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北区環状七号線沿道地区計画の手引

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北区環状七号線沿道地区計画の手引

(2)
(3)

は

じ

め

に

環状七号線は、区内を東西に横断し、地元の皆さんの生活や経済活動にとって重要な役

割を担っているほか、都内の主要な幹線道路として、また、災害時の避難路として重要な

機能を果たしています。しかし、1日あたり約5万台あまりの自動車が通り、騒音・振動・

大気汚染などの問題も起きています。

このような状況に対して、自動車の改良・交通規制の実施・遮音壁の設置などの対策が

進められてきましたが、まだ十分とはいえません。

そこで、環状七号線の沿道地区(環状七号線の両側おおむね奥行き30mの区域)におい

て、自動車の騒音による影響を減らし、幹線道路の沿道にふさわしい土地の利用と環境の

整備を図ることを目標として「幹線道路の沿道の整備に関する法律」(沿道法)に基づき平

成元年4月1日に「北区環状七号線沿道整備計画」を都市計画として定めました。

そのため、沿道地区計画(平成5年、平成11年一部改正)の区域内において、建築物等

の建築や敷地の区画形質の変更などを行うときには、事前に「届出」が必要になります。

また、沿道地区の一部(環状七号線の両側おおむね奥行き20mの区域)では、沿道地区

計画で定めた建築物等に関する制限の一部について「東京都北区環状七号線沿道地区計画

の区域内における建築物の制限に関する条例」(「建築条例」)が、平成元年8月1日(平成

8年、平成12年一部改正)より施行され、建築基準法と併せて、この条例により建築確認

申請の審査が行われます。

なお、環状七号線に面して建築される建築物で一定の要件を満たすものについては、建

築費等について助成(緩衝建築物助成)が行われます。また、建築条例が適用される区域

内において、建築条例施行時において現存している住宅等において騒音の要件を満たすも

のが防音改良工事又は建て替え工事を行う場合も、工事費の助成(防音工事助成)が行わ

れます。

この手引きは、「沿道地区計画の内容」「届出の方法」「助成制度の内容」などについて説

明したものです。

この手引きの内容をご理解いただき、より良い沿道環境の整備を図るため、ご協力をお

願いいたします。

(4)

目

次

1.沿道地区計画の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

2.沿道地区計画の計画内容について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

3.沿道地区計画の届出について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

4.沿道地区計画に伴う助成等について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7

(5)

1.沿道地区計画の概要

計画内容について

○ 建築物等の建築などの際に整備されるべき具体的内容について〔環状七号線に面する

建築物等〕と〔それ以外の建築物等〕に分けて定めています。

区では、この内容に適合するよう誘導を行います。

○ 沿道地区計画区域(環状七号線の両側おおむね奥行30mの区域)では、建築物等の建

築などの工事着手 30 日前までに(建築確認申請に先立って)「沿道法」に基づき届出を

していただくことになっています。

○ 区では、届出があった場合、計画に適合するかどうか審査し、適合しないと認められ

る場合は、勧告を行うなど適合するよう指導します。

また、建築条例適用区域(環状七号線の両側おおむね奥行20mの区域)では、同条例

に定められた内容(間口率、高さ、遮音上の制限、防音上の制限)について、建築確認

申請の審査が行われます。

助成等について

○ 環状七号線に面する建築物で一定の要件を満たすものについては、道路管理者である

東京都から建築費等について助成(緩衝建築物助成)が行われます。

○ 建築条例適用区域において、条例施行のとき現存している住宅等において騒音の要件

を満たす場合、防音改良工事又は建て替え工事を行うときに、東京都から工事費の助成

(6)

-2-2.沿道地区計画の計画内容について

(1)環状七号線に面する建築物等のみに関するもの

間口率の最低限度

背後地に騒音がぬけないよう10分の7以上としま

す。

高さの最低限度

背後地に騒音がぬけないよう、環状七号線の路面の

中心からの高さの最低限度を5m以上とします。

遮音上の構造

背後地に騒音がぬけないよう、建築物の高さが5m以下の範囲は、すき間のない遮音性

のある構造とします。

壁面の位置

●快適な歩行者空間づくりや緑化の推進のため、緩衝建築物を建築する場合は、建物の

高さ 2.5m 未満の部分について壁又はこれにかわる柱の面の位置を環状七号線の道路

境界線より1m以上後退します。

●姥ヶ橋、宮堀の交差点は、大地震時に避難者が滞留する区域となるので、避難路を確

保するため、計画図に表示する壁面線に

面する建築物を建築する場合は、建物の

高さ 2.5m 未満の部分について壁又はこ

れにかわる柱の面の位置を環状七号線の

道路境界線より1m以上後退します。

(7)

