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ネットワーク品質の改善で仮想化デスクトップの操作感を向上

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使える“シンクライアント”の選び方(8)

ネットワーク品質の改善で仮想化デスクトップの

操作感を向上

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目次

本書の取り扱いについて ... 2 0. ユースケースとベネフィット ... 3 1. はじめに... 4 2. デスクトップ仮想化環境におけるネットワークの重要性 ... 4 3. HP Velocity 導入の利点 ... 5 4. HP Velocity のコンポ―ネント ... 6 5. HP Velocity の構成例 ... 7 6. シンクライアント環境におけるネットワークの影響 ... 8 7. HP Velocity が提供する 3 つの改善機能 ... 9 7-1. TCP スループット向上(LiveTCP) ... 9 7-2. パケット損失の保護(LiveQ) ... 11 7-3. WiFi 環境の最適化(LiveWiFi) ... 12 8. シンクライアントに最適化されたモニタリング機能 ... 14 9. 対応シンクライアントとインストールキット ... 29 日本ヒューレット・パッカード株式会社 4/1/2015

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本書の取り扱いについて

本書は、日本ヒューレット・パッカード株式会社が販売する製品を検討されているお客 様が実際のご利用方法に合わせた設定を行う際に役立つ手順の一例を示すものです。い かなる場合においても本書の通りになる事を保証するものではありません。 本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。HP 製品およびサービスに対 する保証については、該当製品およびサービス保証規定書に記載されています。本書の いかなる内容も、新たな保証を追加するものではありません。本書の内容につきまして は万全を期しておりますが、本書中の技術的あるいは校正上の誤り、省略に対して責任 を負いかねますのでご了承ください。 この文書の著作権は日本ヒューレット・パッカード株式会社に帰属します。日本ヒュー レット・パッカードの許可なく一部または全体の複製・転載・編集等を行うことや、許 可されていない第三者への開示等の行為全てを禁止します。 本文中使用される企業名、製品名、商標などはそれを保持する企業・団体に帰属しま す。

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0. ユースケースとベネフィット

背景 デスクトップ仮想化を利用するうえで、仮想デスクトップを管理するサーバーとシンクライ アント等のアクセス端末をつなぐネットワークは必要不可欠です。このサーバーとシンクラ イアントをつなぐネットワークにパケット損失、レイテンシー(遅延)などが発生すると動作 が円滑さを欠き、対話性が損なわれ、アプリケーションのスループットが全体的に低下する という結果を招きます。 そして、アプリケーションユーザーにとって満足の行くエクスペ リエンス(操作感)が得られないという結果を招き、対策が必要です。また、仮想デスクト ップ環境においてパフォーマンス低下などが発生した場合に、ネットワークの品質やハード ウェアリソース不足などを考慮し原因の切り分けを俯瞰してとらえて、原因特定することが 重要になります。 ベネフィット

HP Velocity はリアルタイムネットワークアプリケーションの Quality of Experience (QoE) のた めの Quality of Service (QoS) システムです。HP シンクライアント端末にプリインストールさ れており無償で利用することができます。HP Velocity には、以下の利点があります。 1. TCP スループット向上 LAN、WAN、WiFi に最適なデータ転送アルゴリズムを自動的に判断し動的に適応する ことによって、スループットを改善することができます。動画だけでなく Microsoft Office 等の OA 用アプリケーションにも効果を発揮します。 2. パケットロス削減 「パケットの RAID 5」を構成し、オリジナルのパケットを複数のセグメントに分割 して送信します。途中でパケットをロスしても受信側でオリジナルパケットに復元 できるため、パケットの再送を防止します。

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3. 無線 LAN アクセス高速化 無線 LAN のオーバーヘッドを削減し、伝送時間を自動的に短縮することで効率的な データ転送を実現します。また、利用出来る帯域を 15%も向上させることができ、 ユーザーへ満足の操作感を提供します。 4. デスクトップ仮想化に最適化されたモニタリング機能 End-to-End のネットワークで発生している現象をリアルタイムにモニターすること が可能です。ハードウェアリソース・ネットワークの問題を特定できます。

1. はじめに

本資料では、デスクトップ仮想化環境において必須のコンポ―ネントであるネットワークの 品質を HP Velocity で改善する方法を紹介します。

2. デスクトップ仮想化環境におけるネットワークの重要性

デスクトップ仮想化環境では、仮想された PC 環境に対してネットワーク経由でシンクライ アントからアクセスして利用します。ネットワークを通じた動画・音声などのリアルタイム アプリケーションへのストリーミングには、しばしばパケット損失と伝送レイテンシー(遅 延)が伴うため、動作が円滑さを欠き、対話性が損なわれ、アプリケーションのスループッ トが全体的に低下するという結果を招きます。 そして、アプリケーションユーザーにとっ て満足の行くエクスペリエンス(操作感)が得られないという結果を招きます。

