題 名:A Design of Web-based GDSS that Supports Anonymous Communication and the Convergent Process

発行年月日:2010年3月

掲 載 誌 名:IMECS2010(International Multi-Conference of Engineering and Computer Scientists 2010)Proceedings, Vol.1.

頁 :693∼698

概 要:匿名コミュニケーションを支援する多くの GDSS では、収斂に先立つ発散のプロセスに おける匿名性を支援する。本研究では、収斂プロセスにおける匿名コミュニケーション 支援の枠組みを提案した。また購入書籍を選択するという具体的例題を用いて提案シス

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テムの実験的評価を行った。

[学会発表]

発 表 者 名:岩井 淳・佐渡一広・富山慶典

題 名:電子的意思決定の収斂プロセスのための匿名コミュニケーション支援の枠組み 開催年月日:2010年9月5日

発表学会名:2010年日本社会情報学会(JASI & JSIS)合同研究大会 開 催 場 所:長崎県立大学シーボルト 概 要:本研究では、収斂的思 のプロセスで匿名性保証を用いる集団的な意思決定支援のアプ ローチを検討した。特に Webを介して意思決定を行う電子民主主義研究の一技法と位 置づけ、実験結果を踏まえつつ将来的可能性を検討した。 [学会発表] 発 表 者 名:岩井 淳 題 名:『社会的選択と集合的厚生』の「抽象的な母国」について∼価値自由とリベラル・パラド クスの議論からの一 察 開催年月日:2010年9月11日 発表学会名:第50回数理社会学会大会 開 催 場 所:獨協大学 概 要:A.Senの『集合的選択と社会的厚生』(Sen, 1970)の冒頭の1段落について、その解釈 法を示した。特に原文中の an abstract motherlandの表現について、著者の価値自由や リベラル・パラドクスの議論を踏まえてその意味を整理した。この議論のうえで、本書 に冷戦時代の両陣営に対してコメントする意図があることを説明した。 言語コミュニケーション研究室 [翻 訳] 翻 訳 者 名:今井邦彦(編) 井門 亮・岡田 宏・ 崎由貴・古牧久典・新井恭子(訳) 題名(書名):最新語用論入門12章 発 行 所 名:大修館書店 発行年月日:2009年12月25日

原 著 者 名:Deirdre Wilson, Tim Wharton

原 著 名:Issues in Pragmatics, Logic and Meaning

要 旨:本書は、関連性理論の 始者である D.Wilson教授らのロンドン大学での講義録を翻訳 したものである。関連性理論を中心に、語用論の基礎から最新の研究動向までまとめら

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れている。第3章∼第7章(pp.39∼121)を担当。 情報科学研究室 [学術論文] 著 者 名:柿本敏克・細野文雄 題 名:状況の現実感尺度の再検討:2つの仮想世界ゲーム実験から 単・共の別:共著 発行年月日:2010年2月 掲 載 誌 名:実験社会心理学研究 巻 数:49 号 数:2 頁 :149∼159 概 要:状況の現実感尺度(柿本、2004)の妥当性を、仮想世界ゲームを用いて構成された集団 間状況において検討した。研究1では従来型の仮想世界ゲームを用いた実験が行われ、 研究2では今回新たに開発されたその電子試作版を用いた実験が実施された。下位尺度 の得点パターンとともに、全体としてこの尺度が状況の現実感を比較的良好にとらえて いると解釈できた。研究方法論および理論上の問題がいくつか議論された。 [学会発表] 発 表 者 名:細野文雄・柿本敏克・広瀬幸雄 題 名:仮想世界ゲーム電子版の試作 単・共の別:共 開催年月日:2009年12月4-5日 発表学会名:日本シミュレーション&ゲーミング学会2009年度秋季全国大会 開 催 場 所:横浜国立大学 概 要:南北地域間の 藤と協調のプロセスをシミュレートする仮想世界ゲーム(広瀬、1997) を、コンピュータ上で実施する電子版を試作した。電子版はクライアント・サーバ方式 を採用しており、各プレーヤーはパソコンを通してゲームに参加する。また、ゲーム中 の会話内容や取引などの行為はすべてサーバ上に記録される。今回はその詳細について 報告した。電子版の試作によって、仮想世界ゲームがコンピュータ上で実現できるもの であることを示し、当初の目的であるコスト軽減と条件統制の厳密化がある程度達成さ れた。

