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研究会 だよ り第
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回岡山実鹸動物研究会
平成 15年 11月 28日(金)午後 1時 30分か ら午後 5時 20分 まで ピュア リテ ィま きび (ま きび会館 で開 催 された。 は じめに、会長 の倉林譲先生 (岡山大学 自然生命科 学研 究支援セ ンター)か ら開会のあい さっがあ り、そ の後 、賛助会員 に よる講演 に移 った。 賛助会員 によ る講演 は 「実験マ ウス (ラ ッ ト局所)用エ ックス線骨 密度/体脂肪 測定装置P
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(ピクシマ ウス)」と 題 して 小 西雅 久 氏(
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横 河 メデ ィカル シス テ ム ㈱)・細井賓氏 (㈱ メデ ィケア-)が講演 された。こ の司会 は佐藤 (岡山大学農学部)が担 当 した。 次 に、特別講演 に移 った。特別講演 は 「クラ レにお け る化 学物 質 の有害性評価- の取 り組 み」と題 して 嶋村 三智也氏 (㈱ クラ レ・構造物性研究所)が講演 さ れた。 この司会は亀井千晃先生 (岡山大学薬学部)が 担 当 され た。 休憩 を取 った後 、事務局か ら会務報告が あった。 ①平成 14年度の活動報告 :研 究会は2回開催。第 43回研 究会 は 6月7日(金)13:30か ら重井 医学研究 所 で、医療法人創和会の協賛で開催。 賛助会 員によ る講演1題 、一般講演 3題 、特別講演 1題 、第 44 回研 究会は 11月 29 日(金)13:30か らメルパル ク oKAYAMAで、日本生物工学会西 日本支部協賛で開催。 賛助会員 による講演2題、特別講演 1題 、記念講演 1題。研究会報 (第 19号)の凝行 (9月)。役員 (平 成 15年∼16年度)の選任 :現役員は全員留任。理 事会の開催(6月7日、11月 29 日)、常務理事会の 開催 (4月 23日、9月 24日)0 ②平成 14年度 (平成 14年 1月 1日∼ 12月 31日) の会計収支決算報告 :収入総額 は 1,221,332円 (前 年度繰 越金 570,820 円含 む )、一 方 、 支 出総 額 は 605,036円で、残高は 616,296円であ り、5月 9日に 会計監査 を受 けた。 ③平成 15年度 の会計収支 中間報告 (平成 15年 1月 1日∼ 11月 27日):収入総額 は 688,303円 (前年度 繰越金 616,296円を含む)、一方、支出総額 は 377,600 円で、残高 は 434,703円 となっている。 ④平成 15年度 の研 究会 の活動報告 :研究会 を2回開 催。第 45回研 究会 は平成 15年 6月 13日 (金)13:30 か ら岡 山大学文化科学系総合研 究棟4階オープンラ ボ ラ トリーA 多 目的スペー スで開催。 賛助会員 によ る講演 1題 、一般講演 3題、特別講演 1題。第 46 回研究会 は 11月 28日 (金)ピュア リテ ィまきび (ま きび会館) 13:30か ら開催。 賛助会員 に よる講演 1 題 、特別講演 1題、招待講演 1題。研究会報 (第 20 号)の発行 (10月)、理事会の開催 (6月 13日、ll 月 28 日)、常務理事会の開催 (5月 13日、10月 9 冒)0 ⑤常務理事の選任 :内藤一郎先生が重井医学研 究所 か ら岡山大学大学院医歯学総合研究科へ転 出 され た ことか ら、重井医学研究所の佐渡義一先生 (免疫部 門 ・部長)が選任 された。 ⑥会則 の改正 :第 6条 本会に次の役員 を置 く。 1.理事 15名以上 20名以内 (現行) 1.理事 15名以上 25名以内 (改正案) 改正案について審議 を行 った。 ⑦理事の選任 :新 たな理事 として、嶋村 三智也 氏 (㈱ クラ レ ・構造物性研 究所 ・研究専任職)、元 田龍一氏 (㈱林原生物化学研 究所 ・藤崎細胞セ ンター ・主管 研究員)、杉本幸雄氏 (岡山大学薬学部 ・薬物学教室 ・ 助教授)が選任 され た。杉本幸雄先生は亀井千晃先 生 と交替。 ⑧名誉会員の推戴 :山下貢司先生 (川崎 医科大学名 誉教授 ・現代 医学教育博物館長) を本研 究会の名 誉 会員に推戴す ることが諮 られ、承認 され た。 ⑨平成 16年度 の研究会の活動計画:2回の研 究会 を 開催。第 47回研 究会 は川崎医科大学の辻岡克彦先生 の世話役で 6月 に開催予定。第 48回研究会は公共施 設で 11月下旬 に開催予定。第 21号会報の発行 (9月 予定)、役員の選任 (平成 17- 18年度)、理事会 (2 回)、拡大常務理事会(3回:l開催 の予定。 会務報告後、招待講演 に移 った。招待講演 は 「サル ES細胞樹立 と再生 医療研究-の活用」と題 して鳥居 隆三先生 (滋賀 医科大 ・動物生命科学研 究セ ンター) が講演 された。この司会は倉林譲先生 (岡山大学 ・自 然生命科学支援セ ンター ・動物資源部門)が担 当され た。招待講演終了後、同会場で懇親会が持 たれ 、会 員相互の親睦 を深 め、和やかな うちに閉会 した。 賛助会 員による講演 実岳 マウス (ラ ッ ト局所)用エ ックス線 骨密度/休脂肪測定装置P IX lmus2 (
ピクシマウス) 小西雅久 1)・細井 賓2)1
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横河 メデ ィカル システム㈱ ・2)㈱ メデ ィケア-実験マ ウス ・ラ ッ トの体組成計測 は、対象 が小 さ いために精度 の点で通常、人間用測定装置 は流用 で きません。PI
