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環境マネジメントシステム 環境保全活動の推進体制ミズノでは グループ全体で環境保全活動を推進するために 代表取締役社 をトップとした環境マネジメントシステムを構築しています 環境マネジメントシステムの推進体制としては 代表取締役専務執 役員である環境管理責任者を中 に 関連部 の責任者から構成される

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(1)

モノづくりにおける環境配慮と環境保全

ミズノは、持続可能な社会を実現するために、地球環境の保全が⼈類共通の最重要課題の⼀つであると認識し、25年以上にわたり資源の有効 活⽤、CO2排出量や環境汚染物質など環境負荷低減に向けた取組みを進めてきました。ミズノでは、環境配慮型商品の独⾃の認定基準「ミズ ノグリーングレード」を設け、商品における環境配慮100%をめざしています。素材調達から⽣産、輸送、販売、使⽤、廃棄までの製品ライフ サイクル全体における環境配慮を全社的に推進することで、資源・環境の保全と環境負荷の低減につなげています。

基本⽅針

ミズノ環境⽅針

ミズノ株式会社およびミズノグループ各社は、"持続可能な社会"を実現するために、地球環境の保全が⼈類共通の最重要課題の1つである ことを認識し、「健やかなスポーツシーンを⼈へ・地球へ」のスローガンのもと、すべての事業活動と⼀⼈ひとりの⾏動において、地球環 境保全に積極的に貢献していきます。

1.環境汚染の防⽌

化学物質による⼈や環境・⽣態系への影響を減らします。

廃棄物の削減とリサイクルに努めます。

2.持続可能な資源利⽤

限りある資源の有効活⽤に努めます。

3.気候変動の緩和

温室効果ガスの排出削減に努めます。

4.社会との共⽣

環境に配慮した商品・サービスの開発と提供に努めます。

地域社会とのコミュニケーションを広げていきます。

⽣物多様性保全への取り組みに努めます。

これらを達成するために、環境⽬標を具体的に定め計画的に⽬標達成に取り組みます。

2016年4⽉1⽇

ミズノ株式会社 代表取締役社⻑

⽔野明⼈

ミズノ⻑期環境⽬標

COP21で2020年以降の温暖化対策の枠組みに合意されたことを受け、ミズノでは「ミズノ⻑期環境⽬標」として海外事業所を含むミズノグ ループで、「2030年に2013年⽐でCO2排出量を30%削減」を策定し、環境保全活動を推進しています。

2017 年度 パフォーマンス ハイライト

ミズノグローバルでのCO2排出量(前年度⽐) 10.9%削減

ミズノグリーングレード認定商品(環境配慮型商品)

売上⽐率91.9%

産業廃棄物ゼロエミッション

ミズノテクニクス⼯場全てで達成 シューズ箱の仕様変更による紙使⽤の削減量

876トン

(2)

環境マネジメントシステム

環境保全活動の推進体制

ミズノでは、グループ全体で環境保全活動を推進するために、代表取締役社⻑をトップとした環境マネジメントシステムを構築しています。

環境マネジメントシステムの推進体制としては、代表取締役専務執⾏役員である環境管理責任者を中⼼に、関連部⾨の責任者から構成される

「Crew21」委員会で、環境⽅針の策定・改訂、短期・中期・⻑期環境⽬標の設定や⽬標達成のための具体的施策などを討議しています。

Crew21委員会は定期的に開催され、全社的にコミュニケーションをとりながら、環境保全活動を進めています。

また、環境配慮型商品の企画・開発、サプライチェーン全体で環境に配慮したモノづくりを推進するためにエコ商品開発プロジェクトを設置 し、Crew21委員会と連携して取り組んでいます。

環境推進体制

ミズノ地球環境保全活動< Crew21 >の歩み

ミズノでは、全ての企業活動が環境に影響を与えていることを⾃覚し、地球環境及び地球環境の保全に貢献することを⽬的に、1991年9⽉に 地球環境保全活動「Crew21プロジェクト」を発⾜させ、25年以上にわたって環境保全活動に取り組んできました。Crew21は、

