投 資 分 析 用 の プ ロ グ ラ ム ・シ ス テ ム
太
田
幸 一
本 論 文 で は,投 資 分 析 シ ス テ ムの 概 要 と使用 例 を 説 明 す る。 第 工節 で は,ま
ず,STEPS-BEICAシ
ス テ ムか ら借 用 した 制 御 シ ス テ ム(BASICシ
ス テ ム)
に つ い て 略述 し,第 五節 と第 皿 節 で は 投 資 分 析 シ ステ ムの 概要 お よび命 令 文 を
詳述 す る。 最 後 に第W節
で は本 シス テ ムを 利 用 した 分 析 例 を 示 す 。
投 資 分 析 シ ステ ムは,既
存 の シ ス テ ムSTEPS-BEICA*か
ら そ の 制 御 部 分
を 借 用 して 作 成 きれ た もの で あ る。
こ の シ ス テ ムで は,例 え ば 投 資 評 価 に 必 要 な 現 価 法 や 終 価 法,内 部 収 益 率
法,各 種 の減 価 償 却 費 な どの 分 析 を す る こ とが で き る。
1.STEPS-BEICAの
概 要
1.1STEPS-BEICAの
制 御 シ ス テ ム
STEPS-BEICAの
制 御 シ ス テ ム は, BASICシ
ス テ ム と 呼 ば れ る。
STEPS-BEICAに
は 他 の シ ス テ ム と し て,初
等 統 計 や 回 帰 分 析 用WASPパ
ッ ケ ー ジ
ラ
ヨ
と,計
量 経 済 モ デ ル の シ ミュ レ ー シ ョ ン用MODELパ
ッ ケ ー ジ が あ る。
STEPS-BEICAの
プ ロ グ ラ ム は, START文
で 始 ま り, END文
で 終 わ る 。
COMPILE文
は, START文
の 次 に 以 下 の よ うに 書 く。
START
START
COMPILE
BY WASP
ま た は COMPILE
BY MODEL
END
END
*STEPS-BFICAは,1976年
に 神 戸 大 学 経 済経 営研 究 所 に お い て作 成 され,1978年
に
投 資 分 析 用 の プ ログ ラ ム ・シ ス テ ム 105
こ の 文 に よ っ て,WASPあ
る い はMODELの
パ ッ ケ ー ジ が, BASICシ
ス テ ム の 上 位 と し て 組 み 込 ま れ 利 用 可 能 と な る 。 た だ し,両
方 の パ ッ ケ ー ジ を
同 時 に は 利 用 で き ず,一
方 の み の 指 定 を 有 効 とす る 。
COMPILE文
を 省 略 し た 場 合 は, WASPとMODELの
パ ッ ケ ー ジ は ど ち
ら も 利 用 で き ず,制
御 シ ス テ ム と し て の .BASICシ
ス テ ム だ け の 構 成 と な る 。
本 論 文 で の 対 象 と な る投 資 分 析 シ ス テ ム は,BASICシ
ス テ ム に,新
た に ユ
ー ザ ー が 使 用 で き る 命 令 を 付 け 加 え 拡 張 した シ ス テ ム で あ る 。 し た が っ て,
BASICシ
ス テ ム と 同 様, COMPILE文
の 指 定 な し に 利 用 す る こ と が で き る 。
WASPま
た はMODELの
パ ッ ケ ー ジ の 詳 細 は 文 献1)2)を
参 照 され た
いo
STEPS-BEICAは,8文
字 以 内 の 英数 字 で 表 され る文 名 と,
STEPS-BEICA
の各 命 令 文 よ り成 る。 な お,STEPS-BEICAで
用 い る変 数 名 は,英
字 よ り始
ま る8文 字 以 内 の 英 数字 か ら 成 る。 変 数 に は ス カ ラ ー 変 数 と時 系 列 変 数 が あ
る。 ス カ ラー 変 数 は整 変数 と実 変 数 か ら成 る。 ス カ ラ ー変 数 で の 整 変 数 と実 変
数 の 区 別 は,FORTRANと
同 様,変 数 名 の頭 文 字 が1, J, K, L, M, Nな
ら
整 変 数 で あ り,そ れ 以 外 な ら実 変 数 で あ る と シ ス テ ムに よ り自動 的 に定 め る。
時 系 列 変 数 は す べ て実 変 数 と して 扱 う。
文 名 は,各 命 令 文 の番 地 を 表 す 。 そ れ らの文 名 の終 りに ス ラ ン ト(/)を
置
くこ とに よ り識 別 され る。文 名 が 必要 の な い文 で は省 略 す る こ とが で き る。 文
名 お よび 命 令 文 は,1欄
か ら72欄 ま で を一 行 とす る任 意 の 場 所 に 書 くこ とが 許
され る。 通常 は,一 行 内 に文 名 と命 令 文 を一 つ ず つ 書 くの で あ るが,文 名 と命
令文 の対 を一 行 内 に複 数 個 書 く場 合 には,各 対 の 間 に コ ロ ン(:)を
そ う入す
る。
文 名 と命令 文 の対 は,飛 び 越 し命 令 の実 行 以 外 で は,上 か ら下 へ,左 か ら右
へ と実 行 され る。
一 つ の命 令 文 が 一・
行 中 に 収 ま らな い時 は,各
行 を コ ンマ(,)あ
る いは そ の
行 が数 式 であ れ ば 演 算 記 号 で 終 る よ うに し?次 の 行 に続 け る こ ξがで き る9
例 1か ら10ま で の 和 を 求 め る プ ロ グ ラ ム
START
COMPUTE
SCALAR,
T=0:COMPUTE
SCALAR,
N=1
1/COMPUTE
SCALAR,
T=T十N
IF(N=N十1.
LE・10):GO
TO l
WRITE
SCALAR,
N, T
END
'
ま た 一 行 内 に 同 じ命 令 文 が い くつ か 続 く場 合,命
令 文 の 区 切 り を コ ロ ン の 代
りに セ ミ コ ロ ン(;)を
用 い る こ とに よ っ て,命
令 文 の 表 示 コ マ ン ドを 省 略 す
る こ と が で き る 。
COMPUTE
SCALAR,
T=0:COMPUTE
SCALAR,
N=1
COMPUTE
SCALAR,
T=0;N=1
STEPS-BEICAで
は,時
系 列 デ ー タ を 取 り扱 う こ と が で き る 。 時 系 列 デ ー
タ は,時
系 列 変 数 で 表 され る 。 時 系 列 変 数 は,属
性 と し て 期 の 種 類(期
種)と
期 間 を 持 つ 。 期 種 と 最 長 の 期 間 はDATE文
で,ま
た 各 実 行 の 対 象 と な る 期 間
はPERIOD文
で そ れ ぞ れ 与 え る 。期 種 は,年
次(YEAR),半
期(HALF),四
半 期(QUART),月
次(MONTH)の4種
類 で あ る 。
DATE文
は,時
系 列 の 演 算 や 入 出 力 の 対 象 とす る期 間 と 期 種 を 定 義 す る 。
STEPS-BEICAで
は 期 間 の 最 大 は120期
とす る こ と よ り,期
種 が そ れ ぞ れ,年
次,半
期,四
半 期,月
次 に つ い て 最 大120年
間,60年
間,30年
間,10年
間 の 時
系 列 処 理 を 行 う こ と が で き る 。 期 間 の 定 義 は,始
期 点 と 終 期 点 を 与 え る こ と で
行 う。
各 期 点 は,整
数 部 に 年 次,小
数 部2桁
に そ の 年 の 何 番 目 か を 示 す 番 号 か ら成
る 実 数 で 表 す 。 た だ し,期
種 が 年 次 の 場 合 は,各
潮 煮 を 年 次 の み の 整 数 で 表
す 。 た と え ば 期 種 が 四 半 期 の 時,始
期 点 が1979.02で
終 期 点 が1980.01な
ら 期 間
は1979年4月
か ら1980年3月
ま で の 一 年 間 と な るQま
た,冬
期 点 の 値 に ス カ ラ
ー 変 数 を 用 い る こ と も で き る9
投 資 分析 用 の プ ログ ラ ム ・シス テ ム 107
1.2BASICシ
ス テ ム の 命 令 文
BASICシ
ス テ ム の 命 令 文 を 次 に あ げ る 。
(i}制
御 文.