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は実験マ ウス用の骨密度及び軟部 組織 (脂肪量、非脂肪量)の測定装置 として開発 され 、 マ ウスの全身 (ラ ッ ト局所)の測定 を5分以内で行 え ます。 同一個体 での長期観察が可能です。測 定後 の 解析 、再解析 が瞬時に、 しか も簡単に行 え、関心領域(ROI)を任 意 の部位 に設定す る事 もで きます。リサ ーチプ ロセ スの短縮 で、研 究効率が高ま ります。 製品紹介 :p工XImus2は、サ ンプル (実験動物)の前 処理 を行 う必要がな くinvivo測定が可能 な、実験 マ ウス用の骨密度及び、軟部組織量 (脂肪量、非脂肪 量)の測定装置 と して開発 され ま した。従来の測定法 に比べ、大幅 に計測時間 を短縮 し、マ ウスの全身 、 ラ ッ トの局所測定 を5分以内で行 え、同一個体 の長 期観 察 も可能 です。 また、 1回 の測 定 で 、骨 密 度 (g/cm2)、脂肪 量(g)、非脂肪 量 (g)の測定が可能 で、 測 定後 の解析 、再解析 が瞬時 に、しか も簡単 に行 え、 関心領域(RegionofInterest)を任意 の部位 に設 定 す る事 も可能 です。 すべ ての計測値 は、画像 デー タ とは別 にテ キス トファイル形式で保存 され ます ので、 測定値 の集 計や統計処理 が極 めて簡 単 に行 えます。 pIXImus2は、マ ウス ・ラ ッ トを使用す る リサーチプ ロセ ス を大幅 に短縮 し、研 究 自体の効 率化 を実現 し ます。 導入 メ リッ ト :学 究的な研 究者 、あ るいは製薬 ・ 食 品研 究者 は遺伝子 、細胞生理学、骨や軟部組織 に 係 りのあ る作用 な どの研 究 目的で、 日常的 にマ ウス とラ ッ トを使 い ます。 二重 Ⅹ線 エ ネル ギー 吸収 法 (DEXA)は、骨密度 、体組成測定 に何 日も、場合 に よ っては何週間 も掛 る、時間 と人手 を要す る解剖 に よ る科学 的分析 作業 を不要 に します。 骨密度測定装置 を使 うことで、研 究者 に とっては動物 の生存 時間 中 の測定回数 を増やす ことがで きます。DEXA(デ キサ) 骨密度測定装置で も直線 走査法 に よるものは、全身 測定 には30分程度 を要 し、且つ 、精度 5%以下、分 解能 も0.5mm以 下です。 長期 間測定では、その間動 かない よ うにす るには高度 の技術 を要 し、動物 の生 命 に も危険 を伴 います。PIXImus2では、全身測 定で 骨塩 と体組成 を5分以内に測定で きます。 ス ピー ド の速 い測定 に よ り、麻酔 の使用 も少 な くて済み、動 物 に とって は よ り安全性 が高 くな ります。PIXlmus2 では、10-50gの実験動物 (例 えばマ ウス、 レミング な ど)の骨 と組織 を精密 ・正確 に測定す ることがで き ます。 この方法 に よる骨 の測 定では灰 化法 との相 関 も非常に高 く、相 関は(r=0.99)と出ています。 (検査 デ ー タ :米 国 ・バー ミンガム ア ラバ マ 大学 T.氏.NagyP.Dに よる) PIXImus2 で は非 常 に低 密度 の骨 の画像 化 のた め の人間用部分骨密度測定装置 で使 用 され るよ りも、 さらに低 エネル ギーX線 を使 っています。BMDと体脂 肪 パーセ ン トを高精度 で測れ るPIXImus2は時 系列 研 究 には最適 です。 全身 の基準 と しては 「頭 部」 を 除 く部位 に焦点 を合 わせ ています。体 の 中で特 に脊 椎や 大腿骨 とい った決 め られ た部位 につ いて はマ ニ ュアル操作でROI(関心領域)の設 定がで きます。 主な特徴 : □全身骨及び局所 (腰 椎 、大腿骨 な どの)invivo 測定が可能 口脂肪量、非脂肪 量(BodyComposition)の同時計 測が可能 □高速測定 5分以 内 □超高画質 0.18Ⅹ0.18mmピクセル ロ高精度 ・BMD 1%CV ・灰化骨 との相 関 BMC r=0.99 ・化学分離 法 との相 関 非脂肪 量 r=0.99 脂肪 量 r=0.93 □ 自動解析 、Windows対応 に よる簡単な操作法 口省 スペース設計 、 ラボサ イズ 特別講演 クラ レにおける化学物 質の有害性評価-の取 り組み 嶋村三智也 (秩)クラ レ ・構造物性研 究所 当社 では、構 造物性研 究所 (倉敷) に所 属す る1 つ の研 究チー ムが化 学物質 の有害性評価 を 目的 とす る生物学的試 験 (動物試験 ・細胞及 び菌類培養試験) を担 当 してい る。 「環境重視 」とい う当社企業理念及 び製造物責任
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・レスボ ンシブル ケア- (RC)の 観 点 に則 り、研究 開発途 上の化 学物質 の 「適 正 な取 り扱 い」や 「事業化 の可否」につ いて判断す るこ と、 さらには 「当社製 品か らの有害物質 を排除す る」 こ とを 目的 と してい る。 社 内試験 は あ くまで非G
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のス ク リーニ ング試験 であ り、事業化 を決断 した時点で実施す る法規制対 応 のためのG
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準拠試験 は専門機 関に委託 してい る。 また、効率 ・迅速性 ・動物犠牲 の低減 を重視 し、「伝 統的な毒性試験法」 よ りも 「シャープなエ ン ドポイ ン トを有す る簡易試験 法」を社 内評価 系 として好ん で採用す る傾 向にあ る。 ご く少人数 で多種類 の試 験 に取 り組 み、 しか も最新 の評価技術 を取 り入れ る姿 勢 を怠 らないた め、人的 に活性化 した評価 チー ムで ある と自負 してい る。 当社 内で稼働化 してい る評価 系の種類 を紹介す る。 講演 において は、 これ らの概 要 とともに、最 も需要 が高 く多 くの実績 を上 げてい る 「マ ウスを用 い る皮 膚感作性試験 」 につ いて若干 の詳細 を紹介 したい。 招待講演 サル ES細胞樹 立 と再生 医療研究への応用 鳥居 隆三 滋賀医科 大学 ・動物生命科学研 究セ ンター本学 の研究支援施設 として、マ ウス、ラッ ト、 ウ サ ギ、イヌ等の飼育管理 をは じめ として各種動物実 験 に関す る支援業務 を行 ってきた医学部附属動物実 験施設 は、平成 14年 4月、改組 、改称 し、 「動物生 命科学研 究セ ンター」 として発足 した。 ここでは、 平成 16年 4月の国立大学の独立行政法人化 を念頭に 入れ、本学を他の大学 と比較 して特長 ある施設 とす るために、従来か ら行 ってきたサル類 の医学研究-の活用 とそのための 自家供給体制 を整備 し、サルに 特化 した研究を協力に推進す ることを 目的 と した。 改組 に至 る過程には、サル類の体外受精法、顕微授 精法、体外培養法、旺移植法等の発生工学的手法の 開発 を行い、 これ らの方法を用いて作製 した腔盤胞 気腫か ら、カニクイザル とニホンザル の肝性幹細胞
