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消費者手形の機能と流通性の排除(2) : アメリカ法を中心として

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Academic year: 2021

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(1)

                        勿                         ( ー ア メ リ カ 法 を 中 心 と し て i ﹁ ●

は   じ   め   に 一  消 費 者 手 形 利 用 の 発 展 と 問 題 の 発 生   日   消 費 者 手 形 の 経 済 的 機 能   ⇔   消 費 者 抗 弁 切 断 に つ い て の 疑 問 二 判 例 に よ る 消 費 者 抗 弁 切 断 の 制 限   e   抗 弁 切 断 に 関 す る 伝 統 的 立 場 ⋮ ⋮ こ の う ち ㈲ ま で 前 号   ⇔   緊 密 関 係 理 論                 以 下 本 号 三   判 例 理 論 の 評 価 と 問 題 点 む   す   び     ㈲   U C C 第 三 編 ( 商 業 証 券 ) と 善 意 概 念   一 九 四 〇 年 に 統 一 州 法 委 員 全 国 会 議 に よ っ て 、 商 取 引 の 各 分 野 に 関 す る 各 統 一 法 を 一 つ の 法 典 に 統 合 す る 作 業 が 開 始 さ                                                                   (1 )                                .              (2 ) れ 、 一 九 五 二 年 に 統 一 商 事 法 典 (膏 d 裂 。 § o 。 ヨ ヨ ・ ・g 。。 一 〇 。 ユ ε と し て 最 初 の O 寄 § ﹀ い 目 固 着 が 発 表 勧 告 さ れ た 。 N I L                                                                               (3 ) は U C C 第 三 編 商 業 証 券 (︾ 三 n δ ω 9 ま 男 臼 ﹀ い 闇 尾 島 ) に 取 っ て 代 ら れ る こ と に な っ た 。                   u           消 費 者 手 形 の 機 能 と 流 通 性 の 排 除 ②                                   ・              六 五

(2)

          -消 費 者 手 形 の 機 能 と 流 通 性 の 排 除 ②     、                、                          六 六   U C C 第 三 編 は N I L に 比 べ 種 々 の 点 で 改 善 さ れ て い る が 、  ﹁ 善 意 σq o & {四 一↓ ゲ ﹂ の 定 義 に つ い て は 、 N I L 以 上 に 混 乱 し て い る と い え る 。   第 一 に 、 善 意 ま た は 悪 意 の 定 義 化 に 凝 り す ぎ て 、 全 編 に 相 互 に 未 統 一 か つ 多 数 の 定 義 規 定 を 設 け た 。 第 一 編 総 則 で 一 -二 9 条 ⑲ 項 (後 述 ) ・ 了 二 〇 秦 範 項 ・ ﹁第 二 編 売 買 で 二 ⊥ σ 三 条 ω 畿 号 、 第 三 編 粟 証 券 で は 、 三 -三 〇 二 条 ω                                                                                                             ロ 項 ㈲ 、 ㈹ 号 ( 後 述 ) が 正 当 所 持 人 (ゴ 。 一α 臼 ぎ α 器 8 ・ 韓 ) の 要 件 と し て の 善 出] 心を 規 定 し 、 三 -三 〇 四 条 が 亜 心血 日脚 者 を 定 義 ル て い る 。 こ の た め 、 売 買 お よ び 流 通 証 券 の 両 者 に 関 係 す る 複 雑 な 争 訟 -今 日 で は 事 実 関 係 を 排 他 的 に 売 買 事 件 ま た は 流 通 証 券 事 件 と 分 離 で き る よ う な 事 件 は ほ と ん ど な い 一 を 解 決 す る た め に は 、 裁 判 所 は 、 こ れ ら す べ て の 、 し か も 必 ず し                                                                                  も 相 互 に 一 致 し な い 定 義 を 解 釈 し な け れ ば な ら な い と い う 仕 事 を 背 負 い 込 む こ と に な っ た 。 ﹁ 、 第 二 に 各 規 定 自 体 も 利 益 団 体 の 圧 力 に 基 づ く 改 正 に よ っ て 歪 ぬ ら れ 、  一 層 複 雑 な も の と な っ て い る 。 善 意 の 定 義 に あ た                                                                                          き   っ て 、 当 初 起 草 者 た ち は 、 N I ﹂ の よ う に 単 純 な 主 観 的 基 準 を 推 測 さ せ る 規 定 方 法 を 避 け よ う と 試 み た 。 し か し 、 こ の 試 み は 銀 行 業 界 か ら 強 い 反 対 を 受 け た 。 こ の た め 、 善 意 の 定 義 は 、 草 案 段 階 ま た 一 九 五 二 年 ○ 嵩 一9 曽 ↓ 粟 ↓ 発 表 後 も 変 遷 す る こ と に な っ た 。 ま ず 、 一 九 四 九 年 五 月 草 案 で は 、 総 則 編 ﹂ 1 二 〇 一 条 ⑯ 項 は 、   ﹁ そ の 者 が 従 事 し て い る 職 業 に お け る 合 理 的 商 業 基 準 (§ 。・。 目 げ 冨 8 ヨ ヨ ① ︻。 巨 欝 己 ・。H α ω) の 遵 守 を 含 む 善 意 ﹂ と し て い た 。 と こ ろ が こ 分 定 義 を U C C 全 編 に 及 ぼ す こ と に つ い て 反 対 が あ り 、 一 九 五 二 年 9 国 9 書 ↓ 国 首 で は こ の 基 準 が 削 除 さ れ 、 単 に ﹁ ﹃ 善 意 ..○ 。 。 α h⇔ 菖 .. ﹄ と は 、 ・`                                                                                                                                                                                           じ 当 該 の 行 為 ま た は 取 引 に お い て 実 際 に 誠 意 が あ る こ と (ぎ 霧 隠 ぎ hp 3 を い う ﹂ (d o o 費 1 ・。 o 一 ( 邑 ) と な っ た ℃ し か し 代 り                                                                    に 、 第 三 編 の 正 当 所 持 人 の 善 意 要 件 (¢ o o 伽 ω 1 ω o ・。 (二 び )) に 、 こ れ を 付 加 し 、   ﹁ そ の 所 持 人 が 従 事 し て い る 職 業 に お け る 合 理 的 商 業 基 準 の 遵 守 を 含 む 善 意 で ﹂ 取 得 し た 者 と な っ た 。 と こ ろ が 、 銀 行 業 界 は 、 こ の 規 定 は ﹁ ○ 日 夕 〇 二 げ 葺 事 件 (前 述 ・ . 二 e ② 参 照 ) の 原 則 に 復 帰 す る 道 を 確 定 的 に 開 く も め で あ る ﹂ と し で ・ 強 硬 に 反 対 し 緬 ゲ と れ に 対 し て 起 草 者 は 、 O 已 ζ ﹂

(3)

○ ロ げ 葺 事 件 の 客 観 的 基 準 に 帰 る 意 図 は な く 、 善 意 概 念 を 取 扱 っ た 判 例 法 に 溢 い て 長 い 間 黙 示 的 で あ っ た も の を 明 示 化 し た 一 に す ぎ 誕 、 N -L の も と で も 樗 の 取 引 過 程 ( ・ ・量 ・ 罵 8   ⋮ ぎ   ) と い う 観 念 が 判 決 の 基 準 と な ・ て い 嬢 と 指 摘 し た 。 し か し 結 局 一 九 五 八 年 O 亀 一9 き ↓ 巽 ↓ は 、 ﹁ 合 理 的 商 業 基 準 の 遵 守 ﹂ を 正 当 所 持 人 の 善 意 要 件 か ら 削 除 し 輪 鰐   ( そ の 後 、 U C C は 、 一 九 六 二 年 お よ び 六 六 年 に 改 正 さ れ た が 、 善 意 の 定 義 は 変 更 さ れ て い な い 。 ) こ の よ う に 、 U C C は 、 結 局 売 買 編 に ﹁ 合 理 的 商 桑 基 準 ﹂ を 残 し た が 、 総 則 お よ び 商 業 証 券 の 各 編 か ら は 、 こ の 要 件 を 削 除 し た 。 し た が っ て 、 N I L と 比 較 し て 、 規 定 形 式 上 、 ま た 判 例 に お い て も 、 善 意 要 件 に つ い て 注 目 す べ き 相 異 は な い と い っ て よ い 。 ・ 何 故 に 、 U C C は 、 現 実 の 判 例 に 適 合 し た 機 能 的 な 定 義 を な し え な か っ た か 。 , N I L の 態 度 は 確 実 か つ 予 見 可 能 で あ っ た と の 銀 行 業 界 の 主 張 は 、 ② で 述 べ た よ う に 説 得 力 に 乏 し い 。 要 す る に 金 融 業 界 に と っ て は 、 純 粋 の 主 観 的 基 準 が 快 適 だ か ら で あ ろ う 。 ま た 、 善 意 の 意 義 を 、 、 イ ギ リ ス 法 か ら 主 観 的 か 客 観 的 か 、 ど 抽 象 的 ・ 硬 直 的 に 二 者 捉 一 の 開 題 と し て 継 受 し た 鳳 甥 、 単 純 な 主 観 的 基 準 に 何 ら か の 客 観 的 要 素 を 加 味 し よ う と す れ ば 、 客 観 的 基 準 で あ る と の 烙 印 を 押 さ れ 、, 承 認 し 難 い も の と さ れ る こ と 、 ざ                                                        あ   ら に 主 観 的 基 準 が 常 に 判 例 の 態 度 で あ っ た と す る 誤 ま っ た 信 念 に 、 由 来 す る も の と い え る 。   以 上 、 前 提 作 業 と し て ア メ リ カ 法 に お け る 正 当 所 持 人 の 要 件 、 特 に 中 心 と な る 善 意 要 件 に つ い て 、 消 費 巻 手 形 に 関 す る 判 例 を 一 応 除 外 し て 考 察 し て き た 。 こ こ で ハ 善 意 要 件 に つ い て の N I L お よ び U C C の も と で の 判 例 の 多 数 が と っ て き た                      あ   伝 統 的 立 場 を 要 約 す れ ば 、 所 持 人 は 、 手 形 取 得 時 に 主 観 的 に 善 意 で あ れ ば よ い 、 す な わ ち 抗 弁 存 在 に つ い て 現 実 の 認 識 を も た な け れ ば 、 た と え 商 品 の 引 渡 の な か っ た 事 実 を 知 っ て い て も 、 悪 血口 心者 之 は な ら な い 、 疑 わ し い 状 況 ﹁に ウ い て 調 査 義 務 を 負 わ な い 。 ま た 重 過 失 の 有 無 を 問 わ な い 。 さ ら に 認 識 し て い た 情 報 に つ い て 取 得 時 に 忘 却 し て い て も よ い 。 し か し 、 こ こ で 注 意 し な け れ ば な ら な い の は 、 こ れ は あ く ま で 多 数 の 立 場 で あ っ て 、 民 I ﹂ お よ び U C C の も と で の 統 一 的 な 善 意 の 基 準 で は な い と い う こ と で あ る 。 こ こ に 、 消 費 者 手 形 と い う 難 問 に 直 面 し て 、 判 例 が 事 実 上 客 観 的 基 準 を 適 用 し 、 具 体 的           消 費 者 手 形 の 機 能 と 流 通 性 の 排 除 ②                                                   六 七

