Kobe Shoin Women’s University Repository
Title
クムラン第 4 洞穴で発見された「祭司のカレンダー」につい て(1)
Calendrical Texts from Qumran Cave 4 (1)
Author(s) 勝村 弘也(KATSUMURA Hiroya)
Citation キリスト教論藻(KIRISUTOKYO RONSO),No.36:1-27
Issue Date 2005
Resource Type Bulletin Paper / 紀要論文
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ク ム ラ ン 第4洞
穴 で 発 見 さ れ た
「祭 司 の カ レ ン ダ ー 」 に つ い て(1)
勝
村
弘
也
1.は じ め に ク ム ラ ンの 第4洞 穴 か ら は 、 多 数 の カ レ ン ダ ー テ クス トの 断 片 が 発 見 さ れ た 。 こ の カ レ ン ダ ー が 、 い わ ゆ る 「死 海 文 書 群 」 全 体 の 中で 占 め る重 要 性 に っ い て は 、 これ まで に我 が 国 で 出 版 さ れ た 各 種 の書 物 にお い て す で に 十 分 に 述 べ られ て い る【n。クム ラ ンに 居 住 して い た 人 々 が 、 どの よ う な 人 々 で あ っ た の か に 関 して は 、 様 々 な推 定 が な さ れ て い るが 、 そ の 論 拠 と な るべ き資 料 と して ま ず 第 一 に問 題 に しな け れ ば な らな い の は 、 賛 歌 や 聖 書 テ ク ス トの 解 釈 文 書 、 各 種 の 祈 祷 文 な どで は な い 。 これ ら の文 書 よ り も重 要 な の は 、 彼 ら の 生 活 の現 実 を具 体 的 に 示 して い る文 書 で あ る。 カ レ ン ダ ー 、 占星 術 関 係 の 文 書 、 「共 同 体 の 規 則(1QS)」 、 食 卓 で の作 法 な ど は 、 そ の 一 字 一 句 が ク ム ラ ンの 住 民 に と っ て有 効 で あ っ た と考 え られ る か ら、 き わ め て客 観 性 の 高 い 資料 と言 え るω。 特 に暦 に 関 して は 、 当 時 の ユ ダ ヤ教 団 の 「主 流 派 」 が 使 用 して い た もの と異 な っ た もの が 、 ク ム ラ ンで 使 わ れ て い た こ とが 明 らか に な れ ば 、 ク ム ラ ン教 団 が そ れ とは全 く別 の 宗 教 的 な 生 活 を組 織 して い た こ との 決 定 的 な証 拠 とな る{31。実 際 に ク ム ラ ン で は 、 主 流 派 の使 っ て い た 太 陰 暦 と は 別 の 固有 の太 陽 暦 が 使 わ れ て い た の で あ り、従 っ て ユ ダヤ 教 徒 に と っ て重 要 な 祝 祭 日は異 な っ た 日 に設 定 され て い た の で あ る 。 本 論 考 に お い て は 、 第4洞 穴 か ら発 見 され た カ レ ン ダ ー テ クス トの 断 片 を 翻 訳 し、 こ れ に 簡 単 な注 釈 を加 え る。 この カ レ ン ダー は、 欠 け て い る 部 分 が 多 い に もか か わ らず 、 そ の 主 要 な 部 分 に関 して は ほ ぼ 完 全 に復 元 す る こ とが 出 来 る。 そ の 結 果 、 ク ム ラ ン教 団 で は 、1年 が364日 か らな る独 自 の 太 陽 暦 1が 用 い られ て い た 事 が わ か っ た。 解 読 の ひ とつ の 鍵 とな っ た の は 、 祭 司 の 奉 仕 す る週 に 関 す る歴 代 誌 上24章 の 記 述 で あ る 。 第4洞 穴 か ら発 見 さ れ た カ レ ン ダ ー テ ク ス トの 断 片 に もほ とん ど全 く同 じ人 名 が 、 同 一 の 規 則 に従 っ て登 場 す るか らで あ る。 そ こ で まず 、 この 祭 司 の 当番 表 を以 下 に掲 げ る。 2.祭 司 の 奉 仕 す る週 の 順 序(歴 代 誌 上24章 に よ る) 1イ ェ ホ ヤ リ ブ 4セ オ リ ム 7ハ コ ッ 10シ ェ カ ン ヤ フ 13フ ッパ 16イ メ ル ユ9ペ タ フ ヤ 22ガ ム ル 2イ ェ ダ ア ヤ 5マ ル キ ヤ 8ア ビ ヤ 11エ ル ヤ シ ブ 14イ ェ シ ェ プ ア ブ 17ヘ ジ ル 20イ ェ ヘ ズ ケ ル 23デ ラ ヤ フ 3ハ リ ム 6ミ ヤ ミ ン 9イ ェ シ ュ ア 12ヤ キ ム 15ビ ル ガ 18ハ ツ ピ ツ ツ ェ ー ツ 2ユ ヤ キ ン 24マ ア ズ ヤ フ 上 の表 で は 、 マ ソ ラ本 文 が 示 して い る 人 名 を 、母 音 符 号 を 含 め て 出 来 る だ け 忠 実 に音 訳 しよ う と し た。 クム ラ ンカ レ ンダ ー で は 、 マ ソ ラ とは少 しア ル フ ァベ ッ ト表 記 が 異 な る 人 名 が 現 れ る こ とが あ る 。例 え ば 、 イ ェ ホ ヤ リ ブ の 替 わ りに ヨヤ リ ブ と読 む こ との 出 来 る 人 名 に な って い る場 合 な どで あ る 。翻 訳 に際 して は 、 カ レ ン ダ ー テ クス トの 示 して い る 人 名 を尊 重 す る こ と に した 。 但 し、 ク ム ラ ン で上 記 の 表 と当番 の順 序 が 異 な って い る訳 で は な い 。 ク ム ラ ンの カ レ ン ダ ー は 、1年 が364日 か らな る太 陽 暦 で あ る 。 旧 約 で も 現代 のユ ダ ヤ 教 団が 使 っ て い る カ レ ン ダー で も基本 は太 陰 暦 で あ る で あ る か らω、 こ こ に は全 く別 種 の カ レ ンダ ー が 存 在 した こ と に な る。 但 し この よ う な太 陽暦 は 、 旧 約 偽 典 の 「ヨベ ル 書 」 な ど に よ っ て も採 用 され て い るか ら、 ま っ た く孤 立 して存 在 して い た わ け で も な さそ うで あ る{51。も っ と も、 ヨベ ル 書 が クム ラ ン教 団 に よ っ て 書 か れ た 文 書 で あ る と の説 も十 分 成 り立 つ が 。 1年 が364日 か ら な る 太 陽 暦 で は 、1年 は丁 度52週 と な る(7日 ×52=364
日)か ら、 日付 と曜 日は 常 に一 致 す る。 つ ま り祭 日 も何 月 何 日の 何 曜 日 と決 ま っ て くる こ とに な る か ら、 こ の 点 で は 非常 に都 合 が よい 。 こ の カ レ ン ダ ー で は 、1月1日 は毎 年 水 曜 日で あ る。 なぜ 新 年 が 水 曜 日か ら始 ま る の か とい う と、創 世 記1章 の 天 地 創 造 物 語 で 水 曜 日 に太 陽 と月 が造 られ て い るか らで あ る。 クム ラ ン教 団 の 立 場 か らす る と、 こ の 暦 は創 世 記1章14節 の 「天 の 蒼 宥 に輝 く もの が あ っ て 、 昼 と夜 と を分 け る よ う に。 そ れ ら は しる し と な っ て 、 季 節 と 日 と年 とを刻 む よ う に」、 との 第4日 目(つ ま り水 曜 日)の 神 の こ と ば に忠 実 に 従 っ て い る こ と に な る 。 祭 司 の 当 番 表 は、24週 で1巡 す る か ら 、 48週 で す べ て の 組 の年2回 の 当番 が 終 わ る 。 そ うす る と1年 に は さ ら に4週 の 奉 仕 が必 要 だか ら、 毎 年4組 つ つ ず れ て行 くこ とに な り、6年 で 元 に戻 る。 ク ム ラ ンの カ レ ン ダ ー は 、 こ の6年 間 の祭 司 の 当 番 表 をす べ て記 録 して い た。 従 って 解 読 に よ っ て復 元 され た カ レ ン ダ ー も6年 分 存 在 す る こ と に な る 。 本 論 考 の 提 示 す る訳 文 の 理 解 を容 易 に す る た め に 、 本 論 考 の 注 の後 に 「復 元 さ れ た カ レ ン ダー 表 」 を掲 げ る こ とに す る が 、 ス ペ ー ス の 関 係 か ら 「1年 目」 だ け に と ど め ざ る を え な い 。 な お 、 こ の 表 に現 わ れ るXとDの 記 号 に つ い て は 、 以 下 で説 明 す る 。 3.解 読 に際 して の 重 要 な 問 題 カ レ ン ダ ー テ クス トの本 文 に 関 して は 、 欠損 が 多 い 場 合 で も主 要 な部 分 を 復 元 す る こ とが 可 能 で あ る 。 しか し なが ら、 そ の 解 釈 に 関 して は 、 研 究 者 の 問 で 意 見 が 割 れ て い る箇 所 が い くつ か あ る。 そ れ も シ ス テ ム全 体 を どの よ う に考 え るの か と言 う重 要 な 点 で 、 見 解 の 相 違 が 目立 つ の が研 究 の 現 状 で あ る。 こ こで は そ の よ う な解 釈 上 の 問 題 に つ い て 、訳 文 を提 示 す る前 に 簡 単 に 述 べ て お く。 4Q320の 断 片1、 第1欄6行 目 は 、 こ の暦 の 第1年 の1月30日(木 曜 日) に或 る 天 体 現 象 が 起 こ る と述 べ て い る。 こ れ が 月 に関 して観 察 さ れ る現 象 で あ る こ とは 容 易 に推 定 で きる 。 同様 の 現 象 が 規 則 的 に29日 目あ る い は30日 目 に起 こ る事 が7行 目以 下 に 記 され て い る か らで あ る。 こ の現 象 を本 論 考 の末 3
