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詩一一〇篇の研究 (二)

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Academic year: 2021

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Kobe Shoin Women’s University Repository

Title

詩一一〇篇の研究(二)

Author(s)

中道 政昭(Nakamichi Masaaki)

Citation

キリスト教論藻,No.6:19-41

Issue Date

1972

Resource Type

Bulletin Paper / 紀要論文

Resource Version

URL

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わ れ る が 、 二 節 お よ び 三 節 は ど う な の だ ろ う か 。 二 節 は ﹁ ヤ ハ ゥ エ は 汝 の 力 の 杖 を / シ ナ ソ よ り 差 し の べ 給 わ ん ﹂ と い う 語 で は じ ま り 、 以 下 二 節 、 三 節 に は 、 た び た び ﹁ 汝 の ﹂ と い う 二 人 称 単 数 を 示 す 語 尾 が 用 い ら れ て い る 。 こ の ﹁ 汝 ⋮ ﹂ と 語 り か け ら れ て い る の は 、 王 で あ る と 考 え ら れ る が 、 語 り 手 は 誰 か と い う 疑 問 が 残 る 。 二 節 の は じ め に ﹁ ヤ ハ ウ エ は ⋮ ﹂ と い う 三 人 称 単 数 の 主 語 を 含 ん で い る の で 、 ﹁ 節 の 託 宣 は 一 節 末 尾 で 終 っ て い る と 考 え ら れ る 。 三 節 末 尾 を 七 十 人 訳 に 従 っ て ﹁ わ れ 汝 を 生 め り ﹂ と 訳 せ ー1 、 詩 篇 二 ・ 七 と の 類 比 か ら 三 節 全 体 を 託 宣 と し て 取 扱 う こ と が 可 能 で あ る 。 ク ラ ウ ス は こ の 見 解 を と っ て は い る が 、 一 節 、 四 節 に は 託 宣 を 導 入 す る 語 が あ る の に 、 三 節 に そ れ が な い ω こ と に 、 い さ さ か 疑 問 を 感 じ て い る よ う で あ る 。 グ ソ ゲ ル は 、 一 -四 節 が 、 王 に 対 し て 語 ら れ た 神 殿 歌 手 の 一 続 き の 託 宣 で あ る と 主 張 し 、 二 節 は じ め の ﹁ ヤ ハ ゥ エ は エ ロ ヒ ム ⋮ ﹂ と い う 語 を ﹁ 神 よ ! ﹂ と い う 呼 び か け の 語 に お き か え 、 ま た 三 人 称 の 動 詞 を 、 二 人 称 命 令 形 に 修 正 し 、 詩 四 五 ・ 七 エ ロ ヒ ム と 詩 二 〇 ・ 二 は 、 と も に 王 に 対 し て ﹁ 神 よ ! ﹂ と 呼 び か け て い る の だ と 主 張 し て い る 。 し か し こ れ は 仮 説 に 合 わ せ た 、 無 理 な 修 正 の 感 を 免 れ な い 。 興 味 ふ か い の は 、 キ ッ セ イ ソ の 説 で 、 彼 の 主 張 に よ れ ば 、 二 節 は じ め の ﹁ ヤ ハ ウ エ は ⋮ ﹂ と い う 語 は 、 託 宣 に 一 人 称 を 用 い ず 、 三 人 称 の 神 の 名 を わ ざ と 使 う 、 預 言 者 特 有 の 語 り 方 で あ り 、 実 質 的 に は 、 ﹁ わ れ 、 ヤ ハ ウ エ は ⋮ ⋮ ﹂ と い う 意 味 ② だ と い う の で あ る 。 こ の 解 釈 を 採 用 す れ ば 、 二 節 は 本 文 修 正 を せ ず と も 、 ヤ ハ ウ エ の 神 託 と み る こ と が 可 能 で あ る 。

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ア ド ナ イ 五 -七 節 に 関 し て 問 題 に な る の は 、 五 節 の ﹁ 主 は 汝 の 右 に あ り ⋮ ﹂ の ﹁ 主 ﹂ と い う 語 を 誰 を 指 し た も の と 解 す る か 、 ま た 七 節 の 主 語 は 明 ら か に 王 で あ る と 考 え ら れ る が 、 こ れ を 五 節 と ど う 調 和 さ せ る か と い う こ と で あ る 。 ト ゥ ル ネ は 、 第 一 段 落 ( 一 ー 四 節 ) は メ シ ヤ 的 王 に 対 し て 語 ら れ た 託 宣 で あ り 、 第 二 段 落 ( 五 ー 七 節 ) は そ の 託 宣 の 実 現 を 示 し て い る と す る 。 そ し て 詩 篇 の 言 葉 は ヤ ハ ウ エ に 対 し て 語 り か け て い る が 、 そ の 内 容 は メ シ ヤ 的 王 の 働 き を 描 い て ③ い る と い う の で あ る 。 い ず れ に せ よ 、 一 -四 節 、 五 -七 節 の 二 段 落 に 分 け る 場 合 、 一 -四 節 の 全 部 、 も し く は 大 半 を 託 宣 と し 、 五 -七 節 は 、 詩 篇 作 者 自 身 が 語 り 手 と 考 え ら れ て い る 。 ② 第 一 段 落 一 -三 節 第 二 段 落 四 -七 節   ラ ラ コ    リ ハリ く く く こ の 分 け 方 は 、 ク リ ム 、 ブ リ ッ グ ス 、 ダ フ ー ド な ど に 支 持 さ れ て い る 。 ク リ ム は 一 節 に 対 し 四 節 、 二 節 に 対 し 五 、 六 節 が 対 応 関 係 を 示 し て い る と 考 え る 。 つ ま り 、 ︼ 、 四 節 は 共 に 託 宣 で あ り 、 二 節 と 五 、 六 節 に は 、 託 宣 形 式 か ら 預 言 形 式 へ の 移 行 が あ る と い う 、 し か し ク リ ム の 用 語 法 (託 宣 形 式 、 預 言 形 式 ) は や や 明 確 な 規 定 を 欠 く う ら み が あ る 。 実 際 問 題 と し て 、 預 言 者 の 口 を 通 し て の 託 宣 と 、 預 言 者 自 身 の 言 葉 を 、 つ ね に 明 確 に 区 別 す る こ と は 、 き わ め て 困 難 で あ る 。   ラ   フロ   く し か し ク リ ム の 言 う よ う な 対 応 関 係 が あ る 程 度 指 摘 で き る こ と も 事 実 で あ る 。 ク ラ ウ ス と ト ゥ ル ネ は 、 そ れ に 加 え 、 ニ ア ド ナ イ 節 の ﹁ ヤ ハ ウ エ ﹂ と 五 節 の ﹁ 主 ﹂ も 対 応 関 係 を 示 す と 考 え て い る 。 以 上 の よ う な 二 通 り の 区 分 法 が 生 ず る 真 の 原 因 は 、 三 節 と 四 節 、 あ る い は 四 節 と 五 節 の 間 に 飛 躍 が あ り 、 う ま く つ な が ら な い と こ ろ に あ る 。 つ ま り 四 節 が 前 後 と つ な が り が 悪 い の で 、 ど ち ら に 四 節 を つ な げ る か が 区 分 の 仕 方 の 別 れ 目 と な る

