• 検索結果がありません。

基本施策D1 持続可能な低炭素社会を実現します 長崎市│外部評価結果(平成28年度)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "基本施策D1 持続可能な低炭素社会を実現します 長崎市│外部評価結果(平成28年度)"

Copied!
15
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

基本施策主管課名環境政策課 所属長名

基本施策の評価

判断理由

林田 博

関 係 課 名

財産活用課、廃棄物対策課、産業雇用政策課、水産農林政策課、土木維持課、都市計画課、 みどりの課、住宅課、設備課、建築指導課

Cb 目標を一部達成しており、目的達成に向けて概ね順調に進んでいる

●「長崎市地球温暖化対策実行計画」の具現化に向けては、早急かつ重点的に取組むべき実施計画「重点アクショ ンプログラム(平成25~27年度)」の事業を全庁横断的に進めた。市域から排出される温室効果ガスの排出量につ いては、平成26年度の温室効果ガス排出量は2,644千t-CO

2(速報値)で、基準年(平成19年)比16.5%(速報値)増 加となっており、目標値を達成していない。増加の主な要因としては、電力使用量当りの二酸化炭素排出量を示す 排出係数が増加したことによるものと考えられるが、取組みの効果を確認するため、平成19年度の排出係数を使用 して算出したところ、基準年(平成19年)比1.5%(速報値)削減している。

●公共施設への太陽光発電設備の設置、電気自動車の導入など、市役所の率先した温室効果ガス排出削減に向 けた取組みにより、直接的な削減が図られた。

●10月に開催した「ながさきエコライフ・フェスタ」および「ながさきエコライフ・ウィーク」で市民延べ112,000人が参加 し、380tの二酸化炭素の排出量削減が図られた。

●地球温暖化対策の推進に関する法律第24条に基づく「長崎市地球温暖化防止活動推進センター(サステナプラザ ながさき)」を設置し、同法第23条に基づく「長崎市地球温暖化防止活動推進員」委嘱に向けて養成講座を実施し た。

●「再生可能エネルギー等導入推進基金事業」(県補助金)及び「防災拠点等への再生可能エネルギー等導入推進 事業」(国補助金)を活用し、防災拠点となる6施設に太陽光発電設備及び蓄電池を導入した。

●再生可能エネルギーへの転換を促進するため、市民、事業者、行政などが連携する「ながさきソーラーネットプロ ジェクト」の取組みを継続して進めた。

●再生可能エネルギーの利用促進については、市民・事業者による住宅用太陽光発電設備設置が進み、普及率は 目標の10.2%に届かなかったものの、前年度の8.3%から9.0%へ着実に増加している。

●市内全域のLED街路灯の導入計画に基づき、街路灯(蛍光灯)のLED街路灯への転換及びLED灯新設を着実に進 めることで、街路灯の長寿命化および省エネルギー化が図られた。

●みどりのまちづくり事業及び花のあるまちづくり事業を実施したことで、都市の緑化を図ったが、今後も引き続き普 及啓発を積極的に行い、さらなる緑化推進を図る必要がある。

平成 28 年度 基本施策評価シート

作成日 平成28年7月7日

基 本 施 策 D1 持続可能な低炭素社会を実現します

施策の目的 (対象と意図)

対    象 意      図

市民、事業者及び行政などの すべての主体が

低炭素なまちの実現へ向けて着実に取り組んでいる。

市域から排出される温室効果ガス の排出量

H 1 9 年度 H 2 0 年度 H 2 1 年度 H 2 2 年度 H 2 3 年度 H 2 4 年度 H 2 5 年度 H 2 6 年度 H 2 7 年度 温室効果ガス 排出量 2 ,2 6 9 2 ,2 0 8 2 ,2 0 2 2 ,2 2 6 2 ,4 8 8 2 ,6 6 3 2 ,7 0 4

2 ,6 4 4 ( 速報値)

- 基準年比( %) - ▲2 .7 ▲3 .0 ▲1 .9 9 .7 1 7 .4 1 9 .2 1 6 .5 - *効果指標値*

基準年( 平成1 9 年) の排出係数で 算出

- 2 ,2 3 8 2 ,2 4 3 2 ,2 3 1 2 ,1 8 7 2 ,1 7 8 2 ,2 1 4

2 ,2 3 6 ( 速報値)

基準年比( %) - ▲1 .4 ▲1 .1 ▲1 .7 ▲3 .6 ▲4 .3 ▲2 .4 ▲1 .5 - CO

2排出係数 ( KgCO

2/ KWh )

0 .3 8 7 0 .3 7 4 0 .3 6 9 0 .3 8 5 0 .5 2 5 0 .6 1 2 0 .6 1 3 0 .5 8 4 - 単位: 千t- CO

(2)

※「

」は目標値を上回ることが望ましい指標、「

」は目標値を下回ることが望ましい指標

1,972 2,098

成 果 指 標

市域から排出される温 室効果ガスの排出量

1,928

65.9% 2,663 2,704

H27 H23

92,000 94,000 97,000 5.6 7.1

85.7% 84.5% 81.4%

達成率 83.9%

実績値 4.8

12.0

●基本施策の評価「Cb」については所管案のとおり。

●今後の取組方針にCOOL CHOICEについても記載すること。

●個別施策D1-1成果指標長崎市役所から排出される温室効果ガスの排出量が達成できていないので、抜本的な 対策をすること。

●個別施策D1-2東長崎エコタウンについては、今後の方向性をしっかり持つこと。 達成率 106.8% 104.6%

99,833

112.4%

2次評価(施策評価会議による評価)

H24 H25 H26

2,269 千t-CO

2 (19年度)

2,057 2,014

2,644 実績値

70.5% 65.7% 目標値

目標値 100,000

7.3 2,488

今後の取組方針

●「長崎市地球温暖化対策実行計画」及び「長崎市役所地球温暖化防止率先行動計画」の具現化に向けた実施計 画である「重点アクションプログラム(平成28~32年度)」を全庁横断的に実施していく。

●地球温暖化対策を推進するためには、より多くの市民の参加が重要となることから、市民・事業者・行政による地 球温暖化対策の取組みを更に進めていく。

●市内への再生可能エネルギーの導入促進を進めるほか、公共施設の省エネ化の促進、長崎市役所次世代自動 車等導入計画等を着実に実施していく。

●市民・事業者による地球温暖化対策の取組みをさらに拡大する必要があり、「ながさきエコライフ・フェスタ」および 「ながさきエコライフ・ウィーク」をきっかけに、引き続き環境行動へ促していく。

