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担癌宿主 の免疫能 に関す る研究

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Academic year: 2022

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(1)担癌宿主 の免疫能 に関す る研究 第2編 肺 癌 化 学療 法 症例 にお け る宿 主 免疫 能 の検討. 岡山大学医学部第2内科教室(主 任:木 村郁郎教授) 金. 川. 修. 身. (昭和53年3月29日受稿). れ る機 運 に あ るが,こ の 治 療 法 に は 免 疫 抑 制 効 果. 内 容 目次. を あわ せ持 つ化 学 療 法 剤 と,宿 主 免 疫 能 の 賦 活 化 第 I章. 緒言. を介 して抗 腫 瘍 効 果 を期 待 しよ う とす る相 反 した2. 等II章. 対 象 と方 法. 面 が含 ま れ て い る。 この 意 味 に お い て腫 瘍‑宿 主‑. 等1節. 対象. 薬 剤相 関 の観 点 に た って,多 剤 併 用 に よ る強 力 な化. 第2節. 化学 療 法 と効 果 判 定. 学 療 法 が宿 主 の 細 胞 性 免 投 能 に い か な る影 響 を お よ. 第3節. 免 疫 パ ラ メー ター を中 心 とす る宿 主 因 子. ぼ して い る か,あ るい は また,化 学 療 法 に よ る腫 瘍. の検討. の縮 主 に伴 って 宿 主 免 疫 能 が どの よ うに変 動 す るか. 第III章. 成積. を検 討 す る こと は重 要 な 意 義 を有 す る もの と思 われ. 第1節. 化学 療 法 の免 疫 能 にお よぼ す影 響. る。 さ らに,治 療 前 に評 価 され た種 々 の細 胞 性 免 疫. 等2節. 治 療前 の免 疫 能 と化学 療 法 の近 接 効 果 と. 能 の パ ラ メ ー タ ー,そ の 他 の宿 主 因子 が,均 一 な化. の 関連. 学 療 法 が 実 施 され た進展 期 肺 癌症 例 の 中 で,化 学 療. 化 学 療 法効 果 とそれ に 伴 う宿 主 免 疫 能 の. 法 近 接 効 果 あ る い は予 後 に どの よ うに関 与 す るか を. 推移. 検討 す る こ と も重 要 な問 題 で あ ろ う.. 第3節. 第4節. 著 者 は,こ. 治 療 前 の 宿主 因子 と化 学 療 法施 行 例 の 生. の 目 的 に そ って,現 在 肺 癌 に対 して. 教 室 で行 な わ れ て い る。cyclophosphamide,. 存 期 間 との 関係. vin. 第IV章. 考按. cristine, methotrexateお. 第 V章. 結語. (COMP)療 法1)の 症 例 を対 象 に,各 種 免 疫 パ ラ メ ー タ ーに お よぼす 本 療 法 の 影 響 ,化 学 療 法 効 果 と 第 I章. 緒. 言. よ びprocarbazine併. 免 疫 パ ラ メ ー タ ーの 変 動 と の 関 連 性,お. 用. よ び治 療. 前 の 免 疫 能 を 中 心 とす る各 宿 主 因 子 と化学 療 法 効. 近 年,肺 癌 に お い て も化 学 療 法 が広 く行 な われ る よ うに な り,進 展 期 肺 癌 の 治 療 の 中 で は重 要 な位 置. 果,さ. を 占 め るに至 って い る。 ま た,手 術 療 法)放 射 線療. 千 の知 見 を得 た の で報 告 す る.. らに は生 存 期 間 との 関 連 を詳 細 に 検 討 し若. 法,化学療法 に次 ぐ第4の 治療法 として免疫 療 法 に対 す 第II章. る関心 が高 ま りつ つあ るが,進展 期 悪 性腫 瘍 の治 療,に 第1節. お いて,非 特 異 的 な免 疫 賦 活剤 の投 与 の みで そ の効. 対 象 と方 法. 対象. 対 象 は1975年10月 よ り1977年7月. 果 を期 待 す るの は困 難 で あ り,他 の効 果 的 な治療 法. ま で に取 り扱 っ. と併 用 の 形 で 広 く用 い られ て い る現 状 に あ る。進 展. た肺 癌 初 回治 療 例50例 で,い ず れ も組 織 学 的 に診 断. 期 肺 癌 の 治 療 にお いて も,導 入療 法 と して の 多剤 併. され た手 術 不 能 症 例 で あ る。詳 細 は表1に 示 され る. 用 療 法 に よ る強 力 な化 学 療 法 と,非 特 異 的 な免 疫 賦. が,年 令 は26才 か ら78才 に分 布 し,そ の 中央 値 は64. 活剤 の 併 用 に よ るい わ ゆ る免 疫一 化 学 療 法 が試 み ら. 才, 50例 中 男 性 が42例 を占 め た 。 臨床 病 期 分 類 で は 1055.

