元荒川流 域 の学童家庭 につ いての
生 活調査
生 活 科 学 研 究 部
緒
言
1.研 究 の意 図 最 近 の 衣 ・食 ・住 の生 活 の 変化 には め ざ ま しい もの が あ る。 今 回 わ れ われ は,地 域住 民 の 生 活福 祉 向上 と生 活 学 研 究 に 向 けて基礎 資料 を得 るた め,大 学 に近接 す る元 荒 川流 域 の 学童 家 庭 を対 象 に調査 を行 なっ た。 本 学 の あ る越 谷 市 は,広 義 の首 都 圏 の一 っ の典 型 的 な 近郊 都 市 と して 近 年宅 地 化 が進 み,流 入 人 口が 多 く,一 部地 域 を除 いて は土着 の 人 の割 合 が少 な くな って きて い い る。 こ う した条 件 の も と にあ る地域 の生 活 実 態 を知 る こ とは,わ れ われ の 目的 に かな っ た もの で あ り,さ ら に は,土 着 の人 々の 家庭 と流 入者 の家庭 との間 の 生活 の 相 違,生 活上 の 問題 点 の相 違 等 を 明 らか にす る こ とは住 民 の生 活 向上 へ の 意識 の喚 起 に もっ なが っ て い く もの と考 え られ る。 従 って,ま ず その 第一 段 階 と して 大 学 に近接 す る元 荒 川流 域 の荻 島 地 区 を対 象 に生活 調 査 を行 な った 。 この 地 域 を選 ん だ の は,こ こ が,昔 は水 田地 帯 で あ り,土 着 の 人 々が比 較 的 多い こ とが予 想 され たか らで あ る。 そ して, も う一地 区 は,流 入 人 口の 多 い武 里 団地 を中 心 と した 地 区 を比較 対 象 フ ィー ル ドと して選 ん だ 。 な お,サ ンプ ル の かた よ り とい うマ イ ナス を承 知 の 上 で敢 えて 学童 家庭 を対 象 と したの は,制 約 され た費 用 で効 果 的 に調査 を行 うた め と,こ れ らの 家庭 の 多 くが,夫 婦,子 ど もを中 心 と した 家庭 建 設 中 の い わ ば 沖 堅 層ミ で あ り,そ の家庭 生 活 の 内容 が将 来 の社 会 に大 きな影響 を与 え るだ ろ うと い う積 極 的 メ リ ッ トを認 め た か らで あ る。 調査 実施 期 間 は,1978年,6月 で あ る。 II.調 査 方法 荻 島地 区 は,荻 島小 学 校 に,武 里 地 区 は大場 小 学 校 に そ れぞ れ調 査 表 を依頼 し,学 童 を通 じて配 布,家 庭 で 記 入 を して も らい回収 した。 配布 数 は,荻 島 小 学校610, 大 場小 学 校980計1590で,回 収 数 は荻 島小 学 校497(回 収 率81%),大 場 小 学校540(回 収 率55%)で あ った 。 調査 項 目 は,1生 活実 態,生 活 意識,11衣 生活,皿 食 生 活,】V.住 生 活 の4部 か ら成 り,(別掲 調 査 表 参照)末 尾 に表 記 の者 がそ れ ぞれ の部 分 を担 当 した。 なお,今 回 の調査 は,衣 ・食 ・住 ・生 活 意 識 の き わめ て大 まか な ア ウ トライ ン を把 握 す るた め予 備 的調 査 に と ど ま って お り,今 後 これ を手 がか りに,よ り精密 な調査 を試 み た い と考 えて い る。 調査 表の 一 部 は下 記 の通 りで あ る。 1生 活実 態,生 活 意 識 ①aあ な たは現 在 の生 活 に満足 して い ます か。(該 当 す る もの に○ をっ け て下 さい。) 1非 常 に満 足2ま あ満 足 3な ん と もい え ない4少 し不 満 足 5非 常 に不 満 baで 不満 と答 えた 方 は最 も不満 を感 じて い る事 をお答 え下 さい。 ② あ なた は 自分 の御 家庭 の暮 ら し向 き(生 活水 準) が どん な もの だ とお考 えで す か。(該 当す るも の に ○ をつ けて下 さい) 1上 の上2上 の 中3上 の 下 4中 の上5中 の 中6中 の下 7下 の上8下 の中9下 の下 ③ 次 にあ る物 品 の うちお宅 に あ る もの にす べ て◎ を つ けて 下 さい。 1テ レ ド2電 気 洗 濯機 3冷 蔵 庫4電 子 レ ン ジ 5オ ー ブ ン6ト ー ス ター 7電 子 ジャー8電 気 炊 飯器 10電 気掃 除機11ク ー ラ ー 12自 転 車13車(乗 用車) 14ピ ア ノ15ラ ジオ・カセ ッ ト 15ス テ レ オ ④ あな た は近 所 の人 た ち とどの て い どの っ き合 い を して い ま す か。(該 当 す るもの に○ をっ けて下 さ い) 1顔 も知 らず 全然 っ きあ わ ない 。 2顔 を あわせ れば あ い さつ す る 3顔 を あわせ れば あ い さつ す る 4お 互 い に家 に招待 し合 う 一3一5子 ど も同志 が友 だ ちなの でっ きあ う ⑤ あな た は現 在住 んで い る場 所 に対 しどん な感 じを お持 ちで す か 。(該 当す る もの に○ をつ けて下 さ い) ヤ1非 常 に愛 着 を感 じて い る 2好 感 をも って い る 3な ん とも い えな い 4あ ま り好 きで は な い 5嫌 いで あ る 6そ の 他(具 体 的 に) ⑥ あな た は地 域 の 町 内会,自 治会 活動 に どの程 度 参 加 して お られ ます か 。(該 当 す る もの に○ をっ けて 下 さい) 1積 極 的 に参加 して い る 2人 並 み には 参加 して い る 3ほ とん ど参 加 しない 4付 き合 いで仕 方 な く参加 して い る 5全 く参 加 しな い ⑦ あ な たは 暮 しの 中で,次 に あ げる よ うな問題 に ど の 程度 関 心 をお持 ちで す か。(該 当箇 所 に○ をっ け て 下 さい) * 項 目 非常に関心がある あ る程度ある ほとんどない 物 価 政 治 問 題 テ レ ビ番 組 家 事 育 児 ファ ッ シ ョン 子どもの教育 公 害 問 題 有 害 食 品 家族の健康 ⑧ あ なた が毎 日の生 活 の な かで感 じて い る問題 点 ・ 疑 問 な どが あっ た ら何 で も 自由 にお書 き下 さい。 1衣 生 活 に つ い て ① 該 当す る もの に○ をつ け て下 さい。 aお 宅 の お子 様 は地 域 の祭 に参 加 します か 。 (1参 加 す る2参 加 す る こ と もあ る 3参 加 しな い) bお 子様 は祭 に和 服 を着 ます か。 (1着 る2着 るこ と もあ る 3着 ない) cお 子様 は 正 月 に和 服 を着 ます か。 (1毎 年 着 る2看 るこ とが 多 い 3半 々位4着 た こ と もあ る 5全 々着 な い) ②a小 学 校 の 家庭 科 で 下着 の 洗 濯 につ い て学 習 しま す か。 す るもの には ○ をつ けて下 さい 。 1ハ ンカチ2く っ 下 3パ ン ッ4肌 シ ャッ 5ス リ ッ プ6そ の他 具 体 的 に () b次 に品 目の う ちあ なた の御 家庭 で ク リー ニ ング 店 に 出 され るもの に○ 印 をつ けて下 さい。 1ワ イ シ ャ ツ(ブ ラ ウス を含 む) 2セ ー ター 類3ワ ン ピー ス 4ジ ー ン ズ5ハ ン カ チ 6肌 シ ャ ツ7く つ 下 8パ ン ッ9ス リ ッ プ 10シ ー ツ11枕 カ バ ー 12子 供 肌 着13そ の他 具 体 的 に () 1皿 食 生 活 につ い て ① 次 の 食 品 につ い て そ れぞ れ お子様 が 毎 日食 べ る もの に はA よ く食 べ る もの に はB 時 々 食 べ る もの に はC 余 り食 べ な い もの に はD 全 然 食 べ ない もの に はE 不 明 の もの に はF の記 号 をつ け て下 さい。 米()乳 ・乳製 品() 麦()油 脂() い も()生 鮮 魚 介() 砂 と う()塩 干 魚 介() 菓 子()肉() み そ()卵() 一4一
豆 ・豆 製 品()海 草 ・() 野 菜()漬 物() 果 物() ③ 次 の項 目は御 家庭 にっ いて の 質 問で す。 該 当 す る 所 に○ 印 をつ け()内 は御 記入 下 さい。 a食 用 油 にっ いて うか が い ます。 (1)一 度使 用 した 油 は どの様 な状 態 で保 存 して い ます か 。 1油 こ しで こ して お く 2使 用 容 器 の ま まお く 3こ さ ない で その ま ま容 器 に回収 す る 4そ の 他() (2)同 じ揚 げ油 を揚 物 に何 回使 用 します か。 11回22回33回 44回55回6そ の他 () b台 所 用洗 剤 につ い て うか が い ます 。 (1)野 菜,果 物 に合 成 洗剤 を使 って い ます か。 1使 用 す る2'時 々使用3全 く 使 用 しない (2)洗 剤 容 器 に表示 され て い る使 用 量 を守 っ て い ます か。 1き ちん と守 って い る 2大 体 守 って い る 3守 っ て い な い4意 識 しな い (3)食 器 を合成 洗 剤 で洗 う方 は どの 様 に して使 っ て い ます か 。 1水 か湯 に うす め て 2ス ポ ンジ に直接 つ けて 3直 接 容 器 につ け て 4そ の他() c祭,そ の他 の行 事 に特別 の 食事 をっ く ります か。 1っ くる2っ く るこ と もあ る 3っ くら ない 1,2の 場 合 行 事 名() そ の時 の食 事 献立() d昔 か らあ なた の家 に伝 わ って い る料理 があ りま す か 。 1あ る2な い 1の 場 合,そ の 料理 名 ・料理 内 容 e食 事 をす る部屋 に テ レ ビが あ ります か。(1あ る(1あ る る2な い) 食 事 中テ レ ビをつ けて お きます か。 (1は い2時 々3い い え) 】V住 生 活 に つ い て ①aあ な た の 住 ん で い ら っ し ゃ る 家 は ご 自分 の 家 で す か,そ れ と も 借 家 で す か 。(該 当 す る もの に ○ をつ け て 下 さ い) 1自 分 の 家(分 譲 ア パ ー ト,マ ン シ ョ ン を 含 む) 2借 家 3公 営,公 団 の ア パ ー ト,マ ン シ ョ ン 4民 問 の ア パ ー ト,マ ン シ ョ ン 5社 宅,寮,官 舎,公 舎 6同 居,問 借 7そ の 他(具 体 的 に) bそ の 間 取 り を お 答 え下 さ い 。(該 当 す る も の に ○ をつ け て 下 さ い) 11DK22DK3 32LDK43DK 53LDK64DK 74LDK8そ の 他(具 体 的 に) ② 今 の お住 い にっ いて,何 か御 不満 があ った ら お答 え下 さい 。 (最 も不満 に思 うこ と を二つ 選 んで○ をっ けて 下 さ い) 1狭 す ぎ る 2家 賃 が高 い 3通 勤 に遠 い 4買 物 が不 便 で あ る 5騒 音 が うる さい 6周 囲 の環 境 が悪 い 7日 当 りが悪 い 8そ の 他(具 体 的 に) 一5一