(2)沿道地区計画区域内すべての建築物等に関するもの

防音上の構造

騒音の影響を軽減するために、住宅などの居室の窓や出入口及び壁などは防音上有効な

構造とします。

建築物の用途の制限

住環境の悪化を防ぐため、ラブホテル等のホテル・旅館を建てることを制限します。

建築物の敷地面積の最低限度

敷地の細分化や、建て詰まりに防止するため、敷地面積の最低限度を 80 ㎡とします。

(平成元年4月1日現在、すでに敷地面積が80㎡未満であったものについては制限は受

けません。)

建築物の意匠に関する制限

まちの美観を損ねないよう、建築物の外壁の色は、白、グレー、茶などの落ち着きのあ

る色調とします。

かき若しくはさくの構造の制限

災害時の安全性確保や緑化推進のため、ブロック塀等の新設を制限し、生け垣又はフェ

ンスとします。

高さが50cm以下のブロック塀などについては制限を受けません。

また、ガソリンスタンドの塀等、用途上やむを得ないものについても制限は受けません。

※生け垣の造成費等について別途助成制度があります。

緑地の整備

環状七号線沿道の緑化の推進のために、緑地の整備を図っていきます。

樹林地の保全

(8)

- 4 -

3.沿道地区計画の届出について

沿道地区計画区域内では、次の行為を行う場合、その内容を工事着手30日前までに区長

へ届け出ていただくことになっています。(様式は次頁のとおりです)

①土地の区画形質の変更(切土、盛土、道路・宅地の造成など)

②建築物の建築、工作物の建設、建築物等の用途の変更

③建築物・工作物の意匠(外壁の色彩、形態等)の変更

④木の伐採(保全すべき樹林地内)

事 前 相 談

沿道地区計画に基づき、届出が必要となる行為

届出と建築確認 ・建替等の 届出のみ必要 ・外壁の色の

の両 方が 必要 場合です。 塗り替え等。

届 出 届 出

沿道法第10条 沿道法第10条 設計変更

届出の審査 勧 告 届出の審査

(沿道整備計画に 適合しないもの)

勧告しない旨の 勧告しない旨の

通 知 通 知

建 築 確 認 申 請

建築基準法第6条

・建築基準表

申請書の審査 ・建築条例

・その他の法令に適合

確認通知

工 事 着 手

(9)

別記様式第一(第十条関係)

沿道地区計画の区域内における行為の届出書

平成 年 月 日

東

京

都

北

区

長

殿

届出者 住所

氏名 印

土地の区画形質の変更

建築物等の新設、改築又は増築

幹線道路の沿道の整備に関する法律第10条第1項の規定により、 建築物の用途の変更

建築物等の形態又は意匠の変更 木竹の伐採

について、下記のとおり届け出ます。

記

1 行為の場所

2 行為の着手予定 平成 年 月 日

3 行為の完了予定日 平成 年 月 日

4 設計又は施行方法

(1)土地の区画形質の変更 区域の面積 平方メートル

䥹

2

䥺

建

築

物

等

の

新

築

・

改

築

又

は

増

築

䥹

ロ

䥺

設

計

の

概

要

(イ)行為の種別(建築物・工作物)(新築・改築・増築)

届出部分 届出以外の部分 合 計

(ⅰ)敷 地 面 積 平方メートル

(ⅱ)建 築 面 積 平方メートル 平方メートル 平方メートル

(ⅲ)延 べ 面 積 平方メートル

(平方メートル)

平方メートル

(平方メートル)

平方メートル

(平方メートル)