●平成28年4月に開設した、多くの市民が気軽に集い、利用できる、市民主体の環境活動の拠点「サステナプラザな がさき(長崎市地球温暖化防止活動推進センター)」を中心に、市民の環境活動を活性化することで、幅広い市民の 身近な環境行動を促進する。また、国が進める温室効果ガス削減のための新国民運動である「COOL CHOICE(賢 い選択)」に併せて、市民総参加の環境行動の推進に向けた「ながさきエコライフ」の取組みの浸透と拡大を図る。 ●「再生可能エネルギー等導入推進基金事業」(県補助金)を活用し、長崎市地域防災計画における現地災害対策 本部となり、自家発電設備を有していない3施設に、太陽光発電設備及び蓄電池を導入する。

●市民、事業者、行政などが連携して取組む「ながさきソーラーネットプロジェクト」を着実に進める。また、「ながさき ソーラーネットプロジェクト」から生まれた「ながさきエコライフ基金」を活用し、持続可能な地域づくりを担う人材育成 を進める「ながさきサステナプロジェクト」に取り組む。

●市内の街路灯(蛍光灯)37,000灯(新設予定1,200灯を含む)を平成25年度から平成28年度までに、消費電力が少な く寿命が長いLED灯へ計画的に転換し、新設工事としてLED灯を設置して行く。また、街路灯のLED化が完了後、引 き続き道路照明灯のLED化に取り組む。

●まちなかの緑化推進を図るため、緑化補助制度等について積極的にPR活動を行う。

112,398 9.0 8.7

75.0% 指  標  名

市域から排出される温室効果ガスの排出量の平成26年度実績値は、速報値

10.2

89,000

111.1% 実績値 95,009 96,200 107,755 8.3

106.2% 住宅用太陽光発電設備

の普及率【D1-2から再 掲】

ながさきエコライフ参加 者数【D5-2から再掲】

6.0 81.4%

達成率 基準値

(時期)

区 分

86,031人 (22年度) 2.5% (21年度)

(3)

●市の取組みにおいて、市民に対しては公共交通機関を使うよう勧めているが、市の公務における移動を公用車か ら公共交通機関にする検討をしてほしい。

●市庁舎の照明のLED化について、照明は、天井のみではなく、手元と天井と半々にする方が効率的である。手元 灯の方は、改修や移転があっても新しい職場に持って行けるメリットがあるとともに、市民へのアピール性もあること から、検討してほしい。

●既存の住宅・建物のリフォームにおいて、バリアフリー化の補助はあるが、断熱化の補助の仕組みをつくることで、 より低炭素化につながるのではないか。

長崎市総合計画審議会からの政策評価に関する意見

長崎市総合計画審議会からの政策に関する提言・提案

●前期基本計画が開始した平成23年度に、低炭素社会をめざすためには、主管課だけでなく横断型で様々な課を 巻き込みながら施策を進めてほしいと意見したが、記述も含めて横断型の取組みが進んできていると思われる。 ●基本施策評価シートの判断理由の欄にある、市域から排出される温室効果ガスの排出量の表には、目標値も記 載すべきである。

●リサイクル推進員配置自治会の減少に関しては、自治会加入率が減少している現状も踏まえた対策を行うこと。 ●コミュニティバスや乗合タクシー、デマンド交通は、低炭素、省エネの観点からの取組み、かつ、地域の人の足を 守ることになるが、1便あたりの利用者が少ない。1便あたりの利用者数などの基礎データに基づき、時間帯によっ て、大型、中型、小型など定員を変えるような、将来を見据えた効率的な運用の検討が必要である。

●コミュニティバスや乗合タクシーの利用者は高齢者が多いという一般的な認識があるので、広く市民全体に周知 し、様々な対象者への利用を広げてほしい。

(4)

環境政策課

平成27年度の取組概要

所属長名 林田 博

●低炭素な都市の形成

・今後20年間の都市づくりの方向性を明らかにする、都市計画マスタープランの改訂作業を進めた。【E5-3から再 掲】

 ・都市計画マスタープランで示す将来の都市像を具現化する、立地適正化計画策定の必要性について検討を行っ た。【E5-3から再掲】

 ・合併地区において、コミュニティバスやデマンド交通(予約型乗合タクシー)を運行した。【E7-2から再掲】  ・バス空白地域の5地区で乗合タクシーを運行した。【E7-2から再掲】

●新エネルギーの活用と環境関連産業の活性化

 ・「再生可能エネルギー等導入推進基金事業」(県補助金)を活用し、長崎市地域防災計画における現地災害対策 本部となり、かつ自家発電設備を有していない4施設に、太陽光発電設備及び蓄電池を導入した。【D1-2から再掲】  ・「防災拠点等への再生可能エネルギー等導入推進事業」(国補助金)を活用し、現地災害対策本部の次に機能を 維持すべき施設として、現地災害対策本部の移設場所となり、かつ自家発電設備を有していない2施設に、太陽光 発電設備及び蓄電池を導入した。【D1-2から再掲】

 ・再生可能エネルギーへの転換を促進するため、市民、事業者、行政などが連携する「ながさきソーラーネットプロ ジェクト」の取組みを継続して進めた。【D1-2から再掲】

・環境関連産業の活性化については、環境・新エネルギー等、新分野への地場産業の進出を促進するため事業可 能性調査や人材育成の取り組みに対して支援を行った。【D1-2から再掲】

●省資源・循環型の地域づくり

 ・ごみの分別徹底、ごみの減量化及び資源化を推進するため、自治会長からの推薦を受け任命している地域のご み減量・リサイクルのリーダーであるリサイクル推進員に対する研修会を25回、施設見学会を5日間開催し、資源ご みの分別等強化など知識や意識の向上を図った。(平成28年3月末日現在配置数802自治会3,041人)【D2-1から再 掲】

●市民生活や事業活動の低炭素化

 ・温室効果ガス排出量削減のため、全庁(全部局)横断的な取り組みとして、長崎市地球温暖化対策実行計画(区 域施策編)の具現化に向けた実施計画である「重点アクションプログラム(平成25~27年度)」の着実な進行管理を 図った。

 ・長崎市役所地球温暖化防止率先行動計画の目標達成に向け、市役所から排出される温室効果ガスを削減する ため、節電行動や省資源行動の推進など、職員の身近なエコアクションに取組んだ。

 ・温室効果ガス排出量削減に向けた市民運動を創出するため、環境イベント「ながさきエコライフフェスタ」の開催 や、街頭キャンペーンなどにより市民の環境行動を促す「ながさきエコライフ」の取組み、環境に配慮した事業活動を 促進するための「エコアクション21」説明会や「環境セミナー」を開催した。【D5-2から再掲】

