• 検索結果がありません。

日本人高校生の英語学習におけるポートフォリオ使用の有効性と課題

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "日本人高校生の英語学習におけるポートフォリオ使用の有効性と課題"

Copied!
10
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

2013:19-20; The National Centre for Languages ( 以下「CiLT」, 2006)。生涯学習として自律した学 習者を育成し国際社会で活躍できる人材を育成す る こ と は 日 本 の 喫 緊 の 課 題( 文 科 省 , 2011a; 2011b)であり、中でも語彙・文型の複雑さや分 量等、質・量ともに多く学習する高校時代は英語 力をつける重要な時期である。  本研究の目的は、ポートフォリオを高校生の英 語学習に用いることの有効性と課題を明らかに し、自律した学習者の育成にポートフォリオをい かに有効に活用することができるか提案すること である。本論文では、2013年6月に「第43回中部 地区英語教育学会富山大会」で発表した「ポート フォリオ使用による高校生の英語力への影響と使 用実態」(米田・西村・細川 , 2013)の結果を踏 まえて、当該研究結果の背景を明らかにし、ポー トフォリオを使用する有効性と課題を探る。本研 究で用いた材料はCommon European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment(以下「CEFR」)に直結したケンブリ ッジ英検(模試とコンピュータテスト)、ポート フォリオ、そして質問紙であるが、本論文では、 高校生への質問紙と教員への聞き取り調査の結果 . はじめに:本研究の背景と目的  2011年、文部科学省(以下「文科省」)(2011a) は「国際共通語としての英語力向上のための5つ の提言と具体的施策∼英語を学ぶ意欲と使う機会 の充実を通じた確かなコミュニケーション能力の 育成に向けて∼」の中に小学校から高校までの一 貫した英語教育の必要性や Can Do を各中学校・ 高校で設定し、その達成度を公開するようにとの 提言を盛り込んだ。  文科省の Can Do はあくまでも指導者側の到達 目標であり、学習者と共有するものではない。し かし、学習を促進するためには学習者が目標を設 定し、自己を振り返る自己評価が必要不可欠であ るとする研究がある(橋本 , 1983; 今井 , 2007)。 学習を促進し英語力を向上させるならば目標設定 と自己評価を教育の一部に取り入れる必要がある だろう。  学習者の自律性を高めるツールとしてポートフォ リオの活用が有効であるとする研究がある(投野,

日本人高校生の英語学習におけるポートフォリオ使用の有効性と課題

7KH(I¿FDF\DQG&KDOOHQJHVRI(QJOLVK6WXG\3RUWIROLRV

ZLWK-DSDQHVH+LJK6FKRRO6WXGHQWV(QJOLVK6WXGLHV

米田  佐紀子

要旨

  本研究では日本人高校生を対象に、ポートフォリオ使用の有効性と課題を浮き彫りにすることを目的とし て参加者への質問紙と英語教員への聞き取り調査を行った。調査結果から、高校生はポートフォリオをた だ使用するだけでは効果も有益感も感じることができないが、教員が授業中にポートフォリオを指導するこ とにより生徒の有益感が高まることが示された。また高校生はポートフォリオの中でも学力への関心が高く、 自らの学習方法や外国語を使用した異文化交流などについてはあまり関心がないことが示された。 キーワード:ポートフォリオ(portfolio)/高校生(senior high school students)/

      有効性と課題(efficacy and challenges)

*  YONEDA, Sakiko

北陸学院大学 人間総合学部 社会学科 子ども英語・英語Ⅰ(初級)・英語基礎

(2)

A1 ∼ B1であり、日本人学習者には大学生まで使 用できるレベルになっている。  使用方法としては、Biography は出来るだけ頻 繁に書かせることで自分の学習を振り返らせ、 Dossier は学期最初から使用させ学期ごと、年ごと に進歩を感じさせられるようにする。Passport は 学期末や年度末などに記入させる、また指導の際 はきちんと時間をとり定期的に取り組ませること が大事であると述べている(CiLT, 2006: 6-13)。  一方、ELP をそのまま日本の学校現場で使用 することは難しいと考え、我々科研チームは様々 な研究を参考に本来の目的が遂行できるものを目 指し簡略版を作成した。しかし授業内容と Can Do リストのつながりが見えにくい、半年に1回で は時間的に間が空きすぎるという意見が研究協力 校からの聞き取り調査や質問紙で複数の指摘があ ったため、学習の記録としてのユニットごとのポ ートフォリオを実態に応じて作成した(資料1, 資料2参照)。 . 先行研究  本章ではポートフォリオの有効性について行わ れた先行研究について述べる。まず、大学生を対 象とした Can Do リストの有効性に関する研究で は、学力低群の英語力向上に効果があったが動機 は 下 が っ た と 示 さ れ た( 米 田・ 西 村・ 細 川 , 2012)。次に、大学生学力低群を対象とした細 川・西村 (2013) の研究では、ポートフォリオを 用いた研究では動機づけにはやや効果があるが、 英語力向上には効果があるとは断定できないと示 された。大学生学力高群を対象とした米田・西村 (2013) の研究では、動機づけおよび学力に対す る効果はみられなかったものの、異文化間接近― 回避傾向(異文化背景を持った人と関わりを持と うとする傾向)が強いグループおいては、ポート フォリオを使用しないと英語力低下に繋がるとい うことが示された。ここからも分かるように、い ずれの研究からも大学生の英語学習への動機づけ や学力向上にポートフォリオ使用の明確な有効性 は示されなかった。  高校生を対象にした研究(米田・西村・細川 , 2013)では、学習意欲への影響について、ユニ ットごと(資料1)と簡略版(資料2)の2種類 を中心に論じる。 .ポートフォリオとは:目的と使用法  ポートフォリオとは、本来「紙ばさみ」のこと であるが、最近は学習の記録として教育界でも使 用の機運が高まっている(JACET 教育問題研究 会 , 2010; 西岡 , 2011; 高浦 , 2001)。本研究で使 用したポートフォリオとは Council of Europe が CEFR の 具 現 化 を 目 的 に 作 成 し た European Language Portfolio (以下「ELP」) を基にして科 研チームで作成したものである。筆者が研究材料 としてこれを基にした理由は、国際社会で活躍で きる人材育成ならば国際標準である CEFR とそれ と直結したケンブリッジ英検と ELP を用いるこ とで評価基準が統一されると考えたからである。  ELP の主な役割は、①言語能力の到達目標の 明示、②学習者の実際の言語使用の記録、③「振 り返り」のツール、④自律的な学習者の育成、な ど で あ る( 投 野 , 2013:19-20; CiLT, 2006: 2)。 この ELP は3部 構 成 に な っ て い る。「 言 語 パ ス ポート (Language Passport)」では、言語に関 する資格や CEFR に基づいた Can Do を用いた 自己評価・教師の評価を記入する。「言語学習 記録 (Biography)」では学習過程を観察しながら 言 語 学 習 や 異 文 化 体 験 を 記 入 し、「 資 料 集 (Dossier)」では成績記録や自分の作品などを自己 判断で保管する。特に興味深いのは ELP の「ね らい」である(CiLT, 2006: 3)。以下、抜粋した ものを列挙する:

