平成 15 年住宅・
土地統計調査
調査の概要
1
調査の沿革
住宅・土地統計調査は
,
住宅及び住宅以外で人が居住する建物に関する実態並びに現
住居以外の住宅及び土地の保有状況その他の住宅等に居住している世帯に関する実態
を調査し
,
その現状と推移を全国及び地域別に明らかにすることにより
,
住宅・土地関連
諸施策の基礎資料を得ることを目的として
,
昭和
23
年以来5年ごとに実施してきており
,
平成
15
年住宅・土地統計調査はその
12
回目に当たる。
なお
,
昭和
23
年の第1回調査は全数調査により実施したが
,
その後は標本調査により
実施している。今回、長崎市では約9千、長崎県では約3万8千、全国では約400万
の住宅や世帯が調査対象となった。
2
調査の根拠
平成
15
年住宅・土地統計調査は,統計法(昭和
22
年法律第
18
号)に基づく指定統
計調査
(指定統計第
14
号を作成するための調査)
であり,
住宅・土地統計調査規則
(昭
和
57
年総理府令第
41
号)に基づいて実施した。
3
調査の時期
1
平成15年住宅・土地統計調査
結果の要約
ここであげた統計表は、標本抽出による推定
値であるため、
1 位を四捨五入して 10 位までを
有効数字として表章しました。したがって、表
中の個々の数字の合計が必ずしも総数とは一致
しません。
1
総住宅数と総世帯数
1.総住宅数と総世帯数の推移(表 1)
平成15年10月1日現在における長崎市の
総住宅数(空き家などの居住世帯のない住宅を
含む)
は、
186, 830 戸で、
前回平成 10 年の 178, 030
戸に比べ 8, 800 戸、4. 9%増加した。
第 1 回調査が行われた昭和 23 年の総住宅数は
38, 125
戸だったので、その後、55
年間で
4. 9
倍に増加している。
長崎市の総世帯数は
161, 300 世帯で、この
5
年間に 3, 440 世帯、2. 2%増加した。
総住宅数と総世帯数の関係を見ると、
昭和 38
年以外は総住宅数が総世帯数を上回り、
昭和 43
年以降には総住宅数は総世帯数の増加を上回る
伸び率で増加を続けていた。
しかし、平成 5 年の増加率は総世帯数のほう
が大きくなったが、
その後、
平成 10 年には逆転
し、
今回は総住宅数が総世帯数を 25, 530 戸上回
り、1 世帯当たりの住宅数は 1. 16 戸となってい
る。
2.居住世帯の有無(表 2)
総 住 宅 数 の う ち 、 居 住 世 帯 の あ る 住 宅 数 は
160, 830 戸で、総住宅数の 86. 1%を占め、空き
家 な ど の 居 住 世 帯 の な い 住 宅 は
26, 000
戸 で
13. 9%となっている。
居住世帯のある住宅のうち、同居世帯のある
住宅は、昭和 53 年及び平成 10 年を除き、昭和
38 年から調査の度に減少を続けている。
表2.居住世帯の有無別住宅数
総数
同居世帯
なし
同居世帯
あり
総数
一時現在者
のみ
空き家
建築中
昭和48年
117, 700
112, 400
110, 000
2, 400
5, 300
700
3, 900
600
53年
136, 800
127, 500
125, 000
2, 500
9, 300
1, 100
7, 400
700
58年
147, 740
136, 440
135, 610
830
11, 300
970
10, 100
240
63年
160, 330
142, 280
141, 470
810
18, 050
1, 300
15, 870
880
平成
5年
167, 070
151, 340
150, 760
570
15, 730
1, 490
13, 950
290
10年
178, 030
156, 970
156, 120
850
21, 060
680
20, 220
150
15年
186, 830
160, 830
160, 360
470
26, 000
230
25, 670
110
総数
居住世帯あり
居住世帯なし
(単位:戸)
表 1. 総 住 宅 数 及 び 総 世 帯 数 ( 昭 和 33年 ∼ 平 成 15年 )
総 住 宅 数
総 世 帯 数
1 世 帯 当 り 住
宅 数
昭 和 33年
65, 348
60, 996
1. 07
38年
90, 700
94, 100
0. 96
43年
103, 130
101, 090
1. 02
48年
117, 700
115, 000
1. 02
53年
136, 800
130, 100
1. 05
58年
147, 740
137, 270
1. 08
63年
160, 330
143, 110
1. 12
平 成
5年
167, 070
151, 910
1. 10
10年
178, 030
157, 860
1. 13
15年
186, 830
161, 300
1. 16
2
居住世帯のない住宅
26, 000
戸の内訳を見る
と、
「空き家」が 25, 670 戸で最も多く、総住宅
数の 13. 7%
(空き家率)
を占めている。
次いで、
昼間だけ使用しているなどふだん人が居住して