(2) 1056. 金. 扁 平 上 皮 癌 の7例. 川. を含 む14例 がII期 に属 した が,こ. れ らは いず れ も,高 令,低 肺機 能 あ る いは 他 の 合併. 身 この化 学 療 法 の治 療 効 果 の判 定 に は,胸 部X線 撮 影(正 面 お よ び側 面 像,一 部 の断 層 撮影)は 原 則 と して 各 コー ス.毎に行 な い,肝. 症 な どで手 術 不 能 の症 例 で あ った. 表1.. 修. シ ンチ グ ラ ム,気 管 支. 鏡 検査 な ど を適 宜 実 施 し参 考 資 料 と した 。 治 療 効 果. 対 象 症 例. は お もに胸 部 正 面 あ る い は側 面 撮 影 に よ る フ ィル ム で 腫 瘤 径 の2方 向 を計 測 す る こ と によ って 判定 した. す な わ ち,① 辺 縁 の 明 確 な陰 影 で は最 長 径 と それ に 直 交 す る最 大 幅 の2方 向 を計 測 し,そ の 積 が50%以 上退 縮 した 場 合,②1方. 向 の み の 計 測 しか で きな い. 症 例 で は, 1方 向 の測 定 値 が30%以 上 退 縮 した場 合 を,部 分 退 縮 と した.ま た臨 床 的 に原 発 巣,転 移 巣 を含 むす べ て の 腫 瘍 病 変 が 消 失 した もの を完 全退 縮 と した.生 存 期 間 は本 療 法 が 開始 され た 日か ら起 算 され た. 第3節 *Numbers the. in parentheses. cases. with. represent. stage. 免 疫 パ ラ メ ー ター を 中心 とす る宿 主 因 子 の検 討. II disease.. 未 梢 血 リンパ球 数, Tお. よびBリ. ンパ球 数, PHA. 刺 激 に よ る未 梢血 リンパ球 のin vitro芽 球 化反 応, 第2節. 化 学 療 法 と 効 果 判 定1). 皮 内 反応(PPDお. 対 象 とな っ た患 者 に行 な わ れ た化 学 療 法 は今 回 の 検 討 の 理 解 に 必 要 で あ る の で 略 記 す る と,表2に さ れ る ス ケ ジ ュ ー ル,す ㎎/kg(静. 注)を. ㎎/Kg(静. 第1日,. 注),. 3な. に1回,間. す 方 法 を 行 な っ た が,. れ を1コ. 第1日. 歇 的 に こ の コ ー ス を く り返 65才 以 上 の 症 例 に つ い て は 減量. し た 。 次 回 コ ー ス 予 定 日 に 白 血 球 数4,000/cmm以 上,ま. た は 血 小 板 数100,000/cmm以. 上 の 回 復 が得. ら れ な い 場 合 は 投 与 を延 期 し 回 復 を 待 っ た 。 有 効 例 に は 原 則 と し て 同 じ治 療 を 継 続 し た が,外. 来 症例 に. はvincristineの. を経 口 的. み を 静 注 と し,他. に 投 与 し た 。 対 象 と し た 症 例 に は1コ ー ス ,平 表2.. 均3コ cycl. の3剤. ー ス か ら9コ. vincristine,. 法 に伴 う上 記 免 疫 パ. よ び次 回 コ ー ス開. 始 直 前(治 療 開 始 後21〜28日)の3点 2.. 最 小2コ ー スCOMP療. ース. で検 討 した。. 法 終 了 し,か つ 未 梢 血. 白血 球 数 が正 常 に復 した時 点 で,明. らか な感 染 症 の. な い こ とを確 認 して,測 定 され た免 疫 パ ラ メ ー タ ー の値 と治療 効 果 を対 比 し,化 学 療 法 効 果 と各免 疫 パ ラメ ー ター の 変 動 との 関 連 性 を検討 した 。 な お各 免 疫 パ ラ メー ター の 変動 は, 25%以. 上 の 変動 を も っ. て有 意 の変 動 とみ な した. 3.. 治療 開 始 前 の これ ら免 疫 パ ラ メ ー タ ー お よ び. performance. statusが そ の 後 行 な わ れ たCOMP療. 法 の近 接 効 果 と,あ る い はCOMP療. 法 が行 な われ. た 症 例 の 生 存 期 間 といか な る関 連 性 を有 す るのか を. ー スの 治療 が 行 な わ れ た。 ophosphamide,. 多剤 併 用(COMP)療. 終 了 直 後(治 療 開 始5〜7日)お か. ー ス と した。. cyclophosphamideとprocarbazineの25%を. status. につ いて 以 下 の検 討 を行 な った 。. 1.. 注). 口)を. ど の免 疫 パ ラメ ー. ラ メ ー タ ーの 推移 を,治 療 コ ー ス開 始 直 前,コ. 8. 0.2㎎/kg(筋. 2㎎/㎏(経. ま で 連 続 投 与 し,こ. い し4週. 示 0.03. cyclophosphamide. methotrexate. お よ びprocarbazine ら 第5日. な わ ちvincristine. よ びPHA)な. ター,そ の他 宿 主 因 子 と してperformance. methotrexate,. procarbezine併. 用(COMP)療. 法 の ス ケ ジ ュ ー ル.