(ⅳ)建築物の沿道整備道路 に面する部分の長さ

メートル メートル メートル

(ⅴ)敷地の沿道整備道路に 接する部分の長さ

メートル

(ⅵ)高さ

・地盤面から メートル ・沿道整備道路の路面の中心 から メートル

(ⅶ)用途

(ⅷ)かき又はさくの構造

( 3 ) 建築物等 の 用 途

の変更

(イ)変更部分の延べ面積 平方メートル

(ロ)変更前の用途 (ハ)変更後の用途

(4)建築物等の形態又は意匠の変更 変更の内容

(5)木竹の伐採 伐採面積 平方メートル

備考 1 届出者が法人である場合においては、氏名は、その法人の名称及び代表者の氏名を記載すること。

2 届出者の氏名(法人にあってはその代表者の氏名)の記載を自署で行う場合においては、押印を省略すること ができる。

3 沿道地区計画において定められている内容に照らして、必要な事項について記載すること。

4 幹線道路の沿道の整備に関する法律第9条の5に規定する内容を定めた沿道地区整備計画の区域内における 建築物の建築または用途の変更については、次によること。

( 1 ) 当該建築物の建築については、(2)(ロ)(ⅲ)延べ面積欄の( )の中に当該建築物の住宅の用途に供 する部分の延べ面積を記載すること。用途の変更があわせて行われるときは、用途変更後の住宅の用途に供 する部分の延べ面積を記載すること。

( 2 ) 当該建築物の用途の変更については、(2)(ロ)(ⅰ)敷地面積の合計欄及び(2)(ロ)(ⅲ)延べ面積 の合計欄(同欄中の( )は用途変更後の当該建築物の住宅の用途に供する部分の延べ面積の合計欄)につ いても記載すること。

(10)

-6-届出に必要な添付図書は、下記のとおりです。

行為の種別 図 面 縮 尺 備 考

・ 土 地 の 区 画 形 質 の

変更

・木竹の伐採

案内図 適宜

区域図(公共施設

配置図)

1/1000以上

計画図 1/1000以上

・建築物の建築

・工作物の建設

・ 建 築 物 等 の 用 途 の

変更

案内図 適宜 ・外壁の色彩の表示

・ 配 置 図 に は 、 敷 地 内 に お

け る 門 、 さ く 等 の 位 置 も

表示。

・ 間 口 率 、 建 物 の 環 七 道 路

中心からの高さの表示。 配置図 1/100以上

立面図(2面以上)

各階平面図

1/50以上 *

・ 建 築 物 ・ 工 作 物 の

意匠の変更

案内図 適宜 ・外壁の色彩の表示。

配置図 1/100以上

立面図(2面以上) 1/50以上 *

・上記の図書のほかに、必要に応じて参考となる資料を提出していただくことがあります。

なお、*印の図面は1/100でも可。

・正副2部提出してください。

・届出と建築確認申請の両方が必要な行為については、建築確認申請に使用する図書と同

じものを上記の表に基づいて提出してください。

・届出の行為(設計又は施行方法)を変更した場合には、変更届出書(添付図書を含む)

を提出してください。

(11)

4.沿道地区計画に伴う助成等について

(1)緩衝建築物の建築費等一部負担について

環状七号線に面する建築物で、沿道整備計画の内容に適合しており、遮音上有効なも

のについては、建築費の一部について東京都が助成します。

北区環状七号線沿道地区計画の内容については、別紙のとおりです。

なお、都市計画道路計画線内の部分については、助成の対象になりません。

助成額= ×

緩衝建築物 ※ 平成12年現在

除却費助成対象面積については別に定められています。

手続きは下記のとおりです。

建 築 計 画

・都知事との協議

(東京都建設局道路管理部

管理課沿道整備係)

設 計

・沿道法に基づく届出

・建築確認の申請等

・都と負担協定の締結

工 事

・都へ完了届及び請求書提出

・都の完了検査

助 成 金 交 付

建築費助成額=対象面積×127,200円/m 2

除却費助成額=対象面積× 8,400円/m

2

17.0%(住宅)

(12)