HP Velocity は、リアルタイムネットワークアプリケーションの Quality of Experience (QoE) を 向上する Quality of Service (QoS) システムです。

既存のシステムとの統合が容易な HP Velocity では、パケット損失、レイテンシー、ジッタ ー(ゆらぎ)といった今日のネットワークに付随する根本的な問題に対処して、ストリーミ ングアプリケーションの QoE を向上することができます。 自動検出、セッション確立、およびセッション管理は、HP Velocity 対応エンドポイントによ って行われます。 HP Velocity では、エンドツーエンドのネットワーク状態を継続的に監視 して最適なデータ配信メカニズムを選択します。 パケット損失が自動的に削減され、レイ テンシーが最小化されることにより、アプリケーションの QoE とスループットが改善され ます。 注記: HP Velocity では、HP シンクライアントと HP Velocity 対応の仮想デスクトップまたはタ ーミナルサービスサーバー間のストリームだけを高速化します。

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3. HP Velocity 導入の利点

HP Velocity は次の特徴を持ち、各機能を提供します。 適応型ネットワーク分析 HP Velocity では、エンドツーエンドのネットワーク状態を個々のデータストリーム について継続的に監視し、適応型最適化とデータストリームの高速化を実現しま す。 パケット損失保護 HP Velocity は、アプリケーションの QoE を向上するためのキーとなるパケット損失 保護を提供します。 パケット損失はたとえわずかな量であっても、アプリケーショ ンのスループットを低下させ、ストリーミングアプリケーションが重くなったり動 作を停止したりする原因になり、インタラクティブアプリケーションの遅延を招き ます。 輻輳検出 HP Velocity は、ネットワーク輻輳を自動的に検出して、冗長性の量を調整し、デー タネットワーク上の QoE を最大化します。 WiFi 高速化 HP Velocity は、ワイヤレスネットワークのレイテンシーと伝送時間を自動的に短縮 してプロトコルのオーバーヘッドを最小化し、WiFi アプリケーションの QoE を向上 させます。 高いレイテンシーのあるネットワークにおける TCP スループット向上 LAN、WAN、WiFi に最適なデータ転送アルゴリズムを自動的に判断し動的に適応する ことによって、TCP 通信のスループットを改善することができます。

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シームレスな統合 HP Velocity は、すべてのアプリケーションとユーザーに QoE の向上をもたらす透過 的な「プラグアンドプレイ」ソリューションです。利用できる上位アプリケーショ ンを選びません。 軽いシステム HP Velocity は、システムリソースの消費を最小限に抑えながら QoE を向上すること が可能な軽量設計です。

4. HP Velocity のコンポ―ネント

HP Velocityは3つの主要コンポーネントにて構成されます。 コンポーネント 説明

Network Profiler Network Profilerは、HP Velocity対応のエンドポイント間の ネットワークリンクをプロファイルします。これは、ネ ットワーク接続 (有線または無線) のタイプを識別し、主 要なネットワークメトリックス (パケット損失、レイテン シ、帯域幅の制約) を測定します。Network Profiler は、 QoSコントローラーを最新のネットワーク状態で継続的に 更新します。

QoS Controller QoS Controller は、Network Profilerが提供するネットワー クの現在の状態および傾向データを使用して、オプティ マイザーを使用開始し、データを 調整します。 Optimizers HP Velocityは、QoE に役立つ3種類のオプティマイザーを サポートします。 1. LiveQは、パケット損失などのエンドツーエンドの 問題に対処します。HP Velocityは、冗長性を追加 する程度を自動的に変化させることによって、ネ ットワーク損失からアプリケーションストリーム を保護します。

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2. LiveWiFiは、WiFi 通信特有のオーバーヘッド (衝突 回避のためのバックオフ時間やACKによる確認応 答など) を改善し、有効なWiFi帯域を最大約15%も 増やす事が可能です。その結果、遅延やジッター (ゆらぎ)が少なくなり、高速なスループットによ りユーザエクスペリエンスを向上させます。 3. Link TCPは、ネットワークフローのTCP通信のスル ープットを最適化し、TCPRDP,RGS,ICAといったTCP 通信を行う画面転送プロトコルのスループットが 向上します。HP Velocityは、遠距離通信など高い レイテンシーが発生する環境化において、TCPフ ロー制御メカニズムを最適化することによりスト リーミングやリモートデスクトップアプリケーシ ョンのスループットを向上させます。

5. HP Velocity の構成例

HP Velocityは、HPシンクライアントにプリインストールされています。 HP Velocityをサ ーバー側のどこにインストールするは次の中から選んでください。 直接接続 HPシンクライアントを仮想デスクトップに直接接続できる仮想化アーキテクチャーの場 合は、HP Velocityサーバーを仮想デスクトップにインストールする必要があります。 こ れらの導入環境では、接続ブローカーをプロキシとして使用しません。 プロキシ接続