いない「一時現在者のみ」の住宅が 230 戸、
「建
設中」の住宅が 110 戸となっている。
居住世帯のない住宅数は、昭和 48 年、平成 5
年調査時を除いて増加傾向にあり、最近特に空
き家の増加が目立っている。
平成 15 年には、
こ
の空き家数が前回より 5, 450 戸と大きく増加し
ており、
平成 10 年より 2 万戸を超えるようにな
った。
2
住宅の種類、構造、建築の時期
1.住宅の種類
(専用住宅と併用住宅、表 3)
居住世帯のある住宅(以下、これを単に住宅
という ) 160, 830
戸 を住宅 の 種類別 に 見 ると 、
「専用住宅」が
154, 960 戸で
96. 4%、
「店舗そ
の他の併用住宅」が
5, 870 戸で
3. 6%と「専用
住宅」の占める割合が極めて高くなっている。
「店舗その他の併用住宅」
は平成 10 年に増加
したものの、総じて減少傾向にある。
2.住宅の構造(表 4、図 1)
住宅の 構造別にみると 、
「 防火木造でない木
造」
(以下、単に「木造」という)が 61, 290 戸
で 38. 1%、
「防火木造」が 36, 390 戸で 22. 6%、
鉄骨、鉄筋コンクリート造やブロック造などの
図1.
住宅の構造別割合(
昭和48年∼平成15年)
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
昭和48年
53年
58年
63年
平成 5年
10年
15年
木造
防火木造
非木造
表3.住宅の種類別住宅数
総数
専用住宅
農林漁業
併用住宅
店舗その他
の併用住宅
昭和48年
112, 400
100, 700
1, 500
10, 300
53年
127, 500
118, 600
300
8, 700
58年
136, 440
126, 650
260
9, 520
63年
142, 280
134, 020
730
7, 540
平成 5年
151, 340
144, 970
580
5, 790
10年
156, 970
149, 710
390
6, 870
15年
160, 830
154, 960
-
5, 870
(単位:戸)
表 4. 住 宅 の 構 造 別 住 宅 数
総 数
木 造
防 火 木 造
非 木 造
総 数
木 造
防 火 木 造
非 木 造
昭 和 48年
112, 400
83, 400
11, 800
17, 300
15. 8
1. 0
40. 1
183. 6
53年
127, 500
84, 200
17, 400
25, 900
13. 4
1. 0
47. 5
49. 7
58年
136, 440
79, 320
23, 030
34, 080
7. 0
△
5. 8
32. 4
31. 6
63年
142, 280
72, 340
33, 320
36, 620
4. 3
△
8. 8
44. 7
7. 5
平 成
5年
151, 340
69, 670
29, 310
52, 360
6. 4
△
3. 7
△
12. 0
43. 0
10年
156, 970
74, 170
26, 030
56, 770
3. 7
6. 5
△
11. 2
8. 4
15年
160, 830
61, 290
36, 390
63, 150
2. 5
△
17. 4
39. 8
11. 2
3
「非木造」
が 63, 150 戸で 39. 3%となっている。
「木造」住宅の割合は、平成 10 年を除き減少
傾向が続 いている。 また 、
「 防火木造」は昭和
63
年 から 減少 し 続けていたが 、 今回 、 10, 360
戸、39. 8%の大幅な増加となった。
「非木造」は
増加し続けているが、今回初めて「木造
」
を上
回る結果となった。
全国的には、
「木造」
31. 7%、
「防火木造」
29. 7%、
「非木造」38. 6%となっている。長崎市と比較
すると、
木造住宅全体の割合は約 61%と同じく
らいの割合となっているが、
「木造」
の割合が低
く、
「防火木造」の割合が高くなっている。
3.住宅の建て方(表 5、図 2、図 3、図 4)
住宅の建て方別にみると、一戸建てが 85, 540
戸で 53. 2%を占め、
長屋建てが 3, 700 戸で 2. 3%、
共同住宅が
70, 710
戸で
44. 0%、その他が
880
戸で 0. 5%となっている。
前回と比較すると、住宅全体では 3, 860 戸、
2. 5%増加している。一戸建ては 760 戸、0. 9%
増加しており、
「木造」は減少し、
「防火木造」
の増加が多かった。
長屋建ての住宅が 2, 390 戸、
39. 2% の 大幅 な 減少 、 共同住宅 は
6, 100
戸 、
9. 4%増加した。
最近の傾向は、
一戸建ての住宅の増加が鈍り、
長屋建ての住宅が減少し、
共同住宅の
「非木造」
が増加している。
4.建築の時期(図 3)
住宅の建築の時期別に見ると、
昭和 55 年以前
( 築
25
年 以 上 ) に 建 築 さ れ た 住 宅 は 全 体 の
45. 3%となっている。
昭和 56 年以降に建築され
た住宅は全体の 54. 7%となっている。
図2
.