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発 表 者 名:柿本敏克・細野文雄・安藤香織 題 名:仮想世界ゲーム電子版に参加者はリアリティを感じるか―集団間関係の研究手法として の仮想世界ゲーム電子版― 単・共の別:共 開催年月日:2010年9月17日・18日 発表学会名:日本社会心理学会第51回大会 開 催 場 所:広島大学 概 要:仮想世界ゲームをもとにして開発されたその電子版を、集団間関係の研究枠組みとして 用いることの妥当性について 察した。最初に2007年に行なわれた電子試作版の実施例 の概略を記述し、次に、研究の前提となる集団間関係状況の迫真性がそこに認められる か、電子版を用いることにより独自の特徴が生じるかを、主としてゲーム参加者からの 言語報告に基づき探索的に探った。

情報社会科学科

会計学研究室 [学術論文] 著 者 名:中島照雄 題 名:市民会計の一 察⑵―現代社会と会計情報― 単・共の別:単著 発行年月日:2010年3月31日 掲 載 誌 名:群馬大学社会情報学部研究録集 巻 数:第17巻 頁 :175∼186 概 要:社会情報と会計情報の融合に向けての研究は、従来の会計情報を拡大して、会計情報の 機能を「社会的用具」として捉えている。そして、会計の 命とは、「金銭文明の病の医 者」を目指すことにあると位置づけた。このような機能や 命を 慮するには、会計情 報を市民社会的アプローチとして捉える「市民会計」という新しい視点が必要になって いる。そこで、ここでは、前号(環境政策・世代会計など)に引き続いて市民会計のな かで、自治体 会計と NPO会計について展開する。 著 者 名:中島照雄 題 名:グローバル化・市場主義の弊害と会計情報システムの一 察―持続可能な社会の実現に 向けて―

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単・共の別:単著 発行年月日:2010年3月31日 掲 載 誌 名:群馬大学社会情報学部研究録集 巻 数:第17巻 頁 :187∼196 概 要:従来の経済活動は、一国という経済圏の中で規制が存在した。そうしたなか、規制緩和 が進展し、さらに、規制緩和を追いかけるようにグローバル化も急速に進み、自由の枠 組みの限界が市場の関係者にも見えにくくなってしまった。 他方、金融商品のリスク 散という手法(たとえば金融工学など)が開発され、信用度 の低い金融商品も、各種の優良商品と結合することによってリスク 散が図られると えられてしまった。これにより、リスクの高い金融商品が優良商品であるかのような錯 覚までも生じてしまった。そこで、ここではグローバル化・市場主義の弊害のなかで、 会計の 命についての一 を展開する。 [講 演] 講 演 者 名:中島照雄 題 名:非営利組織のアカウンタビリティ∼説明責任と評価∼ 単・共の別:単 開催年月日:2009年10月28日㈬ 講 演 会 名:前橋市市民活動支援センター「NPO・コミュニティビジネス」 開 催 場 所:前橋テルサ 5階研修室 概 要:前橋市市民活動支援センター主催、 共職業安定所長から受講指示を受けた方(雇用保 険受給中でハローワークから受講指示又は推薦をされた方)を対象に、NPO法人の運 営・起業に関する説明責任と評価を展開した。 [社会貢献活動・審議会委員等] 題 名: 全国 康保険協会」群馬支部評議員および評議会議長 開 催 年:2009年∼2010年 主 催 者:全国 康保険協会 概 要:全国 康保険協会(群馬支部)の 康保険の事業運営に付き、支部の事業計画並びに予 算事業、都道府県単位保険料率の変 に係る事業等、協会支部の運営に関して意見を述 べて的確な事業活動を促進する。

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題 名: 群馬県後期高齢者医療懇談会」委員および懇談会座長 開 催 年:2009年∼2010年 主 催 者:群馬県後期高齢者医療広域連合会長・ 浦幸雄(高崎市長) 概 要:後期高齢者医療制度の現状と今後についての意見 換を行った。また、保険料率の試算 などの意見 換も行った。 題 名: 前橋市廃棄物減量等推進審議会」委員および審議会会長 開 催 年:2009年∼2010年 主 催 者:前橋市 概 要:環境政策等の実施から、前橋市民に廃棄物減量等を促す諸処の施策の検討を行った。 経営学研究室 [報 告 書] 著 者 名:寺石雅英 題 名:高度医療拠点を契機にした 康ツアー(ウェルネスツーリズム)整備事業化プロジェク ト報告書 発表年月日:平成22年3月 発 行 所:前橋商工会議所 頁 :計114 概 要:ウェルネスツーリズム推進協議会が「平成21年度地方の元気再生事業」として取り組ん だ「高度医療拠点を契機にした 康ツアー(ウェルネスツーリズム)整備事業化プロジェ クト」の成果を報告するとともに、前橋が「 康医療都市」の実現を追求するにあたっ ての大きな潜在的可能性や重大な課題について明らかにした。 著 者 名:寺石雅英 題 名:八ッ場ダム周辺観光関連事業検討業務最終報告書 発表年月日:平成22年3月 発 行 所:群馬県八ッ場ダム水源地域対策事務所 頁 :計108 概 要:八ツ場ダム 設予定地域におけるまちづくり構想である「ダイエットバレー構想」の計 画概要をまとめるとともに、林地区で 設・運営計画の策定が進められている販売施設 に関する事業計画の骨格を策定した。