 ・地球温暖化対策の推進に関する法律第24条に基づく「長崎市地球温暖化防止活動推進センター(サステナプラ ザながさき)」を設置し、同法第23条に基づく「長崎市地球温暖化防止活動推進員」委嘱に向けて養成講座を実施し た。【D5-2から再掲】

・街路灯の省エネルギー化を推進するため、街路灯(蛍光灯)をLED街路灯へ転換(11,477灯)し、新設工事として LED灯を設置(388灯)した。【D1-2から再掲】

・地産地消を推進するため、農水産物直売所のPR、地元農水産物を活用した料理教室等の開催【C5-1から再 掲】、平成26年度に制作した魚の離乳食レシピ「フィッシュスタート」の4ヶか月児健診での配布や「フィッシュスタート」 を活用した料理教室などを行った。【C7-3から再掲】

個別施策主管課名

平成28年度 個別施策評価シート

個 別 施 策 D1-1 温室効果ガスの排出量を削減します

施策の目的 (対象と意図)

対    象 意      図

市民、事業者及び行政などの すべての主体が

(5)

・平成27年度の市役所から排出された温室効果ガスは91,759t-CO

2(速報値)で、基準年(平成19年)比6.1%増加 (速報値)となっており、目標値を達成していない。増加の主な要因としては、電力使用量当りの二酸化炭素排出量 を示す排出係数が増加したことによるものと考えられるが、平成19年度の排出係数を使用して算出したところ、基準 年(平成19年)比18.0%(速報値)削減している。特に、長崎市役所における夏期(6月~9月)及び冬期(12月~3月) の節電対策の本格実施の結果、電力使用量は、震災前と比べ夏期は18.0%、冬期は11.2%削減している。

評価(成果)

●低炭素な都市の形成

・都市計画マスタープランについては、市全体の都市づくりの方向性を整理するとともに、地区別懇話会での意見 を踏まえながら改訂作業を進めることができた。【E5-3から再掲】

 ・立地適正化計画については、平成28年度から計画策定に着手することを決定した。【E5-3から再掲】

・合併各地区のバス空白地域や交通不便地域で、コミュニティバスや乗合タクシー、デマンド交通を運行すること で、地区住民の利便性の確保が図られた。【E7-2から再掲】

●新エネルギーの活用と環境関連産業の活性化

 ・防災拠点となる施設に太陽光発電設備及び蓄電池を導入し、災害等により電力会社からの電力供給が遮断され た際に、当該施設において必要とされる最低限の機能を維持できるようになった。また、平時は発電した電力を施設 の使用電力として活用している。【D1-2から再掲】

 ・三京クリーンランド埋立処分場敷地内に整備した「ながさきソーラーネット〔メガ〕三京発電所」を安定的に運転し、 発電及び売電を行うことで、平成27年度は1,268,680kWhの発電量があり、約741tの二酸化炭素が削減された。【D1 -2から再掲】

・環境・新エネルギー等、新分野への地場産業の進出を促進するための事業可能性調査や人材育成を支援するこ とで、取り組みが進みつつある。【D1-2から再掲】

●省資源・循環型の地域づくり

 ・昨年度からリサイクル推進員配置自治会数は減少しているものの、推進員数は増加している。【D2-1から再掲】 ●市民生活や事業活動の低炭素化

 ・「長崎市地球温暖化対策実行計画」の施策の具現化に向けては、早急かつ重点的に取り組むべき実施計画「重 点アクションプログラム(平成25~27年度)」を全庁横断的に進めることで、市域から排出される温室効果ガスの排出 量削減を図った。市域から排出される温室効果ガスの排出量については、平成26年度の温室効果ガス排出量は 2,644千t-CO

2(速報値)で、基準年(平成19年)比16.5%(速報値)増加となっており、目標値を達成していない。増加 の主な要因としては、電力使用量当りの二酸化炭素排出量を示す排出係数が増加したことによるものと考えられる が、平成19年度の排出係数を使用して算出したところ、基準年(平成19年)比1.5%(速報値)削減している。

市域から排出される温室効果ガス の排出量

H 1 9 年度 H 2 0 年度 H 2 1 年度 H 2 2 年度 H 2 3 年度 H 2 4 年度 H 2 5 年度 H 2 6 年度 H 2 7 年度 温室効果ガス 排出量 2 ,2 6 9 2 ,2 0 8 2 ,2 0 2 2 ,2 2 6 2 ,4 8 8 2 ,6 6 3 2 ,7 0 4

2 ,6 4 4 ( 速報値)

- 基準年比( %) - ▲2 .7 ▲3 .0 ▲1 .9 9 .7 1 7 .4 1 9 .2 1 6 .5 - *効果指標値*

基準年( 平成1 9 年) の排出係数で 算出

- 2 ,2 3 8 2 ,2 4 3 2 ,2 3 1 2 ,1 8 7 2 ,1 7 8 2 ,2 1 4

2 ,2 3 6 ( 速報値)

基準年比( %) - ▲1 .4 ▲1 .1 ▲1 .7 ▲3 .6 ▲4 .3 ▲2 .4 ▲1 .5 - CO

2

排出係数 ( KgCO

2 / KWh )

0 .3 8 7 0 .3 7 4 0 .3 6 9 0 .3 8 5 0 .5 2 5 0 .6 1 2 0 .6 1 3 0 .5 8 4 - 単位: 千t- CO

(6)

※「

」は目標値を上回ることが望ましい指標、「

」は目標値を下回ることが望ましい指標  ・10月に開催した「ながさきエコライフ・フェスタ」及び「ながさきエコライフ・ウィーク」で延べ112,000人の市民が参加 し、380tの二酸化炭素の排出削減が図られた。【D5-2から再掲】

・LED街路灯への転換及びLED灯新設を実施することで、333tの二酸化炭素排出量が削減され、省エネルギー化 の推進に寄与した。【D1-2から再掲】

・地産地消の推進について、市内27か所の農水産物直売所の売上は、H26年度30.7億円→H27年度31.0億円(1% 増)へ増加した【C5-1から再掲】。また、「長崎和牛・出島ばらいろ」や「長崎の魚」、「長崎伝統野菜」などをテーマとし た料理教室の開催により、地産地消に対する意識の醸成と地元農水産物の普及促進が図られた【C5-4から再掲】。 さらに、フィッシュスタートの配布により、離乳食としての長崎の魚に関する活用という新たな視点での地元農水産物 消費の機会創出が図られた。【C7-3から再掲】

評価(問題点とその要因)

●低炭素な都市の形成

 ・立地適正化計画が策定された際には、市街化区域内に居住誘導区域、都市機能誘導区域を設定するが、区域 外となった市民等が建築をする際に届出義務を課すことになる。【E5-3から再掲】