住宅の建て方別住宅数
64,610
70,710
84,780
85,540
6,090
3,700
1,490
1,280
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
平成10年
平成15年
その他
共同住宅
長屋建て
一戸建て
表5.住宅の建て方、階層別住宅数(平成15年)
総数
1階
2階以上
総数
1階
2階以上
総数
1階
2階
3∼5階
6階以上
住宅総数 160, 830
85, 540
18, 610
66, 920
3, 700
1, 340
2, 360
70, 710
50
19, 790
32, 520
18, 360
木造
61, 290
51, 750
14, 110
37, 650
2, 490
1, 210
1, 280
6, 900
50
6, 850
-
-防火木造
36, 390
27, 920
4, 220
23, 700
840
110
730
7, 460
-
7, 230
230
-非木造
63, 150
5, 850
280
5, 580
370
30
340
56, 350
-
5, 710
32, 280
18, 360
(単位:戸)
総数
一戸建て
長屋建て
共同住宅
図3
、
建築の時期別住宅数
昭和56年∼60年
12.2%
昭和36年∼45年
12.1%
平成3年∼7年
10.8%
平成8年∼12年
13.3%
昭和35年以前
9.3%
昭和46年∼55年
23.9%
昭和61年∼平成2年
14.4%
4
昭和
56
年以降に建築された住宅の内訳をみ
ると、
昭和 56 年∼昭和 60 年が 12. 2%、
昭和 61
年∼平成 2 年が 14. 4%、
平成 3 年∼平成 7 年が
10. 8%、平成 8 年∼平成 12 年が 13. 3%、平成
13 年∼平成 15 年 9 月が 3. 9%となっており、
昭
和 61 年∼平成 2 年に建築された住宅が最も多く
なっている。
ちなみに長崎市の住宅着工数の推移をみると、
昭和
63
年をピークに減少していることがわか
る。
3
住宅の所有の関係及び借家の家賃
1.
住宅の所有関係(表6)
住宅を 所有 している関係別にみると、
「 持ち
家」が 88, 130 戸で前回より 3, 610 戸、4. 3%増
加 し 、 住 宅 全 体 に 占 め る 割 合 ( 持 ち 家 率 ) は
54. 8%となった。
「借家」は 70, 800 戸で前回よ
り 2, 700 戸、
4. 0%増加した。
結果として前回よ
り持ち家率は増加した。
専用住宅について「民営借家」47, 050 戸の内
訳をみると、一戸建てが 9, 060 戸で 19. 3%、長
屋建てが 1, 840 戸で 3. 9%、共同住宅が 35, 980
戸で 76. 5%の構成比となっており、共同住宅が
圧倒的に多くなっている。
(統計表その5)
図4.
長崎市の住宅着工数の推移
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
S 57
S 59
S 61
S 63
H1
H3
H5
H7
H9
H10
H15
専用住宅
その他の住宅
資料
市企画部統計課
図5.