(4)

◎           消 費 者 手 形 の 機 能 と 流 通 性 の 排 除 ②       ,          .                            六 八 に 妥 当 な 結 論 を 導 き え た 、一 つ の 遠 因 を み る こ と が で き よ う 。 .      、           一                 、 .   な お 、 注 意 す べ き は 、 わ が 国 で は 一 般 に 英 米 手 形 法 上 の 悪 意 を ﹁ 債 務 者 を 害 す る 意 思 を も っ て 譲 渡 当 事 者 が 共 謀 す る こ と を 必 要 と す る ﹂ と 理 解 し て 為 ・ し か し 、 似 上 考 察 し た よ う に 、 ・ れ は 誤 蟹 あ る 。 英 米 法 に お い て は 、 手 形 所 持 人 は 抗 弁 存 在 に つ い て 実 現 の 認 識 が あ れ ば 悪 意 者 と な り 、 手 形 債 務 者 の 主 張 す る 抗 弁 に 服 し な け れ ば な ら な い 。 し た が っ て 、 統 羨 の ﹁ 害 意 ﹂ 髭 べ ・表 現 黎 卦 は ・ 手 形 霧 者 よ り 享 形 所 持 人 に と ・ て 厳 し い 要 件 と な ・ て い る ㌣ 甦 消 費 孝 形                                                     ヨ                                                                ノ に つ い て は 次 に 述 べ る よ う に 手 形 所 持 人 は 抗 弁 存 否 に つ い て 調 査 義 務 さ え 要 求 さ れ て .い る 。 た だ し 、 正 当 所 持 人 よ り 手 形 を 取 律 し た 所 持 人 ( 統 一 法 で い え ぽ 善 意 者 介 在 後 の 所 持 人 ) は 詐 欺 ・ 不 法 行 為 に 関 与 し た 場 合 を 除 き 、 単 な る 抗 弁 の 認 識                                     (18 ) に よ っ て は 悪 意 の 抗 弁 の 対 抗 を 受 け な い 。   と こ ろ で 多 数 の 判 例 が 、 主 観 的 基 準 を 採 っ て い る の は 、 こ れ に よ っ て 所 持 人 は 、 手 形 表 面 さ え 調 査 す れ ば 完 全 な 手 形 上 の 権 利 を 取 得 で き 、 こ の こ と は 手 形 流 通 を 促 進 す る と い う こ と に あ る 。 し た が っ て そ の 意 味 で 十 分 な 根 拠 を も っ て い る 。 ・ し か し 可 他 方 で 消 費 者 手 形 に こ の 基 準 を 適 用 す れ ば 、 前 述 ( 一 ⇔ ) の よ う に ほ と ん ど の 場 合 、 消 費 者 抗 弁 が 切 断 さ れ る と い う 不 公 平 不 合 理 な 結 果 を 招 く こ と に な る 。 こ こ に お い て 、 手 形 所 持 人 ( 金 融 機 関 ) に 調 査 義 務 を 課 し 、 客 観 的 基 準 を と る 判 例 の 潮 流 が 生 じ て き た 。 ( 1 )  U C C は 、 最 初 の O h 剛 ざ 冨 一 ↓ o 蓉 発 表 後 も 、 一 九 五 七 年 、 五 八 年 、 六 二 年 、 六 六 年 と 改 正 さ れ て い る た め 、 注 意 し な け れ ぽ な ち な い 。 ' ( 2 )   U C C に つ い て は 、 一 九 五 二 年 目 o × け が 八 木 弘 。 神 戸 法 学 雑 誌 四 巻 一 号 ( 一 九 六 四 年 ) 以 下 に ( 但 、 第 三 ∼ 玉 絹 を 除 く ) 、   一 九 六 二 年 ↓ o 答 が   ア メ リ カ 統 一 商 事 法 典 研 究 会 ・ 法 学 協 会 雑 誌 八 二 巻 四 号 ( 一 九 六 五 年 ) 以 下 に 翻 訳 ・ 紹 介 さ れ て い る ( 但 、 第 三 編 を 除 く ) 。 第 三 編 に つ い て は 、 伊 沢     ・ 前 掲 書 が 詳 細 な 研 究 で あ る ( 但 一 九 五 二 年 目 。 答 ) 。 成 立 の 経 緯 、 背 景 に つ い て は 、 こ れ ら の 文 献 参 照 。 ( 3 )  ル イ ジ ア ナ 州 を 除 く 全 州 で 採 択 さ れ て い る 。 ア メ リ カ 法 一 九 六 九 年 二 、 一 五 頁 注 ω 。 た だ し 、 そ の 間 に は 長 い 時 間 的 間 隔 が あ り 、 流 通 証 券 法 に つ   い て 抵 N I L 採 択 州 と U ℃ C 採 択 州 の 並 存 が 長 く 続 い た 。 、 `

(5)

司 ■ 口 ' 、 、 ( 4 )   U C C 伽 一 1 8 一 (謡 ) ﹁ 次 の 各 場 合 に は 、 あ る 事 実 に つ き ﹃ 悪 意 .. 口 。 菖 8 .. ﹄ で あ っ た も の ど す る 。       ④   そ の 者 が 、 そ の 事 実 に つ き 現 実 に 認 識 を 有 す る と き       ⑤   そ の 者 が 、 そ の 事 実 に つ き 通 告 ( " o ユ 8 0 ﹃ ロ o ユ h 凶 8 江 o 口 ) を 受 け て い る と き       ◎   そ の 者 が 、. そ の 当 時 に 知 っ て い た 一 切 の 事 実 お よ び 状 況 か ら す れ ば 、 そ の 者 が 事 実 の 存 在 す る こ と を 認 識 す べ き 理 由 を も ? て い る と き (以 下           略 ) ﹂ 9 Z 一 い ㊧ 切 ① ・ ( 5 )   U C C ㈱ b。 一 一 〇 ω (一 X げ )﹁ ﹃ 善 意 . .σq o o α h9。 目 窪 .. ﹄ と は 、 商 人 に 関 す る 場 合 に は 、 実 際 に 誠 意 が あ り ( ゴ o ロ o 。。 隠 匿 冨 9 ) 、 か つ 、 取 引 に お け る 公 正 な 行     動 に 関 す る 合 理 的 商 業 基 準 ( ﹃ 臼 ω 0 8 三 ① n o ヨ ヨ 興 9 β。 一 ω 3 ロ 魯 a ω ) を 遵 守 す る こ と を い う 。 ﹂ ( 6 )   U C C 吻 ω 一 ω 9 は 、 N I L 脇 ㎝ F q ω 翫 9 帆 ①   の 各 条 の 要 件 を 拡 張 し 、 特 別 規 定 に よ っ て 不 明 確 さ を 除 去 し よ う と す る も の 。 た だ し 、 主 と し て     未 完 成 、 偽 造 馬 満 期 経 過 等 手 形 表 面 上 認 識 可 能 な 事 実 に 関 す る も の で あ る た め 省 略 す る 。 ( 7 )   2 9 ρ O o 口 o陰 日 ヨ o ﹁ Z o 8 輿 ① き 7 念 ㎝ ・                                                                      ' ( 8 ) 田 舞 睾 。 ﹃ 葺 Ω 。 。 α 臣 凶 夢 ℃ ① 鼠 。 穿 § 8 碧 Ω 9 ヨ 茸 。 言 一 巴 閃 8 の 。 暴 露 ① 口 ・ 器 q 巳 ・ 賊 e ゲ ¢ ご 巳 h 。 ﹃ ヨ O 。 日 ヨ 。 a 巴 O 。 α P ω o q ・ 9 一 ● ピ ■ 閑 。 ︿ ・     O① 0 ( 一 ゆ 8 ) ● ( 9 )   な お 、  ﹁ 合 理 的 商 業 垂 準 ﹂ は 、 こ の 時 、 売 買 編 伽 b。 一 一 〇 ω (一 × げ ) お よ び 権 原 証 券 編 伽 刈 一 切 O 一 ( 癖 ) に も 付 加 さ れ た ゆ . ( 10 )   ニ ュ ー ヨ ー ク 法 改 正 委 員 会 公 聴 会 で の 銀 行 代 表 の 批 判 。 恥 爲 一 三 団 詔 磯 o " 閑 ピ ︾ だ 菊 園 ≦ ω ︻o 諸 0 9 譲 房 ω 一 身 菊 屋 o 胃 目 ℃ ロ ■ 一 ㊤ 。。 レ N 一 b。 ( 一 ⑩ 総 ) "= 障 一 〇 暁 〒   0 一9 Ψ α QQ " O = ヨ o ﹃ ρ ロ . 一 〇 〇 ω 目 ・ N N ・ ( 11 ) O h 臨 9 巴 O o ヨ 目 。 艮 . ま た 、 善 意 所 持 人 の 資 格 は 、 そ の 職 業 の 性 質 に 依 存 す る 、 と 述 べ て い る 。                       ' ( 12 ) 起 草 者 側 の ω o 一白, ζ ① 艮 ω 〇 三 ﹃ 。 開 は 、 ニ ュ ! ヨ ー ク 州 の 判 例 は 、 N I L の も と で は 、, U C C の 文 言 に 最 適 に 表 現 さ れ て い る 基 準 を 常 に 適 用 し て き     た 、 と の メ モ ラ ン ダ ム を 同 州 改 正 委 員 会 に 提 出 し て い る 。 一 2 胸 毛 尾 o 男 囚 ピ ト 芝 切 国 ≦ ω 一 〇 呂 O O 竃 銘 ω 。。 δ 寡 男 国 哨 o 胃 " ℃ や b。 一 ω 一 お ・ ま た ω 急 げ 〇 二 じ。 口 Ω     も 、 両 州 の 判 例 は 、 取 得 の 際 の 状 況 を 考 慮 し て お り 、 こ れ は 合 理 的 商 業 基 準 を 含 む 、 と 述 べ て い る 。 ミ . 召 雪 隠 O ! 繍 ⋮ ま た 、 O = ヨ o ﹃ o は 、 所 持 人     は こ の 基 準 を 遵 守 し た こ と 1 取 引 慣 行 に 従 っ た こ と 一 を 示 す こ と に よ り 、 N I L に 比 較 し て む し ろ 善 意 者 と 認 定 さ れ や す く な っ た と す る 、 O 一一 ヨ o ﹃ o     ℃ . 一 〇 ① 01 P N 卜σ ・                                                                                                          ・ ( 13 )   起 草 者 は 、 そ の 理 由 を ﹁ O 一 一 一 '、 . O 賜 び 一9   事 件 で 例 示 さ れ る よ う な 善 意 の 客 観 的 基 準 の 原 則 は 、 第 三 編 に 導 入 さ れ る べ き こ と を 意 図 し な い ﹂ こ と     を 示 す た め と し て い る 。 一 紙 ⑦ 幻 厨 o o 婆 厨 7 d b 目 o 話   o 岡 目 富 国 d 旨 o 幻 ﹀ 炉 切 o 臣 胃 ⇔ 一 〇ω ● ( 14 )   ピ 搾 窪 o 鵠 o 置 は 、 ( 15 ) ( 16 ) ( 17 )                 こ れ を ﹁ 神 話 ﹂ と 呼 ぶ ピ 津 二 ¢ 犠 9 P 噂 . ㎝ O ・ こ れ は 、 ア メ リ カ で も ﹁ ポ ピ ュ ラ ー な 誤 解 ﹂ で あ っ た 、 2 0 け や O o 口 誓 日 o ﹃ Z o 8 ヨ p。 冨 ﹁ も . ホ ㎝ ・ 砺 ミ ぴコ ① 昌 o ﹃巴 ぞ ζd 涛 ︻ 寄 ○ 濱 O 暦 . 織 、 . 謬 PO P δ S な お 、 情 報 の 忘 却 に つ い て は 、 O 壁 冨 旨 く ・ を 三 ︻ ? ℃ ﹃ 三 唱 廿 。α 民 o ニー b。 り m d ・ ω ・ b。 刈 ( ち ⇔ q ) ・ た と 、尺 ぽ 、 伊 沢 孝 平 ﹃ 手 形 法 ・ 小 切 手 法 ﹄ 一 九 四 九 年 、 二 一 五 頁 、 鈴 木 竹 雄 ﹃ 手 形 法 ・ 小 切 手 法 ﹄   一 九 五 七 年 、 二 四 八 頁 注 ( 二 四 ) 、 山 口 幸 五 郎 ﹁悪 意 の 抗 弁 ﹂ ﹃ 手 形 法 ・ 小 切 手 法 講 座 3 ﹄ 一 九 六 五 年 、 二 一 五 頁 、 石 井 照 久 ﹃ 手 形 法 ・ 小 切 手 法 ﹄ 一 九 七 〇 年 、 一 三 〇 頁 。 な お ^ 田 辺 ・ 前 掲 論 文 、     O     消 費 者 手 形 の 機 能 と 流 通 性 の 排 除 ②             、                                  六 九 ' 、 /

