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家庭の食事時間の過ごし方におけるコミュニケーションと子どもの発達 [ PDF

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Academic year: 2021

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(1)家庭の食事時間の過ごし方におけるコミュニケーションと子どもの発達 キーワード:食事,作る,集う,満足度,五感,ふれあい 発達・社会システム専攻 横山 知子 1.はじめに. る事により子どもの満足度が高まり、そのため相乗. 本研究は、子どもの食事時間の過ごし方を実証的に検. 効果として家族団らんの時間も延長される。子ども. 証することによって食事時間が多機能な時間であること. の満足度が高まることにより、子どもは、その楽し. を明らかにしたものである。. さの中で自主的・自発的対話がうまれコミュニケー. 食事に関する先行研究としては、食事に関する意識・. ショントレーニングの場となる。. 食に関する意識などが大部分を占めている。食事時の過. (3) 自ら作ったものを他人から「おいしい」と感謝さ. ごし方・親子間の会話・食事が多機能な時間であるとい. れるとコミュニケーションの相互作用性によって. う先行研究については、第2章でふれている。. 行動意欲が高まり生活技術が向上する。. 現在、子どものコミュニケーション能力の低下が様々 なところで問題となっている。子どものコミュニケーシ ョン能力育成の基盤は家庭であると考えられるが、最近 の虐待、引きこもり、家庭内暴力などの増加というデー ターを見ると、果たして家庭の教育力は充分その機能を 発揮しているかという疑問を生じる。 食事においても、最近の食生活を巡る環境は、一年を 通して豊富な生鮮食品が店頭に並び季節を感じなくなり、 加工食品や調理済み食品があふれている。また、テイク アウトや外食産業も増大している。一方で女性の社会進. (4) 大人のコミュニケーション能力が高いと子どもの コミュニケーション能力も高くなる。 (5) 食事時の会話が多ければコミュニケーション能力 は向上する。 (6) 食事を「作る」 「集う」を大切にすることにより、 子どもは親から様々なコミュニケーション教育を 受け食事の需要性とコミュニケーションスキルを 習得することが出来る。 以上の仮説に基づき本研究では、以下のような内部構 成をとる。. 出、学習塾の増加といった状況では、ライフスタイルの. 第1章では、子どものコミュニケーション能力育成の. 多様化によって、個人として過ごす時間が増え、家族が. 基盤が家庭であるとし、家庭で育成されるコミュニケー. 一緒に食事を囲む(団らん)ことを減少させてきた。そ. ション能力とは何か、それはどのようにして育成される. の結果として、子どもたちが従来、食事時間に親から習. のかを昭和 21 年と平成 13 年の 12 歳の子どもの日記を. 得していた生活スキルやコミュニケーション能力を学習. 比較することによって、実証的に検証し、家庭でのコミ. することが難しくなってきたと考えられる。. ュニケーション教育の実態とその問題点を明らかにする. 本論は、そのような状況のなかで食事時間という時間. ものである。. が、本来子どもにもたらしていた教育的機能が現在も機. 第2章では、食事をとることによって体得できる様々. 能しているのかという疑問をふまえ、食事にかかわる家. なコミュニケーションについて考える。食事時間におけ. 族のコミュニケーションの実態を検証し研究を進めてい. る「作る」 「集う」ことを通してコミュニケーション能力. くものとする。. の「促進要因」 「阻害要因」を検証していく。. 検証方法としては、中学校1年生に「家庭における食. 第3章では、家庭科教育の中で、食事を「作る」こと. 事時間の過ごし方」についてのアンケート調査とインタ. に関することについて、その歴史からもわかるように健. ビュー調査を行う実証的方法で行うことにより、現実的. 康と栄養面など知識・技術としてだけの指導しかなされ. な問題意識を明らかにしたいと考えた。. ていない。食事は、人間にとって栄養を摂取するだけで. そこで、本研究では以下のような6つの仮説を立て、 それを実証的に明らかにすることとした。 (1) 親子で共に作るという体験によって、子どもの非 言語コミュニケーション能力は向上する。 (2) 人間の本能である「食欲」と同時に会話を共有す. はなく、社会性を養う上でも重要なものと考えられる。 地域に密着した寄り合いの食事・伝統食の伝授・儀式等 人々が集まっての食事は社会性を必要とする、コミュニ ケーションの場である。この日常生活にみんなで食べる ということが子どもの社会性の育成につながっていくの.