〔注〕 各 項 目中,次 に関 す る集 計 は そ れ ぞれ 以下 の 記号 に よっ て統 一 した。 101荻 島 小 学校 校 区 02夫 場 ノト堂校 ① 夫 ・妻 ・子 供1人 ② 〃 〃 〃2人 ③ 〃 〃 〃3人 以 上 家 族 構 成 ④ 祖 父 母 ・夫 ・妻 ・子 供1人 ⑤ 〃 〃 〃 〃2人 ⑥ 〃 〃 〃 〃3人 以 上 ⑦ そ の 他 が い る 場 合
年
令
①25才 未 満 ②25∼29才 ③30∼34才 ④35∼39才 ⑤40∼44才 ⑥45∼49才 ⑦50才 以 上居
住
地
01南 荻 島 西 新 井 神 明 町 砂 原 野 島 長 島 小 曽 川 北越 谷 02武 里 団地 大 場 大 枝 大 畑 武 里 春 日部市 その 他居
住
年
数
①1年 未 満 ②1∼3年 ③4∼6年 ④7∼9年 ⑤10∼15年 ⑥16∼20年 ⑦21∼30年 ⑧31∼50年 ⑨51年 以 上職
業
① 農 林 漁 業 ② サ ラ リー マ ン(会 社 員 ・公務 員 ・会社 役 員 ・教職 員) ③ 自営 業(サ ー ビス業 ・卸 売 業 ・小 売 業 ・ 自由 業) ④ 製 造 業 健 築 業 も含 む) ⑤ 主 婦 その他 一一6一1生
活 実 態 ・生 活 意 識
生 活 意 識 と い っ て も,こ こ で の 生 活 意 識 は,回 答 者 の 性 別,職 業,年 令 が,別 表(1-1)の 通 りで あ る の で 、 30代 ∼40代 前 半,主 婦 の 生 活 意 識 と い う こ と に な ろ う 。 回 答 者 の 性 別 男 … …22.6(%)女 … …77.4(%) 職 業 主 婦 … …50.9(%) 無 職 … …14.4 家 事 手 伝 い … …1.6 年 齢30∼34… …29.4(%) 35∼39・ ・・…38.2 40-44・ ・・…19.9 表1-1 最 初 の1①aの 問 い は,生 活 に対 す る満 足 度 を聞 く よ くあ る設 問 だ が,非 常 に満 足 … …7.0%,ま あ満 足 して い る… …51.1%で 両 者 を合 わせ る と58.1%と い う数 字 が 出 て い る。経 済 企 画 庁 の 「国 民 生活 選 好 度調 査 」 によ る と,生 活 全般 に 「満 足 して い る」 「ま あ満足 して い る」 とす る人 は昭和47年 に は,55%,昭 和50年 には64%と い う数 字 が 出て い る。今 回 の 調査 の 「非 常 に満足 」 とい う ワ ーデ ィ ングの 問題 点 を考 慮 に い れれ ば,58.1%と い う 結 果 は,ほ ぼ妥 当 な数字 とい えよ う。 生 活 全般 に対 す る満 足 度 と な らんで,議 論 され るの が, それで は,そ う した 自分 の暮 ら し向 き(生 活 水 準)を ど の よ うに と ら えてい るか とい う問題 で あ る。例 の 階層 帰 属 意識 の 設 問 を次 に置 い て み た。 結果 は別 表(表1-2)の 通 りで,「 中流 意 識 」 が87 .0%を 占 め 「中 の 中」 も51.7%に 達 して い る。総 理 府 の 「国 民生 活 に関 す る世 論 調 査 」 の結 果で は,「 世 問一 般 か らみ て お宅 の 生 活程 度 は」 と聞 かれ た時,「 中」 だ と 1上 の 上0.9(%) 2上 の 中3.1 3上 の 下1.0 4中 の 上21.6 5中 の 中51.7 6中 の 下51.7(%) 7下 の 上4.0 8下 の 中2。3 9下 の 下1.6 表1-2 答 え る 人 は,昭 和33年(1958)に は,全 体 の72%だ っ た も の が,昭39(1964)に は,80%を 越 し,昭45(1970) に は90%と な り,そ の 後 も ほ ぼ9割 の 人 が そ う答 え て い る。 さ ら に そ の な か で 「中 の 中 」 と す る 人 が37%か ら59 %へ と増 え,逆 に 「中 の下 」 が32%か ら23%,「 下 」 が 17%か ら5%へ と減 っ て い る。今 回 の 調査 結 果で も,な るほ ど 「中 の中 」 の 数字 は若干 低 くな って い る ものの, 「中全 体 は9割 近 い 数字 を示 し,高 い 「中流 意識 」 を裏 付 け て い る。 こ う した 諸結 果 を背 景 に,生 活水 準 の 向上,平 等化, 均 質化 が説 か れ るの だ が 問題 は そ う単 純 で は な い。現 に, この 問題 をめ ぐっ て,社 会学 者 及 び経 済 学者 の 間 で 、 ち ょっ と した 噺 中 間層 論 争ミ が たた か わ され た(1978年 年)事 実 もあ る。極 端 な単純 化 を行 な え ば,一 方 は,日 本 には もは やや 階層 な ど存 在 しない等 質社 会 だ とす る も の か ら,他 方 は,中 流 意 識 な ど 「幻想 」 にす ぎな い とい うもの まで だ が,単 純 な数 学 的,統 計 的原 理 によ って も, 少 な くと もその 一 部 が ミ虚 偽 意献 で あ るこ とは い うま で もな い こ とで あ ろ う。 た だ今 回の 調 査 で は,生 活 費 と 階 層帰 属 意 識 とを ク ロス してみ た が,必 ず しもお も しろ い結 果 が 出て きた と はい えな い。 次 は,電 気 製 品 を 中心 と した耐 久消 費 財 の保 有状 況 を たず ね る よ くあ る質 問で あ る。 結 果 は別 表(1-3)の 通 りで,国 民生 活 セ ン ター 「国民 生 活 動 向調 査 」(昭 和 49年10月)の 結 果 を比較 の ため に載 せ て おい た 。(こ の 調 査 に は な く,今 回の 調査 のみ にあ る項 目も含 まれ て い る。) いず れ も,ほ ぼ同 じよ うな数値 を示 して い る が,特 に 顕 著 な差 を示 して い る もの を捨 い 出 して み る と,電 子 ジ ャー(55%→72.9%)ス テ レオ(45%→63.3%),ル ー ム ・クー ラー(29%→53.1%)と い った とこ ろで あ る。 電化 製 品 に は,必 ず その時 々 に ミ流 行 の製 品ミ とい うもの が あ るわ けで,技 術 革新 に よっ て,廉 価 な新 製 品 が発 売 され れ ば,保 有率 が飛躍 的 に上 昇す るの は 当然 の こ とで あ る。 いず れ にせ よ,保 有 率30%以 下 の もの は,電 子 レン ジ (23.2%),ピ ァ ノ(27.2%)ぐ らい の もの で,こ の あ た りが今 日の 耐 久消 費財 で は,ス テ イ タス ・シ ンボ ル に な りう るもの とい う とこ ろか 。 この こ とを明 らか にす るた め,耐 久 消 費財 と生 活 費 と をク ロス した結 果,有 意 差 の あ る品 目(い ず れ も有 意 水 準1%)は,電 子 レ ン ジ,オ ー ブ ン,電 子 ジ ャー,ク ー ラー,車,ピ ア ノ,ス テ レオで あっ た。 さ らに,そ れ ぞ れの 品 目につ い て,保 有 率一 非 保 有率 が逆転 す るの が, 生 活 費 の どの ク ラス か とい うこ と を調 べ る と次 の よ うに なっ た。 電 子 レ ン ジ36万 円 以 上 オ_プ ン21∼25万 円 ク ー ラ ー16∼20万 円 一7一ス テ レ オ16∼20万 円 (た だ し,10∼15万 の ク ラ ス で も 保 有 一 非 保 有 率 に は ほ と ん ど 差 が な い 。) 電 子 ジ ャ ー10∼15万 円
耐久消費財の保有率
国 民 生 活 動 向 調 査 今 回 の 調 歪 冷 蔵 庫99(%)99.1(0 洗 濯 機9799.3 カ ラ ーTV90(TV)99.5 白 黒TV37 ト ー ス タ ー7985.8 電 気 炊 飯 器5968.7 電 子 ジ ャ ー5572.9 ス テ レ オ4563.3 ルー ム ・ク ー ラー2953.1 電 子 レ ン ジ1523.2 ガ ス 炊 飯 器 一40.5 車(乗 用 車)-56.6 ピ ァ ノ ー27.2 ラ ジ オーカ セ ッ ト ー90.0 自 転 車 一98.4 表1-3 な お,ピ ア ノ は,い ず れの ク ラスで も,非 保 有 率 が保 有率 を上 まわ る。 た だ,保 有 率 が最 も高 い の は26∼30万 円 の ク ラスで あ る。 また,同 じ問題 を今度 はや や視 点 をか えて 階 層帰 属 意 識 との 関連 で み る と,上 記 の41品 目の うち,電 子 レ ンジ ンジ を除 いて(こ れ は オ ー ブ ンとの競 合製 品 で あ る ため と思 わ れ る が)は,い ず れ も,保 有 率 の最 も低 い ク ラス が,自 己 の階 層帰 属 意 識 を,下 の下,下 の 中,下 の 上 , 中 の下 と評 価 す る層 と重 な り合 って い る。 以上 の こ とか ら,現 時 点 に お いて,最 もス テ イ タス ・ シ ンボ ル性 の 高 い耐 久 消 費財 は,電 子 レ ン ジ,オ ー ブ ン, ピア ノ,ク ー ラー とい っ た品 目で あ る こ とが わ か る。 な お,車(乗 用 車)は,3C時 代 と呼 ばれ た時 代 に もっ て い た,ス テ イ タス ・シ ンボ ル性 を全 く失 い,〈 全体 の保 有率 も60%に 近 い),逆 に低 所 得層 の,他 の生 活 の側 面 に お け る欲 求不 満 の 解消 の手段 へ と転 化 して い る現 状 が う か がわ れ る。 次 の質 問で は,近 所 づ きあ いの 実 態 を尋 ね た。 仮 説 と して は,「団 地 型 つ き あ い 」 と い う も の が あ り,両 地 区 の 間 にっ き あ い の 型(パ タ ー ン)の 違 い を 予 想 し た の だ が, 有 意 差 は な か っ た 。 顔 を あ わ せ れ ば あ い さ っ す る(ofoz :4941:1髪)顔 を あ わ せ れ ば 話 を す る(01…63.2%02…62.8%),子 ど も 同 士 が 友 だ ち な の で っ き 合 う(:}:::;:.9%.2%)と,い ず れ も 高 い 数 値 を示 し(マ ルチ で 答 え た人 数 を考慮 に入 れ て も), 都 市型 の よそ よ そ しい つ き合 いの 型 と は必ず しも い え な い。 