・コミュニティバスや乗合タクシー、デマンド交通については、運行地区人口の減少などにより、利用者が減少して いる。【E7-2から再掲】

●新エネルギーの活用と環境関連産業の活性化

 ・市民・事業者による太陽光発電設備設置が進み、普及率は着実に増加しているものの、電力の買取価格の下落 などにより、その伸びが弱まっている。また、太陽光以外の再生可能エネルギーについては、開発の制約やコストな どが原因で普及率の伸びが弱い。【D1-2から再掲】

●省資源・循環型の地域づくり

 ・平成27年度のごみの総排出量及び1人1日あたりの排出量は減少したが、ごみの排出抑制やリサイクルについ ての周知・啓発の取組みが十分でない。【D2-1から再掲】

●市民生活や事業活動の低炭素化

・重点アクションプログラムの全庁横断的な実施や環境行動を促す環境イベントなどの実施により、平成19年度の 排出係数を使用して算出した温室効果ガスの排出量(効果指標値)の削減は進んでいるものの、更なる市民生活や 事業活動の低炭素化に向けて、市民、事業者の参加拡大や継続的な環境行動の実践が不足している。

H27 77,860

H23 H24 H25

目標値 82,530 81,460 長崎市役所から排出さ

れる温室効果ガスの排 出量

実績値 96,503

H26

成 果 指 標

指  標  名

基準値 (時期)

区 分

75.1% 78.6% 82.1% 達成率

87,150 t-CO

2 (21年度)

83.1% 74.7%

102,058 100,106 95,996 91,759 80,180 79,050

長崎市役所から排出される温室効果ガスの排出量の平成27年度実績値は、速報値 長崎市役所から排出される温室効果ガス の排出量

H 1 9 年度 H 2 0 年度 H 2 1 年度 H 2 2 年度 H 2 3 年度 H 2 4 年度 H 2 5 年度 H 2 6 年度 H 2 7 年度 温室効果ガス 排出量 8 6 ,5 1 5 8 2 ,0 1 8 8 7 ,1 5 0 8 3 ,1 9 9 9 6 ,5 0 3 1 0 2 ,0 5 8 1 0 0 ,1 0 6 9 5 ,9 9 6

9 1 ,7 5 9 ( 速報値) 基準年比( %) - ▲5 .2 0 .7 ▲3 .8 1 1 .5 1 8 .0 1 5 .7 1 1 .0 6 .1 *効果指標値*

基準年( 平成1 9 年) の排出係数で 算出

- 8 3 ,6 6 8 8 8 ,8 6 1 8 3 ,4 4 9 7 9 ,2 5 3 7 5 ,5 5 8 7 3 ,6 3 2 7 4 ,0 0 8

7 0 ,9 3 3 ( 速報値) 基準年比( %) - ▲3 .3 2 .7 ▲3 .5 ▲8 .4 ▲1 2 .7 ▲1 4 .9 ▲1 4 .5 ▲1 8 .0

CO 2

排出係数 ( KgCO

2 / KWh )

0 .3 8 7 0 .3 7 4 0 .3 6 9 0 .3 8 5 0 .5 2 5 0 .6 1 2 0 .6 1 3 0 .5 8 4 - 単位: t- CO

(7)

●低炭素な都市の形成

・都市計画マスタープランについては、引き続き、改訂作業を進め、パブリックコメント、長崎市都市計画審議会へ の付議等の手続きを経て、平成28年秋頃の策定・公表を目指す。【E5-3から再掲】

・立地適正化計画については、その必要性や有効性などについて市民等の理解が得られるよう、説明会等を行い ながら策定作業を進める。【E5-3から再掲】

・コミュニティバスや乗合タクシー、デマンド交通については、利用実態等を踏まえるとともに、利用者や事業者等の 関係者と協議・調整を図りながら、地域の生活実態に即した運行内容について検討し、路線の維持に努める。【E7-2 から再掲】

●新エネルギーの活用と環境関連産業の活性化

 ・「再生可能エネルギー等導入推進基金事業」(県補助金)を活用し、長崎市地域防災計画における現地災害対策 本部となり、自家発電設備を有していない3施設に、太陽光発電設備及び蓄電池を導入する。【D1-2から再掲】  ・太陽光ほか、更なる再生可能エネルギーの実用化に向けて、再生可能エネルギー導入促進アクションプランの策 定を検討する。【D1-2から再掲】

 ・再生可能エネルギーへの転換を促進するため、「ながさきソーラーネットプロジェクト」を着実に実施する。【D1-2 から再掲】

 ・市民総参加の環境行動の推進に向けた『ながさきエコライフ』の取組みの更なる浸透と拡大を図るため、「ながさ きソーラーネットプロジェクト」から生まれた「ながさきエコライフ基金」を活用し、持続可能な地域づくりを担う人材育 成を進める「ながさきサステナプロジェクト」に取り組む。【D5-2から再掲】

・環境・新エネルギー等、新分野への地場産業の進出を支援する取り組みを引き続き進める。 【D1-2から再掲】 ●省資源・循環型の地域づくり

・リサイクル推進員との連携を強化し、各地域のごみの減量の指導・啓発を行い、資源物(資源ごみ、古紙、プラス チック製容器包装など)の分別収集の促進を更に進める。また、新西工場の稼動に伴うごみの分別変更を機会とし て、分別徹底の啓発を行う。【D2-1から再掲】

●市民生活や事業活動の低炭素化

 ・「長崎市地球温暖化対策実行計画」及び「長崎市役所地球温暖化防止率先行動計画」の具現化に向けた実施計 画である「重点アクションプログラム(平成28~32年度)」を全庁横断的に実施する。

・地球温暖化対策を推進するためには、より多くの市民の参加が重要となることから、市民・事業者・行政による地 球温暖化対策の取組みを更に進めていく。

 ・「ながさきエコライフ」の取組み等を通じて、市民生活や事業活動における温室効果ガスの排出削減のための取 組みや、省エネなど身近な環境行動を促し、市民への周知・啓発を充実することで、継続的な環境行動の実践を進 める。【D5-2から再掲】

 ・「ながさきソーラーネットプロジェクト」から生まれた「ながさきエコライフ基金」を活用し、平成28年4月に開設した、 多くの市民が気軽に集い、利用できる、市民主体の環境活動の拠点「サステナプラザながさき(長崎市地球温暖化 防止活動推進センター)」を中心に、市民の環境活動の活性化を図ることで、幅広い市民の身近な環境行動を促進 する。また、国が進める温室効果ガス削減のための新国民運動である「COOL CHOICE(賢い選択)」に併せて、市 民総参加の環境行動の推進に向けた「ながさきエコライフ」の取組みの浸透と拡大を図る。【D5-2から再掲】

