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第4回安曇地域協議会会議録

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平成18年度第4回安曇地域協議会会議録(要旨)

開催日時 平成18年11月14日(火) 午後1時30分∼4時35分 場 所 支所2階 大会議室

出席者

委 員:11名(欠席4名) 加藤会長、上條副会長、相澤、大野 奥原、加藤(淳)上條、齋藤(正)

齋藤(志)、筒木、良波

(欠:小澤、川上、忠地、藤澤)

職 員:高山支所長、上條、小池、有馬 大野、中平課長、齋藤総務係長 秋山主任

本庁職員:伊藤総務部長、水上行政管理

課長、横内課長補佐、忠地課長 補佐

三沢体育課長、百瀬係長

1 開 会

2 あいさつ(協議会会長)

高山支所長:安曇地区の取組状況

3 議 事(議長:会 長)

議 長:議事に入ります。協議事項の「ア」の説明をお願いします。

健康福祉課長:安曇区域弱視、斜視等矯正補装具購入補助金交付要綱の廃止について説明 趣旨:費用負担の新たな制度が施行されたのに伴い、現行制度を廃止したい。

現行制度概要:安曇区域の就学前児童で弱視、斜視等の矯正が必要な者に対し、補装具購 入費用に相当する額(1万円を限度)を補助

現行制度での補助金交付状況:平成14年度の制度施行から本年度10月までの補助実績 年間2件

新制度の概要:平成18年4月1日から医療保険による療養費(補装具等)の適用

・対象は9歳未満の小児、支給額は児童福祉法に基づく基準価格の103 /100に相当する額を限度、支給方法は償還払い方式

:平成18年4月1日(改正)から松本市福祉医療給付金条例による医療費 助成(所得制限廃止)

・対象は就学前児童、支給額は算定費用から医療保険者負担額を控除した 額、支給方法は申請による

(2)

A 委 員:児童の眼科検診はあるのか。 健康福祉課長:検診は行います。

A 委 員:参考として合併調整事項を資料に明記されたい。

議 長:調整方針に基づいて出されたことが分かるようにということです。 健康福祉課長:調整事項ではなく、市条例そのものを変えるものです。

A 委 員:協議書にある「当面の間、安曇村の現行のとおりとする。」という部分を書いておいてほ しいと言うこと。

議 長:他の案件についても、合併調整項目については調整事項の内容の記載をお願いします。 この件は了承ということでよろしいでしょうか。

次に、議題の「エ」を先に協議します。

総務 課長:松本市消防団第29分団と第30分団の統合の承認について説明

趣 旨:予てから懸案であった第30分団の第29分団への統合について、本団総務委等 で承認されたので当協議会での承認をお願いするもの。

経過説明及び当協議会での承認後の予定説明 議 長:ご質問はありますか。

B 委 員:31分団は30分団になるのか。 総務 係長:欠番になります。

C 委 員:経過(4)のところ、町会としての意見等はどうなっているか。

総務 係長:各町会には昨年から話をしてきており、各町会、分団共に了承しています。

D 委 員:稲核は消防会がある。今以上に連携を取れる方法がないか検討されたい。消防会が活動 しやすいようにお願いしたい。

総務 課長:活動が継続できるよう対応を検討します。 議 長:よろしいでしょうか。

C 委 員:30分団は欠番のまま行くのか。 総務 課長:取扱は確認します。

支 所 長:安曇地域だけでなく、後に奈川、梓川が続いているので欠番になると思います。

議 長:よろしいでしょうか。現場で頑張ってくれている人達の要望もあるので、承認というこ とでよろしいでしょうか。

協議事項「イ」の平成18年度行政改革の取組み状況についてお願いします。 総務 部長:貴重なお時間を頂きありがとうございます。

先月の末に17年度の決算の認定を頂き、現在は、来年度に向けて実施計画、新年度予 算編成、行政改革の関係で庁内の最終的な調整をしており、これから12月市議会、2月 市議会で具体的な予算化等を進めていく段階です。

行政改革は、国も県も各市町村も避けて通れない一つの道である。

行政改革の最大が、合併との言われ方をしているが、日本の人口が高齢化になり、これ に係る扶助費等の経費に係る財源を生み出すには行政改革をある程度進めなければいけな い。

松本市も平成5年度から行政改革に本格的に取組みをしてきた。

(3)

り、合併前までの12年間で300人の見直しを実施してきた経過がある。合併に伴い4 村の職員が約300人で、平成5年の時に戻った。第5次行政改革の中では、平成22年 までに112人の減員をしたいという具体的な数字を掲げ、人の問題だけではなく、事務 事業を含めて来年度の行政改革の概要を集約してきました。

今日は、特に支所関係に係る来年度の形と20年度の方向性を提案させていただき、地 域のご意見をお伺いし、また議会等にもお諮りして最終的な方向を出して行きたいのでよ ろしくお願いします。

資料の説明は担当課長がします。

行政管理課長:行政管理課長の水上明です。よろしくお願いします。

先ず、趣旨ですが、平成18年度の行政改革で取組んでいる平成19年度の支所機能の 見直し内容と今後のあり方をご説明し、特に平成20年度の見直しの内容につきましてご 理解とご協力をお願いします。