-become more aware of the importance and  value of knowing different languages -value and promote cultural diversity

-reflect on and evaluate ways in which they  learn

-develop responsibility for their learning -build up knowledge and understanding    上記からも分かるように CEFR が提唱する複文 化・複言語主義と行動主義とが明確に示されてい るだけでなく、メタ認知力も養うことをねらいと している。本研究で参考にしたのはジュニア版な ので7 ∼ 11歳用ではあるが、英語力のレベルが

(3)

がらない理由と背景を探ることとした。 . 方法  先行研究(米田・西村・細川 , 2013)の調査の 方法と同様であるが、本論文では質問紙に焦点を 当て、学力テストについては割愛する。 1. 参加者  石川県の高校生男女、公立(A 校)2年生80名, 私立(B 校)1年生55名(各校2クラス)の計135 名が参加した。各校で一方のクラスを実験群、他 方を統制群とした。  両校の英語担当教諭各1名であった。 2. 時期  2012年の8月と2013年の3月に調査を実施した。 3. 材料  調査材料はポートフォリオの使用状況、学習意 欲へのポートフォリオの影響と有益感を尋ねる質 問紙を用いた。質問項目には「ポートフォリオを 見るともっと頑張ろうと思う」という項目と、簡 略版とユニットごとそれぞれの有益感を直接を尋 ねる質問が含まれている。  実験群は前述したユニットごとのポートフォリ オ(資料1)と簡略版ポートフォリオ(資料2) の両ポートフォリオ、統制群は簡略版ポートフォ リオのみを使用した。 4. 実施手続き  ポートフォリオの使用による介入を行うため に、A,B 両校の統制群には簡略版ポートフォリ オ(資料2)のみを配布してもらい、実験群には ユニットごとと簡略版のポートフォリオの2つの ポートフォリオを持たせ、授業に関連付けて指導 をしてもらうよう担当教員に依頼を行った。協力 校の事情から、A 校は授業中に記入指導を行うが、 B 校は授業内では口頭指導のみとし、記入は授業 外でするよう指導することとなった。  英語担当教諭には実施後に面談による聞き取り を行った。 5. 回収方法  調査材料の配布および回収については、実施要 項を添付して調査協力校に届け、各学校で実施し てもらった。資料の授受は直接手渡しで行った。 .結果と考察 のポートフォリオを用いた実験群と、簡略版の みを持たせた統制群の比較を行ったが、両群の 間に明確な差は見られなかった。一方、授業中 に記入指導をしなかった実験群は統計的に有意 に低い結果となった(2要因(学校,群)の分散 分 析 の 交 互 作 用:F(1, 126)=9.68, p < .01, η2= 0.04)。加えてユニットごとポートフォリオ(資 料1)と簡略版ポートフォリオ(資料2)に対 する有益感について検証を行ったところ、有益 だと感じている生徒は授業中にポートフォリオ の指導があった学校(A 校)のほうがそうでない 学校(B 校)よりも多くなった(簡略版の有益感 (χ2(2) = 5.90, p=0.05, V=0.30)、ユニットごとの ポートフォリオの有益感(χ2(2) = 4.60, p=0.10, V=0.27)。この有益感は記入率と高い相関がみら れ、簡略版ポートフォリオに記入したのは A 校 では41名中39名、B 校では24名中2名だった。ま たユニットごとのポートフォリオに記入したの は A 校41名中31名に対し、B 校では24名中9名の みであった。この結果は統計的にも A 校が B 校よ り有意に記入率が高いと示された(簡略版ポー トフォリオ:χ2(1) = 45.30, p=0.00, φ=0.83 ; ユ ニ ッ ト ご と ポ ー ト フ ォ リ オ: χ2(2) = 10.36, p=0.01, V=0.40)。研究実施後の教員へのアンケ ートでは、A 校はユニットごとよりも簡略版の指 導に時間をかけたとのことだった。この研究か ら、教師による指導介入が鍵になることが示さ れた。   教科として英語を学んでいる私立小学校6年生 児童24名を対象とした研究(米田 , 2013)では、 ポートフォリオを見ると英語学習の意欲が湧くか という質問に対し、簡略版のポートフォリオでは 「はい」と「いいえ」がともに46% で「どちらと もいえない」が8% であったが、ユニットごとの ポートフォリオについては「はい」が71%、「い いえ」が12%、「どちらともいえない」が17% と なり、細かいステップを表示したほうが、学習意 欲が湧くという結果になった。  上記の先行研究では学力や動機づけについて結 果に一貫性がみられず、明確な効果があるとは言 えなかった。そこで本研究では高校生を取り上 げ、有益感の有無の理由や教師の指導等に着目し て効果の有無と有益感につながる、あるいはつな

(4)