 ・市内の街路灯(蛍光灯)37,000灯(新設予定1,200灯を含む)を平成25年度から平成28年度までに、消費電力が少な く寿命が長いLED灯へ計画的に転換し、新設工事としてLED灯を設置する。また、街路灯のLED化が完了後、引き 続き道路照明灯のLED化に取り組む。【D1-2から再掲】

 ・地産地消を推進するため、広告宣伝事業などを活用し、地産地消の意義などを含めたPRに取り組むとともに、地 産地消の認知度を高める取り組みとして、直売所やスーパーなどと連携した取り組みを行う。【C5-1から再掲】

今後の取組方針

【 関 係 各 課 】

財産活用課、廃棄物対策課、環境整備課、産業雇用政策課、商業振興課、観光政策課、水産農林政策課、

農業振興課、農林整備課、まちな か事業推進課、土木企画課、土木維持課、都市計画課、みどりの課、

(8)

●再生可能エネルギーの利活用

 ・「再生可能エネルギー等導入推進基金事業」(県補助金)を活用し、長崎市地域防災計画における現地災害対策 本部となり、かつ自家発電設備を有していない4施設に、太陽光発電設備及び蓄電池を導入した。【D1-1へ再掲】  ・「防災拠点等への再生可能エネルギー等導入推進事業」(国補助金)を活用し、現地災害対策本部の次に機能を 維持すべき施設として、現地災害対策本部の移設場所となり、かつ自家発電設備を有していない2施設に、太陽光 発電設備及び蓄電池を導入した。【D1-1へ再掲】

 ・再生可能エネルギーへの転換を促進するため、市民、事業者、行政などが連携する「ながさきソーラーネットプロ ジェクト」の取組みを継続して進めた。【D1-1へ再掲】

 ・「ながさきソーラーネット〔メガ〕三京発電所」に関する学習用下敷きやDVDを作成し、隣接する三京リサイクルプラ ザと連携した環境・エネルギー教育を実施した。【D5-1から再掲】

 ・環境関連産業の活性化については、環境・新エネルギー等、新分野への地場産業の進出を促進するため事業可 能性調査や人材育成の取り組みに対して支援を行った。【D1-1へ再掲】

 ・低炭素社会の実現に向けた東長崎エコタウン構想の理解促進のため、講演会を共催するとともに、市民参加に よる再生可能エネルギーの普及に取組む一般社団法人と連携し、低炭素で豊かな地域づくりに向けた再生可能エ ネルギーの推進に関する市民向けの環境サミットを開催した。

●省エネルギーの促進

 ・街路灯の省エネルギー化を推進するため、街路灯(蛍光灯)をLED街路灯へ転換(11,477灯)し、新設工事として LED灯を設置(388灯)した。【D1-1へ再掲】

 ・長崎市が所有する公用車からの温室効果ガス排出量を削減するため、次世代自動車等導入計画に基づき電気 自動車を導入(1台)した。

 ・建物の省エネルギー化を促進するため、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」に基づき届出の必要なも のは、努力義務事項となっている項目に対する基準適合への指導、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」及 び「都市の低炭素化の促進に関する法律」による認定取得促進を行い建物の断熱化を進めた。

平成28年度 個別施策評価シート

個 別 施 策 D1-2 新エネルギーの利用と省エネルギーを促進します

施策の目的 (対象と意図)

対    象 意      図

市民、事業者及び行政などの すべての主体が

限りあるエネルギーを大切にしている。

個別施策主管課名環境政策課 所属長名 林田 博

平成27年度の取組概要

評価(成果)

●再生可能エネルギーの利活用

 ・防災拠点となる施設に太陽光発電設備及び蓄電池を導入し、災害等により電力会社からの電力供給が遮断され た際に、当該施設において必要とされる最低限の機能を維持できるようになった。また、平時は発電した電力を施設 の使用電力として活用している。【D1-1へ再掲】

 ・三京クリーンランド埋立処分場敷地内に整備した「ながさきソーラーネット〔メガ〕三京発電所」を安定的に運転し、 発電及び売電を行うことで、平成27年度は1,268,680kWhの発電量があり、再生可能エネルギーの利用が促進され た。【D1-1へ再掲】

 ・再生可能エネルギーの利用促進については、市民・事業者による太陽光発電設備設置が進み、普及率は目標の 12.0%に届かなかったものの、前年度の8.3%から9.0%へ着実に増加している。

 ・「ながさきソーラーネット〔メガ〕三京発電所」では、隣接する三京リサイクルプラザと連携し児童への説明をおこな うなど、再生可能エネルギーに関する啓発が図られた。【D5-1から再掲】

 ・環境・新エネルギー等、新分野への地場産業の進出を促進するための事業可能性調査や人材育成を支援するこ とで、取り組みが進みつつある。【D1-1へ再掲】

 ・東長崎エコタウン構想の理解促進に向けた周知・啓発が進んだ。 ●省エネルギーの促進

 ・LED街路灯への転換及びLED灯新設を実施することで、333tの二酸化炭素排出量が削減され、省エネルギー化 の推進に寄与した。【D1-1へ再掲】

(9)

※「

」は目標値を上回ることが望ましい指標、「

」は目標値を下回ることが望ましい指標

成 果 指 標

指  標  名

基準値 (時期)

区 分 H23 H24 H25 H26 H27

住宅用太陽光発電設備 の普及率

2.5% (21年度)

目標値 5.6

実績値 4.8

達成率 85.7%

7.1 8.7 10.2 12.0

75.0%

6.0 7.3 8.3 9.0

84.5% 83.9% 81.4%

26,401 実績値 431 539 6,549 17,860 29,725

目標値 431 501

今後の取組方針

●再生可能エネルギーの利活用

 ・「再生可能エネルギー等導入推進基金事業」(県補助金)を活用し、長崎市地域防災計画における現地災害対策 本部となり、自家発電設備を有していない3施設に、太陽光発電設備及び蓄電池を導入する。【D1-1へ再掲】  ・太陽光ほか、更なる再生可能エネルギーの実用化に向けて、再生可能エネルギー導入促進アクションプランの策 定を検討する。【D1-1へ再掲】

 ・再生可能エネルギーへの転換を促進するため、「ながさきソーラーネットプロジェクト」を着実に実施する。【D1-1 へ再掲】

 ・市民総参加の環境行動の推進に向けた『ながさきエコライフ』の取組みの更なる浸透と拡大を図るため、「ながさ きソーラーネットプロジェクト」から生まれた「ながさきエコライフ基金」を活用し、持続可能な地域づくりを担う人材育 成を進める「ながさきサステナプロジェクト」に取り組む。【D5-2から再掲】

