~第84期決算の分配金の引き下げに関するお知らせ~
当資料のお取扱いにつきましては、後掲の「留意点」をご参照ください。 また、投資信託のお申込みに際しては、「投資信託説明書(交付目論見書)」を設定・運用:HSBC投信株式会社
1ヶ月
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設定来
-12.0%
-26.6%
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(円) (円) (年/月) 分配金(右軸) 基準価額 (左軸) 分配金再投資基準価額 (左軸) * 第1期及び第2期は分配しておりません。 基準価額は信託報酬(税込年1.674%)控除後のものです。分配金再投資基準価額は税引前分配金を再投資したものです。 将来の分配金は運用状況によって変化します。分配対象額が少額の場合等には、分配を行わないことがあります。基準価額と税引前分配金(1万口当たり)の推移(設定日(2008年9月30日)~2015年9月25日)
期間別騰落率(税引前)(2015年9月25日現在)
* 基準価額の騰落率は税引前分配金を再投資したものとして計算しています。騰落率の計算期間は、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、 1年、3年前の応当日(応当日が休業日の場合はその前営業日)から基準日(2015年9月25日)までの期間としています。 第84期 50円平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、「HSBC ブラジル債券オープン(毎月決算型)」の第84期決算(2015年9月25日)の分配金を、
前期(第83期)の60円から10円引き下げ、50円とさせていただきました。
分配金を引き下げた背景は、最近の円高・レアル安の進行により、当ファンドの円ベースでの金利収入
が低下したことです。
詳細につきましては、次ページ以降の「分配金額変更に関するQ&A」をご参照ください。
今後とも運用成果の向上に努めて参りますので、引続きご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。
3,975円 9,635円20
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(レアル/ 円) (年/月/日)6
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(%) (年/月/日)2年物国債利回り
政策金利(Selic)
ブラジルの政策金利(Selic)と2年物国債利回りの推移(2008年9月30日~2015年9月24日)
出所 : ブルームバーグのデータをもとにHSBC投信が作成Q1.
分配金額変更に関するQ&A
なぜ分配金を引き下げたのですか?
今回、分配金を引き下げた理由は、当ファンドの円ベースでの金利収入が以前と比較して減少した
ためです。
円高・レアル安の進行
2015年1月以降、円高・レアル安が進行しています。この背景には、①米国利上げ観測や中国経済
減速懸念を背景とした新興国通貨全般の下落、②ブラジル国内景気の低迷とインフレ率の加速、
③ペトロブラスを舞台とした汚職疑惑の政界への広がりと政治の混迷、などがあります。
15.98% 14.25%ブラジルレアル(対円)の推移(2008年9月30日~2015年9月25日)
出所 : 投資信託協会のデータをもとにHSBC投信が作成 30.46円当資料のお取扱いにつきましては、後掲の「留意点」をご参照ください。また、投資信託のお申込みに際しては、「投資信託説明書(交付目論見書)」を
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57
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0
100
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75
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第73期
第74期
第75期
第76期
第77期
第78期
第79期
第80期
第81期
第82期
第83期
第84期
14/10
14/11
14/12
15/1
15/2
15/3
15/4
15/5
15/6
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15/8
15/9
(円) (円) (年/月)決算後 繰越分配可能原資※2(右軸)
配当等収益(経費控除後※1、左軸)
収益分配金(1万口当たり・税引前、左軸)
決算期 第73期 第74期 第75期 第76期 第77期 第78期 第79期 第80期 第81期 第82期 第83期 第84期 (年/月) 14/10 14/11 14/12 15/1 15/2 15/3 15/4 15/5 15/6 15/7 15/8 15/9 配当等収益 (経費控除後※1)50
57
48
55
48
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56
41
50
44
38
37
収益分配金 (1万口当たり・税引前)60
60
60
60
60
60
60
60
60
60
60
50
決算後 繰越分配可能原資※2285
282
272
267
256
238
236
218
209
194
173
161
分配落ち後 基準価額6,374
6,752
6,415
6,634
6,008
5,399
5,697
5,603
5,621
5,147
4,575
3,975
分配原資の内訳を教えてください。
Q2.