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細胞)株 の樹 立に成功 し た こと等が大きく寄与 している。今回は、E
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細胞の 分離 ・樹 立に至 る経緯 とその意義、 さらに現在行 っ てい る再生医学研究に向けた発生工学的手法 とサルE
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細胞 の活用について紹介す る。 1.サルE
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細胞の樹立の必要性 ヒ トE
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細胞か ら分化 ・誘導 して作 り出 され る各種 機 能細 胞 は生 に移植 し、疾病 に よ り失 われ た生態 的 ・機能的損傷 を修復 しようとす る再生医療 は、パ ーキン ソン病、アル ツハイマー病 、糖尿病等の難治 性疾患 の治療法 として、また心臓 、肝臓等の臓器移 植 に替 わるもの として期待 され 、最近急速 な研 究 と 成果が もた らされて きている。 しか し実際に ヒ トに 臨床応用す るまでには、E
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細胞か ら機能細胞-の効 率 よい分化 ・誘導お よび選別法 の開発 、 さらに 1'n vl'voでの生者 と機能や安全性 の確認 な ど、基礎的な 実験研 究 を十分行 う必要がある。その為 には、現在 用い られているマ ウスE
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細胞ではな く、よ りヒ トに 近い種のE
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細胞が必要であ り、実験動物の中で最 も ヒ トに近似す る種であるサル類 のE
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細胞株 の樹立 が必要になる。事実、ヒ トE
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細胞 の形態、培養方法、 特性 な どは、サルE
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細胞 との間にほ とん ど差異はな いが、マ ウスE
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細胞 とは大 きく異なっている。2
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実験用サル類の新たな有用性 に向けた晶質向上 現在 医学実験用に用い られてい るサル類 は、野生 由来のニホンザルや、外国か らの輸入 に依存 してい るカニ クイザル、アカゲザル等であるが、それ らは いずれ も遺伝学的な統御や微生物学的統御 は全 く成 されていない。そのため、各種実験か ら得 られ る成 績の精度や再現性 は極 めて低 く、かつ人獣共通感染 症の危険性 も高い。 体外培養法、顕微授精法、体外 培養法、腔移植 法等の発生工学的手法は、 これ ら遺 伝学的、微生物学的統御 された個体の作出を可能 と し、 さらにこれ らの手法 を用いて、室内での人工繁 殖 に よる計画的な生産 を行 うことによ り、医学研究 用実験動物 としてのS
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サル を提供 できる。 3.発生工学的手法の新たな活用 とサルの有用性 発生工学的手法 とサルE
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細胞は、ヒ トの再生医学 研究を具体的 に進展 させ ることが出来 る技術であ り 材料である。す なわち、前者 は体細胞 クロー ンは胚 の作製 によってテー ラーメー ドのE
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細胞の作製 を 行 うための必須 の技術 であ り、また後者 は ヒ トE
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細胞の機能細胞-の分化誘導 と選別方法の開発 にな くてはな らない材料 である。 さらに、作製 された機 能細胞の安全性や機能の確認 には、実際にサル個体 -細胞移植(1'D Vl'vo実験)を行 う必要があるが、 こ れ ら実験 に供す るサル は上記各種統御 が成 され たS
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個体 を用い ることに よって安全でかつ精度 の高 い実験成績 をもた らす ことが出来 る。また、E
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細胞 に遺伝子改変 を加 えて作製す る遺伝子改変ザル は難 治性疾患の機序の解 明や治療法の開発 に結びつ くも のである。 4.再生医療-の期待 と活用 1)遺伝子改変個体作製 に向けて ヒ ト難治性疾患であるアルツハイマー病等の遺伝 子改変モデル個体 を作製す るため、その基本 とな る サルE