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の で あ る 。 そ こ で 前 稿 で 述 べ た よ う に 、 H ・ H ・ ロ ー リ イ は 、 王 ダ ビ デ と 祭 司 ザ ド ク の 相 互 任 命 説 を 打 出 し 、 一 -三 節 は ザ ド ク が 王 に 語 り か け 、 四 節 で は 王 が ザ ド ク に 語 り か け 祭 司 に 任 命 し た と し て い る 。 こ の 説 に つ い て 前 稿 で も 触 れ 、 ま た 木 田 献 一 的 氏 の 論 文 に 詳 し い 紹 介 と 批 判 が あ る の で こ こ で は こ れ 以 上 の 言 及 は 省 略 す る 洲 語 り 手 の 交 代 と い う 着 想 を 生 か す な ら 、 例 、兄 ば ↓ 節 と 四 節 は 、 神 殿 預 言 者 の 口 を 通 し て 王 に 語 ら れ る 託 宣 で あ り 、 二 、 三 、 五 、 六 節 は 聖 歌 隊 に よ り 歌 わ れ る 部 分 で あ り 、 七 節 は 全 会 衆 に よ る 唱 和 と 考 え る こ と も 可 能 で あ ろ う 。 前 稿 の 私 訳 で は 、 ↓ 1 三 節 を 第 一 段 落 四 -七 を 第 二 段 落 と し 、 一 節 と 四 節 は そ れ ぞ れ 託 宣 で あ り 、 二 節 は 未 来 に お け る 神 の 加 護 五 -六 節 は 過 去 に お け る 神 の 加 護 の 回 顧 、 三 節 と 七 節 は そ れ ぞ れ 神 よ り 祝 福 を 与 え ら れ た 王 へ の 讃 美 の 言 葉 と し て 、 両 段 落 の 問 に 平 行 関 係 と コ ン ト ラ ス ト を 見 る こ と が 可 能 で あ ろ う 。 ⑨ な お A . シ ェ ー レ ニ イ に よ れ ば 、 詩 篇 に お け る 導 入 的 な 言 葉 は 、 詩 篇 作 者 に よ る 詩 的 な 形 式 で の 引 用 句 の 如 き も の で あ る 。 し た が っ て 詩 篇 の 中 の 導 入 的 言 葉 を 伴 う 託 宣 は 、 直 接 祭 儀 的 な 意 味 を も つ も の で は な い 。 彼 は こ う し た 理 由 か ら 、 詩 二 篇 、 詩 ] 一 〇 篇 に お い て 、 祭 儀 的 な 背 景 を 伴 う 、 語 り 手 交 代 の 可 能 性 を 否 定 し て い る 。 彼 は 詩 二 篇 の 三 、 四 節 ( 二 節 -導 入 語 ) 六 節 ( 五 節 ー 導 入 語 ) 七 節 b ( 六 節 及 び 七 節 a l 導 入 語 ) 詩 一 一 〇 篇 四 節 b ( 四 節 a l 導 入 語 ) は 詩 的 な 引 用 句 で あ る と し 、 こ れ に 対 し 、 導 入 語 が な く 、 明 ら か に 託 宣 の 言 葉 が の ぺ ら れ て い る な ら 、 そ れ は 祭 儀 的 状 況 設 定 を 伴 う 、 語 り 手 交 代 の 可 能 性 が あ る と 述 べ て い る (詩 二 〇 、 二 四 、 八 一 、 工 五 、 = 三 一、 = 二 四 、 = 二 五 の 諸 篇 ) 。 シ ェ ー レ ニ イ は 、 神 の 言 葉 へ の 導 入 語 と 、 人 間 の 言 葉 へ の 導 入 語 の ち が い を あ ま り 認 め て い な い が 、 こ の 両 者 は 根 本 的 に 異 る の で は な か ろ う が 、 前 稿 で 述 べ た よ う に 、 託 宣 に つ け ら れ た 導 入 語 は 、 事 実 上 神 託 の 一 部 と 考 え て よ い と 思 う 。 し

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三 の 註 ω 国 ↑ 犀 周 島 糟 灯 。。 巴 目 o 口 H H l m 純 もハ 吟 ② 国 ↑ 霞 。・ m 昌 ρ 日 冨 守 o 犀 o h 勺 雷 一ヨ m 月 冒 ゜ 一 〇 H ' ㈲ 国 ゜9 ↓ o 日 ロ 帥 ざ 、、 い ① 勺 ω 曽 目 ① Ω 西 、、 堕 国 2 口 o 國 げ 冒 ρ 器 α N 一 〇 ① ρ 署 幽 ㎝ 1 凸 ゜ 留 P ω P ㈲ 囚 ゜ ρ 陣β 穿 国 2 ﹄ 評 巴 目 ㎝ 腫   O ① N 召 b 二 ω 1 圃 ゜ ㈲ 甲 碍 鴨 ゜ H b °○ 雰 督9 一ヨ 切 戸 P 旨 ω ゜ ㈲ ]≦ U 聾 o a 鰯 勺 の 巴 目 H 目 ( 一 〇 H I 一 ㎝ O ) ぎ n ゴ o ﹁ bd 帥匡 9 唱 ﹄ 嵩 ゜ ダ フ ー ド は 一 ー 三 節 、 四 -七 節 が そ れ ぞ れ 七 十 四 の 音 節 を 含 ん で い る と い う D ・ N ・ 7 リ ー ド マ ソ の 指 摘 を 一 つ の 論 拠 と し て い る 。 ω 日 o 目 冨 鴇 。 P 卑 ゜﹁ P ω O  ㈹ 前 稿 キ リ ス ト 教 論 藻 V 五 五 ペ ー ジ お よ び 一 の 註 ⑲ 参 照 。 ㈲ 諺 ゜ Qo N α H 。 曙 一 ℃ m 巴 目 魯 ∈ & 囚 巨 け 冒 ≧ け2 ↓ o °。 雷 ヨ 9 け 噛 切 ロ α ε 。 m 8 = の 昌 ㎡ 8 > 刀 o ロ8 一百 汀 口 卯 巳 ﹂ o 塑 H O 9 . ω . ω ㎝ 。。 1 。。 α ゜ Φ 招 の ゜ ω 謬 ー ω

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ペ ン タ ミ   タ   た と え ぽ ブ リ ッ グ ス は ︼ 節 に 五 音 歩 と 脚 韻 が あ る と し て 、 詩 = ○ 篇 全 体 の 原 形 が こ の 五 音 歩 と 脚 韻 で 貫 か れ て い た と の 想 定 の も と に 、 こ の 仮 定 に 合 わ ぬ ﹁ 長 す ぎ る ﹂ 句 を 後 世 の 付 加 と し て 削 除 し 、 ま た 脚 韻 を 合 わ せ る た め の 本 文 修 正 を 行 ω な っ て い る 。 そ の 結 果 彼 が 復 元 し た ﹁ 原 文 ﹂ は 十 行 の 五 音 歩 と 脚 韻 を も つ 整 然 た る 詩 形 に な っ た と は い え 、 そ の 中 で 修 正 な し に 生 ぎ 残 っ た マ ソ ラ 本 文 は た だ の 一 行 に す ぎ な い と い う 有 様 で あ る 。 こ れ と は 対 照 的 に ポ ド シ ャ ー ル の 詩 篇 註 解 に よ れ ぽ 、 ブ リ ッ グ ス と は 反 対 に ﹁ 偶 然 脱 落 し た ﹂ と 彼 が 主 張 す る 語 を 添 加 ② す る こ と に よ っ て 、 や は り こ の 詩 篇 全 体 を 五 音 歩 の 詩 と し て ﹁ 復 元 ﹂ し た の で あ る 。 ブ リ ッ グ ス や ポ ド シ ャ ー ル の 修 正 に 追 随 す る 学 者 は あ ま り な い が 、 グ ン ケ ル が 行 っ た 修 正 は 、 か な り 過 激 な テ ク ス ト 修 正 に も か か わ ら ず 、 豊 富 な 例 証 に よ っ て 支 え ら れ 、 今 日 で も 、 か な り の 数 の 追 従 者 が あ る よ う で あ る 。 グ ソ ゲ ル に よ り 修 正 の も っ と も 極 端 な 例 は 詩 二 〇 篇 の 五 -七 節 を 次 の よ う に な ら べ か え て 、 三 -二 の 音 律 を 見 出 し た こ と で あ る 。 七 節 b 十 五 節 a 三 一 二 五 節 b 十 六 節 a 三 -二 六 節 b + 六 節 c 三 -二 七 節 a 十 六 節 c 三 -二