団地 は 団地 と して の共 同 意 識 が,他 地 区 で は伝 統 的 なっ き合 い の型 の残 存 が,こ れ らの原 因 だ と思 わ れ る。 ただ,逆 に言 うと この程 度 の ワ ー デ ィ ングで は,両 者 の つ き合 い の あ り方 の微 妙 な違 い と い うもの が 明確 に しえ な い とい うこ とで も あ る。 次 に は,居 住 地 に対 す る愛 着 度 にっ い て調 べ た。 回答 の うち最 もパ ーセ ン トの高 い もの は,な ん と も い えな い (35.0%)で,一 般 的 に い って,現 在 の都 市 住 環 境 にお い て は,住 ま いの 選択 は好 き嫌 い よ りも,他 の生 活 の諸 条件 に よ って規 定 され るもの とい え よ う。 こ こで は,土 地 に対 す る愛 着 度 と在 住 年 数 と をク ロス させ てみ た結 果 一応 の 有 意差 は得 た が(有 意 水 準0 .1%),直 ちに, これ に よっ て在 住 年数 が長 けれ ば愛 着 度 が高 い とい う結 論 が導 き得 る か ど うか にっ い て は よ り詳細 な検 討 が 必要 だ と思 われ る。 同 様 に,次 の 町 内会 ・自治 会活 動 にっ いて も,在 住 年 数 と関連 を見 た 。 有意 水 準0.1%で 有意 差 が あ るが,こ れ は両地 区 に よ って そ の内 容 をやや異 にす る よ うで あ る。 01地 区 で は,在 住 年数 がか な り長 い層 と積 極 的 参加 の層 が重 な るの に対 し,団 地 の02地 区 で は,1∼3年 の層 に 一 つ の ピー クが み られ る。 こ れ は,団 地 にお い て は 自治 会 活 動 が一 っ の イ ンシ ェー シ ョン的 な性 格 を持 っ て い る ため と思 わ れ る。 町 内 会,自 治 会 活動 を同 じ一 っ の 問い に含 め たの ば 問題 で あ った が,こ れ が,は か らず も両地 区 の差 異 に対応 す る もの と して 出 て きた とい えよ う。〈
住
生
活 〉
住 生 活 にっ い て は,特 に 団 地 地 区 に 関 し て は,均 質 化 さ れ た 住 環 境 の も と に 置 か れ て い る の だ か ら(2DKな い し3DKの 賃 貸),同 地 区 内 で 問 題 を立 て る こ と は 意 味 が な く な っ て く る。 両 地 区 の 差 で 一 番 興 味 深 い の は,② の 住 い に 対 す る 不 満 の 中 味 で あ る 。 両 者 の 差 が 著 し い も の は,1列 え ば, 1・ 狭 す ぎ る … …(oi・ ・・…zo.z O2・・・…60.5%) 2・ 家 賃 が 高 い … …(°f oz::::::413::蕘) 3・ 讖 に遠 い … …(:1::::::}黝 で,悪 名 高 い,団 地 の 遠,高,狭 の 実 態 が 浮 き ぼ り に さ 一8一れ て い る 。 ま た,4.買 物 な ど が 不 便 で あ るで は,(02_ )と 完 全 に 逆 転 し て お り,こ の こ と ひ と つ を と っ の ロ あ て も,生 活 全体 の快 適 さ とい うもの は,さ ま ざ ま な要 因 を考慮 し,生 活 の 多様 な側 面 か らの検討 が不 可 欠 で あ る こと がわ か るo (市 川 孝 一) 一9一
11衣
生 活 に つ い て
衣生 活 にっ いて は ① 学 童 の和 服 着 用度 と,② 一a 学童 の 洗 濯状 況 ② 一b学 童 家庭 の 省 力化 の た め の ク リーニ ング店 利 用 状況 にっ いて調 査 を行 っ た。 ① 学 童の 祭 り参加 と,祭 りや 正 月 に和 服 着 用 の 度合 につ い て 1.目 的 和 服 は 日本 の 民族 衣 装 で あ るが,学 童 の平 常 の生 活 で は ほ とん ど用 い られ て い ない 。 しか し,祭 りや正 月 その 他 特 別 の場 合 の 晴着 と して 用 い られて い る。 そ こで,和 服 が 学童 の 生 活 に お いて,祭 りや正 月 に ど れ位 利 用 さ れて い るか,ど の様 な生 活環 境 にお い て着 用 さ れ る度合 が多 い か を見 るた め に,学 童 の 祭 り参加 度 と 祭 りや正 月 に和 服 着 用 の 度合 を調 査 し,地 域差,学 年差, 家族 構 成差,世 帯 主 の 年 令,学 歴,職 業,生 活水 準,地 域 へ の愛 着 度 や教 育 へ の 関心 度 等 か ら検 討 した。 2.結 果及 び 考察 a学 童 の祭 り参 加 度 図II① 一1子 供 の祭 り参加 度 学童 が祭 りに参 加 す る度 合 は図II① 一1の 通 りで あ る。 参 加す る と答 えた もの 約41%,参 加す る こと も あ る と答 えた もの約44%で,参 加 しない もの は,15%程 度 にす ぎ ない 。 こ の結 果 か ら,地 域 の まっ りは学 童 に とって,生 活 の 一つ と して 深 い かaわ りが あ る と云 え る。 そ こで,祭 りに参 加 す る度 合 を,生 活環 境 か ら考察 す る と次 の通 りで あ る。 (1)地 域差 につ い て 学童 の 祭 り参 加度 を地域 別(学 校 別)に 見 る と図II① 一2の 通 りで,調 査 対 象 校 大場 小 地 区 と荻 島小 地 区 間 に は 有 意差(有 意 水 準0.1%)が 認 め られ,大 場 小 の 学 童 の 祭 り参 加 度 が高 い 。 図II① 一2地 域別 祭 り参加 度 Sig=0.0000 大場 小 地 区 は 団地 が多 く,他 所 か らの 移住 者 が殆 ん ど で あ る か ら地域 の 行 事 に無 関 心 と思 われ るが,土 着住 民 の 多 い荻 島小 地 区 よ り参加 度 が 高 いの は なぜ で あ ろ うか。 こ れは地 域 の祭 りそ の もの に違 い が あ る様 に思 われ る 。 大 場 小 の あ る武里 地 区 には集 落毎 に香取 神 社 が あ り, 祭 りは8月 に行 われ る。 大 場 小 か ら遠 く ない大 畑 地 区(一部 大場 小 地 区 に入 る) の香 取 神 社 に は,古 く念 仏 踊 りに 由来 す る 「や った りお ど り」 と云 う,民 俗 学 的 に も価値 あ る伝 承 芸 能 が あ り, 境 内で,子 供 を交 えた 青年 が,揃 いの ゆか た(子 供 は 半 天)で 輪 にな って 踊 りを奉 納 す る。 その た め 多 くの 出 店 が 出て 賑 や か な祭 りが行 な われ る。 一 ナ 侠 島小 地 区 には 南荻 島 出津 稲 荷 があ る。 こ ・は, 一10一かつ て 「お か ぐ ら」奉 納 で賑 わい を見 せ た社で あ るが, 「おか ぐら」 の後 継 者 断絶 か ら祭 りは淋 し くな り,数 軒 の 出店 が出 る にす ぎな い。 この違 い が,学 童 の祭 り参加 度 の差 と な って い る もの と思 わ れ る。 っ ま り,団 地住 民 と土着 住 民 の差 に よ るも の で は な く,そ の地 域 の祭 りの規 模 や様 式 に よる ちが い が大 きい よ うに思 わ れ る。 次 に 問題1の ⑤ の,居 住 地へ の愛 着度 と子供 の祭二り参 加 度 との関 係 を見 る と図H① 一3の 通 りで,居 住 地 に愛 着 を持 っ て い る親 程,子 供 を祭 りに参 加 させ る度合 が高 く,高 度 の有 意 差 が認 め られ る。 図II① 一3居 住 地へ の 愛着 度 別祭 り参 加度 Sig=0.0000 参 加 す る もあ る き ら い この こ と か ら,大 場 小 の学童 が住 む武 里 団地 の住 民 は, 武 里 団地 に か な り愛 着 を持 って い る と推 察 され る。 武 里 地 区 は所 謂 新 興 住 宅 地 と して 開 け た処 で,都 会 か らの 移 住 者 や 都会 へ 勤 務 す る家庭 が多 く,子 供 の教 育 や文 化 へ の 関 心 も高 い た め,子 供 の祭 り参加 率 も高 くな って い る も の と思 わ れ る。 一 方 荻島 地 区 に も,都 会 か ら新 しい住 民 が入 りっ ・あ る が,土 着 の人 々 と馴 染 み に くい 不満 さが,子 供 の まつ り参 加 に も影 響 す るこ と にな って い る様 で あ る。 (2)男 女差 に つ い て 学 童 の 祭 り参 加度 を男 女別 に見 ると図H①mの 通 り で,有 意差(有 意水 準1%)が 認 め られ る。 この 図 か ら, 図II① 一4男 女 別 祭 り参 加 度 Sig=0.0075 男子 よ り女子 の祭 り参 加度 が高 い。 女子 は友達 同志 誘 い合 い,グ ル ー プ を作 っ て行 動 し, 祭 りの出 店 等 で買 物 を喜 ぶ 性 質 があ る。 また,美 しい着 物 を着 るよ ろ こび も あ るた め,男 子 よ り参 加 度 が高 い も の と推 察 され る。 (3)家 族 構 成差 につ い て 学童 の祭 り参加 度 を家族 構 成 別 に見 る と,図H① 一5 の 通 りで 大別 した7種 の家 族構 成 間 に有意 水 準5%で 有 意差 が認 め られ る。 図II① 一5家 族構 成 別祭 り参加 度 Sig=0.0288 一11一
この図 か ら,祖 父 母 の 有無 に か ・わ らず,一 人 っ子 の 場 合 よ り,子 供 が2∼3人 居 る家庭 の子 供 の 参加 度 が 高 い と云 え る。 一 人 っ子 の場 合 は,親 や祖 父母 が子 供 だ けで 出 か ける こ と に不 安 を抱 い て 出 さず,保 護 者 同伴 とな るた め 出 に くい よ うで あ る。 子供 が2∼3人 い る家庭 で は,保 護者 が同 伴 せず と も, 兄 弟姉 妹,或 い は そ の友達 同志 で 出 か け る場 合 も多い た め,参 加 度 が高 い もの と推 察 され る。 (4)世 帯 主 の学 歴 差 につ いて 学 童 の 祭 り参加 度 を世帯 主 の 学歴 別 に見 る と,図H① 一6の 通 りで 大 別 した7種 の学 歴 間 に有意 水準5%で 有 意差 が認 め られ る。 図II① 一s世 帯 主 の学 歴 別祭 り参加 度 Sig=0.0255 こ の図 か ら,高 学 歴 の親 を持 っ 学童 は祭 りの参 加 度 が 高 い と 云 え る 。 問題1の ⑦ の内,子 供 の教 育 へ の 関心 度 と学 童 の 祭 り 参加 の 関係 を見 る と,図II① 一7の 通 りで,有 意 水 準5 %で 有 意差 が認 め られ,親 が子供 の教 育 に関心 の あ る も の程,子 供 の祭 り参 加度 が高 い 。 こ れ ら高学 歴,或 い は教 育 に関心 を持 つ親 は,子 供 に 好 奇 心 を持 たせ た い,積 極 的 に行 動 す る子 供 に育 て た い と思 うた め,子 供 に祭 り参 加 を促 す もの と思 われ る。 これ と反 対 に親 の学 歴 が低 い場 合 も子 供 の 祭 り参 加 度 が 高 い 。 しか し不 参加 度 も高 い。 これ は,親 や子 供 が学 校 や勉 強 に関 係 の な い こ とに熱 心 で あ る反 面,親 が子供 の 生活 に無 関 心 な度 合 も高 い ため,不 参 加 の比 率 も大 き い もの と推 察 され る。 (5)世 帯 主 の職 業差 につ いて 図II①_g世 帯主 の 職 業別 祭 り参 加 度 祭 り