合併地区の支所のあり方については、四つ段階を踏みながら地区の意見をお聴きして見 直しを進めていくこととしております。

第1段階は、保育、税務部門の本庁統合で、本年度実施しました。 第2段階は、教育、上下水道、観光商工、建設農林部門の統合 第3段階は、環境、福祉部門の統合

第4段階は、地域の特色ある部門の統合

これに合わせて、第2段階からは支所組織の統合、事務の嘱託化を進める考えでいます。 平成19年度の各支所の見直し内容についてご説明します。

基本的な考え方は、

・組織については係を統合し、担当制へ移行したいということ。

・要員、職員の関係については正規職員の嘱託化を進めたいということ。

・事務事業では支所と本庁の事務分担の見直しをし、19年度は支所課長の専決金額の 見直しをしました。

組織の見直しは、安曇支所は観光商工課の3係を統合して担当制としたいということ、 要員は、各支所とも係の統合、嘱託職員の活用、支所と本庁の事務分担の見直しを行ない、 4支所合計で17人を減員し、嘱託職員9人を増員します。

安曇支所は、正規4人を減員し嘱託職員3人を増員するもので、正規職員の嘱託化と乗 鞍観光施設事業の本庁・支所の事務分担の見直しによるものです。

事務事業の見直しの概要ですが、4支所共通では支所課長の専決金額の引き上げ、決済 金額を本庁課長の1/2まで引き上げます。また、安曇支所の国際交流事業の本庁統合と 乗鞍観光事業の支所と本庁の事務分担の見直しをします。

平成20年度以降の支所機能のあり方については、都市内分権等を考慮しながら、事務 事業の本庁統合、組織の見直し、適正な要員の配置を検討します。

支所機能の見直しの基本的な考え方は、

(4)

・ 事務事業は、施設の所管を含め、本庁・支所の事務事業担当課の見直し。また、支 所内事務事業の分担の見直し、直営業務の見直しを検討します。

そこで、20年度の安曇支所の見直し案を4ページに示してあります。

組織表は、左側に現在の組織、右側に20年度の組織案を示してあり、現在の組織のと ころにある数字は、現在の正規職員数です。

ご覧のように、1人2人で係、或いは3人4人で課になっているところがあります。 組織の見直し案の基本的な考え方は、各支所の教育課、梓川支所には上下水道課もありま すが、本庁へ統合していきたい。それ以外の課は、現行の5課体制又は4課体制を2課又 は3課に、四賀、梓川は3課、安曇、奈川は2課体制にしたい考えです。

2課体制での担当事務事業は、基本的には地域住民の皆さんに直結する窓口業務、健康 福祉関連業務、観光商工、建設農林等の業務で直接係る業務、維持補修業務については各 支所の所管としたい考えです。

課の名称は仮の名称で、これを叩き台に地域特性を活かした名称にしたいと考えていま す。地域協議会の皆様方に案があればご提案いただきたい。

教育課の本庁統合に伴う支所教育関係の事務事業のあり方、支所と本庁の事務分担、要 員体制、職員の数について、所管課の事務事業により今後検討していきたい。

安曇支所の案は、現在の総務、市民環境、健康福祉を一つの課としたい。観光商工、建 設農林は、地域として非常に重要な部分であると聴いるが、一つの課にしたい考えです。

教育課は、既に組織的には教育委員会の所属になっているが、本庁へ統合できるものは 統合したい。ただ、社会教育に係る職員は、支所に配置し、事務分担を整理したい考えで す。 以上です。

議 長:説明が終わりました。

沢山の内容がありますが、ご質問はございませんか。

C 委 員:答えられないかもしれないが、安曇支所は何人位までというものはあるか。

行政管理課長:支所に残す必要があるものは支所の所管にし、職員の数は、事務事業の本庁と支所の 棲み分け後になります。20年度まで1年半ありますので、その中で検討したい。 議 長:他にございませんか。

E 委 員:一番心配するのは、支所機能が整理統合されて、我々が係ってきた頃に比べ少なくなっ てきた。そこで、お聴きしたい。

地域にある色々の問題、新規事業等について、今迄は役場に来れば村長さん以下職員が 親身になって相談に乗ってくれて、国・県等へも動いてくれて、役場に来れば済んでいた。 今度は、市長や市の担当へどの様に意志を伝えるか。予算関係も、何かお願いすると議会 が、議会が、議会が通らなければと言われる。結局何も出来ないというのが我々の思いだ。 県や国へ何回も陳情やお願いに行った経験もある。業務を本庁へ持っていかれると、市 や議会に対し陳情しなければいけないのか。この辺をどの様にクリアしてもらえるのか、 どう理解してもらえるのか。支所へ来れば本庁へ行けと言われる。本庁へ行ってもしかる べき責任者が分からない。我々は1ヶ月位のものが2年3年掛かる。

(5)

ようにすることは、職員が多い少ないではなく職員の教育、資質に繋がること。

システムとか職員教育とか仕事の分担等はキチンとしていきたい。日常の細かい維持補修 とか窓口相談等は支所で右から左へ出来るようにします。

F 委 員:地域に直接密着した部分の事はいいが、地域振興という事では観光商工とか農林という ことになる。この部分が地域特性のメインになる。今回の見直しでは大事な部分だ。 行政管理課長:地域の特性等を考慮したいと思います。

F委員さんが言われました安曇地区は観光、道路の関係が一番重要だということは重々 承知しています。

組織を1つにする案を提示してありますが、どんな事務事業を何処まで行うかをこれか ら詰めて、それに見合った要員配置を考えています。

G 委 員:教育課について、社会教育は残るかもしれないと言うことだが、本庁へ全て事務移管し た場合、山の学校の事にどの位目を向けてもらえるか。教育予算についても何処まで学校 の状況を理解して対応してもらえるか。果たして冬の寒い時期を見ていただいているか、 見に来てくれるのか、その辺が心配になるがどうか。