接続ブローカー (VMware View Managerなど) で提供されるプロキシサービスをHPシンク ライアントから仮想デスクトップへのアクセスに使用しなければならない仮想化アーキ テクチャーの場合は、接続ブローカー上にHP Velocityをインストールする必要がありま す。(直接接続とプロキシ接続の両方がサポートされている場合は混在が可能です。)

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ターミナル接続 ターミナルサービスでは、Windows Serverなどのターミナルサービスサーバーに複数の HPシンクライアントを接続します。ターミナルサービスサーバー上にHP Velocityをイン ストールする必要があります。

6. シンクライアント環境におけるネットワークの影響

ネットワークの通信は階層化され、階層間で接続性を保障するものとしないものがありま す。 ネットワーク階層 名前 例 接続の保障 5-7 アプリケーション 4 トランスポート層 TCP/UDP TCPのみあり 3 ネットワーク層 IP なし 2 データリンク層 Ethernet なし 1 物理層 CAT5 なし TCP通信の場合は接続性を保障し、パケット損失が発生した場合にはデータの再送要求を行 います。但し次のような影響が発生する可能性があります。 • 画面転送のフレームレートが低下する • ファイル送信のスピードが低下する • 大幅なタイムラグが生じて操作感に影響を与える • リモートの画面が応答しない

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TCP通信の代表的なアプリケーション MS RDP v7/v7.1, RemoteFX, HDX (ICA), HP RGS UDP通信の場合は接続性を保障しません。UDPを使うアプリケーションは、パケットが損失 を容認して動作できるように構成されています。但し次のような影響が発生する可能性があ ります。 • 画面転送のフレームレートが低下する • 画面の乱れ • 音声途切れの発生 • ビットレートやフレームレートの低下 UDP通信の代表的なアプリケーション MS RDP v8, PCoIP, ビデオカンファレンス ネットワークにおけるパケット損失は、ユーザエクスペリエンスに大きな影響を与えます。 例えばTCPにおいて100ms 遅延のネットワークで1%のパケット損失が発生した場合に、ネッ トワークの最大スループットは1Mbpsに制限されてしまいます。

7. HP Velocity が提供する 3 つの改善機能

7-1. TCP スループット向上(LiveTCP)

実環境の IP ネットワークでは、利用するアプリケーションフローに影響するレイテンシー とパケットロスが発生することがあります。これらの問題の主な要因は、ネットワークにお ける輻輳の問題です。TCP 通信の場合は接続性を保障し、パケット損失が発生した場合には データの再送要求を行います。また、TCP には過度な輻輳を回避するためのアルゴリズムが あります。ネットワークにおけるレイテンシーとパケット損失は、ユーザエクスペリエンス に大きな影響を与えます。特にビデオストリーミング、チャット、画面転送、ファイル転送 といったデータ通信において TCP 通信を使用するアプリケーションは影響を受けます。 TCP 輻輳回避メカニズム TCP はパケット損失を検出するまで、可能な限り、より高スループットで送信する ような仕様になっています。一度、パケット損失を検出するとパケット配信を停止 したり、再送することによってデータ送信を保障しますが、結果としてスループッ

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トは低下します。その後、パケット損失がなくなると再びデータ送信のスピードを 向上させます。この動作は、TCP の標準的な動作によります。

TCP アルゴリズム

TCP は、LAN, WAN, WiFi など異なるネットワークの種類に対して、複数の TCP アルゴ リズムを OS として実装しています。しかしながら、ネイティブ TCP では 1 種類の TCP アルゴリズムだけ適用され、利用しているネットワーク・パケットの損失(輻 輳を含む)に応じて最適な TCP フロー制御の仕組みをダイナミックに切り替える事 はできないようになっています。ネットワークの種類によって特性が異なります。 拠点内ネットワーク(LAN) : パケット損失が低く、高スループットな帯域 拠点間ネットワーク(WAN): パケット損失が高く、レイテンシーが高い WiFi ネットワーク: 高いジッターがあり、レイテンシーの変化が多い。 TCP チューニング TCP フローを制御する機能は多くの OS に実装されていますが、そのアルゴリズムは 1 種類だけの場合がほとんどです。その為に、利用できる帯域、パケットの損失 (輻輳を含む)に応じて最適な TCP フロー制御の仕組みをダイナミックに切り替え る事はできません。たとえば、LAN 通信に最適化された状況下において、WAN 通信 を確立した場合には効率的なデータ転送がおこなえません。LiveTCP は、LAN、 WAN、WiFi に最適な TCP フロー制御のアルゴリズムを自動的に判断し動的に適応す ることで TCP スループットの高速化を実現します。 LiveTCP 輻輳制御 LiveTCP は、輻輳制御を行うアルゴリズムによって、自動的に TCP フロー(LAN, WAN, WiFi)とネットワークの状態を把握し、それぞれの TCP フローを最適化しま す。LiveTCP は、OS に実装されているネイティブな TCP フロー制御を改善すること によって、シンクライアントとサーバー間の TCP スループットを向上させます。 高いレイテンシーの影響を受ける画面転送プロトコルほど改善効果があり、RDP で は約 10 倍、RGS では 2 倍から 3 倍、ICA では 2 倍程度のスループット向上が実現で きます。 また、管理されていない空港・ホテル・コーヒーショップなど公共ネットワークで は、管理された企業ネットワークと比較して輻輳が発生する度合いが高く、より効 果を得ることができます。下の図では、LiveTCP がそれぞれの TCP フローに対して適 切な輻輳制御アルゴリズムを適用するプロセスを表しています。