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細胞-の遺伝子導入法 を検討 しているが、エ レク トロポ レー シ ョン法 に よってマーカー とな るG
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遺伝子の導入 に成功 したO このG
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細胞は 各種の機能細胞-の分化誘導過程 において蛍光に よ り目視で捕 らえ られ る有用性があ り、これは1'DVl'vo 実験において も極 めて有用な材料 となる。現在 、各 種疾患遺伝子のサルE
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細胞-の導入 を試みてい る。2
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テー ラー メー ドE
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細胞樹立に向けて 再生医療 にお ける大きな障壁 は、機能細胞移植 時 の免疫拒絶である。 これ を解決す る手段 として、体 細胞の核移植 によるクロー ン腫作製 とE
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細胞樹立、 すなわちテー ラー メー ドE
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細胞の樹立が必須であ る。すでにサル羊膜細胞 を核移植 し、電気融合 と活 性化処理 によ りサルでは世界で最初 の体細胞 クロー ン腔の作製 に成功 した。現在 ここか らE
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細胞 の樹立 を試みてい る。 3)移植機能細胞 の生体内動態の追跡 も うーっ重要な ことは、機能細胞 を生体内に移植 した後の生体内での増殖、移動等 を追跡す ることで ある。上記G
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細胞 は、移植 した動物個体 に外 科的手術 あるいは体外 に取 り出 して生者、増殖 な ど を確認 しなけれ ばな らない。 これ に対 して現在 、 MR(磁気共鳴)による1'n vl'voでの非侵襲的な追跡方 法について検討 を加 えている中で、E
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細胞 内に MR で確認 できる常磁性体 を特殊 な方法によ り導入 し、 マ ウス脳内-移植 した結果、E
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細胞の存在 と移動 を 確認す ることに成功 した。本年度 内に7テスラのサ ル用 MR装置 を導入す るが、これ によ り極 めて精度の 高い再生医療研究に向けた応用研究が実施できるこ とが期待 され る。以上 、サル
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細胞 の樹 立か ら、今 後 の ヒ ト再生 医 療研 究 に向 けた基礎 的 、応用 的研 究 の現況 を紹 介 す る。 ※ ※※※※※※※※※※※※※ ※※※ ※※ ※ ※ ※※第
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回岡山実鼓動物研究会
平成16年 6月 25日(金)午後 1時 30分 か ら午後 5 時 まで辻 岡克彦 先 生 のお世 話 で川 崎 医科 大 学 ・別館 6階 大会議 室で開催 され た。 は じめに、会長 の倉林譲先生 (岡 山大学 自然 生命 科 学研 究支援 セ ンター)か ら開会 の あい さつ が あ り、そ の後 、賛助会員 に よる講 演 に移 った。 賛助 会 員 に よ る 講演 は 「滅 菌 と洗 浄 につ いて」と題 して古本 尚希 氏 (乾商事株 式会社 医療 Ⅰグル ープ)が講 演 され た。 こ の 司会 は浅 田伸 彦先 生 (岡 山理 科 大学 ) が担 当 され た。 次 に、一般講演 に移 った。一般 講 演 1は 「ヒ ト上皮 細胞 を用 いた弱酸性 次亜塩 素酸 水 の安 全性 予備 試 験 の試 み」と題 して 山下光治 氏 (㈱ エ イ チ ・エ ス ・ピー) が講演 され た。この司会 は辻 岡克彦 先 生(
川
崎 医科 大 学)が担 当 され た。 一般講演2は 「ク ラ レにお け る培 養 細 胞 を用 い る化 学物 質発 癌性 評価 の取 り組 み 」と 題 して小平和久 氏 (㈱ クラ レ ・構 造物性研 究所)が講 演 され たO この 司会 は亀 井 千晃 先 生 (岡 山大学 薬学 部 ) が担 当 され た。 休 憩 を取 った後 、事務 局か ら会務 報 告 が あ った。 ① 平成15年度 の活動 :第 45回研 究会 は 6月 13日 (金)13:30か ら岡 山大学文化科学 系総合研 究棟 4階 オー プ ンラボ ラ トリーA 多 目的 スペ ー スで 、賛助 会 員 に よる講演1題 、一般講演 3題 、特別講演 1題 、 第46回研 究会 は 11月 28日(金 )13:30か らピュア リ テ ィま きび (ま きび会館 ) で、賛助 会 員 に よる講 演 1題 、特別講演1題 、招待講演 1題。研 究会 報 (第 20号) の発行 (10月)。会則 の改定 (第6条)。理事 の選任 後 、佐渡義一 氏 (重井 医学研 究所 ・免疫 部 門 ・ 部長 ) か ら理事辞退 の 申 し出が あ り、 協議 の結 果 、 了承 した。名 誉会員 の推 戴 :山下貢 司先生(
川