・STEPS
START文
・STEPS
END文
・STOP文
・COMPILE文
・GO TO文
・IF文
(ii)定
義
文
・DATE文
・PERIOD文
㈹ 入 出 力 文
・READ
SCALAR文
・READ文
・WRITE
SCALAR文
・WRITE文
(m 計 算 文
・COMPUTE
SCALAR文
・COMPUTE文
。STEPS
START文
1・TEPS START[,・6・
文 字 以 内 ・表 題 ・
コ1
STEPS START文
は, STEPS-BEICAプ
ログ ラム の 開始 を示 す文 で あ る。
こ の文 よ り,STEPS-BEICAの
実 行 準 備 を 行 う。 クオ ー ト(▼)で
囲 ん だ表
題 は,実 行 結 果 出 力時 の各 ペ ー ジ毎 の頭 に 印 刷 され る。表 題 は,注 釈 や レポ ー
ト表 示 の題 目 と して用 い る。 表 題 を 略 した 場 合,60文
字 の 空 白 を表 示 す るq
STEPS START文
は 必 ず実 行文 の 最初 に置 か な けれ ば な らな い 。
oSTEPS
END
1・TEPS END l
STEPS
END文
は, STEPS
START文
と逆1こSTEPS-BEICAプ
ロ グ ラ
ムの 最 後 に 置 く文 で あ る。 この文 に よ りSTEPS-BEICAプ
ロ グ.ラム の 終 りを
示 す。
。STOP文
1・T・ ・1
STOP文
は, STEPS-BEICAプ
ロ グ ラ ム の 実 行 の 停 止 を 行 う。
。COMPLLE文
1・・WILE BY WASPMODEL}
、
COMPILE文
は, STEPS-BEICAで
利 用 す るWASPま
た はMODELパ・
ッ ケ ー ジ の 指 定 を 行 う。 省 略 す る と,WASPとMODELの
パ ヅ ヶ ー ジ は 利
用 で き な い 。
。DATE文
YEARDATE,
HALFQUARTMONTH
[FROM]始
期点[TO終
期 点]
DATE支
は,時 系 列 変 数 の期 種 と最 長 期 間 を定 義 す る。
DATE文
は, ST- EPS-BEICAプ
ログ ラ ム中 一 度 だ け 現れ る。 この文 で}以 後 現 れ るす べ て の
時 系 列 変 数 の期 種 と最 長 期 間 を定 め る。 この文 は,時 系 列 処 理 を 行 う文 よ り前
に 置 か な け れ ば な らな い 。終 期 点 を省 略 した 場 合,終 期 点 は 始 期 点 よ り始 め て
120期 間 に設 定 され る。
。PERIOD文
lPERI・D,[F・
・M]始
鮪E・
・ 終 期 点]1
PERIOP文
は,ζ
の'文以 降,次
のPERIOD文
が 現 れ る まで の間,時
系 列
投資分析用の プログ ラム ・システム 109
変 数 の 実 行文 に対 して 処 理 の 対 象 と な る期 間 を 定 義 す る。PERIOD文
で定 め
る期 間 は,必 ずDATE文
で 定 め る期 間 の 部 分 で な け れ ば な らな い。 終 期 点 を
省 略 した 場 合,終 期 点 はDATE文
の終 期 点 と 同 じに設 定 され る。
PERIOD文
の期 間 外 で,し か もDATE文
の;期間 内 で あ る時 系 列 変 数 の値
は 保 存 され る。PERIOD文
はDATE文
とは 異 な り,プ
ログ ラ ム中 い くつ 現
れ て も よい 。
。READ SCALAR文
READ
SCALAR,カ
ラ ー 変 数 ・
・・
・
・
・
…
カ ラ ー 変 数 ・[BY T書 朗1
READ
SCALAR文
は,ス カ ラ ー 変 数 に デ ー タ を 読 み 込 む 文 で あ る 。BY I書
式 ▼ を 省 略 し た 場 合,入
力 書 式 は 自 由 書 式 と な る 。
こ の 場 合 の 自 由 書 式 は,デ
ー タ 内 の 一 つ 以 上 の 空 白 を く ぎ り の 印 と し,左
か
ら順 に 対 応 し て ス カ ラ ー変 数 に 値 を 入 れ て い く。 し た が っ て,デ
ー タ の 値 の 中
に 空 白 を 交 え て は な ら な い 。 ス カ ラ ー 変 数 が 整 変 数 の 時,デ
ー タ の 値 は 小 数 点
以 下 を 切 り捨 て た 値 と し て 読 ま れ る。
例 READ
SCALAR,
G, H,1, J
デ ー タ 12.5△ △3△.25△
一25E-1
(△ は 一 つ の 空 白 を 示 す 。ま た ・ 一25E-1は
一25×10ツ
を 表 す)
で あ れ ばG,H,1,
Jの
値 は そ れ ぞ れ12.5,3.0,0,一2と
な る 。
デ ー タ は1欄
か ら80欄 ま で を 一 行 と す る が,一
行 内 で デ ー タ が お さ ま らな い
場 合,二
行 目 以 降 に デ ー タ を 続 け る 。 行 内 の 入 力 デ ー タ が 余 る 時 は,余
る 分 は
捨 て られ る 。 そ し て 次 の 入 力 時 に は 次 の 行 の1欄
よ り入 力 さ れ る 。
例 READ
SCALAR,
A, B, C, D
デ ー タ ム35△3.5△
△1.2E-5
4。6△ △3.33
で あ れ ばA,B,
C, Dの
値 は そ れ ぞ れ35.0,3.5,1.2E-5,4.6と
・
な り,デ
ー タ3.33は 捨 て られ る 。
さ れ る 。 書 式 は,FORTRANの
文 法 に よ るFORMAT文
の カ ッ コ 内 で 与 え
る こ と の で き る文 字 列 か ら成 る 。
例 READ
SCALAR,
A, B, C BY▼2E10.5,
E5.0▼
。READ文
1・ ・AD,時
系 列 変 数 ・ ・
… ・
・時 系 列 変 数 ・[BY・
書 式 ・]1
READ文
は,時 系 列 変数 に デ ー タ を読 み 込 む 文 で あ る。 入 力 書 式 は,
READ
SCALAR文
と同 様 の方 法 で与 え る。
BY▼ 書 式 ▼ で の書 式 は,実 数 型 入力 の書
式 に限 る。 各 時 系 列 変 数 の値 は,必 ず デ ー タ行 の左 端 よ り読 み込 まれ る の で,
