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まわりのパネルも含む ) を 1 回ずつ拭き取った. 調査箇所は神奈川県内の某大学病院における職員および患者用トイレ扉の取手やスイッチ等 22 箇所, およびハンドドライヤの水滴受け部分のべ 14 箇所である. 拭き取ったスワブは, キット添付の滅菌生理食塩水 1.0 ml 中にて菌を浮遊させ, ビ

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昭和大学横浜市北部病院 1)臨床検査科,2)看護部,3)臨床検査 部細菌検査室,4)株式会社ビー・エム・エル サテライト・マ ネージメント部 〈原 著〉

病院における手指温風乾燥機とトイレ環境の細菌汚染調査

木村 聡1)・相澤 寿子2)・増山 智子1)・仲間恵美子3,4)

Bacterial Contamination of Electric Air Hand Dryer, a Study in a Japanese University Hospital

Satoshi KIMURA1), Hisako AIZAWA2), Tomoko MASUYAMA1)and Emiko NAKAMA3,4)

1)Department of Laboratory Medicine,2)Department of Nursing, 3)Laboratory of Microbiology, Showa University Northern Yokohama Hospital,

4)Department of Satelite Management, BML Inc.

(2008 年 3 月 3 日 受付・2008 年 10 月 30 日 受理) 要 旨 トイレの出入り口は不特定多数の者が接触し,病原体を媒介する可能性を有している.とりわけ 最近普及した手指温風乾燥機(ハンドドライヤと略)では,水滴の飛散による周囲の汚染が指摘され ており,底に溜まった水に触れる危険も考えられる.そこで我々は,ハンドドライヤの汚染状況を 調査し,トイレ扉の取手等との比較を行った.あらかじめ手技を統一した男女各 1 名の検者が, 病院の職員および患者用トイレ扉の取手と,ハンドドライヤの水滴受け部分など合計 36 箇所に, 滅菌生理食塩水を含ませたシードスワブで拭き取り試験を行ない,生菌数の計測と菌種同定を行っ た.その結果,トイレ入り口扉からはコアグラーゼ陰性ブドウ球菌(CNS)をはじめとする皮膚常 在菌が数 10~数 100 個検出されたのに対し,ハンドドライヤの検出菌は 1000 個を超え,使用頻 度が高いトイレでは 10 万個に達していた.男子トイレのハンドドライヤでは,黄色ブドウ球菌や CNS など皮膚常在菌が主体を占めたのに対し,女子トイレではモルガネラ属,クレブシエラ属, エンテロバクター属などの腸内常在細菌が多く,皮膚常在菌の生菌数は有意に少なかった.以上よ りハンドドライヤに貯留する水は,他の接触部位より汚染されている可能性が推定された.手洗い 後はハンドドライヤの受け皿に触れぬよう注意が必要であり,水滴の飛散には何らかの対策が必要 な可能性がある. Key wordsハンドドライヤ,細菌汚染,常在菌,トイレ は じ め に 手洗いは感染対策の基本であり,トイレ使用後は特に 徹底が求められる.さまざまな耐性菌が問題となる昨 今,医療機関では免疫能の低下した患者が出入りするた め,感染が広がらないよう格段の注意が要求される.我 々は以前,コンピュータ端末における細菌汚染を調査 し,キーボードからベッドサイドの患者と同じ菌株を検 出し報告した1).トイレにおいても,手洗いが不充分な 場合,不特定多数が接触する場所を介して汚染が広がる 可能性がある.一方,手指温風乾燥機(ハンドドライヤ) は,最近普及が著しいが,林ら2)は昨年,温風の汚染や 水滴飛散の可能性を指摘している.もし乾燥機底部に溜 まった水滴が汚染されていた場合,飛沫が当たるか,誤 って手を触れると,洗浄した手指が菌に暴露される危険 がある.そこで我々はハンドドライヤとトイレ周辺の環 境を調査した. 材料・方法 土曜日の終業時,清掃前に我々の既報1)に従い拭き取 り試験を行った.すなわち滅菌生理食塩水を含ませた シードスワブ(日水製薬社「拭き取りチェック」)を用 い,あらかじめ手技を統一した男女各 1 名の検者が, 調査箇所の表面約 10 cm2(スイッチにおいてはボタン