尾 の 表 で は 、X(エ ック ス)と して 表 示 して い る 。 問 題 は このXデ イが 何 を 意 味 す る か で あ っ て 、研 究 者 の 間 で 意 見 が 分 か れ る。 こ のXデ イ は 、 論 理 的 に考 えて 、 第1年 の1月1日(水 曜 日)に も起 こ って い る こ と に な るが 、 こ の暦 で の 月 に よ る 日数 の 数 え方 は 、1月30日 を 「第29日 」 と して い る こ と か ら判 断 して、Xデ イの 翌 日を 太 陰 暦 の 「第1日 」 と し て い る こ とに な る。 4Q321に は 、ヘ ブ ラ イ語 の子 音 でdwqhと 記 され て い る 月 に 関 す る或 る現 象 が 、 登 場 す る 。 この 語 は 、 聖 書 に もラ ビ文 献 に も現 れ な い 語 で あ っ て 、現 在 の所 で は死 海 文 書 以 外 で の 用 例 は知 られ てい な い 。 正 確 な 発 音 も不 明 で あ る が 、 通 常duqahと 呼 ば れ て い る 。 こ の現 象 を本 論 考 の 末 尾 の 表 で は 、Dと して 表 示 して い る。 こ のDデ イ の 解 釈 に 関 して も、 こ の 語 の 語 源 やXデ イ との 関 連 で 意 見 が 分 か れ て い る。 細 か い 議 論 を省 略 す れ ば 、 学 説 は 以 下 の2つ に分 か れ て い る もの と して 整 理 で き る。 多 数 意 見 は 、Xデ イ を満 月 、Dデ イ を新 月 とす る 解 釈 で あ る(以 下 これ をA学 説 とす る)(6〕。 こ れ に対 して 、Xデ イ を新 月 、Dデ イ を 満 月 と す る 少 数 意 見 が あ る(以 下 こ れ をB学 説 とす る)ω。 dwqhの 語 根 と して は、dwqが 考 え られ る が 、 そ の 意 味 は 「観 察 す る」 で あ る と さ れ る〔8)。A学説 に よ る と朔 の 後 に起 こ る新 月 の 出 現 が 観 察 され る 日 がDデ イ だ と言 う こ と に な る。 普 通 、 月 に 関 して 特 に 観 察 が 問 題 に な る の は 、 新 月 の 出現 で あ る か ら、 こ の 点 で はA学 説 に 説 得 力 が あ る 。 こ の 説 で は 、Xデ イ は満 月 、 つ ま り天 地 創 造 が 行 わ れ た 最 初 の水 曜 日に観 察 さ れ た 月 の 姿 は 満 月 で あ っ た こ とに な る。 こ れ と関 連 して 、4Q320の 断 片1、 第1 欄 の 冒 頭 で 「東 か ら出 現 」 す る と述 べ られ てい る 天体 は 、 月 で あ る と解 釈 さ れ る こ とに な る。 な る ほ ど 、神 が 天 地 を創 造 した 時 の 最 初 の 月 の 姿 が 、 新 月 な の か 満 月 なの か と な る と 、 満 月 で あ る と考 え る 方 が 自然 な よ う に思 わ れ る 。 しか しな が ら、 こ の 学 説 に 問題 が な い わ け で は な い 。 まず 、 太 陽 暦 を 採 用 し て い る カ レ ン ダ ー の 冒 頭 で(厳 密 に言 え ば 、 テ クス トの 冒頭 の1語 は 失 わ れ て い る が)な ぜ 、太 陽 の 出現 で は な くて 、 月 の 出 現 につ い て 語 られ て い る と 解 釈 しな け れ ば な ら な い の か が 問 題 に な る 。 「東 か ら出 現 」 す る と述 べ られ て い る 天体 を太 陽 で あ る とす る 解 釈 も成 り立 つ の で は な い か 。 さ らに 月 の 日
数(月 齢)を 数 え る の に、 新 月 か らで は な くて 満 月 の 欠 け始 め る 日か ら数 え る と い う習 慣 が 、 少 な くと もセ ム語 族 の 文 化 圏 で は一 般 的 で は な い とい う事 実 が あ る 。 そ こで 問 題 に な る のが 、B学 説 で あ る。 DJDの カ レ ン ダ ー テ ク ス トを担 当 して い るTalmonは 、Xデ イ を 新 月 とす る 。 この よ うな 月 齢 の 数 え方 は、 セ ム語 族 の文 化 圏 で は 一 般 的 で あ り、 旧約 の伝 承 と も一 致 す る{9}。ク ム ラ ン教 団 が この よ う な点 で 他 の カ レ ン ダ ー と の 違 い を立 て た と考 え る必 要 は な い 。 クム ラ ン と同 様 の太 陽 暦 を 採 用 して い る エ チ オ ピ ア語 エ ノ ク書73章4節 で も新 月 が 基 準 に な る 日の 数 え 方 に な っ て い る 。Dデ イの 方 は 、 正 確 に は 満 月 で は な くて 、 満 月 が 欠 け 始 め る の が 観 察 さ れ る 日 と い う こ と に な る。 さ ら に4Q320の 断 片1、 第1欄 の 冒頭 で 「東 か ら出現 」 す る と述 べ られ て い る 天 体 は 、 太 陽 で あ る とTalmonは 主 張 す る が 、 こ の場 合 直 後 の 「夕 か ら朝 まで 」 を どの よ う に解 釈 す べ き か が 問題 に な るo°}。 こ の点 か ら見 る とB学 説 に は や や 説 得 力 に 欠 け る と ころ が あ る 。 以 上 の よ う に 、ABい ず れ の学 説 を 採 用 す る に して も解 釈 に 幾 分 か 無 理 な と こ ろ が 生 じる。 以 下 に提 示 す る テ クス トの 翻 訳 で は、 現 在 ま で の 多 数 意見 に従 っ て 、A学 説 を採 用 して い る 。 しか しな が ら、TalmonのDJDで の 詳 細 な 解 説 か らは 多 く学 ぶべ き と ころ が あ る こ と を こ こ に記 して お く。 4.翻 訳 と注 釈 ㈲ 4Q320断 片1 【形 状 】 こ の 断 片 は 、 上 辺 の 方 が 大 きい 台 形 の よ う な形 を して い る。 最 大 横 幅 は 、ll.7セ ンチ 、 縦 は13.1セ ンチ あ る。 ほ ぼ 中央 の 幅 約1セ ンチ の ス リ ッ トに よ って2つ の 欄 に 区 分 さ れ る 。 第2欄 の左 側 に も5行 目 まで は 、 第3欄 との 間 の ス リ ッ トが 残 され て い て 、 第3欄 の2行 目 と4行 目の 先 頭 の 文 字 の 痕 跡 が か す か に 見 え て い るが 判 読 はで きな い 。 第1欄 の 右 側 は 失 わ れ て い る が 、 第2欄 の上5行 目 まで は完 全 に残 っ て お り、6行 目 も羊 皮 紙 の 左 側 が 欠 け て は い る が 、記 さ れ て い る文 字 は 完 全 に読 め る。 第2欄 で 最 も長 い 行 は3 行 目 で5.7セ ン チ あ る 。 第1欄 に残 さ れ て い る行 の 長 さ は 、3-4.5セ ンチ 程 5
度 で あ るが 、 こ こ に も第2欄 と同 じ位 の 大 き さの 欄 が 存 在 した もの と推 定 さ れ る。 この 巻 物 の 断 片 の 上 辺 は 、 か な り きれ い に残 っ て お り、 第1行 目 まで の 間 に は 幅 約1.5セ ンチ の 上 部 欄 外 余 白が 置 か れ て い る。 第1欄 の14行 目以 下 に も空 白部(下 部 欄 外 余 白)が 見 え る か ら、 こ の巻 物 は14行 か ら構 成 さ れ て い た こ とが 分 か る(12}。 *以 下 の訳 文 に お い て 、[…]は 、 テ ク ス トに は 存 在 しな い が 、 推 読 し て補 っ た 語 で あ る こ とを示 す 。(・ ・ ・)は 、 翻 訳 の都 合 上 、 意 味 を明 確 に す る た め に訳 者 が 補 っ た語 で あ る こ と を示 す 。 実 際 に は推 読 に も色 々 な 場 合 が あ る 。 例 え ば単 語 の 大 部 分 が 保 存 さ れ て い る場 合 に は 、 特 に推 読 と し て は 扱 わ な い。 次 の 訳 文 を例 に とる と、6行 目の 「[イェ ダ ア]ヤ 」 で は語 尾 のyhだ け が か ろ う じて 判 読 で き る。9行 目 「[ビル ガ]」 で は 、 語 尾 のhだ け が 残 っ て い るが 、 ビル ガ全 体 を 推 読 した よ う に表 記 す る しか な い 。 固 有 名 詞 の場 合 に は 、単 語 の ど の部 分 を補 っ た の か を表 記 す る こ とが 比 較 的 容 易 だが 、 他 の語 で は 、 原 文 に単 語 の 一 部 の ア ル フ ァベ ッ トが 残 さ れ て い て もそ れ を訳 文 で示 す の は 困難 で あ る 。5行 目 の 「最 初 」 の 場 合 で は この 語 の 語 尾nhが 残 され て い る の で 、 「最[初]」 と表 記 して い る。7 行 目の 「安 息 日」 は完 全 に推 読 に よっ て 補 わ れ た 語 で あ る。 第1欄 1-5… そ の 東 か ら の 出 現 の た め 、[創 造 の]基 礎 付 け の と き に 、 夕 か ら 朝 ま で 、 天 の 中 央[で]輝 く た め に 。(そ れ は 太 陽 暦 の)最[初]の 年 の1月 、[ガ]ム ル の(奉 仕 す る)週 の 第4日 に(当 た る)。 空 欄 。 6[イ ェ ダ ア]ヤ(の 奉 仕 す る 週)[の 第5日]。(そ れ は 太 陰 暦 の)第29 日 、(太 陽 暦 の)同 じ 月 の30日 に(当 た る)。 7[ハ]コ ツ(の 奉 仕 す る 週)[の 安,自、日]。(そ れ は 太 陰 暦 の)第30日 、(太 陽 暦 の)2月 の30日 に(当 た る)。 8[エ ル ヤ]シ ブ(の 奉 仕 す る 週)[の 第1日]。(そ れ は 太 陰 暦 の)第29 日、(太 陽 暦 の)3月 の29日 に(当 た る)。