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環境科学研究室 [報 告 書] 著 者 名:石川真一・大森威宏・増田和明 題 名:西榛名地域貴重植物種モニタリング 発行年月日:2009年11月 報 告 書 名:群馬県自然環境課「良好な自然環境を有する地域学術調査報告書(XXXV)」 頁 :269∼272 概 要:2008年度に行われた群馬県自然環境調査研究会による学術調査の報告書。群馬県西榛名 地域において2005―2007年度調査で生育が確認された30種の絶滅危惧・希少植物種の生 育・ 布状況をモニタリングした。このうち2種について新たな生育地が確認された。 また貴重在来種ノダイオウが外来種エゾノギシギシと 雑していることが明らかにな り、「遺伝子浸透」という新たな環境問題が提起された。今後、群馬県の自然環境保護政 策の策定・実施の基礎資料となる。筆頭著者として調査・解析・執筆を担当した。 [学会等での口頭発表] 発 表 者 名:石川真一 題 名:企業と生物多様性―生態学と企業の協働をめざして―イントロダクション 発表年月日:2010年3月17日 学 会 名:第57回日本生態学会大会シンポジウム「企業と生物多様性―生態学と企業の協働をめざ して」 開 催 場 所:東京大学(東京都・駒場) 概 要:生物多様性条約 COP10名古屋会議開催の年を迎えて、生物多様性保全のため、改めて企 業と学界の協働活動を求めるシンポジウムを開催した。イントロダクションとして、石 川がこれまでに行ってきた企業の生物多様性保全活動の支援活動を紹介し、その意義を 再確認した。 [社会的活動] 開 催 者 名:石川真一 題 名:教養教育合宿実習「群馬県本白根山の自然環境の成り立ちと保全」 開催年月日:2010年6月26日・27日 開 催 場 所:群馬県草津町 概 要:群馬大学学生を対象とし、草津白根山の自然環境資源としての重要性や、周辺地域の産 業がいかに自然環境資源をうまく利用して成り立っているかを体験する実習。

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開 催 者 名:石川真一 題 名:ビオトープ育成のための環境科学的調査研究と講習 開催年月日:2010年4月∼ (月一回開催) 開 催 場 所:群馬県明和町 概 要:㈱アドバンテスト群馬R&Dセンター(群馬県明和町)内に竣工したビオトープを育成 する環境科学的調査研究を行い、これに基づいて講習を行った。㈱アドバンテストビオ トープ基金により助成を受けた。 開 催 者 名:石川真一(群馬県自然環境調査研究会) 題 名:群馬県・絶滅危惧植物実態調査 開催年月日:2010年3月∼9月(月3回程度) 開 催 場 所:群馬県東吾妻町、板倉町、上野村他 概 要:群馬県の委託事業である。群馬県レッドデータブックの改訂に必要な情報を得るため、 群馬県内各地における絶滅危惧植物の 布・個体数・生育立地調査、種子採集を担当し た。 開 催 者 名:石川真一 題 名: 開講座「地球市民講座―地球温暖化への挑戦―」 開催年月日:2010年9月25日 開 催 場 所:群馬大学荒牧キャンパス(社会情報学部106教室) 概 要:地域住民対象の 開講座。「地球温暖化研究の歴 と成果」に関する講義を行った。参加 者12名。 行政学研究室 [講 演] 講 演 者 名:北村 純 題 名:政策・予算の執行 開催年月日:2010年2月27日 講 演 会 名:平成21年度イラク行政官セミナー 開 催 場 所:JICA 東京(東京都渋谷区) 概 要:独立行政法人・国際協力機構[中東欧州部・東京国際センター]開催(実施主体:特定 非営利法人・日本政治 合研究所)によるイラク行政官(大統領府職員、首相府職員、 その他政府関係者)を対象とした「平成21年度イラク行政官セミナー」(2010年2月23日 ∼3月11日)における研修プログラムの1つとして、わが国の「政策・予算の執行」に