配当等収益および分配原資
*の推移(2015年9月25日現在)
* 1万口当たり ※1 経費(信託報酬、監査費用等)は、配当等収益と有価証券売買益から按分控除されます。有価証券売買損益がマイナスの場合は、配 当等収益からのみ控除されます。 ※2 繰越分配可能原資とは、分配に活用できると定められた原資(分配準備積立金と追加信託差損益金(配当等相当額))の総称で、ファ ンド資産(基準価額)の一部に含まれます。追加信託差損益金とは、追加設定があった際に既存受益者と新規受益者との間に不公平が 発生しないよう調整するための勘定です。 注 : 上記はあくまでも過去の実績であり、将来の成果をお約束するものではありません。各項目ごとに円未満は四捨五入しています。 将来の分配金は運用状況によって変化します。分配対象額が少額の場合等には、分配を行わないことがあります。 (単位 : 円)第84期の分配対象収益は、今期の配当等収益(経費控除後)37円と前期からの繰越分配可能原資
の合計額211円でした。このうち50円を分配金としてお支払いしました。
当ファンドの分配金は、配当等収益(経費控除後)のほか、一部前期からの繰越分配可能原資を活
用して、お支払いしてきましたため、繰越分配可能原資が徐々に減少してきました。
今回の引き下げにより、金利収入等を中心とした配当等収益(経費控除後)の比率を高めることとさ
せていただきました。
-6,750 -904 -833 -4,230 6,692 -6,025 -10,000 -5,000 0 5,000 10,000 分配金要因 信託報酬要因等 金融取引税要因 為替要因 債券等要因 基準価額 (1万口当たり) (円)
基準価額①
(2008/9/30)
基準価額②
(2015/9/25)
当該期間税引前
分配金累計額③
当該期間比
(=②-①+③)
10,000円
3,975円
6,750円
725円
運用状況を教えてください。
Q3.
基準価額の変動要因分析(設定来、2008年9月30日~2015年9月25日)
※上記は、T-STARのデータをもとに算出した基準価額の主要項目別変動の概算値であり、確定値とは異なります。 ※表示単位未満を四捨五入しているため、合計が合致しない場合があります。当ファンド設定来(設定日2008年9月30日)の基準価額は、円高・レアル安の影響等から下落しました。
2008年9月30日(設定日)から2015年9月25日までの基準価額の変化はー6,025円でした。一方、当該
期間の税引前分配金の累計額は6,750円でしたので、実質的な変化は当該期間の基準価額の変化と
税引前分配金の累計額の合計である+725円となりました。
当該期間の基準価額の変動要因分析では、債券等要因に関しては、組入債券の金利収入等がプラ
スに寄与し、+6,692円でした。
一方、為替要因は円高・レアル安が進んだ影響から、-4,230円でした。また、分配金要因は、-6,750
円でした。
変動要因 債券等要因 66.9% 為替要因 -42.3% 金融取引税要因 -8.3% 信託報酬要因等 -9.0% 分配金要因 -67.5% 当該期間の基準価額の変化率-60.3%
当資料のお取扱いにつきましては、後掲の「留意点」をご参照ください。また、投資信託のお申込みに際しては、「投資信託説明書(交付目論見書)」を
14.2
11.7
8.2
7.7
7.3
1.8
0.7
0.0
-0.2
-2
0
2
4
6
8
10
12
14
16
ブラ ジ ル ロシ ア イン ドネ シア イン ド 南ア フリ カ オー スト ラリア 米国 日本 ドイツ (%)今後の見通しを教えてください。
Q4.