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﹁ ニ ー 二 、 ニ ー 二 、 ニ ー 二 、 ニ ー 二 第 二 段 落 ( 同 三 ー 六 節 ) ニ ー ニ ー 三 、 ニ ー ニ ー 三 、 二 r 二 、 三 -三 第 三 段 落 ( テ キ ス ト が こ わ れ て い る と 考 え ら れ る ) F . M ・ ク ロ ス は ま た 出 エ ジ プ ト 記 ] 五 ・ 六 -八 、 九 -一 一 、 士 師 記 五 ・ 二 四 -二 七 、 二 一 八 ー 三 〇 、 詩 六 八 篇 な ど を 分 析 し 、 イ ス ラ エ ル の 初 期 の 詩 に 、 カ ナ ソ 的 文 体 の 影 響 が 現 わ れ て い る と 主 張 し て い る 。 ⑥ ク ラ ウ ス は 、 こ の よ う な 主 張 が 詩 一 一 〇 篇 に つ い て も 適 用 し う る と し 、 次 の よ う な 音 律 を 提 案 し て い る 。 一 節 三 -二 、 ニ ー 二 二 節 ニ ー 三 -三 三 節 三 -二 、 ニ ー ニ ー 三 四 節 二 ー 二 、 ニ ー 二 五 -山 ハ 節 ニ ー 一 ↓、 一ニ ー 一二 七 節 三 -ニ ク ラ ウ ス の 主 張 が 正 し け れ ば 、 詩 一 一 〇 篇 は カ ナ ン 的 混 合 音 律 の 古 詩 で あ り 、 年 代 の 古 さ の 一 つ の 証 明 と な る が 、 し か し 上 記 の 詩 二 九 篇 に 比 ぺ て も 、 詩 二 〇 篇 の 音 律 は 、 更 に 規 則 性 が 少 い と い う 感 を 免 れ な い 。 さ て 詩 一 一 〇 篇 の 音 律 で 一 つ の 問 題 は 、 二 節 の c を 三 節 の a と 共 に 一 つ の 節 と 考 え る べ き か ど う か と い う こ と で あ る 。 そ の 結 果 い か ん で 三 節 a に 微 妙 な 意 味 の ち が い が 生 じ て く る 。 も し 両 者 を 一 つ の 節 と す れ ば 、 三 節 a の ﹁ 汝 の 民 は 、 汝 の

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勢 威 あ る 日 に 、 喜 び 勇 ん で 、 お の が 身 を さ さ げ る L は 事 実 上 、 こ れ か ら 起 る 戦 い に 備 え て 、 民 衆 が 準 備 し て い る こ と を 意 味 す る が 、 も し も し こ れ を 二 節 c と で な く 、 三 節 後 半 と 結 び つ け る と 、 む し ろ 儀 式 的 な 軍 事 力 の デ モ ソ ス ト レ ー シ ョ ソ と ω な る の で あ る 。 私 訳 で は 音 律 上 マ ソ ラ 本 文 と ほ と ん ど 同 じ な の で 、 二 節 c + 三 節 a と し た 場 合 、 次 の よ う な 音 律 と な る 。 ( 一 節 ) 三 -二 ・ ニ ー 二 ( 二 節 a ・ b ) ニ ー 二 ( 二 節 c 土 二 節 a ) 三 -ニ ー 二 ( 三 節 b ・ c ) 三 -三 ( 四 節 ) ニ ー 二 ・ ニ ー 二 ( 五 節 ) ニ ー 三 ( 六 節 ) ニ ー 二 ・ ニ ー 二 ( 七 節 ) 三 -三 も し わ れ わ れ が マ ヅ ケ ー プ を 加 除 し て 、 若 干 の 修 正 を ゆ る さ れ る と す れ ば 、 次 の よ う な 可 能 性 が あ る 。 ( 一 節 ) ﹁ ヌ ェ ウ ム ﹂ (託 宣 ) と ﹁ ヤ ハ ゥ エ ﹂ を マ ッ ケ ー ブ で 結 ぶ 。 こ れ は 旧 約 で 非 常 に 一 般 的 で あ る 。 ( 三 節 ) ﹁ ウ ズ ェ カ ー ﹂ (汝 の 力 の ) と ﹁ マ ッ テ ー ﹂ (杖 ) を 多 く の 学 者 が し た よ う に マ ッ ケ ー プ で 結 ぶ (な お エ ゼ キ エ ル 一 九 ・ = 一、 一 四 で は 、 両 者 は マ ッ ケ ー プ で 結 ば れ て い な い が 、 エ レ ミ ヤ 四 八 ・ 一 七 で は 、 マ ッ テ ー 1ー オ ー ズ と 両

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' 者 は 結 ば れ て い る 。 こ の ニ ケ 所 と も 詩 で あ る 。 ( 三 節 a ) へ ー イ レ カ i (汝 の 勢 威 ) と ブ ェ ヨ ー ム ( 日 に ) を 結 ぶ 。 五 節 で ブ ェ ヨ ー ム ・ ア ッ ポ ー ( そ の 怒 り の 日 に ) が マ ッ ケ ー ブ で 結 ば れ て い る の に 対 応 す る こ と に な る 。 も っ と も 、 こ の よ う な 例 は 非 常 に 少 く 、 詩 二 〇 ・ 五 以 外 で は 、 出 四 〇 ・ 一 ﹁ ブ ェ ヨ ー ム ・ ハ ホ デ ー シ ュ ﹂ (新 し い 日 に L つ ま り ﹁ 元 日 に ﹂ ) お よ び オ バ デ ヤ 書 一 二 節 ﹁ プ ェ ヨ ー ム ・ ア ー ヒ イ カ ー ﹂ (汝 の 兄 弟 の 日 に ) が あ る の み で あ る 。 ( 六 節 ) 私 訳 に よ る テ キ ス ト 修 正 に ょ れ ば 、 六 節 前 半 は 、 ヤ ー デ ィ ー ソ (彼 は さ ぽ く で あ ろ う ) を ヤ ー ダ ー ウ (彼 の 手 ) と 修 正 し 、 そ の 後 の 語 順 を 変 更 し 、 マ ー レ ー 、 グ ェ ウ ィ ー ヨ ー ト 、 パ ッ ゴ ー イ ム と 続 く が 、 ヤ ー ダ ー ウ と マ ー レ ー を マ ヅ ケ ー ブ で 結 ぶ 。 こ れ も や や 難 点 を 伴 う 結 合 で あ か 、 動 詞 と 名 詞 を マ ッ ケ ー ブ で 結 ん だ 例 は 少 い 。 し か し 、 た と え ぽ 、 詩 二 一 . 二 ﹁ イ シ ュ マ ハ ・ メ レ ク ﹂ ( 王 は 喜 ぶ ) 詩 二 五 ・ 六 ﹁ ズ ェ コ ー ル ・ ラ バ メ イ カ ー ﹂ (あ な た の あ わ れ み を 思 い 起 し て 下 さ い ) な ど の 例 が あ る 。 一 六 節 後 半 の マ ソ ラ 本 文 は 、 ﹁ ア ル ・ エ レ ッ ﹂ と つ な げ て あ る が 、 さ ら に ﹁ ア ル ・ エ レ ツ ・ ラ ッ バ ー ﹂ (広 き 地 に て ) と つ な ぐ 。 こ れ に 類 し た 例 は 、 詩 一 〇 五 ・ 一 一 ﹁ エ ト ・ エ レ ツ ・ ク ェ ナ ー ア ン ﹂ ( カ ナ ン の 地 ) や 、 詩 ↓ 〇 四 ・ 二 〇 の コ ル . ハ イ ェ ッ ト ー . ヤ ー ア ル ( す べ て の 森 の 獣 ) な ど が あ り 、 こ れ ら は 、 ひ と か た ま り の 語 と し て 扱 う こ と が で き る 。 以 上 の よ う な 修 正 を 加 え る と 詩 一 一 〇 の 前 半 と 後 半 は 、 次 の よ う な 、 よ い 対 照 を な す こ と に な る 。