ConservationofResourcesandEnvironmentalWave21の頭⽂字をとったもので、宇宙船地球号の乗組員(Crew)としての役割を担い、

資源と環境の保全活動を実践していこうという思いが込められています。

ISO14001 の認証取得

ミズノでは1997年に国内の主⼒⼯場であるミズノ養⽼⼯場(現ミズノテクニクス㈱)がスポーツ業界として初めてISO14001の審査登録を し、その後国内の事業所へ展開、2004年には海外最⼤の⽣産拠点である上海ミズノで、2008年には台湾ミズノでも認証を取得しました。ま た、2015年にはグループに参⼊したセノー株式会社および株式会社セノテックにおいても認証を取得しました。

ISO14001認証取得拠点⼀覧

国内 海外

ミズノ株式会社

・⼤阪本社・東京本社・名古屋⽀社・九州営業所・淀屋橋店・エスポートミ ズノ

ミズノテクニクス株式会社

・本社養⽼⼯場・波賀⼯場・⼭崎ランバード⼯場

・氷上⼯場 セノー株式会社

・松⼾本社・福岡⽀店 株式会社セノテック 

上海美津濃有限公司 台灣美津濃股份有限公司 Crew21の歩み(年表)

(3)

環境監査

ISO14001に基づき、ミズノグループでは内部監査およびと認証機関による審査を年に1回ずつ実施しています。2017年度は認証機関による 審査では重⼤な不適合はなく、軽微な不適合についてはすでに是正し、ISO14001:2015年版への移⾏が認められました。

内部監査の指摘(件) 外部審査での指摘(件)

重⼤な不適合 17 0

軽微な不適合 20 3

改善の機会 5 9

改善の機会とは「より良くするための改善アドバイス」であり、その内容を吟味の上、対応しています。

環境監査の指摘件数

環境法規制への対応

ミズノでは環境法令の遵守のために、環境マネジメントシステムを有効に活⽤し、事業内容から想定される環境リスクを特定しています。特定 されたリスクについては、設備・施設の定期的な保守点検や緊急事態への対応訓練などを実施し、事故の未然防⽌とリスクの最⼩化を図ってい ます。

なお、2017年度は重⼤な環境法規制違反はありませんでした。

環境教育

ミズノグループでは、従業員⼀⼈ひとりの環境意識の向上のため、全社員に向けての環境教育を実施しています。部⾨ごとに実施している各部 教育では、ミズノの環境保全活動に対する考え⽅や⽬標を周知するとともに、毎年のトピックスについて、幅広く学びます。

また、各サイトでは廃棄物管理者や有機溶剤使⽤者への教育など、業務上必要なスキルや知識の向上を⽬指した専⾨教育も実施しています。

(4)

ミズノグリーングレードにおける環境影響の緩和

ミズノでは、全商品を環境配慮型商品とすることを⽬指し、ミズノ独⾃の環境配慮型商品認定基準である「ミズノグリーングレード」を2010 年に構築し、商品を通じた環境影響の緩和を進めています。「ミズノグリーングレード」は、素材調達から廃棄までの製品ライフサイクル全体

(素材調達、⽣産、輸送、販売、使⽤、廃棄)の環境配慮項⽬について点数評価し、獲得ポイント合計によりゴールドメダル、シルバーメダ ル、ブロンズメダルを認定する仕組みです。認定を受けるためには、各段階において⼀定以上のスコアを獲得する必要があります。

ミズノが独⾃の環境配慮型商品認定基準として「ミズノグリーングレード」を構築・導⼊した背景には、環境配慮型商品の開発と共に、ミズノ 商品に係わる⼈々が⼀体となって環境配慮を追求する⾵⼟の醸成という狙いがありました。ミズノでは、シューズやウエアだけでなく、様々な スポーツ関連アクセサリーも製造しています。また、その製造には、ミズノの社員だけでなく、素材メーカーや取引先等、様々な⼈々が関わっ ています。販売数が多く影響が⼤きな商品はもちろんのこと、垣根なく全商品について環境への配慮を求め、またその商品の製造に携わる⼈々 の努⼒を評価する仕組みを構築することで、各商品におけるイノベーションにつなげ、ミズノ全体としての環境影響削減につなげています。