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図 拭きとり場所別に見た生菌数 トイレ入り口扉の取手,電灯や流しボタン等のスイッチ類,ハンドドライヤの底部に分けて比較した. まわりのパネルも含む)を 1 回ずつ拭き取った.調査箇 所は神奈川県内の某大学病院における職員および患者用 トイレ扉の取手やスイッチ等 22 箇所,およびハンドド ライヤの水滴受け部分のべ 14 箇所である.拭き取った スワブは,キット添付の滅菌生理食塩水 1.0 mL 中にて 菌 を浮 遊さ せ, ビー ・エ ム・ エル社 総 合研 究所に て 35°C 48 時間,羊血液寒天培地(日本ビオメリュー社)で 培養して生菌数を数え,浮遊液 1 mL あたりの総生菌数 へ の換 算と ,菌 種の 同定 を行 った. 生 菌数 の比較 は SPSS を用いて検定し,危険率 5を有意水準とした. ハ ンド ド ラ イ ヤ にお い て は ,拭 き 取 り 試 験を 夏 季 (2007 年 9 月 1 日),冬季(同 12 月 1 日,2008 年 2 月 9 日)の合計 3 回に分けて行った.機種には M 社製の 2 種類があり,手を下向きに入れ前後 2 箇所から向かい 合わせに温風を吹き出す A type と,手を下から入れ吹 き下ろす温風で乾燥させる B type を対象に,ともに手 から落ちた水滴が溜まる底面部分を拭き取った. 結 果 . 拭きとり場所別の生菌数 図に各トイレの入り口扉の取手,流し等のスイッチ 類,9 階職員トイレのハンドドライヤ底部における生菌 数を示す.ハンドドライヤで生菌数が多く,男女トイレ とも細菌が 1000 CFU/mL 以上検出され,汚染度が高 かった.これに対し,トイレ入り口扉の取手や流しボタ ンなどスイッチ類は少なかった.ハンドドライヤとそれ 以外の場所で,もっとも汚染されている場所同士を比較 すると,Mann-Whitney U-test で,有意にハンドドラ イヤの菌が多かった(p<0.001).男女別では,男子トイ レでの菌数がやや多い傾向がみられたが,有意差は認め られなかった.検出菌種は黄色ブドウ球菌,CNS な ど,皮膚の常在菌がほとんどを占めたが,アシネトバク ター属による感染症患者のいたある小児病棟では,職員 トイレ蛇口の押しボタンからも同属菌が検出され,薬剤 感受性パターンも類似していた. . ハンドドライヤに付着した細菌の種類 表に夏季(9 月)の,表に冬季(2 月)の調査結果を 示す.男女別にハンドドライヤの付着細菌の種類を, Wilcoxon 検定(対応のある順位検定)で比較すると,男 子においては,黄色ブドウ球菌,CNS で有意に菌数が 多かった(p=0.034, 0.035).一方,女子においては, モルガネラ属やクレブシエラ属,エンテロバクター属な ど,男子でまったく認められなかった腸内細菌類が検出 されたが,菌数において有意差はみられなかった(それ ぞれ p=0.083, 0.102, 0.157).菌種が男女トイレで異な る傾向は,夏季・冬季どちらにも認められた. . ハンドドライヤの使用頻度と細菌汚染度 トイレの使用頻度とハンドドライヤの生菌数の関係を 明らかにするため,冬季(12 月)の採取サンプル浮遊生 理食塩水を希釈して標準寒天培地で培養し,より詳細な 生菌数を計測した(図).もっとも発育総菌数が多かっ たのは,院内で最も使用頻度が高い 2 階外来待合室脇 の患者トイレであり,男女トイレとも 10 万生菌数を越 えていた.次いで使用者数が多い最上階の職員食堂脇 9 階トイレで検出菌数が多く,使用頻度が低いトイレでの 生菌数は低い傾向がみられた.