韓
崖
↑
50 40 30 20 10 123 - 職 業 4 5 学 童 の 祭 り参 加 度 を世 帯 主 の職 業 差 か ら見 る と図II① 一8の 通 りで,大 別 した5種 の職 業 間 に有意 差(有 意 水 準0.1%)が 言忍め られ る。 この 図 か ら,農 林漁 業,サ ラ リー マ ンや 自営 業 の家 庭 の 子 供 が祭 りに参 加す る度 合 が高 い 。 これ は,農 林 漁 業 を職 とす る もの は土 着 の 人 が殆 ん ど 一12 一で あ る と推 察 され,地 域 の 祭 り と関 係 が深 い ため と考 え られ る。 サ ラ リー マ ンや 自営 業 の場 合 は,生 活 が割 合 安定 し, 生 活 時 間 が ほ ぼ一 定 で あ るた め,学 童 が親 と一緒 に参 加 す る場 合 で も,時 間 が と りや す い或 い は決 め や す い た め, そ の他 の職 業 よ り参 加度 が高 い もの と思 われ る。 b学 童 の和 服 着用 度 (祭りの場 合)図II①.9祭 りに和 服 着 用 度 学 童 が祭 りに和 服 を着 用 す る度 合 は 図II① 一9の 通 り で あ る。着 ると答 えた もの は 約23%,着 る こ と もあ る と 答 えた もの 答 えた もの は約41%で,着 な い と答 え た もの は36%で あ る。 この こ とか ら,未 だ祭 りに和 服 はか な り着 用 されて い るが 全 く用 い ない もの も全体 の1/3以 上 あ るこ と が わ か る。 そ こで,祭 りに和服 を着 用 す る度 合 を生 活 環 境 か ら考 察 す る と次 の通 りで あ る。 (1)地 域 差 につ いて 学 童 が祭 りに和 服 を着 用 す る度合 を地域 別(学 区別) に見 る と図H① 一10の 通 りで,有 意 水 準0.1%で 有意 差 が認 め られ る。 この 図 か ら,荻 島 小地 区 の子 供 よ り,大 場 小地 区の 子 供 の 方 が著 し く祭 りに和 服 を着 用 して い ると云 える。 荻 島 小地 区 は土 着 の 家 が 多い ので,こ の地 区 の 方 が祭 りに和 服 を 着 る度 合 が高 い と予 想 された が,土 着 か否 か は あ ま り関 係 が無 い よ うで あ る。 これ はaで も述 べ た 通 り,祭 りその もの ・規 模 や性 格 に よ る所 が 大 き く,武 里 の香取 神 社 の まつ りが盛 大 で, 図II① 一10地 域 別,祭 りに 和 服 着 用 度 若 い青 年 は揃 い の ゆか た,子 供 は半天 で踊 り,女 の子 は 晴着 で 見物 す る ため と思 われ る。 そ れ故,祭 りと和服 との 関係 は,氏 神 氏 子 の 関係 よ り も,レ ジ ャー と して祭 りを見 物 し参 加 す る地 域 の着 用 度 が高 い と云 え る よ うで あ る。 (2)男 女 差 につ い て 学 童 が祭 りに和服 を着 用 す る度 合 を男 女 別 に見 ると図 H① 一11の 通 りで,高 度 の 有意差 が認 め られ る。 図II① 一11男 女 別,祭 りに和 服 着 用 度
祭
龕
羹
↑
この 図 か ら男 子 よ り女 子 の方 が,祭 りに和 服 着 用 度 が 高 い。 男 子 は毎 年 利 用 す るもの は僅 か13%に す ぎず,全 く着 用 しない もの が50%以 上 あ る。 それ に比 べ て女 子 は,毎 年着 用 す るもの が約34%あ り, 一13一着 用 しない もの は19%程 度 にす ぎな い。 こ れは 女 の子 が美 しい和 服 に憧 れ を持 ち,和 服 を着 る こ とそれ 自体 が祭 りの気 分 に な るた め と推 察 さ れ る。 (3)学 年差 につ い て 学 童 が祭 りに和 服 を着 用 す る度合 を学 年別 に見 る と図 II①一12の 通 りで,有 意 水 準5%で 有 意差 が認 め られ る。 図II① 一12学 年別,祭 りに和 服 着 用度 Sig=0.0401 この 図 か ら,小 学1年 生 が 最 も祭 りに和 服 を多 く着 用 し,次 に2,3,4年 生 の グル ー プ とな り,5,6年 生 は最 も着 用度 が低 い 。 1年 生 は まだ 幼 く,和 服 を着 る こ と を非 常 に喜 び,親 も着 せ た い と思 うが,2,3,4年 生 にな る と次第 に面 倒 くさ さが加 わ り,5,6年 生 に な る と,洋 服 の方 が楽 で良 い と云 う合 理 的 思考 と共 に,体 が大 き くな り,今 ま での 四 ツ 身裁 ちの和 服 で は着 られ ない の で,持 って い な い子 供 も増 え るた め と推 察 され る。 (4)世 帯主 の 職 業差 につ い て 学 童 が 祭 りに和 服 を着 用 す る度合 を世帯 主 の 職 業差 か ら見 る と図H① 一13の 通 りで,有 意 水 準0.1%で 有意 差 が認 め られ る。 この図 か らサ ラ リー マ ンや 自営 業の 家庭 の子 供 は祭 り に和 服 を着用 す る度 合 が 高 く,そ の他 は前 者 に比 べ て着 用度 が低 い。 子 供 が和服 を着 用 す るた め には 大人 の 手 を煩 わせ な け れ ば な らない。 サ ラ リー マ ンや 自営業 は生 活 時 間 が割 合一 定 して お り, 時 間的 に も余裕 が あ るが,農 林 漁業,製 造 業,家 事 手伝 い等 は集 中 的 に仕 事 が 忙 しく,そ の様 な時 に は子供 の こ とを構 って や れ な いので 着 用 度 が低 くなっ て い る もの と 図II① 一13世 帯 主 の 職 業 別 祭 り に 和 服 着 用 度 Sig=0.0011 推 察 され る。 c学 童 の和 服着 用 度 (正月の 場 合) 図II① 一14学 童 の,正 月 に和 服 着 用 度 学 童 が正 月 に和 服 を着 用 す る度 合 は 図II① 一14の 通 り で,着 るこ と が多 い もの 約24%,着 た り着 なか った りす 一14一
る もの約38%,全 く着 ない もの が約38%で あ る。 ・ この こ と か ら,正 月 を特別 の 日 と して祝 い,か な りの 度 合 で和 服 を着 用 して い るが,全 く用 い ない もの も1/ 3以 上 あ る こ とは,晴 着 が次 第 に和 服 か ら離 れつ ・あ る ため と推 察 さ れ る。 そ こで正 月 に和 服 を着 用 す る度 合 を生 活環 境 か ら考察 す る と次 の 通 りで あ る。 図II① 一15男 女 別,正 月 に 和 服 着 用 度 Sig=0.0000 着 る .._一.着 る こ と が 多 い 一一 一半 々位 輔'一 着 た こ と も あ る ∼ 着 な い (1)男 女 差 につ い て 学童 が正 月 に和服 を着 用 す る度 合 を男 女 別 に見 ると図 H① 一15の 通 りで,有 意 水準0.1%で 高 度 の 有 意差 が認 め られ る。 この 図 か ら女 子 が男子 よ り正 月 に和服 の着 用 度 が高 く, 男子 は全 く着用 しない ものが約60%に も達 し,ま っ りの 場 合 よ り更 に多 い。 これ は女 子 の和 服 が 華 やか で美 しく,女 子 は美 しく装 う こと を本 能 的 と云 え る程 好 む た め,子 供 も着 用 を望 み, 親 も着 せ た い と思 うた め と推察 さ れ る。 そ れ に比 べ て男 子 の和 服 は 女子 程 美 しい も ので は な く, 動 きの は げ しい男 子 には,和 服 で は運 動 しに く ・,汚 し て も困 るの で,子 も親 も それ を望 ま ない た めで あ ろ う と 思 わ れ る。 (2)学 年 差 学童 が正 月 に和 服 を着 用 す る度 合 を学 年別 に見 る と図 H① 一16の 通 りで,有 意 水 準5%で 有 意差 が認 め られ る。 この 図 か ら,小 学1∼4年 生 まで の グ ルー プ と,5∼ 6年 の グル ー プ に分 け る こ とがで き,5,6年 生 は和 服 を着 用 す る度合 が小 さ く,着 用 しない 度合 が1∼4年 生 に比 べ て 著 し く大 きい。 これ は祭 りの場 合 と同 様 で あ る。 これ は5,6年 生 にな る と,晴 着 を着 るこ と に子供 ら し い 喜 び を感 じ る所 か らや ・脱 皮 して,特 別 な衣 服 を着 る 気恥 か しさ と,中 学 受験 を前 に して 心 の ゆ と りが 少 な く な って い るた めで はな い か と推 察 され る。 また,体 格 が大 き くな り,今 まで 持 っ てい た もので は 間 に合 わ な くな る こ とも要 因 の一 つ と考 え ら れ る。 図II① 一16学 年 別,正 月 に 和 服 着 用 度 Sig=0.0320 5 6 一15一
(3)世 帯 主 の年 令 差 につ い て 学 童 が正 月 に和 服 を着用 す る度 合 を世 帯 主 の年 令別 に 見 る と図 皿① 一17の 通 りで,大 別 した7種 の年 令 間 に有 意 水 準5%で 有意 差 が認 め られ る。 この図 か ら25才 未 満 の 最 も若 い親 と,次 に若 い25∼29 才 の親 との 間 に顕 著 な差 が 見 られ る。 図II① 一17世 帯 主 の 年 令 別,正 月 に 和 服 着 用 度 Sig=0.0155 学童 が正 月 に和服 を着 な いこ とは,晴 着 と して の和 服 を持 って い ない こ とに も或 程 度繋 が り,世 帯 主 が25才 未 満 の家庭 で は経 済 的理 由 も含 ま れ る もの と思 われ る。 25∼29才 の家 庭 は,子 供 の 学 年 も低 い ので,和 服 を着 ない度 合 が小 さ い もの と推察 され る。 着 用 す る 着 る こ と が 多 い ・一 一 一 一半 々 位 一._._.着 た こ と も あ る 着 な い 5