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7-2. パケット損失の保護(LiveQ)

HP Velocityのパケット損失保護(LiveQ)は、オリジナルパケットを分割して冗長データを付加 する事によりパケット損失が発生した場合でも、オリジナルデータを復元できる機能です。 これはストレージにおけるRAID5 と同様の技術をネットワーク上で実現しています。 上図のように分割したデータのうち、1つのパケット損失はHP Velocity により復元されます が、2つ以上のパケットが失われた場合はオリジナルデータの復元ができません。TCPの場 合は再送要求が行われ、UDPの場合は廃棄されます。 データの分割と復元に関わる時間は1ms以下で、Zero Latency を実現しています。 エンコーディングモード (データ分割) エンコーディングモードは次の 5つのモードが準備されています。 モードの種類 : 1 + 0 , 4 + 1 , 3 + 1 , 2 + 1 , 1 + 1 4 + 1 はオリジナルパケットを 4分割し、1セグメントの付加情報を追加する意味になり ます。エンコーディングモードは、管理者が指定した目標損失率とネットワーク帯域の 状況に従いHP Velocityが自動的に最適なものを選択して動作します。

目標損失率(Target Loss Rate : TRL)

各種ストリーミングアプリケーションなどは少量のパケット損失を容認できるように設 計されています。 HP Velocity の TRLパラメータは、どれぐらい積極的に保護するかと いう観点で構成できます。 TRLの既定値および推奨値は 0.04% で VDIアプリケーションに適しています。 TRLは高いほど、より大きなネットワーク損失から保護が可能となりますが、必要な帯 域幅も増えます。つまり、ネットワーク帯域に制限がある場合に、TRLを高く指定して も達成できない事になります。また、パケット損失が多すぎる場合にも目標値を達成で きない事があります。

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バースト損失保護(Burst Loss Protection : BLP) パケット損失は、全てがランダムに発生するのではなくまとまった単位で発生するケー スがあります。(いわゆるバースト損失) 上図の例の場合、データ転送 1でバースト損失が発生した場合には BおよびC 内の分割 パケットが複数失われる事になり、パケット損失保護機能でのオリジナルパケットの復 元が出来なくなります。一方、データを一旦バッファリングしてパケット順序を入れ替 える事により(データ転送2 の方式)バースト損失が発生してもA~Dの全てのパケット が復元可能となります。既定では、BLPが必要かどうかをHP Velocityが判断し、必要な場 合には自動的に有効化されます。 ※ BLPを使用すると、遅延の影響を受けやすいアプリケーションのパフォーマンスが低 下する事があります。 パケット損失保護機能は、慢性的な帯域不足によるユーザエクスペリエンスの低下を修 正できるものではないことに注意をしてください。逆に冗長データを付加する事により 利用する帯域は増加します。帯域不足が原因の場合はネットワークの見直しを検討して ください。後述のネットワークモニタ機能を使ってネットワーク環境の確認をする事が 可能です。

7-3. WiFi 環境の最適化(LiveWiFi)

WiFiネットワークは有線ネットワークと異なり、次のようなキャパシティ上の制限が発生す る可能性があります。

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 距離の制限(電波強度に影響する)

 様々なノイズによる悪影響(他のWiFi 、電子レンジなど)

 古い機器の存在 (802.11n の WiFi 網 内に802.11b が存在するケースなど)  WiFi のデータ通信はHalf Duplex (半二重)で行われる

 通信チャネルが他ユーザーで使用中の場合は、チャネルが空くまでの待機が発生 する また、WiFi 通信独自のパケット通信が必要なためネットワークの負荷が高くなります。 上図のTCP通信の例では、WiFi パケットのうち 4分の3 は オーバーヘッドであることが解り ます。

HP Velocity は WiFi 通信特有のオーバーヘッド (衝突回避のためのバックオフ時間や ACK によ る確認応答など) を改善し、有効な WiFi 帯域を最大約 15%も増やす事が可能です。その結 果、遅延やジッター(ゆらぎ)が少なくなり、高速なスループットによりユーザエクスペリエ ンスを向上させます。

