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制御用電子計算機による電力系統事故後自動操作

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(1)

U.D.C.る21.311.1る.072:d81.322

制御用電子計算機による電力系統事故後自動操作

Automatic

Operation

of Power

System

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Kazuya Ode

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YoshiyukiKanemaru

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HideyukiSuzuki

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Masuo Got∂

旨 電力系統操作の自動化の一環として,事故波及防止を主目的とする需給対策や,送変電設備の過負荷対策を行 なうオンライン事故後自動操rFプログラムを開発した。さらに「電力系統シミュレータ+を用いて実験を行な い本プログラムによる手法が所期の目的を満足し,実運用にも適用し得ることを確認した。本文ではこれらの 対策手法,プログラムの概要およぴ「電力系統シミュレータ_=ニよる実験結果についてその概要を述べている。

1.緒

言 電力系統に事故が発生した場合適切な継電方式によって,事故点 の切り放Lを行ない,事故後数秒間にわたる系統の過渡安定度が保 たれれば系統全体の安定運転が継続できるという従来の考え方は最 近の電力系統にほ必ずしもあてはまらなくなってきた。すなわち系 統連系による系統容量の巨大化,系統構成の投雑化,発電機単枚容 量の増大などから第1次の事故のために,第2次,第3次的な事故を 引き起こす,いわゆる事故波及の問題が発生してきたためである。 この波及事故は最悪の場合には全系崩壊を引き起こす危険性すらも っている。たとえば大容量電源の脱落による系統周波数の異常変動 JP送電線の過負荷により縦続的に次々としゃ断されるという事故ほ 波及事故の代表的例であるっ この種の波及事故の防_心こは事故後の 系統状態を正確には超し,適切な判断と迅速な操作が要求されるが, ニJtら一連の判断,操作をすべて人間の力に待つことはきわめて閑 雅である二、このため関係各所において計算楼を用いた総合的判断に より事故の波及を防止する場合の各種方式の検討がなされている。 本文r亡は上記の目的に沿って電力中央研究所と日立製作所が共同 で開発したオンライン事故後自動操作プログラム(SystemEmer-gencyOperation:SEO)の概要および「′這力系統シミュレータ▲一!を 用いて行なったSEOプログラムによる事故波及l妨lヒの実験結尾に ついてその概要を述べる(‥

2.S【○プログラムによる事故波及防止対策

2.1需 給 対 策 取扱にエr)発電力が脱落Lて系統内の需給バランスが破れたり, 送電線のLヤ断に伴って系統がいくつかの分離系統に分断されて各 分離系統l勺rさの需給バランスがくずれると各分離系統の周波数が変 動する。この系統周波数の変動は特に新鋭火力iこ盟影響を与えるの で,てきるだけ早く系統周波数の回復,すなわち系統内の負荷と発 電力の需給バランスを回復する必要がある。また需給対策としての 発電機出力の増減方式にほ電力会社の運用方針とも関係して,種々 の方式が考えられるが今回開発したプログラムでは次のような方針 で発穏樅出力を決定することにLた.⊃ (1■)発電力不足のとき 発電機`か量の大きい順に出力を増加するこ:全発電機を上限値ま 「さ増加してもなお発電力が不足しているときはその不足発電力を +pとして系統周波数変動+′を( ̄11式により算出し、J′が規定  ̄妄 ̄ ̄「 ̄電かぃ央研づE所工学博士 ** 電力中央研究所 *** 日立製作所日立研究所工学博士 ;旨*** 日立製作所日立研究所 胎内ならば発電力の不足分は負荷の周波数特性に依存させる。

+′=昔(Hz)