(3) 担 癌宿 主 の免 疫 能 に関 す る研 究. 検 討 し た 。performance. statusはZubrod2)ら. の. 1057. methotrexateお. よ びprocarbazine併. 用(COMP). 療 開 始 の 時点 に評 価 された 。 な お生. 療 法 の効 果 につ いて は1),初回 治 療 肺 癌 症 例50例 の本. 存 期 間 に 関 す る検 討 は 条 件 を 均 質 に す る た めIII期 の. 療 法 の近 接 効 果 の総 括 を表3に 示 す 。 自,他 覚 的 毒. 症 例 の み を 対 象 とす る 。. 性 の た め1コ ー ス の み で治 療 を 中断 した2例. 基 準 に 従 い,治. 以 下 に免 疫 パ ラメ ー ターの 測 定方 法 につ いて 述 べ. も評 価. の 対 象 と した が, 50例 中4例 は効 果 の指 標 が不 明 確 なた め 評価 の対 象 か ら除外 した。 評 価 可 能 な46例 の. る. i). リ ン パ 球 数:未. 球 数 を 算 定 し,同 Giemsa染. 梢 血 を採 血 後 型 の ご と く白 血. ⅱ ) Tお. よ びBリ. 従 いSheep. り)を. ン パ 球 数:中. red. パ 球 をT細. 胞,多. 算 出 した 。. 田 ら3)の. callとrosettを. 方 法に. 形 成 す る リン. 田 ら4)の 方 法 に 従 いFITC結. ヒ ト免 疫 グ ロ ブ リ ン(抗IgG, surface. (39.1%)と. 時 に 未 梢 血 塗 沫 標 本 をMay‑. 色 を 行 な い リ ン パ 球 百 分 率 を 算 定 し相. 方 よ り末 梢 血 リ ン パ 球 数(㎝m当. M,. A)と. 合抗. 結合す る. 後 に 測 定 し,発. 示 され た 。治 療効 果 の発 現 は小 細 胞 癌 の 多 くの もの,. 報 告 した 全血 法. 上 の治 療 を重 ね て も新 た な効 果 を得 る こ とは で きな. も遅 くと も2コ ー ス終 了 後 には認 め られ た。2コ. の 反 応 値 は下 記 のstimulation. PPD(日. 本 ビ ー シ ー ジ ー 製). 前 腕 内 側 皮 内 に 注 入 し, 赤 の 長 径4㎜. 凝 陽 性, 10mm以. 以 下 を 陰 性,. 上 を 陽 性 と し,経. 1μg/0.1mlを. フ反 応:. 化 学 療 法 の免 疫 能 に お よ ぼす 影 響. P. M./. 添 加 コ ン ト ロ ー ル のC. P. M.. フ 反 応:. 前 述 のcyclophosphamide, otrexateお. vincristine,. よ びprocarbazine併. meth. 用(COMP)療. 48時 間. 法 の 患 者 免 疫 能 に お よ ぼ す 影 響 を,治. 5〜9. 後,そ し て 末 梢 血 白 血 球 数 が 十 分 に 回 復 し て 第2コ ー ス 開 始 直 前 ,す な わ ち 治 療 開 始 後3な い し4週 後. 過 観 察 の場 合. フ反応 の 指標 と した 。. PHA‑P(GIBCO製). の3点 1.. 前 腕 内 側 皮 内 に 注 入 し, 24時 間 後 に そ. 療 前,治. 療直. に わ た って 検 討 した。 未 梢 血 リ ン パ 球 数 お よ びT.. れ わ れ の 検 索 で は,健. の 発 赤 の 径 を 測 定 し た 。 そ の 最 長 径 を も っ てPHA. 32±860/㎝m,. 皮 フ反応 の指 標 と した 。. Bリ. ン パ 球 数,. Tリ. Bリ. ン パ 球 数:わ. 康 人 対 照 の リ ン パ 珠 数 は, 20. ン パ 球 教 は,. 498±325/cmmで. 1380±542/cmm, あ っ た 。 図1に. す よ うに 対 象 症 例 の 治 療 前 の リ ン パ 球 数 お よ びT. 第III章. 成. 教 室 に お け るcyclophosphamide,. 表3.. COMP療. ー. か った 。 第1節. 加 群 のC.. は そ の 最 長 径 を も っ てPPD皮 PHA皮. す べ て の組 織 型 にわ た って効 果. が得 られ,特 に小 細 胞 癌 に お い て最 も高 い有 効 率 が. ス で全 く効 果 の得 られ な い 症例 に お い て は,そ れ以. PHA非 ⅳ ) PPO皮. 細胞 細 胞 癌 で5. vitro. PHA添. 0.05mg/0.1mlを. v). 例 中2例(40%)と. よ て 示 し た.. SI=. 平 上 皮 癌 で13例 中4例(30.8%),小. 激 に よ る 末 梢 血 リ ン パ 球 のin. に 従 っ て 測 定 し,そ. mを. %),扁. 癌 に お いて は14例 中11例(78.6%),大. あ る い は腺 癌 の 一 部 で は1コ ー ス終 了 後,他 の もの. Pellegrinoら5)の. index(SI)に. 半 数 の 症 例 に他 覚 的効 果 が認 め られ た。. 効 果 を組 織 型 別 に みる と,腺 癌 で14例 中6例(42.9. 胞. bearing. として測 定 した 。. 芽 球 化 反 応:. 分 退 縮 が18例. callをB細. immunoglobulin. ⅲ ) PHA刺. うち,完 全退 縮 が5例(10.9%),部. 績 リ ン パ球 数 の 平 均 値(± vincristine,. 法の 治 療 効 果. 10±611,. 1049±423,. 標 準 偏 差)は. 252±167で. そ れ ぞ れ,. あ っ た が,治. 示 B 15. 療直 後.

