• 検索結果がありません。

論 文 審 査 の 結 果 の 要 旨

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "論 文 審 査 の 結 果 の 要 旨"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)別記様式第5号. 論文審査の結果の要旨 報告番号 博(医歯薬)甲第 1305 号 氏名. 学位審査委員. 魏. 主. 査. 李. 副. 査. 栁原 克紀. 副. 査. 西野 友哉. 碩俣. 桃生. 論文審査の結果の要旨 1 研究目的の評価 本研究は、動脈硬化性疾患におけるプラーク不安定化について、特に低 酸素環境におけるマクロファージ(Mφ)のマトリックスメタロプロテアーゼ (MMP)発現向上への関与、およびキサンチンオキシダーゼ阻害剤フェブキ ソスタット投与による軽減効果を調べるもので、目的は十分に妥当である。 2 研究手法に関する評価 チオグリコレートで誘導したマウス腹腔 Mφ を採取し、1%の低濃度酸素 培養条件下で、種々の MMP の発現・産生の変化を定量 PCR およびザイモ グラフィーにより評価した。また、ApoE 欠損マウスに動脈硬化プラーク破 綻モデルを用いて、フェブキソスタット投与によるプラーク破綻の軽減効 果を組織学的解析により検証した。それらの研究手法も妥当である。 3 解析・考察の評価 上記手法で解析した結果、24 時間の 1%酸素培養は Mφ における MMP-3、 MMP-10、MMP-13 の発現が有意に誘導されたが、ROS 産生酵素阻害剤 N-Acetyl-L-Cysteine およびフェブキソスタットの添加により MMP-3 と MMP-10 の発現誘導が抑制された。また、ザイモグラフィーによる培養上 清中の MMP の活性評価も同様な結果を示した。さらに、モデルマウスで の実験においては、フェブキソスタット投与によるプラーク破綻を有意に 抑制できた。以上のことから、フェブキソスタットは低酸素下で誘導され る Mφ 由来 MMP を抑制し、プラーク破綻の軽減に寄与することが明らか であり、今後の動脈硬化性疾患治療への応用が大いに期待される。 以上のように本論文は動脈硬化性疾患制御に貢献するところが大であ り、審査委員は全員一致で博士(医学)の学位に値するものと判断した。.

(2)

参照