峨 医 科 大 学 ・現代 医学教 育博物館 長 ) が平成 15年 11月 28 日開催 の第 46回岡 山実験動物研 究会 で推戴 され た。 理 事会 の開催 :6月 13日、11月 28日。 常務理 事 会 開催 :5月 13日、10月 9日。 ② 平成 15年度会計収支決算報告 (平成 15年 1月 1 日∼12月 31日):収入総額 930,303円 (前年度繰越 金616,296円含 む)、支 出総額 は 484,146円、残高 は 446,157円であ り、平成 16年 4月 26日に会 計監査 を受 けた。 ③ 平成16年度会計収支 中間報告 (平成 16年 1月 1 日∼6月 23日):収 入総額 は 752,163円 (前年度繰越 金446,157円を含 む)、支 出総額 は 50,560円で 、残 高 は701,603円。 ④ 平成 16度 の研 究会 の活動報告 と計画 :研 究会 を 2 回開催 。 第47回研 究会 は平成 16年 6月 25日 (金 ) 13:30川崎 医科 大学別館 6階大会議 室で開催。 賛助 会員 に よる講 演1題 、一般講演 3題 、特別講演 1題。 第48回研 究会 は11月 下旬 に公共施設 で開催 予 定。 研 究会報 (第21号)の発行 (9月予 定)、会則 第 9条 に則 った役 員 の選任 (平成17年 ∼18年度)、理事会 の開催 (2回)、常務 理 事会 の 開催 (3回) を予定。 ホー ムペ ー ジの作成 につ い て検討 した。 会務報 告 後 、 直 ちに一般 講 演3に移 った。 「skeletalfusionwithsterility(sks)突然 変異 マ ウス の 」分 子 遺 伝 学 的 解 析 」と題 して秋 山耕 陽 氏 (岡 山大学 大 学院 自然 科 学研 究科 )が講 演 した。 この 司会 は 内藤 一 郎 先 生 (岡 山大 学 大 学 院 医歯 学 総 合 研 究科)が担 当 され た。一般 講 演 に引 き続 いて 、特別講 演 が行 われ た。 特 別 講演 は「Invivoと Invitroのは ざま」と題 して沖 垣達先 生 (重 井 医学研 究所 ・名 誉所長 、本研 究会 元理 辛)が講演 され た。 この 司会 は倉林譲 先 生 (岡 山大学 自然生命 科 学研 究支援 セ ンター)が担 当 され た。 特別 講 演 終 了後 、辻 岡克彦 先生 の ご配慮 で川 崎 医 科大学別館 ラ ウン ジ (8 階)で懇親 会 が持 たれ 、会員 相 互 の親 睦 を深 め、和や か な うちに閉会 した。 賛助会 員 に よ る講 演 殺 菌 と洗 浄 につ いて 古本 尚希 乾商事株 式 会社 ・医療 Ⅰグルー プ 弊社 は昭和35年 、医療器 具用洗浄剤 の製 造販 売 を 目的 に設 立 した会社 です。 技術 革新 の化 学 ・医療 業 界 にあ って 、常 に新 技術 に よ る製 品の研 究 ・開発 に 努 力 を重ね て きま した。そ の一群 にサ ンア ライ⑧ェ-ス ・サ ンア ライ⑧
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ビス タ⑧・ハ イ ア ライ⑧・メデ イポール⑧を開発 し、医療 理化 学器 具 ・器材 の洗浄 に 新 しい分 野 を開拓 し、また ニ ッサ ンア ノン⑧#300・イ ル ソー プ⑧等 を開発 して 精 度 管 理 と院 内感 染 防 止の 向上 に貢 献 して い る もの と 自負 してお ります 。 この たび は 『殺 菌 と洗 浄 につ い て』 を基本 テー マ に各種 の用途 に応 じた弊社 商 品 を ご紹介 させ て頂 きます。 初 め に ご紹 介 させ て頂 きます サ ンア ライエー ス は 粘性 の あ る尿 石 除 去剤 です。 これ まで 、飼 育管 理 に お いて飼 育架 台等 に付 着 した尿石 の除去 に、 多大 の 時 間 と労 力が掛 か りま した。 サ ンア ライエー ス は こ の問題 点 を解 決す る画期 的 な製 品 で、作業性 、経 済4
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性 、安全性 と同時に地球環境 を考 えた新世代の尿石 除去剤 です。大 きな特徴 と して、サ ンア ライエース を数 日間連続 して散布す ると、尿石の付着 を防止す る皮膜 を形成 します。 これ は中性 ポ リマーによる皮 膜形成 (コーテ ィング) によって、糞や尿 を流れや す くし、水洗板-の付着 を防止 します。一度皮膜 を 形成す ると定期的にサ ンアライエースを散布頂 くだ けで、尿石除去 と尿石付着防止効果 を発揮 します。 このよ うな作用によ り作業時間、労力の軽減 、また 使用量 も従来の尿石除去剤 と比べ ると半分程度 にな るため経済性 も優れています。 次 に ご紹介 させ て頂 きます ニ ッサ ンア ノン#300 は両性 界面活性型殺菌消毒剤です。両性界面活性剤 は、-分子 中にカチオ ン活性 とアニオ ン活性の両方 の性質 を兼ね備 えています。消毒に広 く用い られて いる逆性石鹸 と呼ばれ るカチオ ン (陽イオ ン)活性 剤 は、殺菌作用に優れ、一方アニオ ン (陰イオ ン) 活性剤 は、洗浄作用に優れてい るとい う性質 を持 っ ています。逆性石鹸 をは じめ、殺菌消毒剤 の大半は、 体液 ・排 出物 な どの有機物が混入す る と、急激 に殺 菌力が低下す るとい う傾 向がみ られ ますが、両性界 面活性型の殺菌消毒剤は、 これ らの有機物が混入 し ても殺菌力の低下が少 な く、カチオ ンとアニオ ンの 両性 を持 っているため、殺菌力 と洗浄力の両性能を 発揮 します。 また毒性 ・皮膚刺激性 も低 く、安全性 の高い殺菌消毒剤です。 最後にご紹介 させて頂 きますパルマ ス 3000 とパ ルマス〃はマ ウス ・ラ ッ ト用の床敷です。パルマス 3000はバージンパルプ 100%の シー トタイプのため、 床敷交換が簡単に行 えます. また糞尿 がケージに付 着 しに くいためケージ洗浄作業の効率化が図れ ます。 また、多層構造によって吸収 した尿 な どの水分 を速 やかに乾燥す るため、7 日間以上の使用で もマ ウス の被毛な どの汚れ を防 ぎます。 またパルマス〃はパ ルマス3000をカ ッ トし、短冊状に加工 した ものです。 パルマス3000の利点を引き継 ぎ、また交換頻度 を少 な くす ることで、繁殖時のマ ウスの食殺 を軽減でき ますので繁殖用の床敷に適 しています。 