‥(1) ここに,+P:電力過不足量(%MW) ∬:系 統 定 数(%MW/Hz) (′2)発電力過剰のとき 発電機容量の小さい順に出力を減少させる。全発電機を下限値 まで減少してもなお発電力が余っているときは系統周波数』′を (1)式により算H‖ノ,』′が規定値内ならば発電力の過剰分を負 荷の周波数特性に依存させる.〕 2.2 過負荷対策 送電線の過負荷ほ次のような点で系統に大きな影響を及ぼす。 (i)送電線の焼鈍,ディップの増大による異回線混触のおそれ (ii)多回線送電線またはルーープ系統において過負荷検出継電器 による縦続的なトリップ。 このう ̄ら(i)についてはいずれも送電線の温度上昇によるもので あり,時間的に数分以内に対策を施せば良いカ\(ii)については過 負荷検出継電器の整定時限とも関連し時間的にほ数秒∼数十秒以内 の操作が要求される二1そのため次に述べるような過負荷解消論理に よって過負荷を解消する計算を行なうn SEOプログラムの中核を なす過負荷解消論理は直流マトリックス法潮流計罪に基づくもので その論即の特艮ほ次のとおりである。(詳細については文献(1)参 月Jl) rl)本論坪で用いるインピーダンスマトリックス(-以下[Z〕と 記す)ほ線路の抵抗分を無視したリアクタンス・マトリックスで 従来の方法と異なっている点は負荷r負荷インピーダンスとして は需用電力に逆比例したリアクタンスを川いる一)をマトリックス に含めたノ与てある。 (2)f与荷を含んだ〔Z〕を川いることにより潮流計算ではスイ ングノードが不安となり,過負荷解消効果指数の計算が有意とな り,また系統分離時の〔Z〕の修正計算が可能となる。 (3)系統分離の判別と分離状態のは梶ほ卦牧状況に応じて修正 された[Z〕を使用してきわめて簡便に行なっている。この方法 は[Z〕cつ性質として異系統間の〔Z〕要素がゼロ(実際は計算椒 Cり丸め誤差などによりきわめて小さな値となる)となることを利 用した方法である.・・. (4)本論理の中核をなす過負荷解消対策の基本的な考え方ほ過 負荷が生じた場合その抑制のために拉も効果のある設脈を操作し て過凸荷を解消しようとするものである。その手法の大安を示す と次のとおりである。 (i)過負荷解消用設附としては発電機を主体とLて考え,この

(2)

ー1-798 昭和44年9月 /q≠ △ ⊥L

三∠ゝ元一和 l jこ・≡ン∴! 第51巻 第9号

′一一一 ̄てj

l l

L

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m,Ⅹm 九す,γ,ノ はノードの番号 ∽はブランチの番号 方m,ん乙 はブランチインピーダンス,および ブランチを流れる電流 図1 直流ネットワーク 各i近ノLE三寒∴1し1て過f捕詣A叫Bm,を言t ̄許十るc Amこ=Im一Iol□ Bm=如 ̄Io㌘ Am<0ち・らこま■甘一に線m=七ご+方向に過負荷 Bm>0ち・ノっこざ扶首線mカi一方「六】に過負荷 NO 過負荷が在庁するか YES をj蟹汁しその過 H=maX Am Bm する。 そノ1i Jうよ7 トこ∴宗)三 二村する_朋捕解消効架指数AⅡ1jが最大 ∴宗)る設伯jj を掛tlする ̄ .;畦f絹を粥消する1ナ〉7+操附.1:ユGj,ユGj'を計許■「るH 上Gj= ̄ユGj■二百両・ 操作二F.tが設備の調惣古郡、J:二た-るよう修正する △Gj=-ユGi′=minl上q,司-Gjo,Gio-GiE =′の設帽を操作l一た峠グり唾負荷度の修正を行なう Am=Am-(Amj-Am刀ユGj Bm=Bm-(Amj-Am刀ユGj 規ラ引司教練り返したか YES NO 図2 過負荷解消計算フロー図 r ̄7Tr・′クワ ノ3 ・コ・ノブ1 / ̄ カーLJ・・t .1Ⅰ.「りユり.一山 /ゝ