たは「ない」と思うのか、その理由を自由に記載 してもらった。同じような回答は1つにまとめた (表1)。見やすくするため、回答があったところ に色を付け、左の3項目は否定的な意見、次の5 項目は肯定的な意見、そして「どちらとも言えな い」にまとめた。  両校とも実験群のほうが理由の記入率が高か った。このことは、ポートフォリオに対する意識 が実験群にはあったが統制群にはあまりなかっ たことを示していると考えられる。また、有益感 が「ない」または「どちらともいえない」と回答 した参加者はポートフォリオそのものの存在が 意識されていないか、使用しなかったことが示さ れた。また、「使用したのにテストの得点が上が らなかった」ということが有益感につながらなか ったという理由が少数ではあるがあったことか ら、得点上昇することでポートフォリオの有益感 に繋がると高校生は考えることがうかがえる。 一方、肯定的な意見では「目標設定」「見直し」 ができるという意見が多く見られた。A 校統制群 では割合的に肯定的な回答が多い反面、39名中 15名の記入であったことから、ポートフォリオ への興味・関心自体が高くなかったことを示して 1. 簡略版ポートフォリオ使用の有益感について  まず、簡略版ポートフォリオの有益感について 4つの群に質問をした。図1が示すように、どの 群も「どちらともいえない」が多い中で、授業中 に指導を行った A 校実験群の「はい」が若干「ど ちらともいえない」を上回った。Ⅲ章で述べたよ うにこの結果は統計的には有意ではあるものの、 40名中17名 (42.5%) と半数弱であった。一方、欧 州ミラノでの調査(モロウ , 2013: 169)でも4割 程度であることから、EFL の日本で4割であれば 必ずしも低いとは言えないと考える。  上記の回答について、なぜ有益感が「ある」ま 図1 「簡略版ポートフォリオは英語学習に役    立ったか」に対する回答 注)図内の数値は度数 䈬䈤䉌䈫䉅䈇䈋䈭䈇 䊶૶䉒䈭䈎䈦䈢 䊶⷗䈭䈎䈦䈢 䊶ᔓ䉏䈩䈇䈢 䊶૶䈉ᯏળ䈏䈭䈎䈦 䈢 䊶䊁䉴䊃䈱ὐ䈏਄䈏 䉌䈭䈎䈦䈢 䊶ᓎ䈮┙䈢䈭䈎䈦䈢 䊶䉴䉮䉝䈫䊧䊔䊦䈏 ว䈦䈩䈇䈭䈇 䊶⋡ᮡ䉕᳿䉄䉌䉏䈢 䊶⋡ᮡ䉕᳿䉄䉎䈱䈮 ᓎ┙䈦䈢 䊶⥄ಽ䈱ീᒝ䈱ᆫ൓ 䉕⷗⋥䈞䉎 䊶⧷⺆ജ䋨ᒙὐ䋩䈏ಽ 䈎䉎 䊶⥄ಽ䈱૏⟎䈏ಽ䈎 䉎 䊶ᓎ䈮┙䈦䈢 䊶૗䉕䈜䈼䈐䈎ಽ 䈎䈦䈢 䊶⧷⺆ജะ਄䈮䈭䉎 䈎䉅䈚䉏䈭䈇 䊶਎⇇䊧䊔䊦䈏ಽ 䈎䈦䈢 䊶㗎ᒛ䉐䈉䈫ᕁ䈦䈢䊶ᗧ᰼䈏ḝ䈇䈢 䊶ಽ䈎䉍䉇䈜䈎䈦䈢 䊶䈬䈤䉌䈫䉅䈇䈋䈭䈇 䈇䈇䈋 㪌 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 䈬䈤䉌䈫䉅 䈇䈋䈭䈇 㪈㪈 㪇 㪇 㪈 㪇 㪇 㪇 㪇 㪈 䈲䈇 㪇 㪇 㪇 㪊 㪎 㪈 㪈 㪇 㪇 䈇䈇䈋 㪈 㪇 㪈 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 䈬䈤䉌䈫䉅 䈇䈋䈭䈇 㪉 㪈 㪇 㪇 㪈 㪇 㪇 㪇 㪇 䈲䈇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪌 㪇 㪈 㪊 㪇 㪘ታ㛎⟲ 䋨㪋㪇ฬਛ 㪊㪇ฬ䋩 䌁ᩞ⛔೙⟲ 䋨㪊㪐ฬਛ 㪈㪌ฬ䋩 䈇䈇䈋 䈲䈇 ࿁╵ ቇᩞ⟲ ࿁╵⠪ᢙ 䈇䈇䈋 㪎 㪈 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 䈬䈤䉌䈫䉅 䈇䈋䈭䈇 㪐 㪈 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 䈲䈇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪊 㪇 㪇 㪇 㪇 䈇䈇䈋 㪈 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 䈬䈤䉌䈫䉅 䈇䈋䈭䈇 㪍 㪇 㪇 㪈 㪇 㪇 㪇 㪇 㪉 䈲䈇 㪇 㪇 㪇 㪈 㪊 㪇 㪈 㪈 㪇 㪙ᩞ⛔೙⟲ 䋨㪉㪏ฬਛ 㪈㪍ฬ䋩 㪙ᩞታ㛎⟲ 䋨㪉㪍ฬਛ 㪉㪈ฬ䋩    表 1 「簡略版ポートフォリオは英語学習に役立ったか」に対する回答の理由(自由回答)  

(5)

 上記の背景を探るために、簡略版同様、自由記 述式で理由を書いてもらった。表2が示すように 理由の記述率そのものが低い事や、授業中に指導 した A 校でも「使わなかった・見なかった」とい う回答が多かった。B 校でも同様であった。ここ から、小学校の細かいステップが見えたほうが良 かったという研究結果(米田 , 2013)とは反対の 結果となった。 3.教師への聞き取り調査結果  下記結果の背景を探るため、教師への聞き取り 調査を行ったところ、以下のような回答であった。 《A 校》 • 簡略版に時間をかけた。書かせるだけでとて も時間がかかった。 • 研究期間内に2ユニット進んだだけだったの でユニットごとのポートフォリオを使用する 間が空き、指導する機会があまりなかった。 • 高校生は指導者の影響を受けるので、ポート フォリオを使うよう教師がこまめに指導すれ ば生徒も従うが、自分のための自分の振り返 りという意識はあまりないかもしれない。 • 生徒たちは目の前のことで頭がいっぱいであ り、海外での出来事や自分の学習方法などに 関心を持つ機会がないのではないか。 • ポートフォリオは静かに書き、白紙というこ とはないが、何の目的のためかを気にする。 評価されたり、人に見られたりするのなら書 きたくないということもある。 • できないことは素直にできないと書いている いると考えられる。  以上の結果から、ポートフォリオのねらいであ る目標設定や自己評価については、指導した実験 群において気づいていると回答した参加者が1∼ 3割程度にとどまったことが示された。 2. ユニットごとのポートフォリオ使用の有益感 について  ユニットごとのポートフォリオの有益感について 使用した両校の実験群に質問をした。図2が示すよ うに、どの群も「どちらともいえない」が多い中で、 授業中に指導を行ったA校実験群のほうがB校より も「はい」と回答した人数も割合も多かった。また 「いいえ」については自主性に任せたB校の方が多 くなった。「どちらともいえない」は両校とも約半 数で同程度となった。この結果からは指導を授業中 に行ったA校のほうがB校よりは肯定的な傾向があ るとは言え、全体的には25%程度であり、必ずしも 肯定的であったという結果にはならなかった。 表 2 「ユニットごとポートフォリオは英語学習に役立ったか」に対する回答の理由(自由回答) 図 2 「ユニットごとのポートフォリオは英語学    習に役立ったか」に対する回答    注)図内の数値は度数 䈬䈤䉌䈫䉅䈇䈋䈭䈇 䊶૶䉒䈭䈎䈦䈢 䊶⷗䈭䈎䈦䈢 䊶ᔓ䉏䈩䈇䈢 䊶૶䈉ᯏળ䈏䈭 䈎䈦䈢 䊶ቇ⠌䈮䈲䈭䈎䈦 䈢䈏䇮ሽ࿷䉕ᔓ 䉏䈩䈚䉁䈦䈩䈲 ᗧ๧䈏䈭䈇䇯 䊶⥄ಽ⥄り䈏⌀ ೶䈮ข䉍⚵䉁䈭 䈎䈦䈢 䊶䌌䌥䌳䌳㫆䌮䈗䈫䈱 ⋡ᮡ䉕ቯ䉄䉎䈖 䈫䈏䈪䈐䈢 䊶⷗⋥䈞䉎 䊶䉇䉎䈼䈐䈖䈫䈏 ಽ䈎䈦䈢 䊶⧷⺆䈻䈱⥝๧䊶 㑐ᔃ䈏ᐢ䈏䈦䈢 䊶⥄ಽ䈱⧷⺆ജ 䋨ℂ⸃ᐲ䋩䈏ಽ䈎 䉎 䈠䈱ઁ 䈇䈇䈋 㪌 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 䈬䈤䉌䈫䉅 䈇䈋䈭䈇 㪈㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪉 䈲䈇 㪇 㪇 㪈 㪈 㪈 㪈 㪈 㪇 䈇䈇䈋 㪐 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 䈬䈤䉌䈫䉅 䈇䈋䈭䈇 㪍 㪉 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪋 䈲䈇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪇 㪉 㪇 㪘ᩞታ㛎⟲ 䋨㪋㪇ฬਛ 㪉㪉ฬ䋩 㪙ᩞታ㛎⟲ 㩿㪉㪍ฬਛ 㪉㪊ฬ䋩 䈇䈇䈋 䈲䈇 ቇᩞ⟲ ࿁╵⠪ᢙ ࿁╵