-8-(2)防音工事助成について

建築条例適用区域(環七からおおむね奥行20mの区域)内に現存する住宅等を対象と

して、一定の要件を満たすものについて、居室の防音工事又は建替え工事を行う場合に

工事費の一部を東京都が助成します。

助成対象

○ 対象となるのは、建築条例適用区域内にあり、同条例が施行された日(平成元年8月1

日)に現存していた住宅などの建物の居室です。

※居室とは、居間・応接間・寝室・書斎・子供室・食堂です。

○ 夜間における居室の窓の外の騒音の実測値及び予測値が 65 デシベル以上又は昼間 70

デシベル以上あることが必要です。(騒音値は東京都が調査します。)

助成内容

○ 「建築物の構造に関する防音上の制限」を満たしていない住宅を、その内容に合うよ

うに改良するための工事で、以下のような工事が対象となります。(ただし、エアコン及

び換気扇のみの工事は対象となりません。)

○ 助成する金額は、東京都が審査した額の4分の3です。

※その他、居住者の人数等により、助成を受けられる部屋の数や限度額が定められて

(13)

手続きは下図のとおりです。

騒音調査申し込み ・・・・・北区まちづくり部まちづくり推進課で受付けます。

↓

騒 音 調 査 ・・・・・都が委託した業者が行います。

↓

調 査 結 果 通 知 ・・・・・夜間65デシベル又は昼間70デシベル以上の方は防音工

事助成の申請ができます。

↓

防音工事助成申請 ・・・・・北区まちづくり部まちづくり推進課で受付けます。

↓

工 事 完 了 ・・・・・都へ完了届・請求書を提出します。

↓

(14)

-10-

5.北区環状七号線沿道地区計画の計画書・計画図

平成元年 4 月 1 日東京都北区告示第 50 号

( 平成 5 年 6 月 25 日東 京 都北 区告 示第 138 号 一部 改 正) (平成 11 年 11 月 15 日東京都北区告示第 405 号一部改正)

東京都市計画沿道地区計画の決定(北区決定)

東京都市計画北区環状七号線沿道地区計画を次のとおり決定する。

名 称 北区環状七号線沿道地区計画

位 置

北区西が丘二丁目・三丁目、上十条四丁目・五丁目、十条 仲原二丁目・三丁目、中十条三丁目・四丁目、東十条四丁 目・五丁目、神谷一丁目・二丁目・三丁目各地内

面 積 約 13.3ha (延長 約 2.4 ㎞)

沿

道

の

整

備

に

関

す

る

方

針

道 路 交 通 騒 音 に よ り 生 ず る 障 害 の 防 止 に 関 す る方針

環状七号線沿道の建築物の適切な誘導配置により、背後 地への道路交通騒音を防止するとともに、住居系建築物の 防音構造化を促進する。

土地利用に関する方針

本地区は住居系の地域であるが、環状七号線の沿道には 商業系の施設の立地もみられ、今後もこれら沿道には中高 層住宅や商業・業務系施設の立地が予想される。

従って、住居系を中心にこれらの土地利用をより幹線道 路の沿道にふさわしい、適正かつ合理的な土地利用へと誘 導する。

また、緑豊かな沿道環境形成のため、既存の樹木・樹林 の保全に加え街路樹の充実や緑地の整備等、緑化の推進を 図る。

沿

道

の

整

備

に

関

す

る

事

項

建

築

物

等

に

関

す

る

事

項

敷地区分

制限事項

環状七号線に面する建築物等 それ以外の建築物等

間口率の最低限度

7/10

建築物の高さの最 低限度

環状七号線の路面の中心から5m

建 築 物 の 構 造 に 関 する遮音上の制限

環状七号線の路面の中心からの 高さが5m以下の範囲を、空隙のな い壁を設ける等、遮音上有効な構造 とする。

建築物の構造に関 する防音上の制限

住宅、学校、病院、診療所、寄宿 舎、下宿その他の静穏を必要とする 建築物について、居住部分の閉鎖し た際の窓、出入口、屋根並びに壁は 防音上有害な空隙のないものであ るとともに、防音上支障がない構造 であること。なお、建築基準法施行 令第 136 条の 2 の 5 第 1 項第 15 号 に定める措置を講ずるものとする。

同 左

 平成元年4月1日  東京都北区告示第50号

(平成5年6月25日  東京都北区告示第138号一部改正)

(平成11年11月15日 東京都北区告示第405号一部改正)

(平成28年11月14日 東京都北区告示第662号一部改正)