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′丁6 図3 SEOプログラム概略フロー図 ほか,他系統からの融通,負荷なども考慮している。 過負荷解消効果の程度を表わすために過負荷解消効果指数 なる値を採用する。この指数は過負荷解消設備ノを単位量 操作したとき,送変電設備∽に対する過負荷解消効果の関 係を示す係数で次のように〔Z〕から誘導し,A〝りなる記 号で表わす。 すなわち図1に示す送電線∽の電流′′”ほ, ∑(方♪ノーズすメ)・Gノ J,,】=-+ こア′和 ここに, 九ヴ:送電線∽の始端ノード,終端ノード ∬,,丁:送電線例のリアクタンス 川卜▲∵、 +ソ+いじ・、 抑∴シ 忙こー 川舟J 「■■■■L 一向‖ 一=+ 「卜 、 ‖〔 *l 妄2 トビ

借吉ゝC〕

コ732川' ノ セ: ニ1一丁ノ ∴二  ̄■′ ÷ ■∴;重用そチラう ±l・_て`j二 1、:■/【 ‥ +1_ _.ン■・㌧■ 一 因4 電力系統シミュータの構成 表1 計 算 規 模 ‖慣 川孔機 ンん礼 イヰ■粍 ▼【ノ=し+ド 7一一 +一十一心㌧ ム甲山 ラ装絹 カード 詫榊三宅 カ mド ÷土′L孔慌 ライン7)リンク 規 模 内 容 l 動的交流計算盤 交流模擬送電線設備 ノ ー ド 総 数 ブ ラ ン チ 発 信 棟 数 負 荷 数 発屯殿+負荷数の最大 分 離 系 統 数 送 電 線 事 故 多 重度 発 電 機 事 故 多 重 度 需 給 対 策 過 負 荷 対 策 Gノ:ノードノにつながる発電株出力 ズ払方すメ:〔Z〕の要素(負荷エを含む) で表わされる。 今(2)式において特定のノに対するCノを』Gブだけ変化 させたときのんの変化量をdんとすれば,

A桝ノ≡若=越

.方′,l (3) となりA,,りは〔Z〕および送電線のリアクタンスから算出 できる。 過負荷解消のための計算法としては次の連立不等式を満足 するように繰り返し計算を行なう。

[才一〕≦[′,′∫〕≦〔ん〕

〔ム乃〕=[ん∼〕+[A狩り〕〔』Gブ〕 (4)

ここに,ん,ん”りんノ机:送変電設備∽の潮流,初期潮流,潮流

上下限値 A如:過負荷解消効果指数 』Gブ:過負荷解消設満ノの操作による電力変 化量 図2ほ繰り返し計算の手順を示したものである。

3.プログラムの概要

上で述べた論理によって系統制御を行なった場合の系統の応動状 態については従来オフライン計算によって研究されてきたが(1),こ (2) の論理を実系統に適用した場合の問題点をより詳細に検討するため 従来のオフラインプログラムを基にして新たにオンラインSEOプ ログラムを開発した。今回開発したプログラムは「電力系統シミュ ー 2 u

(3)

制御用電子計算機による電力系統事故後

自 動操作

799 55.S 82.1 55.3 83.0 G12 盈 97【J3 2gハJ 11

△ G.。 (302.0)

曲芸岩二号

(107.6)

二言:手 ̄△

271⊥ 77‖q〉 96丘U (48.6) ■0.2 0.0 +包

26ワJ 253 010 3 11

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匡∃

(芸…二終

20.7

匿∃

△ Ll1 57.4 57.1(260.6

△壬誓吉:岩

(108.0) 95.8 96.7

△ 6l.9 か).5

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G3 106.4 106.9 遥+

し 10.1 10.1 73.6

▲肌L■・⊥7 12.4 14.6 36 只〉○仇 亡U6 ハU 7∧U qH9qり 笛州 19 一仇q} L川9 009(乱 30 97‖ し200200 (a)湘生後,対策後棚i式こ(桝允こま1,0…】VA榊の%値でボ)