(6)

﹂    ﹂ ﹁    ﹂         消 費 者 手 形 の 機 能 と 流 通 性 の 排 除 ②                         .            ,          七 〇   二 〇 頁 は 、 こ の 点 を 疑 問 と さ れ る 。 ( 18 ) 共 謀 説 は 根 拠 と し て 英 国 ≡ ω o h 団 × 0 7碧 αq o > ∩計 ㈱ 8 (ω )" 米 2 F 伽 α。。 " d O O 吻 ω 1 卜。 曾 (ご を 挙 げ て い る (た と え ぽ 、 伊 沢 、 前 掲 ﹃ 手 形 法 ・   小 切 手 法 ﹄ 二 一 五 頁 注 一 )。 し か し こ れ は 、 伊 沢 教 授 自 身 他 の 著 書 で 指 摘 さ れ る よ う に (﹃ 新 小 切 手 法 ﹄ 一 九 三 四 年 、 五 一 頁 お よ び 前 掲 ﹃ 米 国 商 業 証   券 法 ﹄ 一 二 九 頁 ) 正 当 所 持 人 の 手 を 通 し て 手 形 を 取 得 し た 者 、 に 関 す る 規 定 で あ る 。 し た が っ て 統 一 法 で 言 え ば 、 い っ た ん 善 意 取 得 者 ま た は 抗 弁 切 ,   断 の 利 益 を 受 け る 善 意 者 を 通 し て 取 得 し た 者 に 関 す る 規 定 で あ っ て い わ ゆ る 悪 意 の 抗 弁 に 該 当 し な い 。 な お 、 前 掲 ﹃新 小 切 手 法 ﹄ 五 一 頁 で は 英 米 法   に お い て ﹁ 債 務 者 が 悪 意 の 抗 弁 を 以 て 対 抗 す る に は 請 求. 老 が 右 の 意 味 で 悪 意 な ら ぽ 足 り 害 意 を 要 せ ざ る も の ﹂ と 明 言 さ れ て い る 。     ⇔ 緊 密 関 係 理 論   消 費 者 抗 弁 を 認 め る た め に N I L お よ び U C C の 枠 の 中 で 、 判 例 は 、 販 売 者 と 金 融 機 関 と の 緊 密 な 取 引 関 係 に 着 目 し 、 ヒ の よ 。 5 な 関 係 に あ る 両 者 を 法 的 に 同 一 単 一 の 者 と み な し 、 ま た は 金 融 機 関 を 悪 意 者 と な し て 、 正 当 所 持 人 の 地 位 を 否 定. す る 方 法 を と ・ た ・ し た が ・ て ・ れ を 緊 密 関 係 理 論 (Ω   を ・   配   ・ ・ § 琶 と 総 称 す 麓 緊 密 関 係 と は ・ ど の よ う な 関 係 が あ る 場 合 を い い 、 ま た い か な る 法 構 成 が 可 能 で あ る か 。 代 表 的 判 例 を 挙 げ 、 し か る 後 に 、 そ こ に 内 在 す る 法 理 論 ・                                                                                                     ノ   思 想 を 抽 出 し よ う 。 な お 、 緊 密 関 係 理 論 の 場 合 は 、 事 実 関 係 が 重 要 な 意 味 を も つ た め 、 検 討 に あ た っ て 事 実 関 係 を や や 詳 し く 紹 介 す る (な お 、 判 例 に は こ の 他 、 手 形 と 契 約 が 同 時 に 譲 渡 さ れ た 場 合 手 形 所 持 人 の 地 位 と 契 約 倉 8 9 3 ま た は 動 産 譲 渡 抵 当 ,( 。 討 幕 一 § 9 σQ 茜 ① ) の 譲 受 人 と し て の 地 位 と を 一 体 の も の と し て 取 扱 う 理 論 も あ る 1 代 表 的 な も の と し て oo 樽。 8 Z p ρ bd Q 蒔, 。 h 国 一 り 窃 P ↓ ① × ・ ︿ ・ 9 三 邑 ♂ ミ Z ・ ζ の ω 。。 P 目 蔭 ω ℃ ' 卜。 匹 $ b。 し 諮 ﹀ . い . 男 山 這 一 ① ( 道 心 ω ) 1 が 、 紙 面 の 制 約 上 割 愛 せ ざ る を 得 な か っ た 。 も っ と も 近 年 の 論 文 で 億 論 じ た も の が な く 、 そ れ ほ ど 重 要 で は な い よ う で あ る 。 別 稿 で 考 察 す る ) 。 ・ ω   判 例 の 展 開     ',                                                                                                                     (3 )                                                      オ     1   一 九 二 三 年 の ↓ ⇔ 覧 霞 タ ≧ $ ω ω 8 自 一落 O ρ 事 件 が 、 ア メ リ ガ で 最 初 に 消 費 者 抗 弁 を 認 め た 判 例 と い わ れ て い る 。 自 動 車 売 買 で 買 主 は ニ グ ロ で 文 盲 で あ り 、 ・売 主 の 詐 欺 に み っ た 。 と こ ろ が 、 売 主 と そ の 手 形 を 譲 受 け た 金 融 会 社 の 役 員 の 間 に 血 縁 関 係 が あ っ た 。 ま た 金 融 会 社 は 売 主 の 商 業 手 形 を 一 手 に 割 引 く 取 引 関 係 を 四 年 間 継 続 し 、 さ ら に 自 己 を 被 裏 書 人 と 、 馳