9[ビ ル ガ](の 奉 仕 す る 週)[の 第3日]。(そ れ は 太 陰 暦 の)第30日 、(太 陽 暦 の)4月 の28日 に(当 た る)。 10[ペ タ]フ ヤ(の 奉 仕 す る 週)[の 第4日]。(そ れ は 太 陰 暦 の)第29日 、 (太 陽 暦 の)5月 の27日 に(当 た る)。 11[デ ラ ヤ](の 奉 仕 す る 週)[の 第6日]。(そ れ は 太 陰 暦 の)第30日 、(太 陽 暦 の)6月 の27日 に(当 た る)。 12[セ オ リ]ム(の 奉 仕 す る 週)[の 安 息 日]。(そ れ は 太 陰 暦 の)第29日 、 (太 陽 暦 の)7月 の25日 に(当 た る)。 13[ア ビ ヤ](の 奉 仕 す る 週)[の 第2日]。(そ れ は 太 陰 暦 の)[第30日]、 (太 陽 暦 の)8月 の25日 に(当 た る)。 14[ヤ キ ム](の 奉 仕 す る 週)[の 第3日]。(そ れ は 太 陰 暦 の)第2[9]日 、 (太 陽 暦 の)9月 の24日 に(当 た る)。 【注 釈 】 テ クス トの 冒 頭 に は 、 創 世 記1章14節 以 下 の 天 地 創 造 の 第4日 目に 関 す る 記 述 を 強 く意 識 した 詩 的 な 文 章 が 登 場 す る 。 こ の 日 は 、 先 に 述 べ たXデ イ に 当 た る。 1行 目:最 初 の 語 は失 わ れ て い る 。 「出 現 の た め」 と訳 した 語 は 、 動 詞 「見 る」(r'h)の ニ フ ァ ル形 不 定 詞 で あ る。 こ れ に は人 称 接 尾 辞 が付 い て い るが 、 当 然 の こ とな が ら母 音 符 号 が な い の で 、男 性 形 か 女 性 形 か を判 別 す る こ とが 出 来 な い 。 「東 か ら」 現 わ れ る天 体 が 、 月 な の か 太 陽 な の か に 関 して 論 争 さ れ て い る 。3行 目の 「夕 か ら朝 まで」 と い う表 現 か ら判 断 す る と 、満 月 で あ る と考 え られ る 。 2行 目:こ の 行 の 先 頭 、1行 目 と2行 目 の 問 に小 さ な文 字 で 、ryrhと 書 き 込 ま れ て い る の が何 とか 判 読 で き る。 但 し、 ア レフ の文 字 は見 え な い の で 、 推 読 の 結 果 で あ る。 これ を 「輝 くた め に」 と訳 し た 。 「天 の 中央 」 とい う表 現 は 、Talmonに よ れ ば 、 も っ ぱ ら太 陽 に 関 して 用 い られ る ア ラ ム 語 の 表 現 を想 起 させ る と言 う03)。「基 礎 付 け」 と訳 し た 語(yswd)は 、 動 詞ysdか ら の 派 生 語 。 こ の動 詞 は、 聖 書 の 天 地創 造 に 関 す る伝 承 に お い て き わ め て 重 要 7
な 役 割 を演 じてお り、 特 に大 地 の基 礎付 け に対 して用 い られ て い る(イ ザ ヤ 書48・13、 詩 篇104・5等)。 「基 礎 付 け 」 は 「創 造 」 と 同 義 語 的 に 用 い ら れ る 場 合 もあ る(イ ザ ヤ 書40・21、 ヨブ 記38・4参 照)。 3行 目:「 夕 か ら朝 まで 」 は 、創 世 記 ユ章 で 繰 り返 され る 「夕 と な り朝 とな っ た」 を意 識 した表 現 。 「週 」 の 原 語 は シ ャ ッバ ー トで あ る。 ク ム ラ ン 文 書 で は 、 「安,自、日」 で は な くて 「週 」 の 意 味 で 用 い られ る こ とが よ くあ る。 「週 の 第4日 」 は 、水 曜 日 を指 す 。6行 目の 「週 の 第5日 」 は木 曜 日で あ って 、 以 下 同様 の表 現 が つ づ く。 4行 目:「 ガ ム ル 」 は、 個 人 の 名 で は な く、 ガ ム ル の 子 孫 で あ る祭 司 で あ る こ と を示 す 回。彼 らは もち ろ ん系 図 を も っ て い た で あ ろ うが 、 む しろ 、 当 番 に 当 た る祭 司 の 組 の 名 称 と考 え た方 が よい 。 6行 目以 下:い わ ゆ るXデ イ を 示 す リス トで あ る 。7行 目の ハ コ ツ の 週 に 関 して は 、本 論 考 の 末 尾 の カ レン ダー 表 で は 、 ミヤ ミ ンの 週 の よ う に見 え る。 しか し実 際 に は 、 当 番 の祭 司 の 交 替 は、 安 息 日の 夕 方 に行 わ れ る か ら2月30 日の 月 の見 え る 夕 方 に は 、 す で にハ コ ツ の週 に 入 っ て い る こ とに な る。12行 目 に関 して も同 様 に7月25日 の安 息 日の 夕 方 は す で に セ オ リム の 担 当 に な っ て い る。 第2欄 1イ メ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第5日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第30日 、(太 陽 暦 の)10月 の23日(に 当 た る)。 2イ ェ ヘ ズ ケ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第6日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第29日 、(太 陽 暦 の)11月 の22日(に 当 た る)。 3ヨ ヤ リ ブ(の 奉 仕 す る 週)の 第1日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第30日 、(太 陽 暦 の)12月 の22日(に 当 た る)。 4第2年 。 空 欄 。 5マ ル キ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第2日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第29日 、(太 陽 暦 の)1月 の20日(に 当 た る)。 6イ ェ シ ュ ア(の 奉 仕 す る 週)の 第4日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第30日 、(太
陽 暦 の)2月 の20日(に 当 た る)。 7フ ッ パ(の 奉 仕 す る 週)の 第5日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第29日 、(太 陽 暦 の)[3月 の]ユ9日(に 当 た る)。 8ピ ッ ツ ェ ー ツ(の 奉 仕 す る 週)の 安 息 日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第30日 、(太 陽 暦 の)4月 の18日(に 当 た る)。 9ガ ム ル(の 奉 仕 す る 週)の 第1日 。[(そ れ は 太 陰 暦 の)第29日 、(太 陽 暦 の)5月 の17日](に 当 た る)。 10イ ェ ダ ア ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第3日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第30日 、[(太 陽 暦 の)6月 の17日(に 当 た る)]。 11ミ ヤ ミ ン(の 奉 仕 す る 週)の 第4日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第2[9日 、(太 陽 暦 の)7月 の15日(に 当 た る)]。 12シ ェ カ ン ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第6日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第3[0日 、 (太 陽 暦 の)8月 の ユ5日(に 当 た る)]。 13ビ ル[ガ](の 奉 仕 す る 週)の 安 息 日。[(そ れ は 太 陰 暦 の)第29日 、(太 陽 暦 の)9月 の14日(に 当 た る)]。 14[ペ タ フ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第2日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第30日 、(太 陽 暦 の)10月 の13日(に 当 た る)]。 【注 釈 】 第1欄 の つ づ き。Xデ イ の リス トが つ づ く。4行 目 か らは 第2年 目 の リス ト。 1行 目:「 イ メ ル の」 は 、1行 目の 上 、 つ ま り上 部 余 白 に小 さ く書 き込 ま れ て い る 。 脱 落 に気 づ い た 筆 記 者 が後 か ら補 筆 した の で あ ろ う。 4Q320断 片2 【形 状 】 こ の 断 片 の大 き さ は 、横 約8セ ンチ 、 縦 約5,3セ ンチ で あ る。 欄 の 上 の方 が 失 わ れ て い る。 断 片1第2欄 の つ づ き に な る は ず の 第3欄 の 下 の 部 分 で あ る と考 え られ 、 失 わ れ た 上 の部 分 に は8行 が 存 在 した と推 定 さ れ る 。9 行 目 は 、 冒 頭 の3字 しか残 って い な い し、10行 目 も途 中 か ら は 下 の 半 分 が 残 っ て い る だ け で あ る。 しか し なが ら、 断 片1第2欄 に つ づ く第3欄 と して ほ 9