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「訪 △ 157.0 L3

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0 る の負 付 い 一し ⊥過 如 し 調数荷(×※GT. 7⊥ 2345 注

△呂:呂

(写芸:払

82.6 G8 74.5 83.9

△苧呈:塁

L9 162.0 162.2 (注)1.調整設條の数附.士 対策時の稚作指-うナ ()卜小三操作言i≧ 2.⊂コ:上の致帆 下の致帆は送1+ Amjをホす。 は送1丘線

巨頭

9.4卜0.7) (b)対策計算結果 (操作指命値は1,000MVA基準の別鞋で示す) 図5 交流計算盤との結合運転における実験結果 レーク+を対象にしたもので図3はSEOプログラムの概略フローを 示したものである。プログラムを機能別にみれば次の7ブロックに 分けることができる。 ブロック1:系統条件をカード入力し,インピーダンスマトリッ クスなどの準備計算を行ない,必要に応じて各種データをコア, またはドラムのデータエリアに格納する。 G9 55.1 62.3

金詑塁

L】。 83.0 73.6 (194.4) 97.6 77.4

△凍

(65.1)84.4 65.9

J弘

巨笥

60.3(5.2)

盛ゝ ブロック2:制御撥器(発電枚出力制御装置,しゃ断岩削を単独運 転から計算機制御運転に切換える際に系統にじょう乱を与えない ように計算枚に初期値をセットする部分である。 ブロック3:本ブロックにおける系統状態入力は事故前および計 算制御終了後に行なわれるもので,前者は系統状態を常時サンプ リングすることを模擬しており,後者は計算制御結果を検討する ー 3

(4)

-800 昭和44年9月 +上 ことを目的とLている。したがってここでほ各電気所の有効電力 ろ無効電力0,電圧Ⅴ,電流∫,電圧位相角恥,送電線のろQ, Ⅴの情報を入力するようにしている。またあらかじめ入力されて いる事故パターンに従って系統に事故を発生させる部分を本ブロ ックに設けている。 ブロック4:事故後の系統状態を入力する部分で,入力情報とし てほ直接計算制御に必要な発変電所,送電線のP,およびしゃ断 器の状態を入力する。また端末機器の動作をチェックする意味で 入力前iこ操作指令を出しているときは入力値と指令値を比較する ようにしている。 ブロック5:本ブロックはSEOプログラムの計算部分の中心を なすもので計算内容から次の三つの部分に分けることができる。 (i)事故状況のほ据,事故前後の系統状態から事故状態をは挺 し,インピーダンス・てトリーツクスその他の諸元を修正す るとともに系統分離の判別を子J ̄なう,′ 需給対策,系統分離や電源脱落などの 事故においてほ需給バランスを回復す るよう発電調整または∫-1称制限の計算 を行なう。 過負荷対策,過負荷度の最大な送電線 から過負荷解消計算を実施し(規定回 数内で解が収れんしない場合も含め て)計算結果に基づいて潮流計算を行 ない過負荷力;解消されるかどうかをチ ェックする。過負荷か解消する場合ほ 次のステップ(ブロック6)に移るノ小, 解消Lないときはメッセージを出して 計算制御を中止する。 ブロック6:ブロック5の計算結果に基づい て制御楔器(発電機出力制御装置,しゃ断器) に対し操作信号を送出するっ なお第2回R以 後の計算制御(SEOプログラムでは諾給対策 1回,過負荷対策2回)に対してほ操rF依器 の動作が終了してから情報を入力する必要が あるので入力時ノ、■ぇはこのブロックでコントロ ールするようにしている。 ブロック7:計算制御終了時に計算に用いた 諸データ,諸情報および計算結果を整理,編 集し印字する.。 今回開発したSEOプログラムはほかの自動 給電用プログラム(VQC:電圧無効電力制御, ELD:経済負荷配分計算など)と多蚕処理を行な えるよう考慮して作成している。このためSEO プログラムの占有する計算楼のコアメモリを約 4K語に制限しているが,SEOプログラム全体 の長さほ約34K語あるためプログラムの構成 を16個のチェーンプログラムに分割してコア メモリの占有語数4K語内で処理できるように Lている。なおそのほかドラムメモリに約12K 訳,コアメモリに90語のデータエリヤを使用し ている。表1は今回開発したSEOプログラム で扱える計算規模を示したものである。