ミズノグリーングレード 主な評価項⽬と認定商品例

主な評価項⽬

素材調達 環境負荷の少ない材料の選択

・再⽣プラスチック、オーガニックコットン、植物由来原料など

⽣産 材料使⽤量の削減

環境負荷の少ない⽣産技術

輸送・販売 包装資材の削減

輸送時のCO2削減

使⽤・廃棄 冷暖房の「省エネ」に貢献するウエア 寿命の延⻑になる耐久性」の向上 温暖化する環境でも快適な運動をサポート

その他 禁⽌物質の不使⽤

認定商品例:WAVE PROPHECY 7 NOVA

このランニングシューズは、ひまし油を原料とした素材をソールプレート部分に採⽤しています。この素材は、従来のプラスチックと⽐較し て、製造段階で排出されるCO2を削減できるほか、プラスチックの製造に必要な⽯油を節約することができます。植物由来原料は、限りある 資源である⽯油の使⽤量を減らし、焼却処分する際のCO2排出量を低減するなど、環境への負荷を減らすことができます。

ミズノグリーングレード売上⽐率

2017年度全商品の売り上げに占める環境配慮型商品の割合は91.9%となりました。(新商品については99.0%がミズノグリーングレード認 定商品) 

今後も継続的に環境配慮型商品の開発、拡販に取り組んでいきます。

素材調達 ひまし油を原料とした環境負荷の少ない材料を選択してい ます。

⽣産 廃材を抑制できる前加⼯製法を利⽤して部品を製造し、廃 材を抑制するために部品⾦型(抜き型)を使⽤すること で、材料使⽤量の削減に取り組んでいます。

輸送・販売 古紙でリサイクルしやすい材料の⼀⾜箱を使⽤していま す。

使⽤・廃棄 耐摩耗性の⾼いラバーを使⽤して⻑く使えるようにしてい ます。

(5)

ミズノグリーングレード認定商品売上⽐率

ミズノグリーングレード認定商品売上⽐率と新商品に占める⽐率

2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

売上⽐率(%) 76.2 81.3 83.2 91.7 91.9

新商品に占める⽐率(%) 96.2 99.4 99.2 98.3 99.0

※新商品に占める⽐率については、全て春夏展⽰会商品におけるデータ

企業ユニフォームの取り組み

ミズノでは、スポーツシーンで培った機能性を応⽤した企業ユニフォームを提供し、建設・製造・運輸業など、様々なワークシーンで快適な労 働環境をサポートしています。近年の企業活動においては、従業員等の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に実施する“健康経営”に取り組 む企業が増えており、従業員のユニフォームにも安全性・快適性を重視する考えが広がっています。さらに、企業の環境配慮への取り組みを⽀

援するため、企業ユニフォームには再⽣ポリエステル素材を採⽤、廃棄の際にはリサイクルすることで、環境負荷の低減に努めています。

2017年度は、再⽣ポリエステル由来の⽷を50%以上原料に含む企業ユニフォームを10企業に対し68万枚供給しました。また、そのうち約 7.3トン分を新たにフェルト素材として⾃動⾞内装材などの再⽣品にリサイクルされました。

今後の課題

2020年までにミズノグリーングレードに認定された環境配慮型商品の売上⽐率100%達成を⽬指し推進していきます。

(6)

エネルギー・GHG排出削減

重要課題

ミズノでは、低炭素社会の実現に向けてグループ全体でエネルギーおよびエネルギー起源CO2排出量の削減に向けた取組みを進めていま す。 

エネルギー使⽤量

ミズノでは⻑期⽬標である「2030年に2013年⽐でCO2排出量を30%削減」」という⽬標を達成するために、様々な活動を推進しています。

代表的なものは、国内外の事業所へのLED設備の拡充です。特に本社ビルや⼯場など、環境負荷の⽐較的⾼い事業所は計画的に導⼊を進め、エ ネルギー使⽤の削減に努めています。また、社⽤⾞はガソリン⾞からハイブリッド⾞に順次切り替えているほか、試験的に電気⾃動⾞を導⼊し て安全性と環境への効果を確認しています。社⽤⾞には「テレマティクス」を使⽤し、⾞両の運⾏状況を⾒える化することで、安全運転への意 識づけだけではなく、燃費の改善やCO2排出量の削減などに役⽴てています。