ぼ完 全 に読 め る 。1行 目 か ら8行 目 ま で は 、 こ の よ うな 方 法 に よ って 復 元 可 能 で あ る が 、 こ こで は少 しで もテ ク ス トの 残 っ て い る9行 目以 下 の み を訳 す 。 9イ[エ シ ュ ア](の 奉 仕 す る 週)の 第1日 。[(そ れ は 太 陰 暦 の)第29日 、 (太 陽 暦 の>7月 の5日(に 当 た る)]。 10フ ッパ(の 奉 仕 す る 週)の 第3日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第30日 、(太 陽 暦 の)8月 の5日(に 当 た る)。 11ヘ ジ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第4日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第29日 、(太 陽 暦 の)9月 の4日(に 当 た る)。 12ヤ キ ン(の 奉 仕 す る 週)の 第6日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第30日 、(太 陽 暦 の)10月 の3日(に 当 た る)。 13イ ェ ダ ア ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 安 息 日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第29日 、(太 陽 暦 の)11月 の2日(に 当 た る)。 14[ミ ヤ]ミ ン(の 奉 仕 す る 週)の 第2日 。(そ れ は 太 陰 暦 の)第30日 、(太 陽 暦 の)12月 の2日(に 当 た る)。 【注 釈 】 断 片1、 第2欄 の つ づ き。 第3年 目 の7月 以 下 のXデ イ の リ ス トに な っ て い る 。 4Q320断 片3 【形 状 】横 約4セ ンチ 、 縦 約6セ ンチ か ら な る ほ ぼ 長 方 形 の 断 片 で あ る。2 つ の欄 か らな り、 左 寄 りの 中央 に 幅 約1セ ン チ の ス リ ッ トが あ る。 第1欄 2[…]聖 な る 年 々 。3[…]創 造 、 聖4-5[…][ガ ム]ル[の 子 ら](の 奉 仕 す る)週 の 第[4日]、 す べ て の 年 々 の 始[め]。 6[…]第2の ヨ ベ ル の[オ ー ト]一 ト。7[17オ ー トー]ト 。 空 欄 。
1注 釈1 3行 目:「 創 造」 を童味 す るbrジhは 、4Q319の 「オ ー トー ト(し る し}文 霞」 に も出 る。 こ の行 の 最 後 の 語 「聖 」 が 、 講 文 上 す ぐ前 の 「創 造 」 と 関 係 す る の か ど う か は 分 か ら な い。 お そ ら く、 「創 造 」 まで が ひ とつ の 文 で あ ウ て.「 聖 」 は 次 の 行 の 語 と関係 す るの で あ ろ う。 4-5行 自:「 す べ て の 年 々 の 始[め]」 は、 断 片1の 第 ユ欄 が 言 及 す る こ の カ レ ン ダ ーの 冒 頭 の 口の こ と を指 す の で あ ろ う。 か ろ う じて 判 続 可 能 な5 行FIの 最 初 の 文 三1引ま、 ラ メ ドで あ る阜 こ れ は 人 名Gamu1の 最 後 の 丈 字 で あ る と推 定寄 れ る。 そ うす る と4行 目 の判 読 困 難 な 部 分 が 、 第4日 す な わ ち水 1曜日を 意 昧 す る と解 釈 さ れ る。 断 片4第2欄 参 照 。 す で に 迩 べ た よ う に 、 こ の カ レ ン ダ ーの 工月 圭日 は 、常 に 水 曜 日で あ る。 6-7行 目:4Q319の 「オ ー トー ト(し る し}文 書 」参照 樋。 こ れ 以 上 の 説 明 は 、 こ こで は省 略 す る。 第2欄 腎⊥ ワ 臼 3 ヰ = U 非 リ ワ . 卜 一 】 […]の 犠 牲 を も っ て 、[…] 日 々[・ ・ 申〕 聖[… ユ 第2、30[…] 第3、3[1-・] 第4、301…] 【注 釈 】 工そ予目:先 頭 の 文 字!の一 部 力{見 え る カ㌔ メ ム と も ベ ー ト と も 読 め る0 5行 旧:「 第2」 は 、2月 を 意 味 し 、30日 か ら な る こ と を 述 べ る の で あ ろ う。 以 下 の 行 も3月 が3ユ 臼,4月 が30日 あ る と 読 ぬ る 。 こ れ 以 上.椎 定 し て も あ ま り意 味 が な い 。 u
4Q320断 片4 【形 状 】 断 片4と して 扱 わ れ て い る の は 、 最 大 横 幅18.5セ ンチ 、 縦10.7セ ン チ の 虫 食 い の 激 しい 断 片(こ れ を 断 片Aと す る)と 横6.5セ ン チ 、 縦6セ ン チ の 同 じ く虫 食 い の 激 しい 断 片(こ れ を 断 片Bと す る)に2つ の 小 片 を 加 え た もの で あ る 。 これ らを合 成 して復 元 す れ ば 、横22.3セ ンチ 、 縦13.5セ ン チ の大 き さ に な る 。 た だ し、殿 損 が 激 し いの で 、 そ の半 分 以 上 は 欠 け て い る。 こ の 断 片4に は 、 合計6つ の欄 が 残 され て い る が 、 通 常 の ク ム ラ ンの 巻 物 と は異 な り、 各 欄 の 横 幅 が 相 当 異 な っ て い る 。 断 片Bに は 、 第1、 第2、 第 3各 欄 の 下 の 方 、 約3分 の1が 保 存 さ れ て お り、 断 片Aに は 、 第3欄(1 行 目か ら9行 目 まで)と 第4、 第5、 第6欄 の 一 部 が 保 存 され て い る。 第1 欄 の横lll畠は よ く分 か ら な い が 、19字 分 程 度 の ス ペ ー スが あ った と推 定 さ れ る。 第2欄 の横 幅 は約2セ ンチ 、文 字 数 に して 最 大13か ら14文 字 程 度 で あ る。 と こ ろ が 、 第3欄 と第5欄 の横 幅 は約4セ ンチ あ る。 第4欄 は 約3セ ンチ 、 第 6欄 は2.7セ ン チ と な っ て い て 一 定 しな い 。 各 欄 の 問 の ス リ ッ ト も例 え ば 、 第2欄 と第3欄 の 問 が7ミ リほ ど しか な い の に対 して 、 第4欄 と第5欄 の 問 は2.5-3セ ンチ もあ る 。 な お 、 写 真 で み る と、 第3欄 と第4欄 の 間 お よ び 第5欄 と第6欄 の 間 に は、 羊 皮 紙 を縫 い 合 わせ た 糸 が 見 え て い る 。 なぜ この よ う な巻 物 が 出来 上 が っ た の か につ い て は、 色 々 な推 定 が 可 能 で あ る。 内 容 的 に見 る と第3欄 か ら祭 日の 一 覧 が 始 ま っ て い る か ら 、 第1欄 と第2欄 に 関 して は 、先 行 す る テ クス トの末 尾 に付 け られ た結 び の こ とば で あ る 可 能 性 を 排 除 す る こ と は 出来 な い が 、 第3欄 か ら始 ま る祭 日一 覧 の 前 文 の よ う な もの が こ こ に あ る と考 え る の が 自然 で あ ろ う。 しか し、 そ れ が な ぜ こ の よ う に ス ペ ー ス を切 り詰 め た形 で 書 か れ て い る の で あ ろ うか 。 第3欄 が 書 か れ た後 で 、 筆 記 者 が 余 白 に無 理 に 書 き込 ん だ た め な の で あ ろ うか 。 第4欄 と第5欄 の 幅 の 違 い も気 に な る 。筆 写 した者 が 全 体 の 字 配 りの 予 想 を誤 った か らか らで あ ろ うか 。 何 と も説 明 の 困 難 な巻 物 の 出 来 具 合 で あ る。 第1欄 11[…]ヨ ヤ リ[ブ]