行政管理課長:地域の皆さんの声はキチンと届くようにしたいと考えております。それは職員の数だ けでない部分もあるかと思います。

社会教育部門は、これから検討していく部分で、地域に合わせた形で本庁との分担等を 考えます。

D 委 員:要員見直しについて、市長の行政改革の目玉として職員の数を減らすことを大上段にし て、非常に弱い所の職員が嘱託化されてきている。大野川の調理員は、村当時に議論があ り、地域事情と地域の強い要望により直営になった経過がある。

行政改革もやむを得ないと思うが、スムースに納得の行く形で、個人的にも話をして進 められたい。

教育 課長:現在大野川の調理員は、正規職員1人、嘱託職員1人の2名です。

正規職員が来年3月で定年を迎えることから、嘱託化をするもので、正規でいた方をそ のまま嘱託でお願いするものです。

D 委 員:安曇と大野川の給食は同じ様にならないのか。

教育 課長:安曇は委託、大野川の方もと言う話はありますが、現在は考えていません。 議 長:他に

B 委 員:村の場合は住民が来ても直ぐに対応できたし早かった。

今は本庁へ行かなければ用が足りない事があり、不満をよく聞く。支所と住民の感覚が 離れがちのことが多い。住民に直結したものはスムースに支所で処理できるように、予算 や権限を支所に与えて住民サービスに努めていただきたい。

議 長:権限については先程出されて説明されたとおりです。

総務 部長:松本では都市内分権の研究を進めています。今年の10月には懇談会、研究会を市民委 員の方を交えながらスタートさせたところです。出来れば来年の早い時期には何ヶ所かモ デル的な所を設定しながらやってみようと考えています。

(6)

今は色々ご意見があるので、庁内で検討しながら、市民の方のご意見を聴きながら具体 的に形にしていきます。

松本も合併を重ねながらいろんな権限を集めた。現在は少しずつ都市内分権といった動 きになってきている。中身を研究しながら、話をしても形にならないということが少なく なるような仕組みづくりを考えていきます。

C 委 員:職員数に関連して、人数を減らした場合に支所長は部長級か課長級になるのか。部長級 と課長級では権限が違う。安曇地区は松本市905k㎡の約46%で、広範囲地域である ので、単に人口だけで人を減らすことはいかがか。

総務 部長:単純に人口だけで判断はしません。地域特性を大前提としています。

旧松本では1万人地区でも出張所職員は3人程度でやっている。地域の特性を大前提と している。

支所長は部長級か課長級かは決めてはいませんが、10人とか15人の職員数になった 場合は課長級の支所長になるかもしれません。来年から直ぐに部長級から課長級になると 言うことは全く考えていません。

A 委 員:地域の人達の意見を吸い上げたり、道路整備等は職員教育をするということだが、色々 の改革をする中で、提案のように人数を削って、職員の人達ができるかが問題だと思う。

もう一つ、係制を無くして担当制ということは係長を無くして単なる何々担当と言うこ とか。

行政管理課長:担当制は大きい意味では係の一つで、松本市で考えているのは、担当制にした場合は 複数の係長の配置が出来ると考えています。

大課大係制という大きい括りの中で臨機応変に効率的な人員配置をしながら、柔軟に対 応できる組織体制にしたいと考えています。

もう一つ、担当制にした場合は、複数係長配置が出来ますので、スタッフの充実に繋が ると考えています。

A 委 員:組織図を見ると、将来的には課が2、課長が2人、支所長1人となるが、課を設けると き、単に担当制にしてしまうと担当者がいないと仕事が回っていかないことになる。課が 一つでもいいが、その中に係長が2人いて、相互範務というような方向にしていかないと 将来的には難しいと思う。

段々職員数が減ってくると、それに見合った上役になり、その時に住民達が一番大きな 不安を感じるのではないかと思う。その辺をよく考えて人員配置をしていただきたい。

嘱託が増え、正規が減ると、仕事の責任体制が違ってくると思う。職員教育、指導をす ると言われたが、その辺が行政改革の大きな問題と思うがどうか。

行政管理課長:担当制についてもう一度説明いたします。安曇支所の現行組織で見ますと、観光商工 課の3つの係を1つにしますが、観光商工担当という大きな括りの中で対応していただく という事で、大きく捉えていただきたい。その中で流動的に対応できればいいと考えてい ます。

議 長:他に

(7)

組織の見直し案を見ると、観光事業の見方が薄らいでいて懸念がある。観光商工課には 3つの係が在ったのが1係に、私共は理解し難い内容だ。

担当制ではなく係制で、一定の権限を持った、観光立村にそぐうような係制が在っても いいのではないか。

皆さんの意見を取り入れた形を考えていると言われたが、その辺をお願いしたい。

市は改革、改革、行政改革と言えば聞こえはいいが、地域住民の声は、このリストラに よって遠のいていくし、事務処理に非常に時間が掛かる。この辺をスピーディーに出来る 組織を考えていただく必要がある。

行政管理課長:安曇地区は特に観光、道路の関係は重要であることは承知しています。

観光については、市長の21世紀のリーディングプロジェクトの中で、観光戦略プラン を作り、その中に安曇地区の観光振興の指針があります。

20年度の組織案は係をお示ししなくて課だけをお示ししてあり、係というものをどの ようにしていくか、また要員をどのように配置していくか、事務分担を含めて検討し、整 理してまいりますのでご理解をお願いします。