(2) である。「コミュニケーション能力を養うためにはこの. は、その基盤として家庭で育成されるコミュニケーショ. 社会力が必要である。 」 ということについて考えてみたい。. ン能力の資質として、次の四つ資質・能力の総合力とし. 第4章では、中学生の食事時間における家族での過ご. てとらえられる。. し方について、アンケートをとり、家族とのコミュニケ. ①自己を認識する力である自己認知力. ーションがどのようになされているかを調べ、その後よ. ②相手の主体性を認め他者と協調することができる. り具体的な実態を現実的に検証し、把握するためにグル ープによるインタビューを行い問題点を抽出する。. 力である他者認知力 ③自らの置かれている状況を的確に判断できる状況 判断力. 2.本文. ④他者を思いやることができる力である思いやり. 1)家庭におけるコミュニケーション能力の育成につい ての年代比較. 2)食事における多様なコミュニケーション能力. 子どものコミュニケーション能力育成の基盤が家庭. 食事時間の親子間の会話や過ごし方など、食事が多機. であるとし、家庭で育成されるコミュニケーション能力. 能な時間であり、食事をすることによって体得できる. とは何か、それはどのようにして育成されるのかを昭和. 様々なコミュニケーションについて考えた。食事時間に. 21 年と平成 13 年の 12 歳の子どもの日記を比較すること. おける「作る」 、 「集う」を通して、コミュニケーション. によって実証的に検証し、家庭でのコミュニケーション. 能力の「促進要因」 、 「阻害要因」を先行研究をもとに検. 教育の実態とその問題点を明らかにした。 昭和 21 年時の. 証していった。. 子どもが自らの家庭内の役割や自分の置かれている現状 を主体的に把握し判断して行動を起こしていたのに対し、 現代(平成 13 年)の子どもにはそのような主体的能動的 判断や行動が見られないことがわかった。. 食事を「作る」という触感体験を通して、コミュニケ ーション能力や母の思いやり・食時観・知識を得ていく。 生活の中で、音声と視覚、触感体験で毎日繰り返し行 うということによって、相手の気持ちが分かるようにな. これは、家族のコミュニケーションの時間が減少して. ると考える。この他人に対する思いやり・気配りである. いることをはじめ、大人の指導力の低下、子どもの生活. 非言語コミュニケーションは、学校生活・人間関係・将. 体験不足、外食化や個食化による食事スタイルの変化、. 来の仕事など社会生活をしていくにも大きく関わってく. 女性の社会進出による家庭での食事の変化によって、家. る。. 庭での食事を通しての子どもの社会性の育成が阻害さ れている等、様々な原因が考えられる。. 「集う」時間の減少を補うために、限られた食事時間 を楽しく過ごすために必要な会話と大人の心配りについ. 子どもがコミュニケーション能力のスキルを習得す. て述べる。食事時間を楽しく過ごすことができる子ども. るためには、基盤となる対人関係の基礎となるものが必. に対する大人の心配り、思いやりが必要である。また、. 要であり、それが家族であると考えられる。. 子どもたちが楽しめる会話を導き出すことが必要である。. そこで、子どもが家庭で習得する基本的なコミュニケ. 子どもが楽しめないような環境のなかでの食事時間では、. ーション能力の具体的なものについて以下のように提案. 自発的対話はうまれずコミュニケーション能力は向上し. した。. ない。そのためには、大人も含めて子どもが楽しく自ら. ①人を通してのふれあい感覚. 話そうとする話題を引き出す、 「集う」 雰囲気を作り出す. ②日常のモラル感覚 (道徳). ことが重要である。. ③状況を把握し場に沿った言葉遣い(敬語など). コミュニケーション能力のスキルとして特に重要で. ④自ら課題を見つける・判断し行動する主体性. あると考えられるものは、以下の四つであることが検証. これらは、家庭での生活において、親から子へ、大人. できた。. から子どもへと伝達継承されてきたコミュニケーション. ①五感を使って他者と多様なコミュニケーションを. 能力でありスキルである。家族とふれあうような体験を. とることができる. する、食事を一緒につくる、一緒に買い物に行くなど体. ②道徳やモラルを遵守することができる. 験学習は子どもの「ふれあい」感覚を育成する上で重要. ③自らに対して信頼感を持つことができる. であると考えた。しかし、このコミュニケーションスキ. ④ふれあい感覚をもつことができる. ルが方法論・体験学習をさせたとしても体得できるとは. 食事が家族という集団の大切な家庭教育の場であっ. かぎらない。コミュニケーション能力を体得するために. た時代は難しくなったと考える。家族という集団より個.