(4) 1058. 図1.. 金. COMP療 法1コ ー ス の リ ン パ 球 数T. パ球 数 に お よ ぼす 影 響. Days. 図2. 川. following. 修. Bリ. ン. 身 図3. COMP療 法1コ に お よ ぼす 影 響. chemotherapy. COMP療 法1コ ー ス のin vitroで のPHA刺 激 に よ る リンパ 球 芽球 化 反応 にお よ ぼ す影 響. Days following. chemotherapy. ー ス のPPD. Days following. 図4. COMP療. 法1コ. ー ス のPHA. skin. reaction. chemotherapy. skin. にお よ ぼ す 影響. Days. of. following. chemotherapy. reaction.

(5) 担 癌 宿主 の免 疫 能 に関 す る研 究 は,そ し,. れ ぞ れ972±583, 3な. い し4週. 171±107に 2.. 722±486,. 後 に は,. 144±99に. 1239±688,. 減少. 第2節 治療前 の免疫能 と化学療法の近接効果 この 関係. 827±458,. ま で 回 復 し た.. PHA刺. 1059. 治 療 前 の 宿 主 因 子 と化 学 療 法 の近 接 効 果 との 関 連. 激 に よ る末 梢 血 リ ン パ 球 のin. vitro. 性 を検討 す る 目的 で,宿 主 因 子 を正 常 あ る い は好 ま. 芽 球 化 反 応 の 推 移 を個 々 に プ ロ ッ ト し た 成 績 を 図2. しい群 とそ うで な い2群 に分 け て検 討 を加 え た.す. に 示 す 。 健 康 人 対 照 のstimulation. な わ ち, performans. 8.0と. 算 出 さ れ て い る が,対. indexは. 治 療 前 は8.8±6.0で. ±3.23な わ ち,芽. い し4週. indexは32.0±. 4に,リ. 象 症 例 のstimulation あ り,治. 後 は6.9±5.0と. 療 直 後 は4.3. な い し4週. 3. 後 に は ほ ぼ治 療 前 の 値 にま で 回復 す る こ. と が 示 さ れ た. 3.. PPDお. 1,. 2と3,. 上 とそれ 以 下 に便. 宜 的 に2分 し, in vitro芽 球 化 反 応 は 正 常 反 応 群. 推 移 した。 すな. 球 化 反 応 は 治 療 直 後 に 明 ら か に 低 下 し,. statusは0,. ンパ球 数 は1,500/cmm以. (stimulation index 15以 上)と反 応 低 下 群 に, PPD皮 フ反応 は陽性群 と疑 陽 性 以下の群 に, PHA皮. フ反応 は. 正 常反応群(紅 班 の長 径15㎜ 以 上)と 反応低 下群 に2 分 し,そ れ ぞ れ の群 につ いて 化 学 療 法 の 有 効 率 を算. よ びPHA皮. れ る ご と く, PPD皮. フ 反 応:図3,. 4に. み ら. フ反 応 は一 部 で 治 療 後 減 弱 す. る 症 例 が 認 め ら れ た が,. PPDお. よ びPHA皮. フ反 応. に 対 す る 化 学 療 法 の 影 響 は ほ と ん ど認 め られ な か っ. 出 し対比 した 。評 価 可 能 例 全 例 に は各 項 目の 検 査 を 行 な い得 な か っ た が,表4に 示 され る ご と く, Qui ‑2乗 検 定 の結 果 ,免 疫 パ ラメ ー タ ー を は じめ とす る宿 主 因子 が好 ま しい群 の化 学 療 法 有 効 率 と そ うで な い 群 の有 効 率 の 間 に は差 は認 め られ なか っ た.す. た.. 表4.. 肺 癌 症 例 にお け る宿 主 因 子 とCOMP療. 表5.. 肺 癌COMP療. 法 の近 接 効 果 との関 係. 法 症例 の治 療 効 果 と免 疫 パ ラ メー ター の変 動.