12[…]マ ル キ ヤ 13[…][イ ェ]シ ュ ア 14[…]イ ェ シ ェ プ ア ブ 【注 釈 】 第1欄 と第2欄 の 下 部 の欄 外 余 白 が 認 め られ る こ とか ら、「イ ェ シ ェ ブ ァ ブ」 で14行 目が 終 わ って い た と推 定 され る。 人名 の 並 び 方 か ら判 断 して 、 カ レ ン ダー 第5年 の9月 か ら12月 ま で の 各 月 の 開 始 日 が 、 どの 祭 司 の 組 の 当 番 に な って い る か を示 す リス トの 一 部 で は な い か と解 釈 され て い る 。 例 え ば 、 第5 年 の9月1日(日 曜 日)は 、 ヨヤ リ ブ の 担 当 す る 週 に な っ て い る。 第2欄 10日 々 、 ま た 諸 週 の た め に 11月 々 の た め に 12ま た 年 々[の た め]、 ま た 解 放 の(年 の)た め に 、 13-14ま た ヨ ベ ル の 年 の た め 。 ガ ム ル の 子 ら の(奉 仕 す る)週 の 第4日 に 【注 釈 】 1-9行 目 は ま っ た く存 在 しな い が 、10-14行 目 は 、 ほ と ん ど完 全 に残 っ て い る 。 こ こで 「… の た め に」 と訳 して お い た前 置 詞 は、1で あ る。 10行 目:「 日 々」(hymym)に は定 冠 詞 が 付 い て い る の で 、9行 目 の 最 後 の 語 が 連 語 形 で あ っ た 可 能 性 が 高 い。 例 え ば 「す べ て の 日 々 の た め に」(lkl hymym)と な っ て い た の だ ろ う 。忌bt(シ ャ ッバ ー ト)の 意 味 は 、 こ こ で は 「安 息 日」 で は な くて 、 「週 」 で あ る。14行 目の シ ャ ッバ ー トも 同 じ意 味 で あ る 。 12行 目:「 解 放 の(年)」(ヨ 叫ym)は 、男 性 名 詞 の複 数 形 で あ る 。 こ の 語 は、 申命 記15章1節 以 下 の シ ェ ミ ッ タ ー(女 性 名 詞)つ ま り 「負 債 の免 除 」 と関 係 して い る よ う に思 わ れ る。 こ の よ う な負 債 免 除 は 、7年 目の 終 わ りご と に 実施 さ れ る こ と に な って い る。 レ ビ記25章 に も7年 ご との 「安 息 年 」 の規 定 13
が あ る 。 こ こ で の 誉mtymの 意 味 は 、1⇔Sの 第10欄7行 目 以 下 の 「週 年 」 つ ま り7年 周 期 と 同 じ と 考 え ら れ る116}。 13-14行 目:こ こ で は 、 「ガ ム ル の(奉 仕 す る)週 」 で は な く て 、 「ガ ム ル の 子 ら の(奉 仕 す る)週 」 と な っ て い る 。 こ の 週 の 第4日 、 つ ま り水 曜 日 か ら 、 第 一 年 目 の1月1日 は 始 ま っ て い る 。 断 片1第1欄 の 冒 頭 を 参 照 。 第3欄 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 第1年 、 そ の 祭 日 。 メ オ ズ ヤ の 子 ら の 週 の 第3日 。 空 欄 。 過 越 。 イ ェ ダ ア[ヤ](の 奉 仕 す る 週)[の]第1日 、[(大 麦 の)初 穂]の 揺 祭 。 セ オ リ ム(の 奉 仕 す る 週)の 第5日 、[第2の]過 越 。 イ ェ シ ュ ア(の 奉 仕 す る 週)の 第1日 、 七 週 の 祭 。 メ オ ズ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第4日 、 記 念 の 日 。 ヨ ヤ リ ブ(の 奉 仕 す る 週)の 第6[日]。 順 罪 の 日 、 第7[の 月 に]。 空 欄 。 [イ ェ ダ]ア ヤ(の 奉 仕 す る 週)[の 第4日]、 仮 庵 の 祭 。 空 欄 。 第2(年)、 そ の 祭 日 。 セ オ リ ム(の 奉 仕 す る 週)[の 第3日]、 過 越 。 ミヤ[ミ]ン(の 奉 仕 す る 週)[の 第1日]、[(大 麦 の)初 穂]の 揺 祭 。 [ア]ビ ヤ[(の 奉 仕 す る 週)の 第5日 、 第2の 過 越 。] 【注 釈 】 ク ム ラ ン教 団 で は 、 祭 日の 月 日 と曜 日 は 固定 さ れ て い た 。 た だ 、 当 該 の 日 の 祭 司 の 当番 は 、年 に よ っ て 異 な り、6年 間 で 一 巡 す る 。 そ こ で6年 分 の 当 番 表 を作 成 して お い た の で あ る。 こ の 表 に よっ て ク ム ラ ン教 団 で は 、 どの よ う な祭 日 を設 け て い た か が分 か る。 旧 約 で 「三 つ の巡 礼 祭 」 と して規 定 され て い る(出 エ ジ プ ト記23章14節 以 下 、34章18節 以 下 、 申命 記16章)ペ サ ハ(過 越 の祭)、 シ ョ ヴ オ ト(七 週 の祭)、 ス コ ト(仮 庵 の祭)は 、 こ こ で も祝 わ れ
て い た 。 但 し、 シ ョ ヴ オ ト(女 性 名 詞 複 数 形)は 、 シ ェ ヴ イ ー ム(男 性 名 詞 複 数 形)と 呼 ば れ て い る 。 こ こで 言 及 され て い る祭 日の 日付 を 確 認 す る と以 下 の よ う に な る 。1月14 日、 過 越 。 初 穂 の 揺 祭1月26日 。 第2の 過 越 、2月14日 。 七 週 の 祭 、3月15 日。 記 念 の 日、7月1日 。 蹟 罪 の 日、7月10日 。 仮 庵 の 祭 、7月15日 。 レ ビ記23章11節 に よれ ば オ メ ル(大 麦 の 初穂)は 「安,自、日の 翌 日」 に揺 祭 と して捧 げ る こ とが 定 め ら れ て い る。 ク ム ラ ンで は これ が 忠 実 に守 ら れ て い た こ とが分 か る。 こ の 日か ら50日 後 が 七 週 の 祭(ペ ン テ コ ス テ)に な る(レ ビ記23章16節)。 ク ム ラ ンで は、3月15日 の 日曜 日が 七 週 の 祭 と定 め ら れ て い て これ は動 か な い 。 モ ー セ 五 書 に は 、 こ の祭 りの 月 日に 関 す る規 定 が ない 。 そ の た め 、 サ ドカ イ派 とパ リサ イ派 の 間 で 論 争 が 起 こ る こ とに な っ だ171。パ リサ イ派 の 規 定 に よれ ば 、 ニ サ ン月16日(こ れ は過 越 の 祭 の 第2日 とい う こ とに な る)が オ メル を捧 げ る 日 とな り、 こ の 結 果 、 シ ワ ン 月6日 が 七 週 の祭 と定 め られ る こ と に な っ た 。 しか し こ の よ う に定 め る と、 レ ビ記23章11節 の オ メル の 揺 祭 を捧 げ る 日は 「安 息 日 の翌 日」 で あ る とす る規 定 は無 視 さ れ る こ と に な る 。 パ リサ イ 派 の 暦 は 太 陰 暦 で あ っ て祭 日の 曜 日は動 くか らで あ る。 さ ら に この オ メ ル を捧 げ る 日 は、 元 々 大 麦 の 収 穫 と関 係 す る農 民 の 祭 日で あ るか ら、 季 節 と一 致 して い な けれ ば な ら な い 。 この 点 で も太 陽暦 の 方 が ず れ は少 な い 。 過 越 に関 して い う と、 聖 書 は1月14日 の夕 方 を過 越 と定 め て い る(レ ビ記 23章5節)。 ク ム ラ ン で も もち ろ ん こ の 日付 を守 っ て い る が 、 こ れ に は 元 々 「満 月 の夜 」 で あ る とい う意 味 が あ る 。 した が っ て 太 陰 暦 に よ らな け れ ば 、 実 質 的 に は こ の 規 定 を守 っ た事 に は な らな い 。 こ の 点 か らい う とパ リサ イ 派 の 方 が 、聖 書 の 規 定 に忠 実 とい う こ とに な る。「種 入 れ ぬパ ンの 祭(除 酵 祭)」 に関 して は 、 こ の リ ス トに は 記 載 が な い が 、4Q326に は 、 「週 の 第4日 」 と の 記 載 が あ る個。 つ ま り過 越 の 翌 日の 水 曜 日 とい う こ と に な る 。 現 代 の ユ ダヤ 教 で は、 秋 か ら新 年 が 始 ま る 。 つ ま り旧 約 時 代 の7月 が1月 に な る 。 クム ラ ン カ レ ンダ ー の 言 う 「記 念 の 日」 は 、 現代 の ロ ー シ ュ ・ハ ッ シ ャ ー ナ ー に相 当 す る こ と に な る 。 こ の 日か ら順 罪 の 日の 準 備 が 始 ま っ た の 15