住宅の所有の関係別住宅数の推移
80,040 79,940 84,520
88,130 40,270
46,660
47,960
48,020 10,460
14,500
13,610
16,770 5,040
6,800 5,600
6,010
0
40,000
80,000
120,000
160,000
200,000
昭和63年
平成5年
平成10年
平成15年
持ち家
民営借家
公営借家
給与住宅
(
戸)
表6.住宅の所有の関係別住宅数
住宅数
構成比
住宅数
構成比
住宅数
構成比
住宅数
構成比
総数
142, 280
100. 0
151, 340
100. 0
156, 970
100. 0
160, 830
100. 0
持ち家
80, 040
56. 3
79, 940
52. 8
84, 520
53. 8
88, 130
54. 8
借家
59, 470
41. 8
69, 290
45. 8
68, 100
43. 4
70, 800
44. 0
公営の借家
10, 460
7. 4
14, 500
9. 6
12, 600
8. 0
15, 750
9. 8
公団・公社の借家
640
0. 4
-
-
1, 010
0. 6
1, 020
0. 6
民営借家
40, 270
28. 3
46, 660
30. 8
47, 960
30. 6
48, 020
29. 9
給与住宅
5, 600
3. 9
6, 800
4. 5
5, 040
3. 2
6, 010
3. 7
昭和63年
平成5年
平成10年
(単位: 戸、%)
5
2.持ち家の取得方法(表 7)
平成 15 年の持ち家 88, 130 戸のうち、
昭和 56
年以降(築
25
年未満)に建築された持ち家は
44, 080 戸で、持ち家の 50. 0%を占めている。
この持ち家の取得方法を見ると、
「新築
(建て
替えを除く)
」
が 16, 950 戸で 38. 5%と最も多く、
次いで「建て替え」が
10, 390 戸で
23. 6%とな
っており、従来住宅があった土地等に新しい住
宅を建てるケースが 62. 0%を占めている。
平成8年以降の比較的新しい持ち家、12, 700
戸の取得方法を見ると、
「新築の住宅を購入」
が
4, 300 戸で 33. 9%と最も多く、
次いで
「新築
(建
て替えを除く)
」が
3, 970 戸で
31. 3%となって
おり、新築の建て売り住宅もしくは分譲住宅を
購入するケースが多くなっている。
3.借家の家賃(表 8)
1 ヶ月の家賃別借家数は、
家賃 2 万∼4 万円未
満の借家が
24, 600 戸で
34. 7%と最も多く、次
いで
4
万 ∼ 6
万円 未満 の 借家 が
19, 970
戸 で
28. 2%となっている。前回と比較すると、1
万
∼4 万円未満、6 万∼13 万円未満の借家は増加
し、13 万円以上の借家は大きく減少している。
また、専用住宅の1畳当たりの家賃をみると
(統計表その13)
、2, 239 円となっており、前
回
(2, 399 円)
から、
160 円
(6. 7%)
下落した。
この1畳当たりの家賃は、調査の度毎に高く
なってきたが、
前回の調査から上昇率が鈍化し、
今回初めて下落に転じている。
これを住宅の所有関係別にみると、民営の借
家(非木造)が 3, 433 円で最も高く、公営の借
家が 1, 297 円で最も安くなっている。
表8.住宅の種類別家賃別借家数
住宅の種類
総数
50円
未満
50∼
1万円
1万∼
2万円
2万∼
4万円
4万∼
6万円
6万∼
8万円
8万∼
10万円
10万∼
13万円
13万円
以上
不明
借家総数( 平成10年)
68, 100
1, 430
1, 910
8, 260
23, 370
21, 750
7, 220
2, 200
1, 040
250
680
借家総数( 平成15年)
70, 800
1, 260
1, 970
9, 580
24, 600
19, 970
7, 910
2, 360
1, 500
60
1, 600
専用住宅
69, 800
1, 180
1, 970
9, 560
24, 450
19, 740
7, 760
2, 220
1, 370
20
1, 550
農林漁業併用住宅
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-店舗その他の併用住宅
990
70
-
20
150
230
150
150
130
40
50
(単位:戸)
表7.持ち家の取得方法別住宅数
新
築
建
築
の
時
期
総
数
( 建て替え
を
除
く)
総
数
88, 130
12, 420
1, 120
11, 300