行政が遠くなってしまうということについては、職員の資質や指導のほか、組織的にも 地域の声がキチンと伝わるように考えていきたい。

B 委 員:安曇は観光が8割以上占めており、観光を謳ってきている。地域支援課は対外的に通り が悪い。観光商工課は残し、1課増やしてもらうことが出来ないか。

A 委 員:この案が固まっていないということであれば、本庁の観光戦略本部の分室を設けた方が 組織的には良いと考える。

行政管理課長:観光部門を課としてどうかと言う事ですが、出来るだけ組織はスリム化したいという 原則があります。地域の皆さんのご意見を聞きながら反映できるものは反映したいと考え ています。

観光戦略本部の本庁分室は、19年度から本部を廃止し、観光温泉課の中に観光推進担 当という係を設けて、プランの実施、進行管理をしていくこととしています。

また、支所の中に本庁直結の分室があると、支所内、支所長の指揮命令系統の方法等の 問題が出てきて具合が悪いのではないかとの意見もあるので、ご意見をお聞きしながら検 討します。

F 委 員:地域の特性という事で意見が出されていると思う。支所課長の専決権限の引き上げは、 何かあった時に、この金額までなら出来ますというのがなければ、何処に行っても難しい という感じになる。この地域では支所課長の権限の拡大が必要と思う。

行政管理課長:事業を実施する際の決裁権は現行の30万円を150万円に引き上げます。観光の事 まで考えていませんでしたが、引き上げた場合、安曇支所に配当されている予算の多くの ものが課長の権限で可能となると考えています。今後も権限を拡大していく考えがありま す。

議 長:議長の立場ですが、一言言わせいただきたい。 自治区長会の際に、20年度の支所機能の形を見た。

本庁は安曇の観光・商工や建設農林部門を分かっていないのではないか。

(8)

心のまちづくりや道路環境整備など色々考えていくと、安曇は旧松本の2倍近い広さがあ り、生活道路となっている国・県道、河川があり、国・県とのやり取りなど色々の面があ り、何かある時は、本庁へ行く前に営林署や砂防事務所へ飛んで行き、事前対応する必要 もある。

一方、安曇の観光も長い年月積み上げて出来上がっている。行政改革の担当からすれば 分からないことはないが、地域特性を活かすとか、観光戦略を打ち出してきている段階で、 支所の縮小、しかも20年からという案を持ってきたことに、非常に心配をしている。

今日の会議はそういうことを持って帰って検討してもらいたい。

(「その通り」の声あり)

I 委 員:組織の見直しが避けて通れないことはやむを得ないことだが、合併で一番心配していた ことは、平地の松本市と山間地で、果たして同じ行政サービスが受けられるだろうか。安 曇地区の中でさえ、下の4地区と上の4地区では地形、生活環境が違う。いろんな組織を 考えていただいているが、十分この辺を考えて欲しい。

北アルプスという観光財産を引っ提げて合併したので、観光を前面に出して、課名は観 光を意識して欲しい。

学校関係ですが、冬季の通学は雪の中を出てくるだけでも大変で、施設の維持や緊急対 応、連絡手段も儘ならない状況で、果たして本庁に事務等が移ってキチンと対応ができる のか。そんな事も考えて欲しい。

G 委 員:20年の支所機能の見直しに非常勤特別職の見直しがあるが、この見直しは何を意味し ているか。

安曇には家庭科の教員が非常勤で、奈川も安曇も非常勤が配置されている。

これは、奈川も安曇大野川も「15の旅立ち」という事で、中学校卒業後に家庭を離れ る子供がいることから家庭科の必要性があり、安曇として雇用してきた。子供達が安心し て卒業し、親元を離れていくことが出来るように配慮されたい。

教育 課長:家庭科の先生は来年度も継続します。

支 所 長:ここで言う非常勤特別職は、村当時に、上高地、乗鞍の観光事業に特殊な給料で雇用さ れている方全員が非常勤職となっています。無くすという事ではなく、中身を見直すとい うことです。

議 長:今日、このような意見が出されたが、この意見を踏まえて今後どの様に検討していくの か。

総務 部長:最後に自治区長さんから一番厳しいご意見を頂きました。持ち帰るというようなことで すが、自治区長会で同様の意見、ご指摘を頂きました。

最初から駄目と言う事ではなく、どういう所にどういう支障があるかという事を含めて 検討させていただきたい。今日のご意見はお受けしますし、議会にもご意見があった事を 報告していきます。

しかし、現状の体制のままではないという点は、委員の皆さん方にもご理解いただける と思いますが、出来るだけ早く簡素で効率的な体制にしなければいけない事は事実です。

今後何回か、ご意見をお聴きする機会を設けますのでよろしくお願いします。

(9)

ので、今日は何かを動かし、何かを了解しなかったということはなく、お聴きすることと します。

なお、19年度の見直しの件については了承という事でいかがでしょうか。

D 委 員:19年度の見直し内容を認めることは、20年度に繋がることになる。この辺をもう少 し説明されたい。もし、ここで認めると全体を認めることになるのではないか。

総務 部長:19年度は現行の体制を維持しながら、4ヶ所の部分で正規職員が嘱託に変わると言っ ているもので、大きな意味での行政改革では繋がっていますが、言われるようなことは多 分ないと思います。

D 委 員:多分ということであれば、ないということで解釈します。 H 委 員:19年度は分かりました。

今日の協議会の中での意見、要望、提案等はどの様に咀嚼されて、検討されて20年度 の組織編制の中で活かされていくのか。我々の意見等がどう反映されているか、後で見え るか、納得できる説明がない。

総務 部長:特に、今日強く言われているのは「観光という名前が組織上キチンと位置付けされてい ない。」「観光係ということでもいいではないか。」「観光戦略の出先機関という考え方」「観 光商工課を残す。」という意見もありました。