4.電力系統シミュレータ

による実証実験(4)

「電力系統シミュレータ+く2)(3)は図4に示すよ (注ノ1. 2. 3. 4. 5. (注)1. 2. 3. 評

第51巻 第9号 うに,電力系統の綴能を持たせた模擬装置と,人間の頭脳のように電 力系統の運用操作を決定する棟能をもった論理判断指令装置,これ ら両者を結びつける結合装置ならびにシステム全体を監視する中央 監視盤から構成されている。模擬装置は,動的交流計算盤と交流模 擬送電線からなっているが前者は電力系統の動的特性を,後者は電 力系統の過渡特性をより実際に近い形で模擬したもので,研究対象 に応じて論理判断指令装置と動的交流計算盤または交流模擬送電線 と結合運転できるようになっている。SEOプログラムによる事故波 及防止対策の実証実験では論理判断指令装置と動的交流計算盤およ び交流模擬送電線とを組み合わせて動的特性および過渡特性を検討 した.っ 4.1動的交流計算盤との結合運転における実証実験 モデル系統は図5(a)に示すように13枚系とし,超高圧275kV 系統および154kV系統を模擬した。調整設備としてほ発`置機10-∼ 19.7 32.9 12.9 23.9 7 畠 (30.0) Gl水力犠 △ △ △(30.0)事故前∠包

◇滋貰;)事故後

G。水力機 9 10 (50.OJ 19.7 32.9 棚′掛酎(50・0)12・9

‥壬G44△竿:雲6

3 (80.0) 23.9 11r60.0)

12▲喜宣:琶甲_

△(芸呈昔△(2冒;呈忘

(70.0) 45.6△ 血一 16 (70.0) 450 50.6 31.9 調整設備およぴj去1E線の上の数・ 値は事故後,下の数値は過負荷・■2 △ 44.3 △ △ 血ゝ 1 対策後の汐流を示す。 ()内の数値は送電容量をボナ。1 ×中:事故個所をホすこ 井:過負荷個所をホす二 G。はスイング発′左横としてし-る⊂L 43:7 15 14 。火力横 47.7 30.1 G 45.0 43.7 ra)事故胤対策後の汐流(汐流は50kVA基準の別亘で示す) 13・4(-6.3) 22.6卜10.4)

L2詮琶

-0.5〔椅5 7 呂 13.4

①篭享芸④‥

Gl △ ∠包 △ 盛、

凸15こ2

G20・4895 9 10 22.6 11 !一 △ -0,5065 3 調整設備の数値こま過負荷 対策時の操作指令値をホL、34.0 ()内は操作量を示す。

男重量誰革邑写実芸二算2

を示す。1 l 30.1

△7・4△12-5写・4甲.L2

△ △16△10・4864 △ 品45・0 15 _。.4963品 一114 卜16・7)G。0・4877 45.0 (b)対策計算結果(汐流ほ50kVA基準の剛直で示す) 図6 交流模擬送電線との結合運転における実験結果 -4 -50.8

(5)