(6)

4. ポートフォリオの良い点と改善すべき点につ   いての参加者の意見  本来のポートフォリオの目的を達成するには使 用者の意見が重要である。そこで参加者に簡略版 ポートフォリオとユニットごとのポートフォリオ を使用した際に感じた、良い点と改善点を自由に 質問紙に書いてもらった。なお、内容が重複して いるものはまとめてある。表現は意味が通じる限 り、参加者の原文を極力採用した。  この調査結果(表3と表4)から、高校生は Can Do、つまり英語力に対するコメントが多いこと から関心が学力に集中しており、自分の英語学習 の仕方や外国人との交流などへの言及は多くな い。一方、ポートフォリオの目的である「自己評 価」や「振り返り」の機能については、有効性が あると評価をしていることが分かる。また、使用 頻度を高めることやつけたい力を明確にねらいと して示すことを生徒は求めていることが分かっ た。  今回の質問紙調査から、ポートフォリオを高校 生の教科書に載せるなど、授業と連動したポート フォリオを作成することにより、①言語能力の到 ようだ。 《B 校》 • 時間が授業内に取れないため生徒の自主性に 任せた。  A校の聞き取り調査結果から、A校実験群で簡 略版のほうが高い有益感に繋がった理由として、 教師がユニットごとより簡略版のほうに指導をし たことが影響したと考えられる。先行研究である 米田(2013)の結果とは異なる理由として、教 師が簡略版に時間を割きユニット毎には時間をか けられなかったことが考えられる。そこから今後 両方に同じように時間をかけて指導した場合、先 行研究と同様の結果が得られるか否か検証する必 要性があろう。  以上1 ∼ 3節で述べた質問紙の回答および教師 の聞き取り調査結果から、ポートフォリオを有 効に活用するためにはポートフォリオの目的・ 効果・指導法・意義について教師の理解を得る ことと、時間を確保することが重要であり、ま たそれらが可能になるよう教科書の中に取り込 むなど教材の一部にする工夫が必要であること が示された。 !"#$%&'()*+,-./0123452)637/89:;9<=+>?,@ABCDE F<G/H,IJF<G@A96J-.<K6323452LMAB !N.6352)OP,N.632-3Q3AR4SB TB UV !WX7YZ[,\F63<=]^9_`a,bc<B dU9e.\Gfghi+J/jklmNMAnop2013q9hi2)r6GdUstuNvw x9y47z3{|},~7<€2‚Q/ƒ„7…†‡$ˆ2RGvwx9y4,‰Š>‚< 527‹Œ‚<2ŽJFAB 9‘’19“”•R–ƒ„9e.\Gfg+J/"#$%&'(>{—,˜™@A<=,) "#$%&'(9:;!—i!‰Šš!›œ,3Qƒ„9€ž>ŸA522/WX> ¡@A5 27¢£NMA527¤EF<B ! !" !" !"

!"#### $%&'()*+$%&'()*+$%&'()*+$%&'()*+,,,-,--.-...////01012340101234234.234..56-7+.56-7+89:56-7+56-7+89:89:+89:++;<+;<;<####;<

¥ ¦§9"#$%&'(9:;>¨©@A,)ª™«9›I7¢£NMAB¬5N­®«,vwx "#$%&'(2…†‡$ˆ29"#$%&'(>ª™‚<4ŽN/¯3°2±²°>_,‘’ 1,-3QLJ<B6•/[³7¢´‚Q3AL9)µ2=QMAB " #! $%&'()*+,-./012345671 ¯3°¥ ±²@¶.°¥ !·¸9¹L-3QMQ/59º»¼µN½¾ ¿42ÀŽA¥ !:Á7 ,Ã+A¥ !_Ä7Å9º»¼,3A+Ã+A52¥ !Æ9_Ä9ÇÈ9\GÉÊËM37Ä+<¥ !·Ì>½¾¿42ÀŽA¥ !·¸2+9º»¼L-3QMQÄ+GÍ@3¥ !·Ì>L2N.AR4,6G<32ÀŽA°¥ !•L‚¿3¥ !-K/ÎÏ/eK52,3QÃ+FQ3A°¥ !ÐÑ;6ÒÓÔ7RKÃ+A¥ !­,6A¥ !_Ä9ÇÈ9ÕGÖG7N.A¥ !_Ä9ר7Ã+GÍ@3¥ !ÙÚÛÜ625¿¥ !¬9º»¼,ÝÞQ/@A¶.52>ßàá âã@Aä:>åA¥ !“æ7ç63¥ !èéN-K¥ !-K527ê3¥ !-Kë763¥ !ìí>LQAR4,‚Qy‚3¥ !îï@A527N.63¥ !YZð,ªÃcAR4,‰¤‚Qy‚3¥ !ñ+@òA¥ !5F+Jóô@°7Ã+J63¥ !¹º»¼9õö763°¥ !÷øùKJ3,"#$%&'(>@A2[³ >úFQ‚µ4°¥ !û™üý7ç63¥ !þÿ>úFÍ@32À4¥ !!Â7Ã+G,K3¥ 表 3 簡略版ポートフォリオの良い点と改善すべき点

(7)