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∂ し て 印 刷 し た 割 賦 販 売 用 手 形 用 紙 を 売 主 に 供 給 し 、 振 出 さ れ た 当 日 割 引 き 、 か つ 自 動 車 の 価 値 が 代 金 の 半 額 し か な い こ と を 知 つ い た Q こ れ に 対 し て 、 裁 判 所 (じd 曹 山 判 事 ) は 、 主 観 的 基 準 を 唯 ﹂ の 正 し い 基 準 と し な が ら 、 ﹁ 詐 欺 に つ い て の 現 実 の 認 識 (舞 5 一 す ○ 乙 ① ασ・ 。 ) は 、 , 所 持 人 に よ る 手 形 の 購 入 を 取 り ま く 諸 事 実 か ら 推 断 さ れ る ﹂ と し え 。 本 件 判 決 で は 、 主 観 的 基 準 を 歪 曲 し 、 事 実 上 客 観 的 基 準 の 適 用 に よ っ て 解 決 し て い る と い え る 。   2   金 融 機 関 と 販 売 者 の 関 係 を 、 初 め て ﹁ 緊 密 に 関 係 (。 諄 ① ぞ 8 目 鐘 。 α ) し た ﹂ と 把 え 、 緊 密 関 係 理 論 に よ っ て 金 融 機 関 の 正 当 所 持 人 と し て の 地 位 を 否 定 し た 画 期 的 判 決 は 、 一 九 四 〇 年 に ア ー カ ソ ザ ス 州 最 高 裁 判 所 が 下 し た O o ヨ ヨ 巽 9 巴 9 ?                       (4 ) 象 件 O O ぢ タ O 包 留 事 件 で あ る 。       .  ,                                           一     ︹ 事 実 ︺ 〇 三 国 。・ は ﹀ 汗 筆 路 ・。 ζ 。 8 ﹁。。 ℃ ぎ ρ   か ら 自 動 車 を 一 八 か 月 分 割 払 で 購 入 し 、 約 束 手 形 と 条 件 付 売 買 契 約 (8 コ ら 二 。目 一 邑 2 。守   艮 錘 。 け) に 署 名 し た 。 O 。 ヨ ヨ ・﹁ 。 巨 ρ a 謬   O 。 ﹁﹁ ・ (以 下 ρ & 謬 O o ﹁ワ と 略 称 ) は 、 売 主 か ら 右 手 形 お よ び 契 約 を 買 い 取 っ た 。 0 7 ま ・。 が   唱支 払 を 拒 絶 し た た め 、 ρ & 律 O 。 弓 ■ は 、 ク リ ー ブ ラ ン ド 巡 回 裁 判 所 に 動 産 占 有 回 復 訴 訟 (器 ℃ 一① ︿ ぎ 。 。ユ 8 ) を 提 起 し た 。 〇 三 国 ω は 、 こ   れ に 対 し 、 自 動 車 は 五 四 七 ド ル の 価 値 が あ り 内 第 一 級 の コ ン デ ィ シ ョ ン で あ る と の 売 主 の 表 示 に 信 頼 し て 契 約 を 締 結 し た が 、 ほ 志 ん ど   無 価 値 で あ り 、 契 約 誘 引 の た め の 詐 欺 で あ っ た 、 9 & 一け O 。 ﹁で ・ は 善 意 の 契 約 お よ び 手 形 所 持 人 で は な い と 抗 弁 し た 。 ト ラ イ ア ル ・ コ ー .   ト は 原 告 敗 訴 と し た た め 上 訴 。     ︹ 判 旨 ︺   国 o ヨ ℃腎 。葦 判 事 つ   ﹁ 手 形 と 契 約 は 結 合 さ れ 、 か つ 本 自 動 車 売 買 の 合 意 を 示 す 一 個 の 証 券 (o 器 冒 。。一 三 ∋ ①葺 ) を 構 成 し て い る 。 .   こ の 証 券 は 多 数 の 規 定 ・ 条 件 を 含 ん で お り 、 契 約 お よ び 結 合 さ れ た 手 形 の 裏 面 に は ρ 巴 智 ∩ 。 ﹁℃ ● へ の 譲 渡 が 印 刷 さ れ 、 売 主 の 署 名 が   あ る 。 手 形 、 契 約 、 譲 渡 は 、 す べ て 同 一 a に 作 成 さ れ 署 名 さ れ た 。 証 券 は 、 自 動 車 売 買 用 と し て O お 侮 詳 O o ︻㍗ が ﹀ 蒔 磐 診 ・。 ζ 0 8 β   ぎ ρ に 準 備 ・ 供 給 し た も の で あ る 。 上 訴 人 は 取 引 に 融 資 し た 。     わ れ わ れ は 、 上 訴 人 は 、 取 引 全 体 に 極 め て 緊 密 に 関 係 し て い た (。・ 。 9 。 ω① ξ 8 暮 a 巴 、三 チ 子 ・ 。三 富 け旨 p 沼 。 ま コ ) の で 、 満 期 前 、 有   償 、 善 意 の 証 券 取 得 老 で あ っ た と の 主 張 を 認 容 す る こ と は で き な い と 考 え る 。 上 訴 人 は 、 取 引 に 融 資 し 、 手 形 を 供 給 し 、 か つ 作 成 さ れ   た 当 日 に > H言 口 旨 。・ ζ 。 8 β 冒 ρ か ら そ の 譲 渡 を 受 け た 。 そ の 作 成 以 前 に 、 上 訴 人 は 自 己 へ の 書 面 の 譲 渡 を 準 備 し た 。 そ の 作 成 後 の 手                                                 ヘ   ヘ     ヘ   ヘ    へ   ぬ     へ   も    へ   も    ヘ    ヘ   へ     も    ヘ   ヘ    へ   形 購 入 老 と い う よ り も 、 ど の 点 か ら 見 て も 、 む し ろ 最 初 か ら 当 該 契 約 お よ び 手 形 の 当 事 者 (帥 冨 量 δ チ 。 勢σq ﹁留 日 9 一 き 匹 一口 ω巨 ヨ 。耳 ) 消 費 者 手 形 の 機 能 ど 流 通 性 の 排 除 ② 七 一

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竃           消 費 者 手 形 の 機 能 と 流 通 性 の 排 除 ②                                                   七 二     ヘ   ヘ    ヘ   へ   で あ っ た ( お 刈 Qo 曾≦ .配 讐 8 b。 ) 。 ⋮ ⋮ 明 ら か に さ れ た 事 実 の も と で は 、 被 上 訴 人 の 署 名 が 詐 欺 お よ び 不 真 実 表 示 に よ っ て 得 ら れ た も の                                       ヘ    ヘ    へ    も     ヘ    ヘ    ヘ    ヘ    ヘ    ヘ     ヘ    ヘ     ヘ    へ   か 否 か を 調 査 す る こ と が 、 上 訴 人 に と っ て 、 証 券 の 譲 受 以 前 の 義 務 で あ っ た ﹂ (ミ ・) ︹傍 点 筆 者 U 。   本 判 決 で は 、 金 融 機 関 が 抗 弁 を 現 実 に 認 識 し て い た と の 立 証 は 全 く な さ れ て い な い 。 そ の 上 、 金 融 機 関 と 販 売 者 と の 閥 に は 、 1 事 件 の よ う な 特 殊 な 関 係 も な い 。 判 決 の 基 礎 と さ れ た 事 実 は 、 手 形 ・ 契 約 が 結 合 さ れ 、 作 成 の 日 に 譲 渡 さ れ た こ と 、 事 前 に 自 己 を 被 裏 書 人 と し て 印 刷 し た 手 形 ・ 契 約 書 式 を 供 給 し た こ と 、 の み で あ る 。 こ の 関 係 を 緊 密 関 係 と 把 握 し 、 金 融 機 関 の 正 当 所 持 人 の 地 位 を 否 定 し た 。 し た が っ て 、 本 判 決 は 、 そ の 後 の 消 費 者 手 形 事 件 に 常 に 引 用 さ れ る り ー デ ィ ン . グ ・ ケ イ ス と し て 決 定 的 影 響 を 及 ぼ し た 。 法 構 成 は 必 ず し も 明 確 で は な い が 、 金 融 機 関 を 売 買 の 当 事 者 で あ っ た と す る 構 成 と 、 調 査 義 務 を 課 す こ と に よ り 悪 意 者 で あ っ た と す る 構 成 の 二 つ を 示 唆 し て い る 。                                                       (5 )   3   一 九 五 〇 年 に 、 U ⇔ く 冨 ∼ O o ヨ ヨ 臼 9 巴 9 ① α 一け O 禽 や 事 件 は 、 O 巨 富 事 件 を 引 用 し 、 緊 密 関 係 あ る 金 融 機 関 を 悪 意 者 と 構 成 し 、 正 当 所 持 人 の 地 位 を 否 定 し た 。 本 件 は 、 住 宅 の 壁 の 塗 り 変 え 工 事 請 負 に 関 し て 、 請 負 人 と 注 文 者 の 振 出 し た 約 束 手 形 を 譲 受 け そ の 支 払 を 受 け た 金 融 機 関 と が 、 詐 欺 を 共 謀 し た と し て 注 文 者 か ら 損 害 賠 償 を 請 求 さ れ た 事 件 で あ る 。 原 審                                             け は 原 告 勝 訴 、 金 融 会 社 は 正 当 所 持 人 の 地 位 を 主 張 し て 上 訴 。 O 。 9 侍 。 { ︾ 署 8 冒 の 竃 。 旨 σq 。 ヨ Φ 蔓 判 事 は 、 金 融 機 関 が 、 手 形 金 額 ・ 自 己 へ の 裏 書 譲 渡 を 印 刷 し た 手 形 用 紙 を 請 負 業 者 に 供 給 し 、 手 形 振 出 の 翌 日 に 譲 受 け た こ と 、 ま た 金 融 機 関 は 請 負 業 者 が 他 の 各 州 で 劣 悪 な 仕 事 を な し 詐 欺 と し て 告 発 さ れ て い た 事 実 を 認 識 し て い た こ と 、 こ の 詐 欺 活 動 に 融 資 し た こ と ﹂の 事 実 を 根 拠 と し て 、 本 件 の 抗 弁 を 認 識 し て い た と は し な か っ た が 、 N I L 五 六 条 に 基 づ い て ﹁ 上 訴 人 は 、 そ の 証 券 取 得 行 為 を 悪 意 の も の と す る に 足 る 現 実 の 認 識 を 持 っ て い た ⋮ ⋮ 従 っ て 正 当 所 持 人 の 利 益 を 主 張 で き な い ﹂ ( 詮 z ・国 ・ ・。 島 碧 謹 劇) と 判 決 し た 。 本 判 決 は 、 0 7 ま ω 事 件 判 決 が 緊 密 関 係 の 要 素 と し て 挙 げ た も の と 同 様 の 事 実 関 係 を 根 拠 と し て い る 。 L し か し 、 実 質 的 に 客 観 的 基 準 に よ り な が ら 、 し か も N I L 五 六 条 後 段 に よ り な が ら ﹁ 現 実 の 認 識 ﹂ と 表 現 し 、 今 だ 、 客 観 的 基 ﹂