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( ︼ 節 ) ニ ー 二 ・ ニ ー 二 ( 二 節 + 三 節 a ) ニ ー 三 ・ 三 -三 ( 三 節 b ・ c ) 三 ー 三 (四 節 ) ニ ー 二 ・ ニ ー 二 ( 五 i 六 節 ) ニ ー 三 ・ 三 ー 三 (七 節 ) 三 ー 三 ま た 失 わ れ た 末 尾 を か り に 詩 一 八 の 末 尾 と 同 じ 構 造 と す れ ば 、 ( 七 節 ) 三 -三 -三 と な る 。 こ の よ う な 再 構 成 は 魅 力 的 で あ る が 、 あ ま り に も 整 合 し す ぎ て い る と い わ れ る か も 知 れ な い 。 四 の 註 ω ブ リ ッ グ ス は 二 節 か ら ﹁ イ シ ュ ラ ハ ヤ ハ ウ エ ミ ッ ツ ィ ナ ー ソ ﹂ ( ヤ ハ ウ エ は ⋮ ⋮ シ オ ン よ り ⋮ ⋮ 差 し の ぺ ) の 語 を ﹁ 音 律 を 破 壊 す る も の ﹂ と し て 除 去 し 、 四 節 か ら ﹁ ア ル ・ デ ィ ブ ラ ー テ ィ マ ル キ ツ ェ デ ク ﹂ を 後 の 時 代 の ミ ド ラ シ ュ で あ り 、 ﹁ 音 律 を 破 る も の ﹂ と し て 削 除 し て い る 。 ω 局 巳 。 n 密 旦 に 勺 鴇 菖 臼 " ピ 巻 p 閏 器 E けゆ げ 9 藍 o 巨 ロ 。 ω 署 . H ① ゜。 I H °。 ω ポ ド シ ャ ー ル は 三 節 の ル ェ カ ー ( 汝 に ) と タ ル ( 露 ) の 間 に ハ ー ラ ク ( 行 く 、 し た が っ て 滴 り 流 れ る の 意 ) を 挿 入 し 、 ま た 四 節 の ニ シ ュ パ ・ ヤ ハ ウ エ ( ヤ ハ ウ エ は 誓 う ) の あ と に ﹁ 偶 然 落 ち た 可 能 性 が あ る ﹂ ラ ド ー ニ イ ( わ が 主 に ) 叫 を 補 っ て い る 。

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旧 約 の 章 句 の 中 で 、 詩 篇 二 〇 篇 ほ ど 数 多 く 、 新 約 聖 書 の 中 で 、 直 接 、 間 接 に 引 用 さ れ た 箇 所 は な い 。 イ エ ス 自 身 、 パ リ サ イ 人 ・ 律 法 学 者 と の 論 争 で 、 こ の 詩 篇 を 引 用 し た 。 ( マ ル コ 一 二 ・ 三 六 、 な お マ タ イ ニ ニ ・ 四 四 H ル カ ニ ニ ・ 六 九 参 照 ) ま た お そ ら く マ ル コ 一 四 ・ 六 二 ( 1ー ル カ ニ ニ ・ 六 九 ) に お け る 大 祭 司 に 対 す る イ エ ス の 答 え は 、 こ の 詩 篇 を 意 識 し た も の で あ ろ う 。 初 代 教 会 で 、 い わ ゆ る プ ル ー フ ・ テ キ ス ト が 用 い ら れ て い た か ど う か に つ い て 、 こ れ ま で 数 多 く の 議 論 が あ っ た 。 し か し ほ ぼ 確 実 に 言 え る こ と は 、 確 定 的 な 文 書 の 形 に な っ て い な か っ た に し て も 、 キ リ ス ト の 苦 難 、 死 、 復 活 、 昇 天 な ど が 、 み な 神 の 予 定 の 計 画 の 実 現 で あ り 、 成 就 で あ る こ と を 証 明 す る た め に 、 旧 約 か ら 選 択 さ れ た 、 一 連 の 章 句 が 多 用 さ れ て い る と い う こ と で あ る 。 こ の よ う な 旧 約 の 抜 葦 句 集 の 中 で も 、 詩 篇 一 一 〇 篇 は 特 に 重 要 で あ っ た 。 な ぜ な ら 初 代 教 会 は 、 こ の 詩 篇 が 、 父 な る 神 の 右 に あ げ ら れ た 。 復 活 し 昇 天 の キ リ ス ト の 栄 光 と 勝 利 を 描 い た も の と 考 え た か ら で あ る 。 初 代 教 会 の 人 々 は 、 こ の 詩 篇 の 最 初 の 一 節 が 、 神 の 右 に お か れ た 地 上 の 王 を 指 し て い る と は 考 え な か っ た 。 彼 ら に と っ 1