と、またポートフォリオの長所と改善点を調査し 明らかにしたこと、授業中での記入指導が効果的 な運用に繋がる傾向があることを掴んだことは本 研究の成果である。今回の調査で得られた結果を さらに修正・発展させることにより、グローバル 社会に太刀打ちできる英語力を持った日本人の育 成につなげていきたい。 謝辞  本研究にご協力くださった協力校の先生方に心 より感謝を申し上げる。本研究は平成23年度科 学研究費助成事業基盤研究 (C) 課題番号23520765 の研究の一部である。研究の機会を与えて頂いた ことに感謝する。  また本論文作成にあたり、助言くださった細川 達目標の明示、②学習者の実際の言語使用の記録、 ③「振り返り」のツール、④自律的な学習者の育 成といった本来の目的が達成でき、使用する有益 感も上がると考える。一方で時間的ゆとりがない という教師の意見も鑑み、これを考慮した教科書・ カリキュラム作りによりポートフォリオを使用す る枠組みができ、英語力向上と国際的な視野をも った自律した学習者の育成につながる効果的な運 用ができると考える。 .まとめ:成果と課題  本研究は日本人高校生を対象として、質問紙・ 教員への聞き取り調査を用いてポートフォリオ 使用の有効性と課題を探った。調査結果から、 ポートフォリオをただ使用するだけでは高い効果 も有益感も期待できないことが示された。一方 で、英語教員がポートフォリオを授業中に指導す ることが生徒の有益感に影響することが明らかに なった。また高校生はポートフォリオの中でも学 力への関心が高く、自律した学習者への学習方法 や外国語を使用した交流などについてはあまり関 心がないことが示された。  本研究の参加者数が少ないことやの地域が限定 されている点が課題として残った。その一方で、 国際社会で活躍できる日本人の育成につながる英 語教育において、世界標準(CEFR)に基づいた ポートフォリオについて高校生に実施できたこ 8 !"# $%&'()*+',-./0123)456783 !"#$%&' ()*+,&' -./0#12345' -67%' -893:#;<=>?54>@' -89#ABCDE#FG34>@' -89#HIJ34>@' -89#9KL%@MNC9>KL%O%MN 3PK,QR@ST3U,@' -89VWXYZ*ST3U,@>[' -\]^_`VWZ*ST3U,@' -a%C*%' -bC@ST34>@' -cTY[d@' -eKTW@?fg*@' -afhiVjC*' -klmno#p@!"gqLrq%U*' -efstKTuv[d@e#3%%wp]c Qx>5y%L%5Tz{]OY]:5|3 KLqcf>[' -}~ga4€@?fg‚qLrq%' -89UABVƒL[d@#e%%v:z„… OABV*UgƒLLpK†‡3ˆ‰qC* %TŠf' ' ' ' S#‹ŒŽ 3 T 4‘>[z’“”P Can DozXcQ./Gg•*@–—lo3˜%S T>[™š3\Gg›qLœQz89#./\#ž‡CŸ ¡T#¢£O:0#¤¥P˜5O %w¦‡z§¨o©ª«¬#A­Up@®8¯°±²C®³Q´Q²#hµgX%LPz¶·¸3 p@T°±VqL%@ST39>@wc†za¹ºJV’Y@STC}~UXv†%GV„…g» [%TqL‚*STV”¼P½YL%@ST39>K†w ¾¿#ÀÁ‹Œ>[zÃÄ¡’“”#ÅÆygÇ4€z}~TÈÉq†§¨o©ª«¬#ʉ g?Qzˤ/µG#̈AB#„‚zÍ\Î#FÏ#¤/a¹#ÐÑzÒ®³Q´Q²#Ó¨ =zÔ8Õ­O\Î#։T%K†Ä×#A­3ˆ‰U,za¹*@¶ØÙeÚ3@TÛÜ@w ¦‡UÝÞ­ßTQ3O%T%fÅà#áWeâ{zSdVÛãq†ÅÆy-ä«åæçèÊQg ?Q§¨o©ª«¬Va¹*@éê{3U,z./GëÚT Ï­OìíVeK†8Õq†\Î #։gXO3@·Ž­Oî¹3U,@TÛÜ@w ! !!

!""""#$%#$%#$%#$%&&'(&&'('('($$$$)*)*)*)*++++

ÄïðPÃÄ¡’“”V•ñTqLz§¨o©ª«¬a¹#¶·¸TòógX%LÀÁÂ-Åô 0#õ,öQ‹Œ#÷&>[øK†w‹ŒŽ>[z§¨o©ª«¬V†^a¹*@^vUP·Ž e¶ØÙep@TP¤ÜO%ST3‚|d†w¦‡Uz./Åô3§¨o©ª«¬V}~gù *@ST3”¼#¶ØÙgúû*@ST3„[>gOK†wc†’“”P§¨o©ª«¬#Ue \G0#™š3’5z8Õq†\Î0#\‡NCŸ /Va¹q†¢£O:gX%LPpcQ ™š3O%ST3‚|d†w Äïð#üýÎþ3ÿO%STC#!"3#$|dL%@&3òóTqL%@w&#¦‡Uz‰ ŽTqLz Ï'iU()U,@ÃÄ¡#։gXO3@./ÅÖgœ%Lz*+B,CEFR‘ g-.%†§¨o©ª«¬gX%L’“”gF/U,†STzc†§¨o©ª«¬#01T()& V‹Œq„[>gq†STzùÎ#։3·Ž­Oî¹g23@3ë3p@STV4]^STU p@w¾¿#‹ŒU5[d†ŽV|[g67-89|€@STg?Qz:;¨<='ig=>? 表4 ユニットごとポートフォリオの良い点と改善すべき点

(8)

2001年 ISBN: 978-4181692087 12. 投野由紀夫(編)『英語到達度指標 CEFR-J ガイドブ ック』 大修館書店 2013年 ISBN: 978-4469245783 13. 米田佐紀子・西村洋一・細川真衣「Can-Do リストは 日本人大学生の英語力と動機づけに影響を与えるか」 『北陸学院大学・北陸学院大学短期大学部 研究紀 要』2012年、第4号 93-103頁 14. 米田佐紀子・西村洋一「日本人大学の英語学習にお ける学力と動機に関するポートフォリオの有効性の 検証」『北陸学院大学・北陸学院大学短期大学部 研 究紀要』2013年、第5号 203-215頁 15. 米田佐紀子「Can-do リストでつながる英語教育 小 学校の事例報告―北陸学院小学校における事例―」 『言語教育の小・中・高・大連携シンポジウムI』金 沢大学外国語教育研究センター金沢大学共通教育機 構主催 2013年3月16日しいのき迎賓館 16. 米田佐紀子・西村洋一・細川真衣「ポートフォリオ 使用による高校生の英語力への影響と使用実態」『第 43回中部地区英語教育学会富山大会』2013年6月30日 富山大学 真衣氏に感謝申し上げる。 <引用文献>