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娼 ` ' ' 準 を 明 言 し え な か っ た つ 、 4   0 臣 留 事 件 を 引 用 し 、 同 様 に 金 融 機 関 を 悪 意 者 と 構 成 し た 代 表 例 と し て 、 一 九 五 三 年 の ζ 三 口 亀 岡 ぎ 傍。 コ 8 0 0 ・ タ             (6 ) ζ 霞 けぎ 事 件 が あ る 。 本 判 決 は 、 消 費 者 手 形 判 決 の 背 景 と な っ て い る 政 策 的 理 由 を 明 ら か に し た 点 で も 意 義 が あ る 。     ︹事 実 ︺   食 料 品 南 蛮 p 三 口 は 、 売 主 の 表 示 と 異 な り 、 旧 式 か つ 冷 凍 不 能 の 冷 蔵 庫 を 引 渡 さ れ た た め 、 詐 欺 お よ び 約 因 欠 缺 を 理 由 と し   て 手 形 支 払 を 拒 絶 し た 。 手 形 所 持 人 ζ 三 塁 一 閃 冒 9ロ 8 0 9 は 手 形 金 の 残 金 の 支 払 を 求 め て 訴 え た 。 ζ 碁 奉 一 ﹁ 一審 う 8 0 9 は 、 自 己 を 条 件   付 売 買 契 約 お よ び 手 形 の 譲 受 人 と し て 印 刷 し た 契 約 ・ 手 形 用 紙 を 売 主 に 供 給 し て い た こ と 、 売 買 契 約 締 結 の 前 日 自 ら 寓 ① Hげ ぎ の 信 用 調   査 を 行 な い 、 売 主 と 罫 ﹁ニ ロ 問 の 取 引 条 件 を 承 認 し 、 売 主 に 対 し 取 引 完 成 後 に は 契 約 ・ 手 形 を 買 い 取 る こ と に 同 意 し た こ と 、 契 約 ・ 手   形 を 作 成 さ れ た 翌 日 に 買 い 取 っ た こ ど 、 の 事 実 か ら 、 詐 欺 に つ い て の 現 実 の 認 識 は 示 さ れ な か っ た が 、 略 式 裁 判 ( 盟 ヨ ヨ p 蔓 オ 舟 ヨ 窪 8)   で 正 当 所 持 人 で は な い と 判 決 さ れ た た め 、 上 訴 。   本 件 で 、 U 器 芝 判 事 は 、 判 例 は 分 か れ て い る が 、 本 件 の 事 実 関 係 に 関 す る 限 り 、 O 運 留 事 件 お よ び O o 旨 旨 Φ8 一p 一 9 巴 詳 O o β ︿ ・ O 冨 口 σq ・ O o β 三 園 ζ p 。 三 ま ≦ o 蒔 。・ 事 件 ( 次 の 5 事 件 ) の 判 決 が よ り 正 し い 原 則 で あ る と し 、 ﹁ 金 融 会 社 は ⑰ ⑦ 置 ・ ゆ 長 吟 )" 円 ψ ﹀ ● (2 固い 蜜 卜。 (劇 )) 一 ﹃ 証 券 の 流 通 を 受 け た 時 に 、 証 券 自 体 ま た は 流 通 者 の 権 利 に 暇 疵 の あ っ た こ と を 知 ら な か っ た こ 乏 ﹄ 1 に 該 当 。 筆 者 柱 ) に 意 図 さ れ る 手 形 の 瑕 疵 に つ い て の 悪 意 を も っ て い た ﹂ (念 ﹀ ・い ・卑 配 纂 刈 ) と 、 略 式 裁 判 を 肯 定 し た 。 次 に 消 費 者 手 形 事 件 に 対 す る 実 質 的 理 由 を 明 言 し た 。       ﹁ 上 訴 人 は 、 こ れ ( 正 当 所 持 人 の 地 位 一 筆 者 ) が 認 め ら れ ね ば 、 こ の こ と は ﹃ フ ロ ーリ ダ 州 の 長 く 確 立 さ れ て き た 先 例 を 破 壊 し 、 か つ   こ の 信 頼 の う 克 に 全 州 を 通 じ て と ら れ て き た 取 引 活 動 の 一 定 態 様 に 深 刻 な 影 響 を 与 え る で あ ろ う ﹄ と 主 張 す る 。 本 判 決 は 取 引 方 法 に 若   干 の 変 更 を 要 求 し 、 会 融 会 社 に よ り 大 き な 負 担 を 課 す こ と に な ろ う 。 わ れ わ れ は 、 買 主 一 一 般 大 衆 一 は 、 こ の 方 向 で 保 護 さ れ る ベ                         へ     も    ヘ     ヘ    ヘ   ヘ    ヘ     ヘ    ヘ    ヘ    ヘ     ヘ   ヘ     へ    も    ヘ    ヘ     ヘ    ヘ     ヘ    へ    も    ヘ     ヘ     ヘ    ヘ    へ     ぬ     ヘ     ヘ     へ                   も     へ    ぬ     ヘ    ヘ    ヘ    ヘ    ヘ     ヘ     へ    あ    た    ヘ    ヘ   へ   き で あ る と 考 え る 。 ⋮ ⋮ 金 融 会 社 は 買 主 に 比 べ 販 売 業 者 の 破 産 の 危 険 に よ く 耐 え る こ と が で き 、 ま た 自 己 の 利 益 を 不 道 徳 か つ 支 払 能 力     ヘ     ヘ     へ     た     も     へ     も     ヘ     ヘ     ヘ     ヘ     ヘ     ヘ     へ     も     ヘ     ヘ     ヘ     ヘ     ヘ     ヘ     ヘ     ヘ     ヘ     へ   の な い 販 売 業 者 か ら 守 る た め に は る か に よ い 地 位 に あ る 、 と わ れ わ れ は 信 ず る 。 本 件 に お い て さ 幻 、 記 録 に よ れ ば 、 金 融 会 社 は 、 手 形   お よ び 条 件 付 売 買 の 割 引 代 金 の う ち 一 二 五 ド ル を コ 、 ー テ 河 ン の 支 払 が 完 済 さ れ た な ら ば 売 主 に 支 払 わ れ る べ き も の ﹄ と し て 留 保 し て ﹂ 消 費 者 手 形 の 機 能 と 流 通 性 の 排 除 ② 七 三

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          消 費 者 手 形 の 機 能 と 流 通 性 の 排 除 ②                                                 七 四   い る ﹂ (ミ .) ︹ 傍 点 筆 者 ︺ 。   本 件 の 事 実 に は 、 通 常 の 緊 密 関 係 の 他 に 、 金 融 機 関 が 抗 弁 を 現 実 に 認 識 し て い た と の 事 実 は 全 く 示 さ れ て い な い 。 客 観 的 基 準 に よ っ た も の で あ る 。   5   こ れ に 対 し 、 同 じ く O げ ま ω 事 件 を 引 用 し た 一 九 五 〇 年 の O o ヨ 日 ① 同 。 一三 9 ① α 津 O o ㎏や 質 9 溜 αq ① O 。 § 粛 竃 β 。 ぼ ロ Φ ≦ o 時 ω 事 縄 は 、 理 論 構 成 に 別 の 道 を 示 し た 。 本 件 は 、 事 業 者 ζ ① 。 窪 器 芝 ひ 蒔 ω ﹂ が 圧 縮 機 械 の 売 買 で 、 引 渡 を 受 け な か っ た と い う 事 件 で あ る 。 国 匹 ヨ o ロ 号 、判 事 は 、 O o ヨ ヨ 臼 。 芭 9 巴 詳 O o 昼 ・は 、 売 主 に 契 約 ・ 手 形 書 式 を 供 給 し 、 取 引 成 立 前 に 取 引 に 関 し て 売 主 か ら 二 回 電 話 で 相 談 を 受 け 、 取 引 の 総 て の 子 細 を 知 っ て い る こ と 、 金 融 は 、 投 機 売 却 の た め に 売 主 が 他 か ら 機 械 を 購 入 す る 代 金 の 調 達 手 段 と し て 、 取 引 成 立 前 に 申 込 ま れ た こ と 、 O o ヨ ヨ 臼 。 巨 O 冨 亀 圃↓ O o β は 、 本 件 売 買 契 約 . 手 払 が 売 買 後 直 ち に 譲 渡 さ れ る と い う 理 解 の も と に 資 金 を 売 主 に 前 渡 し た こ と 、 か ら 次 の よ う に 判 決 し た 。     ﹁ 真 の 意 味 で 金 融 会 社 は 最 初 か ら 取 引 の 推 進 力 (ヨ 。 < ぎ σq ♂ ﹁8 ) で あ り 、 そ の 一 当 事 者 と し て (m 。。 p 冨 量 ) 行 為 し た ⋮ ⋮ 金 融 会 社 が こ     の 型 の 取 引 に 最 初 か ら 積 極 的 に 参 加 ( 8 牙 ①貯 冨 三 9 旦 ① ・。) し 、 将 来 の 売 主 -受 取 人 の 相 談 に 応 じ 助 力 し て い る 時 は 、 そ の 取 引 で 与 え   ら れ た 手 形 の 正 当 所 持 人 と み な す こ と は で き な い ﹂ (b。 下 男 b 畠 。。 一ゆ ト。 ) 。  ,            ﹁    ﹁            噛                                                                                                                   ノ   本 件 判 決 は 、 金 融 会 社 を 悪 意 者 と せ ず 、 売 買 契 約 の 一 当 事 者 と 構 成 し て 正 当 所 持 人 の 地 位 を 否 定 し た ρ .ま た O び ま 。・ 事 件 で 示 さ れ た 緊 密 関 係 を や や 限 定 し 、 取 引 の 積 極 的 な 参 加 (・・ 。ユ . 。 ℃ 、 三 。 言 ま づ) を 根 拠 と し て 取 引 当 事 者 と し た 。 6 死 六 七 年 の 蜜 8 乙   墨 縄 は ・ U C C の も と で 藁 密 関 係 あ る 金 濃 関 を 取 引 当 薯 と な し う る と し た 判 決 と し て 注 目 さ れ る .( な お 、 本 判 決 は 消 費 者 手 形 に つ い て の 従 弟 の 判 例 理 論 を 凝 縮 し た も の と も い え 、 ま た 売 買 契 約 に お . け る 抗 弁 放 棄 約 款 を 不 当 (珍 。 § 巴 。 討 9 ) で あ っ て 無 効 と し た 極 め て 重 要 な 判 決 で あ る 。   こ こ で は 抗 弁 放 棄 約 款 に つ い て の 判 示 は 省 略 し 、 稿 を 改 め て 検 討 す る ) 。   一 四 〇 枚 の ス テ レ ナ ア ル バ ム の 売 買 で 、  一 二 枚 の 引 渡 の 後 売 主 が 破 産 し た た め ノ \   ・ ﹂

