奈良教育大学学術リポジトリNEAR
対人的誘引関係における類似性と社会的望ましさ (2) −社会的に望ましい他人が回避される場合−
著者 上田 敏見, 谷口 勝英
雑誌名 奈良教育大学紀要. 人文・社会科学
巻 25
号 1
ページ 121‑128
発行年 1976‑12‑25
その他のタイトル Similarity and Social Desirability in
Interpersonal Attraction (2) ‑When Socially Desirable Persons are Not Attracted‑
URL http://hdl.handle.net/10105/2565
奈良教育大学紀要 第25巻 第1号(人文・計会)昭和51年 iull.Nara Univ.Educ, Vol.25,No. l,(cult.& soc.) 1976
対人的誘引問係における類似性と社会的望ましさ(2)
‑社会的に望ましい他人が回避される場合‑
上 田 敏 見 谷 口 勝 英 (心理学教室) (柏原市立柏原小学校)
(昭和51年4月30日受理)
対人的誘引の研究において、態度の類似性とともに、人格の類似性が誘引を生ずる事が、多く の研究(Izard, 1960; Izard, 1963; Griffitt, 1966; Byrne, Griffitt and Stefaniak,
1967; Seyfried and Hendrick, 1973; Singh, 1973; et. al. )において示されてきた。
しかし、人格における類似一誘引の関係は、態度の類似一誘引の関係ほど明確なものではなく、
しばしば非類似‑誘引、類QX一排斥の関係が示されている (Taylor and Mettee, 1971;
Hendrick and Brown, 1971)
このように、人格に関して、類似‑誘引の関係が必ずしも成立しない理由の一つとして、社会 的望ましさの介入が考えられる。もし、社会的望ましさが誘引を生ずるのであれば、自分に非類 似であっても、その人が社会的に望ましい人物であれば、誘引を生ずると考えられるのである。
内向性の者も外向性の者も、ともに社会的により望ましいとされる外向性の者を好む事が多いと いう Hendrick and Brown(1971,の研究、 Repressors もSensitizers も,社会的に望まし い Repr を好むという Ueda(1973)の研究、 Hewitt(1972)の、個々の社会的に望ま しい人格特性に関して、その特性を中程度以上もっていると考えている者は、自分と類似した他 人を好むが、あまりもっていないと考えている者は、類似した他人よりも、中程度その特性をも っている者を好む事を示した研究などは、この考えを支持するものと言えよう。またAjzen(
1974)は、人格の類似性と感情価(affective value)を独立して操作し、感情価が誘引に関係 し、類似性それ自体は誘引と関係しないことを示した。彼のいう感情価は、我々のいう社会的望 ましさとほぼ同じものと考えられるので、この結果もまた、先の考えに支持を与えるものといえ るだろう。
さらに、我々も先の研究(上田・谷口, 1975)において、本人よりも社会的に望ましい他人、
本人と類似した他人、本人よりも社会的に望ましくない他人の三者のうち、本人よりも社会的に 望ましい他人が、本人と類似した他人と同程度に、あるいはそれ以上に好まれる事を立証した。
このように、人格の社会的望ましさが誘引を生ずる事は、かなり明らかになってきた。しかし、
どのような場合にも、人格の社会的望ましさは誘引を生ずるのであろうか。前研究(上田・谷口, 1975)では、社会的望ましさが大きく考慮される規準ほど、社会的望ましさが誘引を生ずる力は 大きく、社会的望ましさがあまり大きく考慮されない規準では、社会的望ましさが誘引を生ずる 力は小さい事が示されている。とすれば、逆に社会的に望ましい他人が回避されるような規準も
また考えられるのではないだろうか。
自分よりも社会的に望ましい他人の存在は、必ずしも自分自身にとって利益になるものではな い。逆に、相対的に自己を低める事もあるだろう。したがって、評価的意味あいの強い規準では、
本人よりも社会的に望ましい他人は、むしろ回避されるのではないかと考えられる。本研究にお ける第一一の目的は、この仮説の当否を検討する事である0
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122 上田敏見・谷口勝英
さらに、人格の社会的望ましさと一言でいっても、人格のどの側面を扱ったかによって、結果 にちがいが生ずる事も考えられる。例えば、思いやりがある、信頼できるといった側面は、対人 関係に深くかかわっており、このような人の存在は、類似一非類似にかかわらず、報酬となるだ ろう。しかし、有能である、自主的であるといった側面は、確かに社会的に望ましい事には相違 なくても、直接対人関係にかかわるものではない。そのため、自分自身よりも著しく有能な人、
自主的な人の存在は、むしろ自己を低めるという意味の方が強く、報酬とはならないのではない だろうか。
この面から前研究(上田・谷口, 1975)で用いた修飾語を検討してみると、多くが対人関係に 深いかかわりのある修飾語(以下対人的修飾語と記す)であった。とすれば、直接対人関係にか かわらない修飾語(非対人的修飾語)を用いた場合には、先の結果と異なった結果が得られるので はないだろうか。即ち、同一の規準を用いても、本人よりも社会的に望ましい他人よりも、本人 と類似した他人の方が好まれるような場合があるかもしれない。本研究の第二の目的は、この予 想を検討する事である。