1. Council of Europe.  Common  European  Framework  of

Reference  for  Languages:  Learning,  teaching,  assessment (CEFR). 2012年8月検索   http://www.coe.int/t/dg4/linguistic/Cadre1_en.asp  [吉島茂・大橋理枝(訳・編)(2004) 『外国語の学習、 教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠』東京: 朝日出版社]ISBN:978-4255002934 2. 橋本重治『新・教育評価法総説』下巻 金子書房  1983年 ISBN:978-4760890521 3. 細川真衣・西村洋一「Can-Do リストは英語が苦手な 日本人大学生の英語力向上と動機づけに効果を与え るか」『北陸学院大学・北陸学院大学短期大学部   研究紀要』2013年11月3日第5号 303-312頁 4. 今井美登里「第2章 授業が変わる―チュートリアル の実践―」桜美林大学日本語プログラム「グループ さくら」編著『自律を目指すことばの学習 ―さくら 先生のチュートリアル―』凡人社2007年 24-77頁 ISBN:978-4893586438 5. JACET 教育問題研究会(編)『英語教職課程履修ポ ートフォリオ』(試用版、2010 ∼ 2011年度)2010年 6. モロウ , キース(編)『ヨーロッパ言語共通参照枠 (CEFR) から学ぶ英語教育』研究社 2013年   ISBN:978-4327410834 7. 文部科学省 a 「国際共通語としての英語力向上のため の5つの提言と具体的施策∼英語を学ぶ意欲と使う機 会の充実を通じた確かなコミュニケーション能力の 育成に向けて∼」2011年   http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/ toushin/__icsFiles/afieldfile/2011/07/13/1308401_1.pdf   2012年8月26日検索 8. 文部科学省 b 「国際共通語としての英語力向上のた め の5つ の 提 言 と 具 体 的 施 策  参 考 資 料 」2011年 http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/ toushin/__icsFiles/afieldfile/2011/07/13/ 1308401_2.pdf 2012年8月26日検索

9. The National Centre for Languages. European Language Portfolio: Teacher’s Guide, Third Edition. 2006年

10. 西岡加名恵『教科と総合に活かすポートフォリオ評 価法 新たな評価基準の創出に向けて』 図書文化  2011年 ISBN: 978-4810034073

(9)

− 193 −

  8QLW 8QLW /HW·VPDNHIULHQGV *RDO 4/5  2/5 :KDW,FDQGR :KDW,VWLOOQHHGWRLPSURYH 7HVW,WRRN (p.6) 6/10 ̶ 20/20 -- OK!! 83/100 ̶ !   !" !"!"

!"####$$$$ %%%%&&&&'('($$$$)*+'('()*+)*+)*+,-./012,-./012,-./012,-./012$$$$ 3456$3473456$3473456$3473456$347$$$$ !"#$%&'()*+,-./0123&4

5(6,7

School______________________________________

Year_____ Class____ No._____ Name_____________

My Language Portfolio (!!!"!""#$"#$#$#$%&'()*+%&'()*+%&'()*+)%&'()*+ !!"#$%&'()*+),-./0123451678 1. my language biography!"#$!"#$!"#$!"#$%%%%&&&'&'''((((

!"#$%&'()*+,-./012345*-67./890:*,; )*+<=>?5@A,; BC3)*+3&DEFGHIJKLMNOPQRPQ-STI12IUV WX3YZ)*+$[75\]%I/012F^_Y`:a3bcd5efghbij 5eklmbno5IUIUV 2. my dossier)))) ***+*+++,-.,-.,-.,-. pq3i:0rsMTtuvwgxuyKIUz{lh%2|8}H#`~]e 3. my language passport****++++!"!"!"/0123!"/0123/0123/0123 13v€gm%,3a3<K‚`#?e !ƒ„g…3 Can-Do †vm$pq3"$H512<‡ˆ-‰Š<‹8#`~]e B)*+$[75\]%I/012eŒ`0ŽIU<X3‘h321’%iH “9#`~]e ‘h ”•12 n–12 —˜uvwgx i•12 C1 B2 B1 A2 A1 Pre-A1 W™sš›œM[—: !"#$% &'(")**)+(#,-)./0+($-0*/1)-2()3(%/3/-/+4/(3)-(50+6,06/7 89:;<=>?'@A>8BC8DEFGHIJKL:MN OP'QR>STMUDEFGHVW8KXY:;Z[;\]^R:O8_`abcdePfPghiMN"#$% :';QR>jkl@m nUoL8pqr:stghiMNQR>8uvwxyz{;|&d|&d8QR>jk{;M}gO8pqr:~MO&b:U€ S‚diƒBN„…†‡ˆ8 ‰ Š‹'Œ>' Ž pqr;r>b ‘Ž;&h’B“”:MN•E‡…–—8˜™' "Ž pqrbšP› e™œ;žŸ–‡:{˜™S€’g Ž;  ‚¡:e™8¢£&ƒghiM !"#$%&'(

)Council of Europe. European Language Portfolio—Junior version: Revised edition.*+,-./01,23456,789 :;<=>?@English Time 1 & 2, Magic Time 1 & 2. Oxford University Press.*first edition?@University of Cambridge ESOL Examinations. 2007. Cambridge Young Learners English Tests Handbook, Starters, Movers, Flyers.@AB)CD(2004)@ JACETEFGHIJK(2011)@LMCNOP,IJQRS8*2011?@TUVWCNOP,IJQRS8(2006)X

page 1 page 4

資料2 (1): 簡略版ポートフォリオ p.1, p.4 (2つ折りにして使用するため左右頁が逆になっている)

(10)