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ついて概観的な講義および参加者との質疑応答を行った。 社会心理学研究室 [学術論文] 著 者 名:柿本敏克・細野文雄 題 名:状況の現実感尺度の再検討:2つの仮想世界ゲーム実験から 単・共の別:共著 発行年月日:平成22年2月 掲 載 誌 名:実験社会心理学研究 巻 数:49 頁 :149∼159 概 要:状況の現実感尺度(柿本、2004)の妥当性を、仮想世界ゲームを用いて構成された集団 間状況において検討した。研究1では従来型の仮想世界ゲームを用いた実験が行われ、 研究2では今回新たに開発されたその電子試作版を用いた実験が実施された。下位尺度 の得点パターンとともに、全体としてこの尺度が状況の現実感を比較的良好にとらえて いると解釈できた。研究方法論および理論上の問題がいくつか議論された。 [学術論文] 著 者 名:柿本敏克 題 名:状況の現実感尺度の項目改訂 単・共の別:単著 発行年月日:平成22年3月 掲 載 誌 名:群馬大学社会情報学部研究論集 巻 数:17 頁 :37∼45 概 要:大学の講義場面から得られたデータを用い、状況の現実感尺度の尺度項目改訂を目指し た。大学の講義中に改訂版の尺度項目を含む質問紙を配布し、67名からの回答を得た。 因子 析の結果、想定された3つの下位尺度項目に対応した比較的単純な因子構造が観 測された。各下位尺度のクロンバックの信頼性係数の値はすべて適切なものであった。 関連が予想される「状況への取組みの真剣さ」についての回答を用いて尺度の妥当性が 確認された。 [その他報告書] 編 者 名:柿本敏克

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題 名:平成21年度群馬大学社会心理学セミナー報告 発行年月日:2010年3月 発 行 所 名:群馬大学社会情報学部 頁 数:69 概 要:平成21年度に社会情報学部主催で実施された第6回「群馬大学社会心理学セミナー」(大 坊郁夫先生)および計2回開催された群馬大学社会心理学研究小集会(飛田操、野波寛 両先生)の講演録として作成された。 [学会発表] 発 表 者 名:柿本敏克

題 名:A sense of field reality that makes a group situation real 単・共の別:単

開催年月日:2010年7月11日∼16日

発表学会名:27 International Congress of Applied Psychology 開 催 場 所:Melbourne, Australia

概 要:A new concept to evaluate an experimental situation is developed for the experimen-tal study of intergroup relations: a sense of field reality. Methodological impor-tance of experimental reality has long been appreciated for any experimental study, but its theoretical importance has not been recognized fully for the experimental study of intergroup relations. The present study demonstrates that a subjective sense of reality of an experimental situation is necessary for a group situation to be a real group situation.

[学会発表] 発 表 者 名:柿本敏克・細野文雄・安藤香織 題 名:仮想世界ゲーム電子版に参加者はリアリティを感じるか―集団間関係の研究手法として の仮想世界ゲーム電子版― 単・共の別:共 開催年月日:2010年9月17-18日 発表学会名:日本社会心理学会第51回大会 開 催 場 所:広島大学 概 要:仮想世界ゲームをもとにして開発されたその電子版を、集団間関係の研究枠組みとして 用いることの妥当性について 察した。最初に2007年に行なわれた電子試作版の実施例 の概略を記述し、次に、研究の前提となる集団間関係状況の迫真性がそこに認められる

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か、電子版を用いることにより独自の特徴が生じるかを、主としてゲーム参加者からの 言語報告に基づき探索的に探った。 [学会発表] 発 表 者 名: 偉春・柿本敏克 題 名:インターネット環境における社会的浸透 単・共の別:共 開催年月日:2010年9月4-6日