前 に デ ー タが 余 っ てい れ ば,そ の 分 は 捨 て られ る。 各時 系 列 変数 の入 力 す る期
間 は,実 行 で の最 近 のPERIOD文
に よ り定 め られ る。
。WRITE SCALAR文
IWRIT・
ミ・A・ 帆
・ カ ラ ー 変 数 ・・
… ・
…
カ ラ ー 変 数 ・i
WRITE
SCALAR文
は,ス カ ラ ー変 数 の 名 前 と と もに,ス
カ ラー変 数 の値
を 出 力 す る文 で あ る。
。WRITE文
IWRITE,**,列
変 数 ・… ・
… 縣
列 変 数 ・1
WRITE文
は,時 系 列 変 数 の 名 前 とと もに,時 系 列 変 数 の値 を 出 力 す る文 で
あ る。 各 時 系 列 変 数 の 出 力す る期 間 は,実 行で の最 近 のPERIOD文
に よ り定
め られ る。
。GO TO文
1・・T・ 文名1
GO TO文
は,実 行 の 流れ を指 定 す る文 で あ る。 通常,実
行 の 流 れ は上 か ら
下 へ,左 か ら右 へ 移 るの で あ る が,GOTO文
に よ り,示 され る文 名 の位 置 に
実 行 の 流 れ が飛 び,そ の文 名 の次 に位 置す る命 令 文 よ り実 行 が 行 わ れ る。
。IF文
投資 分 析 用 の プ ログ ラム ・シス テ ム 111
lIF([・
カ ラー麟
一]・ カラ 端
式 ・比 較 演 算 子 ・際
ラ ー変 数})1
IF文
は,ス
カ ラ ー の 算 術 式 の 結 果 に よ り,実
行 の 流 れ を 制 御 す る 文 で あ る 。
す な わ ち,ス
カ ラ ー の 算 術 式 の 値 を,右
側 の ス カ ラ ー変 数 の 値 ま た は 数 値 と 比
較 し,そ
の 結 果,比
較 の 値 が 真 で あ れ ば,次
の 命 令 よ り実 行 を 行 う。 ま た 偽 で
あ れ ば 次 の 命 令 を 飛 ば し,そ
の 次 の 命 令 よ り実 行 を 行 う。
ス カ ラ ー 変 数=を
書 い た 場 合 は,右
辺 の ス カ ラ ー の 算 術 式 の 値 を 左 辺 の ス カ
ラ ー 変 数 の 値 と す る 。
比 較 演 算 子 に は,GT(よ
り 大 き い), GE(よ
り 大 き い か ま た は 等 し い),
EQ(等
し い), LE(よ
り小 さ い か ま た は 等 し い), LT(よ
り小 さ い), NE(等
し く な い)が
あ る 。 式 内 め 変 数 は ス カ ラ ー 変 数 だ け か ら成 る 。 ス カ ラ ー の 算 術
式 で は+(加
算),一(減
算),蔚(乗
算),/(除
算),条
条(べ
き 乗 算)と
丸
か っ こ お よ び 各 種 関 数 が 利 用 で き る。
関 数 は,IABS,
ABS,
ALOG,
ALOG
10, EXP,
SQRT,
SIN, COs,
IFIX, FLOATが
使 え る 。
。COMPUTE
SCALAR文
」・・MPUT・
・CA・AR,7.カ
ラ ー 変 数 一 ス カ ラ ー の 賄
式1
COMPUTE
SCALAR文
は,右
辺 のス カ ラ ーの 算 術 式 の 結 果 の値 を左 辺 の
ス カ ラー変 数 の値 とす る文 で あ る。
。COMPUTE文
1・・M・UT・,縣
列変数 一縣 列 ・賄
式i
COMPUTE文
は,右 辺 の 時 系 列 の 算 術式 の結 果 の値 を左 辺 の 時 系 列 変 数 の
値 とす る文 で あ る。 時 系 列 の 箕術 式 は,ス カ ラー の箕 術 式 と同 様 の演 算 子 と関
数 を 利 用 す る こ とが で き る。 算 術 演 算 の対 象 とす る各 時 系 列 変 数 の 期 間 は,実
行 で の最 近 のPERIOD文
に よ り定 め られ る。
第 術 式 内 に ス カ ラ ー変 数 あ るい は数 値 が 現 れ る場 合,算 術 の 期 間 だ け,そ の
ス カ ラ ー値 を 持 つ時 系 列 変数 の値 と して処 理 され る。
11.投 資 分 析 シス テ ム の 構 成
投 資 分 析 シス テ ムは,STEPS-BEICAと
同 様,分
析 結 果 を ス カ ラ ーの値 と
時 系 列 の値 の二 種 類 で表 す 。
時 系 列 の分 析 に用 い る期 間 と期 種 はLIFE DATE文
で,ま た 時系 列 デ ー タ
の 出力 表 示 に用 い る期 間 と期 種 はPERIOD』
文 とDATE文
の お の お の でそ れ
ぞ れ 定 義 す る。
投 資 分 析 シス テ ムで は,投 資 分 析 に 用 い る各 種 の投 資 変 数 を 一 つ に ま とめ,
そ れ を 投 資 プ ラ ン と呼 ぶ 。 また,お の お の の 投 資 プ ラ ンに は,投 資 プ ラン名 と
呼 ば れ る4文 字 以 内 の英 字 よ り始 ま る英 数 字 が 付 け られ て お り,他 の投 資 プ ラ
ン と区 別 す る こ とが 可 能 で あ る。
一 つ の投 資 プ ラ ン内 に は24種 の 投 資 変 数 が 含 まれ,そ れ らは14種 の投 資 ス カ
ラ ー変 数 と10種 の 投 資 時 系 列 変 数 とか ら成 る。 そ れ ら,各 種 変 数 に値 を 与 え る
に は,SET文,
MOVE
SCALAR文
略 してMOVES文,
MOVE文,
LIFE
DATE文
を用 い る。
投 資 変 数 の 定 義 文
SET文,
MOVE
SCALAR
3'Z,
MOVE文,
LIFE DATE文
また,各 種 変数 の 値 を用 い て 投 資 分析 を 行 うに は,各
種 投 資 分 析 文 を用 い
る 。 投 資 分析 文 は,投 資 変数 の値 を 入 力 デ ー タ と して投 資 分 析 を行 う。 そ し て
投 質 分 析 の結 果 は,各 種 投 資分 析 の 指定 に よる投 資変 数 に代 入 す る。
投 資 変 数 の分 析 文
ANNUITY
METHOD文,
SINKING
FUND文
な どそ の他
投 資 変 数 の 値 を 出 力 す る に は,LIST
SCALAR文
略 し てLISTS文,
LIST
文 を 用 い る。