(3) 人が重要視される時代となり、毎日の生活の中で家族が. 4)家庭と食事におけるアンケート分析. 一緒に何かをすることや家族のために役に立つ等自分の. 中学生の食事時間における家族での過ごし方につい. 役割が減少してきている。それにより、家族の役割分担. てアンケートをとり、家族とのコミュニケーションがど. からコミュニケーションを行うことで体得できていた自. のようになされているかを調べ、さらにより具体的な実. 主性や思いやる心等を学ぶことや、コミュニケーション. 態を現実的に検証し把握するために、グループによるイ. 能力の一連の連続した総合力を身につけ行動することを. ンタビューを行い、問題点を抽出した。. 学ぶことが難しくなっている。 子どもたちの正しい判断力と正しい行動力を身につ. 親子間の会話の全体傾向としては、子どもの学校生活 などの身近な生活に関する内容が多く、旬の食材の話な. ける基礎は、子どもたちの見本である家庭の両親(大人). ど知識を伝達するような内容は少ないことが認められた。. の在り方と環境にあると考え、子どもたちの親である大. 家族との食事の回数、食事時間の雰囲気は会話と関連が. 人の社会性が問われている。. あり、食事中の会話が多ければ親子関係のコミュニケー ション能力も高いことがインタビューから認められた。. 3) 「総合的な学習の時間」 と家庭科教育にみるコミュニ ケーション能力の育成. しかし、会話が少なくても家族の中で食事作りや妹の面 倒を見るなど役割があれば、人間関係を保つ手段になる. 家庭生活での食事時間及び家族とのコミュニケーシ. と考えられる。家族の中の役割は、なくてはならない存. ョンの場である食事を役立てるために、学校ではどのよ. 在としての自信につながることがわかった。日頃、家族. うなことを行っているのか、ということを「技術・家庭. があまりコミュニケーションがとれずバラバラであって. 科」と新しいカリキュラムである「総合的な学習の時間」. も親のがんばりを見て育つと、子どもも家族のために役. の家庭科領域を中心に実践事例を分析した。. に立とうとする気持ちが生まれるのである。この自発性. 生徒は、日常生活の中から課題を見つけ、様々な学習 した知識を実生活の中に取り入れ、させられる学習では なく自ら進んで学ぶ学習から、実社会の多様性を学ぶこ. を育てていくことが大人の役割であり、家庭の課題であ ると考える。 調査の結果からも、食事の時間にことば遣いやしつけ、. とができていた。また、学習の成果を友達に発表するた. 広い社会や知識文化などを伝達するような傾向は少なく. めの学習課程が子どもの資質・向上につなげることがで. なっていると思われる。しかし、楽しい会話である友だ. きた。家庭では、学校で行われる調理実習を家族も把握. ちや学校での出来事中心の会話であっても、聴き方や話. でき、楽しみにしていると期待されているところから、. の進め方、話の内容によっては子どもたちにとって嫌な. 家族間の会話がふくらんでいき実際に学校で作ったこと. 会話になってしまう。これは、大人のコミュニケーショ. の復習として、家族の食事を作ろうという意欲につなが. ン能力形成の問題である。. った。 食事は、人間にとって栄養を摂取するだけではなく、. 全体的に家庭の教育力がかなり低下しているため、家 族とのコミュニケーションの頻度が高くても、子どもの. 社会性を養う上でも重要なものと考えられる。しかし、. コミュニケーション能力の向上につながらないことが明. 歴史的にみると食事を「作る」ことに関することについ. らかになった。この原因としては、子どものコミュニケ. て家庭科教育の中では、健康と栄養面など知識・技術と. ーションの手本となる親のコミュニケーション能力や社. してだけの指導しかなされていなかった。. 会性自体が低下しているためではないかと考えられる。. 「技術・家庭科」の学習内容は、生徒の学習に対する. つまり、親自体の子ども時代に、既に家庭でのコミュニ. 興味・意欲をかき立てる内容でなければならない。生徒. ケーション能力の育成が阻害されていたためではないか. の興味関心がある学習内容とは、生徒の日常生活との関. と考える。. わり、学校における学習と家庭や地域における実践が結 びつくことのできる題材である。地域の協力は、日常に おける家庭生活を振り返り家族や家庭内の仕事を見つめ 直すことができるとともに、 再確認することにつながる。 これらの授業内容を計画するのは、あくまで教師であ. 5)結論と今後の課題 本論は、家庭における「食事」を取り上げ、それが子 どものコミュニケーション能力にどのような影響を与え るかを検証することによって、 「食事」 が多機能性を有し、. る。そのためには、教師の力量が、生徒の資質を高める. 子どものコミュニケーション能力の育成に重要な役割を. とともに能力を育成することにつながるということが検. 担うものであることを明らかにしてきた。. 証できた。. 子どもが家庭での食事時間でどのような社会性を習得.