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表 夏季におけるハンドドライヤ受水部から検出された細菌の種類と数 a 男子トイレ F 職員トイレ・ハンドドライヤ F 患者トイレ・ハンドドライヤ 発育総菌数(CFU/mL) < < Mold   Fungus   Staphylococcus△ <  CNS  < Micrococcus△   Enterococcus◆   S. pyogenes   otherStreptococci   Corynebacterium   Bacillus   P. aeruginosa   otherPseudomonas   Flavobacterium   Acinetobacter   Xanthomonas   Serratia   Klebsiella◆   Morganella◆   Enterobacter◆   other species   b 女子トイレ F 職員トイレ・ハンドドライヤ F 患者トイレ・ハンドドライヤ 発育総菌数(CFU/mL) <  Mold   Fungus   Staphylococcus△   CNS   Micrococcus△   Enterococcus◆   S. pyogenes   otherStreptococci   Corynebacterium   Bacillus Flavobacterium   P. aeruginosa   otherPseudomonas   Flavobacterium   Acinetobacter   Xanthomonas   Serratia   Klebsiella◆ <  Morganella◆   Enterobacter◆   other species   数字は検出生菌数を示す(CFU/mL) CNS; coagulase negativeStaphylococci

△ 主として皮膚に常在する細菌 ◆ 主として腸内に常在する細菌 発育コロニー数において男女間に有意差を認めた菌(p<.) 菌種別に総発育生菌数をまとめたもの.a に男子トイレ,b に女子トイレの検査結果を示す. 考 察 トイレの細菌汚染については,不潔なのが当たり前と いう先入観からか,具体的な場所と汚染度についての報 告は少ない.Ojima3)らは 86 件の日本家屋を調査し, 好気性菌の生菌数を報告している.それによれば,扉の 取手,電灯スイッチなどは台所の流し台周囲にくらべて も菌数は少なく,我々の調査でも電灯スイッチ等にごく 少数のコロニーを認めたに過ぎなかった(図).しかし 水周りには多くの菌が検出され,大野4)も手洗い前の手 指の汚染を報告している.McManus5)は国際線航空機 の客室トイレの細菌ゲノムを検討し,我々の報告のよう に取手にはブドウ球菌属,連鎖球菌属,コリネバクテリ ウム属などが多いことを報告している. 一方,我が国では最近,ハンドドライヤの普及が進ん でいるが,Yamamoto ら6)は,ハンドドライヤは手掌か ら指先まで,漏れなく細菌を除去乾燥させるに有用と報 告している.トイレの利用者すべてが衛生的手洗いを施 行したのちハンドドライヤを使用すれば理想的である が,患者や見舞客,あるいはすぐに患者に触れる予定の 無いスタッフにおいては,それが徹底されているという 保証はない.今回の検討は例数,調査回数とも少ないた め,さらに調査が必要であるが,ハンドドライヤの底に 貯留する水の汚染が強く示唆された.不充分な手洗いの 後にハンドドライヤを使用すると,水滴とともに菌が落 下付着し,湿潤な環境下で増殖が起こると推定される. ハンドドライヤの水滴汚染に関しては,林ら2)がハン