12, 330
32, 810
18, 530
6, 150
5, 890
昭
和
45
年
以
前
22, 060
960
160
800
3, 500
7, 280
3, 340
4, 180
2, 800
昭和
46
年
∼
55年
20, 520
1, 710
260
1, 450
3, 660
8, 340
4, 320
930
1, 560
昭和
56
年
∼
平成2年
22, 780
3, 710
480
3, 240
3, 470
9, 190
4, 980
680
750
平成
3
年
∼
7
年
8, 600
1, 690
140
1, 550
840
3, 790
1, 840
120
320
平成
8
年
∼
12年
10, 230
3, 770
90
3, 690
340
3, 150
2, 610
120
230
平成
13
年
∼15年9月
2, 470
530
-
530
140
820
960
-
20
そ
の
他
中古住宅
を
購
入
公団・公社
な
ど
建
て
替
え
相
続
贈
与
新築の住宅を購入
民
間
6
4
住宅の規模及び隣接道路等
1.専用住宅の規模(表 9、図 6
)
住宅当たりの居住畳数及び延べ面積(居住室
のほか玄関、便所、台所などを含めた住宅の床
面積の合計)
によって専用住宅の規模を見ると、
1 住宅当たりの居住室数は 4. 31 室、
畳数は 26. 48
畳、延べ面積は 79. 92 ㎡となっている。
前回と比較すると、
1 住宅当たりの居住室数、
1 住宅当たりの畳数、1 住宅当たりの延べ面積、
1 人当たりの畳数等は多くなっている。また、1
室当たりの人員は減少傾向が続いている。
2.隣接道路の幅員別住宅数(表 10)
住宅総数 160, 830 戸のうち、道路に接してい
る住宅は 152, 960 戸で 95. 1%、道路に接してい
ない住宅は 7, 870 戸で 4. 9%となっている。
道路に接している住宅について道路の幅員別
にみると、
「2∼4m未満」が 47, 790 戸で 29. 7%
と最も多く、次いで「4∼6m未満」が 39, 590 戸
で 24. 6%等の構成比となっている。
前回と比較すると、2m未満の道路に接してい
る住宅数は大幅に減少して、
「2∼4m未満」の道
路に接している住宅数及び 10m以上の道路に接
している住宅数が大幅に増加している。
5
高齢者世帯の状況
1. 高齢者世帯数(表 12)
高齢者世帯は 32, 580 世帯で、
前回と比較する
と 6, 750 世帯、
26. 1%増加しており、
中でも
「65
歳以上単身普通世帯」
の増加率が 48. 9%と高く
なっている。
住宅の所有の関係別では、
「65
歳以上単身普
通世帯(持ち家)
」の増加が大きい。
一方、
「65 歳以上夫婦普通世帯」では 1, 460
図6.
1住宅当たり
専用住宅の規模
0
10
20
30
40
50
60
70
80
昭和63年
平成5年
平成10年
平成15年
4.15
4.20
4.25
4.30
4.35
4.40
4.45
4.50
畳
数(
畳)
延べ面積(
㎡)
居住室数(
室)
表9.専用住宅の規模(昭和63年∼平成15年)
専用住宅の規模
昭和63年 平成5年 平成10年平成15年
1住宅当たり居住室数( 室)
4. 47
4. 35
4. 27
4. 31
1住宅当たり畳
数( 畳)
25. 27
25. 90
25. 91
26. 48
1住宅当たり延べ面積( ㎡)
75. 34
79. 81
76. 22
79. 92
1人当たりの畳
数( 畳)
8. 38
9. 02
9. 83
10. 55
1室当たり
人
員( 人)
0. 67
0. 66
0. 62
0. 58
表10.道路の幅員別住宅数
総数
2m
未満
2∼4m
4∼6m
6∼10m
10m
以上
昭和63年
142, 280
132, 550
36, 920
39, 700
36, 180
15, 560
4, 200
9, 730
平成
5年
151, 340
142, 440
30, 790
38, 780
43, 240
23, 520
6, 110
8, 900
平成10年
156, 970
151, 390
45, 760
41, 820
39, 140
20, 540
4, 130
5, 580
平成15年
160, 830
152, 960
36, 940
47, 790
39, 590
20, 980
7, 660
7, 870
(単位:戸)
敷地に接している道路の状況
総数
接して
7
世帯、9. 7%増加し、中でも「65
歳以上夫婦普
通世帯
(持ち家以外)
」
の増加が大きくなってい
る。