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て 、 神 の 王 座 は 天 に あ る こ と は 明 白 で あ り 、 従 っ て 、 ﹁ 神 の 右 に 坐 す る こ と ﹂ は 、 と り 直 さ ず 、 ﹁ 天 に お い て 神 の 右 に 坐 す る こ と ﹂ で あ り 、 こ れ は キ リ ス ト に の み 可 能 な こ と で あ る と 考 え ら れ た 。 だ か ら 使 徒 行 伝 二 ・ 二 四 、 三 五 で 、 ペ テ ロ は 復 活 ・ 昇 天 に よ り 、 神 の も と に キ リ ス ト が 高 く 上 げ ら れ た こ と の 証 明 と し て 詩 二 〇 ・ 一 を 引 用 し て い る 。 ま た 使 徒 行 伝 七 ・ 五 五 ー 五 六 で は 、 ス テ パ ノ は 神 の 右 に 坐 し て い る 天 上 の キ リ ス ト を 見 て い る 。 さ ら に 新 約 の 多 く の 箇 所 で 、 詩 一 ↓ ○ ・ 一 は 、 直 接 に 引 用 さ れ な く て も 、 間 接 的 に 前 提 と さ れ て い る 。 ( マ ル コ 一 六 ・ 一 九 、 使 徒 五 ・ 三 一 、 ロ マ 八 ・ 三 四 、 コ リ ソ ト ー 一 五 ・ 二 四 以 下 、 エ ペ ソ 一 ・ 二 〇 、 コ ロ サ イ 三 ・ 一 、 ヘ ブ ル 一 . 三 、 八 ・ 一 、 一 〇 ・ 一 ニ ー = 二 、 一 二 ・ 二 、 ペ テ ロ ー 三 ・ 二 二 、 黙 示 録 三 二 二 ) ま た 詩 一 一 〇 ・ 四 は 、 ヘ ブ ル 書 に お い て 、 キ リ ス ト の 大 祭 司 職 が 、 レ ピ の 大 祭 司 職 に ま さ る と い う 理 論 的 主 張 の 有 力 な 根 拠 と な っ て い る 。 ( ヘ プ ル 五 ・ 五 以 下 、 六 ・ 二 〇 、 七 ・ 一 五 以 下 を 見 よ 。 ) さ ら に ヘ ブ ル 書 の 著 者 は 、 ヘ ブ ル 七 . 一 以 下 で 、 創 世 記 一 四 ・ 一 八 -二 〇 の メ ル キ ゼ デ ク の 物 語 を 、 詩 一 一 〇 ・ 四 に 照 ら し て 解 釈 し て い る の で あ る 。 新 約 に お け る 詩 篇 一 一 〇 篇 の 適 用 に つ い て の 疑 問 は 、 マ ル コ = 一 ・ 三 〇 i 三 七 が 、 真 正 の イ エ ス の 言 葉 か ど う か 。 ま た 真 正 の も の と す れ ば 、 イ エ ス 自 身 は 、 こ の 詩 篇 を ど う 理 解 し て い た の だ ろ う か と い う こ と で あ る 。 ω こ の 場 所 の 真 正 性 に つ い て の 疑 問 は 、 ブ ル ト マ ソ に よ っ て 提 起 さ れ た 。 彼 は こ の 物 語 は 、 イ エ ス が ダ ビ デ の 血 統 で あ る か ど う か に つ い て の 、 後 の 時 代 の 論 争 を 反 映 し た も の で あ り 、 初 代 教 会 に よ っ て 挿 入 さ れ た も の で あ る と し た 。 ② B ・ リ ソ ダ ー ス は 、 ブ ル ト マ ソ の 主 張 の 線 に 沿 っ て 、 こ の 物 語 は 使 徒 行 伝 二 ・ 三 四 -三 六 に 示 さ れ た 詩 = ○ 篇 の 解 釈 ダ ビ デ は 天 に 昇 っ た こ と が な い か ら 、 キ リ ス ト の ダ ビ デ に 対 す る 優 越 性 は 、 詩 = ○ ⊥ に よ っ て 立 証 さ れ る 、 と い う ベ テ ロ の 主 張 1 に も と つ い て 、 初 代 教 会 に よ っ て 作 ら れ た も の だ と し て い る 。

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㈲ R . H . フ ラ ー は 、 マ ル コ 一 二 . 三 五 -三 七 に つ い て 、 や や た め ら い が ち に 次 の よ う に の べ て い る 。 ﹁ も し 真 正 な も の だ と す れ ば 、 こ の 章 句 は 、 メ シ ヤ の 教 理 に つ い て の 学 問 的 議 論 で あ る と 言 え よ う 。 し か し 、 こ れ は ど ち ら か と 言 え ば 、 初 ロ セ プ タ ジ ン ト 代 教 会 の 中 の 論 争 の 反 映 で あ る よ う に 思 え る 。 と く に そ れ が 七 十 人 訳 に 依 拠 し て い る 点 は 注 目 に 値 す 一る 。 し た が っ て 、 お そ ら く ヘ レ ニ ス テ ィ ッ ク な ユ ダ ヤ 人 キ リ ス ト 教 徒 の 所 産 に よ る も の で あ ろ う 。 ﹂ し か し 、 こ の 物 語 の 真 正 性 を 否 定 す る 確 実 な 根 拠 も ま た 存 在 し な い の で あ る 。 マ タ イ 、 ル カ に あ る イ エ ス の 系 図 お よ び 、 ロ マ 一 . 三 を み る と 、 初 代 教 会 に お い て 、 イ エ ス が ダ ビ デ の 子 孫 で あ る こ と を 主 張 す る 強 力 な 流 れ が あ っ た こ と は 明 白 で あ る が 、 そ れ は こ の 物 語 と 矛 盾 す る よ う に 思 わ れ る 。 こ の 物 語 が 福 音 書 に 残 っ た 理 由 は ﹁ 初 代 教 会 の 論 争 を 反 映 し て い る ﹂ か ら で な く 、 ま さ に イ エ ス の 言 葉 で あ っ た か ら だ と も 思 え る の で あ る 。 ブ ル ト マ ソ は こ の 物 語 が ﹁ 共 同 体 の 所 産 で ω あ り 、 ま た 明 ら か に 、 限 ら れ た サ ー ク ル の 中 の 見 解 を 示 し て い る 。 ﹂ と 主 張 す る 。 こ れ は し か し 、 一 つ の 仮 定 を も っ て 、 も う 一 つ の 仮 定 を つ く り 上 げ る も の で あ る 。 ク ル マ ソ は ブ ル ト マ ソ の 主 張 を 次 の よ う に 批 判 し て い る 。 ﹁ も 山 げ ル ト マ ソ が 正 し い と し て も 、 こ の 物 語 が 、 い か な る サ ー ク ル に 起 源 を も っ て い る か を 説 明 す る こ と は 不 可 能 で ⑮ あ ろ う 。 ﹂ ま た リ ソ ダ ー ス の 主 張 は 、 使 徒 行 伝 二 章 の ペ テ ・ の 説 教 を マ ル コ = 一 ・ 三 五 -三 七 の 本 文 の 中 に 読 み 取 ろ う と す る 姿 勢 に よ っ て 支 え ら れ て い る 。 し か し マ ル コ 一 二 . 三 五 -三 七 の 真 正 性 を 受 け 入 れ 、 使 徒 行 伝 二 ・ 三 四 -三 六 に お け る 詩 = ○ 篇 の 解 釈 を 別 の 事 柄 と 考 え る こ と は 十 分 可 能 だ と い え る の で あ る 。 さ て こ の 物 語 が 真 正 の も の だ と す れ ば 、 そ の 主 眼 点 は 何 で あ ろ う か ? こ こ で イ エ ス は 自 己 の メ シ ア 性 の 問 題 に つ い て 直 接 論 し て は い な い 。 ま た 自 分 が ダ ビ デ の 子 孫 で あ る か な い か と い う こ と に つ い て も 言 及 し て い な い 。 た だ 真 の メ シ ヤ に