発表学会名:日本社会情報学会(JASI & JSIS)合同研究大会 開 催 場 所:長崎県立大学シーボルト 概 要:インターネット上での対人関係の進展度合いの指標としての自己開示量が、⑴ネット上 の対人関係から得られる心理的報酬と、⑵ネット上の対人関係における心理的コストと によって規定されるか、⑶その度合いがネット利用経験の量に依存するかを、中国のイ ンターネット利用者を対象としたオンライン調査により検討した。心理的コストは予想 に反して自己開示量を増やすことが見いだされた。回答者が5年以上利用経験のある長 期利用者に偏っていたこと、想定した因果関係が実態からずれている可能性があること が今後の検討課題としてあげられた。 [学会発表] 発 表 者 名:細野文雄・柿本敏克・広瀬幸雄 題 名:仮想世界ゲーム電子版の試作 単・共の別:共 開催年月日:2009年12月4-5日 発表学会名:日本シミュレーション&ゲーミング学会2009年度秋季全国大会 開 催 場 所:横浜国立大学 概 要:南北地域間の 藤と協調のプロセスをシミュレートする仮想世界ゲーム(広瀬、1997) を、コンピュータ上で実施する電子版を試作した。電子版はクライアント・サーバ方式 を採用しており、各プレーヤーはパソコンを通してゲームに参加する。また、ゲーム中 の会話内容や取引などの行為はすべてサーバ上に記録される。今回はその詳細について 報告した。電子版の試作によって、仮想世界ゲームがコンピュータ上で実現できるもの であることを示し、当初の目的であるコスト軽減と条件統制の厳密化がある程度達成さ れた。

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経営管理研究室 [著 書]

著 者 名:杉山 学

書 名:経営効率 析のための DEA と Inverted DEA ―基本概念と方法論から、主観的な判断 を加味できる応用モデルまで― 単・共の別:単 発行年月日:2010年2月17日 発 行 所 名:静岡学術出版 頁 数:152 概 要:企業の業績評価を行なう代表的な方法として経営 析があげられるが、近年、企業の活 動実績を示す様々なデータを用いて、企業の相対的な効率を評価する DEA(データ包絡 析法)が実用性の高い 析手法として注目視されている。本書は、経営の効率 析が 行える実用性の高い DEA と、DEA とは逆の非効率を評価する Inverted DEA(インバー テド DEA)について、基本概念と方法論が詳しく述べられている。さらに、DEA と Inver-ted DEA を基に評価者の主観的な判断を加味できる応用モデルについても詳しく述べ られている。したがって、経営の効率 析に興味のある人にとって読み応えのある内容 であり、そして、具体的な 析事例も掲載されている。本書は、経営の効率 析を行う 上で新たな示唆を与えるものである。 [著 書] 編 者 名:吉田 浩 共 著 者 名:秋吉貴雄・太田 一・金田 隆・神田清人・島田 亨・杉山 学・照井伸彦・吉田 浩・ 渡辺一生 書 名:サービス・イノベーションの新展開 単・共の別:共著(担当部 は単著) 発行年月日:2010年3月1日 発 行 所 名:東北大学大学院経済学研究科サービス・イノベーション人材育成推進プログラム編 頁 数:240 担 当 部 :105∼128頁 「第4章 マネジメント・サイエンスの概説と意思決定支援の具体例」 概 要: 第4章 マネジメント・サイエンスの概説と意思決定支援の具体例」の章(計24頁)を 担執筆。マネジメント・サイエンスの概要を、大学院レベルとしてわかり易い内容で 記述した。そして、意思決定支援の具体的例題について詳しく解説を示し、論じた。

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[学術論文] 著 者 名:杉山 学 題 名:データ包絡 析法による JR と大手私鉄の事業活動効率比較 ―Inverted DEA/ウィン ドー 析による JR 旅客各社の推移― 発行年月日:2010年3月31日 掲 載 誌 名:群馬大学社会情報学部研究論集 巻 数:17 頁 :47∼69 概 要:本研究は、国鉄の 割・民営化から今年で22年が経過し、本当に JR は国鉄時代の事業活 動から、大手私鉄並みの事業活動に改善されたかを、データ包絡 析法(DEA)の諸手 法を用いて実証的に検証、評価することが目的である。これにより、国鉄の 割・民営 化に対する本来の目的が達成されたかを議論でき、一連の政策決定が妥当なものであっ たかを議論する上で、重要な資料を提示できると える。第3報である本論文では、第 1報の論文「データ包絡 析法による JR と大手私鉄の事業活動効率比較のための時系 列業績データ基礎 析 ―各種業績データに基づく JR 旅客各社の推移―」で示された鉄 道事業者の事業活動に対する効率性評価の枠組みを用い、第2報の論文「データ包絡 析法による JR と大手私鉄の事業活動効率比較 ―DEA/ウィンドー 析による JR 旅客 各社の推移―」に対応して、Inverted DEA のヴァリエーションの中の Inverted DEA/ ウィンドー 析を適用して、本格的に JR 旅客各社と大手私鉄の事業活動を時系列的に 非効率性評価を行い、実証的に検証し、 察を行った。 [研究報告書] 共 著 者 名:石川真一・寺石雅英・中島照雄・杉山 学・北村 純・柿本敏克 書 名:群馬大学社会情報学部研究プロジェクト「持続可能な社会の構築のための社会情報学的 研究」 括報告書 単・共の別:共著(担当部 は単著) 発行年月日:2009年3月 発 行 所 名:群馬大学社会情報学部「持続可能プロジェクト」運営委員会編 頁 数:60 担 当 部 :30∼43頁 「4.規制緩和と経営の効率化」 概 要:群馬大学学長裁量経費により5年間にわたって実施した研究プロジェクトのうち、杉山 が担当した箇所の研究について、第4章にて「規制緩和と経営の効率化」という題目で 研究成果を報告した。具体的には、実際に規制緩和が行なわれ、民営化、自由化などが 実施された後、経営の効率化がなされたかを、いくつかの実証 析をもとに報告し、ま