13 !"#$ % &'% !"# $ !" #$ !"#$!" #$ %%%% &&&&' ( ) '( ) '( ) '( ) %%%% ****% %%% ++++% %%% !!!!"""" ####"""" $$$$"""" ,,,,-( ) -( ) -( ) -( ) %%%% ****% %%% ++++% %%% !!!!"""" ####"""" $$$$%%%% ././././ 00001 2 121212 3 4( ) 34 () 34 () 34 () %%%% 56565656 7777 8 9 :* 89: * 89: * 8 9 : *3 4 ( ) 3 4( ) 3 4( ) 3 4( ) %%%% ****% %%% ++++% %%% !!!!"""" ####"""" $$$$%%%% ;;;; '( ) '( ) ' ( ) '( ) %%%% ****% %%% ++++% %%% !!!!"""" ####"""" $$$$%%%% ( ) % *( ! !" # $$ % & ' ( ) * + ,-. $ / 0 * $ 1 23 / 4 56 7 8 92 :; < = > (? @ A6 7 89 B C !" C !" C DE 0 F G HI J 0K L H & 0' 3 /M 5 67 N 2K L5 OP89B C !" C !" C Q R S TU V W2 X Y Z [ S 2 U\ ] ^ S ] _` aA 8 92 bcS de \ fg8hi 0 QRj/A 89B C !" C !" C kl 0 4m ST/ $ n o 82 Np &'q N \ +,H2r N/M s5t*u qA89BC !" C !" C +( ) % ,-! ]vH wx vy0 V kl0 z {81 67 )BuqA89B|}~ € S T/$ 0 ‚ C !# C !# C ƒ „ c U\ … † ‡ c 0 4 m H2 k l 0 M s HKL5 6 789 B |ˆ ‰ Š‹(Œ0 ‚ C !# C !# C Ž4 q] ^S('‘ 'A89 2 / ’/’ 0“ ” • S T / $ 3 – ( — – 5  n N $ ]vH˜™5 Q[uqA 89B C !# C !# C &0 ' š › / v yH 4 m ST / $ 2 % & ' ()*œo S2r N/ M s5t *uqA 89 B | ; ž(Ÿ  M0 ‚ C !# C !# C +( ) % .)% , (% ¡¢£  ¤ H¥¦ 5678 92 § ¨ U \ … M©8U qª Bu qA 8 9 B| : ;<=> 0 ‚ C !$ % !$ % Ms5«¬ 82§ ¨8U \…M© 8¥­N \'2® ¯ N\')Bu qA89 B | ° ± ² ³ ¢ž HMs (l ´ H Š‹ 0 ‚ C !$ % !$ % 4N µ/S ¶ ·N $2]vH ˜ ™( ¸¹ 5 Qp\ ' 2 º. S T / $  n N\ ' 8 9 B |»¼ 8‘' ½¾\ ¿m 0‚C !$ % !$ % / ’ ¬ 0 :  ÀS T / $ 2h i 0 M „ 8 œ oS ] v H ˜ ™ 5 Á  Bu qA 8 9B | ] vHÃÄ( Ÿ 5 ÅÆSt *0‚C !$ % !$ % Ç*È V 0 /u qA V 5 ɬ Ê ¡¢ £  ¤ 5 ‰ 9q '2Ë ª V .\Ì ÍY 56 7 8 9B | ÈV 0 / QR H Î$*B Ϗ 0 ‚ C !! % !! % Ç* È V 0 / u qA V 5 É ¬Ê M s 5 « Ð 2Ë ªV .\ ÌÍ Y 5 67 8 9B | ÑÒ H Ó ÔÕÖ0‚ C !! % !! % ×( ? @HØV )e 5n N $2] vH˜ ™5Q[uqA89 B C !! % !! % ÙÚ c0 |Û /‚ Ms q*Ê Ü\Ms 52 h iSÝ/ vÜ$ t*u qA89B|Þ M N$ 1H 5 ßp\')B 0 ‚ C !! % !! % à N 3 / ¡ ¢ £  ¤5 ‰ 9 q ' 2 ºH á H ˜ ™A 6 7 8 9 B |â X H Ø B ã ä& VH < åæ¡¢ £  ¤0 ‚ C !& % !& % àN 3/Ms5«Ð 2ºuS t& . $/B á H ˜ ™A67 89B | ¡ ç(Å Æ0‚ C !& % !& % è1 p $ é êN 0 * $12 ë4 Hì 8í î 0ï ¿ S ð ¹ B u q A8 9 B | : ; < = > (2«¬ Ê'‰/ \ ' N\Ï 0 ‚ C !& % !& % ; ž( Å Æ 5t/ \ ' 2] v H ˜ ™( ¸¹ 5 t* u qA 8 9B| ? @( : ; <= >ST / $0 ‚ C !& % !& % .)% +-) % /-% ñò( óô ST /$4 -.$/ Bu qA 6 7 8 9 B õ ö Ó S N \ u q ( ÷ ø ùú ûüý C þ ÿ! "# Cü $ þ % C# $ C #"% C &'(# ý )* 0 õC '% ' % ! "# $% & ' () *+ ,-. /01 2 03 45 6 4 7 5 8 9 + : ; < = > ? 5 @ A B C D EF B GH IB JK LMKNNOP B QGO LOBI GOB RDNB GO LB R OP ES TI UVW X B '% '% Y Z [ \ ] ^ _ `a 0 b c , d e f g h i :$ \ j ; k l & m n 0 o p i q r s ` t u v GO B wD IB x HFB P KNB EK xOB w OEH D IO BNGO LO ’I BH BTK NB KJB IP KQ X < B '% '% yz &{ $ | } 0 ~ &€ r| } $| }_ t% & { ; ) * + , -t u ‚B JSP SI GOƒ B x F B GK x O Q K L„B wO JKLOB‚ BR THF OƒB IK EE O LUV W XB '% ' % àN 3 / ¡ ¢ £¤ 8 1 2 ¥ ¦ (í î 0 ˜ ™5 ‰9 q. B õ + 9 , /S T/$H 4 ù-"'# C . þ % //Cþ '0%. Cþ % C "û 1!( ý )* 0 õC (% ( % àN 3 /Ms 81 2 ¥¦ ( íî 0 ˜™ 5« Ðq.Bõ 2 Ñ H 3 4 A ]vHuq =‚ JB SN ’ IB ID PP F…B QOB MKB IQS xx SP M U† 5 t/ \ ÅÆ0 C (% (% Y Z [ \ ] ^ _ `a 0 b c , d e f g h i :$ \j $ + g" 0 kl & m nt ) *+ ,-t=vGH NB IK DP ƒI BTS „O B‡K GPUB ‚BN GSP „BGO ’IB ELF SP M U† B (% (% 5 H 6 'H: À ST/ $2 — / Ms 5 t * u q A 8 9 B| ] v ] 5 S T / $ 7C "'8% C 9û .