エネルギー使⽤量 [*b]

単位 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

Scope1 都市ガス 千m 39 39 38 38 41

LPガス t 192 166 105 94 92

重油 kl 112 117 99 100 100

灯油 kl 42 40 39 44 44

ガソリン kl 973 928 858 748 687

軽油 kl 174 167 169 163 154

Scope2 電⼒ 千kWh 11,811 11,362 11,212 11,041 10,675

地域冷暖房 GJ 10,102 9,536 9,517 10,476 10,488

エネルギー起源の CO2 排出量

2017年度のミズノグループ全体でのエネルギー起源のCO2排出量は17,165t-CO2で、前年度⽐で10.9%の削減となりました。中国にある⾃

社⼯場では照明を全てLEDに変更するなど、国外の事業所においても省エネ設備へ切り替えを進めています。今後は再⽣可能エネルギーの調達 を推進することで、さらなるCO2排出量の削減を⽬指します。

エネルギー起源のCO2排出量 [*a]

単位 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

t-CO2 17,101 16,767 16,611 19,275 17,165

原単位指数 9.33 8.96 8.47 10.21 9.26

※2016年から⽶州にある配送センターを算⼊。

エネルギー総使⽤量[*b] 使⽤エネルギーの内訳[*b]

3

(7)

地域別CO2排出量と原単位

国別エネルギー起源のCO2排出状況 [*a]

(単位:t-CO2) 2013 2014 2015 2016 2017

⽇本 10,909 10,399 9,948 9,662 9,260

アメリカ 1,296 1,384 1,545 4,934 4,540

カナダ 214 152 259 205 212

イギリス 697 650 595 555 527

フランス 239 215 294 238 212

ドイツ 157 177 173 182 145

イタリア - 57 68 84 80

中国⼯場 3,114 2,915 2,780 2,536 1,426

中国 160 125 105 106 84

台湾 182 180 219 224 219

⾹港 - 206 252 180 98

韓国 - 157 199 190 181

シンガポール - 15 19 34 35

オーストラリア 133 134 154 145 146

合計 17,101 16,767 16,611 19,275 17,165

※各事業所の過去データの組み⼊れが可能になったため、2013年度より再計算して算出しています。

(8)

その他の間接的な温室効果ガス排出状況

2017年度その他の間接的な温室効果ガス排出量[*b]

今後の課題

Scope1、2だけでなく、Scope3を含めた温室効果ガス排出削減に向けた取り組みを⽬指します。

再⽣可能エネルギーの調達に向けた取り組みを推進します。

Scope カテゴリー カテゴリ名 CO2排出量

(t-CO2)

内訳⽐率

Scope1 ⾃社の直接排出 2,737 0.8%

Scope2 ⾃社の間接排出 6,522 2.0%

Scope3 他者の間接排出 321,294 97.2%

(内訳) カテゴリー1 購⼊した製品・サービス 257,901 78.0%

カテゴリー2 資本財 8,230 2.5%

カテゴリー3 燃料・エネルギー関連 878 0.3%

カテゴリー4 輸送・配送(上流) 8,622 2.6%

カテゴリー5 事業から出る廃棄物 231 0.1%

カテゴリー6 出張 2,300 0.7%

カテゴリー7 雇⽤者の通勤 2,197 0.7%

カテゴリー8 リース資産(上流) 3,964 1.2%

カテゴリー9 輸送・配送(下流) 228 0.1%

カテゴリー12 販売した製品の廃棄 31,520 9.5%

カテゴリー15 投資 5,222 1.6%

合計 330,553 100.0%

(9)