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とめた。 [講 演] 講 演 者 名:杉山 学 題 名: 合評価手法① ∼AHP∼ 開催年月日:2010年7月22日 講 演 会 名:平成22年度 群馬大学 開講座「マネープラン養成講座(企業・産業 析スキル)」 開 催 場 所:群馬大学サテライト高崎 概 要:平成22年度 群馬大学 開講座として、「 合評価手法① ∼AHP∼」という題目の講演 を行った。具体的な内容として、 合評価をして合理的な意思決定支援を行う階層 析 法(Analytic Hierarchy Process:AHP)を、身近な例題の意思決定に用い、合理的に 結論を導き出す解説を行った。 [講 演] 講 演 者 名:杉山 学 題 名: 合評価手法② ∼DEA∼ 開催年月日:2010年7月29日 講 演 会 名:平成22年度 群馬大学 開講座「マネープラン養成講座(企業・産業 析スキル)」 開 催 場 所:群馬大学サテライト高崎 概 要:平成22年度 群馬大学 開講座として、「 合評価手法② ∼DEA∼」という題目の講演 を行った。具体的な内容として、 合評価をして合理的な意思決定支援を行うデータ包 絡 析法(Data Envelopment Analysis:DEA)を、身近な例題の意思決定に用い、合 理的に結論を導き出す解説を行った。 情報法研究室 [ 表論文] 著 者 名: 宮広和 題 名:近時のアメリカ合衆国における情報サービス規制をめぐる議論について―ケーブル事業 者である Comcast Corporationによるエンド・ユーザーの P2P トラフィック/通信量の 遮断が提起する問題に対する FCC の判断を中心に― 単・共の別:単著 掲 載 紙 名:群馬大学社会情報学部研究論集 巻 数:第17巻 発行年月日:2010年3月31日

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頁 :71∼111 要 旨:アメリカ合衆国のブロードバンド政策においては、近時の合衆国最高裁判所判決及び FCC による規制緩和によって、ケーブル・モデム・サービスを含むブロードバンド・イ ンターネット・アクセス・サービスが、連邦通信法第I編のもとで、より緩やかな規制 にもとづく情報サービスとして規制されることが確定した。しかし、「ネットワークの中 立性」をめぐる議論の活発化とともに、FCC が、情報サービスのプロバイダーに対して、 如何なる法的根拠のもとで、如何なる範囲で規制権限を行 し得るかという問題が、顕 在化してきた。筆者は、本稿で、ケーブル事業者である Comcast Corporationによるエ ンド・ユーザーの P2P トラフィック/通信量の遮断の終了を命じた FCC の判断を中心 に、当該問題に対する検討等を行った。 著 者 名: 宮広和 題 名:利益供与による拘束[資生堂再販事件] 単・共の別:単著 掲 載 紙 名:経済法判例・審決百選[№ 199] 号 数:別冊ジュリスト 199号 編 者 名:舟田正之/金井貴嗣/泉水文雄 出 版 社 名:有 閣 発行年月日:2010年4月30日 頁 :150∼151 要 旨:独占禁止法2条9項4号((旧)(昭和57年)一般指定12項)は、再販売価格維持行為を 禁止する。本稿では、当該行為の「拘束」の要件について、(1) 当事者の 渉過程の全 体を捉えて、従前の審決及び「流通・取引慣行に関する独占禁止法上の指針」(平成3年 7月11日 平成17年11月1日改正/以下「指針」)の例を超えて、「暗黙の合意」による再 販売価格維持の成立が認定されたこと、(2) サンプルの提供又は販売促進の支援という 経済上の利益の供与(指針第2部第一 2(2)②(例)b)が、再販売価格維持のための人為的 手段として認定されたこと、及び⑶ 取引先小売業者全体ではなく、個別の2社に対する 行為をもって「拘束」に該当すると判断されたこと、において画期的な意義を有する、 所謂「資生堂再販事件」(平成7年(判)第3号 審決集42巻97頁)についての解説を行っ た。 著 者 名: 宮広和 題 名:近時の米国における大型通信合併について 単・共の別:単著