(6) 1060. 金. 川. 修. 身. な わ ち,か か る宿 主 因 子 と化 学 療 法 の近 接 効 果 の 間. 的 よ く反 映 して 変 動 す る こ とが知 らされ た。 同 様 の. に は全 く関 連 性 の な い こ とが 示 され た。. 傾 向 はPHAに. よ るin vitro芽 球 化 反 応 と化 学 療 法. 化 学 療 法 の効 果 とそ れ に伴 う宿 主 細 胞 性 免 疫 能 の 推移. 有 効 例 で は,そ の82%の. 第3節. 効 果 との 関連 に お い て も示 され た 。す な わ ち本 療 法 症例 に お い て反 応 性 は 不 変. 法 で. な い しは増 強 して い るの に対 し,無 効 例 で は67%の. は患 者 免 疫 能 の 変 動 は一過 性 の もの で あ った 。 そ こ. 症例 にお いて反 応 の減 弱 が観 察され て いる。一方PPD. 第2節. で述 べ た よ うに1コ ース のCOMP療. で 次 にCOMP療. 法 に よ る腫 瘍 効 果 に よ り免 疫 能 が ど. あ る い はPHA皮. フ反 応 は 有 効,無 効 に か か わ ら. の よ うに変 化 す る か を検 討 す るた め に,対 象 例 を有. ず 有 意 の変 化 を呈 す る もの は少 な く,従 って 化学 療. 効 群(完 全退 縮例 と部分退縮 例)と 無効 群 の2群 にわけ,. 法効 果 との 相 関 性 は乏 しか った 。. きらに治療 前 および効果 出現 後の化学 療法 の直 接の影響. 第4節. が消失 した と思 われ る時 点 の2点 に お いて 測 定 され た, リンパ球 数, in vitro芽. 球 化, PPDお. よ びPHA皮. 治 療 前 の免 疫 能 と化 学療 法施 行 例 の生 存期 間 との 関 係. 治 療 前 の 宿 主 因 子 と化 学 療 法 施 行例 の 生存 期 間 と. フ反応 の 変動 を,不 変 も し くは好 ま しい方 向へ の変. の 関 連 性 を検 討 す る 目的 で,宿 主 因 子 を前述 の ご と. 化 を示 した群 と悪 化 した群 に2分 して そ れ ぞれ を対. く,正 常 あ る い は好 ま しい群 とそ うで な い群 の2群. 比 した 。 その結 果 は表5に 示 す よ うに,末 梢 血 リ ン. に大 別 し,そ れ ぞれ につ いて 生 存 期 間 を対 比 して検. パ球 数 は 化学 療 法直 後 を除 いて も,減 少 す る症 例 が. 討 した。 その 結 果 は表6に 示 す よ うに,治 療 前 リン. 比 較 的 多 く,有 効 例15例 に お いて も,そ の数 が 増 加. パ球 数, 1,500/cmm以. 上 の 症 例 の 生 存 期 間 中央 値. す るか あ るい は 不変(25%以. は8ヶ 月, 1,500/cmm未. 満 の 症 例 の そ れ は6ヶ. 例 は6例(40%)に. 内の 変動. で あ っ た症. と どま っ た。 一 方無 効 例 に お い. て は増 加 あ るい は不 変 で あ っ た症例 は17例 中3例 (17.6%)の. み で あ り,他 の14例(82.4%)に. は減. 少 が認 め られ た。2群 間 の差 に推 計 学 的 に は有 意 性 はな か った が,未 梢 血 リン パ球 数 は治療 効 果 を比 較 表6.. 肺 癌(III期)COMP療. 例 は7ヶ 月 で あ り, PPD皮. significant. フ反応 に お い て は,治 療. 前 陽 性 例6.8ケ 月,低 反 応 例 は5.5ヶ 月,で あ った 。また PHA皮. フ反 応 につ いて は治 療 前 正 常 反 応 例 の 生存. 期 間 の 中央 値 が7.3ヶ 月 で あ る の に対 し,低 反 応 性. 法例 に お け る宿 主 因子 と生 存 期 間 との 関係. * statistically. 月で. あ る. in vitro芽 球 化 反 応 正 常 例 は7.5ヶ 月)低 反 応. at P<0. .005.

(7) 担 癌 宿 主 の免 疫能 に 関 す る研 究 の そ れ は4.5ヶ 月 で あ り, perormance お い て は, 0,. 1,. statusに. 2の 症 例 の生 存 期 間 の 中央 値 は. 7.3ヶ 月 で あ る の に対 し, 3,. 1061. っ て治 療 法 の有 効 性 が明 らか に され て い る こ と,同 じ進 展 度(Ⅲ 期)の 症 例 の 中 で生 存期 間 の対 比 が可. 4の 症 例 の それ は4.. 能 で あ る こ と,ま た前述 の ご と く1コ ー ス の化 学 療. 4ヶ 月 で あ っ た 。 いず れ の 場 合 に も,正 常 もし くは. 法 の宿 主 免 疫 能 に お よ ぼす 影 響 は軽 度 で あ る こ とな. 好 ま しい群 の生 存 期 間 の延 長 が認 め られ た が, PHA. ど,症 例 数 が 若 干 少 な い こ と を除 けば好 ま しい条 件. 皮 フ反 応, performance. を そ な えて い る と い え よ う。. statusに. お いて は2群 間. に推 計 学 的 有 意 差 が 示 され た 。 しか し,表6に. 癌 化 学 療 法 に お い て その 近 接 効 果 を左 右 す る因子. み られ る ご と く,化 学 療 法 有効 例. と して 最 も大 き な もの は,腫 瘍 の 薬剤 感 受性,薬 剤. の生 存 期 間 の 中 央 値 は7.8ヶ 月,無 効 例 の それ は4.0. の生 体 内 濃 度 な どで あ り,ま た そ の腫 瘍 へ の薬 剤 の. ヶ月 で あ り.肺 癌 Ⅲ 期 症例 とい う均 等 な条 件 下 に お. 致 達 性 も重 大 な影 響 を持 って い るが,宿 主 因子 と し. い て は,化 学 療 法 に 対 して 反応 す るか 否 か が生 存 期. ての 免 疫 能 お よ びperformance. 