(4) しているのか、それは時代とともにどのように変化して. 年齢とコミュニケーション能力との関係を明らかにする. きたのかを、昭和 21 年と平成 13 年の小学6年生の日記. ことができなかった。また、家庭での食事についての調. を比較することで検証した。昭和 21 年時の子どもが自. 査も子ども側からのみ実施し、親側のコミュニケーショ. らの家庭内の役割や自分の置かれている現状を主体的に. ン能力や食事の実態を把握できなかった。そこで、この. 把握し判断して行動を起こしていたのに対し、現在(平. 二つを次回の研究課題とし、それらを明らかにすること. 成 13 年)の子どもにはそのような主体的能動的判断や. によって、家庭における「食事」のコミュニケーション. 行動が見られないことが解った。この原因としては、外. 能力や社会性の育成という役割をより詳細に検証したい. 食化個食化による食事スタイルの変化と女性の社会進出. と考えている。. による家庭での食事の変化によって、家庭での食事を通 しての子どもの社会性の育成が阻害されていることが考. 6)参 考 文 献. えられる。. 1.. 「家族の意志決定−生活の質の向上のために−」. また、子どもは、まず家庭で基盤となるコミュニケー. 1985 年 家庭教育社. ション能力を育成すると考えられるが、その基盤となる コミュニケーション能力を構成する資質・能力として①. B.ポウルチ O.Aホール N.Wアキシン共著. 2.. 足立 己幸 中村 晴彦 増田 淳子 「子どもた. 自己を認識する力である自己認知力②相手の主体性を認. ちのための食事教育−子ども・先生・親が描く“グ. め、他者と協調することができる力である他者認知力③. ルメ”時代の学校給食 1992 年 群羊社. 自らの置かれている状況を的確に判断できる状況判断力. 3.. は終わったのか 2001 年 豊文社. ④他者を思いやることができる力である思いやりの四つ が必要であることが明らかになった。. 4.. ター. であると考えられるものは、①五感を使って他者と多様 5. 6. 7. 8.. コミュニケーションスキルを習得することが出来る。 」 は、 実証できなかった。このことから、家庭の教育力がかな り低下しているため、家族とのコミュニケーションの頻 度が高くても子どものコミュニケーション能力の向上に. 寛子ほか「食生活と文化」. (財)外食産業総合調査研究センター編 「日本の 片岡 徳雄 「子どもも感性を育む」 1990 年 日 門脇 厚司 「子どもの社会力」 1999 年岩波書 店. 『作る』 『集う』を大切にすることにより、子どもは親か ら様々なコミュニケーション教育を受け食事の需要性と. 石川. 本放送出版協会. 時間を過ごしてもコミュニケーンョン能力のスキルは向 上していない。 」という結果が出て、仮説(2) 「食事を. 公子. 食文化と外食産業」1992 年ビジネス社. であることが検証できた。 第4章でのアンケート調査では、「家族で楽しい食事. 河野. 1989 年 開隆堂出版. ルを遵守することができる③自らに対して信頼感を持つ ことができる④ふれあい感覚をもつことができるの四つ. 小笠原 ゆ里 「家政学・家庭科教育実践講座 家 庭教育と子どもの成長」 1989 年 教育出版セン. 次にコミュニケーション能力のスキルとして特に重要 なコミュニケーションをとることができる②道徳やモラ. NHK「日本の宿題」プロジェクト 「学校の役割. 9.. 栗原 彬 「やさしさの存在証明」1996 年 針曜 社. 10. 小泉. 和子. 「昭和のくらし博物館」. 2000 年. 河出書房新社 11. 古林 トミ 寺元 芳子ほか 「楽しい会食と調理. つながらないことが明らかになった。 この原因としては、. −快適で個性的な生活を目指して−」1989 年 開. 子どものコミュニケーションの手本となる親のコミュニ. 隆堂出版. ケーション能力や社会性自体が低下しているためではな いかと考えられる。 つまり、親自体の子ども時代に既に家庭でのコミュニ ケーション能力の育成が阻害されていたためではない かと考える。 このように序章で提示した仮説は(2)を除き、全て 実証されたといえる。 しかしながら、今回の調査が中学1年生に対してのみ 実施し、2 年生、3年生については行っていないため、. 12. 酒井 豊子 「家政原論」1991 年放送大学教育振 興会 13. 坂本 佳鶴恵「 〈家族〉イメージの誕生」 1997 年 新曜社 14. 坂本光男 斉藤春雄 小・中学生をもつおやへ親が 1994 年労働旬報社. 育てる子どもの魅力 15. 桜 井. よ い こ. 「 大 人 た ち の 失 敗 」. 2000 年 PHP研究所 16. 文部省 学習指導要領 昭和54年.

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参照

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