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7 ま と め a学 童 が地 域 の祭 りに参加 す る度合 は高 く,参 加 し ない もの は15%程 度 にす ぎない 。 学 童 が祭 りに参 加 す る度 合 には地 域差 が著 し く, そ れ は居住 地 へ の 愛着 度 と も繋 が る。 また,男 女差, 家 族 構成 差,世 帯 主 の学 歴差,教 育 へ の関 心 度 や職 業 差 等 に よ って 学童 の祭 り参 加度 は 異 り,在 住 年数 や生 活水 準 と は 関係 が ない。 b学 童 が祭 り に和 服 を着 用 す る度 合 はか な り高 い が, 約1/3の もの は着 用 しない 。 学童 が祭 りに和 服 を着 用 す る度合 に は地 域 差 や 男 女差 が著 し く,学 年差 や世 帯 主 の職 業差 に よ って も ちが いが 見 られ る。 c学 童 が正 月 に和服 を着 用 す る度 合 は ,ほ ぼ 祭 りの 場 合 と同様 で あ る。 学童 が正 月に和 服 を着用 す る度合 に は男 女差 が著 し く,学 年差 や世 帯 主 の年 令差 によ って も異 な る。 祭 りに和服 を着 用 す る場 合 に顕 著 な差 が見 られ た 地 域 差 は,正 月 には全 く見 られ な い。 (松 田 歌 子) 一16一② 一a児 童 の 洗濯 にっ い て 目 的 設 問②aで は,児 童 が 家庭 で,各 自,身 にっ け る衣料 品 を,日 常 生 活 の 中で,実 際 どれ位 洗 濯 を して い る か を 尋 ね た。 小 学 校 の 家庭 科 の 授 業 において,5年 生で は 下 着 の洗 濯, 6年 生 で は 上着 の洗 濯 にっ いて 指導 して い る。 こ うい う 学校 教 育 は,児 童 の 家庭 生 活 へ,い か に影 響 を与 えて い るもの だろ うか。 家庭 教 育 は,ど の 様 にな さ れて い るだ ろ うか。 家庭 に電 気洗 濯 機 が普及 した こ とに よ り,今 日 で は ミ手洗 い"は,あ ま りされ な くなっ て い る。洗 濯 機 で 家族 中 の洗 濯 物 を一 度 に洗 っ て しまえ る状 況 の 中で, 児 童 自身 に よ る洗 濯 の実 態 が ど うな って い るの か を調 査 した 。 結 果 及 び 考 察 児 童 が 身 に っ け る衣 料 品 の 中 で 自分 で 洗 濯 す る も の は, ハ ン カ チ(28 .7%),ク ッ 下(15.3%),パ ン ッ(5.1%) , 肌 シ ャ ツ(2.2%),ス リ ッ プ(1.4%),そ の 他(16.6%) で あ る 。 ハ ン カ チ が 一 番 高 い 比 率 で あ る が,そ れ で も わ ず か30 %足 らず の 児 童 が 洗 濯 す る だ け で あ る 。 児 童 が 行 う洗 濯 物 の 約 半 数 は,ハ ン カ チ と ク ツ 下 で あ る 。 こ れ は 身 に っ け る 物 と し て は,中 で も小 物 で あ る た め,洗 い 易 い の で あ ろ う。 肌 シャ ツの 比率 が低 い ことは,ア ンケ ー ト調 査 期 間 が 初夏 で あ った た め に,着 用 者 の少 な い こ とが影 響 して い る と思 われ る。 又,ミ手洗 い"す る には,児 童 に とって 肌 シ ャツ は,少 々大 きい ので あろ う。 ス リ ップは,着 用 す る者 は女 子 の み に限 られ る事 が,洗 濯 す る者 の 数 が最 低 で あ る要 因 の一 っ と考 え られ る。 その 他 につ いて 回答 の あっ た もの は,全 体 の17%程 度 で あ った 。 その 中 で 品 目の 多 い もの は,上 ば きや運 動 グ ツで あ り,約70%も あ った。 これ は学 年 差 や男 女 別 な く 記 入 がみ られ た。 か な り多 くの家庭 で 子 供達 が,上 ば き や運 動 グツ だ けは,自 分 で洗 って い る こ とが わ か る。 そ れ以 外 には,体 操 着,エ プ ロ ン,ナ プキ ン等 の様 に,学 校 で使 用 す る物 が ほ とん どで あっ た。 (t)学 校 差 に つ いて 図H②a-1は,洗 濯 状 況 を学 校 別 に示 した もので あ る。環 境 の 異 る地 域 にあ る荻 島小 学校 と,大 場 小 学校 の 二校 間 に おい て は,ハ ンカチ に有 意 水準5%が み られた が,そ れ以 外 の も の には,み られ な か った。 この 図 か ら判 る様 に,二 校 間 には際 立 った差 は見 られ な い が,総 体 的 に,団 地 地域 の子 供 の方 が洗 濯 しない様 で あ る。 学校 差,そ れ に伴 な う地 域環 境 差 は,児 童 の洗 濯 状況 には,殆 ん ど影 響 を与 え る もので は ない こ とが推 測 出 来 る。 図II②a-1学 校 別洗 濯 状 況
荻島小学校
大場小学校
ス リ ツ。 フ そ の 他 一17一(2)家 族 構 成差 に つ いて 調 査 結 果 か ら,家 族 構 成差 との 相 関 は,殆 ん どな か っ た。 図H②a-2は,各 洗 濯 品別 に,家 族 構 成 分類1∼ 7の 洗 濯状 況 を示 す も ので あ る。 これ らの図 か ら,4家 庭 が一 番低 い値 を示 して い るの が 目立 っ 。4家 庭 は,ク ツ下,パ ンツ,肌 シ ャツ,ス リ ッ プをた だ一 人 と して洗 濯 して い ない。4は,夫 婦 に児童 一 人 と祖 父 母 が 居 る家 庭 で あ るの だ が,同 じ く祖 父母 の居 る家庭5,6と 比 べ る と際 立 っ た違 い を示 して い る。 一 人 子 で あ る上,祖 父 母 も あ り,人 手 の あ る家庭 環 境 の結 果 で あ る と思 わ れ る。 図II②a-2家 族 構 成別 洗 濯状 況 1∼7家 族 構 成 一18一
(3)子 供 の 学年 差 につ いて .子 供 の 学 年差 と洗 濯状 況 の間 に,有 意水 準5%で 有 意 ゜性 が認 め られ た 。前 頁 図H②a-3は,各 学 年毎 に洗 濯 す る 品 の それ ぞ れの 割 合 を示 した。 さ きに述 べ た通 り,小 学 校5年 生,6年 生 で は,家 庭科 の授 業 が行 な われ て お り, 洗 濯 にっ い て も指 導 されて い るが,自 分 が身 につ け て い る物 へ の関 心 は,こ れ らの 結果 か らは,傾 向 と して顕 著 には,表 わ れて い な い。但 し,高 学 年 に な るに従 って , 洗濯 をす る児 童 数 は,10%程 度 上 昇 を示 し,ク ツ下 や パ ンッ を洗 う比 率 が 目立 って 高 い値 を示 して い る。 洗 濯 機 の 普 及 か ら,ミ手洗 い"は,今 日実際 的 で な くな って い るか も しれ ない 。以 前 は躾 上 か ら,自 分 が身 にっ け た小物 類 は,入 浴 の時 等,洗 う様 に躾 られた もので あ るが,そ うい っ た風 習 も今 で は薄 れて い る ので あろ う。 (4)子 供 の男 女差 につ い て 図HDa-4一 イ に示 す様 に,男 女 差 によ る洗 濯 の状 況 は,有 意 水準0.1%で 高度 の 有意 性 が 認 め ら れた 。男 女 の差 な く,家 庭 の 意識 づ け を教育 す る時代 に な って も, い まだ に男 女 別 の傾 向 が顕 徴 にあ らわれ た事 に,や は り とい う気持 と共 に,少 々残 念 に思 わ れ る。 図H②a-4一 ロは,洗 濯 をす る男 女児 童 総 数 を100 とした場 合 の,男 女 の比 率 で あ る。 ハ ンカチ,ク ツ下 , 肌 シ ャツで は,平 行的 差 で 女子 が男 子 よ り,上 ま わ って い るが,パ ンツ,ス リ ップで は,男 子 の落 ち こみ が大 と 児
羲
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なって い る。 パ ンツ につ い て は,女 子 は男 子 に く らべ て, 自分 の 汚 した もの は 自分 で洗 う意 識 が,多 少 強 いか も し れ ない し,生 理 的理 由 もあ る と思 わ れ る。 家庭 科 や 家 政 学 につ い て 多 くの 問題 が 問 わ れ る今 日, 耐i4.!の 結 果 は,今 後 の研 究 の 指針 に な るこ と と思 う。 これ らにつ い て は,後 日検 討 を続 けて行 きた い。 % 30 25 20 '15 10 5 0 図II②a-4一 イ 男 女 別 洗 濯 状 況 Sig=0.001 男 子女 子
・女 各 児 童 数 100と す る嬰 秀
窃 学
図IIUa-4一 ロ 男 女 別 洗 濯 状 況 Sig=0.001 一19一(5)子 供 の教 育 の 関 心 度の 差 に つ い て 相 関 は,ク ツ下 との 関 係 にの み認 め られ,そ の 他 には, 認 め られ な かっ た 。今 日の 世 間状 勢,風 潮 等 に よ り,教 育 に対 す る関 心度 は非 常 に高 く,ミ非 常 に関 心 が あ る",ミ ミあ る程度 あ る"の 二つ の 層 が 回答 者 の大 多数 を示 して い る。 しか し図IIDa-5に 示 す通 り,ハ ン カチ と ク ツ 下の 項 目に おい て は,教 育 に関心 がほ とん ど ない と答 え た家 庭 の 方 が,高 い 比率 を示 して い る。 この こ とか ら, 教 育へ の関 心 が狭 い 意味 での 関 心 に と どま り,大 変片 寄 った教 育 観 と なって い る様 に思 わ れ る。 教 育 に ほ とん ど関 心 の な い家庭 で は,何 らかの理 由で 子 供 の世 話 を見 る こ とが 出来 ず,手 不 足 か ら,子 供 が 自 分 自身 の物 は 自分で 洗 濯 せ ざる を得 な い結 果 と も思 わ れ る。 こ れ らの結 果 は,家 庭 内 で の教 育 の あ り方 に 問題 の 一 っ が あ る様 に思 う。今 後 の 家庭 教 育 の 問題 点 で も あ る。 図II②a-5教 育 の 関心 度 別洗 濯 状 況 ま と め (a)家 庭 に お い て,児 童 が 自分 の 身 にっ け た も の を 全 く洗 濯 し な い 数 は,全 体 の 約57%に 達 し,自 分 の も の を 洗 う児 童 数 よ り 多 い 。 (b)洗 う 品 は,多 い 方 か らハ ン カ チ,ク ツ 下,パ ン ツ, 肌 シ ャ ツ,ス リ ッ プ の 順 に な っ て い る が,こ れ は 身 に つ け る も の の 中 で も,小 さ い 品 の 順 番 に な る 。 (c)世 帯 主 の 職 業,年 令,学 歴,及 び 生 活 費 の 差 に よ って児 童 が洗 濯 す るか否 か にっ いて は,殆 ん ど差 が なか っ た。 又,教 育 関心 度 合 の差 に よ る相 関 も,み られ な か った。 (d)学 年 差,男 女 差 に対 して,相 関 は高 くみ られた 。 この結 果 か ら,児 童 の 年令 の違 い や性 別 の違 い か ら, 洗濯 状 況 に影響 を受 け るこ とが推 測 出 来 る。 学 校 教 育,家 庭 教 育 の現 状 の一 端 も認 識 す る こ とが 出来 る。 (田 中 美 智) 一20一