安曇という地域特性もありますが、今日頂いた案は、このように解釈して、このように しましたと言えるように、次回なり、幾度かご意見をお聴きする中で説明をします。

H 委 員:嘱託職員というのは、責任は何処まであるか。単なる事務屋かそれともある程度の責任 を持たせるのか。

行政管理課長:嘱託職員の責任ですが、仕事は全て職制で行なわれていますので、課長、係長の指示 に基づき、正規職員、一般職員も含めて、決済権という意味からは嘱託にはありません。

事務を執行していくうえでは、一定の仕事を任され、課長、係長なりの指示・命令の基 に仕事をしていくので一般職員も嘱託職員も同じになります。

A 委 員:嘱託職員を雇用する際にお願いがある。市の任用規程を曲げる訳ではないが、支所の職 員が人事異動で、地元の人が少なくなるので、地元の人を雇用されたい。

行政管理課長:人事、雇用の担当ではないのでご意見は担当課へ伝えます。 議 長:どうでしょうか。

19年度は了承、20年度は聞き置くということで如何ですか。

D 委 員:19年度は兎に角、20年度は我々の殆どは交代している。曖昧な返事をしていいか。 議 長:今日のことは会議録に残っている。

B 委 員:20年度組織の見直しは何時頃までに結論を出すのか。

行政管理課長:1年以上あるので、20年4月実施に向け、最終リミットは今回の時期位を考えてい ます。スケジュール的には今年度と同じになります。

議 長:19年度については認めるということで。20年度は聞き置くこととします。 ありがとうございました。

続きまして、体育協会の加盟に係る経過措置についてお願いします。 体育 課長:松本市体育課の三沢です。よろしくお願いします。

(10)

主旨は「経過措置を設け松本市の団体に3村の団体を統合する。」という合併調整方針 に基づき、団体の位置付け、補助金に関する部分の経過措置を設けるものです。

2番目、合併調整方針は、団体の位置付け、補助金の額について経過措置を設けて調整 することとなっているものです。

3番目に公的団体の調整状況を記載してあります。

4番目の補助金の調整状況ですが、合併地区へ事業に応じて補助金を交付していますが、 安曇地区は17年度事業を縮小したことから、18年度は減額してあります。

5番目の経過措置は、平成22年度から市の補助金を松本体育協会へ一本化したいとい う事で、合併時に5年位の経過措置を設ける事で合意されています。本年度から18年度 の補助金をベースに約25%ずつ減額し、22年度からは体育協会からの補助金となりま す。

地区体協の皆さんには地域協議会の中で説明し、了解を頂くことを説明してきています。 D 委 員:この補助金の減額は十分に地区体協の皆さんに理解を頂いているか。

体育 課長:頂いています。

D 委 員:ここに書いてないが、6年目からは松本体協から補助金が出るのか。

体育 課長:そのとおりです。記載されていますのは、松本市から地区体協へ出している補助金です。 D 委 員:体協又は他の団体に対し、職員又は担当課が力を入れて指導したり、時にはお金の一部

を預かるケースがあるが、新市になってそういう形が続いているのか。

教育 課長:昨年まではありましたが、担当者が退職したので、今はその方に協力いただいて、引き 続きやってもらっています。

議 長:他に。他地区の状況はどうか。 体育 課長:安曇地区が最初で分かりません。

F 委 員:18年度の補助金が減ったのは事業の縮小か。

教育 課長:松本市の「さわやかスポーツフェスティバル」と同様の事業をやっていたが、本庁へ一 本化し、これに関する事業部分が30万円あったもの。

議 長:これは了解してよろしいでしょうか。 暫時休憩します。

議 長:会議を再開します。

報告事項に入ります。最初に19年度当初予算編成方針と関連出実施計画についてお願 いします。

総務 課長:当初予算編成方針資料により説明

・ 19年度は、菅谷市政一期目の仕上げの年であり、市制施行100周年の記念の年で ある事を踏まえ、市長公約である「新たなる松本のまちづくり」を着実に進めるため の予算編成とします。

・ 新たなる松本のまちづくりとは、6つの将来のまちの姿を縦糸に、3つの最重点プラ

ン(3Kプラン)を横糸に、「いのちを大切にする」ことへの思いを織り込んだまちづ

くりです。

(11)

さい。

・ まちづくりの基本理念は、1つは市民が主役のまちづくり、2つ目は次世代に引継ぐ ことのできる新しい松本を創造することとなっています。

・ まちづくりの経営方針は3項目あり、一つは市民満足度を指標とする成果の向上を目 指すこと、二つ目は市民と行政が役割を担う協働のまちづくり、三つ目は健全な行財 政経営行うというものです。

・ 財政見通しですが、松本市の財政は、個人市民税は増加するものの、法人税や固定資

産税が不透明であることなどから19年度以降税収の大きな伸びは期待でない。また、

国・県補助負担金、地方交付税削減等から、財源確保が難しい状況にあります。

・ 歳出では、社会保障費の大幅増、合併による債務の引継ぎ、義務的経費の増などで、 予断を許さない状況です。

・ そこで、19年度予算編成の基本的な考え方は、第8次基本計画を着実に推進という 事で、6本の政策の柱を実現するための18の主要施策目標を実行するための編成を すること。

・ 最重点プラン(3k)と8つの重点プランを部局横断的に施策の重点化を図ります。

・ 市制施行100周年事業は、市民が主役、市民総参加をコンセプトに事業展開します。 ・ 新市建設計画要望事業は、計画的に予算化を図り、新市としての一体感の醸成に努め