で あ ろ う 。 第4欄 1[フ ッ]パ(の 奉 仕 す る 週)の 第1日 、 七 週[の 祭 。] 2セ オ リ ム(の 奉 仕 す る 週)の 第4日 、[記]念 の 日 。 3マ ル キ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第6日 、 購 罪 の 日 。 4ミ ヤ ミ ン(の 奉 仕 す る 週)[の 第4日]、 仮 庵 の 祭 。 5空 欄 。 6第3(年)、 そ の 祭 日 。 7ア ビ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第3日 、 過 越 。 8シ ェ カ ン ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第1日 、(大 麦 の)初 穂 の 揺 祭 。 9ヤ キ ム(の 奉 仕 す る 週)の 第5日 、 第[2の]過 越 。 10ヘ ジ ル(の 奉 仕 す る 週)の[第1日]、[七 週 の 祭 。] 11[ア ビ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第4日 、 記 念 の 日。] 12-13欠 14[第4年 、 そ の 祭 日 。] 第5欄 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 [ヤ キ]ム(の 奉 仕 す る 週)[の 第3日]、 過 越 。 [イ ェ シ ェ]プ ア ブ(の 奉 仕 す る 週)の 第1日 、(大 麦 の)初 穂 の 揺 祭 。 [イ]メ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第[5]日 、 第2の 過 越 。 [ピ ッ]ッ ェ ー ッ(の 奉 仕 す る 週)[の 第1日]、 七 週 の[祭 。] ヤ キ ム(の 奉 仕 す る 週)の 第4[日]、 記 念 の 日。 フ ッパ(の 奉 仕 す る 週)の[第6日]、 蹟 罪 の 日。 イ ェ シ ェ プ ア ブ(の 奉 仕 す る 週)の[第4日]、 仮 庵 の 祭 。 空 欄 。 [第5(年)、]そ の 祭 日 。 イ メ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第3日 、 過 越 。 [ピ ッ]ツ ェ ー ツ(の 奉 仕 す る 週)[の 第1日]、(大 麦 の 〉 初 穂 の 揺 祭 。
12イ ェ ヘ ズ ケ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第5[日]、 第2の 過 越 。 13[ヨ ヤ リ]ブ(の 奉 仕 す る週)[の 第1日]、[七 週 の]祭 。 14[イ メ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第4日 、 記 念 の 日 。] 第6欄 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 ヘ ジ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第6日 、 順 罪 の 日。 ピ ッ ツ ェ ー ツ(の 奉 仕 す る 週)の 第4日 、 仮 庵 の 祭 。 空 欄 。 第6(年)、 そ の 祭 日 。 イ ェ ヘ ズ ケ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第3日 、 過 越 。 ガ ム ル(の 奉 仕 す る 週)の 第1日 、(大 麦 の)初 穂 の 揺 祭 。 マ ア ズ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第[5日]、[第2の]過 越 。 マ ル キ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第1[日]、[七 週 の]祭 。 イ ェ ヘ ズ ケ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第4[日 、 記 念 の 日]。 ヤ キ ン(の 奉 仕 す る 週)の 第6[日 、 蹟 罪 の 日]。 [ガ ム ル(の 奉 仕 す る 週)の]第4[日 、 仮 庵 の 祭]。 【注 釈 】 第4欄 か ら第6欄 まで で2年 目の 後 半 か ら6年 目の 終 わ り まで の祭 日の 表 が 完 成 して い る。 4Q321断 片1と 断 片2 【形 状 】 断 片1と 断 片2は 、 同 じ文 書 の 第1欄 と第2欄 を含 ん で い る。 断 片 1が 第1欄 の 右 側 を保 存 す る(も っ と も右 端 は失 わ れ て い るが)の に対 して、 断片2が 第1欄 の 左 端 の3-8行 目 と第2欄 の 一 部 を保 存 す る とい う 関係 に あ る 。 マ ル チ ネ版 で は 、 断 片1、2、3を すべ て 「断片1」 と して 扱 っ て い るが 、 これ は3つ の 断 片 が あ き らか に 同 じ文 書 の 第1-3欄 に 当 た る か らで あ る 。DJDの 言 う断 片1は 横 幅 最 大8.4セ ンチ 、 縦 最 大8セ ンチ の 虫 食 い の 激 しい 断 片 で あ る 。 上 の 縁 は4セ ンチ ほ ど きれ い に残 っ て お り、 幅1 .3セ ン 17
チ の 上 部 余 白が あ る。 こ こか ら8行 文 字 が 書 か れ 下 部 の 余 白 に は 幅1.5セ ン チ が と られ て い る。4行 目が 最 も よ く残 さ れ て い る が 、 こ の 行 で も右 端 は7 字 分 ほ ど欠 け て い る と推 定 さ れ る 。断 片2は 、横lll笛が 最 大13.5セ ン チ 、縦7.4 セ ンチ あ る が 、 虫 食 い が 激 し く、 第2欄 の文 字 の 書 か れ た 部 分 の 中 央 部 が 、 上 か ら下 に か け て失 わ れ て お り、 下 の 余 白部 で か ろ う じて左 右 につ な が っ て い る。 右 端 に は 第1欄 の 左 端 が 残 さ れ 、 そ の左 側 に 幅1-1.3セ ン チ の 余 白 (ス リ ッ ト)が あ っ て 、 第2欄 が 始 ま っ て い る。 こ こ に も8行 書 か れ て い た こ と が 分 か る。 上 部 余 白 は ほ と ん ど残 っ て い な い が 、 下 部 の 余 白 は 幅1.5セ ンチ で ほ とん ど残 され て い る 。 テ クス トを完 全 に復 元 した 状 態 で見 る と、 第 1欄 に は1行 あ た り67-70文 字 分 の ス ペ ー ス が 、 第2欄 に は77-85文 字 分 の ス ペ ー ス が 存 在 す る こ と に な る 。 こ の よ う に 第2欄 の方 が 少 し大 きい 。 第1欄 1[イ ェ ダ ア ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第1日(つ ま り 日 曜 日)は 、]同 じ 月 の 第12日 。(満 月 は 、)ア ビ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第2日 、[8月 の]2[5 日(に 当 た る)。 新 月 は 、 ミ ヤ ミ ン(の 奉 仕 す る 週)の 第3日 、] 2同 じ 月 の[12日(に 当 た る)。](満 月 は 、)ヤ キ ム(の 奉 仕 す る 週)の 第 3日 、[9月 の2]4日(に 当 た る)。[新 月 は 、 シ ェ カ ン ヤ 3(の 奉 仕 す る 週)の 第4日 、]同 じ 月 の1[1日(に 当 た る)。](満 月 は 、) イ メ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第5日 、10月 の23日(に 当 た る)。[新 月 は 、 イ ェ]シ ェ プ ア ブ(の 奉 仕 す る 週)[の 第6日 、 4同 じ 月 の10日(に 当 た る)。](満 月 は 、)イ ェ ヘ ズ ケ ル(の 奉 仕 す る 週) の 第6日 、11月 の22日(に 当 た る)。[新 月 は 、]ペ タ フ ヤ(の 奉 仕 す る 週) [の 安 息 日 、] 5[同 じ 月 の9日(に 当 た る)。](満 月 は 、)ヨ ヤ リ ブ(の 奉 仕 す る 週)の 第1日 、12月 の22日(に 当 た る)。[新 月 は 、]デ ラ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の [第2日 、 6同 じ 月 の9日(に 当 た る)。 空 欄 。][第]2[年 の]最 初 の(満 月 は 、) マ ル キ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第2日 、[1月 の2]0日(に 当 た る 。)新 月 は 、