LISTSCALAR
3Z,
LIST3'Z
不 要 に な っ た 投 資 プ ラ ン を 削 除 し た り,同
じ投 資 変 数 の 値 を 持 つ 投 資 プ ラ ン
投 資分 析 用 の プ ログ ラム ・シ ステ ム 113
系 列 変 数 の 期 種 を 変 化 さ せ て 加 工 し た りす る 投 資 プ ラ ン の 制 御 に は,RESET
文,EQUAL文,
EDIT文
を 用 い る 。
投資 変 数 の 編 集文
RESET文,
EQUAL文,
EDIT文
投 資 ス カ ラ ー 変 数 は 次 の14種 で あ る 。
PV(現
価) BOOK(減
価 償却 に お け る帳 簿 価 格)
FV(終
価)
SCRAP(減
価 償 却 に お け る残 存 価 格)
RATE(利
率) FACT(減
価 償却 にお け る定 率 法 の修 正 係 数)
PMT(支
払 額,積 立 額,返 済額) UNIT(投
資 分 析 に お け る期 種)
BONUS(ボ
ー ナ ス時 の 余 分 の支 払 額)LIFE(投
資 分 析 に お け る期 間 数)
BALN(一
括 支払 金) BEGIN(投
資 分 析 に おけ る始 期 点 の値)
DOWN(頭
金)
END(投
資 分析 に おけ る終 期点 の値)
投 資 時 系 列 変 数 は 次 の10種 で あ る。
PV(現
価)
INT(年
金 法 支払 金 に対 す る累 積利 子額)
FV(終
値)
REDUC(減
債基 金 積 立 金 に対 す る累 積 利 子額)
RATE(利
率) DEP(減
価 償却 費)
PMT(支
払 額)
ACCDEP(累
積 減 価 償却 費)
BAL(残
高) REMBK(未
償却 残 高)
上 記,投
資 ス カ ラ ー 変 数 と 投 資 時 系 列 変 数 に 同 一 名 の 変 数 が い くつ か 存 在 す
る が,命
令 文 に よ っ て 区 別 され る の で 問 題 は な い 。 投 資 ス カ ラr変
数 のUNIT
に は,期
種 が そ れ ぞ れ 年 次,半
期,四
半 期,月
次 に よ っ て 数 値1,2,4,12が
入 る 。
皿,投 資 分析 の命 令 文
3.1 投 資変 数 の 定義 文
。SET文
・
・
…
ラ
一{灘
葉磯
・/…
・・カラ
鶴
姦 ・}
SET文
は,各 投 資 プ ラ ン 内 の 投 資 ス カ ラ ー 変 数 に 値 を 設 定 す る 文 で あ る6た'
と え ば,終
価100万
円,利
率5%の
場 合 は,
SET, A, FV=1000000,
RATE=0.05
とす る。 こ こでAは
投 資 プ ラ ン の 名 前 で あ る 。
投 資 分 析 の入 力 デ ー タ の指 定 は 投 資 プ ラ ン毎 で 行 う。 投 資 プ ラ ンの定 義 は,
そ の 投 資 プ ラ ンの 出 現 す る最 初 のSET文
で 行 わ れ る。
=の 右 辺 が 時 系 列 変 数 の 場 合,PERIOD文
の始 期 点 で の 時 系 列 変 数 の 値 が
設 定 され る。
。MOVE
SCALAR文(ま
た はMOVES文)
.
一 …{舞
舞 騰 藥懸 盤4
MOVE
SCALAR文
は,ス
カ ラー変 数 の 値 あ るい は数 値 を 投 資 プ ラ ン内 の
投 資 ス カ ラー変 数 に転 送 した り,ま た逆 に投 資 ス カ ラー変 黎 の 値 を ス カ ラ ー変
数 に 転 送 したb,投
資 ス カ ラー変 数 間 で転 送 した りす る文 で あ る。 この 文 に 現
れ る投 資 プ ラ ンは,定 義 済 み で な け れ ば な らな い。
た と えば,投 資 プ ランAの 終 値 を200万 円 に変 換 す る には,
MOVE
SCALAR,
FV(A)=2000000
とす る。 また,投 資 プ ランAの 利 率 を投 資 プ ランBの 利 率 に 転 送す るに は,
MOVE
SCALAR,
RATE(B)=RATE(A)
とす る。 なお,投 資 プ ランA,Bは
既 定 義 とす る。
。MOVE文
数・
投資・… 一鶴
憂劃
一{
時系列変数=投 資時系列変数(投資 プラン)
投資時系列変数(投資 プ
ラン)=投 資時系列変数(投資 プラン)
MOVE文
は,投 資 時 系 列 変 数 に 値 を代 入 した り,ま た 投 資 時 系 列 変 数 の 値
を 時 系 列 変 数 に 転 送 した り,投 資時 系 列 変 数 問 で 値 を 転 送 した りす る 文 で あ
投資分析用の ブμグラム ・システム 115
る。 転 送 の期 間 は,実 行 に お け る最 近 のPERIOD文
の 指 定 に した が う。
=の 右 辺 が ス カ ラ ー変 数 また は数 値 で あ る時,投 賓 時 系 列 変 数 の値 に ス カ ラ
ー の値 が 期 間 内 す べ て に わ た って転 送 され る。
。LIFE DATE文
一 曜
一{翻
一
始
・…
LIFE DATE文
は,投
資 分 析 に 用 い る 期 間 と 期 種 を 定 義 す る 。
LIFE DATE
文 はPERIOD文
お よ びDATE文
よ り独 立 し て 設 定 す る 。
投 資 分 析 の 対 象 期 間 は,投
資 時 系 列 変 数 にPERIOD文
とLIFE
DATE文
の 期 の 数 の 少 な い 方 を 採 用 し,そ
の 期 間 だ け 値 が 入 る 。 分 析 の 対 象 と な る 投 資
時 系 列 変 数 の 始 期 点 はPERIOD文
の 始 期 点 に 合 せ る。
た と え ば,
.'DATE,
YEAR,1900
、PERIOD,1970
TO 1980
LIFE DATE,
A, MONTH,1960。Ol
TO 1961.12
と し た 場 合,投
資 プ ラ ンAの
分 析 対 象 期 間 を 次 の よ うに 対 応 さ せ る。
1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980
PERIOD
l l
I
l l
l
l
l j
0
96
1
1
LIFE DATE 11961
2
3
4
5 6
・7 8
9 10 11
12 1 2
1
1
1
1
1
1
1
1
1.