 ・市内への再生可能エネルギーの導入促進を進めるほか、公共施設の省エネルギー化を促進する。  ・環境・新エネルギー等、新分野への地場産業の進出を支援する取り組みを引き続き進める。【D1-1へ再掲】  ・再生可能エネルギーの利用促進のため、東長崎エコタウン構想の具現化に向けて、産学官民が連携した取組み を充実させる。

●省エネルギーの促進

 ・市内の街路灯(蛍光灯)37,000灯(新設予定1,200灯を含む)を平成25年度から平成28年度までに、消費電力が少な く寿命が長いLED灯へ計画的に転換し、新設工事としてLED灯を設置する。また、街路灯のLED化が完了後、引き 続き道路照明灯のLED化に取り組む。【D1-1へ再掲】

 ・長崎市役所次世代自動車等導入計画を着実に実施する。

112.9% 110.9% 112.6% ※省エネルギーの促進についての指標がなかったため、平成25年度から5カ年で市内全域約35,800灯の蛍光灯を LED灯へ転換する導入計画を成果指標として追加している。

評価(問題点とその要因)

●再生可能エネルギーの利活用

 ・市民・事業者による太陽光発電設備設置が進み、普及率は着実に増加しているものの、電力の買取価格の下落 などにより、その伸びが弱まっている。また、太陽光以外の再生可能エネルギーについては、開発の制約やコストな どが原因で普及率の伸びが弱い。【D1-1へ再掲】

 ・東長崎エコタウン構想の具体化に向けて、講演会の共催や市民向けフォーラムを開催したが、地域住民が主体と なるような具体的な取組みにまで至っていない。

LED街路灯の設置数※

0灯 (20年度)

達成率 100.0% 107.6%

(10)

決算(見込)額 37,028,535 円

成果指標及 び目標値の

説明

 太陽光発電の稼働状況を把握するため、太陽光発電による年間の発 電量を成果指標とした。

 目標値については、太陽光発電による年間の予測発電量を設定し た。

※発電量の実績値は、九州電力への売電量を使用した。

取組実績 、成果・課題

(取組実績)

三京クリーンランド埋立処分場 敷地内に整備したメガソーラーを安 定的に運転し、発電及び売電を 行った。

(成果・課題等)

 太陽光発電量に相当する二酸化 炭素が削減された。また、売電によ る収益が得られた。

 今後は、引き続き、目標を達成す るよう適正な維持管理を図る(天候 によるものは除く)。H26年度の目 標を達成できなかったのは、例年 より日照時間が短かった(-8%)た めである。

(取組実績)

三京クリーンランド埋立処分場 敷地内に整備したメガソーラーを安 定的に運転し、発電及び売電を 行った。

(成果・課題等)

 太陽光発電量に相当する二酸化 炭素が削減された。また、売電によ る収益が得られた。

 今後は、引き続き、目標を達成す るよう適正な維持管理を図る(天候 によるものは除く)。H27年度の目 標を達成できなかったのは、例年 より日射量が少なかった(-7%)た めである。

kWh

達成率 97.3

目標値 1,334,600

実施年度 継続

個別施策進行管理事業シート

【個別施策コード:D1-2】

事業名・担当課・事業目的・概要

% 95.5 %

№ 区分

発電量

平成26年度 平成27年度

成果指標

1

(事業名)

 メガソーラー事業費  【環境政策課】 (事業目的)

 環境負荷の少ない循環型で低炭素な社会の 実現のため、市民、事業者、行政などが連携し て再生可能エネルギーへの転換を促進する。 (事業概要)

 ながさきソーラーネットプロジェクトの一環とし て、直営(リース方式)により三京クリーンランド 埋立処分場敷地内にメガソーラーを整備し、発 電及び売電する。

実績値 1,299,000 kWh 1,268,680 kWh 1,328,352 kWh

37,028,535 円

当該年度執行率 100.0 % 100.0

2

(事業名)

 エコタウン連携推進費  【環境政策課】 (事業目的)

 東長崎エコタウン構想を推進し、長崎市にお ける低炭素社会の実現や、安全で安心して暮 らせるまちづくりに寄与する。

(事業概要)

 東長崎地区に低炭素社会に向けた未来型エ コタウンをつくる構想で、エネルギー消費量を 抑え、CO

2

発生を減らしながらエネルギーの地 産地消を図り循環型社会の構築を目指す取り 組みに向けた連携・支援。

 「二酸化炭素と廃棄物の発生が少ない町」 「人と自然と技術が共生する町」「安全で安心し て暮らせる町」の3つを柱としている。

実施年度 継続

成果指標 産学官民連携して実施する事業数

目標値 3 件 3 件

総事業進捗率 2 件 2 件

達成率 66.7 % 66.7 %

決算(見込)額 498,450 円 339,176 円

成果指標及 び目標値の

説明

 東長崎エコタウン構想の周知・啓発に向けた取り組み状況を把握す るため、産学官民連携して実施する事業数を成果指標とした。  目標値については、予定されているプロジェクトの中から産学官民連 携して実施する件数を設定した。

取組実績 、成果・課題

(取組実績)

 講演会の現地開催や、団体等と 連携した市民向けフォーラムの開 催によって、周知・啓発を図った。 (成果・課題等)

 市民への周知啓発等によって、 地域における再生可能エネルギー の普及を引き続き促進している。

(取組実績)

 講演会の現地開催や、東長崎エ コタウン協議会及び市内の環境団 体と連携した市民向け環境サミット の開催によって、持続可能な地域 づくりの先進事例や考え方の共有 を図った。

(成果・課題等)

(11)

個別施策進行管理事業シート

【個別施策コード:D1-2】

事業名・担当課・事業目的・概要

№ 区分 平成26年度 平成27年度

3

(事業名)

 【単独】街路灯整備事業費  【土木維持課】

(事業目的)

 省エネルギー化の推進によるCO 2

削減を図る ため、老朽化した既存街路灯をLED街路灯に 転換する。また、新設要望においてもLED灯を 設置する。

(事業概要)

 平成25年度からH28年までに既存街路灯を LED街路灯へ転換し、長寿命化および省エネ ルギー化を図る。

実施年度 継続

成果指標 LED街路灯に転換した灯数及び新設灯数 目標値 16,101 灯 26,401 灯

総事業進捗率 17,860 灯 29,725 灯

達成率 110.9 % 112.6 %

決算(見込)額 300,000,000 円

取組実績 、成果・課題

(取組実績)  新設  253灯  転換 11,058灯

 平成25年度から平成28年度まで に、既存街路灯をLED街路灯へ転 換し、新設工事においてもLED灯を 設置する。(4カ年で37,000灯) (成果・課題等)