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表 冬季におけるハンドドライヤ受水部から検出された細菌の種類と数 a 男子トイレ F 職 員 ト イレ・ハンドド ライヤ F 患 者 ト イ レ・ハンドド ライヤ F 患 者 ト イ レ・ハンドド ライヤ F 患 者 ト イ レ・ハンドド ライヤ 患 者 用 採 尿 室・ハンドド ライヤ 発育総菌数 < < < < < Mold      Fungus      Staphylococ-cus△  < <  < CNS < <  < < Micrococcus△    <  Enterococcus◆      S. pyogenes      other Streptococci  < < <  Corynebacterium    <  Bacillus   <   P. aeruginosa      other Pseudomonas <   <  Flavobacterium <     Acinetobacter      Xanthomonas   <   Serratia      Klebsiella◆      Morganella◆      Enterobacter◆      other species      b 女子トイレ F 職 員 ト イレ・ハンドド ライヤ F 患 者 ト イ レ・ハンドド ライヤ F 患 者 ト イ レ・ハンドド ライヤ F 患 者 ト イ レ・ハンドド ライヤ 患 者 用 採 尿 室・ハンドド ライヤ 発育総菌数 < < < < < Mold      Fungus      Staphylococ-cus△      CNS      Micrococcus△      Enterococcus◆      S. pyogenes      other Streptococci  < < < < Corynebacterium <     Bacillus      P. aeruginosa      other Pseudomonas <  < < < Flavobacterium      Acinetobacter < <    Xanthomonas  <    Serratia <     Klebsiella◆     < Morganella◆ <  < <  Enterobacter◆  <   < other species      数字は検出生菌数を示す(CFU/mL)

CNS; coagulase negative staphylococci △ 主として皮膚に常在する細菌 ◆ 主として腸内に常在する細菌 発育コロニー数において男女間に有意差を認めた菌(p<.) 菌種別に総発育生菌数をまとめたもの.a に男子トイレ,b に女子トイレの検査結果を示す. 図 トイレ別にみたハンドドライヤ底部からの検出細菌数 ハンドドライヤの使用頻度が高い順に,上から並べた.トイレ名称下のカッコ内は設置されている便器の数と,ハンドドライヤ の種類(本文「材料・方法」の項参照)を示す.

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ドドライヤによる水滴飛散の可能性を指摘しており, Ngeow7)らは ICU など免疫能が低下した患者のそばで 使用せぬよう提言している.米国のハンドドライヤの多 くは底が無い構造をしており,水滴が壁面に付着するた め,Taylor ら8)はハンドドライヤ下の壁面汚染を報告し ている.これと同様の事が,我が国のハンドドライヤで は水受け部分で発生することを示していると考えられる. 検出菌種を見ると,男女で明らかに差がみられた.男 子トイレで皮膚常在菌が有意に多かったのは,男子には 立ったまま小用のみの短時間利用者が多いため,充分な 衛生的手洗いをせず,水道水を手指の一部に掛けるのみ で済ませている可能性が示唆される.これに対し女子ト イレでは,男子トイレにみられなかった腸内細菌が複数 箇所で認められたが,トイレ使用時に手が触れる部位が 男子より肛門に近く,頻度も高い事が一因と推定され た.大腸菌は専用の選択培地でも検出を試みたが,検出 されなかった.しかし,今回検出されたクレブシエラ属 など腸内常在細菌は,下痢患者で優位となり検出され得 る菌であることから,消化器症状を伴う使用者の手洗い 状況が関与している可能性が推定される. ハンドドライヤは健常人が使用する限り,大きなアウ トブレイクの媒介となったという報告はみられない.し かし,病院内には多数の免疫能低下患者がおり,多剤耐 性菌の保菌者もいるため,たとえ弱毒菌であっても間接 接触感染には十分留意せねばならない.当院の血液・穿 刺液培養での検出菌をみると,ブドウ球菌・皮膚常在菌 が 56,腸内細菌科が 29を占めており(2002 年,N =59),ハンドドライヤがこれらのリザーバーにならな いよう望まれる. なお,今回検討したハンドドライヤには紫外線殺菌灯 がなかったため,水中で菌が繁殖した可能性も考えられ る.さらに多くの機種や使用環境で検討が必要と思われ るが,少なくとも当面は,溜まった水に触れない,飛沫 を浴びないなど,細菌汚染に留意する必要があると思わ れる. 結 語 拭き取り試験の結果,ハンドドライヤの底に溜まった 水滴から,扉の取手などより多数の細菌が検出された. 菌種をみると,男子トイレには皮膚常在菌が,女子トイ レでは腸内細菌が有意に多かった.手洗い後はハンドド ライヤの水滴に触れないよう,また飛散した水滴を浴び ないよう注意が必要と思われる. 謝 辞本稿をまとめるにあたり,統計処理については昭和大 学医学部衛生学教室の立道昌幸准教授,細菌検査は昭和大学横 浜市北部病院臨床検査部・株式会社ビー・エム・エルの田中義 久,青山吉久の両技師と病棟スタッフの協力を得ました.誌面 をお借りし御礼申し上げます. 本稿の一部は,第 23 回日本環境感染学会総会(長崎市)にて 発表したものである. 文 献 1) 増山智子,世良田和幸,西山嘉信,出口義雄,仲間恵美 子,谷口貴美子,他病棟および手術室における電子カ ルテ端末の細菌汚染状況.日外感染症会誌 2006; 3(3): 2339. 2) 林 俊治,森澤雄司,高岡恵美子,平井義一風乾式手 指 乾 燥 機 の 細 菌 学 的 検 討 . 環 境 感 染 誌 2007; 22 (suppl): 324.