⽔の効率的な利⽤

⽔資源は、事業活動に不可⽋であるだけでなく、地域コミュニティの⽣活や⾷糧⽣産、また、⽣物多様性の維持にも不可⽋です。スポーツ品の 製造においては、原料⽣産や⽣産過程において、⽔への⼤きな影響を及ぼします。ミズノでは、「ドライダイ」技術の採⽤など、⽔使⽤削減の ための取り組みを進めています。

⽔源別取⽔量 [*b]

単位 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

⽔道や⽔道施設 千m 36.3 35.3 40.0 38.3 38.4

地下⽔ 千m 7.8 9.5 7.9 8.4 9.1

総取⽔量 千m 44.1 44.8 47.9 46.7 47.5

排⽔量 [*b]

単位 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

総排⽔量 千m 44.1 44.8 47.9 46.7 47.5

(注)1.2015年度以降はセノーグループを含む

注1

3 3 3

注1

3

「ドライダイ」 の採⽤による⽔使⽤量の削減

ミズノは、「⼤阪マラソン」のオフィシャルスポンサーとして⼤会に協⼒しており、2014年度からは、⽔を⼀切使わずに染⾊する技術

「ドライダイ」を採⽤した環境にやさしいTシャツを参加賞として提供しています。

Tシャツを1枚染めるためには約25リットルの⽔が必要と⾔われており、参加賞Tシャツに「ドライダイ」を採⽤したことにより、1⼤会 につき約80万リットルの⽔を使うことなくTシャツの⽣産をすることができました。

(注)2.通常の⽔を⽤いた染⾊⽅法ではなく、超臨界⼆酸化炭素(CO2)を⽤いて染⾊する⽅法。

注2

(10)

有害化学物質の削減

重要課題

ミズノでは、⼈体や⽣態系に悪影響を与える恐れがある有害化学物質の使⽤の削減、代替化を進めています。各事業所では化学物質のリスクア セスメントを実施し、使⽤している化学物質の種類ごとの危険性・有害性を調査し、リスクの低いものへの代替を進めています。

なお、2017年度は、ミズノの⽣産⼯場からの重⼤な有害化学物質漏出はありませんでした。

※ミズノにおける安全で適正な品質の製品を提供するための有害化学物質管理の仕組みについては、「製品責任」ページでもご紹介しておりま す。併せてご参照ください。

有機溶剤(トルエン)の排出量削減

ミズノは、労働者の健康への影響をより少なくする対策として、シューズの製造で使⽤する溶剤の代替化を進め、トルエンの排出量の削減に 努めています。

トルエン排出量 [*e]

単位 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

トルエン排出量 kg 1,088 1,100 943 655 1,200

[*e]国内製造拠点のデータに基づき算出(セノーグループを除く)

PCB の保管

PCB処理特別措置法では、PCB廃棄物を保管する事業者に対して、毎年の保管状況等の届出及び2027年3⽉までに処分することが義務付けら れています。ミズノでは、2017年度中に、使⽤済みのPCB含有コンデンサー1基を適切に処分し、⾃治体に処分状況を届け出ました。

今後の課題

製品の企画段階から、有害化学物質を含まない材料を使⽤することを徹底します。

有機溶剤を使⽤しない塗料・接着剤への変更を最終⽬標としています。すぐに変更できない場合には、有害性が低い溶剤への変更を進めます。

(11)

廃棄物の削減

重要課題

環境汚染の防⽌や持続可能な資源活⽤を実現するために、製品の設計、製造、使⽤、廃棄に⾄るライフサイクルを通じた廃棄物の削減に取り組 んでいます。また、各事業所から排出される産業廃棄物はマニフェストのチェック、定期的な現地確認等を通し適切に処理されるよう管理して います。産業廃棄物を適切に管理するために主要な事業所では電⼦マニフェストの運⽤をしています。

廃棄物総重量 [*b]

単位 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

産業廃棄物 t 264.1 248.5 471.1 474.8 419.1

⼀般廃棄物 t 40.4 40.0 38.0 50.1 42.7

(注)1.2015年度以降はセノーグループを含む

拠点別 産業廃棄物総重量[*b]