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` ` セ ` 、 買 主 が そ の 後 の 手 形 金 の 支 払 を 拒 絶 し た と い う 事 件 で あ る 。 売 主 ¢ 三 く Φ ﹁答 一 ω な 誘 o O o ヨ ど 手 形 所 持 人 で あ る 金 融 機 関 ( 組 合 ) ¢ 巳 8 と の 間 に は 、 次 の よ う な 関 係 が あ っ た 。     ご ロ 一8 は 、 d コ 一. . ω 鐸 8 の 売 買 か ら 生 ず る 手 形 の 割 引 と い う 単 一 の 日 的 の た め に 設 立 さ れ た も の で 、 そ の 設 立 費 用 は 実 質 的 に 後 者   が 支 払 っ た 。 そ し て 両 者 間 に は 、 手 形 割 引 に り い て 詳 細 な 合 意 が 締 結 さ れ て い る 。 そ れ に よ れ ば 、 q 三 8 は d 艮 < ' G。 膚 8 の 顧 客 の 未 .   払 残 高 の う ち 一 定 割 合 に 融 資 す る 。 担 保 と み て 、 d 三 8 は q 瓢 ぎ Qり 響 8 の 全 条 件 付 売 買 契 約 の 譲 渡 と 手 形 の 流 通 を 受 け る 。 ま た d 三 く .   oD 範 8 は ¢ 三 8 に よ る そ の 活 動 の 全 範 囲 に つ い て 高 度 の 支 配 に 服 す る 、 す な わ ち 、 ¢ 三 8 は 契 約 ・ 手 形 の 譲 渡 ・ 流 通 の 形 式 的 要 件 、 割   賦 期 間 を 定 め 、 d p 一く ● oo 帥。 ︻. 。 の 建 物 に 立 入 り 、 帳 簿 ・ 記 録 を 検 査 し 、 入 手 す る 権 限 を も ち 、 定 期 的 に 財 務 状 況 の 説 明 書 を 求 め る こ と が   で き る (卜。 ω b。 ﹀ .卜。 岱 舞 自 国 ) 。                                                     ' こ れ に 対 し て 、 閃 屋 口 。 冨 判 事 は 、 取 引 当 事 者 説 を 一 層 明 確 な 形 で し た 。       ﹁消 費 者 物 品 取 引 の 目 的 の た め に 、 デ ィ ー ラ ー の 履 行 が 、 そ の 性 質 上 未 来 に 継 続 し 、 か つ デ ィ ー ラ ー と 金 融 機 関 と の 協 定 の 全 体 か ら   金 融 機 関 は 基 礎 と な る 取 引 の 基 準 を 定 め る に つ い て 実 質 的 な 発 言 権 を も ち 、 ま た は デ ィ ー ラ ー が 定 め た 基 準 を 承 認 し 、 か つ そ の よ う な   基 準 に 支 え ら れ た 流 通 証 券 の 全 部 ま た は 事 前 に 予 定 さ れ た 量 も し く は そ の 大 部 分 を 取 得 す る こ と に 同 意 し た こ と が 明 ら か な 時 に は 、 金             ヘ   ヘ   ヘ    ヘ   ヘ    へ    も   融 機 関 は 、 原 取 引 の 関 与 者 (磐 宮 ︻膏 ぢ p 三 誹 チ ① 。 ﹁一 σQ 一言 一 p屋 コ 呂 。 ま コ ) と み な さ れ る べ き で あ り 、 そ れ ゆ え に 、 正 当 所 持 人 の 地 位 の 権 利 を も た な い (N 認 > b 匹 簿 白 日 ) ﹂ .   7   一 九 六 九 年 の 冒 づ 8 ∼ > b 箕 o < ① 匹 ゆ き 自 己 騨 O o 村や 華 僑 醍 、 緊 密 関 係 と し て 他 の 類 型 を 加 え た 。     住 宅 建 築 契 約 で 旨 旨 Φω は 建 築 会 社 ≧ げ 8 U ①一 一 エ 。 ∋ β ぎ ρ の 不 履 行 の た め 、 手 形 金 支 払 を 拒 絶 し た 。 建 築 会 社 と 金 融 機 関 守 口 臼 ① 虫 け   と の 間 に は 次 の 関 係 が あ っ た 。 両 者 共 に ≧ げ 8 国 。 旨 β ぎ ρ に よ っ て 完 全 に 所 有 さ れ た 小 会 社 で 、 共 通 の 役 員 ・ 取 綴 役 を も っ て い た 。   守 コ 。. 。虫 ρ は 、 ≧ げ 8 国 。 ∋ β 冒 ρ に よ っ て 、 そ の 小 会 社 か ら 契 約 お よ び 手 形 を 買 い 取 る た め に 設 立 さ れ 、 そ の 取 引 の 九 九 % は こ こ か   ら 来 て い た 。 ま た 野 口 。 .。 妾 .は 契 約 お よ び 融 資 の 書 式 を 定 め 、 売 主 の 各 取 引 は 、 -事 前 に そ の 承 認 を 得 て い た 。 ↓ H凹 9 0 。 鼠 臓 原 告 勝 訴 。     ︹ 判 旨 ︺   原 判 決 破 棄 。 ﹁ 所 持 人 が 手 形 振 出 の 原 因 関 係 を 知 れ ば 知 る ほ ど ⋮ ⋮ 有 償 善 意 の 購 入 者 と し て の 役 割 に 適 合 し な く な る ⋮ : 6 ①=   と の 姉 妹 会 社 関 係 (. 一. 傍. . 8 .B .、 二 。 コ .。 一ゆ 二 § ω三 刀 ) お よ び 彼 ら の 間 の 確 定 し た 取 引 過 程 の 故 に 、  野 口 自 己 謬 は 、 手 形 の そ の 後 の 購 入 者                                                                                                   ,           消 費 者 手 形 の 機 能 と 流 通 性 の 排 除 ②                                                   七 五

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、             消 費 者 手 形 の 機 能 と 流 通 性 の 排 除 ②                                                 七 六   ( 。。ロ げ 碧 己 窪 酋 冒 ﹁。 訂 m8 と い う よ り 、 む し ろ 取 引 の 原 当 事 者 (。 h団 σq ﹃ a 冨 H蔓 ) で あ っ た 。 従 前 の 諸 判 例 に 明 ら か な 公 正 と 均 衡 (駿 ヨ ① し・。。   き 山 げ 巴 撃 。ε の 理 由 か ら 、 留 日 & 一け は 正 当 所 持 人 の 保 護 さ れ た 地 位 を 否 定 さ る べ き で あ る ﹂ ( b。 切0 > 沁 自 警 起 ω )。 、   本 判 決 は 、 当 該 取 引 へ の 積 極 的 参 加 に 限 ら ず 、 事 前 の 姉 妹 会 社 関 係 か ら 、 取 引 当 事 者 と 構 成 し た 点 で 注 目 さ れ る 。 ま た 悪 意 者 構 成 も 示 唆 し て い る 。 さ ら に 、 消 費 者 手 形 に つ い て ﹁ 均 衡 原 則 (差 。 讐 ♂ 。 { 匿 き 8 ) ﹂ を 明 ら か に 七 た 。     ﹁ こ こ で わ れ わ れ が 採 用 す る 原 則 は 、 割 賦 購 入 社 会 ( 謀 臣 ぎ o暮 1 げ 昌 ぎ σq 。 o 目 鬘 5 ξ ) と 商 業 社 会 (8 ∋ ヨ 臼 。一 三 8 ヨ 目 目 一藁 ) の 利 益 の   微 妙 な 均 衡 の 故 に 注 意 深 く 適 用 さ れ ね ば な ら な い 。 し か し ⋮ ⋮ 消 費 者 保 護 ど 貸 付 に お け る 真 実 を 重 視 す べ き 今 日 の 必 要 性 か ら 、 特 別 な   考 慮 は 、 割 賦 購 入 者 か ら 合 法 的 抗 弁 を 奪 う 流 通 証 券 の 濫 用 を 阻 止 す る た め に 払 わ れ ね ば な ら な い ﹂ ﹁ (ミ )。   8   最 後 に 、 緊 密 関 係 が あ っ て も O げ ま ω 事 件 判 決 に 従 う こ と を 拒 否 し た 代 表 的 判 例 と し て し ば し ば 引 用 さ れ る 一 九 五                                                 (10 ) 四 年 の H ヨ ℃ 冨 ヨ Φ 暮 9 & 詳 O o 弓 ︿ ・ 田 ω ぎ σq 臼 事 件 を 挙 げ よ う 。     ︹事 実 ︺   条 件 付 売 買 契 約 に よ れ ば 、 田 ω ぎ σq 臼 は 、 デ ィ レ ラ ー か ら ト ラ ク タ i 、 刈 取 り 機 等 を 五 千 ド ル 以 上 の 価 格 で 購 入 し た こ と に な     っ て い た が 、 ど れ も 受 領 し て い な か っ た 。 金 融 会 社 ぎ E ①ヨ o簿 ρ 巴 需 は 契 約 を 信 頼 し て 手 形 を 取 得 し た 。 デ ィ ー ラ ー は 、 毛 再 o コ 。・冒 ・ 冒 三 〇ヨ ①三 。・ U 邑 ①鵠 ﹀ 。・ω 。 9 p二 〇 昌 の メ ン バ ー で あ り 、 金 融 会 社 は 、 こ の 協 会 の メ ン バ ー に よ っ て 、 そ の 手 形 の 買 取 ・ 割 引 を 唯 一 の 目 的     と し て 設 立 さ れ た も の で あ る 。 ま た 金 融 会 社 は 、 契 約 ・ 手 形 の 書 式 を 定 め 、 契 約 受 領 後 も 三 十 日 間 の 解 除 期 間 を 留 保 し 、 不 慮 の 事 故     の た め の 留 保 勘 定 (﹁ 羽 田 く ① ・8 。 目 算 ) を 要 求 し 、 手 形 を 作 成 さ れ た 当 日 に 購 入 し た 。 巴 ω ぎ σQ q の 証 言 に よ れ ば 、 デ ィ ー ラ ー の 共 同 事 業 者   国 田 舞 コ は 、 数 枚 の 書 面 (手 形 ・ 契 約 書 ) を 持 っ て き て 、 こ れ に 署 名 す れ ば 融 資 で き る と も ち か け た 。 田 ωぎ σq 震 は 白 地 の 手 形 ・ 契 約 書     に 署 名 し た が 、 そ の 際 契 約 書 は 一 部 し か み せ ら れ な か っ た 。 署 名 以 外 の 部 分 は 、 bd 凶① § 8 が 補 充 し た 。 こ れ が 国 ① 旨 ≦ ロ か ら デ ィ ! ラ     一 を 通 し て 金 融 会 社 に 売 却 さ れ た 手 形 ・ 契 約 で あ る と い う も の で あ る 。     ︹ 判 旨 ︺   O 負 ︻冨 判 事 ﹁ こ の よ う な 白 地 の 印 刷 さ れ た 書 式 を 供 給 す る 金 融 会 社 ま た は 銀 行 が 、 そ れ に よ っ て 販 売 者 を 代 理 人 に 選 任 毒 た     と 認 定 さ れ る べ き 理 由 、 ま た は 顧 客 が 販 売 者 の た め に 作 成 す る で あ ろ う 契 約 、 動 産 譲 渡 抵 当 も し く は 手 形 を 含 め て 、 販 売 老 . 顧 客 間 の                                                         売 買 に 参 加 し た と み な さ れ る べ き 理 由 を 、 論 理 に 基 づ い て も 、 ま た 竃 ぴ 一一 。 ℃ 。 一一 蔓 に 基 づ い て も 受 け 入 れ る こ と は で き な い ﹂ (㊦ ① Z .ξ ●     b⊃ 匹 讐 ① ① ① ) 。 一 P