3) Ojima M, Toshima Y, Koya E, Ara K, Tokuda H, Kawai S,et al.: Hygiene measures considering actual distribu-tions of microorganisms in Japanese households. J Appl Microbiol 2002; 93: 8009.

4) 大野知代手洗いの細菌学的効果に関する研究.AINO JOURNAL 2002; 1348480X(1): 912.

5) McManus CJ, Kelley ST: Molecular survey of aeroplane bacterial contamination. J Appl Microbiol 2005; 99: 5028.

6) Yamamoto Y, Ugai K, Takahashi Y: E‹ciency of hand drying for removing bacteria from washed hands: Com-parison of paper towel drying with warm air drying. In-fect Control Hosp Epidemiol 2005; 26: 31620. 7) Ngeow YF, Ong HW, Tan P: Disposal of bacteria by

electric air hand dryer. Malays J Pathol 1989; 11: 536. 8) Taylor JH, Brown KL, Tiovenen J, Holah JT: A microbiological evaluation of warm air hand driers with respect to hand hygiene and the washroom environment. J Appl Microbiol 2000; 89: 9109.

〔連絡先〒2248503 横浜市都筑区茅ケ崎中央 351 昭和大学横浜市北部病院臨床検査科 木村 聡 E-mail: sdkimura@med.showa-u.ac.jp〕

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Bacterial Contamination of Electric Air Hand Dryer, a Study in a Japanese University Hospital

Satoshi KIMURA1), Hisako AIZAWA2), Tomoko MASUYAMA1)and Emiko NAKAMA3,4)

1)Department of Laboratory Medicine,2)Department of Nursing, 3)Laboratory of Microbiology, Showa University Northern Yokohama Hospital,

4)Department of Satelite Management, BML Inc.

Abstract

Electric air hand dryers (AHD) are widely used in Japanese hospitals, but the AHD collects droplets from washed hands on a tray. These droplets are blown away with a strong air stream, which is potentially dangerous if the droplets contain harmful bacteria. This study investigated if droplets are contaminated with bacteria. Droplet trays of AHD from seven male and seven female toilets were swept with sterile swabs, then cultured in blood agar at 35°C for 48 hours. Thirteen of 14 AHDs had more than 1000 CFU/mL of bacteria. Interestingly, all AHDs from male toilets con-tained only normal ‰ora of the skin such asStaphylococci and Microcococci, and no gastrointestinal ‰ora. In contrast, AHDs in female toilets contained signiˆcantly fewer colonies ofStaphylococci and Microcococci, but signiˆcantly more colonies of normal gastrointestinal tract ‰ora such as Mor-ganella. These results may re‰ect insu‹cient hand washing before using the AHD, as well as the diŠerences in the body parts touched by the ˆngers after using the toilets. Droplets spread from AHDs are potentially hazardous because of signiˆcant bacterial contamination.

参照

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