7[ハ リ ム(の 奉 仕 す る 週)の 第3日 、]同 じ 月 の7日(に 当 た る)。(満 月 は 、)イ ェ シ ュ ア(の 奉 仕 す る週)の 第4日 、2月 の20日(に 当 た る)。 [新 月 は 、 ハ 」コ ツ(の 奉 仕 す る 週)[の 第5日 、 同 じ 月 の]7日(に 当 た る)。 8[(満 月 は 、)フ ッ パ(の 奉 仕 す る 週)の 第5日 、]3月 の1[9日(に 当 た る)。]新 月 は 、[エ]ル[ヤ シ]ブ(の 奉 仕 す る 週)[の 第]6日 、[同 じ 月 の]6日(に 当 た る)。(満 月 は 、)ピ ッ ツ ェ ー ツ(の 奉 仕 す る 週)の 安[息 日]。 【注 釈 】 何 年 の 何 月 何 日 にXデ イ とDデ イ が 起 こ り 、 祭 司 の ど の 組 の 当 番 の 日 に な っ て い る か を 表 示 し て い る 。 翻 訳 に あ た っ て は 、A学 説 に 従 っ てXデ イ を 満 月 の 日 と し 、duqahの 起 こ る 日(Dデ イ)を 「新 月 」 と し た 。 第1欄 は 、 第1年 の7月 の 途 中 か ら 始 ま っ て い る 。 ヘ ブ ラ イ 語 のbw'に 関 し て は 、Maier は 、 「入 る 事 」 と動 詞 の 分 詞 に と る が 、Talmon等 は 、 前 置 詞 のbに 人 称 接 尾 辞 が つ い た も の と解 釈 す る 。 後 者 の 読 み 方 を 採 用 し た 。 第2欄 1[4月 の18日 。 新 月 は 、 イ メ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第1日 、]同 じ 月 の 「5日(に 当 た る)。](満 月 は 、)[ガ ム ル](の 奉 仕 す る 週)の 第1日 、 [5月 の17日(に 当 た る)。] 2[新 月 は 、 イ ェ]ヘ ズ[ケ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第2日 、 同 じ月 の4日 (に 当 た る)。(満 月 は 、)イ ェ ダ]ア ヤ(の 奉 仕 す る 週)[の 第3日 、6月 の17日(に 当 た る)。 新 月 は 、] 3メ オ ズ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の[第4日 、]同 じ 月 の4日(に 当 た る)。 (満 月 は 、)[ミ ヤ ミ ン(の 奉 仕 す る 週)の]第4日 、7月 の[15日(に 当 た る)。]新 月 は 、[セ オ リ ム(の 奉 仕 す る 週)の 第5日 、]同 じ 月 の[2 日(に 当 た る)。] 4(満 月 は 、)シ ェ カ ン ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第6日 、[8月 の1]5日(に 19
当 た る)。[新]月 は 、 ア ビ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 安 息 日 、 同 じ月 の2日(に 当 た る)。[(満 月 は 、)ビ ル ガ(の 奉 仕 す る 週)の 安 息 日 、] 59月 の14日(に 当 た る)。 新 月 は 、[フ ッ パ(の 奉 仕 す る 週)の 第1日 、] 9月 の[1日(に 当 た る)。]2回 目 の 新[月 は 、 ヘ ジ ル(の 奉 仕 す る 週)] の 第3日 、 6[同 じ]月 の[3]1日(に 当 た る)。(満 月 は 、)ペ タ フ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第2日 、[10月 の13]日(に 当 た る)。 新 月 は 、[ヤ]キ ン(の 奉 仕 す る 週)の 第4日 、[同 じ 月 の2]9日(に 当 た る)。 7(満 月 は 、)[デ ラ]ヤ(の 奉 仕 す る 週)[の 第3]日 、[1]1[月]の 12日(に 当 た る)。[新]月 は 、 ヨ ヤ リ[ブ](の 奉 仕 す る 週)の 第6日 、[同] じ 月 の29日(に 当 た る)。[(満 月 は 、)ハ リ ム(の 奉 仕 す る 週)の 第5日 、] 812月 の12日(に 当 た る)。 新 月 は 、 ミ ヤ ミ ン(の 奉 仕 す る 週)の 安 息、日 、 [同 じ]月 の28日(に 当 た る)。 空 欄 。 第3(年)[ハ コ ツ(の 奉 仕 す る 週) の 第6日 、10日(に 当 た る)。] 【注 釈 】 第1欄 の つ づ き で 、 第2年 の4月 か ら 始 ま っ て い る 。 断片3 【形 状 】横 幅8セ ンチ 、 縦5,8セ ンチ の ほ ぼ長 方 形 を して い る。 こ こ に は 断 片 1と2と 同 じ文 書 の 第3欄 の3-8行 目が 残 され て い る。 下 方 の 余 白 は 一 部 が残 っ て お りそ の 幅 は1.6セ ンチ あ る 。 第3欄 1[最 初 の 月 。 新 月 は 、 シ ェ カ ン ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第2日 、 同 じ 月 の 27日(に 当 た る)。(満 月 は 、)ヤ キ ム(の 奉 仕 す る 週)の 第1日 、2月 の 10日(に 当 た る)。 新 月 は 、 イ ェ シ ェ プ ア ブ(の 奉 仕 す る 週)の 第3日 、 同 じ 月 の26日(に 当 た る)。(満 月 は 、)イ メ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第2日 、] 2[3月 の9日(に 当 た る)。 新 月 は 、 ピ ッ ツ ェ ー ツ(の 奉 仕 す る 週 〉 の
第5日 、 同 じ 月 の26日(に 当 た る)。(満 月 は 、)イ ェ ヘ ズ ケ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第4日 、4月 の8日(に 当 た る)。 新 月 は 、 ガ ム ル(の 奉 仕 す る 週)の 第6日 、 同 じ月 の24日(に 当 た る)。] 3[(満 月 は 、)メ オ ズ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第5日 、5月 の7日(に 当 た る)。 新]月 は 、 バ リ[ム](の 奉 仕 す る 週)の 第1日 、 同 じ 月 の[24日(に 当 た る)。](満 月 は 、)マ ラ[キ ヤ](の 奉 仕 す る 週)の 安 息 日 、[6月 の7 日(に 当 た る)。 新 月 は 、 コ ー ツ(の 奉 仕 す る 週)の 第2日 、 4同 じ 月 の23日(に 当 た る)。(満 月 は 、)イ ェ シ ュ ア(の 奉 仕 す る 週)の 第1日 、]7月 の[5日(に 当 た る)。]新 月 は 、 エ ル ヤ シ ブ(の 奉 仕 す る 週)の 第4日 、[同 じ 月 の2]2日(に 当 た る)。[(満 月 は 、)フ ッパ(の 奉 仕 す る 週)の 第3日 、8月 の5日(に 当 た る)。 新 月 は 、 5ピ ル ガ(の 奉 仕 す る 週)の 第5日 、 同 じ 月 の21日(に 当 た る)。](満 月 は 、)ヘ ジ ル(の 奉 仕 す る 週)の 第4日 、9月 の4日(に 当 た る)。 新 月 は 、 イ ェ[ヘ ズ ケ ル](の 奉 仕 す る 週)の 安 息 日 、[同 じ 月 の21日(に 当 た る)。 (満 月 は 、)ヤ キ ン(の 奉 仕 す る 週)の 第6日 、10月 の3日(に 当 た る)。] 6[新 月 は 、 メ オ ズ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第1日 、]同 じ 月 の1[9日(に 当 た る)。](満 月 は 、)イ ェ ダ ア ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 安 息 日 、11月 の2日 (に 当 た る)。 新 月 は 、[セ オ リ ム(の 奉 仕 す る 週)の 第3日 、 同 じ 月 の19 日(に 当 た る)。(満 月 は 、)ミ ヤ ミ ン(の 奉 仕 す る 週)の 第2日 、] 7[12月 の2日(に 当 た る)。 新]月 は 、 ア ビ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第4 日 、 同 じ月 の18日(に 当 た る)。 空 欄 。 第4年 。(最 初 の 満 月 は 、)シ ェ カ ン[ヤ](の 奉 仕 す る 週)の 第4日 、[1月 の1日(に 当 た る) 。 第2(の 満 月 は 、)イ ェ シ ェ プ ア ブ(の 奉 仕 す る 週)の 第5日 、 同 じ 月 の30日(に 当 た る)。] 8[新 月 は 、 ヤ キ ム(の 奉 仕 す る 週)の 第6日 、]1月[の17日(に 当 た る)。](満 月 は 、)[ぺ]タ フ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 安 息 日 、2月 の30日(に 当 た る)。 新 月 は 、 ヘ ジ[ル](の 奉 仕 す る 週)の 第1日 、[同 じ 月 の17日 (に 当 た る)。(満 月 は 、)デ ラ ヤ(の 奉 仕 す る 週)の 第1日 、29日 。] 21
【注 釈 】 第2欄 の つ づ き で 、 第3年 の1月 か ら始 ま っ て い る 。 注 (D蛭 沼 寿 雄 ・関 根 正 雄 著 「死 海 文 書 の 全 容 」 『死 海 文 書 』 日本 聖 書 学 研 究 所 編 、 山 本 書 店(1963年)36-38頁 。K・ ベ ル ガ ー 著 、 土 岐 健 治 監 訳 『死 海 文 書 と イ エ ス 』 教 文 館(2000年)、62頁 以 下 。 高 橋 正 男 著 「ク ム ラ ー ン宗 教 集 団 暦 」 『地 中 海 の 暦 と祭 』 地 中 海 学 会 編 、 刀 水 書 房(2002年)、 46-49頁 に は 、 こ の 暦 の 特 徴 が 詳 し く 紹 介 さ れ て い る 。 (2)K・ ベ ル ガ ー=注(1)、63頁 。 (3)ShemaryahuTalmon,KalenderundKalenderstreitinderGemeindevon Qumran,in:GesellschaftundLiteraturinderHebraischenBibe1:ges. Aufs乱tze,NeukirchenerVerl.Bd.1(1988)152f£ 同 じ地 域 の 教 団 の 内 部 で 祭 日 が1日 で も 異 な れ ば 事 態 は 深 刻 で あ る 。 こ の 論 文 でTalmonは 、 タ ル ム ー ド に 記 さ れ た 次 の よ う な エ ピ ソ ー ド を 紹 介 し て い る(158£)。 