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掲 載 紙 名:日本経済法学会年報 号 数:第31号 通巻53号 2010年 出 版 社 名:有 閣 発行年月日:2010年9月25日 頁 :109∼122 要 旨:筆者は、日本経済法学会2009年大会において、個別報告担当者の1人として標記と同名 の学会報告を行った。本稿は、紙幅の都合上、当該大学での個別報告の概要を記したも のである。その詳細については、[研究会発表]の項目に記した、当該学会報告に関する 記載を参照のこと。 [翻訳・編集等] 研究代表者名: 宮広和 報 告 書:(財)放送文化基金 平成20年度 助成・援助金研究題目「放送類似のメディア・サービス が普及する状況下における放送事業規制に対する経済法・産業法的視点を含む再検討 ―特に事業者に対する規制の非対称性の問題を中心に―」(平成21年度)報告書 単・共の別:単独 報告年月日:2010年7月 研究支援者:(財)放送文化基金 概 要:筆者は、(財)放送文化基金の支援を得て、平成21年度に、前記の研究に、研究代表者と して従事してきた。近年のインターネット、 にブロードバンド・サービスの発展は、 従来は電磁波の周波数のライセンス等を根拠とする厳格な規制に服する放送事業者に よって提供されてきた放送サービスに類似のメディア・サービスが、放送事業者のみな らず、当該サービスを専業とする IT 事業者及び非営利団体等によっても提供される状 況をもたらしてきた。本研究は、放送類似のメディア・サービスが普及する状況下にお ける放送事業規制のあり方について、特に当該サービスの発展が著しい近時の米国にお ける状況を参 に、経済法・産業法的視点を含む再検討を行うことを目的とする。本研 究では、表現の自由との関連で従来から行われてきた憲法学的視点のみならず、国営放 送局や 共放送局のみならず私企業を含む事業者が競争する市場との関連で、これらの サービスを提供する事業者間に存在する規制の非対称性の問題を中心に、経済法・産業 法的視点からも再検討を行った。そして、既存の放送サービス及び放送類似のメディア・ サービスに対して将来的に如何なる規制が課されるべきか、及びそれらの規制が如何な る範囲の事業者に対して課されるべきか、という問題を明らかにすることを試みた。本 研究は、近い将来に我が国で予定されている通信・放送法制の統合化に際して有用な材 料を提供することが期待される点に、その意義を有する。本報告書は、これらの研究の

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実施状況について記載したものである。 研究代表者名: 宮広和 報 告 書:科研研究題目:「次世代のネットワークが通信・放送の融合法制の実現に与え得る影響 について」(若手研究(B))(平成21年度)報告書 単・共の別:単独 報告年月日:2010年4月 研究支援者:独立行政法人日本学術振興会 研 究 期 間:平成21(2009)年4月∼平成22(2010)年3月 概 要:標記と同名の科研研究に、研究代表者として従事してきた。その詳細については、[研究 活動 その他]の項目に記した、当該科研研究に関する記載を参照のこと。平成21(2009) 年度は、特に、(1) 次世代のネットワーク」(以下「NGN(s)」)を経由してサービスを 提供することが想定される電気通信事業者に対する規制のあり方、及び(2) NGN(s)を 経由して提供されるものを含む「情報サービス」に対する規制のあり方、に関連する研 究に従事し、その研究成果の一部を 表した。本報告書は、これらの研究の実施状況に ついて記載したものである。 [研究会発表] 報 告 者: 宮広和 題 名:近時の米国における大型通信合併について 単・共の別:単独 研 究 会 名:日本経済法学会2009年大会において、個別報告担当者の1人として報告。 報告年月日:2010年10月17日 概 要:本学会報告は、会員の1人として参加した、日本経済法学会2009年大会において、個別 報告の1つとして行われたものである。インターネット通信の発展、特に、近時のブロー ドバンド・サービスの普及は、アメリカ合衆国の1996年電気通信法の起草者による想定 とは必ずしも一致しない形で、情報通信産業に多大な影響を与えてきた。当該報告では、 近時の情報通信市場における大幅な競争環境の変化がもたらした、地域 Bell電話会社と 大規模な長距離通信事業者との合併である、SBC Communications Inc. と AT&T Corporation との合併、Verizon Communications Inc. と MCI,Inc. との合併、及びそ れらに続いて発生した AT&T Inc. と BellSouth Corporationとの合併という3つの大 型通信合併、並びにそれらに対する連邦の当局による合併審査に対する検討を行った。 そして、(1) (特に固定系の通信サービスに関するものを中心とする)所謂「1996年電気 通信法以後」の通信政策の事実上の形成、(2) 米国における連邦の競争当局である DOJ