一般講演1 ヒ ト角膜上皮細胞を用 いた零酸性次亜塩素酸水の 安全性予備試鼓の試み 山下光治 ・小野朋子 ・三宅真名 ・那須 玄明 ・ 増 田 礎 l)・倉林 譲2) 1)㈱ ェイチ ・エス ・ピー 2)岡山大学 ・自然生命科学研究支援セ ンター 動物資源部門 弱酸性次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナ トリウムの pHを塩酸で弱酸性域に調整 した水溶液で、比較的低 濃度 (50-100ppm、有効塩素濃度)で、広 い抗微生 物スペ ク トル を もつ ことが知 られています。 そ して その 自然分解性 、安全性 、経済性、利便性 か ら、厨 房や食品加 工工場、畜産、農業、医療現場、プール、 製紙、そ して動物実験施設 な ど、広い分野で利用 さ れています。 消毒用アル コールで洗顔す ることは眼に江、みて と て もできない けれ ども、弱酸性次亜塩素酸水 での洗 顔 は苦痛 を感 じないのはなぜか。弱酸性次亜塩素酸 水が眼に説液 した場合、角膜 は損傷を受 けるか どう か。その毒性 を調べ る予備試験 として、ウサギ (眼) による ドレ-ズ法の動物実験 にかえて、市販 の ヒ ト 角膜上皮細胞 を用いてその死滅割合 を調べ る試み を 行なったので報告 したい と思います。 また、 これ ま でお こなって きた弱酸性次亜塩素酸水 につ いての研 究 と活用の現段階、そ して トピックを紹介 して行 き たい と考えています。 【試験方法】 600-1200cell/cm2に培養 した ヒ ト角 膜上皮細胞 (クラボ ウ) を、ステ リミキサー(
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で調整 した有効塩素濃度 50,100,200ppm、 pH5.7 の 3種の弱酸性次亜塩素酸水で 3回洗浄 して培養液 を充分に除去 したのち、それぞれの被検波 に 3分、9 分、30分間浸漬 し、細胞の検鏡 と写真撮影 を行なっ た。対照 として滅菌生食 を用いた。その後細胞増殖 因子 を加 えた培液(
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、クラボ ウ)を所定量 加 えて静置 L細胞数 の測定 と検鏡 によって上皮細胞 の死滅割合 を しらべた。さらに4
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時間培養 して増殖 の有無 を調べた。 【結果】 600-1200cell/cm2での細胞密度 では洗浄 によって剥離す る細胞 もあったが、有効塩素濃度50 ppm・30min、100ppm・30min、200ppm・30minの浸演 において、死滅割合は順 に 0% 、18%、30%であっ た。 また これ ら実験群すべてにおいて ヒ ト角膜上皮 細胞 は死滅せず、4
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時間後 には細胞分裂 を確認 した。 【考察】 Bacillussubtl'll'S (ATCC6633)の芽胞液 107cFU/mlでは、50ppm弱酸性次亜塩素酸水 の 10分 間の浸演で死滅す ることが知 られてい るが、 ヒ ト角 膜上皮細胞 は、少 な くともその12倍以上の濃度時間 積で死滅 しない抵抗性 をもっていることが判 った。 しか し細胞 に与える生理的影響はこの試験だけか らは不明であ り更なる検証が必要である。培養細胞 を用いた試験 は長時間の接触試験が容易 に調べ られ る点、弱酸性次亜塩素酸水の失活剤 として働 く涙液 の影響 を、細胞洗浄 によってな くす ことができる点 で、有効な手法であると考え られた。 さらに、上皮 細胞に対す る細胞毒性 と、細菌に対す る殺滅作用 に ついての差違 について仮説 を立てなが ら検討 を進 め ていきたい。一般講演2 ク ラ レにお ける培養細胞 を用 いる化学物質 発癌性 評価 の取 り組 み 小平和久 (樵 ) クラ レ ・構 造物性研 究所 化 学物 質 の発 癌 性 を予 測す るイ ン ビ トロ試験 と し て は、
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試験や 、染色体異 常誘発試 験 な どが よ く用 い られ てい る。 しか し、 これ らの試 験 は遺伝子 の突然 変異や 、染色体 の異 常か ら発癌性 を類推 してい るに止 ま り、発癌物質の検 出率 は 60-70% と決 して高い とは い えないのが現状 で あ る。培養 細胞発癌試 験 は シャー レ上で細胞 の癌化 を直接評価す る もので、イ ン ビ トロ 試験 と しては最 も信 頼 の置 け る方法 と考 え られ てい る。 しか し、本試験 は ノ ウハ ウ性 が高 い こ とな どか ら一般 に普及 していない。 当社 で は先駆 的 に本 試 験 を確 立 した化 学 物 質 評価 研 究機構 よ り技術指 導 を受 け、社 内で研 究 開発段 階 の 化学物質の スク リー ニ ング試験 と して活用 してい る。 試験 の原理 と して は、正常 な細胞 は増殖す る時 、他 の 細胞 と接触す るこ とで増殖 を停 止す る。 これ を接触停 止能 といい、 この性 質 に よ り、培養 され た細胞 は重 な り合 うこ と無 く培養器 底 面に一層 の シー ト状 に広が る。 それ に対 し、増殖 中に発癌性 の化 学物 質等 に よって癌 化 した細胞 は接触停止能 が消失 し、細胞 が重 な り合 っ て癌 コロニー を形成す る。 当社 で撮 影 した実際 の培養 細胞 の癌化す る様 子 を示す。 講演 にお いて は培養 細胞 発癌試 験 の意義 とそ の試 験技術 を中心 に紹介す る。 一般講演3skeletalfusionwithsterHity(sks)
突然変異 マ ウスの分子遺伝 学 的解 析 秋 山耕 陽1)・野 口純子2)・辻 岳人1)・国枝哲 夫1) l)岡 山大学 大学院 自然科学研 究科 2)(独 )農 業生物資源研 究所 【目的 】skeletalfusionwithsterility(shs)突 然変異マ ウスは、1982年 に米 国Jackson研 究所 で維 持 され てい る