亀.
l
j
投 資 分 析 結 果 の 入 る 投 資 時 系 列 変 数 の 期 間 は1970年
か ら1980年
の 年 次 と し,
投 資 分 析 は1960年1月
か ら1961年12月
の 月 次 で あ り,分 析 の 値 は1960年1月
か
ら1960年11月
の 月 次 ρ 値 が 各 対 応 期 点 に 入 る 。
上 記 のLIFE
DATE文
の 指 定 に よ り,投
資 ス カ ラ ー 変 数 のUNIT,
LIFE,
BEGIN,
ENDの
値 は12,24,1960.01,1961.12と
な る 。
3.2般
資 変 数 の 分 析 文
4)5)6)
投 資分 析文 に は 以下 の11種 が あ る。
ANNUITY
METHOD文
SINKING
FUND文
UNIFORM
PRESENT
VALUE文
UNIFORM
FUTURE
VALUE文
1ADDON文
IRR文
PRESENT
VALUE交
FUTURE
VALUE文
DEPRECIATION
SL文
DEPRECIATION
DB文
DEPRECIATION
SYD文
表3-1
(年金 法)
(減債 基 金 法)
(均 等現 価 法)
(均 等終 値 法)
(ア ドオ ン方 式 に よる返 済 法)
(内部 収 益率 法)
(現価 法)
(終 価 法)
(定 額 法)
(定 率 法)
(級 数 法)
命 令 文 の記 述 に つ い ては 以 下 の 様 で あ る。 (表3-2参
照)
各 投 資 分 析 文 の 入 力 デ ー タ と出 力 デ ー タの対 応 表 を 次 に示 す 。(表3-3参
照)
出力 デ ー タ で あ る 投 資 時系 列 変 数PMTの
値 は,入
力 デ6タ のBONUS
M
Oよ り大 き な値 が 入 っ て お り,LIFE DATE文
で 月 次 指 定 が して あ れ ば,ボ
ー ナ ス 月だ け 他 の 月 よ りBONUSの
値 分 多 く計 算 され る
。 ボ ー ナ ス 指 定 が な
ANNUITY
METHOD,投
資 プ ラ ン ま た は ANNUITY,投
資 プ ラ ン
SINKING
FUND,投
資 プ ラ ン ま た は FUND,投
資 プ ラ ン
UNIFORM
PRESENT
VALUE,投
資 プ ラ ン ま た はUNIPV,投
資 プ ラ ン
UNIFORM
FUTURE
VALUE,投
資 プ ラ ン ま た はUNIFV,投
資 プ ラ ン
ADDON,投
資 プ ラ ン
IRR,投
資 プ ラ ン
PRESENT
VALUE,投
資 プ ラ ン ま た は PV,投
資 プ ラ ン
FUTURE
VALUE,投
資 プ ラ ン ま た は FV,投
資 プ ラ ン
DEPRECIATION
SL,投
資 プ ラ ン ま た は DEPSL,投
資 プ ラ ン
DEPRECIATION
DB,投
資 プ ラ ン ま た は DEPDB,投
資 プ ラ ン
DEPRECIATION
SYD,投
資 プ ラ ン ま た は DEPSYD,投
資 プ ラ ン
投資分析用の プログラム 。システム 117
け れ ば,投 資 ス カ ラ ー変 数PMTの
値 が 投 資 分 析 の 対 象 とな る期 間 中,投 資時
系 列 変 数PMTに
転 送 され る。 な お,ボ ー ナ ス指 定 のあ る時 の投 資 ス カ ラ ー変
数PMTの
値 は,ボ
ーナ ス 月以 外 の支 払 額 とす る。 ボ ーナ ス 月 は6月
と12月 に
シ ステ ムで 定 め る。
。ANNUITY
METHOD文(年
金 法)
ANNUITY
METHOD文
は,投 資 プ ラ ン に対 し て年 金 法 を用 い,冬 期 点 に
対 す る支 払 額 を 算 出 す る文 で あ る。
。SINKING FUND文(減
債 基 金法)
SINKING FUND文
は,投
資 プ ラ ンに対 して 減 債 基 金 法 を用 い,各 類 点 に
対 す る積 立 額 を 算 出 す る文 で あ る。
。UNIFORM
PRESENT
VALUE文(均
等 現価 法)
UNIFORM
PRESENT
VALUE文
は,ボ
ー ナ ス月 以 外 の 支払 額 が 均 一 で あ
る場 合 の現 価 を 求 め る文 で あ る。
。UNIFORM
FUTURE
VALUE文(均
等終 値 法)
UNIFORM
FUTURE
VALUE文
は,ボ
ーナ ス 月 以 外 の 支払 額 が均 一 で あ
る場 合 の 終 価 を 求 め る文 で あ る。
。ADDON文(ア
ドオ ン方 式 に よ る返 済 法)
ADDON文
は,ア
ドオ ン 方 式 に よ る ロ ー ン返 済 の 計 算 に よ り,各 類 点 に対
す る返 済 額 を 求 め る文 で あ る。
。IRR文(内
部 収 益 率 法)
IRRは,各
類 点 の支 払 額 を時 系 列 変数PMTよ
り与 え て,内
部収 益率 を 算
出す る文 で あ る。
。PRESENT
VALUE文(現
価 法)
PRESENT
VALUE文
は,各
類 点 の 支 払 額 と利 率 を 時 系 列 変 数PMTと
RATEよ
り与 え て,現 価 を算 出す る文 で あ る。
。FUTURE
VALUE文(終
値 法)
FUTURE
VALUE文
は,各
類 点 の 支 払 額 と利 率 を 時 系 列 変 数PMTと
● ﹁ r ,. 付 一 。・ 榔 . 鰍 ー ト R 親 ⋮ ⋮ 'ポ × ヘ ー 帳 R く ゆ 舶 粒 個 覇 2 麺 醍 ⋮ ⋮ ポ : ぐ. ヘ 一 転 共 く 細 臨 螢 : : : ・: ○. ,
豊
国 . ■ × × × 」 o国 りo 《 , × × ×出
口 . 1 ' × × ×君
臣
× × × × × × × ×茎
× × × × × ×又
×鎌
榔
潔
爆
雷
鋸
・鰹
憂
国 × × × × × × × ×皇
山 × × × 〉く X○
○
○
母
差
× × × × × ×○
○'
罠
× × × × × × × ×ま
X × × × × × × ×皇
国○
三
墓
○
里
』○
○
○
○
○
○
○
O
○
○' ○
段
碁
○
○
O
○
○
○
○
5
託
r○
臣8
'ぐ
.ぐ
ぎ
畠
6
○
○
蕪
鄭
-
応
貸
杖
憲
鰹
・ …;81〈
ぐ'
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ぐ
<コぐ
.ヨ
話
ぐ
ぐ
〈
く
ぐ
<]
ぐ
碧
雲
ぐ
<1
<1
ぐ
く
舅
ら × ×○
○
×留
託
○
○
○
O
○
×髭
○
× ×孟
O
×○
ぐ
×.麟
慧
裾張 ま
椙
堅
ζ
≡:
憂
く皇
記
註
;
コ孟
≡
Dξ
暑
く臣
一出
店ヒ
舅
雷
ρ国 呈
・o ・ ・oり・ Ω哺 二L 国 国 q .口投資分析用 のプログラム ・システム 119
RATEよ
り与 え て,終 値 を算 出す る文 で あ る。
。DEPRECIATION
SL文(定
額 法)
DEPRECIATION
SL文
は,定 額 法 に よ り 各 期 点 の 減 価 償却 費 を求 め る文
で あ る。
。DEPRECIATION
DB文(定
率 法)
DEPRECIATION
DB文
は,定
率 法 に よ り冬 期 点 の 減 価 償 却 費 を 求 め る文
で あ る。
。DEPRECIATION
SYD文(級
数 法)
DEPRECIATION
SYD文
は,級 数 法 に よ り冬 期 点 の減 価 償 却 費 を 求 め る文
で あ る。
$.、3 投 資変 数 の 出 力文
。LIST SCALAR文(ま
た はLISTS文)
LIST・CALAR,{驚
霧
勢(
ランあ ●
●".