各国の2年物国債の利回り比較(2015年8月31日現在)
出所 : ブルームバーグのデータをもとにHSBC投信が作成ブラジルの金利は、世界各国との比較では、依然として高い水準にあります。ただし、ブラジルでは
利上げサイクルは終了しており、来年以降はインフレ率の低下に伴い、政策金利は引き下げられる
ものと当社では見ています。したがって、相対的に高い金利収入(インカムゲイン)に加えて、債券価
格の上昇による収益(キャピタルゲイン)も得られる可能性が高まっているものと見られます。
通貨レアルは、割安感が高まっています。米国の利上げを巡る不透明感、ブラジル国内経済の不振
などを背景に、レアルの下落が加速しています。レアル相場は当面はなお不安定な動きを続ける可
能性がありますが、既に悪材料はほぼ織り込み、大幅な調整を経て、割安感が強まっている点に注
目しています。
このように、相対的な高金利、債券価格の上昇期待、通貨の割安感から、当社では、引き続きブラジ
ル債券市場は魅力的な投資対象であると考えます。
当資料のお取扱いにつきましては、後掲の「留意点」をご参照ください。また、投資信託のお申込みに際しては、「投資信託説明書(交付目論見書)」を
<収益分配金に関する留意事項>
分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が支払われると、そ
の金額相当分、基準価額は下がります。
分配金
投資信託の
純資産
投資信託で分配金が
支 払 わ れ る イ メ ー ジ
分配金は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超えて支
払われる場合があります。その場合、当期決算日の基準価額は前期決算日と比べて下落することになります。
また、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。
計算期間中に発生した収益を超えて支払われる場合
前期決算日から基準価額が上昇した場合
前期決算日から基準価額が下落した場合
(注) 分配対象額は、①経費控除後の配当等収益および②経費控除後の評価益を含む売買益ならびに③分配準備積立金および④収益調整金 です。分配金は、分配方針に基づき、分配対象額から支払われます。 ※ 上記はイメージ図であり、実際の分配金額や基準価額を示唆するものではありませんのでご留意ください。 10,550円 前期決算日 *分配対象額 500円 期中収益 (①+②) 50円 当期決算日 (分配前) *50円を 取崩し 分配金 100円 当期決算日 (分配後) *分配対象額 450円 *50円 *500円 (③+④) 10,500円 10,450円 *450円 (③+④) 当期決算日 (分配前) *80円を 取崩し 当期決算日 (分配後) *分配対象額 420円 *500円 (③+④) 10,500円 *80円 10,400円 配当等収益 ①20円 分配金 100円 *420円 (③+④) 10,300円 前期決算日 *分配対象額 500円
投資者のファンドの購入価額によっては、分配金の一部または全部が、実質的には元本の一部払戻しに相当
する場合があります。
ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。
分配金の一部が元本の一部払戻しに相当する場合
分配金の全部が元本の一部払戻しに相当する場合
※元本払戻金(特別分配金) は実質的に元本の一部払 戻しとみなされ、その金額だ け個別元本が減少します。 また、元本払戻金(特別分 配金)部分は、非課税扱い となります。 投資者の 購入価額 (当初個別元本) 分配金 支払後 基準価額 個別元本 普通分配金 元本払戻金 (特別分配金) 分配金 支払後 基準価額 個別元本 元本払戻金 (特別分配金) 投資者の 購入価額 (当初個別元本) 普通分配金 : 当初個別元本(投資者のファンドの購入価額)を上回る部分からの分配金です。 元本払戻金 : (特別分配金) 当初個別元本を下回る部分からの分配金です。分配後の投資者の個別元本は、元本払戻金(特別分配金)の額だけ減少します。 (注)普通分配金に対する課税については、投資信託説明書(交付目論見書)をご参照ください。※基準価額の変動要因は、上記に限定されるものではありません。 ※上記のリスクをご理解いただき、投資の判断はご自身でなさいますようお願い申し上げます。