間 に最 も大 き く関与 す る因子 で あ る ことが示 され た。. 近 接 効 果 との 相 関 性 を検 討 した結 果,両 者 の関 連 性. 第 Ⅳ 章. 考. は全 く認 め られ ず,薬 剤 感 受 性 と関連 して,腫 瘍 の 按 組 織 型 に よ る差 が 示 され た の み で あ っ た 。 肺 癌 に対 して 単 独 投 与 で そ の有 効 性 が知 られて い るcyclophosphamide6) te8) procarbazine8)を (COMP)療. statnsと 本 療 法 の. vincristine7). methotrexa. 続 いて,本 療 法 の 腫瘍 縮 少 効 果 と宿 主 細 胞 性 免 疫 能 との 関連 につ い て み る と,有 効 例 に お いて は,各. 組 合 わ せ た 間歇 的 多剤併 用. 免 疫 パ ラ メ ー ター が好 ま しい方 向へ 動 くか,あ る い. 法 の効 果 は,十 分 に満 足 すべ き もの で. は有 意 の 変 動 を示 さ な い もの が 多 く,逆 に無 効 例. あ り,そ の詳 細 につ いて は す で に報 告1)し. で簡 略 に引 用 す るに と どめ,比 較 的 強 力 な化 学 療 法. の 多 くにお い て宿 主 免 疫 能 の低 下 を反 映 したパ ラ メ ー タ ーの 変 動 が 観 察 され た 。悪 性 腫 瘍 の治 療 に お け. で あ る本 療 法 と,肺 癌 症例 に お け る い くつ か の宿 主. る免 疫 能 の変 動 と して は,い. 因 子 との か か わ りあ い に つ い て考 察 を加 えた い。. にお い て か か る免 疫 パ ラ メー ター の改 善 が報 告 され. まず 本 療 法1サ 治 療 前,. て あ るの. イ クル に お ける3時 点,す な わ ち. 1コ ー ス終 了 直 後 お よ び第2コ ー ス直 前 の. て い る10) 11)が,免. くつ かの 免 疫 療 法 症 例. 疫 抑 制 作 用 の 強 い強 力 な 化 学 療. 法 が行 な わ れ た症 例 に お い て も,効 果 的 な治 療 に よ. 3点 に お いて測 定 され た患 者 免 疫 能 の変 化 を み る と,. る明 らか な腫 瘍 の退 縮 が達 成 され れ ば,そ れ を介 し. 薬剤 投 与 直 後 に は リンパ球 数, T.. て宿 主 免 疫 能 の改 善 が もた され る こ と を本 研 究 の 成. Bリ. ンパ球数 と. もに明 らか に減 少 し,一 定 期 間 の休 薬 に よ り末 梢 血 白 血球 数 の 回 復 した時 点 で は治 療 前 の 状態 に まで 回 復 す る こ とが 認 め られ た。またPHAに のin. よ る リンパ 球. vitro芽 球 化 反 応 で も 同様 の傾 向 が認 め られ. 績 は示 す もの とい う こ とが で きよ う。 進展 期 肺 癌 症例 に お い て,末 梢 血 リンパ球 数, PHA によ るin vitro芽 球 化 反 応 とか, DNCB,. PPDそ. の. 他 の遅 延 型 皮 フ反応 等 を指 標 と した非 特 異 的 細 胞 性. た 。 この 事実 は,強 力 な化 学 療 法 に よ る リン パ球 数,. 免 疫能 が低 下 して い る こ とは 明 らか で あ り,こ れ と. あ るい は そ の非 特 異 的 な反 応 性 の抑 制 効 果 は一過 性. 平 行 して宿 主 の特 異 的 免 疫 能 が障 害 され て い る こ と. で あ り,一 定 の休 薬 期 間 をお くこ とに よ り十 分 そ の. も事 実 で あ ろ う,ま た これ ら免 疫 パ ラ メ ー タ‑の 反. 化 学 療 法 に よ る影 響 か ら回 復 し う る こ とを示 す もの. 応 性 の低 下 と肺 癌 の進 展 度 が相 関 す る ことが知 られ. で あ り,抗 癌 剤 の間 歇 的 投 与 法 の利 点 の ひ とつ を示. て お り12) 13)免 疫 パ ラメ ー ター の反 応 低 下 群 の予 後. す もの とい えよ う。 ま たPPDお. フ反 応. 不 良 な る こ と も示 され て い る14)。 し か し,肺 癌 に. は,治 療 直 後 に お いて も有 意 の 反応 性 の低 下 は示 さ. よ びPHA皮. お い て 同 じ進 展期 の症 例 に つ い て15)こ れ ら免 疫 パ. ず,か. ラメ ー ター との関 連 が検 討 され た成 績 は乏 し く, h. か る皮 フ反 応 が リンパ球 以外 のmacrophage. な どの 細 胞 に よ って も担 わ れ て い る9)こ と を考 慮 す. omogeneousな. れ ば,か か る細 胞 群 は大 量 の抗 癌 剤 に対 して も抵 抗. 予 後 との関 連 が対 比 され た成 績 に は ほ とん ど接 す る. 性 を有 して い る こ と も推 論 され る。. 化 学 療 法 が加 え られ た症 例 につ いて,. こ とは で きな い。 今 回検 討 の対 象 とな った症 例 は こ. この よ うな条 件 の も とで,癌 化学 療 法 の効 果 と,. れ らの 条件 を満 足 す る もの で あ った が,そ の結 果 検. 宿 主 あるいは腫瘍 側の要因 とのかか わ りあいをみ よ うと. 討 され た い くつ か の パ ラ メー ター と生 存 期 間 との 間. す る場 合,こ の シ リーズは 症例 療 治療 法 がhomogen. の検 討 で は,治 療 前 のPHA皮. eousで あ る こ と,客 観 的 なresponse. が示 され た 。皮 フ反 応 の 中 で も最 も非 特 異 的 な もの. criteriaで も. フ反 応 に の み有 意 性.