沿

道

地

区

整

備

計

(15)

-11-

沿

道

の

整

備

に

関

す

る

事

項

建 築 物 等 に 関 す る 事 項

建築 物の壁 面 の位 置 に 関する制限

次の各号の一に該当する建築物につ いて、環状七号線の道路の境界から建 築物の壁又はこれにかわる柱の面まで の距離の最低限度を 1mとする。(ただ し、道路端の路面から高さ 2.5m 未満の 部分に限る)

1.幹線道路の沿道の整備に関する法 律第 12 条に該当する緩衝建築物 2.計画図に表示する壁面線に面する 建築物

建 築 物 の 用 途 の 制 限

風俗営業等の規則及び業務の適正化 等に関する法律第 2 条第 6 項第 4 号に 規定するホテル、旅館等の建築物の建 築を制限する。

同 左

建築物の敷地面積の最 低限度

80㎡ 同 左

建築 物の意 匠 に関 す る 制限

建築物の外壁等の色彩は、白、グレ ー、茶等を基調とする落ち着きのある 色調とする。

同 左

かき 若しく は さく の 構 造の制限

生垣又はフェンスとする。

ただし、高さ 0.5m以下の部分又は法 令等の制限上やむを得ないものはこの 限りでない。

同 左

施

設

の

配

置

及

び

規

模

緑 地

緑地を次のように定める。

配置は計画図表示のと おり。

名 称 面 積

緑地 1 号 約 120 ㎡

緑地 2 号 約 90 ㎡

土

地

利

用

に

関

す

る

事

項

樹林地の保全

保全すべき樹林地を次のように定める。

配置は計画図表示のと おり。

名 称 面 積

樹林地 1 約 140 ㎡

樹林地 2 約 150 ㎡

備 考

「区域及び壁面の位置の制限は計画図表示のとおり」

沿

道

地

区

整

備

計

画

 沿 配道 置地 及区 び施 規設 模の

かき若しくはさくの 構造制限

(16)
(17)
(18)

-14-6.東京都北区環状七号線沿道地区計画の区域内における建築物の

制限に関する条例

平成元年6月22日東京都北区条例第21号

(平成8年9月30日東京都北区条例第34号一部改正)

(平成12年3月28日東京都北区条例第41号一部改正)

(目 的)

第1条 この条例は、建築基準法(昭和25年法律第201号。以下「法」という。)第68条

の2第1項の規定に基づき、区内の環状七号線(以下「環七」という。)に係る沿道地区

計画(幹線道路の沿道の整備に関する法律(昭和55年法律第34号)第9条第1項の規

定に基づき定められた沿道地区計画をいう。)の区域内における建築物に関する制限を定

めることにより、道路交通騒音により生ずる障害を防止し、又は軽減し、あわせて適性

かつ合理的な土地利用を図り、もつて良好な市街地の形成に資することを目的とする。

(適用区域)

第2条 この条例は、平成11年東京都北区告示第405号に定める東京都市計画北区環状七

号線沿道地区計画(以下「沿道地区計画」という。)の区域のうち、区長が告示する区域

(以下「適用区域」という。)に適用する。

(建築物が適用区域の内外にわたる場合の措置)

第3条 建築物が前条に規定する適用区域の内外にわたる場合は、当該建築物の全部につ

いてこの条例を適用する。

(間口率の最低限度)

第4条 建築物の環七に面する部分の長さの敷地の環七に接する部分の長さに対する割合

(以下「間口率」という。)は、10分の7以上としなければならない。

2 前項の間口率の算定において、次の各号に掲げる長さの算定方法は、それぞれ当該各

号に定めるところによる。

一 建築物の環七に面する部分の長さ 建築物の周囲の地面に接する外壁又はこれに代

わる柱の面で囲まれた部分の水平投影の環七に面する長さによる。

二 敷地の環七に接する部分の長さ 敷地の環七に接する部分の水平投影の長さによる。

(19)

第5条 環七に接する敷地にある建築物に係る当該建築物の環七に面する方向の鉛直投影

の各部分(間口率が10分の7を超える部分を除く。)の環七の路面の中心からの高さは、 5m以上としなければならない。

(建築物の構造に関する遮音上の制限)