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` . , `   た だ し 、 注 意 す べ き は 、  " 消 費 者 " 国 一・・ ぎ σq 臼 は 、 農 夫 で は な く 、 中 古 車 の 販 売 業 者 で あ っ て 、 当 時 、 資 金 を 求 め て い た こ と 、 金 融 会 社 は 過 去 三 年 間 、 デ / ー ラ ー か ら 多 数 の 手 形 ・ 契 約 を 買 い 取 っ て い た が 、 商 品 不 引 渡 の 事 故 は 、  一 度 も な か ・つ た こ と で あ る 。 し か も 、 前 述 O ゴ 同国 ω 事 件 、 ζ 母 ユ ロ 事 件 お よ び U ⇔ く 冨 事 件 と は 、 事 実 関 係 が 異 な る と し て そ の 判 決 理 論                                                                                 (11 ) を 適 用 し な か っ た 。 し た が っ て 、 本 件 を 緊 密 関 係 理 論 を 排 斥 し た も の と 解 す る こ と は 疑 問 で あ る 。   以 上 の 各 判 例 は 、 伝 統 的 法 原 則 の 枠 の 中 で 、 当 事 者 の 利 益 の 調 和 と 公 平 の 実 現 の た め に 創 造 さ れ た 苦 肉 の 作 で あ り 、 そ こ に 示 さ れ た 判 決 理 由 は 、 示 唆 に 富 ん で は い る が 、 法 構 成 と し て 必 ず し も 正 確 で は な い 。 し か し 、 従 来 な ら ば 容 易 に 認 め ら れ て い た 金 融 機 関 の 正 当 所 持 人 と し て の 地 位 を 否 定 す る の で あ る か ら 、 説 得 力 を も ち 、 か つ 予 測 を 可 能 に す る 法 理 論 で な け れ ば な ら な い 。 多 数 の 判 例 に 示 さ れ た 事 実 関 係 と 判 決 理 由 を 分 析 ・ 総 合 し 、 . 適 用 さ れ る 事 実 関 係 と 法 理 構 成 を 明 確 に す る 必 要 が あ る 。   ㈲   緊 密 関 係 理 論 の 基 礎 事 実   緊 密 関 係 と は 、 い か な る 関 係 を い う の か 、 言 い 替 え れ ば 、 金 融 機 関 は 、 い か な る 場 合 に 緊 密 関 係 が あ る も の と し て 正 当 所 持 人 の 地 位 を 否 定 さ れ る か 。 販 売 者 と 、 そ の 手 形 を 割 引 く 金 融 機 関 と の 間 の 関 係 に は 、 種 々 の も の が あ る 。 ま ず 両 者 間 に 、 事 前 に 何 ら の 取 引 関 係 、 結 合 関 係 も な く 、 ま た 当 該 商 品 売 買 お よ び 手 形 割 引 に あ た っ て も 金 融 機 関 は 全 く 関 与 し て い な い 場 合 も あ り う る 。 こ の よ う な 場 合 は 、 い う ま で も な く 、 緊 密 関 係 理 論 の 射 程 外 に あ る 。   し か し 、 , 次 に 、 通 常 の 場 合 、 金 融 機 関 は 、 消 費 者 手 形 割 引 に あ た っ て 商 業 手 形 割 引 を な す 場 合 と 同 様 に 、 販 売 者 と 継 続 的 取 引 関 係 に あ り 、 販 売 者 の 事 業 活 動 に 対 し て 助 言 、 勧 告 す る 等 影 響 力 を 行 使 し て い る 。 多 く の 判 例 は 、 こ の 事 実 に 着 眼                                                                                                     (12 ) し 、 判 断 の 基 礎 と し た 。 す な わ ち 金 融 機 関 が 、 販 売 者 ・ 消 費 者 間 の 売 買 契 約 条 件 に つ い て 事 前 に 勧 告 ま た は 承 認 す る 、 販                                                                                         (13 ) , 売 者 の た め に 、 売 買 契 約 書 式 お よ び 手 形 用 紙 (両 者 は 結 合 さ れ て い る こ と が 多 い ) を 準 備 ・ 供 給 し て い る 、 手 形 に は 当 該 金           ・消 費 者 手 形 .の 機 能 之 流 通 性 の 排 除 ⑧                   噛            ・                七 七

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・           消 費 者 手 形 の 機 能 と 流 通 性 の 排 除 ( 2 )        .                                    七 八                                 ハぬ      融 機 関 が 被 裏 書 人 と し て 印 刷 さ れ て い る 、 販 売 者 は 、 割 賦 手 数 料 率 の 決 定 に あ た っ て 、 当 該 金 融 機 関 の 利 率 表 、( 二 目 3 嘗 8 簿   量 . ぎ ・ω ) を 使 用 養 ・ 売 買 契 約 締 結 の 同 日 ま た は 翌 日 に 金 融 機 関 は 手 形 を 譲 受 け て い 麺 ・ と い う 関 係 の 全 部 ま た は 少 く と も 大 部 分 が 存 在 す れ ば 、 緊 密 関 係 を な し て い る も の と い え る (第 一 類 型 と す る ) 。                                                                                                      り   -さ ら に 、 層当 該 売 買 に 先 だ っ て 金 融 機 関 と 販 売 者 間 に 包 括 的 に 存 在 す る 関 係 で あ っ て 、 両 者 は 、 共 同 事 業 を 行 っ て き た 、                     (18 )                                          (19 )                                                                    (20 ) 両 者 の 役 員 の 間 に 血 縁 関 係 ま た は 親 密 な 友 人 関 係 が あ る 、 両 者 が 親 子 会 社 ま た は 姉 妹 会 社 関 係 に あ る 、 両 者 の 営 業 所 が 同                    れ   一 建 物 の 事 務 所 内 に あ る 、 と い う 事 実 も 緊 密 関 係 を 構 成 す る 重 要 な 要 素 と な る 。 し か し 、 こ れ は 、 両 者 間 に 通 常 存 在 す る 関 係 と は 言 い 難 い (第 二 類 型 と す る ) 。   以 上 の 、 第 一 、 第 二 類 型 の う ち 一 方 ま た は 両 方 の 関 係 の 存 在 が 金 融 機 関 の 正 当 所 持 人 の 地 位 を 否 定 す る 基 礎 事 実 と な っ て い る 。 緊 密 関 係 理 論 は 、 特 に 第 一 類 型 に お い て 通 常 の 形 態 に 近 い 金 融 機 関 と 販 売 者 と の 関 係 を 基 礎 事 実 と し て 把 え え て い る 点 に 意 義 が あ る 。 両 者 間 に 極 め て 特 殊 な 関 係 、 た と え ば 、 両 者 の 役 員 が 全 く 共 通 し て お り 、 か つ 金 融 機 関 が 直 接 割 賦                      お   販 売 に 参 加 し た と い う 事 実 、 が あ れ ば 、 伝 統 的 な 解 釈 に よ っ て も 解 決 で き 問 題 は 生 じ な い 。   ㈲   可 能 な 法 理 構 成                 ・   緊 密 関 係 理 論 を 宣 言 し た O ず ま ω 事 件 判 決 も 、 そ の 後 の 判 例 も 、 法 構 成 は 必 ず し も 明 晰 で は な い 。 し た が っ て 、 当 初 の                                                                        お   学 説 は 結 論 に 好 意 的 で は あ っ て も 理 解 は 、 区 々 に 分 れ 、 不 正 確 さ を 免 れ え な か っ た 心 今 日 も 、 完 全 に 一 致 し て い る わ け で                             (24 ) は な い 。 近 年 の す ぐ れ た 若 干 の 試 み を 手 が か り と し て 考 察 す る 。 可 能 な 法 構 成 と し て は 、 O 竃 α ω 事 件 判 決 が 示 唆 し た よ う に 、 二 つ の 方 向 が あ る 。 一 つ は 、 '緊 密 関 係 に あ る 金 融 機 関 と 販 売 者 と を 同 ヅ の 法 的 単 位 (。 9 一。 σq 、 一 。ロ けξ ) と 評 価 す る 方 法 で あ り 、 他 は 、 客 観 的 基 準 を 適 用 し て 金 融 機 関 を 悪 意 者 と す る 方 法 で あ る 。 前 者 は 、 さ ら に 取 引 当 事 者 説 と 代 理 人 説 に 分 け ら れ る 。 員

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■   ㈲ 取 引 当 事 者 説   緊 密 関 係 あ る 金 融 機 関 を 、 O げ ま ω 事 件 は ﹁ 当 該 契 約 お よ び 手 形 の 当 事 者 ﹂ 、 9 § σq ① O o § 蔓 ζ 8 窪 浩 ≦ o 降 の 事 件 は ﹁ 取 引 の 一 当 事 者 ﹂ 、 d 三 8 タ ○ ≦ 窪 事 件 は ﹁ 原 取 引 の 関 与 者 ﹂ 、 冒 器 ω 事 件 は ﹁ 原 当 事 者 ﹂ と 判 断 し (焼 。 通 常 、 手 形 の 振 出 人 と 受 取 人 は 手 形 振 出 の 原 因 と な っ た 取 引 ( 原 因 関 係 ) の 当 事 者 で あ り 取 引 か ら 生 ず る す べ て の 抗 弁 に 盟 す る が 、 受 取 人 か ら 手 形 を 譲 受 け た 第 三 者 は 、 取 引 の 当 事 者 と は い え ず 、 正 当 所 持 人 と し て 、 も と の 取 引 か ら 生 じ た 人 的 抗 弁 (寅 ω9 筥 黛 丁 霧 霧 ) か ら は 自 由 で あ る 。 し か し 、 逆 に 取 引 の 当 事 者 が 、 た と え 手 形 上 形 式 的 に 被 裏 書 人 ・ 所 持 人 と な っ て 硲 、 正 当 所 持 人 と は な り え な い 。 す な わ ち 、 N I L 五 二 条 は 、 正 当 所 持 人 の 要 件 を ﹁ 証 券 の 流 通 を 受 け た 時 に 証 券 自 体 ま た は 流 通 者 の 権 利 工 瑕 疵 の あ っ た こ ど を 知 ら な か っ た こ と ﹂ と 規 定 し 、 三 〇 条 は 証 券 の 流 通 を ﹁ 証 券 は あ る 者 よ り 他 の 者 に 対 し 移 転 き れ た と き ﹂ と 定 義 す る 。 そ こ で 五 二 条 の ﹁ 流 通 を 受 け た ﹂ を 一 当 事 者 か ら 他 者 へ の 正 式 な 移 転 を 要 求 し て い る と 解 釈 す ろ と 、 所 持 人 が そ の 取 引 の 原 当 事 者 で あ れ ば 、 正 当 所 持 人 と な り え な い 。 さ ら に 五 七 条 は 、 正 当 所 持 人 に ﹁ 前 当 事 者 相 互 間 に お い て 主 張 し う べ き 抗 弁 ﹂ か ら の 自 由 を 認 め て い る 。 以 上 の よ う に 、 原 因 関 係 た る 売 買 取 引 に 参 加 し か .つ 売 主 と 同 一 の 利 益 を 代 表 し て い る 金 融 機 関 は 、 当 該 売 買 か ら 生 じ た す べ て の 訴 訟 に お い て 売 主 と 同 一 の 法 的 単 位 と し て 取 扱 わ れ ね ば な ら な い と す れ ば 、 そ こ に は 有 効 な 移 転 が 存 在 し な い か ら 、 こ の 売 買 取 引 か ら 生 じ た 手 形 の 正 当 所 持 人 と は な り え な い と い う こ と に な る 。 U C C で は 、 三 i 三 〇 五 条 が 正 当 所 持 人 は ﹁ 所 持 人 が 取 引 し た 者 で な い と こ ろ の 各 証 券 当 事 者 の な す あ 与 ゆ る 抗 弁 ﹂ の 対 抗 を 受 け な い と 規 定 し て い る こ と か ら 金 融 機 関 が 取 引 当 事 者 で あ る と す れ ば 同 様 で あ 麺 。   ω   代 理 人 説   当 事 者 説 は 、 緊 密 関 係 の あ る 金 融 機 欄 と 販 売 者 と を 法 的 に 一 体 の も の と 扱 う が 、 こ れ を よ り 明 快 な 法 概 念 に 置 き 代 え て 構 成 し た の が 代 理 人 説 で あ る 。 す な わ ち 、 金 融 機 関 乏 緊 密 関 係 に あ る 販 売 者 を 金 融 機 関 の 代 理 人 (品 舞 ) と 把 え 翰 卵 債 権           消 費 者 手 形 の 機 能 と 流 通 性 の 排 除 ②                                           '・    七 九