(注)1.2015年度以降はセノーグループを含む

ゼロエミッションに向けた取組み

ミズノでは、国内⽣産拠点においてゼロエミッションを⽬指し、廃棄物の総量削減の取り組みとともに、リユースや分別を徹底すること、また 事業所間で情報を共有して廃棄物から有価物にすることを進めています。2017年度は⽊製バットの削りかすを、ボイラーなどの燃料となる⽊

質ペレットへ加⼯する機械を導⼊しました。

また、これまで産業廃棄物として廃棄していたカーボン製品の端材を、リサイクル材料として有価販売を開始しました。この販売先では、新た に開発した技術により、他の⽅法に⽐べて低コスト省エネルギーで、形態、品質が優れた炭素繊維を再⽣しています。

(注)1.⼀般廃棄物はゼロエミッションの対象として含んでいません。

国内⽣産拠点(4⼯場)における処分⽅法別廃棄物の総重量と廃棄物有価取引 [*e]

単位 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

産業廃棄物 焼却・埋⽴ t 0.08 0.00 0.00 0.00 0.00

注1

注1

(12)

有価物 リユース t 11.96 7.31 9.82 3.53 3.47 リサイクル t 244.23 202.91 192.44 188.30 162.19 有価物合計 t 256.19 210.22 202.25 191.83 165.66 排出重量総計 t 364.05 309.35 297.19 294.39 273.37 [*e]国内製造拠点のデータに基づき算出(セノーグループを除く)

包装材料削減の取り組み

⼈に優しく地球に優しいシューズ箱の開発

ミズノは「⼈に優しく地球に優しい」をコンセプトにしたシューズ箱を開発し、2017年春夏モデルからグローバル共通モデルとして採⽤

しました。新しいシューズ箱は、従来のモデルに⽐べて、シューズ箱に使われる紙の使⽤⾯積を24%、廃棄⾯積を60%削減しました。その ことにより、2017年度は箱の製造に必要な紙の使⽤量を876t削減することができました。さらに、種類・サイズを絞り込むことで、倉庫 や店舗での作業効率、管理効率を改善し、また、輸送時のカートンBOXにもフィットしやすくすることで輸送効率の改善を図っています。

今後の課題

製造⼯程での排出削減だけでなく、梱包材やパッケージを削減できるよう商品企画の段階から廃棄物の削減を視野に⼊れて推進していきます。

これまで⽣産拠点を中⼼に廃棄物の削減に取り組んできましたが、そのノウハウを⽣かし特に廃棄物の排出量の多い⾮⽣産拠点にも活動を広げて、廃 棄物削減に取り組んでいきます。

まだ電⼦マニュフェストの運⽤ができていないセノーグループの⽀店に対して、導⼊を推進していきます。

(13)

環境コミュニケーション

ミズノグループは、ステークホルダーとのコミュニケーションを図るため、CSR報告書やSNSなどによる情報の公開や発信、地域コミュニテ ィにおけるイベントへの協賛、出展、⼯場⾒学の受け⼊れなど様々な取り組みを実施しています。

環境情報の開⽰

ミズノではこれまで環境情報をCSR報告書やWebサイト上で開⽰してきましたが、2015年度発⾏分より紙資源の削減のため、冊⼦による発

⾏をやめ、Webサイトのみでの開⽰としました。CSR報告書は⽇本語、英語、中国語の3か国語で対応しています。Webサイト上に開⽰して いる情報は、PDFでダウンロードすることができます。

オンラインショップでの「ミズノグリーングレード」の発信

ミズノでは、全商品を環境配慮商品とすることをめざし、ミズノ独⾃の環境配慮型商品認定基準である「ミズノグリーングレード」を2010年 に構築し、商品を通じた環境影響の緩和を進めています。ミズノグリーングレードは、獲得ポイントの合計により、ゴールドメダル、シルバー メダル、ブロンズメダルを認定する仕組みになっています。認定された結果は、ミズノ公式オンラインショップ「MIZUNOSHOP」の商品ペ ージに機能の1つとして表⽰することでお客様に訴求しています。