新 月 の 観 測 を め ぐ っ て サ ン ヘ ド リ ン の 議 長 で あ っ た ラ バ ン ・ガ マ リ エ ル と ラ ビ ・ヨ シ ュ ア と の 問 で 論 争 が 起 こ っ た 。 ラ ビ ・ヨ シ ュ ア が 、 ガ マ リ エ ル の 承 認 し た 新 月 を 観 測 し た と の 証 言 を 信 用 し な か っ た か ら で あ る 。 お そ ら く こ の 論 争 は 、 新 年 の 祭 と そ れ に つ づ く瞭 罪 の 日 に 関 係 す る も の で あ っ た か ら 、 ラ ビ ・ ヨ シ ュ ア が 自 己 の 主 張 を 通 し た ら ユ ダ ヤ 教 団 の 分 裂 に ま で 発 展 し か ね な い 事 態 に な っ た 。 し か し 彼 は 忠 告 に 従 っ て 、 蹟 罪 の 日 に 「自 分 の 杖 と 金 を 手 に も っ て ヤ ブ ネ の ラ バ ン ・ガ マ リ エ ル の も と に 出 向 い た 」。TheMishnah,tr.byH.Danby,Oxford(1933)190£RoshHa-Shanah, '2 .8-gを も 参 照 。 (4)ユ ダ ヤ 教 暦 は 、 正 し く は 太 陽 太 陰 暦 で あ る 。1年 を354日 の 太 陰 暦 に す る と 、 太 陽 暦 と は1年 間 に 約11日 間 の 誤 差 が 生 じ る 。 ペ サ ハ(過 越 祭) は 常 に 春 で な け れ ば な ら な い し 、 ニ サ ン 月15日 と 定 め ら れ て い る 。 そ こ で 現 代 で は19年 に7回 の 割 合 で 「閏 年 」を 設 け て い る 。 閏 月 は 「ア ダ ル 」 を 繰 り返 す 。 現 代 の ユ ダ ヤ 教 暦 で は 、 秋 か ら新 年 が 始 ま る(テ ィ シ ュ レ
一 が1月)が 、 王 国 時 代 後 期 以 降 の 旧 約 時 代 に は 、 春 か ら 新 年 が 始 ま っ て い た(ニ サ ン が1月)。 し た が っ て 、 閏 月 の 第 ニ ア ダ ル が13月 と な っ て い た 。 高 橋 正 男=注(1)参 照 。 (5)「 ヨ ベ ル 書 」 「エ チ オ ピ ア 語 エ ノ ク 書 」 は 、 と も に 『聖 書 外 典 偽 典4』 教 文 館(1975)に 収 め ら れ て い る 。 特 に ヨ ベ ル 書6章 、 エ ノ ク 書72--74 章 を 参 照 。 (6)こ の 文 書 に 最 初 に 係 っ たJ,T.Milikの 解 釈 以 来 の 多 数 意 見 で あ っ て 、 GlessmerやvanderKam等 も こ れ に 従 う 。JohannMaier,DieQu㎜ar Essener:DieTextevomTotenMeer,BandII,UTB1863,Reinhardt(1995) 279ff;FlorentinoGarciaMartinezandEibertJ,C,Tigchelaar,TheDeadSea ScrollsStudyEditionVol.2,Brill(1998)679飢 の 翻 訳 で も こ の 説 を 採 用 し て い る 。 (7)Talmon等 に よ っ て 提 唱 さ れ て い る 学 説 。DiscoveriesintheJudeanDeselt XXI・QumranCave4xvI.calendricalTexts,byS.Talmonwiththeassistance ofJ・Ben-Dovは ・ こ の 立 場 。 さ ら に 、MichaelO.Wise,SecondTho皿ghtsof DwQandtheQumransynchronisticCalendars,in:PursuingtheText .JSOTs l84,sheffield(1994)98-135,は 、4Q317の 月 の 満 ち 欠 け に 関 す る テ ク ス ト の 解 読 か ら こ の 学 説 を 支 持 す る 。 太 陽 暦 が 優 勢 で あ っ た エ ジ プ ト で も 太 陰 暦 は 、 朔 日 か ら 始 ま っ て い る こ と に も 注 目 し て い る 。 (8)MichaelO,Wise=注(7)100。 (9)DJDXXI=注(7)34. 00)DJDXXI=注(7)45.Talmonは 、 こ の 表 現 は 単 に 「1日 」 を 意 味 す る だ け で あ る と 説 明 す る 。 (11)翻 訳 と 注 解 に 際 し て は 、DJDXXI=注(7)の 提 示 す る 校 訂 テ ク ス ト と 翻 訳 お よ び 巻 末 の 写 真 版 を ま ず 参 照 し た 。GarciaMartinez=注(6}の ヘ ブ ラ イ 語 一 英 語 対 訳 版 とJohannMaierの ド イ ツ 語 訳 も 適 宜 参 照 し た 。 02}DJDXXI=注(7)37£ 参 照 。 以 降 の 断 片 に 関 す る 形 状 の 説 明 もDJDに よ る の で 、 参 照 箇 所 を い ち い ち 指 示 し な い 。 ㈹DJDXXI=注(7)44.こ の 論 証 の 仕 方 は 不 十 分 で あ る 。 23
印414Q320断 片4.第2欄 工4打 口 参 照 中 〔1田DJDXXI=注 〔712ユ4ff: ㈲ 関 根 正 館 ・松 田 伊 作 ・石 田 友 雄 訳 「宗 規 要 覧(1QS)」 「花 海 文 聾 」[1 本 聖 書 学 研 究 所 編 、110頁 。(}aroi"M臥rtin競1坂 のVol.1.94-q5. 11"Hayy抽1S`hal瑞,Th6Jowi曲F認tival5,N弓wYork(19三 呂〕窃7£サ ド カ イ 派 は 、 オ メ ル を 過 越 の 後 の 最 初 の 口 曜 口 と す る 。 七 週 の 祭 は 過 越 の 後 の 第7日 1眼日 に な る 。 ク ム ラ ンで は オ メ ル は 過 越 の 後 の 第2日 曜 日 に な る.
復 元 さ れ た カ レ ン ダ ー表(第1年) 第1年 1月 ガ ム ル デ ラ ヤ メ オ ズ ヤ ヨ ヤ リ ブ イ エ タ1アヤ 日 月 火 567 1213祠 192021 262728 水 1× 8 15 22 29 木 2 臼 16 23 30X 金 土 34 1011 17D18 2425 2月 ハ リム セ オ リム マ ル キ ヤ ミヤ ミ ン 日 月 火 水 木 3456 10111213 17D181920 24252627 7 14 21 2a 金 土 12 89 1516 2223 2930X 3月 ハ コ ツ ア ビ ヤ イ ェ シ ュ ア シ ェ カ ン ヤ エ ル ヤ シ ブ 日 月 火 水 1234 891011 1516D171a 22232q25 29×3031 木 5 12 19 26 金 土 67 1314 2021 2ア2日 4月 ヤ キ ム フ ツパ イ ェ シ エ ブ ァ ブ ビル ガ 日 月 5 12 19 26 6 13 20 2ア 25 火 7 14 21 28x 水 1 5 151〕 29 木 2 9 15 23 ヨo 金 ヨ 10 1ア 24 土 4 11 15 25
5月 イ メ ル ヘ ジ ル ピ ッ ツ エ ー ツ ペ タ フ ヤ 6月 イ ェヘ ズ ケ ル ヤ キ ン ガム ル デ ラ ヤ メ オ ズ ヤ 7月 ヨ ヤ リ ブ イ エ ダア ヤ ハ リム セ オ リム 8月 マル キ ヤ ミ ヤ ミ ン ハ コ ツ ァ ビ ヤ 日 月 火 水 木 345 101112 171819 242526 日 月 12 89 1516 2223 2930 日 5 12D 1曾 26 日 月 6 13 2G 27 月 34 1011 171B 2425)く 6ア 1314D 2021 27×2日 火 水 木 345 101112 1フ1819 2d2525 31 火 7 14 21 2ε 水 1 9 15 22 29 木 2 9 16 23 30 火 水 木 5 12D 19 26 旺7 欝14 2021 2ア28 金 土 12 89 1516 2223 2930 金 土 6ア 1314D 2G21 2フX28 金 3 10 17 24 土 4 11 1日 25X 金 土 12 89 15格 2223 2930
9月 イ エ シ ュ ア シ エ カ ン ヤ エ ル ヤ シ ツ' ヤ キ ム フ ツ パ 日 1 き 15 22 29 月 2 9 16 23 30 火 水 木 345 1011Dl2 17ユ819 24×2526 31 金 土 67 1314 2021 272呂 10月 イ ェ シ エ ブ ア ブ ビル ガ イ メル ヘ ジル 日 5 12 19 2ε 月 火 6ア 1314 2021 272臼 水 1 日 15 22 29 木 2 臼 16 23× 30 金 土 ヨ4 10D11 1718 2叫25 11月 ビ ッ ツ ェ ー ツ ペ タ フ ヤ イ ェ ヘ ズ ケ ル ヤ キ ン 日 3 10 17 四 月 火 水 木 456 111213 181920 252627 7 14 21 2呂 金 土 12 89D 151日 22×23 2930 12月 ガ ム ル デ ラヤ メ オズ ヤ ヨヤ リプ イ エ ダア ヤ 日 1 8 15 22)く 29 月 2 9D 16 23 3G 火 3 10 17 24 31 水 4 11 18 25 木 5 12 19 2ε 金 5 13 20 2ア ± 7 14 21 29 27