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8. シンクライアントに最適化されたモニタリング機能

Velocity管理アプリケーションは、HP Velocityを構成および監視するための管理者用 Windowsシステムトレイアプリケーションです。管理アプリケーションはサーバ側で利 用できます。管理アプリケーションはシステムトレイに常駐していますので、Velocityア プリケーションのアイコンを右クリックする事で呼び出すことができます。 管理アプリケーションは 4つのタブから切り替えて利用します。  Network Statics  Network Monitor  Flow Information  Configuration [Network Statistics] このタブには、統計情報カウンターが表示されます。 これらのカウンターは、HP Velocity高速化ストリームに関する累積統計情報を提供します。統計情報には、標準表示 と詳細表示があります。 それぞれの表示には、HP Velocityの起動後の合計データを示す 列と、直近の5秒間、1分間、および5分間のデータを示す列があります。 標準表示で得られる情報

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統計情報名 説明 Loss -Without Velocity HP Velocityが測定したVelocity機能が無効なときの実際の受信パケ ット損失率。 Loss -With Velocity HP Velocityが測定したVelocity機能が有効なときの補正後の受信パ ケット損失率。 Compatibility Tx Loss 転送ネットワーク損失の発生率 Encoded Data Sent HP VelocityからリモートHP Velocity対応エンドポイントへ送信さ れたエンコードデータのバイト数。各時間間隔のデータについて はKbps単位、累積合計データについてはMB/KB単位となります。 Encoded Data Received HP VelocityがリモートHP Velocity対応エンドポイントから受信し

たセグメントデータのバイト数。各時間間隔のデータについては Kbps単位、累積合計データについてはMB/KB単位となります。 Total Active Sessions HP Velocityがエンドポイントとして検出した現在アクティブな一

意データストリームの数。

Accelerated Streams HP Velocityがエンドポイントとして検出した現在アクティブな高 速化された一意データストリームの数。

Total Active Flows HP Velocityが検出した一意なデータフローの数。

Protected Flows HP Velocityによって保護された一意なデータフローの数。 詳細表示で得られる情報 ( Advanced Statisticsを選択した場合)

統計情報名 説明

Packets Encoded HP VelocityがセグメントにエンコードしたIPパケットの数。 Segments Sent HP VelocityがリモートHP Velocity対応エンドポイントへ送信した

エンコードセグメントの数。 Compatibility Segment

ReTx

HP Velocityが再送信したエンコードデータパケットの数

Segments Received HP VelocityがリモートHP Velocity対応エンドポイントから受信し たエンコードセグメントの数。

Segments Lost HP Velocityエンコードセグメントのうち、ネットワーク上でパケ ット損失が生じたためHP Velocityに受信されなかったセグメント の数。

Packets Decoded HP Velocityが受信したエンコードセグメントから再構築すること ができたIPパケットの数。

Packets Lost ネットワーク内で生じた損失が大きすぎるためHP Velocityが受信 したエンコードセグメントから再構築できなかったIPパケットの 数。

Full Packets Lost HP Velocityが再構築できなかったIPパケットのうち、エンコード パケットのエンコードセグメントが一切受信されなかったことに より再構築できなかったIPパケットの数。 注記: このカウンター は、Packets Lost カウンターとともにバースト損失の発生を示し ます。

High Loss Events ネットワーク内のパケット損失が大きすぎるためリモートHP Velocity対応エンドポイントとの通信が困難であることをHP Velocityが検出した回数。 Non-accelerated Packets Sent 送信されたIPパケットのうち、高速化されていないIPパケットの 数。

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Non-accelerated Packets Received

受信されたIPパケットのうち、高速化されていないIPパケットの 数。

Packet Flows Monitored HP Velocityが検出した一意なデータフローの数。 Accelerated Packet Flows Unfulfilled リソースの制約のためにHP Velocityで高速化することのできなか ったフローの数。 Accelerated Packet Flows Monitored HP Velocityによって保護された一意なデータフローの数。 Monitored Packets Sent HP Velocityが送信したIPパケットのうち、リソースの制約のため

に監視対象にのみなっている (高速化もエンコードもされない) IP パケットの数。 Monitored Packets Received HP Velocityが受信したIPパケットのうち、ピアHP Velocity対応デ バイス上のリソースの制約のために監視対象にのみなっているIP パケットの数。 Packets Encoded (Throughput) アプリケーションから受信したIPパケットデータのうち、HP VelocityセグメントにエンコードされたIPパケットデータか、ま たはHP Velocityの監視対象になったIPパケットデータのバイト 数。各時間間隔のデータについてはKbps単位、累積合計データに ついてはKB/MB単位となります。 Packets Decoded(Throughput) ネットワークから受信したIPパケットデータのうち、HP Velocity が再構築に成功したIPパケットデータか、またはHP Velocityの監 視対象になったIPパケットデータのバイト数。各時間間隔のデー タについてはKbps単位、累積合計データについてはKB/MB単位と なります。 Non-accelerated Throughput (Tx) 高速化されずに伝送されたすべてのIPパケットデータのバイト 数。各時間間隔のデータについてはKbps単位、累積合計データに ついてはKB/MB単位となります。 Non-accelerated Throughput (Rx) 高速化されずに受信されたすべてのIPパケットデータのバイト 数。各時間間隔のデータについてはKbps単位、累積合計データに ついてはKB/MB単位となります。 ロギング ([Logging]) を有効にすると、統計情報を5分間隔 (デフォルト) でロギングできま す。最大で1週間分のHP Velocity統計情報をユーザーの一時ファイルフォルダーに保存する ことが可能です。 [Network Monitor]