(8) 1062. 金. 川. と考 え られ る本 反応 が,宿 主 免 投 能 を よ り包括 的 に 表 現 して い る とす れ ば興 味 深 い事 実 で あ り,さ らに 検 討 が加 え られ る必 要 が あ ろ う。 さ らに予 後 に 関連 す る因 子 と して, performance. statusに. 有意 性 が. 認 め られ た が,手 術 不 能 肺 癌症 例 のnatural seに お い て, performance. statusが. その予 後 を最. statusと い う評 価 法 の. 中 に,腫 瘍 の 進展 度,年 令,さ. 身. に は全 く関 連 性 が認 め られ な か っ た 。 3.. 本 療 法 を2コ ー ス 以上 行 な い,十 分 な 腫瘍 の. 退 縮 が得 られ た症 例 で は,免 疫 能 の低 下 の認 め られ た症 例 は少 な く,そ の大 部 分 の症 例 に お い て各 免 疫 パ ラ メー ター は不 変 も し くは好 ま しい方 向 へ の変 化. cour. も正 確 に予 言 す る こ とは す で に報 告 され て お り。16) おそ ら くこのperformance. 修. らには栄 養 的,免 疫. 学 的 な 諸 因 子 が 包 括 され た結 果 と理 解 され る が,今. を示 した。 4.. 治 療 前 の 宿 主 因 子 と本 療 法 施 行 症 例 の生 存 期. 間 との関 係 の検 討 に お いて は, PHA皮 常 反 応 群,あ. る い はperformance. フ反応 の正. statusの 良 い群. に生 存 期 間 の 有 意 の延 長 が認 め られ た。 他 の 免 疫 パ. 後免 疫 パ ラ メ ー ター との相 関 につ いて群 細 に検 討 さ. ラ メ ー タ‑に お いて も,正 常 も し くは好 ま しい反 応. れ る必 要 が あ る。. 群 に生 存 期 間 の 延 長 傾 向 を認 め た が,推 計 学 的 有 意. 以 上述 べ た ご と く,著 者 が検 討 した末 梢血 リンパ 球 数, PHAに びPHA皮. よ るin vitro芽 球 化 反 応, PPDお. 差 は認 め られ なか っ た 。. よ. フ反 応 な どの 免 疫 パ ラ メー ター と,強 力 な. 本 論 文 の要 旨 は. 化学 療 法 が 行 な わ れ た肺 癌 Ⅲ 期 症 例 の近 接 効 果 の間. 第18回 日本 肺 癌 学 会 総 会(52年10月). に は ほ とん ど関 連 が な く,ま た生 存 期 間 との間 に は. 第25回 日本 化 学 療 法 学 会 総 会(52年5月). PHA皮. フ 反 応 を 除 い て は 明 らか な相 関 性 は認 め ら. に お いて 報 告 した。. れ な か った 。 この シ リー ズ の症例 で は腫 瘍 が治 療 に. 本 論 文 を終 る に 臨 み終 始 御 懇 篤 な御 指 導,御 校 閲. 反応 す るか否 か が生 存 期 間 を左 右 す る最 も大 きな要. を賜 っ た恩 師 木 村 郁 郎 教 授 並 び に大 慰 泰亮 講 師 に深. 因 と して表 現 され た が,こ の成 績 を も って肺 癌 治 療. 謝 致 します 。. に お け る免 疫 学 的 な背 景 因 子 の 関与 を否 定 す る もの で は な い 。 む しろ,よ. りpotentialな 化学 療 法 が確 立. され,一 部 の症 例 に で も完 全 治 癒 を期 待 し うる段 階 に な れ ば,宿 主 の免 疫 能 を保 持 し,さ らに は これ を 増 強 す る こ とが今 以 上 に重 大 な 命 題 とな るこ とは 自 明 で あ り,従 って 今後 肺 療 癌 治 の 中 に 占 め る免 疫 療 法 の 意 義 が 更 に明 らか に され る もの と考 え られ る。 第 V 章. 結. 語. 著者 は, 1975年10月 よ り1977年7月. ま で に 取 り扱. った手 術 不 能 肺癌 症 例 に対 して, cyclophosphamide, vincristine,. methotrexate,. procarbazine併. 用. 療 法 を行 な った患 者 につ い て,本 療 法 と リンパ 球 数, T. Bリ. ンパ球 数, PHAに. お よ びPHA皮. よ るin vitro芽 球 化, PPD. フ 反 応 な どの宿 主 免 疫 能 を中心 と し. た宿 主 因子 との関 係 につ いて 以 下 の結 果 を得 た。 1.. 本 療 法 の宿 主 免 疫 能 にお よ ぼ す影 響 を み る と,. そ の1コ ー ス の期 間 にお いて,リ. ンパ球, T.. ンパ 球 数 お よ びPHAに. vitro芽. よ るin. Bリ. 球 化 は一. 時 的 に低 下 す る が一 定 の休 薬 期 間 を お く こと に よ り 治 療 前 の状 態 に まで 回 復 した 。PPDお. よ びPHA皮. フ反応 に対 して は本 療 法 は 明 らか な影 響 を お よ ぼ さ な か った 。 2.. 治 療 前 の宿 主 要 因 と本 療 法 の 近接 効 果 との間.