② 一bク リーニ ング店 利 用 に つい て(主 婦 の 省 力化) 目 的 現 在 は機 械 化 時 代 で 家庭 生 活 も能 率 化 され 省 力化 され て い る。 ま た,主婦 が 社会 に 出て 活躍 す る度合 が高 ま るにつ れ, 省 力化 は一 層 進 んで い ると い われ る。 そ こで,洗 濯物 に っ いて 元荒 川流 域 の 主婦 に お いて は,省 力化 が ど こ まで 進 んで い るか を見 るた め に,こ の 問題 を と りあ げた 。 結 果 及 び 考 察 各 洗 濯 物 に っ い て,ク リ ー ニ ン グ 店 を 利 用 す る 家 庭 の 割 合 を み る と,ワ ン ピー ス を 出 す 家 庭 が60%近 く あ っ て 最 も 多 く,次 い で ワ イ シ ャ ツ56%・ セ ー タ ー39%・ そ の 他35%の 順 で,そ れ 以 外 の も の は,ジ ー ンズ ・シ ー ツ が 約3%見 ら れ た だ け で,下 着 類 は わ ず か1%程 度 に す ぎ な い 。 な お,そ の 他 の 内 容 は,背 広 が1/3以 上 で(36.4%), 次 い で オ ー バ ー ・コ ー ト類(26.6%),ズ ボ ン類(10.4%), 家 庭 で は 洗 濯 し に く い も の 〈寝 具 類,ジ ュ ー タ ン,カ ー ペ ッ ト類 ,制 服 〉(9.3%)な ど が あ げ ら れ る 。 下 着 類 の ク リ ー ニ ン グ 店 利 用 は 少 な く,元 荒 川 流 域 で は い わ ゆ る 主 婦 の 省 力化 は,下 着 の 洗 た く に ま で は 進 ん で い な い よ うで あ る 。 そ こ で,ク リ ー ニ ン グ 店 を 利 用 す る 度 合 を,生 活 環 境 か ら考 察 を 行 っ た 結 果 は 次 の 通 り で あ る 。 (1)地 域 差 に つ い て 図II②b-1地 域 差 に つ い て 調 査 対 象で あ る荻 島地 区 と大場 地 区 間で は,図IIOb -1に 示 す よ うにセ ー タ ー と ワ ンピー ス に有 意差 が認 め られ た。 荻 島 地 区 に比 べ て 団地 の 多 い大場 地 区の 方 がク リーニ ング店 を利用 して い て,主 婦 の省 力化 が進 ん で い る。 (2)学 歴 差 につ い て 図II②b-2学 歴差 につ いて % 100 大 旧旧 短 旧新 旧新 小 学 專 高 大 中高 高 中 学 校 セ ー ターSig=0.0083 図1②b-2は 有 意差 の あ るセ ー ター を世 帯主 の学歴 差 か らみ た結 果 で,高 学 歴 程 ク リーニ ング店 の 利用 は多 い事 が認 め られ る。 低 学 歴 には一 般 的 に労 働 者 が 多 く,高 学 歴 は サ ラリー マ ン層 で服 装 に気 を配 る為,家 庭 洗 濯 よ りク リー ニ ング 店 を利用 す るので あ ろ う と思 われ る。 (3)生 活 費 につ い て 図II②b-3生 活 費 に つ い て
荻
大
島
場
セ ー タ ーSig=0 .0000 一 ワ ン ピ ー スSig=0 .0087 一21一図 皿②b-3は 生 活 費 の差 か ら見 た ク リーニ ン グ店 利 用 の 度合 で あ る が,有 意差 の あ るワ イ シ ャツ ・セ ー ター の場 合 を示 して あ る。 全体 的 に見 る と1ケ 月 あた りの家 族 全体 の生 活 費 が多 い程,ク リーニ ン グ店 を利 用 して い る。 こ れは経 済 的 余 裕 も要 因 の一 つ と考 え られ るが,被 服 の保 有 枚数 も 多 く, 身 だ しなみ の関 心 も高 い ため と推 察 され る。 な お,ク リー ニ ング店 利 用 につ い て は,そ の他 の生 活 環 境 とは有 意差 が認 め ら れ なか った 。 ま と め 元 荒 川 流 域 に 住 む 主 婦 が 洗 濯 につ い て,ど れ程 の 省 力化 が進 ん で い るか を見 る 目的 の も とに調 査 を行 っ た が, 今 まで 述 べ た通 り,一 般 的 に家 庭 で洗 える もの,主 に下 着類 にっ い て は まだ ク リー ニ ング店 に頼 らず,家 庭 で 洗 濯 され て い る。 い わ ゆ る収 縮 な どに よ り形 が崩 れ た り,風 合 を損 うも の とか,家 庭 で 洗 い に くい もの な ど につ いて は ク リー ニ ング店 を利 用 して い るよ う に思 わ れ る。 結 局,今 回 の調 査対 象 と なっ た元 荒 川流 域 の 主婦 は, 洗 濯 にっ い て は ま だ堅 実 だ とい うこ と がい え よ う。 (長 屋 美 穂 子) 一22一
皿
食 生 活 に つ い て
食 生 活 の調 査 は主 に学 童 家庭 の食 事,食 習慣 を その 対 象 と し調査 し,検 討 を加 えた 。 まず 第1の 項 目 と して 各 学 童 家庭 に お け る食 品 の摂取 頻 度 を調査 し検 討 した。 第 2の 項 目は食 用 油 と使 用状 況 の調 査 を,第3の 項 目 と し て は台 所 の洗 剤 と使 用状 況 を調査 した もので,い ず れ も そ の毒 性 が注 目 さ れて きた もの で あ る。 次 に第4番 目の 項 目と して,祭 そ の他 にお け る行 事 食 の状 況 第5番 目に 伝統 的 な料 理 につ い て 第6番 目の項 目 と して 食事 と食 事 環 境 の相 違 の状 態 を調 査 した 。そ れ ぞれ につ い て生 活 意 識,衣 生 活 や 住 生 活 の報 告 と同様,学 校 差,居 住 地 別, 在 住 年 数別,世 帯 主 の 職 業 な ど との 関連 につ いて,統 計 的 に処理 を行 なっ た。 丗 ① 家 庭 に お け る 食 物 摂 取 頻 度 に つ い て 皿① は 学童 の家 庭 にお け る食物 摂 取頻 度 にっ い ての 調 1) 査 で あ る。調 査 形 式 は,三 宅 ら に よって 用 い られ た5段 階評 価 の 食物 摂 取 頻 度 調査 法 を採 用 した 。 この 調査 法 は, 調査 表 例(前 述)に 示 した 如 く,食 品 を17食 品 群,米, 麦,芋,砂 糖,菓 子,み そ,豆 ・豆 製 品,乳 ・乳 製 品, 油 脂,生 鮮 魚 介,塩 干 魚介,肉,卵,海 草,野 菜,漬 物, 果物 に分 類 して,こ れ らにつ いて 学童 が家庭 で,毎 日必ず 食 べ る(A),よ く食 べ る(B),時 々食 べ る(C),あ ま り 食 べ ない(D),全 く食 べ な い(E)の5段 階 に評価 す る方 法 で あ る。 調 査 結 果 の集 計 に当 っ て は,こ の5段 階 の評 価 のAを 5,Bを4,Cを3,Dを2,Eを1と して摂取 頻 度 を み た。 即 ち,得 点 が高 くな る程,摂 取 頻 度 が高 い とい う こ とに な る。 そ して各 々の 食 品の 得 点(頻 度)と フ ェー ス シー トの項 目,生 活 費,世 帯主 の 職 業,世 帯主 の 年 令, 家族 構 成,子 供 の性,在 住 年 数,学 校(荻 島小 学 校,大 場 小 学校)等 との ク ロス集 計 を行 な った。 また食 品 同 士 の相 関,さ らに その 因子 分 析 を行 な った 。 こ れ らの こ とか ら学童 の家 庭 にお け る食物 摂取 状 況, 食物 摂 取 の 構 成 にっ いて の見 識 を得 よ うと試 み た 。 図u 尚,今 回の 集 計 に当 って は,全 体 的傾 向 を把 握 す る に 留 め,二 重 ク ロス 以上 の 集計 は行 なわ な か った。 調 査 の成 績 調 査 の 成績 につ いて次 の よ うに集 計 す る こ と がで きた。 1)食 物 摂 取 頻 度 の全 体 的傾 向 こ の食物 摂 取 頻 度 の調 査 項 目 の17食 品全 部 に記入 が あ っ た者 は786名 で あ る。786名 全員 の 平均 食 物 摂 取頻 度 を 一覧 表 に示 す と表1∬-1の 如 くな る。 これ を図 に示 した もの が図 皿1-1で あ る。 米 が一 番摂 取 頻 度 が 高 く,5.0±0.2次 いで 乳 ・乳 製 品,み そ両 者 の4.5±0.8,野 菜,果 物 の順 で あ った 。逆 に摂 取頻 度 の低 い方 か ら,麦1.9±1.4,い も2.9±0.6, 干 魚3.2±0.8の 順 で あ った 。そ して魚 類 よ りも 肉や 卵 の 摂 取 頻 度 の 方 が 高い値 を示 して い た。表 皿 一1全
体 の 摂 取 頻 度
(総てに回答 した者)
M± σ(N):786 米5.0±0.2 麦1.9±1.4 芋2.9±0.6 砂 糖4.0±1.0 菓 子4.3±0.8 み そ4.5±0.8 豆 ・豆 製 品3.7±0.9 乳 ・乳 製 品4.5±0.8 ギ由 脂4.2±0.9 生 魚3.6±0.8 干 魚3.2±0.8 肉4.0±0.7 サ日4.2±0.7 海 草3.6±0.8 里予 菜4.4±0.9 漬 物3.6±1.3 果 物4.4±0.7 全 体 の 、 摂 取 頻 度1 1 (17食 品 全 て に 回答 し た 者) 一23一2)学 校 別 にみ た学 童 の 家庭 にお け る食 物 摂取 頻 度 調査 対 象 と した 荻 島小 学 校,大 場 小 学校 の現況 は,他 の 項 目の 所 で述 べ て い るの で 省略 す る。 両校 の 学童 の家 表 皿 一2学 校 差
荻
島
大
場
全
体
米
5.0±0.2 (N)478 .5.0±0.2 526 5.0±0.2 1004'麦
1.9±1.3 425 1.9±1.4 464 1.9±1.4 889芋
2.9±0.6 466 2.9±0.6 508 2.9±0.6 974 X砂
