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南方地域総合研究センターの紀要の発刊にあたって

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Academic year: 2021

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(1)

南方地域総合研究センターの紀要の発刊にあたって

雑誌名

南総研紀要

1

1

ページ

2-2

URL

http://hdl.handle.net/10232/15588

(2)

南方地域総合研究センター

の 紀 要 の 発 刊 に あ た っ て

駕載南響零:中尾佐助

鹿児島の地は,日本本土の最南端に位置し,その自然は気候的にも動植物界にも南方地 域に共通するものがすこぶる多い。又,この地の人は古来から南方地域と交流が多く,鹿 児島県人は南方地域で積極的活動を続けてきており,従って県人は南方地域に多大な関心 と興味を持ち続けてきた。この地域の風土と地域住民の意欲に応じたかの如く,鹿児島大 学の南方地域の研究には多様な分野にわたり非常に多くの成果の集積がある。又,これら の南方地域の研究活動の間に,おのずから大学内にその中心的機構の必要性が認められ, 大学内に南方地域総合研究センターの設置が昭和54年度に制度として成立し,本年4月か ら具体的活動が開始された。 南方地域総合研究センターは,その活動の一部として,既に学内に集積されていた研究 成果を集め,センター紀要として1年間2回の出版に着手することになった。将来はセン ター中心で行なわれる南方地域の諸研究の成果も報告されるはずである。又,この紀要は 鹿児島大学の教官のみならず,他大学等の協力研究者,外国からの参加の場を開いている。 こウして始まった紀要の出版は,将来我が国の学術研究のために大きく貢献することを期 待している。 南方地域総合研究センターは地域研究のセンターである。地域研究という学問の分野は その地域の自然。人文・社会・歴史など総ての学問を含み,その成果の総合化がなされる ことになる。従って,ここにおくる紀要は広い学問分野から多種多様な報告・論文を含む ことになる。本土最南端の鹿児島大学からこうして南方地域研究の成果の積みあげを開始 することになり,それは又,大きく羽ばたくことになる日を望みたい。

参照

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