2年次
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計算機応用A 2単位 春学期
谷川 正幸
講義目的
(要旨
)この授業では、コンピューターの操作と初歩的なコンピュータープログラミングの実践をおこなう。画像や文書の扱い方、コ ンピューターでの作業を楽にする諸機能についても学ぶ。このような学習をとおして、コンピューターを使う生活習慣を培う。
授業内容・授業計画
次の3つの課題を学習する:1.ワークステーションの楽々操作 2.文書作成 3. C言語の超入門
始めの3週で1番目の課題をやる。コンピューターは我々の生活や仕事を楽にしてくれるが、コンピューターの操作自体が楽 でなければ意味がない。それには最低限の知識と慣れが必要になる。個人設定によって使いやすくすることも重要である。
次の4週で2番目の課題をやる。画像、グラフ、数式などが入った技術文書をワープロやLATEXで作成するために役立つ基 本的なテクニックを少しだけ学ぶ。
残りの期間で3番目の課題を勉強する。この授業はプログラミングの経験は前提としていないので、3番目の課題はプログ ラミングの「超入門」になっていて、単純な計算と基本的なデータだけを扱う(計算機応用Bでは、プログラミングについて さらに詳しく勉強することができる)。ほとんどのプログラムはテキストから取り出すことができ、自分で書く必要はない。プ ログラムの実行と変更ができるだけでよい。練習問題をやって結果を記録して提出する。
1. 基本の練習(タイプ練習,ファイルマネージャーによるファイル管理,テキストエディター,画面取込,メール)
2. コマンド操作(ファイルマネージャーと端末の連携,コマンドの構造,ファイル操作,入力補助機能,リダイレクション) 3. 自動実行(シェル関数,シェルスクリプト), manページとhelp,基本操作のおさらい
4. 文書作成(ワープロ,表計算,画像処理, PDF作成, HTML編集)
5. LATEX(ラテフ)の基礎(LATEX原稿の構造,テンプレート,コンパイルとプレビューとPDF作成) 6. LATEXの基礎(図のあつかい,リスト,数式,別行立て数式, verbatim)
7. LATEXの練習
8. C言語の超入門(Emacsの自動整形機能の設定,プログラミングの基本概念,コンパイルと実行) 9. C言語の超入門(プログラムの構造,関数の活用)
10. C言語の超入門(Cの出力とC++の出力,グラフのプロット)
11. C言語の超入門(演習問題,文字と文字列)
12. C言語の超入門(文字列,コマンドライン引数)
13. C言語の超入門(標準入力)
14. C言語の超入門(実時間動作のプログラム)
主な実行画面を撮っておいて提出する。これは授業を受けた証拠になる。来て座っているだけではこれができないことに注 意する必要がある。
履修上の注意
初心者が持つ疑問のほとんどは、ちょっと質問すればすぐに解決するので、黙っていないでおしゃべりになること。科学の知 識はいらないが、思考力は多少使う。事実を一つ一つ観察して理解し積み上げていく。その過程で柔軟な思考力を身につける。
評価方法
この授業の目的は知識を仕入れることではなくコンピューターを使うという生活習慣を身に付けることである。生活習慣を 直接チェックするのは難しいから試験はしないが、そのかわりに、練習が継続的にできているかどうかを見る。そのため、作 業内容をメールで報告する必要がある。これは毎週でもよいし、2週ないし4週分を一括して提出してもよい。
教材
教科書: C言語入門の入門(URL – file:///cc2000.kyoto-su.ac.jp/NF/class0/tanigawa/materials/oyo/text/Intro C.pdf) 参考URL: Logo言語(file:///cc2000.kyoto-su.ac.jp/NF/class0/tanigawa/materials/oyo/text/Logo-Primer)
参考書等: B.W.カーニハン, D.M.リッチー 『プログラミング言語C ANSI規格準拠』 (共立出版、1989年) 2,940円 久野靖 『UNIXによる計算機科学入門』 (丸善、1997年) 3,780円