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          消 費 者 手 形 の 機 能 と 流 通 性 の 排 除 ②                                 ・                八 ○ 者 ( 金 融 機 関 ) が そ の 代 理 人 ( 販 売 者 ) を 受 取 人 と す る 手 形 を 債 務 者 ( 消 費 者 ) に 振 出 さ せ 、 ' 代 理 人 か ら 本 人 が 裏 書 譲 渡                                                                                                        を 受 け て も 、 本 人 ( 金 融 機 関 ) ﹁ は 、 そ の 代 理 人 が 知 っ て い る い か な る 抗 弁 に 関 し て も 正 当 所 持 人 と は な り え な い 。 ロ ぞ 。 h 勢 σq Φ 竃 団 に よ れ ば 、 代 理 人 の 認 識 は 、 本 人 の 認 識 と な 煽 が 牡 で あ る 。 な お 、 こ の 説 の 変 形 と し て 、 共 同 企 業 法 理 (二 お 子 ?                                                                        れ   。 曼 9 す 葺 く 。算 貫 ㊦ ) も あ る 。 国 民 h巴 o 冒 費 ω三 巴 ゆ 昌 パ 質 b 巴 ≦ p ユ N 圃o で 、ω 信 ヨ ヨ ① 誘 判 事 は 、     ﹁ 条 件 付 売 買 に 関 す る 限 り 、 経 営 の 大 部 分 が 金 融 会 社 の 手 中 に あ る 事 実 上 の 共 同 企 業 ( 厨 9 5 二 鼠 算 ① 艮 。 6 ﹁一ω ①) で あ る こ と は 明 ら か で   あ る 。 ,金 融 会 社 と 商 人 -売 主 は 、  一 方 が な け れ ば 他 方 も な い と い う い § σQ 雀 目。 謹 の 男 と 女 の 表 現 の よ う に 、 事 実 上 一 個 の 事 業 に 従 事 し   て い る 。 彼 ら が 分 離 ・ 別 個 の 企 業 で あ る と 装 う こ と は 、 事 実 に 虚 構 の ヴ ェ ﹂ ル を 下 す こ と で あ る ﹂   ( 卜⊃ ㊤① Z ・く ● Qo 自 署 ・ 黛 刈 。。 ㎝ 一 。。 ① ) と 論 じ 、 金 融 機 関 と 販 売 者 と の 間 に 特 殊 な 関 係 は 認 定 さ れ な か っ た が 、 消 費 者 σ 抗 弁 を 認 め た 。   以 上 の 取 引 当 事 者 説 お よ び 代 理 人 説 は 、 基 本 的 観 点 が 共 通 し て い る 。 す な わ ち 、 信 用 売 買 に お い て 、 金 融 機 関 の 役 割 は 、 事 前 に 予 定 さ れ 、 そ れ が 存 在 し な け れ ば 信 用 売 買 は 成 立 し え な い と い う 必 要 不 可 欠 な ゴ 部 を 構 成 し ﹁て い る と い う 取 引 の 実 態 を 重 視 し 、 法 的 評 価 と し て 金 融 機 関 と 販 売 者 と を 同 一 視 す る 理 論 で あ る 。 し た が っ て 、 両 説 を ま と め て 法 的 単 ] 体 理 論                       (33 }                              、                                               具 体 的 法 構 成 と し て の 両 説 は 代 替 的 で あ る 。 ( 一① 豊 § ξ 。 h 遷 ・・。 三 訂 。 蔓 ) と 把 え る こ と が で き 、                                                         ヘ   ヘ   ヘ   へ   も っ と も 、 以 上 の 法 構 成 に 疑 問 が な い わ け で は な い 。 特 に 、 通 常 の 型 で の 消 費 者 手 形 取 引 に お い て ど こ ま で 分 析 に 耐 え う る か 、 と い う 点 で あ る 。 ま ず ﹂ 取 引 当 事 者 説 に つ い て は 、 金 融 機 関 は 通 常 売 主 ・ 買 主 の 交 渉 に 直 接 参 加 し て い る わ け で は な い こ と か ら 、 擬 制 的 に な る こ と を 否 定 し え な い 。 そ こ で 両 者 を 同 一 体 と 評 価 で き る 場 合 は 別 と し て 、 取 引 へ の 融 資 と 取 引 当 事 者 と し て の 参 加 を 区 別 し て い る 商 事 法 の 実 質 的 体 系 (誓 げ 旨 三 巴 げ 。 畠 。 { 8 包 目 窪 一帥 = 睾 ) を 無 視 す る こ と に な る と            お   の 批 判 が あ る 。 次 に 代 理 人 説 に つ い て も 、 い か な る 場 合 に 成 立 し 、 い か な る 目 的 の 代 理 人 か 明 確 で な い 。 金 融 機 関 と 販 売 者 と は 、 商 品 の 信 用 売 買 と い う 共 通 の 利 益 を も っ て い る が 、 一 方 は 金 融 、 他 方 は 売 買 に 従 事 す る 二 個 の 分 離 し た 主 体 で あ ◎ ,

(17)

ワ e !                                                                       (35 ) り 、 代 理 人 説 は 、 代 理 理 論 を 通 常 の 範 囲 を 超 え て 拡 張 す る こ と に な る と 批 判 さ れ る 。 確 か に 、 通 常 の 金 融 機 関 と 販 売 者 と の 関 係 を 、 こ の 概 念 で 把 え る こ と は 困 難 で あ る 。 し か し 、 両 説 は 、 . 単 に 金 融 機 関 が 販 売 老 に 影 響 を 与 え て い る 関 係 に 留 ま る 場 合 に 適 用 さ れ る わ け で は な い 。 〇 三 一︻ ﹃ 事 件 で は 、 比 較 的 弱 い 関 係 に こ の 法 構 成 の 適 用 を 示 唆 し て い る が 、 そ の 後 の 判 例 で は 、 金 融 機 関 が 取 引 成 立 前 か ら 当 該 取 引 に 積 極 的 に 参 加 し た 場 合 (○ § σq① 0 8 三 賓 ζ ・。 一身 ① ノぎ ﹁訂 事 件 ) 、 ま た は 販 売 者 ・ 金 融 機 関 の 間 に 、 事 前 σ 相 当 強 度 の 緊 密 関 係 の 存 在 す る 場 合 (﹄ 8 ① ω 事 件 、 d コ 幽8 く ・ ○ 幕 コ 事 件 ) に 適 用 さ れ て い る 。 . こ の よ                                   へ36 ) う に 緊 密 関 係 の 強 度 な 場 合 に 限 定 す れ ば 両 説 と も に 説 得 力 あ る 法 構 成 と な り 、 ま た そ の 適 用 に よ る 取 引 界 の 混 乱 を 避 け る こ と が で き る 。 両 説 は 、 新 し い 法 現 象 を 伝 統 的 法 概 念 の 実 質 的 拡 張 に よ っ て 解 決 し 、 ﹁ 善 意 者 ﹂ に つ い て の 伝 統 的 原 則 を 変 更 す る こ ど な く 、 し た が っ て 主 観 的 善 意 基 準 の も と で も 消 費 者 抗 弁 の 対 抗 を 可 能 と し て い る 。   ㈹   客 観 的 基 準 (悪 意 者 ) 説       、   販 売 者 ・ 金 融 機 関 が 緊 密 関 係 に あ る 場 合 、 金 融 機 関 は 、 販 売 者 の 過 去 の 履 行 状 況 や 現 在 の 取 引 方 法 ・ 資 力 を 認 識 し て い . る の が 通 常 で あ る コ し た が っ て 手 形 割 引 に 際 し て 、 販 売 者 の 履 行 が 完 全 に な さ れ る か 否 か の 予 測 、 ま た 商 品 の 引 渡 が な さ れ た か 否 か 、 消 費 者 に 苦 情 が な い か 否 か 、 の 確 認 も 比 較 的 容 易 で あ ろ う 。 そ こ で 、 緊 密 関 係 が あ る 場 合 に 、 金 融 機 関 の 善 意 性 の 判 断 に 客 観 的 基 準 を 適 用 す る 法 構 成 が 考 え ら れ る 。 す な わ ち 、 金 融 機 関 は 、 販 売 者 と 緊 密 な 関 係 に あ れ ぽ 、 : 手 形 取 得 に 先 だ っ て 抗 弁 の 存 否 に つ .い て 調 査 義 務 を 負 い 、 抗 弁 が 存 在 し な い と の 結 果 が 出 な い か ぎ り 、 抗 弁 に つ い て 悪 意 者 と な る 、 と す る 構 磁 ズ あ る 。 た だ し 、 手 形 は 通 常 作 成 直 後 に 金 融 機 関 に 譲 渡 さ れ る た め 、 そ の 時 点 で は 売 主 の 破 産 に よ る 債 務 不 履 行 な ど の 瑕 疵 は ほ と ん ど 存 在 し な い 。 し た が っ て 、 調 査 義 務 に は 抗 弁 の 存 在 の 強 い 可 能 性 (σq § 二 幕 幹 8 α ) の な い こ         (38 ) と ま で 含 ま れ る 。 O 巨 富 事 件 判 決 は ﹁ 署 名 が 詐 欺 お よ び 不 真 実 表 示 に よ っ て 得 ら れ た も の か 否 か を 調 査 す る こ と は 、 上                                   (組 )                                                                                                    (40 ) 告 人 に と っ て 証 券 譲 受 前 の 義 務 で あ っ た ﹂ と し 、 ま た 一 九 六 三 年 の Z 霞 目 碧 く 。 ≦ 〇 出 自 ≦ 己 。 U 冨 一同 旨 三 〇 β ぎ ρ 事 件 で           消 費 者 手 形 の 機 能 と 流 通 性 の 排 除 ② 、        ∼                                   八 一

参照

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