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と っ て は ダ ビ デ の 血 統 で あ る か な い か は 少 し も 重 要 な こ と で は な い と い お う と し て い る の で あ る 。 イ エ ス の 攻 撃 は つ ね に パ リ サ イ 人 の 形 式 主 義 に 向 け ら れ て い た 。 パ リ サ イ 人 に と っ て 、 ダ ビ デ の 子 孫 で あ る こ と は 、 メ シ ア で あ る た め に 非 常 に 重 要 な こ と で あ っ た が 、 イ エ ス に と っ て メ シ ア が ど の よ う な 内 容 を も つ か と い う こ と の 方 が は る か に 重 要 で あ っ た 。 T ・ W ・ マ ソ ソ ソ は 次 の よ う に 述 べ て い る 。 ﹁ ⋮ ⋮ ダ ビ デ は 、 回 復 さ れ た ダ ビ デ 王 国 の か し ら を ﹁ わ が 主 ﹂ と 呼 び そ う に は な い 。 し か し も し ダ ビ デ が 霊 感 に よ っ て 見 た 王 国 が 神 の 王 国 で あ る な ら 、 彼 は そ の 王 国 の か し ら を コ わ が 主 L と 呼 び う る 。 な ぜ な ら こ の よ う な 王 国 は 彼 の 王 国 よ り 高 い 秩 序 に 属 す る か ら で あ る 。 そ し て そ の か し ら は 、 血 統 や 権 力 に 依 存 し な い よ う な 高 貴 さ を も っ て い る の で あ る 。 彼 は ダ ビ デ や ソ ロ モ ソ よ り 偉 大 で あ る 。 彼 み ず か ら の あ り 方 に よ っ て 偉 大 な の ㈲ で あ っ て 、 ダ ビ デ や ソ ロ モ ソ の あ り か た に 従 っ て 偉 大 な の で は な い 。 L さ て 次 に 指 摘 さ れ る 点 は 、 イ エ ス と パ リ サ イ 人 の 間 の 論 争 の 土 台 と し て 、 詩 一 一 〇 篇 が ダ ビ デ に よ っ て 書 か れ た と い う 考 え と 、 こ の 詩 篇 に 描 か れ た 主 人 公 が メ シ ヤ で あ る と い う 解 釈 が 両 者 の 共 通 理 解 と し て あ っ た と い う こ と で あ る 。 し か し こ の 詩 篇 の 作 者 が ダ ビ デ で な い 事 は 先 づ 確 実 で あ り 、 そ こ に 描 か れ て い る の は 、 恐 ら く は 地 上 の 王 で あ っ て 、 メ シ ヤ で は な い 。 す る と こ の 両 者 の 議 論 は 知 識 の 欠 如 の 上 に 立 っ た 議 論 だ と い う べ き で あ ろ う か ? こ の 問 題 に つ い て 次 の 諸 点 が 指 摘 で き よ う 。 第 一 に ダ ビ デ が こ の 詩 篇 の 作 者 か ど う か は 、 こ の 物 語 の 中 心 点 で は な い 。 ま た 詩 篇 に つ い て の メ シ ヤ 的 解 釈 の 是 非 さ え も 論 争 の 核 心 で は な い と い う こ と で あ る 。 カ ー ク バ ト リ ッ ク は 言 う 。

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﹁ 考 え ら れ て い た 。 こ の 詩 篇 は メ シ ヤ に 言 及 し た も の だ と 一 般 に 考 え ら れ て い た と 察 せ ら れ る 。 し か し 、 彼 ( イ エ ス ) の 問 い か け に つ い て の 、 こ の よ う な 諸 前 提 を 承 認 す る に し て も 、 わ れ ら の 主 は 、 こ の よ う な 前 提 に 、 彼 の 権 威 に よ る 認 定 を さ れ た の だ ろ う か ? 今 ま で 真 に 適 切 に 指 摘 さ れ た 、所 に よ れ ば 、 彼 の 救 育 方 法 の ↓ つ は 、 ﹃ 人 々 に 対 し 、 彼 ら 自 身 の 原 則 に ω も と つ い て 、 自 ら を 精 密 に 自 己 検 討 さ せ る よ う な 問 い を 出 す こ と ﹄ で あ る 。 こ の 例 に お い て 、 彼 が 正 に そ う し て い る の だ と 考 え る こ と は 、 決 し て 不 当 で な い し 、 敬 虜 さ を 欠 く も の で も な い と 思 わ れ る 。 彼 は 論 敵 を 彼 ら 自 身 の 土 俵 に つ れ て ゆ き 、 彼 ら の 良 心 を 呼 び さ ま し 、 彼 ら 自 身 の 信 条 の 当 然 帰 結 す る 所 ま で 辿 っ て 行 け ば 、 彼 ら は メ シ ヤ を 、 単 に ダ ビ デ の 人 間 的 な 血 統 以 上 の 存 在 と し て 見 る は ず で あ り 、 し た が っ て 彼 ら は 、 イ エ ス の 言 葉 に 、 当 然 つ ま つ く こ と は な い と い う .︺ と を ⑦ 告 白 さ せ よ う と 望 ま れ た の で あ る 。 L し か し 以 上 の よ う な 議 論 を 妥 当 な も の と 認 め た 上 で 、 わ れ わ れ は 、 あ る 領 域 で は 、 イ エ ス の 知 識 が 制 限 さ れ て お り 、 近 代 の 聖 書 学 者 の 方 が 、 イ エ ス や そ の 同 時 代 人 よ り も 、 よ く 知 っ て い る 面 の あ る こ と を 認 め ね ば な ら な い 。 詩 一 一 〇 篇 の イ ㈹ シ ヤ 的 解 釈 は 、 前 三 世 紀 後 半 の ラ ビ 文 学 の 中 に は じ め て 現 わ れ た も の で あ る 。 そ し て イ エ ス も パ リ サ イ 人 も こ の 詩 篇 を メ シ ヤ に 言 及 し た も の と 考 え て い た こ と は 確 実 で あ ろ う 。 T ・ W ・ マ ソ ソ ソ は 言 う ﹁ ⋮ ⋮ 現 代 の 旧 約 学 者 た ち は 、 文 書 批 評 や ヘ ブ ラ イ 史 に 関 し て 、 イ エ ス の 時 代 に 一 般 に 受 け 入 れ ら れ 、 ま た イ エ ス 自 身 に よ っ て 受 け 入 れ ら れ て い た 解 釈 を 受 け 入 れ な い か も 知 れ な い が 、 旧 約 の ま さ に 核 心 を 貫 く 力 に お い て 、 ま た 旧 約 か ら 神 の 生 き た 真 の 言 葉 を 引 出 す 力 に お い て 、 彼 ( イ エ ス ) に 比 す べ き も の は い な い と い う 点 で は 一 致 ⑨ す る で あ ろ う 。 ﹂ 次 に マ ル コ 一 四 ・ 六 二 の イ エ ス の 言 葉 ﹁ ⋮ ⋮ あ な た が た は 人 の 子 が 力 あ る 者 の 右 に 座 し 、 天 の 雲 に 乗 っ て く る の を 見 る