(9) 担 癌 宿 主 の 免 疫 能 に 関 す る研 究. 文. 1). 木 村 郁 郎,守. 谷 欣 明,大. 中 田 康 則,林. 恭 一,金. otrexate,. 熨 黍 亮,中 川 修 身,宮. phocardazine併. 献. 田 安 成,岡 田 明,肺. 1063. 瞭,豊. 田 勝 土,高. 杉 健 太,藤. 癌 に 対 す る 多 剤 療 法:. 用 療 法 の 臨 床 治 験,肺. 癌,. 18,掲. 井 昌 史,町. cyclophosphamide,. 田 健 一,村. 上 直 樹,. vincnistine,. meth‑. 載予 定. 2) Zbrpd, C. G., Schneiderman, M. and Frei, F. Appraisal of method for the study of chemothe rady of cancer in man: Comparative theraputic trial of nitrogen mustard and trietylene th iophosphoramide. 3). J. Chron. Dis., 11: 7-33,. 中 田 安 成,有 森 茂,多 田 慎 也,小 橋 秀 瓜. 1960. 市川幸延. ヒ ト末 梢 血 リンパ球 が ヒッ ジ赤 血球 と反 応 して ロゼ. ッ トを形成 す る こ とに関 す る基礎 的研 究 お よ び酵 素 処 理 に よ る変化 に つ い て.ア レ ル ギ ー, 22: 594〜598, 1973 4). 多 田 慎 也,中 の 検討. 田 安 成,有. 森 茂,ヒ. ア レ ル ギ ー, 22:. 5) Pellegrino,. M. A., Ferrone,. for in vitro stimulation ath.,. 2: 67-73,. ト末 梢 血 ラ ン パ球 に お け るSurface. 722〜727,. S., Pel legrino,. 7). Shew,. P. K. and Bruner,. J. A. Clinical. 42: 45-48, 1964. 8) Selawry, S. S. Monochemotherapy Chemother.. H. J. and Leskowitz,. J. Immunol., 103: 87-91, D. L. Immunological. 11) Kimura,. Med.,. I., Ohnoshi, T.,. 37: 2201-2203, 1976 12) Han, T. and Takita, lymphocyte 13) Brugarolas,. response. S.. Clin.. Immunol. Immunop. evaluation. Yasuhara,. of lung cancer.. of vincristine. carcinoma. Seminars. Cancer. in. Chemother. Rep.,. with special. reference. to cell. 1983 73. The effect of carragheenen. on delayed. hypersensitivity. 1969. aspects. 74: 587-604,. K., Immunochemotherapy. in the treatment. 4: 177-188,. Schwarz,. Ann. Intern.. cell. R. A. A rapid microtechnique. by phytohemagglutinin.. of bronchogenic. Rep.,. reactions, 10) Morton.. A. and Reisfeld,. of human lymphocytes. Selawry, O. S. The role of chemotherapy oncology, 1: 259-272, 1974. 9). bearing. 1973. 6). type., Cancer. I mmunoglobulin. 1973. of neoplasia:. A rational. basis. for immunotherapy,. 1970 S.,. Sugiyama, M .,. in human lung cancer H. Immunological. Urabe, Y.,. using strepttococoal. impairment in bronchogenic. to phytohemagglutinin.. A. and Takita, H. Immunological. Cancer, status. 30: 616-620,. Fujii,. M. and Machida,. agent OK-432., carcinoma:. Cancer,. A study of. 1972. in lung cancer.. Chest,. 64: 427-430.. 1973 14) Krant,. M. J.. bronchogenic. Manskopf, cancer.. G. Brandrup,. Cancer,. C. S. and Madoff, M. A. Immunologic alterations. 21: 623-631,. 15) 宮本 宏,進 行 肺 癌 患 者 の 細胞 性 免 疫 能:特. in. 1968. に癌 の 拡 が りお よ び 予後 に つ い て.第18回. 日本 肺 癌学 会 総 会 記. 事, 15, 1977. 16) Hyde, L. , Wolf, J., McCracken, cer. Chest, 64: 309-312, 1973. S. and Yesner,. R. Natural. course. of inoperable. lung can.

(10) 1064.金. 川 .修. Studies. on the host immune. Part II. Host. immune. response. 身. response. in cancer. in lung cancer. patients. during chemotheraphy by Osami KANAGAWA The Second Department of Internal Medicine, Okayama University Medical School Okayama, Japan (Director : Prof. I. Kimura) Fifty patients with nonresectable lung cancer were treated with a combination of cyclo phosphamide, vincristine, methotrexate and procarbazine (COMP). Twentyfour patients (50%) of 48 evaluable patients responded to the therapy. Immune function, including total lympho cyte counts, T and B lymphocyte counts, in vitro lymphocyte blastogenesis by PHA and PPD and PHA skin reaction, were evealuated serially in reference to intensive cancer chemotherapy. The results obtained were as follows: 1) Although total lymphocyte counts, T and B lympho cytes counts, and in vitro blastgenic activity by PHA were significantly decreased immediately after COMP therapy, these parameters recovered to pretreatment level approximately within 3 to 4 weeks interval to next COMP therapy, there were no significant changes in PPD and PHA skin reaction following COMP therapy. 2) There was no relationship between pretreatment immune function and response to COMP therapy. 3) Recovery from impaired immune function was noted occasionally among the responders to COMP therapy. 4) A close relationship was noted between pretherapy response to PHA skin reaction, as well as pretherapy performance status, and survival of stage Ill lung cancer patients treated with COMP therapy..

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