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と州際通信事業及び放送事業に対する規制当局である FCC との間の協調及び規制権限 の行 のあり方、並びに(3) ネットワークの中立性」及び「有線(通信)と無線(通信) との収束/融合」(Fixed Mobile Convergence/FMC)に関連するものを中心とする、近 い将来における政策的課題、についての 察、解説及び質疑応答を行った。 [研究活動 その他] 研究代表者名: 宮広和 研 究 題 目:科研研究題目「次世代のネットワークが通信・放送の融合法制の実現に与え得る影響に ついて」(若手研究(B))(平成21年度∼23年度) 研究支援者:独立行政法人日本学術振興会 研 究 期 間:平成21(2009)年4月∼ 概 要:上記の科研研究に、研究代表者として従事している。本研究は、近時にその実現に向け て検討が開始された通信・放送の融合法制のあり方についての研究の一部に位置付けら れる。近い将来に情報通信の領域において重要な役割を果たすであろう「次世代のネッ トワーク」(NGN(s))が、レイヤー型の通信・放送の融合法制の実現に与え得る影響に ついて、特にレイヤー型規制の導入に際して最大の課題となることが予測され、将来的 に NGN(s)を経由して提供されるであろう「放送類似のメディア・サービス」及びそれ に対する規制のあり方を中心に追求することをその目的とする。より具体的には、(1) 各 国における NGN(s)及びそれに対する規制の現状又は将来的展望、(2) 近時にはイン ターネットに代表される各種のネットワークを経由して提供される様になってきた、既 存の「放送サービス」に類似する「放送類似のメディア・サービス」及びそれに対する 規制の各国における現状、並びに(3) 将来において、当該サービスが特に NGN(s)を経 由して提供される場合に発生し得る問題及びそれに対する政策のあり方、の3つを中心 的課題として、融合法制の実現に貢献し得る成果の獲得を目指す。平成21(2009)年度 は、当該研究題目に関連する研究に従事した。 行政法研究室 [学術論文] 著 者 名:西村淑子 題 名:条例制定行為の処 性 発行年月日:2010年1月 掲 載 誌 名: 務月報 巻 号 数:第56巻第1号別冊 頁 :90∼104

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概 要:最高裁平成21年11月26日第一小法 判決・民集63巻9号2124頁は、市立保育所を廃止す る条例の制定行為について、抗告訴 の対象となる行政庁の処 に当たると判示したも のであり、これは、条例制定行為の処 性を認めた初めての最高裁判決である。本稿で は、条例制定行為の処 性の有無に関する判断基準を検討するとともに、本判決の意義 と射程を検討した。 著 者 名:西村淑子 題 名:県警本部県外出張旅費住民訴 事件 発行年月日:2010年1月 掲 載 誌 名:平成20年度行政関係判例解説 頁 :17∼26 概 要:最高裁平成20年3月17日第一小法 判決・判夕1267号152頁は、市民オンブズマン組織が 平成6年度及び平成7年度における宮城県警本部の県外出張旅費の支出について、地方 自治法242条の2第1項4号に基づき、上記旅費を受領した職員に対し宮城県に代位して 損害賠償を求めた事案である。本稿では上記「正当な理由」の有無の判断基準について 検討した。 [講 演] 講 演 者 名:西村淑子 題 名:地球温暖化に関する法と訴 開催年月日:2010年9月25日 講 演 会 名:平成22年度群馬大学 開講座 開 催 場 所:群馬大学社会情報学部106講義室 概 要: 地球市民講座∼地球温暖化への挑戦∼」において、現在検討中である温室効果ガスの国 内排出量取引制度や近時注目されている J-VER 制度について検討し、また、アメリカに おける温暖化に関する訴 について紹介した。

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参照

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