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幣 で あ ろ う 。 L は 、 詩 工 O 篇 の 直 接 の 引 用 で は な く 、 詩 二 〇 ⊥ と ダ ニ エ ル 書 七 ・ = 二 を 混 合 し た も の で あ る 。 も っ と ⑩ も 、 C . H . ド ッ ド は 、 マ ル コ 一 四 ・ 六 二 は 、 詩 八 〇 ・ 一 七 と 関 連 し て い る か も 知 れ な い と 言 っ て い る 。 こ の 詩 八 〇 ・ 一 七 に は 、 ﹁ 人 の 子 ﹂ と い う 語 と ﹁ 汝 の 右 の 手 の 人 ﹂ と い う 語 が 結 合 し て い る 。 テ ス テ イ モ ニ ア 詩 = ○ . ] の こ の よ う な 広 汎 な 使 用 ぶ り か ら 、 こ の 句 ( と く に 一 節 前 半 ) が 初 代 教 会 の 証 言 集 の 中 心 に あ っ た こ と が 知 れ る 。 し か し 一 節 の 後 半 も し ば し ば 用 い ら れ て お り 、 使 徒 行 伝 二 ・ 二 三 で は 、 復 活 の 主 の 位 置 (神 の 右 ) と 機 能 (最 後 の 勝 利 ま で そ こ に 坐 っ て い る こ と ) が 結 び つ け ら れ て い る 。 ま た コ リ ン ト 人 へ の 第 一 の 手 紙 一 五 二 一 五 で は 、 詩 二 〇 ・ 一 b は 詩 八 ・ 七 と 混 合 し た 形 で あ ら わ れ 、 ヘ プ ル 一 ・ = 二 、 一 〇 ・ 一 ニ ー = 二 に も あ ら わ れ て い る 。 エ ペ ソ 一 . 二 〇 1 ・二 二 、 お よ び ペ テ ロ の 第 ↓ の 手 紙 三 ・ 二 二 で は 、 詩 = ○ ・ 一 a の み が あ げ ら れ 、 一 節 後 半 は 、 詩 八 ・ 七 に 取 っ て 代 ら れ て い る が 、 両 者 と も 明 ら か に 詩 一 一 〇 ・ 一 に も と つ い て 解 釈 さ れ て い る の で あ る 。 詩 一 一 〇 . 四 の 引 用 は 、 ヘ プ ル 書 に 限 ら れ て い る が 、 い わ ゆ る 死 海 文 書 の 発 見 に よ り 、 著 者 の 意 図 に 新 し い 照 明 が あ て ら れ る よ う に な っ た 。 ク ム ラ ソ 宗 団 の 文 書 に よ れ ば 、 当 時 ﹁ イ ス ラ エ ル の メ シ ヤ ﹂ ( ダ ビ デ の 家 系 ) と ﹁ ア ロ ソ の メ シ ヤ ﹂ ⑪ ( ア ロ ソ の 家 系 ) の 二 通 り の メ シ ヤ へ の 待 望 が あ り 、 ヘ プ ル 書 の 著 者 は こ の 二 種 類 の 希 望 を 念 頭 に お き つ つ 、 イ エ ス ・ キ リ ス ト の 中 に 、 王 職 と 祭 司 職 の 両 方 を 含 ん だ 、 ひ と り の メ シ ヤ が 出 現 し た こ と を 論 証 し よ う と し た の で は な い か と 思 わ れ る 。 こ の 二 通 り の メ シ ヤ ー メ シ ヤ 的 王 (ダ ビ デ 系 ) と メ シ ヤ 的 大 祭 司 ( ア ロ ン 系 ) ー を 一 つ に 統 合 す る こ と は 、 お そ ら く 不 可 能 と 考 え ら れ て い た に ち が い な い 。 な ぜ な ら 前 者 は ユ ダ 族 か ら 、 後 者 は レ ビ 族 か ら 出 て い る か ら で あ る 。 し か し へ

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ブ ル 書 の 著 者 は 、 詩 一 一 〇 ・ 四 と 創 世 記 一 四 ・ 一 八 -二 〇 に 、 い ま 一 つ の 祭 司 職 ー メ ル キ ゼ デ ク の 祭 司 職 が あ る と い う 証 明 を 見 出 し た の で あ る 。 そ し て こ れ は ア ロ ソ の 祭 司 職 を 超 え 、 王 職 と 祭 司 職 を 統 合 す る も の な の で あ る 。 こ の よ う な ヘ ブ ル 書 の 著 者 の 詩 一 一 〇 ・ 四 の 解 釈 は 、 前 例 の な い 独 自 な 解 釈 で あ る 。 ⑫ ヘ プ ル 書 七 章 に お い て 、 著 者 は 、 創 世 紀 ↓ 四 ・ 一 八 -二 〇 を 用 い る 。 典 型 的 な ミ ド ラ シ ュ 的 な 解 釈 法 を 用 い つ つ 、 彼 は 、 永 遠 の 祭 司 職 の 有 効 性 を ﹁ メ ル キ ゼ デ ク の 様 式 に よ っ て ﹂ 、 論 じ 、 ま た ア ロ ソ の 祭 司 職 の 不 十 分 さ を 論 じ た の で あ る 。 詩 一 一 Q ・ 四 ( ヘ ブ ル 七 ・ 一 七 ) の 引 用 文 は ﹁ メ ル キ ゼ デ ク の 様 式 に よ る ﹂ こ の 永 遠 な る 祭 司 職 と イ エ ス の メ シ ヤ 性 を 結 び つ け る 環 と な る の で あ る 。 さ ら に 九 章 に お い て 彼 は 、 イ エ ス が い か に 、 ﹁ 来 る べ き 良 き 事 の 大 祭 司 ﹂ ( 九 ・ 一 一 ) と し て 、 自 ら の 血 に よ っ て ﹁ 永 遠 の 贈 罪 ﹂ を 完 成 し た か を 説 明 し た の で あ る 。 著 者 は こ の よ う な 議 論 に お い て 全 く 新 し い 面 を 開 拓 し て い る 。 ﹁ し か も 彼 の 議 論 は 、 詩 = ○ 篇 全 体 が 、 キ リ ス ト の 証 言 と し て 一 般 的 に 受 容 さ れ て い る と い う 、 確 乎 た ⑬ る 基 礎 の 上 に 立 っ て い る の で あ る ﹂ ( ド ッ ド ) こ の 一 般 的 受 容 は 、 主 と し て 、 詩 一 一 〇 こ の 力 に よ る も の で あ る 。 わ れ わ れ は い か に 詩 一 一 〇 篇 の 第 ﹁ 節 の 影 響 力 が 新 約 聖 書 の 全 神 学 の 中 に 浸 透 し て い る か を 知 る の で あ る 。 五 の 註 ω 即 切 巳 け ヨ ・ 茸 ﹁ 震 ・。8 曙 o 臣 臣 ・ ω 旨 0 9 。 ↓ H 巴 三 〇 p O 改 o ﹁ P bσ 冨 。 犀 箋 o F 一 〇 〇 ρ 召 畠 一 ω ① 1 刈 ゜ ② 切 ゜ い 獣 9 β Z 睾 ↓ ① の 冨 ヨ 曾 δ 諺 ℃ o び ゜q 豊 p ピ o 巳 8 n ω 6 ζ 男 ﹁ 。 。・ ∫ 一 ㊤ ① H -唱 出 -臼 ゜ ㈹ 即 声 コ 目 ① 5 ↓ ぼ り σ ∈ 己 山 匡 8 0 h Z ① 乏 日 婁 冨 ヨ 〇 三 〇 耳 巨 o δ 堕 " い o 巳 8   じ 洋 。 ヨ o ︻ 旦 一 ⑩ ① 9 冒 ゜ 一 一 ド ω bd 巳 一 目 ゜。 已 -o ▽ 9 こ 写 一 ω N