2. 別世帯となっている子の住居地(表 11、図
7)
別世帯となっている子の住居地別に高齢者世
帯をみると、
「所要時間 1 時間以内」
の場所に子
の住宅がある世帯の割合が最も多いことがわか
る。
その中でも「65 歳以上夫婦
持ち家」が最も
多く、
27. 4%となり、
次いで
「65 歳以上単身
持
ち家」が 26. 7%と高くなっている。
また 15 分以内(A+B+C+D
)に住宅を持ってい
るケースでみると、
「65
歳以上夫婦
持ち家以
外」が 25. 8%と最も多く、次いで「65 歳以上夫
婦
持ち家」が 24. 0%となっている。
これらのことから、夫婦の高齢者世帯は、単
身の高齢者世帯と比較すると、子の住宅との距
離が近くにあると考えられる。
また、
「子はいない」
とする割合は単身の高齢
者世帯が高いことが分かる。
表11.住宅の所有の関係別別世帯となっている子の住居地別高齢者世帯数
一緒に住
んでいる
(A)
同じ建物
または同
じ敷地内
に住んで
いる
(B)
徒歩5分程
度の場所
に住んで
いる
(C)
片道15分
未満の場
所に住ん
でいる
(D)
所要時間
1時間以内
(E)
所要時間
1時間以上
(F)
65歳以上単身
持ち家
10, 330
40
560
640
1, 070
2, 760
2, 230
2, 090
65歳以上単身
持ち家以外
5, 750
-
100
170
350
720
1, 120
2, 140
65歳以上夫婦
持ち家
13, 600
50
540
1, 100
1, 580
3, 720
3, 650
2, 140
65歳以上夫婦
持ち家以外
2, 830
-
70
180
480
700
660
470
別
世
帯
と
な
っ
て
い
る
子
が
い
る
(単位:世帯)
子はいな
い(G
)
住宅の所有の関係別別世
帯となっている子の住居
地
総数
表 12. 住 宅 の 所 有 の 関 係 別 高 齢 者の 主 世 帯 数
( 単 位 :世 帯 )
住 宅 の 所 有の 関 係 別
世 帯 数
構 成 比( %
)
世 帯 数
構 成 比( %
)
増 加 率( %
)
高 齢 者 世 帯 数
25, 830
100. 0
32, 580
100. 0
26. 1
65歳 以 上 単 身 普 通 世 帯 数
10, 820
41. 9
16, 110
49. 4
48. 9
持 ち家
6, 800
26. 3
10, 330
31. 7
51. 9
持 ち 家 以 外
4, 020
15. 6
5, 750
17. 6
43. 0
65歳 以 上 夫 婦 普 通 世 帯 数
15, 010
58. 1
16, 470
50. 6
9. 7
持 ち家
12, 710
49. 2
13, 600
41. 7
7. 0
持 ち 家 以 外
2, 300
8. 9
2, 830
8. 7
23. 0
平 成 15年
平 成 10年
図7
.
別世帯と
なっている子の住居地別
高齢者世帯の構成比(
平成15年)
A+B+C
11.8%
D
11.9%
E
26.9%
F
26.1%
G
23.3%
注) 高齢者世帯 の総数は、
65歳以上単身者普通世帯 と
65歳以
上夫婦普通世帯 の合計と
し
て、
構成比を
算出し
ている。
ただし
、
別世帯と
なっている子の住居地の不詳を
除く
。
8
6
周辺市町の状況
1.
総住宅数及び世帯数
◇
総住宅数、総世帯数の増加率が高い長与町
(表 13)
平成 15 年 10 月 1 日現在における全国の総住
宅 数 は 、 53, 890, 900
戸 で 前 回 と 比 較 す る と
7. 3% 増 加 し 、 総 世帯 数 は
47, 164, 900
世帯 で
6. 7%増加している。
長崎県をみると、総住宅数は、603, 400
戸で
3. 0%増加、総世帯数は 529, 400 世帯で 1. 6%増
加しており、全国に比べると、増加率はかなり
低くなっている。
周辺市町をみると、全国とさほど変わらない
のが諫早市と大村市になっている。
長与町は総住宅数及び総世帯数の増加率が全
国を大幅に上回っている。空き家率も少ないこ
とからこの5年間で、人口が増加したことがう
かがえる。
◇
空き家の多い長崎市(表 14)
長崎市で、最近空き家の増加が著しく、平成
10 年の空き家率は
11. 4%、今回は
13. 7%と周
辺市町より高くなっている。空き家率が前回と
比べ増加したのは、長崎市の他、佐世保市及び
長与町で、逆に減少したのが、諫早市と大村市
となっている。
長 与 町 は 増 加 し た と は い え 、 空 き 家 率 が
5. 1%と特に低くなっている。
1世帯当たりの住宅数をみると、全国及び長