このタブには[Throughput] (スループット)、[With Velocity] (補正損失)、[Without Velocity] (ネ ットワーク損失) の 3 つのグラフが表示されます。 グラフの横軸 (底辺) は、秒単位の時間間 隔を表します。

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グラフ名 色 説明 Rx Throughput 青 折れ線グラフ 直近の時間間隔内の受信スループット。 右側の縦 軸は、Kbps単位のスループットを表します。 With Velocity 緑 棒グラフ HP Velocityが高速化ストリームを提供しているアプ リケーションから見た補正パケット損失。 左側の 縦軸は、損失 (パーセンテージ) を表します。 Without Velocity 赤 棒グラフ ネットワーク内のパケット損失。 左側の縦軸は、 損失 (パーセンテージ) を表します。 さらに、以下の値がグラフの左横に表示されます。 値 説明 Network Loss Peak グラフの期間中における最大のパケット損失。 Without Velocity 直近の時間間隔内のパケット損失。 With Velocity 直近の時間間隔内の補正損失。 Network throughput Peak グラフの期間中における最大の受信スループット。 Current 直近の時間間隔内の受信スループット。

上図左側の例では、Without Velocity (赤の棒グラフ)と With Velocity(緑の棒グラフ)が同 じ損失率のトレンドを示しています。これは HP Velocity のパケット損失保護を OFF にした 状態でキャプチャしたものです。右側はパケット損失保護を ON にした状態でキャプチャし た例です。With Velocity が示す修正後のパケット損失率が非常に低くなっている事が確認で きます。

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[Flow Information]

一意なHP Velocity高速化ストリームのそれぞれに関する詳細情報が表示されます。

Protected Endpoints

統計情報名 説明

Remote Host 高速化ストリームリモートホストのIPアドレス。 Product 高速化ストリームリモートホストの製品名。 CPU Usage 直近のCPU使用率(%)。

Memory Usage 直近のメモリ使用率(%)。

Link ネットワーク接続種類(有線または無線)とリンク速度。

Protected Flows

統計情報名

説明

Remote IP 高速化ストリームの宛先IPアドレス。

Remote Port 高速化ストリームの宛先TCPまたはUDPポート番号。 ポート番号の プロトコルが認識可能なプロトコルの場合は、プロトコル名も表 示されます。

Local IP 高速化ストリームのローカルIPアドレス。

Local Port 高速化ストリームのローカルTCPまたはUDPポート番号。 ポート番 号のプロトコルが認識可能なプロトコルの場合は、プロトコル名 も表示されます。

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IPQ HP Velocityのアクティブな動作モード。 P(Protect), M (Monitor),C(ク ライアントでLive ModeがCompatibility。)

LiveTCP LiveTCPの状態。

•サーバーサイド: Protect,またはInspect または Off ・クライアントサイド:Protect またはOff

LiveQ LiveQの状態。 Protect またはOff

TLR HP Velocityの達成目標として高速化ストリームに適用されている目 標損失率 (TLR)。この値はパーセンテージです。 Encoding HP Velocityのパケット損失保護機能に適用されているエンコーディ ングモードを示します。 ローカルまたはリモートマシンのシステム情報 右上にある[Local]または[Remote]ボタンをクリックするとシステム情報を確認することがで きます。

Local System Information(サーバーのシステム情報)

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[Protected Endpoints]または[Protected Flow]で検出しているシンクライアントをダブルクリ ックすると[RX Throughput] (受信スループット)、[With Velocity] (補正損失)、[Without Velocity] (ネットワーク損失)および[Latency](レイテンシー)を閲覧できます。

サーバー側の高速化された受信された IP パケットデータとレイテンシー

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[Plot Latency]にチェックを入れると[Latency](レイテンシー)の値をグラフ化(青色の折れ線 グラフ)することができます。

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[Configuration]

Configuration から次の設定を変更することができます。

HP Velocity / System Settings

構成オプション 説明

Operation Mode HP Velocityの高速化を有効化または無効化します。

• [Protect] - このHP Velocityを通じたストリームに対してHP Velocityの 高速化を有効にします。

• [Monitor] – このHP Velocityを通じたストリームに対してHP Velocity の高速化を無効にしますが、パケット損失などの状態を監視します。 • [Off] - このHP Velocityを通じたストリームに対してHP Velocityの高速 化を無効にします。

