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開催にあたって

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Academic year: 2021

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第 2 回日韓定期シンポジウム開催にあたり, 日本福祉大学 21 世紀 COE プログラム拠点リー ダーの立場から, 本シンポジウム開催の趣旨を簡単にご紹介します. 日本福祉大学と延世大学は 2003 年に相互交流協定を結び, 研究・研修・教育面での交流が始 まりました. 大変幸いなことに, 同じ年に, 日本福祉大学の研究プロジェクト 「福祉社会開発の 政策科学形成へのアジア拠点」 が, 福祉系大学としてただ 1 つ, 文部科学省の 21 世紀 COE プ ログラムに採択されました. 今年度は, それの 5 年目かつ最終年になるのですが, この 5 年間の COE 研究は, 一面では, 日本と韓国, 日本福祉大学と延世大学との共同研究の歴史と言えます. 日本福祉大学の COE 研究プロジェクトは, 従来主として先進国を対象として発展してきた社 会福祉学・高齢者福祉研究と, 主として発展途上国を対象としてきた社会開発を統合して, 新し い学問領域 「福祉社会開発学」 を構築することをめざした野心的なもので, 5 つの研究領域から 構成されています. 「日韓比較研究」 は中心的研究領域の 1 つであり, 次の 5 つの研究グループが含まれます. ① 「日韓福祉開発の理論研究」, ② 「韓国地域福祉研究」, ③ 「韓国における育児政策研究」, ④ 「高 齢者ケアの日韓比較」, ⑤ 「日韓の保健・医療・福祉複合体研究」. これらの研究グループには延 世大学大学院出身者を含めて多くの韓国人留学生が参加して積極的な役割を果たしていますし, この 5 年間, それぞれの研究グループで, 延世大学を中心とした多くの韓国側研究者との共同研 究が飛躍的に進みました. その主な成果は, 日本・韓国−福祉国家の再編と福祉社会の開発 シリーズ, 韓国の保育・幼児教育と子育て支援の社会的支援 等です. 手前味噌ですが, 私の 論文集 日本の介護保険制度と複合体 も, 本日のシンポジストである丁炯先教授に翻訳してい ただき, 昨年韓国で出版しました. 丁炯先教授には, この場を借りて, 改めてお礼申し上げます. このような日本福祉大学と延世大学との学術交流・共同研究をさらに強固なものとするために, 両大学が交互に主催して, 医療と福祉に関する 「日韓定期シンポジウム」 を毎年開催することに なり, 昨年 5 月に第 1 回シンポジウムをソウル市で開催しました. シンポジウムの名称は 「高齢 化による保健福祉政策の日韓比較」 で, 「高齢化と保健医療政策」 と 「高齢化と地域福祉政策」 の 2 つが主題でした. これの全記録は, 昨年 11 月に発行した 日本福祉大学社会福祉論集特別 1 日本福祉大学社会福祉学部・日本福祉大学福祉社会開発研究所 日本福祉大学社会福祉論集 特集号 2007 年 12 月

開催にあたって

日本福祉大学社会福祉学部

教授・大学院委員長

日本福祉大学 21 世紀 COE プログラム拠点リーダー

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号 に収録されています. 今回の第 2 回シンポジウムの名称は, 第 1 回シンポジウムの成果を受けて, 「少子高齢化に直 面する日韓の福祉政策−両国の挑戦」 とし, 「高齢化」 と 「少子化」 の 2 つを主題・テーマとし ました. 「高齢化」 は第 1 回シンポジウムでも取り上げましたが, 今回は韓国で本年 4 月に介護 保険法が成立したことを受けて, 介護保険の日韓比較に焦点をあてて改めて取り上げることにし ました. 「少子化」 については, 世界最速で少子化が進んでいる韓国と世界 2 番目のスピードで 少子化が進んでいる日本との比較を多面的に行いたいと考えています. 本シンポジウムの特徴は, それぞれの報告の直後および 「全体討論」 で, 討論時間をタップリ とっていることです. 第 1 回シンポジウムでも率直な討論・論争が行われ, それを通して, 論文 や書籍を読むだけでは分からない, 生の情報や両国研究者の 「ホンネ」 を知ることができました. 本日のシンポジウムでも, 前回以上に率直な討論・ディベイトが行われることを期待しています. 2007 年 6 月 2 日 社会福祉論集 特集号 2

参照

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