ラ
LIST SCALAR文
は,指 定 さμ た 投 資 プ ラ ンの 投 資 ス カ ラー変 数 の 値 を 出
力 す る 文 で あ る 。 投 資 ス カ ラ ー 変 数 の 代 り にALLを
書 く と,指
定 投 資 プ ラ ン
内 の す べ て の 投 資 ス カ ラ ー 変 数 の 値 を 出 力 す る 。
た と え ば,投
資 プ ラ ンA,Bの
投 資 ス カ ラ ー 変 数 の 現 価 と 利 率 と支 払 額 を 出
力 し た け れ ば,
LIST.SCALAR,
PV(A),
PV(B), RATE(A),
RATE(B),
PMT(A),
PMT(B)
とす る 。 ま た,投
資 プ ラ ンCの14種
の 投 資 ス カ ラ ー変 数 の 値 を す べ て 出 力 し
た け れ ぽ,
LIST SCALAR,
ALL(C)
と す る 。
。LIST文
LIST文
は,指 定 され た投 資 プ ラ ンの投 資 時 系 列 変 数 の値 を 出力 す る文 で あ
る。 投 資 時系 列 変 数 の 代 りにALLを
書 くと,指 定 投 資 ブ ラ シ内 の す べ て の 投
資時 系 列 変 数 の値 を 出力 す る。 投 資 時系 列 変 数 の 出 力期 間 は,実 行 にお け る最
近 のPERIOD文
の指 定 に した が う。
3.4 投 資変 数 の 編 集 文
。RESET文
…ET,{糟
プラ ン1・
…
・投 資 プ ラン8}
RESET文
は,指 定 され た 既定 義 の 投 資 プ ラ ン の 登録 を 解 除 し,新 た な 投
資 プ ラン の 登 録 の た め に 記 憶 領 域 を 解放 す る文 で あ る。投 資 プ ラ ン の 代 りに
ALLを
指 定 す る と,登 録 済 み の 投 資 プ ラ ンす べ て につ い て 登 録 を取 り消 す 。
こ こで 登 録 済 み の 投 資 プ ラ ンの 中 だALLと
い う名 前 の 投 資 プ ラ ンが あ る場
合,
RESET, ALL
とす れ ば,ALLと
い う投 資 プ ラ ンだ け の 解 除 で は な く,す べ て の 投 資 プ ラ
ンの 解 除 とな る こ とに 注意 しな けれ ば な らな い。
。EQUAL文
EQUAL,
R資 プ ・ ンー投 資 プ ・ ・
EQUAL文
は,右 辺 の投 資 プ ラン内 の24種 の 投 資 変 数 す べ て の 値 を1左 辺
の 投 資 プ ラ ン内 の対 応 す るす べ て の投 資 変 数 の値 とす る文 で あ る。 左 辺 の 投 資
プ ラ ンは 未定 義 で あ って も既 定 義 で あ って も'よい が,右 辺 の投 資 プ ラ ンは 既 定
義 で な け れ ば な らな い 。 左 辺 の 投 資 プ ラ ンが 未定 義 で あ る場 合,EQUAL文
を
実 行 した 時 点 で定 義 され る。
転 送 され る投 資 時系 列 変 数 の期 間 は,実 行 に お け る最 近 のPERIOD文
の 指
定 に した が う。
9EDIT文
投 資 分 析 用 の プ ログ ラ ム ・シ ス テ ム 121
血
投資 ・・YEARHALFQUART
MONTH}
EDIT文
は,投 資 プ ラ ン内 の 投 資 時系 列 変 数 の値 を,指 定 す る期 種 に 加 工 し
な おす 文 であ る。 この 文 は ・投 資 ス カ ラー変 数 に は影 響 を 与 え な い 。 投 資 時 系
列 変 数 の加 工 は 次 の よ うに 行 う。
投 資 ス カ ラ ー変 数UNITとEDIT文
の 期 種 を 比 較 して 投 資 ス カ ラー変 数
の方 が 大 きい 場 合,.た とえ ぽ 投 資 プ ラ ンの 期 種 が 月 次 でEDIT文
の期 種 が 半
期 で あ る場 合 は,投
資 時 系 列 変 数RATEの
値 は6ケ 月分 の 複 利 利 率 とな り,
PMTとDEPは6ケ
月分 の 合計 と な る。 そ の他 の投 資 時 系 列 変 数 の 値 は6ケ
月 ご との値 とな る。
投 資 ス カ ラー 変 数 の方 が小 さ い場 合,た
と えば 逆 に投 資 プ ラ ンの期 種 が 半期
でEDIT文
の 期 種 が 月 次 で あ る場 合 は,投
資時 系 列 変 数RATEの
値 は,利
率 の幾 何平 均 と して6乗 根 の値 を1期 点 の 利 率 と し,6期
点 に拡 大 して複 写 さ
れ る。
PMTとDEPの
値 は,6ケ
月 の 算 術平 均 と して6で 割 った 値 が6期 点 に 複
写 され る。 そ の 他 の 投 資時 系 列 変 数 は,そ れ ぞ れ6ケ 月 ず つ 複 写 され る。
期 種 加 工 に よ り求 ま る投 資時 系 列 変 数 の期 間 は,実 行 に お け る最近 のPERI・
OD文
の 指定 に した が う。
IV.投 資 分 析 シス テ ム の 使 用 例
投 資 分 析 シス テ ム の使 用 例 を表4-1と
表4-7に
あ げ る。
まず ∫表4一'1の
プ ログ ラ ム につ い て説 明す る。
ソー ス ・プ ログ ラ ム の2行
目と3行
目のLBSTARTとLBENDは
ジ ス テ
ム に対 す る制 御 文 で あ り,直 接 に 投 資 分 析 の プ ログ ラム に は影 響 しない た め こ
れ らの文 の説 明 を 省 略 す る。
5行 目 よ り18行 目 まで は,次 の例 題 よ り作 成 した もの で あ る。
現 価500万 円 の頭 金100万 円 を払 い・ 蝶 金400万 円 の 月 々 の支 払 金 を 年 金 法 で
算 出す る。 な お,年 利6%で
支 払 期間 は卑979年 導月 よ り1989年 の3月
まで とす
る。 ま た,ボ ーナ ス 月(6月
と12月)に は 他 の 月 よ り5万 円 多 く支払 う とす る。