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系統 にお いて 出現 した骨格異常お よび生殖 異常 を呈す るマ ウスで あ る。sks/sks個 体 は、頚椎 、胸椎 、腰 椎 、尾椎 、及び肋骨 にお け る著 しい骨 融合 が認 め られ るO雄 のsks/shs個体 の精巣 は、著 しく小 さく、精 子形成過程 の減 数分裂第一分 裂 (第 一分裂)前期 以 降 の生殖 細胞 数 の減少 お よび シナ プ トネマ複合体 の形成 不全 が報告 され て い る。 一方 、雌 のsks/sks個 体 は、卵巣 に組織 学的異 常 は ないが、交配 実験 か ら産仔 を得 られず 、体外受精 を 行 って も受精卵 を得 られ ない こ とか ら不妊 で あ る と され て い る。 これ ら表 現型 は、常染色体単一劣性 の 遺伝様 式 を示す sks遺伝 子座 に支配 され る。sks遺 伝子座 は、マ ウス第4染 色体 上約54.6cMに位 置づ け られ てい るが 、そ の変異 は、未 だ同定 され てい ない。 そ こで本研 究 は、sks遺伝 子 の 同定お よびそ の機 能 解析 を 目的 と し、詳 細 な表現型 につ いて形態学的及 び組織 学的 な解析 を行 うとともに、第4染色体上の shs遺伝 子座 の位 置 を よ り正確 に限定す るこ とを試 みた。 【方法 ・材 料 】成 体、新 生仔 、お よび胎仔 (胎齢14.5 日)につ いて アル シア ンブルー/ア リザ リン レッ ド染 色、 も しくは アル シア ンブル ー染色 に よ り骨格標本 を作製 す るこ とで形 態学 的解析 を行 った。 精 巣及 び 精巣上体 につ いて組 織切 片 を作製後 、-マ トキシ リ ン ・エオ ジ ン (H.E.)染 色 した。 また、精巣 か ら定 法 に よ りRNA抽 出 し、cDNAを合成 した。合成 した cDNAを用いて精子 形成 の各時期 特異 的 な発 現 が確 認 され てい る遺伝 子 をマー カー と した半定量的 RT-PCR を 行 った。 さ らに、組 織切 片 につ いて分裂細胞 を特異 的 に染色す る抗 pcNA (増殖 細胞核抗原)抗体 を用い た免疫組 織化 学染色 を行 った。成 体 の卵巣 について 組織切 片 を作製 し、
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染色 に よ り組 織 学的解析 を 行 った。J
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とsk即与個体 の間で Flを作出 し、 Fl(shs/+)同 士を交配 させ 、得 られ たF2を用 いて連鎖 解析 を行 った。 定法 に よ りゲ ノム DNAを抽 出 し、マ ウス第4染色体上 に存在す るマイ クロサテ ライ トマ ー カー を用 いて タイ ピングを行 った。 【結果 ・考察 】形態 学的解 析 か らshs/sks個体 の成 体お よび新 生仔 に認 め られ た骨格 異常 は、胸椎 、尾 椎、そ して肋 骨 にお いて顕 著 で あ った。 さらに、多 指症 を発症す る個 体 も存在 す る こ とが新 た に判 明 し た。 また、胎 仔 の時 点 で既 に骨格異 常 が発 生 してい るこ とが明 らか とな った。H.E.染色 に よる組織 学的 解析 か ら、成 体 のsks/sks個 体 の精細 管 内には、第 一分裂前期 以 降 の生殖細胞 が ほ とん ど存在 しない こ とが観 察 され た。また 、半定量的 RT-PCRにおいて も 第一分 裂 中期 以降 に発 現 してい る遺伝 子 は、検 出 さ れ なか ったc Lか し、抗 pcNA抗 体 を用 いた免疫染色 では、正 常個 体 とほぼ同数 の陽性 細胞 が認 め られ た ことか ら、精原 細胞 の増殖 お よび減数 分裂 の開始つ いては正 常 に進行 して い る こ とが示唆 され た。 以上 の ことか ら、sks/sks個 体 の精子形成 は、第-分裂 前期 を境 にそ の発 生 を停 止 してい る こ とが明 らか と なった。成 体 の shs/sks個体 の卵 巣 は、 これ までの 報告 とは異 な り、極 端 に小 さか った。 また、組織 学 的解析 か ら、卵巣 内 に含 まれ る生殖 細胞 数 が著 しく 減少 してい る ことが明 らか となった。F2を用 いた連 鎖解析 を行 うこ とでsks遺伝 子 の位 置 を第4染色体上 の約3cMの領 域 に限 定 した。 特別 講 演 In vitroとlnvivoのはざま 沖垣 達 重 井 医学研 究所名 誉所長 ・本研 究会理事 私 は 科 学 史 に 興 味 が あ り、 最 近 も 寄 贈 され た
JamesD.Watsonの 「Genes,GirlsandGamow」や 、
知 遇 を 得 た Roland Pomerat の DNA 発 見 裏 史
「Madhattersat theD at theDNA teaparty」 を 読 み込 んで い る ところで あ る。 従 って 、本研 究会 の 創 設 に関わ った諸先輩 の ご苦 労話 も、事 の外 の興 味 を持 って拝聴 して きて い る。 しか し、私 自身 が相応 の年 齢 に達 し、研 究 上 の新 知 見 を持 た な い今 日、何 につ い てお 話 す べ きか、 ま こ とに怪 恨 た る ものが あ る。 そ の 中で、 日本 最 古 の小 動物飼 育 室 か ら研 究 を 始 め、や が て必要 にか られ て細胞組 織 培養 に関わ る こ とに な った半生 か ら、生物 科 学 の進 展 につ いて述 べ させ ていた だ くこ とに しよ う。 誰 に とって も、研 究 の発 端 は 「興 味」 で あ って、それ は決 して 「科 学 的」で は な い。 従 って得 られ た結 果 の うち、本 人 に とって有 意義 な もの だ けが成 果 と して記録 され 、そ の時 点 で価 値 の少 ない ものや 、特 に失 敗 は闇 に消 さ れ て ゆ く。 当然成 果 の 出 に くい問題 は 、好 ま しい仕 事 には な りえない。 ど うや ら私 の半生 は、そ の 中 に あった。 確 実 に成果 の 出 る実験 に集 注 すべ きで あ っ たの か も しれ ない。 しか し、人 間 の生 き方 、生 き ざ ま はそ の範 境 には 当ては ま らな い。 それ らを踏 ま え