# C % '#%1 C :ÿ 11%( 0 ; <= M*V/‚õ C (% ( % —/ ¡ ¢ £  ¤ 0V 2 ¥ ¦(Ø B > J H ? &/ u q 5 ‰ 9 q . B õá (Ï S T / $ H  n 0ù ! "'# Cÿ .Cý $ û (C #%' ü" % (C /ÿ0% " ‚õC )% ) % 34 ( ãä 8H # ÓS T / $ ù$ $ ûC ü$ û /: C ÿ1 8 ÿ#% C% $ & %(# C# $C #"% C!' þ %)* —/ M 0 V¥ ¦( ØB > J ? & /‹A 67 89B C )% )% ' H D ( Ù 2 + 9 , / 5 Q [ 0  í î 0ë 4S ¶·N $ 2 ] v H˜ ™5Q[u q A 8 9B | 7C /ÿ0% C(% : (C .$ C7 C #'0 % C #" ÿ. C ." ÿ(# )‚C )% )% ˆ ‰ V Š ‹Œ i: $ \ ? & Ž  i "| } y  [\Zs [| }"\ 0‘ ’V“ ‹”V W j$ % =• KD LBES NFB SI Bw SM…B SIP ’ NB SN–† + {—t <B )% ) % 0)% 1)% % / (% — / ¡ ¢ £ ¤ 0V ) i0  ° ± ž5 ‰ 9 q .Bõ * 4H + Qù , $ -C ' & $ û #C !$ ÿ1! C #$ C #"% C & '(0 C #$ þ $(($ -" *( . Ì÷ / 0 õ C *% * % ‘ ’ V j $ % ˜ V s 0 ™ š & › œ _ t) * + , -t < ž Ÿ  “ ‹ ”5 j;‘ ’V“ ¡ ¢ ‹£ =vGS I BS IBNGO Bƒ KMB ‚B wKD MGNBH NBNGOB IGK RU †¤ B *% *% íî0 ï¿ 5N \ ' ð ¹ \ ' 2 01 H ØBu qST/$4)uqA 89B õ + 90 2  Ï(2 31 ù7 C ' þ C ! $$: C '# C.$ üü % () *0  õ C *% *% ? & Ž  i " | } 0¥ ¦i y [ \ Z s[ | } " \ 0 j $ % =C KNI B K JB RO KRTO B TS§ O B GO LO U¤ † & ¨ ©ª%u žŸ ‘’V“ «X + {—t <B *% * % 5 4 0 5 5 ØB > J 6 7)B uq A8 9 Bõ]v( 67 ù8 ýC þ $# "%( C#'/0. C 'C /$#* 2ã ä H u q0 õC +% + % 5 4 0` a 5 « ¬ 8 6 7 ) B u q A 8 9 Bõ1HH n ù$ $ û (C "$ û .% Cÿ . C & ÿ! !%( C #"'1 C þ ÿ1%)* 2 9 ¢ ž S T / $HM0 õ C +% +% ‘’V opiqr| }0ˆ5 ¬}5 )*V s ~ & rt) *+ , -t < ­® =vGOBI EG KKT B IN H LNIB HNB ¯ °±² U† ³ ¡ ´5)*VW < B +% +% j $ % & µ:  ¨ :{ ; ) * + , -0‘ ’ V ¶ · ¸z5 ¹ ºi ~& {-) ( ) *+,-t <» Y  ¼½ =¾HP H¿HQH …B‡ HR HP †VW < B +% + % 5 4 0 5 5 / * T &6 7 )Bu q A8 9 Bõ : ÕH ;< (2 = Ó2 > ù? "% C "'. C #-$C 1% -C '1 ÿþ '/.)* 0 õC "% " % 5 4 0Q R 5 ™ T Ü $ « @ uq A 89B õ 5 H 6 ' H1H H AB ç2 Ó C ( . Ì ù! "'# C -'. C# "% C -% '#"%( C /ÿ0% " *0 õ C "% "% î ( í î 0` a0V 2 Qp \' D ' E N\ ') Bu q A 8 9 Bõ . Ì(Ø/-T ù7 C "$ & % C #$ C .% %Cý $ ûC '!' ÿ1)* 0  õ C "% "% —/ Q R ( Š F 5t/ \' G N\ ' ) B u qA 89 B õ H ¬8/B I –2 JK 2 > ù# -%1# ý LM ÿ8%* 0 õ C "% " % 2)% $ 345 % / (% 5 H 6 ' H Ï S T /$ H Mù ! "' #C ÿ. C ý$ û (C 1' þ % " C-"ÿ .C ÿ. C' C& $$0) *0 HM5 67 ) B u qA89B õ C #% # % D NO Ï NÏH P èù & '1 '1' 0  * S T / $ ù-"ÿ . C ÿ. C ' C :%.0) 0  * H M 5 « @ uqA 8 9BõC #% #% D NO Ï0  5 H 6 ' HÏ H P èS T / $ Hù Q $ C ý $ ûC /ÿ0% C ü'#. " 0 * ‰ &. \V 2 ù$ %. RS $ ( :$!* 0ð¹BuqA89B õ C #% #% ' 5 ™$ 2 C -" ÿ. Cÿ . C ' C T TT )0H M S O Ï NÏH P èù & '1'1'* 5 U .$M5t/$ V ,)BuqA89BC #% # % % > | W;< XY ‚( M Z ƒù & %1 (C & $$0* 2 67[ \ | , % C ÿ. C þ ýC M'#"% () ‚ 0  H M 5 6 7 ) B u q A 8 9B C $% $ % . û 1 (C "'1: 0 ;<= M © > J0VD( ÏH î Hî 5« @ uqA8 9B õ C $% $% ]^ H _ 0 > | W;< XY ‚( M Z ƒH P è2 67 [\ ùþ ýC M'# "%(* 0  ' ( G` 0 5 ; N0AV Q[uqA89 B õC $% $% &%1 (Cþ '# 0 ; <= M© > J H î 5œ N *t9 G ) uq A 8 9BC $% $ % % > | W< Wa ‚( #(%% (C M/$ -% (. 2 Ù ùüÿ (ü /%* 0 5 H 6 ' H Ï H P è 5 Q % .\ V b 5 ; N $ /B& v &B õ C !% ! % c ç deB ¢ žH ) M ©q Œ M © 5 « @ uq A89BõC !% !% > | W< Wa ‚( M Z ƒ ù&% 1( C & $$ 0* 2 Ù ùüÿ (ü /% * 0  5 H 6 ' HÏ H P è 5 Q [ u q A8 9 B õC !% !% c ç d eB ¢žH ) M© q ŒM © 5œ N * t 9 G )uqA89B õ C !% ! % ! !"!"!"!" ####$$$$ ####%&%&%&%& '()'()'()'() *+, -./0 *+, -./0 *+, -./0 *+, -./0 112 # 112 # 112 # 112 #3333 4444! SDJH SDJH

参照

関連したドキュメント

教育に街角の英会話教室と同等の期待しかされていな

英語の達人「斎藤秀三郎」 神 崎 高 明 1 『熟語本位英和中辞典』との出会い  私が兵庫県立龍野高校に入学したのは、東京オリンピックから 2 年後の

カンファレンスでは,それを基に,実習生が自分の思い描いたように学習活動が展開しなかったことで,自

 今日,戦争のすべての責任を軍閥や帝国主義 に帰する議論が多い。いいかげんな参謀本部に

英語の達人「斎藤秀三郎」 神 崎 高 明 1 『熟語本位英和中辞典』との出会い  私が兵庫県立龍野高校に入学したのは、東京オリンピックから 2 年後の

のが保育園に預けているという回答であった。

 ◎ 「演じ終わって,次の日男の子が ありがとう   と言ったので 何がありがとうなの と聞くと パ   ネルシアターやってくれて