さ らに,1987年3月
に 一 括 払 い す るの に1984年4月
よ り預 金 をす る と した
嘱
年 利4%で
は 月 々い く ら預 金 す れ ば よい か 算 出 す る。 この場 合 で も,ポ ー
ナ メ月 は1万 円 余5}に 預 金す る もの とす る6こ れ は 減 債 基 金 法 に よ って 求 あ る、
とす る。
6行 目で年 金 法 と減 債 基 金 法 の 月 利 を ス カ ラ ー変 数XとYに
与 える6'
7行 目 ど8行 自で,年 金法 で の分 析 に必 要 な 入 力 デ ー タに値 を 設定 し,そ れ
を 投 資 プ ラ ンAと ず る。 ・
9行 目で ∫ そ れ ら投 資 プラ ンAの
す べ て の 投 資 ス カ ラー変 数 の 値 を 出 力 す
る。 そ の 出力 内 容 を 表4-1の
下 の方 に示 す 。
40行
目で,投 資 プ ラ ンAに 対 して年 金 法 の計 算 を 実施 す る。
:11行 目 よ り14行 目ま で は,,1987年3月
の 残 高 を ス カ ラ ー変 数 「BALと
し・そ
れ を 終 価 とす る文 で あ る。 そ して,減 債 基 金 法 で の分 析 に 必 要 な 入 力 デ ー タに
値 を 設 定 し,そ れ を投 資 プ ラ ンBと す る。
15行 目ふ ら18行 目まで で,投 資 プ ラ ンBに 対 して減 債 基 金 の計 算 を実 施 し,
1984年1月
よ り1987年 まで の 投 資 時 系 列 変数 の値 を 出 力す る。 そ れ らの 出力 内
容 を表4-72に
示 す 。 結 果 は,1987年3月
の 残 高1001060円 と終 値1001120円 と
が計 算誤 差60円 の範 囲 で 同 じに な る には,月
々36058.4円 の支 払 い と24550.9円
の 預 金 額 を 必 要 とす る こ とが わ か る。
次 に19行 目か ら25行 目まで で;月
々 い く ら用 意 す るか を,STEPS・
一BEICA
のBASICシ
ス テ ム を用 い,投
資 プ ラ ンAとBのPMTの
和 と して求 め る。
そ して,そ の値 か ら内部 収 益 率 を計 算 し,そ れ らの 値 を 投 資 時 系 列 変数 の値 と
して 出 力 す る。 出 力 内 容 は表4-3と
表4-4に
示 す 。
また26行 目か ら28行 目 まで で,内 部 収 益 率 法 で 得 た 利率 の単 利 の年 利 と複 利
の年 利 を 求 め 出 力す る。 結 果 を表4-4の
下 の 方 に 示 す 。
29行 目で 投 資 プ.ラソAの 月利 を0.5%と
し,30行
目と31行 目で ア ドオ ン方 式
に よ る返済 額 の計 算 を行 い,.32行 目と33行 目で 実 質 の 利 率 を計 算 し,34行
目か
投資分析用 の プログラム ・システム 123
ら36行 目ま で でそ れ らの値 を 出 力 す る。 そ れ ら出 力 リス トを表4-5と
表4-6に 示 す。
次 に表4-7の
投 資 分 析 シ ス テ ム の プ ロ グ ラ ムに つ い て述 べ る。
この 例題 では,帳 簿 価 格1000万 円,残 存 価 格100万 円,定 率 法 で の修 正 係 数
2と し,11年 間 の 減 価 償 却 の値 を求 め る。 た だ し,編 集 文 の 例 示 の た め の 期 間
単 位 は 四 半 期 とす る。 方 法 は,定 額 法,定 率 法,級 数 法 の 三 通 りで 計 算 す る。
そ の プ ログ ラ ムを 表4-7'あ11行
目 まセ ぞ表 ず5 .,
DATE文
で は期 種 が 半 期 で あ るの で,実 際 め値 は 四半 期 で ゐ結 果 で あ るが,
出 力 形 式 は表4-8で
表 す よ うに 半 期 の 見 出 しで プ リン トされ る。
12行 目か ら14行 目は,表4-8の
出 力 結果 を半 期 と して編 集 して 出力 ナ る文
で 挙 る。
.そ の表 を表4-9に
示 す。
最 御g5句
目よ り17行 目 まで で,各 三 方 法 で の減 価 償 却 費 の 交 互 の差 を 出 力
す る 。"それ ら を 表4-10に
示 す 。 ・
, ' 9 勝 G . O O O 一 ` O . 0 卜 O 一 一 矧 榔 0 8 。 O 讐 O O 撃 O . 樹 一 O . O ︻ ︽ 乙 2 叫 ∩ く " 三 〇 四 〇 一 4 り り ﹂ = ∩ C 二 一 Z コ ( ( : ) ︽ ﹂ { C 一 ユ ︽ ■ り の ﹂ O . ﹂ O ◆ U O O O O O 一 ● O 。 0 6 0 0 0 頃 O . ∼ O o の O O う O O い . ﹃ h ` φ 巴 0 9 C ・: ド 6, 邑 C 曜 冒 O O O 一 嘱 } Z コ O O ∩ 曜 U 置 ﹂ { ` 一 躍 } の コ 7 0 0 一 q 一 戸 塞 匹 昌 嘱 } 国 レ ︽ α ( { } , ﹂ 殉 曜 一 , α 車 庫 旗 章 塩 窟 8 重 富 寧 7 U , つ の F Z 囚 = ﹂ 一 ︽ ﹂ 切 由 り ¢ ⊃ 0 6 ( し 一 占 7 7 ユ ● 一 ノ 縮 " 7 ▼ ゆ 窒 離 婚 麟 電 噛 OOCOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOoooooooooooo