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﹁ 次 の よ う な 諸 点 を 指 摘 す る こ と が で き よ う 。 ω 詩 = ○ 篇 の 解 釈 史 の か げ に 、 歴 史 的 状 況 の 変 化 が よ み と れ る 。 た と え ば ユ ス テ ィ ヌ ス は ︼ 節 の 後 半 (汝 の 敵 を 汝 の ω 足 台 と す る ま で ⋮ ⋮ ) を 再 臨 の 遅 延 を 説 明 す る た め に 引 用 し て い る 。 彼 は ま た ﹂ 節 お よ び 二 節 を ク リ ス チ ャ ソ に 対 す る 迫 ② 害 の 予 言 と し て 用 い て い る 。 ク リ ス チ ャ ン は 、 最 後 の 勝 利 の 到 来 す る ま で 、 自 己 を 迫 害 す る 敵 と 戦 わ ね ば な ら な い の で あ る 。 セ ブ タ ジ ン ト ② 教 父 た ち の 著 作 で は 七 十 人 訳 が 決 定 的 な 役 割 を 演 じ て い る 。 と く に マ ソ ラ 本 文 と か な り 相 違 し て い る 七 十 人 訳 に よ る 三 節 の 部 分 が 教 理 論 争 で は 重 要 で あ る 。 ま た } 節 の 伽隷 建 軌 恵 ミ o ハ 急 さ も を ( 主 、 わ が 主 に 言 う 給 う ) は 三 位 一 体 論 に 関 す る 議 論 に 一 役 買 っ て い る 。 ㈲ 教 理 論 争 の 中 で の 強 調 点 の 移 行 は 、 こ の 詩 篇 の 解 釈 、 と く に 一 節 と 三 節 の 解 釈 に 影 響 を 与 え て い る 。 ユ ス テ イ ノ ス は 、 一 節 を 父 と 子 の ( そ し て 多 分 聖 霊 と の ) 区 別 を 強 調 す る た め の 引 用 し て い る 。 た と え ぽ 彼 は 、 ﹁ ト リ ュ フ ォ ソ と の 対 話 ﹂ の 中 で 一 節 を 引 用 し て 次 の よ う に の べ て い る 。 ﹁ す べ て の 物 の 創 造 者 で あ る か た に 加 え て 、 も う ひ と り の か た (即 ち ヨ   く く 子 な る キ リ ス ト ) は 聖 霊 ( 即 ち 霊 感 を う け た 詩 篇 作 者 を 通 じ て ) に よ っ て 、 主 と 呼 ぼ れ て い る ⋮ ﹂ 同 じ 書 物 の 中 で 、 彼 は 三 節 を キ リ ス ト の 先 在 の 証 明 と し て 用 い て い る が 、 彼 は ま た そ れ を キ リ ス ト の 身 体 が 、 真 に 肉 体 的 な 性 質 を も っ て い た こ と の 証 明 だ と し て い る 。 七 十 人 訳 に よ る ﹁ 暁 の 星 の 以 前 に 、 胎 よ り 私 は 汝 を 生 ん だ ﹂ ( 蹄 く 黛 ミ も へ 同 篭 軌e 愚 苦 § 鮨 暫 宇 含 ξ q 黙 需 ) と い う 句 を ユ ス テ イ ノ ス は 、 箴 言 八 ・ 二 七 と 混 ぜ て 使 っ て い る 。 ﹁ 暁 の 星 ﹂ を 箴 言 の ﹁ 日 と 月 ﹂ に 変 え 、 キ リ ス ト の 先 在 を そ れ に よ っ て 証 明 し よ う と し て い る の で あ る 。 そ し て さ ら に 彼 は ﹁ 胎 よ り ﹂ と い う 句 に 、 グ ノ ス テ ィ シ ズ ム へ の 反 証 を 見 て い る 。 キ リ ス ト は 永 遠 な る 存 在 で あ る 。 し か も 彼 は 、 実 際 に ﹁ 胎 よ り ﹂ 生 れ た の で あ る 。

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ド ケ イ テ イ ム ス ア 与 ン三 ズ ム 手 ー キ ス ム ⑤ こ の 解 釈 は 、 教 会 が 仮 現 論 、 養 子 論 、 単 性 論 な ど と 戦 っ て い る 間 続 い た 。 キ リ ス ト は 、 父 と 同 じ で は な い ( ] 節 ) 彼 は 神 の ひ と り 子 で あ り 、 彼 は 永 遠 で あ る 。 彼 は 暁 の 星 ( 日 月 ) の 創 造 以 前 に 、 つ ま り 天 地 創 造 の 以 前 か ら 存 在 し た 。 し か も 彼 は 女 の 胎 よ り 生 れ た の で あ る 。 ( 三 節 ) し か し 後 に 教 理 論 争 の 中 心 は 他 の 方 向 に 転 じ て 行 っ た 。 そ し て ア タ ナ シ ウ ス な ど は 、 ﹁ 胎 よ り ﹂ の 句 を 肉 体 的 に 解 釈 す ㈲ る こ と を 拒 み 、 こ の 句 は 比 喩 的 に 解 釈 す べ き だ と し て い る 。 ω わ れ わ れ は ま た ア ン プ ロ シ ウ ス が 、 一 節 の 中 に は 、 キ リ ス ト が 父 に 劣 る こ と を 意 味 す る も の は な い と 述 ぺ て い る こ と に 注 目 す る 。 父 と 子 の 平 等 を 主 張 す る 彼 の 議 論 は 、 明 ら か に キ リ ス ト の 神 性 を 減 じ よ う と す る ア リ ウ ス 主 義 へ の 反 論 で あ る 。 ア レ ゴ リ カ ル ω 以 上 の よ う な 教 父 た ち の 詩 篇 解 釈 の 方 法 は 、 主 と し て 比 喩 的 な 解 釈 法 で あ り 、 こ の 解 釈 法 は 、 ト マ ス ・ ア ク ィ ナ ス の ⑧ 時 ま で 、 圧 倒 的 な 主 流 を な し て い た 。 比 喩 的 解 釈 は し ば し ば 同 一 の 句 に 対 し て 、 同 時 に 複 数 の 解 釈 を 許 容 し た の で あ る が 、 そ の 極 端 な 例 は 、 中 世 に お い て 、 ㈲ 同 一 の 句 に 四 通 り か ら 最 高 七 通 り に 及 ぶ 解 釈 が 行 わ れ た と い う 事 実 で あ る 。 ⑩ た と ・兄 ば テ ル ト ゥ リ ア ヌ ス は ﹁ 暁 の 星 の 前 に ﹂ と い う 句 に 二 重 の 意 味 を 読 ん だ 。 そ れ は 第 一 に キ リ ス ト が 、 夜 、 暁 の 星 の 出 て く る 前 に 生 れ た 事 を 意 味 し 、 第 二 に キ リ ス ト が 暁 の 星 の 創 造 以 前 に 先 在 し た こ と を 意 味 す る の で あ る 。 ア ウ グ ス テ ィ ヌ ス も や は り 、 こ の よ う な 二 重 の 意 味 を 受 け 入 れ て い る 。 こ の よ う な 比 喩 的 解 釈 の た め に 、 ・聖 書 の 句 の あ る も の は 、 全 く 恣 意 的 に 解 釈 さ れ る 結 果 を 生 ん だ 。 例 え ば ア ウ グ ス テ ィ ヌ ス は ﹁ 女 の 胎 よ り ﹂ の と い う 句 を ﹁ 秘 密 の 、 か く れ た も の か ら ⋮ ﹂ 従 っ て ・ ω 。 げ 団§ 。 か ら ⋮ L と 解 し ㌔

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( 八 代 )

参照

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雑誌名 金沢大学日本史学研究室紀要: Bulletin of the Department of Japanese History Faculty of Letters Kanazawa University.

〔付記〕

Economic Resource Type Economic Commitment Economic Event Type Economic Role.

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十四 スチレン 日本工業規格K〇一一四又は日本工業規格K〇一二三に定める方法 十五 エチレン 日本工業規格K〇一一四又は日本工業規格K〇一二三に定める方法

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