ることとしています。

・ 財政基盤の強化については、松本市は従来から「健全財政の堅持」を基本姿勢に財政 運営をしてきました。そこで、新たなる松本のまちづくりに繋げるため、一層の行財 政基盤の強化を図る予算編成とすることとしています。

・ 先ず、市民に開かれた予算編成として、新規事業や制度改正を伴う施策は、目的、効 果、事業費を公表し、意見を参考にする、パブリックコメントを導入した編成をしま す。

・ 選択と集中による予算の重点化を図ります。また、行革を推進すると共に歳出全体の 徹底した見直しを図ります。

・ 一般会計における市債残高を継続的に減少させると共に税源基盤の強化を図ります。 また、国・県の補助金等の財源確保に努めるというものです。 以上です。

続きまして、関連で実施計画第37号の主な立案事業についてご説明します。

この一覧表は、計画内容が十分整理されたものではなく暫定的な内容です。具体化すれば 数値等が変わりますので、資料内容については取扱にご注意をお願いします。

実施計画37号は、19年度から21年度までの3年間を見据えた事務事業の実行計画 で、現在策定中であり、事業全てが計画に計上されるものではありません。今後予算編成 を通して、事業及び内容を精査、検討する予定であり、次期の地域協議会に当初予算編成 資料として提出する予定です。

以上です。

議 長:ご質問等ございませんか。

(12)

総務 課長:皆さんからの要望事項等については経常経費の中で要求していきます。 B 委 員:期待しています。

E 委 員:皆さん方も意識を持ってもらいたくて発言します。

予算編成の中で、市長の方針の中にも財政基盤の強化をしたいということがあります。 今は、激しい地域間競争に入っていて、キレイ事を言っていたのでは潰れてしまう。

行政は色々な事をやらなければいけないので大変かと思いますが、もう少し税収を上げ る方向に力を入れないと市として負けます。

先日商工会の関係で会議があり、飛騨の人達と話をした。その中で、高山市の商工課長 が出てきて、延々と立派な弁舌をし、アルペンルートの偉い方が、日本の観光はアルペン ルートから上高地という世界戦略を話していた。

岐阜県と高山市は、民間に任せていないで、行政がリーダーシップを取っている。

民間ではどうにもならないということで、西穂のロープウエイを上高地へ下ろしてほし いと言い出し、既に会社も設立してあります。

乗鞍も取られてしまいました。乗鞍のマイカー規制は、岐阜県の発言が強くなったため だ。今度は、飛騨の上高地と言って憚らない。

我々に残された大事な観光資源を如何に活用し、後世に残していかなければいけない。 市や長野県の戦略の中に見えないので憂いている。

是非市長さんに伝えていただき、我々がこの地域のリーダーシップを取っていかないと 駄目になってしまいます。市街地の活性化も含めて活性化を、飛騨と直接戦をしているの で、負けない施策をお願いしたい。

議 長:この件は、市政まちかどトークで案件として出したらどうか。実態を伝える絶好の機会 だが。

E 委 員:市長が高山市長と会うと聞くが、あの人達は腹の中を語らない。今回は腹の底を見せた 内容であった。是非伝え、検討して欲しい。

H 委 員:19年度上半期の税収は伸びたか伸びないか。長野県では税収が平均25%、法人市民 税等で伸びたと言っているが、市はどうか。

支 所 長:法人市民税は昨年より伸びていますが、第二次いざなぎ景気と民間では言っている割に は実態が税収に結びつかない状況があります。

伸びが期待できないと言うのは、今年のレベルから更にトントン拍子に上向いてという ことは予測できないという趣旨で書いてあります。

従って、来年もこのレベルで推移するだろうけれど、大きな伸びは期待できないという ことです。

H 委 員:地域住民に説明する時、この文面で行くと、市の財政は厳しい、厳しい、だからお前達 の要望は難しい、聴けないというように捉えられる。

公債費がこの位だから厳しいというように、もっと具体的に公開していただいた方が 我々素人には分かり易い。その辺も考えて欲しい。

実施計画について、評価の所でランク付けがあると思うが、乗鞍再生のランクを上げて 欲しい。

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曇・奈川地域再生計画策定事業というのがありますが、乗鞍高原の再生計画を今年度作っ ており、乗鞍だけでなく、白骨、上高地、沢渡を含めて、北アルプス一帯の観光エリアを どの様に再構築していくかという計画づくりが重要との位置付けでいます。

乗鞍再生としては、環境省の計画との整合、擦り合わせを始めており、環境省と市の棲 み分けをして事業化をしようということで、計画に位置づけたうえで整備すべきものに位 置づけていく段階です。

資料の安曇地区部分は、棲み分けが整理できていないので、政策的経費ではなく経常的 事業の方で登山道、遊歩道の整備や新しくのりくら花劇場というソフト事業を充実する経 費などを要求したいと考えています。

議 長:他に。

G 委 員:安曇地区の大野川小中学校通学バス運行整備事業ですが、部活などをしている子供達を 送っているが、園児はタクシーで帰し、部活を終わった後、白骨の方はこのバスで送って いただけるのか。また、番所方面や沢渡の子供達の通園はどうなるのか。園児バスはなく なるのか。