一 ㎝ 簡 尋 の ρAo『 σo例 佃 働`げ}o匹ooo"∼ 航 ず いo卜 ■9【」〇 一 ∼ 購 ¢ 頃o』 OOOOOOOoo夢 目引H一 一 一 一 一 凶 ●哺∼ ●u∼ 嗣 ∼ 佃 ∼NN∼ 齢 齢 簡 脚へn面 恥n OOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO OOOOOOOOOOOOOOOOOOooooooooooooooooooo ooooooooooooooooooooooooσOOOOOOOooooo OOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOCoooooooooooo OOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO【 》00000000000 ・・ " O Z り ♂ ユ 囚 ﹂ 繍 恥 ( 配 一 U D O 切 α ● ( 己 } ト 竃 軸 鱗 ( ① 匂 四 一 q 配 ら { 犀 脚 ﹂ ︽ 匡 , ( O } 一 亀 a , 鯖 ㊤ 、 } ﹄ ■ 隔 O ﹂ , " 9 h り } ﹂ " ∩ { 暫 U コ O ぼ α ● ∩ { } ↑ Z 一 ● ( く } 回 F く 巴 " 傅 ご } J q ① ρ 殉 ( 響 一 竃 ユ , ∩ 哩 ︾ ︾ 帖 ● ( ︽ }. ︾ ¢ ● ↑ の 一 一 " 齢 O . N O , ﹁ O ↑ θ O ♂ , 、 〇 一 ﹁ O ¢ ﹂ ● O O 一 摩 山 畠 齢 ㎝ 9 ξ 三 99 哩 開 窓 " ﹂ 蝿 ﹁ 一 〇 的 o■ { ● 7 0 Ω O { 鱒 齢 O ● O ⑩ , 一 〇 ↑ ψ O . , 、 〇 一 ε O ■ し ・ O O 一 α ﹂ α 91 冒 鱒 し ド q に ■ { O ﹂ 巴 協 " 的 囚 レ 可 醒 " 回 四 一 く α o 桝 哩 窪 ● α 喧 ' ( り 紛 国 P 一 2 3 " ∼ 一 蹴 寧 の 四 ト ︽ α ◆ 肩 響 99 ∼ U ト 哩 躍 ゆ ﹁ φ 馬 一 富 四 ↑ イ 曜 陰9 一 壇 印 4 匡 ● α C ﹂ ` ∪ 切 何 レ ⊃ ユ = 口 U oo ∩ 4 ︾ U ↑ 電 匡 " ." 一 く α ● α { ﹂ 4 り 熔 引 ︾ O τ 軸 ( ︽ 一 ﹂ ﹂ く " h の 鞠 ﹂ " サ O . 、 ⑳ , 一 〇 一 一 〇 ` ご の ひ 一 = 二 肛 ﹂ o C O 一 α 巴 ユ " ( 6 α α 一 〇〇 喚 O 。 ﹂ O , 一 〇 戸 ψ 0 6 σ ﹂ 〇 一 宴 O 唐 ﹂ ● C 層 一 α 四 二 " く { 10 ( く 一 ↑ 墨 色 ■ 四 、 O 竃 . . oo 山 国 ◆ ζ ( 凹 { ︽ ● 頓 ト つ 亀 -O ) 開 ∩ ` " 卜 τ 巳 " 3 工 幡 ( ( } レ 竃 ユ 囲 蝿 { ら 四 ︾ 0 竃 ( O 一 国 ト 哩 2 ` ( 国 一 } 砥 ● ( ■ロ 一 h 2 α ● ︻ q 駒 四 ト 哩 α " ∼ ︽ 曽 h 眞 ﹁ 鳴 竜 叱 一 ﹂ 可 5コ ` ︻ く " 、 低 ● ( { } ﹂ 竃 " 騨 h ㈲ 一 ﹂ 闘 喚 O . 、 0 0 一 〇 一 一 〇 . ` o⊃ ひ 一 竃 0 謹 ﹄ 畠 O O 一 α 囚 こ " O 鴨 O Z ⊃ ﹂ σ Z 同 翼 Z 一 σ " 鹸 O . ﹂ oo , 一 〇 戸 ぐ O . ¢ 9 0 回 = O α ﹂ ・ O O 一 α 囚 q oo 帆 O . 偽 oじ ρ 同 8 F ¢ O ● ぐ 調⊃ , 一 星 0 営 ﹂ = ﹂ 2 0 ε 6 凶 麟 W レ { O 囚 ﹂ 一 ' " O O O O 印 隅 切 つ Z O ` , ン " 梶 P { α , ﹂ { 00 脚 , ﹂ . 匡 ● 卜 田 φ oo ∩ く 箏 ' { 口 01 ﹂ ( ① ・ U ︾ O = り 熱 O . O O O 剛 O ﹂ 隔 e . ( O O 噌 亀 O 心 し ・ e O 一 α り 亀 90 { ■ 自 C 工 一 囚 = ♪ ト ー コ Z Z { oo ︹ ︽ " J J ( 輌 α く ﹂ { り 罐 ﹂ 嶋 一 ﹂ " 齢 O . O uo O 副 O ト ` O . O 、 〇 一 竃 口 τ ﹄ = P = O = ● { 0 囚 ト ゴ O U ﹂ 一 J oo O O O O い ●o の ⊃ Z O O ● 冒 瞬 U ト ︽ ¢ ● O O O O O O 一 圃 Z τ O O " O O O O O O 憐 ● , " ● ` ● 炉 四 u彊 oo 潤 一 、 f O . O ●e レ 嶋 四 一 、 O O ● O " 民 ● α { ﹂ く U 嶋 U ト コ 佳 = O U . " " O ● O 囑◎ , 一 〇 ﹂ ψ O り O ト 〇 一 = O 己 ﹂ ・ O O 一 翼 い 巳 ' oo ψ O ● O 、 O 嗣 罵 0 窪 し ユ , ご O ` ● ロ ト ( O 隔 " O z 国 国 ﹂ 09 ∪ 一 切 く 曇 ・ 一 轍 卜 α 曜 ト の 匡 一 〇6 ・ ト の ∪ ↑ ε ( α σ 0 α 0 2 { O J ・ ● 卜 α { い O 頃 四 四 レ の
,■,弓O倉 ∋ CC二IO,ζ;'O,塾eo二 書C-90CCCCOCご=容 富 留
一 ∼.*or⑩ σ〇 一∼"4い`、,■o∼ 峨ψ ψご 、o,一 氏輔」`嶋oへ ℃,〇 一一一 一 〇 一 一r鴫 幽、 ∼∼3㌔r、 、 、、、 炉訊 げ噂ザ略"♂ げ げぐ =一 、 甲雷 ∫f'▼ 》 二一・、 ψ遭"ぜ'7,二 一 、サ薯 「`' 噌 一一 噌 一一 一 喝 噌 唱」-n∼ へ1内N、 民'∼ 、 の【 顧 帰"喚 曜㌔》㌧φ `亀 て■ 、'3 . l O l ' . - 1 撃 曾 , ﹁ , ・ , ● ' 1 ・ , ● 巳 ` 一 し 蟹 ・ , ρ ■ 9 1 9 0 ﹁ 0 0 巳 巳 ■ 8 0 . 0 ● e σ O l , 飼 回 0 4 ユ 卜 堺 二 ■ , C 一 ﹁ 0 ・ l O O , . の ↑ Z ω = U レ ︽ b ㈲ ↑ Z 囚 = U ↑ く ↑ の ㎏ ∪ α ﹁ 一〇 の 一 ` , . 1 ● . 1 伽 1 ﹁ ﹁ 曾 , ■ , O l O - , ■ 哩 ∪ 凶 魯 ぼ の O 田 ト の ■ l l ﹁ 口 ■ , ﹁ O ξ こ U し α " ㌧ , ・ , 弓 U 四 脚 τ . し 、 翫 一 ' 鴫 ㌦