糖
3.9±1.0 441 4.1±1.0 502 4.0±1.0 943菓
子
4.3±0.8469 4.3±0.8 525 4.3±0.8 994 み そ 4.5±0.8 470 4.5±0.8 522 4.5±0.8 992 X 豆 ・豆 製 3.6±0.8 466 3.8±0.9 517 3.7±0.9 983 乳 ・乳 製 4.4±0.9473 4.5±0.8525 4.4±0.8998 X油
脂
4.0±1.0 458 4.3±0.8 509 4.1±0.9 967生
魚
3.6±0.g 469 3.6±0.8 522 3.59±0.$ 991干
魚
3.1±0.8 467 3.3±0.8 515 3.2±0.8 982 XX肉
3.9±0.8 472 4.2±0.7 522 4.0±0.7 994卵
4.2±0.7473 4.2±0.8 527 4.2±0.7 1000海
草
3.6±0.g 466 3.6±0.8 524 3.6±0.8 990野
菜
4.4±0.9 476 4.5±0.9 526 4.4±0.9 1002漬
物
3.8±1.3472 3.5±1.3519 3.6±1.3991果
物
4.3±0.7 475 4.4±0.7 526 4.4±0.7 1001 ※1%で 有 意 ※ ※0.1%で 有 意 庭 にお ける食 物摂 取 頻 度 に差 が あ るか ど うか につ いて 集 計 を行 なっ た もの が表 皿一2で あ る。 そ して これ を対 比 図 に した もの が 図 皿一2で あ る。 17食 品 の うち,米,麦,芋,菓 子,み そ,生 魚,卵, 海 草 の8食 品 は 両校 と も同 じ摂 取 頻 度 で あ った。 他 の9 食 の うち漬 物 にっ い て の み荻 島小 学 校 に通 学 す る学童 の 方 が摂 取頻 度 が高 か っ た が,砂 糖,豆 ・豆 製 品,油 脂, 干 魚,肉,野 菜,果 物 の8食 物 は いず れ も大場 小 学校 に 通 学す る学童 の 方 が摂 取頻 度 が 高 か った 。 そ して この8 食 品の うち,砂 糖,豆 ・豆 製 品,油 脂,肉 の4食 品 は, 統 計 的 有 意差 が認 め られ た。 3)学 童 の性 別 か らみ た食 物 摂取 頻 度 学 童 の性 別 に よる平 均 食物 摂 取 頻 度 を一 覧 表 にす る と 表uの よ うで あ った 。 そ して これ を図 示 した もの が 図IIで あ る。 女 子 よ り男 子 の摂 取頻 度 が高 い 食 品 は麦 の み で あ った 。 逆 に男 子 よ り女子 の摂 取 頻 度 が高 い 食 品 はい も,油,漬 物,果 物 で あっ た。 以上 の5っ の 食 品以 外 は男 女 と も同 じ摂 取 頻 度 で あ った 。 尚,男 女 間 に統 計 的 有意 差(有 意 水 準1%)の あ る食物 は漬 物 だ けで あ った 。 4)在 住 年数 と食物 摂 取頻 度 最近,当 地 域 の 都市 化 に よ る変 貌 は著 しい。 学 童 家庭 の 在住 年 数 に よ って食 物 の摂 取 頻 度 に差 が あ る か ど うか を知 る ため に平 均 食物 摂 取頻 度 を集 計 した の が表 皿一4 で あ る。 また これ を図 示 した も の が図 田一4で あ る。 集 計 は,在 住 年数 を1年 未 満,1∼3年,4∼6年, 7∼9年,10∼15年,16∼20年,21∼30年,30∼50年, 51年 以上 の9つ に分 類 して集 計 を行 な った 。 9つ の在住 年 数 の 区分 の間 に統 計的 有意差 が み られた 食 品 は,0.1%の 有 意 差 水 準 で 油 脂 と肉 の2つ で あっ た。 油脂 は4∼6年 の 在住 年 数 の 家庭 の学 童 で一 番 摂 取頻 度 が 高 く(4.4±0.8),30∼50年 の 在住 家庭 の 学童 が一 番低 い摂 取 頻 度(3.7±1.9)を 示 して い た。 肉 にお いて は, 1∼3年,7∼9年,10∼15年,21∼30年 の各 在 住 年数 学 別 荻 島小 大場 小 一24一の家庭 の学 童 が一 ・番摂取 頻 度 が高 く,平均摂 取 頻 度 は4.1 を示 して いた 。 肉の 一 番摂 取 頻 度 の 少 な い所 は16∼20年 の在住 家庭 の 学童 で,3.3±1.3で あ っ た。 この値 は生魚 の3.7±0.7よ り もノ亅・さ い。 各 食 品 の各 区 分 間 に お け る平 均摂 取 頻 度 の統 計 的有 意 表IH-3
男 子
女 子
米
.0±0.1464 (N)5 5.0±0.3479麦
2.0±1.4404 1.9±1.343?芋
2.9±0.7445 3.0±0.6472砂
糖
4.0±1.0428 4.0±1.0458菓
子
4.3±0.8458 4.3±0.8476 み そ 4.5±0.8455 4.5±0.847? 豆 ・豆 製 3.7±0.9456 3.7±0.8469 乳 ・乳 製 4.4±0.8461 4.4±0.8479油
脂
4.1±0.944? 4.2±0.9463生
魚
3.6±0.8457 3.6±0.8475干
魚
3.2±0.8454 3.2±p.8473肉
4.1±0.7455 4.0±0.8479卵
4.2±0.7458 4.2±p.84si海
草
3.6±0.7456 3.6±0.847s野
菜
4.4±1.0463 4・4士0・9478漬
物
3.5±1.4458 3.7±1.3416 X果
物
4.3±0.7461 4.4±p.?479 差 は別 と して,在 住 年 数21∼30年 の 家庭 に お け る学童 は, 17食 品 の うち12食 品 にお い て一番 摂 取頻 度 が高 い値 を示 して い た。 5)世 帯 主 の職 業 か らみ た食物 摂 取頻 度 家庭 の職 業 によ っ て学童 の食物 摂 取 頻 度 が影 響 され る こ と も考 え られ る。 こ こで は世帯 主 の職 業 を農 林 漁 業, 会 社 員,公 務 員,会 社 役 員,教 員,自 由 業,サ ー ビス業, 製 造 業,卸 小 売 業,自 営 業,建 築 業,主 婦,無 職 その 他 の14に 区分 して,そ この 家庭 の 学童 の 食物 摂 取 頻 度 を み た。 そ の平 均 食物 摂 取 頻 度 の一 覧 を表 皿一5に 示 す 。 そ して これ を図 示 した もの が 図 皿一5で あ る。 各 職 業 間 の統 計 的 有意 差(有 意水 準1%,0.1%)の あ っ た食 品 は 油脂 と肉 類 の2食 品で あ る。 この2つ の食物 とも一 番 摂取 頻 度 が高 い職 業 の学 童 は主 婦 で あ った が, これ は1例 しか な か った ので,2番 目 に高 い摂取 頻 度 の 職 業 の家 庭 の 学童 につ い て み る と,油 脂 に お いて は教 員 の0.8±0.4,肉 に おい て は,会 社 役 員 の4.2±0.7で あ った 。逆 に一 番摂 取 頻 度 の低 い職 業 の 家庭 の学 童 は,油 脂 にお い て は農林 漁業 と無 職,肉 に おい て は農 林 漁業 の 家庭 の学 童 で あ った。 卸小 売 業 の学童 は 肉 よ りも生魚 の摂取 頻 度 が高 い こと が わか る。 6)家 族 構 成 か らみ た食物 摂 取頻 度 家族 の構 成 に よ って,家 庭 で の 食生 活 に異 りが あ る と 思 われ る。 表 皿一6は 夫 妻 と子 供1人,夫 妻 と子 供2人, 夫妻 と子供3人 以 上,祖 父 母 ・夫 妻 と子 供1人,祖 父母 ・夫 妻 と子供2人 ,祖 父 母 ・夫妻 と子 供3人 以上,そ の 他 の人 の い る家庭 の 別 に食 物摂 取 頻 度 を集 計 した もの で あ る。 また 図 皿一6は この 平均 摂 取頻 度 を示 した もの で あ る。 ※1%で 有意函
男 子女子
一25一表u
在
住
年
数
1年 未 満 1∼3 4∼6 7∼9 10∼15 16∼20 21∼30 30∼50 51∼全 体
米
5.・ ± ・1(Nsz) 5.0±0.2.151 5.0±0.2171 5.0±0.3190 5.0±0.2319 5.0±09 5.0±012 5.0±018 5.0±041 5.0±0.2974麦
1?±1.154 2.0±1.4142 1.8±1.3148 1.9±1.4170 1.9±1.4282 2.7±1.46 1.8±1.510 2.6T1.516 2.3±1.634 1.9±1.4886芋
28±0.760 3.0±0.6150 2.9±0.6167 2.9±0.7186 3.0±0.6308 3.1±0.68 3.1±0.512 一 2.9±0.716 3.0±0.539 2.9±0.6946砂
糖
3.9±1.054 4.1±0:9144 4.0±1.0163 4.1±1.0183 4.0±1.0298 3.9±1.18 4.3±1.012 3.8±1.116 3.8±1.038 4.0±1.0916菓
子
4.2±0.959 4.4±0.7151 4.2±0.9i72 4.4±0.8188 4.4±0.8317 4.7±0.79 4.8±0.612 4.0±0.917 4.3±0.940 4.3±0.8965 み そ 4.5±0.859 4.4±0.9148 4・6±0・7170・ 4.5±0.8188 4.5±0.8318 4.7±0.79 4.6±1.212 4.3±1.118 4.6±0.940 4.5±0.8962 豆 ・豆 製 品 3.6±0.858 3.8±0.9150 3.8±0.8169 3.7±0.8186 3.字 ±0.9313 3.5±0.88 4.1±1.112 3.4±1.118 3.7±0.940 3.7±0.9954 乳 ・乳 製 品 4.2±0.962 4.4±0.8150 4.4±0.9172 4.5±0.7188 4.5±0.8319 3.9±1.29 4,3±1.212 4.3±1.01? 4.4±0.841 4.4±0.8970 ※ 油 脂 3.8±1.060 4.0±1.0144 4.4±0.8163 4.2±0.9187 4.3±0.8307 3.9±0.99 3.8±1.Oiz 3.7±1.318 3.9±1.038 4.2±0.9938生
魚
3.4±0.960 3.7±0.8150 3.7±0.7168 3.5±0.8190 3.6±0.8317 3.7±0.19 3.8±1.012 3.6±0.918 3.4±0.939 3.6±0.8963干
魚
3.2±0.860 3.2±0.8148 3.3±0.8i70 3.2±0.7189 3.2±0.8310 2.6±0.99 3.6±0.812 3.1±0.918 3.0±0.937 3.2±0.8953 ※ 肉 4.0±0.661 4.1±0.7149 4.0±0.7172 4.1±0.7190 4.1±0:7316 3.3±1.39 4.1±0.312 3.9±0.818 3.5±0.840 4.0±0.7964卵
