家族・社会の連帯に関わる価値意識の構成についての研究 社会統計の分析を手がかりとして 学 校 教 育 専 攻 人 間 形 成 コ ー ス 前 田 達 郎 {問題の所在及。噺究の目的】 キレる、不登校、学級崩壊、自己中心主義な ど子どもを取り巻く教育問題は多様化・複雑化 し、学ヰ交lこ如、ても指導のあり方に頭を悩ませ ることがある。多様化した価値観の下、一律な 指導を行うことや、それぞれの家庭が求めるニ ーズに対応することなどの難しさに直面してい る。 「自由主義・勝手主義jとして樹子ずる「個 人主義」や価値観の多様化につながる価値意識 は、社会の要因とどのように関わり、形成され るのだろうカもこの点について考察するために は、見田による分析の枠組みにそって研究を進 めることが有効であると考える。つまり、価値 意識が具現北したものと考えられる行為と、そ れを取り巻く社会の要因との関係、を分析するこ とで、価値意識について推論するアフ。ローチで、 ある。 本研究は、家族・社会の連帯につながると考 えられる価値意識と関わりのある社会統計を分 析し、その結果を、意識について直接調査・分 析している「調査データjと照合することによ って、上記主題について研究するものである。 {研究の方法】 本研究は「数量的データ」と「質的データj としての「調査データj とを用いて研究を進め る。 本研究で用いる「数量的データjは、価値半JI 指 導 教 宮 伴 恒 信 断の結果としてのデータと、判断に影響を与え ると思われるデータから構成されるが、いずれ のデータも
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年と2
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年のものであること を原則とする。この「数量的データjを、「潜在 変数内の独立項目は従属項目に影響を与え得 るJ としづ前提の下に、データ間の二変量相関 係数を求める単相関分析と、重回帰分析によっ て検討し、価値意識と社会の要因との規定関係 及び価値意識の形成は何によってなされると考 えられるか、について考察する。 分析の視点としては、共時的(
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年度と2
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時点における項目同士の横のつ ながり)、通日朝句(各項目の1
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年間の変化量の つながり)の2側面から分析する。 【構成} 第I章では、研究の所在・目的について、第 E章では、研究の方法について述べる口 第盟章では、本研究で用いることとした項呂 の概要及びその項目の出典資料を示す。 第N
章では、採用した項目の統計解析手法に よる分析とその角森尺を示す。 最後の第V章では、「数量的データ」について 分析・検討した結果と、 NHK放送文化研究所 が5年毎に行っている「日本人の意識」調査結 果等とを照合し、価値意識の構成についてまと める。 {結果と考察} 「数量的データ」の分析から次のような結果を。 。
得た。 ア. 家族・社会の連帯に関わる価値判断は、