制御用電子計算機による電力系統事故後自動操作

801 12台および負荷11個所とL・,G.はスイング発電機である。また 系統分離事故に対してはあらかじめ各分離系統に1機のスイング 発電機を設けこれらは調薬対象外とした。このようなモデル系統を 用いて送電線事故(系統分離を伴なわない)2ケース,送電線事故 (系統分離を伴なう)6ケース,発電機事故3ケースの計11ケースの 事故に対する事故波及防止を目的とした計算制御の実験を行なっ た(〕実験結果から線路事故のみならず系統分離を生じるような事故 ならびに発電枚事故をも含めた事故パターンに対して,SEOプログ ラムによる需給対策および過負荷対策が所期の目的を満足すること を確認した。次に実験結果の1例をとりあげその対策内容について 述べる。ここでとりあげた事故ケースは図5(a=二おいて送電線盆 がしゃ断されたケースである。図5(a ̄)は事故後および対策後の潮 流を示し,図5(b)は対策計算結果および調整設肺に対する操作指 令値を示している。事故状況,対策内容は次のとおりである。送電線 息が事故によりしゃ断されたために,この送電線の事故前の潮流が 送電線釦こ重畳されて19.3%の過負荷となった(過負荷量は上下限 値を越えた量を1,000MW基準%電力表示した)。また負荷フィーダ に対する対策を検討するためあらかじめ負荷フィーダ事故を想定し ている変圧器△は0.7%過負荷となっている。送電線・如こついての 過負荷対策としてほ,この送電線に対する過負荷解消効果指数Aノ,り が最大であるC6の発電横出力を19.4プg絞り,電給バランスを考慮 しているためA如の小さい順にC9,G8の出力を上限値まで,それぞ れ5.2%,5.9%研加し,エ10の負荷電力を8.3プg制限している。この 計算結果に基づいて調整設備を操作した彼の潮流ほ図5(b)に示す ようになり送電線息にほ0.8%の過負荷が残っているが許容値(送 電容量の5プgとした)以下の過負荷量であるので過負荷ほ解消L・た とみなし以摸の対策は行なっていない.っ またへの負荷フィーダにつ いての過負荷対策はA,,りが最大であるエ2の負荷電力,およぴA”Zノ が最小であるC3のと1]力をそれぞれ0.7%ずつ減少して,過負荷を解 消している.〕以上のように第1回目の過負荷対策において2個所の 過負荷とも解消し計算制御を終了している。 ム2 交流模擬送電線との結合運転における実証実験 モデル系統は図d(a)に示すように水力発電機2機,火力発電樅 1様ならびに無限大母線(所内電源)を合わせた4撒系で,送電線路 ほ超高圧275kV(模擬系統でほ3,000V)系統および154kV(同 1,500V)系統を模擬した。調整設備としてほ発電機3台負荷2個所 とし,無限大母線はスイング発電械として取り扱った。交流模擬送 電線との結合運転では送電線事故4ケース,発電機事故3ケースの 実験を行ない良好な結果を得たr_)実験結果の1例についてその対策 の概要を述べる。ここでとりあげた事故ケースは図d(a)において 送電線∠剋が2回線のうち1回線がしゃ断されたケースである。図る (a)は事故後および対策後の潮流を示し,図d(b)は対策計算結果 および調整設鮪に対する操作指令値を示している。事故状況および 対策内容は次のとおりである。超高圧系連絡送電線盈の1回線が事 故によりしゃ断され,残る1回線が10,3%の過負荷となり(過負荷量 は上下限値を越えた量を50kW基準%電力表示した),これを解消 するためA.′りが最大であるG2の出力を10.4%■絞り,需給バランス をとるためA”りが最小であるClの出力を同量だけ増加することに なるが,Clの出力は30.1%となって上限値(28.0%)を2.1%越え るので,Glの次にA,”ノが小さいエ1の負荷を選択して,2.1%だけ 負荷制限を行なうことになる。しかし交流模擬送電線設備での負荷 制限は実系統と同様にしノや断器によりフィーダごとの負荷をしゃ断 する方法をとっており,しゃ断負荷量ほ連続的とならず,計算値に等 い、負荷量をしゃ断できない場合がある。この場合は需給バランス をとるために再度発電調整の計算を行なう必要が生じる。このよう な理由からエ1の負荷制限量は計算値の2.1%より大きくなり16.7% の負荷をしゃ断することになり,この過剰負荷しゃ断量(14.6%)ほ Glの出力を減少することiこより需給バランスをとっている。した がってGlの最終的な操作指令値ほ13.4%となりその操作量ほ-6・3 %となる。このような操作を行なうことにより送電線ぁの過負荷を 解消しているrノなお,負荷しゃ断量が計算値よりかなり大きくなっ ているが今回の実験では実験設備の都合上,負荷しゃ断の量を2段 階に区分したためで,区分数を増加することによりこのような現象 はさけられる-4.3 検 討 以上「電力系統シミュレーター+を用いてSEOプログラムによる事 故波及防止を主R的とする計算制御の実験を行なった結果,動的交 流計算態との結合運転では実系統規模に対Lても実用上問題のない 程度の計算精度が得られ各種操作が所期の目的を満足することをた しかめた。また模擬送電線との結合運転では制御装置,動作などを 実系統のそれに近い形で模擬し各種操作がじゅうぶん実運用にも適 用し得ることを確認Lた。なお紙面の都合で割愛したが一連の実験 ケースのうちにほプログラムの次の部分を改良すれば,いっそう突 運用に即すると思われるケースがあったごJ (i)需給対策および過負荷対策計算にこおける調整設備の選定方 法 (ii)系統分離特の過負荷対策計算におH ̄る詞紫設備の選定方法 (iii)需給対策後の処群方法 次の計算処理時間についてはたとえば選択呼出計榔,計算過程, および結果の印字などシミュレータ特有の計算ならびに動作がふく まれてこおり実運用における時間より長くなっている。計算部のみの 処理時間についてほ事故判別,事故後の諸元の修正計算,ならびに A,;りの計算をも含めた需給対策計算部で約15秒,また過負荷対策計 算で約15秒であった=1なお今回のプログラムで計算途上の処理状 況を監視できるよう各部における処理内容をコソソー′レタイプライ タに印字するようにしており,上記の計算時間にはこれらの印字に 要する時間が含まれている.。実運用において,これらの処坪内容を たとえばブラウン管表示装置に出力するようにすれば,計算処理時 間はさらに短くなり10秒以内に処理できるものと思われる。.