第6条 環七に接する敷地にある建築物(間口率が10分の7を超える部分を除く。)の環

七の路面の中心からの高さが5m未満の範囲は、空隙のない壁を設ける等遮音上有効な構

造としなければならない。

(道路面と敷地の地盤面に高低差がある場合の適用の除外)

第7条 建築物の敷地の地盤面が環七の路面の中心より低い建築物について第 5 条の規定

を適用した結果、当該建築物の高さが地階を除く階数が 2 である建築物の通常の高さを

超えるものとなる場合は、前三条の規定は適用しない。

(都市計画施設の区域内における適用の除外)

第8条 都市計画法(昭和43年法律第100号)第4条第6項に規定する都市計画施設の区

域内については、第2条及び第3条の規定にかかわらず、第4条、第5条及び第6条の

規定は適用しない。

(建築物の構造に関する防音上の制限)

第9条 住宅、学校、病院、診療所、寄宿舎、下宿その他の静穏を必要とする建築物で、

道路交通騒音により生ずる障害を防止し、又は軽減するため、防音上有効な構造とする

必要があるものの居室及び居室との間に区画となる間仕切壁又は戸(ふすま、障子その

他これらに類するものを除く。)がなく当該居室と一体とみなされる建築物の部分(以下

「居室等」という。)の窓、出入口、排気口、給気口、排気筒、給気筒、屋根及び壁で、

直接外気に接するものは、次の各号に掲げる構造としなければならない。

一 窓及び出入口は、閉鎖した際防音上有害な空隙が生じないものであり、これらに設

けられる戸は、ガラスの厚さ(当該戸が二重以上になつている場合は、それぞれの戸の

ガラスの厚さの合計)が5mm以上であるガラス入りの金属製のもの又はこれと防音上同

等以上の効果のあるものであること。

二 排気口、給気口、排気筒及び給気筒は、開閉装置を設ける等防音上効果のある措置

を講じたものであること。

三 屋根及び壁は、防音上有害な空隙のないものであるとともに、防音上支障がない構

造のものであること。

(20)

-16-第10条 第 3 条の規定にかかわらず、前条に規定する居室等の全部が適用区域外に存す

る場合においては、当該居室等について同条の規定は適用しない。

(既存の建築物に対する制限の緩和)

第11条 法第3条第2項の規定により第4条、第5条及び第6条又は第9条の規定の適

用を受けない建築物について、次の各号の一に該当するときは、法第3条第3項第3号

及び第4号の規定にかかわらず、これらの規定は適用しない。

一 増築又は改築においては、工事の着手が基準時(法第 3条第 2項の規定により第 4

条、第5条及び第6条又は第9条の規定の適用を受けない建築物について法第3条第2

項の規定により引き続き第4条、第5条及び第6条又は第9条の規定(これらの規定が

改正された場合においては、改正前の規定を含む。)の適用を受けない期間の始期をいう。

以下同じ。)以後である増築若しくは改築にかかる部分の床面積の合計が 50m2を超えな

い場合又は当該増築若しくは改築後の床面積の合計が基準時における当該建築物の延べ

面積の合計の1.2倍を超えないこと。

二 大規模の修繕又は大規模の模様替を行う場合。ただし、第 9 条にあつては、これら

の大規模の修繕又は大規模の模様替が屋根又は壁に及ばないこと。

(区長の許可による適用の除外)

第12条 区長がこの条例の適用に関して、公益上必要な建築物であつて用途上又は構造

上やむを得ないと認めて許可したもの及び建築物の位置、構造、用途等の特殊性により

防音上又は遮音上支障がないと認めて許可したものについては、この条例に定める制限

の全部又は一部を適用しない。

(委 任)

第13条 この条例の施行について必要な事項は、区長が別に定める。

付 則

この条例は、平成元年8月1日から施行する。

付 則

この条例は、幹線道路の沿道の整備に関する法律等の一部を改正する法律の施行の日か

ら施行する。(平成8年11月10日)

付 則

(21)
(22)

お問い合わせ先

☆沿道整備事業

〒114-8508

東京都北区まちづくり部まちづくり推進課

北区王子本町 1-15-22

(3908)1111

内線 2821,2

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