教育 課長:保育園のバスの所管を教育課へ移します。白骨と沢渡の保育園の子供達はタクシーで登 園し、帰りは今迄どおり学校の子供と一緒に帰ります。

部活を終わった子供達はもう一度運行し、朝は小中学生を乗せて来て、終わったら鈴蘭ま で上がって園児を乗せて来ます。

G 委 員:分かりました。 議 長:よろしいでしょうか。

この予算絡みの件は、もう一度次回出されるという事ですのでこれ位にします。 次は、安曇地域協議会委員の選任についてお願いします。

総務 課長:「地域審議会・地域協議会の次期委員の選任について」の資料により説明

現委員の状況ですが、任期は来年3月31日までで、委員の数は、四賀が28名、安曇・ 奈川・梓川の協議会は各15名で、次頁の一覧表に掲載してあります。

選任に関する合併協議書の規定及び「松本市附属機関等の設置等に関する要綱」が3頁 にあります。協議書の規定は、会長等委員は区域内に住所を有するものである事、区域の 意見を聴き、公的団体を代表する者、学識経験者等の中から市長が選任します。委員の任 期は2年ですが、再任は妨げない事とされています。

次に、「松本市附属機関等の設置等に関する要綱」第4条の規定は、広く各界各層から

適切な人材を選任すために、委員の30%を目標に公募、女性委員の割合を40%以上に なるように努める。他の附属機関等の委員の職に就いていない者とし、就いている場合は 3機関までとすること、委員の在任期間は3期若しくは6年以内というものです。

そこで、選任の基本方針案は、要綱に基づき、委員の3割以上を公募、4割以上を女性 とし、役職や年齢に捉われず多種多様の分野から選任しようというものです。

今後、皆さんの意見をお聴きしながら対応していきたいと考えております。以上です。 議 長:何かご質問等ありますか。

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地域の選出方法に任せてもらうのが一番いい。

支 所 長:現在の委員は、村の時に、合併前で市が決めようにいかなかったので、各村にお願いし たものです。

要綱は、原則を謳ってあり、100%満たさなければいけないという事ではない。

公募制は、幅広い意見をキチンと掌握するために、一定程度やらざるを得ないという時 代ですし、女性も40%で、現在の2人を出来ればもう少し増やしたいと思います。

合併協議書に基づき、地域のご意見をお聴きし、最終的には市長が任命する形になるの で、今後、意見をお聴きする方法や大勢の中で聴ける事、聴けない事があるので、私が係 らせていただいて、皆さんのご意見をお聴きしたいのでよろしくお願いします。

今後の予定では、実際の選任は来年の2月頃ですので、公の場と個別の場でお聴きした い。

D 委 員:女性委員とか公募委員、これは広く声を聴きたいという事でいいと思う。私は、旧安曇 地区の地理的観点から、公募制には疑問を感じています。

公募だと意見が偏ってしまう面があり、一番大事にしなければいけない事は、それぞれ の地域の公共的な代表者です。上も下も4地区あります。

上の地区は観光関連で、15人の内4人が観光関連の委員が出てくる。仮に、公募委員 が4名出てくれば過半数になる。地域を代表する意見等を出す事は難しくなる。

全地区を考えれば観光立村とばかり言っていられない訳で、公募とか、何が何でも女性 を入れなければいけないという時にどうするか。

支 所 長:公募にも色々ある。手を挙げれば「はい」という方法と、公募するからには委員として 責任を持って頂きたいという思いもある。どういう立場で委員に応募するかということを 作文等の文書で出していただいて、その辺は考えたいと思います。

公募のメリット、デメリットの両方あることは承知しています。

J 委 員:新しい方(委員)の視点とか、弊害というのはそれ程大きな差はないと思う。新しい委 員で構成する方がいいのではないか。

D 委 員:町会長の皆さんにやって欲しいと思う。この会議の内容が町会に浸透するかどうかが一 番大きい。でなければ地区の意見集約は難しい。町会長会議でこんな事を考えていただき たい。

議 長:何れにしても、合併協議書に書いてある通り、地域協議会に主体性を持たせろと言う訳 には行かないので、支所に任せるしか仕方ないのではないかと思いますのでよろしくお願 いします。

では、これでよろしいでしょうか。次にまいります。

安曇基幹集落センターの耐震診断結果についてお願いします。 教育 課長:安曇基幹集落センターの耐震診断の結果について説明します。

安曇基幹集落センターは、昭和56年に施行された現行の耐震基準以前の建物であるこ とから、今回耐震診断を行いましたので、その結果を報告するものです。

建物は、構造は鉄筋コンクリート造り2階建、延べ床面積774.48㎡です。建築は

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診断の結果、Is値という耐震性能は1階がX方向0.73、Y方向1.82、2階は X方向1.52、Y方向1,37で、構造耐震指標の基準値0.6を満足しています。

次に、不同沈下測定では、最大沈下量が15mmで、建物には影響がないということで す。

次に、その他ですが、2階の大広間は吊材の間隔が広く振れ止めがないため、変形の危 険性があるので補強する事が望ましいとの指摘がありました。また、外壁、基礎巾木部分 にクラックがあるので、補修が必要との指摘がありました。

耐震補強等の基準は、改築又は補強をする建物のIs値は概ね0.3、補強を要する建 物のIs値は0.6未満、基準を満たしている建物は0.6以上ということです。

今後の取組みは、実施計画第37号で改修を計画してあり、19年度実施設計、20年 度改修工事となっています。今回の診断結果は、改修の際に盛り込んでいきます。 議 長:何かご質問はございますか。

E 委 員:補強というのは、その他で指摘された細かい部分の補強ですか。何を工事するのか。

教育 課長:建物の補強は必要ありません。指摘があったのは大広間の天井は吊材の間隔で、しかも 振れ止めがないのでそれを補強しなければいけません。

支 所 長:工事は、内装全般をリニューアルしたい。2階の畳を椅子型に改装するのに併せて、耐 震診断でマイナスに出部分の耐震補強工事もしたいと考えていましたが、補強は必要がな くなったので内装工事だけになります。