崎県は共に 1. 14 となっている。
また、
空き家率
が減少した諫早市及び大村市は前回に比べ1世
帯当たりの住宅数も少なくなっている。それに
比べ長崎市は 1. 16 と高く、
住宅が供給過剰ぎみ
になっていると思われる。
表13.総住宅数及び総世帯数
総住宅数
総世帯数
1世帯当たり
住宅数
総住宅数
総世帯数
1世帯当たり
住宅数
長崎市
178, 030
157, 860
1. 13
186, 830
161, 300
1. 16
4. 9
2. 2
佐世保市
97, 540
86, 240
1. 13
101, 590
89, 190
1. 14
4. 2
3. 4
諫早市
33, 440
30, 370
1. 10
35, 720
32, 770
1. 09
6. 8
7. 9
大村市
30, 760
27, 770
1. 11
32, 990
30, 100
1. 10
7. 2
8. 4
長与町
12, 390
11, 900
1. 04
14, 750
14, 170
1. 04
19. 0
19. 1
※
総世帯数は住宅統計調査結果による世帯数であり、毎月公表している推計世帯数とは異なる。
(単位:戸、世帯)
平成10年
平成15年
総住宅数の
増加率
(%)
総世帯数の
増加率
(%)
表14.居住世帯の有無別住宅数
総数
同居世帯
なし
同居世帯
あり
総数
一時現在者
のみ
空き家
建築中
長崎市
186, 830
160, 830
160, 360
470
26, 000
230
25, 670
110
13. 7
佐世保市
101, 590
88, 150
87, 270
890
13, 440
640
12, 750
40
12. 6
諫早市
35, 720
32, 610
32, 470
140
3, 110
70
3, 010
30
8. 4
大村市
32, 990
29, 970
29, 880
90
3, 030
30
2, 750
250
8. 3
長与町
14, 750
13, 970
13, 770
200
780
-
750
30
5. 1
(単位:戸)
居住世帯あり
居住世帯なし
総住宅数
9
2
住宅の構造・種類・建築の時期
◇
非木造の割合の高い長崎市(表 15、図 8)
居住世帯のある住宅(以下、これを単に住宅
という)の構造別にみると、
「木造」の割合は諫
早市が最も高く 50%を超え、
佐世保市、
大村市、
長崎市、長与町の順になっている。
長与町ではこの 5 年間で一変、防火木造およ
び非木造の割合が大きく増加し、木造の割合が
減少した。
鉄筋コンクリートやブロック造などの「非木
造」の割合は長崎市が最も高く、次いで佐世保
市の順になっているが、その差は最近少なくな
っている。
◇
共同住宅の割合が高い長崎市(表 16)
居住世帯のある住宅を建て方別にみると、一
戸 建 の 構 成 比 は 大 村 市 が 最 も 高 く
20, 440
戸
(68. 2%)
、次いで長与町が 9, 180 戸(65. 7%)
となっており、長崎市は 85, 540 戸(53. 2%)と
最も低くなっている。
共同住宅をみると、長崎市が最も高く 70, 710
戸
(44. 0%)
、
次いで諫早市の 11, 430 戸
(35.
1%)
等の構成比となっている。
長崎市は周辺市町に比べて一戸建の割合が低
く共同住宅の割合が高い。
前回と比較すると、全体的に一戸建の占める
割合が低くなり、共同住宅の占める割合が高く
なっている。
◇
新しい住宅の多い長与町(図 9)
建築時期別に住宅数の割合を見てみると、長
崎市は昭和
56 年∼平成
2
年、佐世保市は昭和
46∼55 年、諫早市は昭和 56 年∼平成 2 年、大
村市は昭和 56 年∼平成 2 年、長与町は昭和 46
年 ∼55
年の 時期 に建 てられた住宅の 割合 が最
も高い。
平成 8 年以降に建てられた新しい住宅の割合
は、長崎市で 15. 7%と周辺市町では最も低くな
っている。反対に長与町は 28. 7%と非常に高い
割合となっている。
表15.住宅の構造別住宅数
総数
木造
防火木造
非木造
長崎市
160, 830
61, 290
36, 390
63, 150
佐世保市
88, 150
41, 720
16, 850
29, 580
諫早市
32, 610
17, 280
4, 760
10, 570
大村市
29, 970
13, 230
9, 160
7, 570
長与町
13, 970
4, 000
5, 360
4, 610
(単位:戸)
図8.
住宅構造の割合
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 長与町
大村市 諫早市 佐世保市 長崎市