 目標のとおりLED街路灯への転 換及びLED灯新設を実施すること で、311tのCO

2

排出量が削減され、 省エネルギー化の推進に寄与し た。

(取組実績)  新設   388灯  転換 11,477灯

 平成25年度から平成28年度まで に、既存街路灯をLED街路灯へ転 換し、新設工事においてもLED灯を 設置する。(4カ年で37,000灯) (成果・課題等)

 目標のとおりLED街路灯への転 換及びLED灯新設を実施すること で、333tの二酸化炭素排出量が削 減され、省エネルギー化の推進に 寄与した。

300,000,000 円

当該年度執行率 % %

成果指標及 び目標値の

説明

 事業の進捗を把握するため、LED街路灯へ転換した灯数及び新設 LED灯数の累計数を成果指標とした。

 目標値については、4年間でLED灯導入を完了するため、計画した累 計数を目標値とした。

LED街路灯整備計画

(12)

●芝生化の推進

 ・公園・学校グラウンドにおいて、芝生地の拡大、既存芝生への補植や肥料等資材の支給を行った。 ●屋上緑化・敷地内緑化の推進

 ・屋上緑化事業において、事業者の屋上緑化区域内の緑化に対して、4件の補助金を交付した。  ・敷地内緑化事業において、民有地の生垣、樹木の植栽に対して、44件の補助金を交付した。 ●花のあるまちづくりの推進

 ・花のあるまちづくり事業において、年間を通じて楽しめる四季折々の花を、道路花壇145箇所1,025㎡、フラワー ポット26箇所637基、行政センター管内における花壇47箇所6,081㎡に植栽し維持管理を行うとともに、地元自治会や ボランティア団体に対して、330件、約138,900株の花苗を配布し植栽した。また、平成26年度に引き続き、第30回な がさきグリーンキャンペーンを平成28年3月11日から21日まで、松山町の市営陸上競技場で開催し、緑化推進に係 る広報・啓発活動を行った。【E8-4から再掲】

 ・まちぶらプロジェクトの一環として、東山手・南山手エリアにおいては、ばらチャレンジとして、海星学園や地域と協 働したばらの管理を行うとともに、地元住民及び海星学園の学生を対象とした園芸講習会を計5回開催した。中島 川・寺町・丸山エリアにおいては、あじさいチャレンジとして、ながさき紫陽花まつりの期間に合わせて、紫陽花の設 置や園芸講習会を開催した。これらの取組みにより、ばらのまち、あじさいのまちとしての空間の創出と回遊性の向 上を図った。【E8-4から再掲】

平成28年度 個別施策評価シート

個 別 施 策 D1-3 まちなかの緑化を推進します

施策の目的 (対象と意図)

対    象 意      図

市民、事業者及び行政などの すべての主体が

緑化の推進に取り組んでいる。

個別施策主管課名みどりの課 所属長名 川原 直樹

平成27年度の取組概要

評価(成果)

●芝生化の推進

 ・芝生化後の継続的な維持管理が重要であるため、既存の芝生化広場について適宜補植や灌水を行うなど適切 な維持管理を行い、芝生化した広場を保全することができた。

●屋上緑化・敷地内緑化の推進

 ・民有地の屋上や敷地内において、緑化を実施し都市緑化の推進を図ることができた。 ●花のあるまちづくりの推進

 ・花のあるまちづくり事業において、緑化エリアの拡大を図ることができた。また、地域の環境美化及び緑化推進に 関する市民意識の高まりにより、自治会やボランティア団体からの花苗要望が増加しており、目標値及び前年度を 上回った。【E8-4から再掲】

(13)

※「

」は目標値を上回ることが望ましい指標、「

」は目標値を下回ることが望ましい指標

成 果 指 標

指  標  名

基準値 (時期)

区 分 H23 H24 H25 H26 H27

公園等公共施設芝生化 面積[累計]

3,620㎡ (21年度)

目標値 4,920.0 実績値 4,870.0 達成率 99.0%

5,220.0 5,520.0 5,820.0 6,000.0

105.3% 4,950.0 5,520.0 5,920.0 6,320.0

94.8% 100.0% 101.7%

4,300.0 4,600.0 4,900.0 実績値 3,595.6 3,937.7 4,015.2 4,090.4 4,219.3 目標値 3,600.0 4,000.0

93.4% 88.9% 86.1%

花苗等配布数 【E8-4から再掲】※

93,200株 (21年度)

目標値 99,500 100,000 100,500 民間建築物の屋上緑化

面積[累計]

2,900㎡ (21年度)

達成率 99.9% 98.4%

101,500 102,500 実績値 110,000 126,000 128,700 129,500 138,900

評価(問題点とその要因)

●芝生化の推進

 ・芝生化後は各施設管理者の適切な維持管理が求められる中、各施設管理者において継続した保全が図られて いるものの、新規芝生化の申請件数が少ない。

●屋上緑化・敷地内緑化の推進

 ・屋上緑化の補助制度について周知拡大を図りPRを行ったが、事業者の自己負担も必要となることから伸びが緩 やかである。

●花のあるまちづくりの推進

 ・まちぶらプロジェクトの一環であるばらチャレンジにおいて、拠点となる文化施設等への植栽は進んでいるが、そ れを繋ぐ導線における植栽が進んでいない。【E8-4から再掲】

今後の取組方針

●芝生化の推進

●屋上緑化・敷地内緑化の推進

 ・緑化や芝生化の推進を図るため、緑化や芝生化の効果や取組み状況などを、広報紙やホームページなどを通じ てPRすることにより、周知拡大を図るとともに、ながさきグリーンキャンペーン時においても積極的なPR活動を行う。 ●花のあるまちづくりの推進

 ・花のあるまちづくり事業において、自治会等地域団体と協働した環境美化を進めるとともに、継続して緑化エリア の拡大を図る。【E8-4から再掲】

 ・まちぶらプロジェクトの一環として、東山手・南山手エリアにおけるばらチャレンジ及び中島川・寺町・丸山エリアに おけるあじさいチャレンジを継続するとともに、館内・新地エリアにおいても地域の特性を活かした花を設定し植栽す ることにより、各エリアにおいて、花があふれる空間の創出や回遊性の向上を図る。特にばらチャレンジにおいて は、通り沿いの公共施設及び民家へばらの植栽を増やす。【E8-4から再掲】

(14)