5.結

口 以上電力系統に事故が発生した後の操rFとして事故波及防止の観 点から系統内の需給対策および送変電設備の過負荷対策をとr)あげ その対策手法を示すとともに,本手法i・こ基づき開発したオンライン SEOプログラムの概要を述べた。さらに「電力系統シミュレータ_l を用いたオンライン制御の実験によりこれらの手法がじゅうぷん実 系統にも適用し得ることを示した。 今後4,3で述べた問顆点を解決しさらに発電機の応動特性や負荷 の優先順位などを考慮し,いっそう安達用に即したものiこしたいと 考えている。 終わりに臨み,本研究を進めるにあたり種々ご指導をいただいた 電力中央研究所梅津部当任,中島宣長,小宮主査研究員に対L深甚 の謝意を表するとともに,ご激励いただいた日立製作所日立研究所 小林副所長,高林部長,同国分工場三田部長,広吉部長,中野主任 技師に対し衷心よりお礼申し上げる。 (1) (2) (3、) (4)

-5

-参 鳶 文 献 鈴木,届出:「事故後自動操作論理に関する研究+ No.66032(昭41) 自動給電研究委員会:「基礎研プE絹糸統シミュレ一 に関する調査研究】j 技研報告 No.66081(昭41) 梅津,三田,中野:「電力系統シミュレータ▼】日 技研報告 タのr七様 Vol. 51,159(昭44-2) 城条,金丸,鈴木,後藤:「系統シミュレータによる`ijl二故後自 動操作に関する研究+技研報告 No.68092(昭44)

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