デフォルトは[Protect]です。 LiveQ - Packet

Loss Protection

LiveQ-Packet Loss Protection(パケットロスの保護)を有効または無効に します。自動的にオリジナルパケットを分割して冗長データを付加す る事によりパケット損失が発生した場合でも、オリジナルデータを復 元することによって、パケット損失からアプリケーションを保護しま す。 LiveTCP- Latency Mitigation LiveTCP-Latency Mitigation(遅延に対するTCPスループット向上)を有効 化または無効化します。 RDP、RGS,ICAの画面転送プロトコルのTCPスループットを向上しま す。 LiveWiFi - Prioritization LiveWiFiは、どちらの方向のHP Velocity高速化データストリームについ ても、レイテンシーとジッターを削減し、スループットを向上させま す。EnabledにするとWiFi Optimizerが有効になり、Disabledにすると

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WiFi Optimizerが無効になります。デフォルトでは、Enabledになってい ます。 IP Option Beacon [UDP Flows] UDPフローのためのIPオプションビーコン(0x880477FB)を有効または 無効にします。 TCP Option Beacon [TCP Flows] TCPフローのためのTCPオプションビーコン(0x01000000 & 0x00000000)を有効または無効にします。

Network MTU ネットワーク内で処理可能な最大伝送単位 (MTU)、つまりパケットの 最大サイズをバイト単位で指定します。有効範囲は750~1500バイト です。 この範囲外の値を指定すると、エラーメッセージが表示されま す。デフォルトは1492です。

HP Velocity / System Settings / Boot Settings

構成オプション 説明 Protected Flows 保護されたデータフローの最大数。 HP Velocityは16から1024フローまでをサポートします。 Local System Information Collection ローカルのシステム情報および統計情報をリモートマシンに送信しま す。 Remote System Information Collection リモートのシステム情報および統計情報をローカルマシンが受信しま す。

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HP Velocity の保護対象とする IP アドレス、ポートを指定します。デフォルトでは

MS RDP, VMware Horizon View, Citrix ICA のポートが許可されています。

HP Velocity / LiveQ

LiveQ – Zero Latency

構成オプション 説明

[Target Loss Rate] すべてのアクティブなHP Velocity高速化ストリームに対するHP Velocity の達成目標となる損失率を指定します。

注記: 損失の多いネットワークや帯域幅に制限のある環境では、目標 損失率 (TLR) を高く設定しても達成できない可能性があります。 有効な値は、0.04%、0.1%、0.2%、および 0.4%です。 デフォルトは 0.04%です。

(26)

[Congestion Avoidance] Congestion Avoidance(輻輳回避)機能は、ネットワークリンクを分析し 帯域の制約を検知すると適応するように HP Velocity が調整します。 本機能が有効で帯域の制約を検知すると、最高のネットワークパフォ ーマンスを確保するために帯域と既存の TLR 設定を上書きします。 有効な値は、有効または無効です。 デフォルトは有効です。 [Bandwidth Control] HP VelocityでHP Velocity高速化ストリームをエンコードするときに使用 できる保護モードの範囲を指定します。 保護モードでは、高速化ストリームをネットワーク損失からどのよう に保護するかを定義します。 保護モードが高いほど、より大きなネッ トワーク損失からの保護が可能になりますが、必要な帯域幅も増えま す。 HP Velocityでは、ネットワーク損失を常に監視しており、ネットワー ク損失を指定された目標損失率 (TLR) まで削減するための保護モード を自動的に選択します。 この選択は動的なプロセスにより行われ、ど の時点においてもネットワーク内で測定されたリアルタイムの損失に 応じて異なるモードが適用されます。 有効な値は以下のとおりです。 [Dynamic] - この設定は、帯域幅に制約がない場合に使用します。 この 設定を選択すると、必要な帯域幅を最小限に抑えながらパフォーマン スが最大化されます。 [Low] - 帯域幅の制約が大きい環境では、このモードを使用すると、HP Velocity保護に伴うオーバーヘッドの予測値を27%以下に削減すること ができます。 [Medium] - 帯域幅に多少の制約がある環境では、このモードを使用す ると、HP Velocity保護に伴うオーバーヘッドの予測値を40%以下に削 減することができます。 [High] - 帯域幅に制約がなく、ネットワーク損失が大きいことがわかっ ている場合は、この設定を使用してパフォーマンスを最大化すること ができます。 この設定は、[Dynamic]設定と異なり、HP Velocityをファ ーエンドで検出すると、最初にネットワーク内の損失を測定せずに即 時にアグレッシブエンコーディングを行います。 デフォルト値は[Dynamic]です。 [Burst Loss Protection] ネットワーク内の相関損失に対する保護のためのBLP (バースト損失保 護) を有効化または無効化します。 注記: BLPを使用すると、レイテンシーの影響を受けやすいアプリケー ションのパフォーマンスが低下することがあります。 有効な値は以下のとおりです。 [Off] - 相関損失に対するバースト損失保護を無効化します。 [On] - 相関損失に対するバースト損失保護を有効化します。 [Auto] - BLPが必要かどうかをHP Velocityに判断させます。必要な場合 は、自動的に有効化されます。 デフォルトは[Auto]です。 [BLP Buffer] バースト損失または相関損失に対する保護のためにHP Velocityが使用 できるパケットバッファリングの量を表すミリ秒 (ms) 単位の値を選択 します。 10ms~100msの範囲内の10ms刻みの値が有効な値としてドロップダ ウンメニューに表示されます。 デフォルト値は20msです。