議 長:よろしいでしょうか。

それでは次の市制まちかどトークの開催についてお願いします。

総務 課長:市政まちかどトークの懇談項目について、前回8月31日の協議会で町会長会等を通じ て最終的に決めさせていただく事になっており、過日の町会長会議で次のように決まりま した。

・安曇地区の観光振興と道路整備等について4項目と有害鳥獣対策についての5点

次に、参加者の募集は、回覧等で出来るだけ大勢の方に出席していただくよう広報をし ております。当日は皆さん方にもご出席を頂きますようお願いいたします。

議 長:村当時は、こういう時は送迎バス等を出したが、今はできないか。

総務 課長:先週回覧を出しましたが、当日の足のない方は、連絡をいただければ対応できる体制を とっております。

議 長:よろしいでしょうか。何かございますか。 B 委 員:時間は夜か。

C 委 員:懇談項目は誰がやるか決めてあるのか。

支 所 長:町会長の皆さんがご相談いただいて、町会長ご自身がやるか、或いは地区の人がやるか、 ここにある項目については、市側もキチンと回答したいという事で、予め市に伝えてあり ます。市長或いは担当部長が来て説明する事になっています。後のフリートークは何を出 してもらっても結構という事です。

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総務 課長:会議録につきましては、皆さんにご一読いただきたいということでよろしくお願いしま す。

議 長:これで報告事項は終了しました。

その他という事で、銀山荘のあり方についてお願いします。

健康福祉課長:本日はご説明のみで、次回にご意見等をお聴きしたいということでお願いします。 趣旨は、銀山荘に関して、議会の決算委員会、担当委員会であり方等についての質問が

出ています。また、指定管理者制度の導入についてもヒヤリングが行なわれている中で、 現状を認識していただき、ご意見を賜りたいというものです。

施設の経過等は、昭和48年12月14日に乗鞍へ老人福祉施設として開館し、以降毎 年増改築等に多額の経費を投入しながら維持管理、運営をしてきました。

運営の方式は、一般会計による市の直営施設で、管理体制は、嘱託3人で運営していま す。

利用料金は、本年度4月に料金改定を行っており、利用状況は、過去3ヵ年の内訳を村 内外別に記載してありますが、合併により利用者が増えている状況です。

問題点としましては、施設面では施設の老朽化、引湯設備の老朽化があり、収益面では、 民間施設に配慮し、誘客活動を控えています。合併効果で利用者は増えていますが、経費 の2分の1は税金から補填しているのが現状です。

課題としましては、今後の銀山荘のあり方として、性格付け、利用形態、競合相手との 棲み分け、存続・廃止等があります。また、あるべき姿にするためにどうしたらいいかと いうことで、周知、誘客活動、管理運営主体、料金体系等を挙げてあります。

これらを参考に次回、皆さん方のご意見をお聴きしたいのでよろしくお願いします。 議 長:何かございますか。

D 委 員:問題点が4点ほど出されているが、一般会計から持ち出しをしているので、将来どうす るという事でなく、もう切りたいというのが本音ではないかと思う。

こういうことを出す時は、どの位値上げすれば一般会計からの補填がどの位減るとか、 松本市でのPRが徹底できていないので、一般客として松本市民の高齢者を対象としてP Rすれば利用率が上がるとか、一般会計からの持ち出しは、世間の目が厳しいとか、応分 の負担をしてもらっていいのではないか。と言うような叩き台をお持ちいただきたい。 議 長:今日は、問題提起ということでお願いしたい。

その他について

支 所 長:次回の協議会は、昨年も1月に行ったと思いますが、実施計画と予算のポイント、それ と併せて合併調整方針で出てきましたが、予算に絡んで、合併調整で提示できなければ予 算に反映できない項目があれば、それを協議していただく事になりますので、1月にお願 いします。

議 長:よろしいでしょうか。

教育 課長:ご案内申しあげてございますが、安曇地区の教育委員との懇談会が夜7時から基幹セン ターでありますので、よろしくお願いいたします。

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K 委 員:協議会とは関係ありませんが、噂が出回っていて、いがやスキー場の営業が今シーズン で終わりという事ですが、確認のためお聞かせいただきたい。

支 所 長:そういう確定した事は全くありません。ただ、スキー場のあり方の中で、乗鞍高原のス キー場といがやスキー場の二つのスキー場を将来的に今迄通り営業する必要があるかどう かと言う問題は出てきている。

B 委 員:9月か10月頃、観光温泉課の下田さんから、指定管理者について3社、3団体と聞い ていたが、最近の新聞では1団体と出ているがどうか。

支 所 長:事前説明は3団体でしたが、応募したのは1団体で、乗鞍観光株式会社です。

明日選定委員会、専門家による選定委員会が開かれ、その結果で選定されるかどうか微 妙です。乗鞍観光は昨年、経営状況が厳しかったので、シビアに判定されると厳しいが、 地域振興という観点を考慮していただければ指定される可能性があります。明日指定され なければ直営で継続するということになります。

K 委 員:指定管理者になった場合、いまの職員はどうなるか。

支 所 長:雇用問題になるので、継続して雇用していただくことを配慮することになっていますが 絶対ではありません。

B 委 員:村の時代から、大きい企業を入れないで地元企業でということが方針だった。そういう ことで国設スキー場とか国民休暇村とか村が直接関与できるところを誘致してきた経過が あるので、出来れば乗鞍観光も希望しているので観光振興のためにお願いしたい。 議 長:よろしいでしょうか。

今日は長時間、目一杯審議していただきありがとうございました。 次回、年明けになりますがよろしくお願いします。

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