ATC グリーンエコプラザへの出展

ミズノ⼤阪本社に隣接する、ATC「アジア太平洋トレードセンター」内にある、「おおさかATCグリーンエコプラザ」に常設ブースを設置し ています。おおさかATCグリーンエコプラザは、循環型社会づくりに貢献することを⽬的とした、最新のビジネスを広く紹介する環境常設展⽰

場で、多くのビジネスマンの交流の場、⼩学⽣から⼤学⽣まで、様々な学校の環境学習の場としても利⽤されています。常設ブースではミズノ の環境配慮型商品の事例や、⼯場におけるモノづくりでの環境配慮などを紹介しています。

おおさかATCグリーンエコプラザ

⼯場⾒学

養⽼⼯場、氷上⼯場、セノテックの3⼯場にて合計42回(合計約1,200名の参加者)の⼯場⾒学を⾏い、モノづくりのノウハウや⼯場内3S の状況を⾒学者に⾒ていただきました。また⾒学後の質疑応答を通してもミズノグループの「良いものをつくる」姿勢や伝統を知っていただき ました。

世界環境デー

ミズノでは、6⽉5⽇の世界環境デーを受けて、6⽉をミズノ環境⽉間と定め、1997年から国内外の事業所においてクリーンアップ活動を実施 しています。2017年6⽉の環境⽉間には国内23事業所、海外17事業所にて事業所周辺清掃を実施しました。⼜、環境⽉間だけでなく、⾃治 体が推進する地域団体での清掃会などにも協⼒して効率的な清掃を⽬指しています。

(14)

事業活動と環境負荷

事業活動と環境負荷( INPUT と OUTPUT ) [*b]

2017年度の国内での事業活動に投⼊された資源・エネルギーと排出された温室効果ガス・廃棄物などを整理したものです。事業活動に伴って 発⽣する環境負荷を正しく把握し、エネルギーや資源の効率的な利⽤をすすめています。

※はセノーグループを除く

(15)

環境会計

環境保全コスト

2017年度の環境保全コストでは、投資額は前年から約2,600万円増加の6,698万円、費⽤額は前年とほぼ同額の1億3,355万円となりまし た。2017年度はさらなるLED照明の拡充や、省エネタイプの空調設備への⼊替などによる投資がありました。主な費⽤は、廃棄物の再資源化 へのコスト、環境配慮型商品の開発・研究にかかるコスト、EMS活動の運⽤にかかる管理コストです。

2017年度環境保全コスト [*b]

単位(万円)

環境保全コストの分類 主な取り組みの内容 2017年度実績

投資額 費⽤額

(1)事業エリア内 コスト

5,717 5,197

(1)-1公害防⽌コス ト

点検及び検査・分析費⽤ 0 535

(1)-2地球環境保全 コスト

省エネ機器の導⼊費⽤ 5,717 761

(1)-3資源循環コス ト

廃棄物の再資源化 0 3,901

(2)上・下流コスト 再商品化委託契約、グリーン調達費⽤等 0 689

(3)管理活動コスト ISO14001管理費⽤、外部コミュニケーション費⽤、環境広告宣 伝費⽤

0 4,855

(4)研究開発コスト 環境配慮型商品の研究開発費⽤など 981 2,478

(5)社会活動コスト 事業所周辺のクリーンアップ、どんぐりの会への寄付など 0 136

(6)環境損傷対応コスト 0 0

(7)その他の環境保全に関連するコスト 0 0

総 額 6,698 13,355

環境保全対策効果

2017年度環境保全対策効果 [*b]

削減効果(物量効果)

環境側⾯ 単位 2016年度実績 2017年度実績 削減効果 前年度⽐

省エネルギー

・省資源

電⼒ 千kWh 11,041 10,675 366 96.7%

都市ガス類 千m 38 41 -3 107.9%

ガソリン・軽油 kl 911 840 71 92.2%

灯油 kl 44 44 0 100.0%

重油 kl 100 100 0 100.0%

上⽔ m 46,721 47,490 -769 101.6%

⼀般廃棄物焼却量 t 50 43 7 85.2%

産業廃棄物排出量 t 132 125 7 94.4%

集計期間:2017年4⽉〜2018年3⽉

3

3

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