(27)

Zero Latency – Target Loss Rate Policy Filter

構成オプション 説明

[Target Loss Rate] すべてのアクティブなHP Velocity高速化ストリームに対するHP Velocity の達成目標となる損失率を指定します。 注記: 損失の多いネットワークや帯域幅に制限のある環境では、目標 損失率 (TLR) を高く設定しても達成できない可能性があります。 有効な値は、0.04%、0.1%、0.2%、および0.4%です。 デフォルトは 0.04%です。 [IP] 対象とするIPアドレスをサブネットマスクと組み合わせたCIDR形式で 指定します。 例) 192.168.1.0/24 145.76.53.3/32. [TCP Ports] 対象とするTCPポートをスペースで区切って指定します。 例) 80 1750 175

[UDP Ports] 対象とするUDPポートをスペースで区切って指定します。 例) 80 1750 175

(28)

構成オプション 説明 Latency Threshold ミリ秒単位でレイテンシーのしきい値を設定します。待ち時間軽減が 一度このしきい値を超えると、機能が有効になります。 デフォルト設定は20msです。 Congestion Control 輻輳制御の程度を適用します。 • [Standard] –高遅延ネットワークの影響を処理します。デフォルト 設定は本設定です。 • [TCP Friendly] –標準のTCPのような輻輳制御アルゴリズムを使用し ます。 Advanced Congestion Detection

進化した輻輳検出設定(Advanced Congestion Detection)を有効にしま す。

デフォルトはEnabledです。

(29)

構成オプション 説明

[Transmit Loss Rate (%)] ネットワーク損失シミュレーターを有効化し、ネットワーク上で 伝送されるデータストリームに指定されたパーセンテージの損失 を発生させます。 注意: この機能は、デモを行うとき以外は使用しないでください。 通常の動作時には、常に0に設定しておいてください。 [Receive Loss Rate (%)] ネットワーク損失シミュレーターを有効化し、ネットワークから 受信するデータストリームに指定されたパーセンテージの損失を 発生させます。 注意: この機能は、デモを行うとき以外は使用しないでください。 通常の動作時には、常に0に設定しておいてください。

HP Velocity / General

構成オプション

説明

[Reset Configuration

To Factory Defaults]

現在の設定をリセットして、インストール直後のデフォルト

値に戻すことができます。

[Export Current

Configuration To

Files]

現在の設定情報をファイルにエクスポートすることができま

す。

(30)

9. 対応シンクライアントとインストールキット

HP Velocity のクライアントアプリケーションは、製品にプリインストールもしくはコン ポーネントをWebサイトからダウンロードしてインストールする事ができます。 HP Velocity は以下のHPシンクライアントで利用する事ができます。

・HP t410 All-in-One Smart Zero Client ・HP t410 Smart Zero Client

・HP t510シリーズ ・HP t520シリーズ ・HP t610シリーズ ・HP t620シリーズ ・HP t820シリーズ ・HP t5565/t5565z ・HP t5570/t5570e ・HP t5740/t5740e/t5745 ・HP 6360t Mobile Thin Client ・HP mt40 Mobile Thin Client ・HP mt41 Mobile Thin Client ・HP Elitebook 745 G2 ・HP ElitePad 1000 G2

対応イメージバージョン

Smart Zero、ThinPro、WES2009、WES7、WES8,Windows Embedded 8.1 Industry ProのOS イメージでご利用いただけます。HP Velocity のサーバキットは、HP Webサイトより入手 可能です。  サポート & ドライバーのサイトへアクセスしてください。 http://www8.hp.com/jp/ja/drivers.html  ご利用中の製品名を入れて検索してください(サーバーコンポーネントはどの製品名 で検索しても違いはありません)。ここではt620を選択しています。

(31)
(32)

 「ベースモデル」「ENERGY STAR」等の注釈がないモデルをクリックしてください。  ご利用のイメージを選択してください(サーバーコンポーネントはどのイメージを選 択しても違いはありません)。ここではWES7を選択しています。  ご利用可能なイメージやソフトウェアの一覧が表示されます。ダウンロードしてご 利用ください。ドライバーの言語として英語を選択すると全てのアドオンパッケー ジが表示されます。

(33)

HPシンクライアントに関する情報

http://www.hp.com/jp/thinclient

参照

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