て 、 Invitroと Invivoの両面 か ら見 た生物 科 学 の
進 歩 につ い て、小 さな考察 を試 み た い。 ※※ ※※ ※※※※ ※※※※ ※ ※※ ※※ ※ ※※※ ※※
平 成 15年度第 2
回理事会
平成15年11月28日(金)12時30分 か ら13時 ま で ピュア リテ ィま きび (ま きび会館 )研 究会 会 場 で 開催 され た。 ① 平成14年度 の活動 報告 :研 究会 を2回開催 。 第43回研 究会 は6月7日(金)13:30か ら重井 医学研 究所 (医療 法 人創 和会 協 賛)の 内藤 一 郎 先 生 のお世話 で開催 。 賛助会 員 に よる講演1題 、特 別 講演 1題 、 一般 講 演3題 、懇親 会 が企 画 され た。 第44回研 究会 (創 立20周年 記 念 大 会 ) は 11月29 日(金)13:30か らメルパル クOKAYAMAで 日本 生物 工 学会 西 日本 支部 協賛 で開催。 賛助 会員 に よる講 演 2 題 、特別講 演 1題 、記念 講 演 1題 、懇親 会 を企 画 し た。研 究会報 (第19号) の発行 :9月 に発 行 し、10 月 に会員 -送付 した。頁数 は68頁で、新 た に英文 の 目次 を設 け、背 文字 を挿 入 した。 平成15- 16年度 の役 員 の選任 :現役員 は全員 留任。 内藤 一郎 氏 が重井 医学研 究所 か ら岡 山大学 ・医学 部 に転 出 され た こ とか ら、重井 医学研 究所 の佐 渡義 一 氏 (免疫 部 門 ・部長 ) を選任 した。 会 長 倉 林 譲 理 事 石 井 猛 ・栗 本雅 司 ・高橋 正備 ・ 初鹿 了 ・三谷 恵一 ・山下貢 司 (常務 理事) 浅 田伸彦 ・新 井成 之 ・大森 膏 ・亀 井 千晃 ・河 田哲 典 ・国枝 哲 夫 ・佐渡義一 ・佐 藤 勝 紀 ・ 佐藤 芳範 ・辻 岡克彦 ・内藤 一郎 ・山本敏 男 監 事 中永征 太郎 ・河 本泰 生 理事会 の開催(2回):6月7日重井 医学研 究所、11月 29日メルパル クOKAYAMA。常務理 事会 の開催(2回): 4月23日、9月24日岡 山大学 医学部 附属 動物 実験施 設。 ② 平成14年 度 (平成 14年1月1日∼ 12月31日) の会計収支 決 算報告 :収入 の部 と して前年度 繰越 金 570,820円、会 費130,000円、賛助 会費500,000円、 日本生物 工学会西 日本 支部協 賛金20,000円、会報売 上代500円、郵便 貯金利 子12円 とな り、収 入総額 は 1,221,332円、一方 、支 出の部 と して、第19号会報 印刷 費150,150円、通信 費5,9890円、第43回研 究 会費謝金30,000円、補 助金20,000円、第44回研 究 会費謝金 100,000円、補助金230,757円、雑 費14,296 円 とな り、支 出総額 は605,036円で、残 高 は616,296 円であ った。 会 計監査 は5月9日に監事 の先生方 に よって行 われ た。 ③平成 15年 度 の会 計収 支 中間報告 (平成 15年1月 1日∼ 11月 27日):収 入 の部 と して前年 度繰 越 金 616,296円、会 費46,000円、賛助会費150,000円、 郵便 貯金利 子7円 とな り、収入総額 は688,303円、 一 方 、支 出の部 と して、第20号会報 印刷 費 198,450 円、通信 費51,200円、第45回研 究会 費謝金 30,000 円、補助 金 30,000円、雑 費 7,950円、支 出合 計 は 377,600円で 、残 高 は434,703円 とな って い る。 な お、雑 費 には表 彰状 の代 金7,350円が含 まれ て い る。 ④ 平成15年度 の研 究会 の活動報告 :研 究会 を 2回開 催 。第45回研 究会 は平成 15年6月13日 (金 )13:30 か ら岡 山大学文化 科 学 系総合研 究棟 4階 オー プ ンラ ボ ラ トリーA多 目的 スペ ー スで岡 山大学 教 育学部 の 河 田哲 典 先 生 のお世 話 で 開催 。 賛助 会員 に よる講 演 1題 、一般 講演 3題 、特別 講演 1題 、懇 親 会 が企 画 され た。第46回研 究会 は11月28日 (金 ) ピュア リ テ ィま きび (ま きび会館 )13:30か ら開催。 賛助 会 員 に よる講 演 1題 、特別 講演 1題 、招待 講演 1題 、 懇親 会 を企 画 した。研 究会報 (第20号) の10月発行 、11月初旬会員-送付。理事会 の開催 (2回):6 月 13日、11月28日、常務理事会 の開催 (2回)5 月13日、10月9日。 会則 の改正 :第6条 (役 員)1.理事 15名 以 上20 名以 内の条項 を15名 以上25名 以 内 に改正す ること が審議 され 、決定 され た。 理事 の選任 :新 た な理事 と して 、嶋村 三智也氏 (㈱ クラ レ・構 造物性研 究所 ・ 研 究専任 職)、元 田龍一氏 (㈱林原生物化 学研 究所 ・ 藤崎細胞セ ンター ・主管研 究員)、杉本 幸雄 氏 (岡 山 大学薬学部 ・薬物学教室 ・助教授 ) が選任 され た。 杉本幸雄 先生 は亀井千晃先生 と交替。 名 誉会員 の推 戟 :山下貢 司先生 (川崎 医科 大学名 誉 教授 ・現代 医 学教 育博物館長) を本研 究会の名 誉会 員 に推 戴す る ことが諮 られ 、承認 され た。 ⑤ 平成 16年度 の研 究会 の活動計画:2回の研 究会 を 開催。第47回研究会 は川 崎 医科大学 の辻 岡克彦 先生 の世話役 で6月 に開催 予 定。第48回研 究会 は公 共施 設 で11月下旬 に開催 予定。第21号会報 の発行(9月 予定)、役 員 の選任 (平成 17- 18年 度)、理 事会(2 回)、拡 大 常務理事会 (3回)開催 の予 定。 ※※※ ※※※※※※※※※※※※※※※ ※※※※※