決算(見込)額

個別施策進行管理事業シート

【個別施策コード:D1-3】

№ 事業名・担当課・事業目的・概要 区分 平成26年度 平成27年度

達成率 88.9 % 86.1 %

1

(事業名)  屋上緑化推進費  【みどりの課】

(事業目的)

 屋上緑化の推進を図ることで、市民とともに 緑を増やし、まちに潤いをつくるとともに、ヒート アイランド現象の緩和に寄与する。

(事業概要)

 都市部における新たな緑を創出する方策とし て基金を運用し、屋上緑化に対して補助金を交 付する。

実施年度 継続

成果指標

実績値 4,090.4 ㎡ 4,219.3 ㎡ 屋上緑化面積【累計】

目標値 4,600.0 ㎡ 4,900.0 ㎡

㎡ 6,000.0

1,244,000 円 2,095,000 円

(取組実績)

 芝生苗の生産や校庭への補植 等を行った。

(成果・課題等)

 芝生化された広場等の維持管理 と芝生化面積の拡大により、緑と 親しむ空間づくりに寄与でき、平成 26年度の目標値も達成できたが、 芝生が継続した維持管理が必要で あることなどから、新規芝生化の申 請件数が少ないことが課題であ る。

(取組実績)

 芝生苗の生産や校庭への補植 等を行った。

(成果・課題等)

 芝生化された広場等の維持管理 と芝生化面積の拡大により、緑と 親しむ空間づくりに寄与でき、平成 27年度の目標値も達成できたが、 芝生が継続した維持管理が必要で あることなどから、新規芝生化の申 請件数が少ないことが課題であ る。

成果指標 芝生化面積【累計】

目標値 5,820.0 成果指標及

び目標値の 説明

 民間建築物の屋上緑化の推進状況を把握するため、累計の屋上緑 化面積を成果指標とした。

 毎年300㎡増になることを目標値とした。

取組実績 、成果・課題

(取組実績)

 屋上緑化事業区域内の緑化に対 して、2件の補助金を交付した。 (成果・課題等)

 屋上緑化区域内に75.2㎡の緑を 増やすことができた。

 目標を達成できていないため、緑 化補助制度と効果について、積極 的にPRする必要がある。

(取組実績)

 屋上緑化事業区域内の緑化に対 して、4件の補助金を交付した。 (成果・課題等)

 屋上緑化区域内に128.9㎡の緑 を増やすことができた。

 目標を達成できていないため、緑 化補助制度と効果について、積極 的にPRする必要がある。

達成率 101.7 % 105.3 %

㎡ 実績値 5,920.0 ㎡ 6,320.0 ㎡

決算(見込)額 694,224 円 881,688 円

成果指標及 び目標値の

説明

 緑化推進のため、芝生化した面 積を成果指標とした。

 基準値3,620㎡(平成21年度)か ら平成27年度までに6,000㎡とする 目標値を設定しており、平成26年 度末時点は5,820㎡とした。

 緑化推進のため、芝生化した面 積を成果指標とした。

 基準値3,620㎡(平成21年度)か ら平成27年度までに6,000㎡とする 目標値を設定しており、平成27年 度末時点は6,000㎡とした。

取組実績 、成果・課題

等 2

(事業名)

 芝生化チャレンジ事業費  【みどりの課】

(事業目的)

 一定規模の公園広場・グラウンドや校庭など を芝生化し、緑に親しむ空間づくりを目指す。

(事業概要)

 地域等におけるリーダー育成・研修等を行 い、市民が主体となって、公園広場・グラウンド や校庭などを芝生化・管理する。

(15)

個別施策進行管理事業シート

【個別施策コード:D1-3】

№ 事業名・担当課・事業目的・概要 区分 平成26年度 平成27年度

決算(見込)額 86,057,877 円

成果指標 花苗等配布数

目標値 101,500 株 102,500 株 株

達成率 127.6 % 135.5

実施年度 継続

実績値

3

(事業名)

 花のあるまちづくり事業費  【みどりの課】

【E8-4から再掲】 (事業目的)

 市民とともに緑を増やし、まちの緑化を推進 する。

(事業概要)

 年間を通じて楽しめる四季折々の花を市街地 の主要な観光ルートの道路花壇等に植栽す る。

 また、花苗等を地元自治会やボランティア団 体に配布して、道路花壇や公園花壇等に植栽 する。

円 77,494,608 129,500 株 138,900

成果指標及 び目標値の

説明

 市民と行政の協働により花苗等 を植栽し、地域の環境美化を図る ことから、自治会等への花苗等配 布株数を成果指標とした。  基準値93,200株(平成21年度)か ら約9%増(101,500株)を目標値と した。

 市民と行政の協働により花苗等 を植栽し、地域の環境美化を図る ことから、自治会等への花苗等配 布株数を成果指標とした。  基準値93,200株(平成21年度)か ら約10%増(102,500株)を目標値 とした。

取組実績 、成果・課題

(取組実績)

 道路花壇191箇所1,484㎡、フラ ワーポット21箇所834基、行政セン ター管内における花壇47箇所 6,018㎡において花を植栽し管理を 行った。

 また、自治会やボランティア団体 に対して、331件、129,500株の花 苗を配布し、植栽した。

(成果・課題等)

 回遊空間の環境美化や緑化エリ アの拡大が図られ、また、自治会 に対する花苗等の配布数が増加 し、市民と共に緑を増やすことがで きた。

(取組実績)

 道路花壇145箇所1,025㎡、フラ ワーポット21箇所834基、行政セン ター管内における花壇47箇所 6,081㎡において花を植栽し管理を 行った。

 また、自治会やボランティア団体 に対して、330件、138,900株の花 苗を配布し、植栽した。

(成果・課題等)

参照

関連したドキュメント

平成29年度も前年度に引き続き、特定健診実施期間中の7月中旬時点の未受

3 ⻑は、内部統 制の目的を達成 するにあたり、適 切な人事管理及 び教育研修を行 っているか。. 3−1

本稿で取り上げる関西社会経済研究所の自治 体評価では、 以上のような観点を踏まえて評価 を試みている。 関西社会経済研究所は、 年

やすらぎ荘が休館(食堂の運営が休止)となり、達成を目前にして年度売上目標までは届かな かった(年度目標

「マネジメントモデル」の各分野における達成すべき目標と重要成功要因の策定を、CFAM(Corporate Functional Area

前ページに示した CO 2 実質ゼロの持続可能なプラスチッ ク利用の姿を 2050 年までに実現することを目指して、これ

● 生徒のキリスト教に関する理解の向上を目的とした活動を今年度も引き続き

平成 28 年度は、上記目的の達成に向けて、27 年度に取り組んでいない分野や特に重点を置