4.0±0.861 4.1±0.7149 4.2±0.7171 4.2±0.7190 4.2±0.7318 4.4±0.79 4.4±0.712 4.2±0.518 4.0±0.740 4.2±0.7969海
草
3.5±0.757 3.6±0.8148 3.7±0.8171 3.6±0.7192 3.6±0.ケ 315 3.2±1.19 4.0±0.9ii 3.3±0.818 3.5±0.840 3.6±0.8961野
菜
4.2±1.061 4.4±1.0151 4.4±0.9isi 4.4±0.9192 4.5±0.9sls 4.4±0.99 4.6±0.712 4.4±0.918 4.4±1.041 4.4±0.9971漬
物
3.7±1.461 3.4±1.4150 3.7±1.3167 3.5±1.4190 3.6±1.3315 4.2±1.09 4.0±1.312 3.8±1.418 4.0±1.340 3.6±1.3962果
物
4.2±0.761 4.3±0.7150 4.4±0.7171 4.4±0.6192 44±0.7317 4.1±0.99 4.7±0.512 4.3±0.818 4.1±0.841 4.4±0.7971 ※:0.1%で 有 意図 皿 一4
1在住 年数別1
一27一
表 皿一5世 帯 主 職 業
農林漁業 会 社 員 公 務 員 会社役員 教 員 自 由 業 サ ー ビ ス 業 製 造 業 卸小売 業 自 営 業 建 築 業 主 婦 無 職 他
米 4.9± ・.4(N54) 5.0±0.2595 5.0±0.257 5.0±013 5.0±09 5.0±019 5.0±024 5.0±015 4.9±0.315 5・0±0・1鎚 5.0±0.350 5.0±01 5.0±06 5.0±021
麦 2.3±1.4as 1.9±1.4532 i.s±i.i51 1.8±1.213 1.8±1.49 1.9±1.4is 2.0±1.521 2.3±1.413 1.3±0.815 1.9±1.570 2.0±1.445 5.0±01 1,5±0.7z 1.9±1.4is
芋 2.9±0.651 3.0±0.6578 3.0±0.6ss 3.0±0.713 3.2±0.49 2.8±0.5is 2.7±0.524 3.0±0.413 3.1±0.6is 2.8±0.78z 2・8±0・647 3.0±01 2.7±0.86 2.9±0.620
砂 糖 3.6±1.Oas 4・1±1・0567 4.0±1.153 3.4±1.2iz 4.2±0.89 4.1±1.219 3.7±1.22a 4.1±1.011 3.6±1.313 4・1±0・976 3.9±1.Oas 0 3.8±0.86 4.L十1.118
菓 子 4.1±0.952 4.4±0.85s2 4.1±0.9ss 4.2±1.2is 4.8±0.49 4.4±1.01s 4.5±0.724 4.1±1.214 4.5±0.615 4.3±0.9sz 4.3±0.9eo 5.0±01 3.6±1.35 4.x十1.1zo
み そ 4.4±1.151 4.5±0.8590 4.5±0.957 4.3±1.113 4.7±0.79 4.6±0.7t9 4.5±0.8za 4.5±1.115 4.4±0.715 4.5±U.8s2 4.4±0.950 5.0±01 4.8±0.46 4.5±0.918
豆 3.6±0.952 3.7±0.9585 3.?±0.856 3.5±1.013 4.1±0.89 3.8±0.918 3.6±0.923 3.6±1.114 3.5±0.715 3.7±0.8sz 3.7±0.9as 4.0±Oi 3.4±0.55 3.9±1.120
乳 4.2±1.051 4.5±0.8574 4.5±0.857 4.6±0.813 4,g±0.79 4.5±0.719 4.5±0.7z4 4.4±0.715 4.3±1.Ois 4.3±0.9ss 4.3±0.9as 5.0±Oi 3.8±1.06 4.6±0.6zi
油 3.3±0.950 4.2±0.9573 4.2±0.956 4.3±1.313 4.8±0.49 黜4 。4±0.717 4.2±0.824 4.0±0.914 4.5±0.715 4.1±0.9so 隗 4.1±0.949 5.0±Oi 3.2±1.2s 4.3±0.719 生 魚 3.3±1.051 3.6±0.8590 3.6±0.856 3.9±0.913 3.3±0.99 3.1±0.818 3.7±0.724 3.9±0.715 3.9±0.715 3.7±0.7s3 3.5±1.050 5.0±Oi 2.6±1.15 3.7±0.721 干 魚 、
3.1±0.9as 3.2±Q,8584 3.3±0.?ss 3.0±0.613 3.1±0.99 3.1±0.71s 3.3±0.8za 3.2±0.9is 3.6±0.815 3.2±0.7sz 3.1±0.9so 0 2.7±0.86 3.3±0.6is
※ 肉 3.4±0.9sz 4.1±0.759z 4.1±0.757 4.2±0.713 4.1±0.39 3.8±0.8is 4.1±0.8z3 3.9±0.6is 3.8±1:0is 4.2±0.6sz 3.9±0.7so 5.00i 4.0±0.66 4.1±0.9is
卵 4.1±0.752 4.2±0.?5ss 4.3±0.757 3.8±0.713 4.2±1.09 3.8±0.?i9 4.3±0.$z3 4.1±0.515 4.1±0.915 4.2±0.7s2 4.2±0.750 4.0±Oi 4.2±0.8s 4.(吐0.820
海 草 3.4±0.952 3.6±0.75so 3.8±0.757 3.8±0.713 3.4±0.79 3.5±0.6is 3.5±0.823 3.6±0.814 3.6±0.?15 3.4±0.881 3.6±0.8so 4.0±01 3.5±0.86 3.8±0.821
野 菜 4.3±1.Osa 4.4±0.9594 4.5±0.856 4.5±1.013 5.0±0.9 4.3±0.8is 4.6±0.82a 4.4±0.715 4.6±0.715 4.3±1.1s3 4.3±1'.Oso 5.0±Oi 4.3±0.86 4.2±0.921
漬 物 3.9±1.3ss 3.6±1.3sso 4.0±1.256 3.2±1.3is 3,7土1.19 3.3±1.41a 4.0±1.3z4 4.0±1.015 4.1±1.415 3.6±1.4ao 3.5±1.350 3.0±01 4.0±0.96 3.3±1.6zo
果 物 4.2±0.8s3 4.4±0.7595 4.3±0.?5s 4.3±0.813 4.4±0.79 4.4±p.7is 4.4±0.7za 4.4±0.615 4.5±0.615 4.3±0.7a2 4.3±0.7so 5.0±01 4.0±0.66 4.3±0.721
1世帯 主職業別1 図 皿 一5
表 皿 一6家
族
構
成
夫妻 ・子1人 夫妻.子2人 夫妻 ・子 3人 以 上 祖父母 ・夫妻 子1人 祖父母 ・夫妻 子2人 祖父母 ・夫妻 3人 以上 その 他 の 人のい る家庭全 体
米
5.0±0(N) 129 5.0±0.2 493 5.0±0.3 171 5.0±0 7 5.0±0.1 60 5.0±0 41 4.9±0.4 48 5.0±0.2 949麦
2.0±1.4 113 1.9±1.3 444 1.9±1.4 149 1.8±1.5 4 1.9±1.4 54 2.3±1.5 38 2.2±1.4 44 1.9±1.4 846芋
2.9±0.8 126 3.d±0.6 480 3.0±0.6 166 2.7±0.5 7 2.9±0.8 58 2.8±0.6 41 3.0±0.7 44 2.9±0.6 922砂
糖
3.9±1.0 119 4.0±1.0 468 4.2±1.O isi 3.4±1.1 7 4.1±1.1 56 3.9±1.1 39 3.9±0.9 44 4.0±1.0 894菓 子
4.3±0.9 127 4.4±0.8 491 4.4±0.8 169 3.9±1.1 7 4.3±1.0 59 4.1±0.9 41 4.2±0.7 46 4.3±0.8 940 み そ 4.5±0.8 129 4.5±0.8 487 4.6±0.7 169 3.6±1.4 7 4.5±0.8 59 4.6±0.8 41 4.5±1.0 47 4.5±0.8 939 一 一 豆 豆'製 3.7±0.9 125 3.7±0.8 486 3.8±0.8 164 3.4±1.1 7 3.7±1.0 59 3.5±0.9 41 3.6±0.9 48 3.7±0.9 930 乳 ・裂 4.4±0.9 129 4.5±0.8 493 4.5±0.7 170 4.7±0.5 7 4.6±0.7 59 4.4±1.1 40 4.1±0.9 46 4.4±0.8 944油
4.2±0.9 122 4.2±0.9 476 4.3±0.9 165 3.7±1.0 7 4.2±0.9 57 3.9±1.1 40 3.9±0.9 46 4.2±0.9 913生 魚
3.6±0.9 128 3.6±0.7 490 3.6±0.S 169 3.0±1.1 6 3.6±0.9 58 3.4±0.7 39 3.4±0.9 4? 3.6±0.S 937干
魚
3.2±0.8 126 3.2±0.7 485 3.3±0.8 i70 2.6±0.9 5 3.3±0.8 59 2.8±0.9 39 3.1±0.8 46 3.2±0.8 930肉
4.0±0.8 126 4.1±0:7 489 4.1±0.7 i70 3.9±0.4 7 3.9±0.7 59 3.8±0.7 41 3.5±0.9 48 4.0±0.7 940卵
4.1±0.9 128 4.2±0.7 491 4.3±0.7 172 4.1±0.7 z 4.1±0.8 59 4.3±0.7 41 4.1±0.6 48 4.2±0.7 946海 草
3.6±0.9 129 3.6±0.7 489 3.6±0.7 169 3.8±0.8 6 3.6±0.7 59 3.6±0.8 40 3.4±0.8 4? 3.6±0.6 939野 菜
4.3±1.0 129 4.5±0.9 492 4.5±0.8 171 3.?±1.6 7 4.3±1.0 60 4.3±1.0 41 4.3±0.9 48 4.4±0.9 948漬 物
3.5±1.4 128 3.6±1.3 487 3.7±1.3 169 3.4±1.5 7 3.5±1.4 58 3.6±1.4 41 3.7±1.2 48 3.6±1.3 938果 物
4.4±0.7 130 4.4±0.7 491 4.3±0.7 171 4.9±0.4 7 4.4±0.7 59 4.3±0.7 41 4.1±0.8 48 4.4±0.7 947 一31一1家 方実構 成 号1亅pl