方 法
被験者 女子短大生72人O うち半数は対人的修飾語群に、半数は非対人的修飾語群に分けら lisa
手続き 実験に必要な教示と材料がすべて印刷された、 6枚綴りの質問紙が、被験者に配られ た。表紙には、この実験の目的と注意事項が、次のように印刷されている。
「この調査は、人が限られた情報にもとづいて、他人の行動をどの程度正確に予測できるかに ついての研究のために行なうものです。説明をよく聞いて、できるだけ正確に予測するようにし て下さい。なお指示があるまで、それぞれのページをめくらないようにして下さいo」
続いて2枚目をみるように手旨示された。 2枚目には次のような教示が印刷されている。
「Aさんは、ある短大の2年生です。最近Aさんは、人の性格をあらわすような修飾語が、自 分自身にどの程度あてはまるかについての質問に答えました.その結果は、 3ページの表1です。
そしてまた、 4ページの表2で示したような、他の3人(B、 C、 Dさん)がどんな人かにつ いての情報を得ました。この情報は、 B、 C、 Dさんをよく知っている友達によって記入された
ものです。
表1、表2をよくみて、 Aさん、 Bさん、 Cさん、 Dさんが、それぞれどんな人かを、よく考 えて下さい。」
以上の事柄を十分に理解したのち、被験者は、質問紙の3, 4枚目で、 A, B, C, D, 4人 の刺激人物についての情報を与えられた。 4人の人物は、 14の修飾語であらわされた、社会的 に望ましい人格特性をどの程度もっているかによって、 7段階で評定されており、 BはAよりも 社会的に望ましい人物、 CはAと類似した人物、 DはAよりも社会的に望ましくない人物である。
「ひじょうにあてはまる」を7点、 「全くあてはまらない」を1点とした場合の、 A、 Cの平均 点は約4.7で「ややあてはまる」に近い。これは前研究(上田・谷口, 1975)の自己評価の平均 点に準じたものである。またBの平均点は6.2、 Dの平均点は3.2であった。
なお、用いられた修飾語は、 Carlson and Levy (1968)の自己概念の指向性に関するチェ
ックリスト(上田, 1972)で用いられたものである。対人的修飾語は、愛きょうのある、あわれ
対人的誘引関係における類似性と社会的望ましさ(2) 123
み深い、思いやりのある、協力的な、信頼できる、何でもうちあける、友好的な、気前のよい、
指導的な、好かれる、説得力のある、人をいつわらない、同情的な、愛情のこもった、の14語、
非対人的修飾語は、野心のある、自信にみちた、創造力のある、有能な、活動的な、理想主義的 な、想像力に富む、自主的な、楽天的な、経験に富んだ、理性のある、分別のある、万能の、賢 明な、の14語である。
この情報によって、被験者がA、 B、 C、 Dの人物像を描き終ってのち、 B、 C、 DがAにど の程度類似しているかを、 (7)ひじょうに似ている‑(1)全く似ていないの7段階で答えるように兼 めた.続いて、 AがB、C、Dを就職面接をいっしょに受ける相手として、遊び友達として、リー ダーとして、どの程度好ましく思うかを、 (7)ひじょうに好ましい‑(1全く好ましくないの7段階 で答えるように求めたo
なお、実験は集団的に行ない、質問紙には記名が求められた。
結 果
類似性の知覚 B、 C、 DがAにどの程度類似していると知覚されたかは、表1に示した。こ 表1 類似性の知覚
\ 刺激 人物
修 飾語 \ \ B C D 計
対 人 4 .3 1 ‑7 5 2 .7 5 4 .2 7
非 対 人 3 .7 8 5 .7 8 2 .5 3 4 .0 3
計 4 .0 5 5 .7 7 2 .6 4 4 . 15
の結果にもとづいて、分散分析が行なわれた。その結果、社会的望ましさの主効果のみが有意に なった(F ‑180.13, df ‑2/140, p<.01)そこで、これをさらに詳細に検討するために、
単純主効果の検定を行なった。その結果、 B〜C、 B〜D、 C〜D間に、それぞれ有意な差が兄 い出され(B‑C ォ‑10.62, d/‑140, p<.01; B‑D t‑8.55,d/‑140,p<.01;C‑ D
#‑18.97, d/‑140, p<.01)、被験者が、 C、 B、 Dの順でAに類似していると知覚した事が 示された。前研究(上田・谷口, 1975)の結果と同様、 BがDよりもAに類似していると知覚さ
れたが、類似性の操作は一応成功したと考えられる。
誘引 各規準における誘引量の平均は、表2および図1に示される。この結果にもとづいて、
各規準ごとに分散分析が行なわれた。その結果は表3に示される。すべての規準で、社会的望ま 表2 平均誘 引 量
規 準 蝣 v‑>f<' ' *^ ・ "'
就 職 面 接 遊 び 友 達 リ ー ダ ー
B C D 計 It D 計
対 人 3 .94 4 .2 5 4 .25 4 .1 5 5 .52 4 .94 3 .3 9 4 .52 5 .61 4 .28 2 .81 4 .2 3
非 対 人 3 .44 4 .3 6 4 .36 4 .0 5 4 .58 5 .38 3 .6 4 4 .53 5 .69 4 .3 3 2 .83 4 .2 9
計 3 .69 4 .3 1 4 .31 4 .10 4 .90 5 .16 3 .5 2 4 .53 5 .6 5 4 .3 1 2 .82 4 .2 6
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ワ
′ C O C M i
‑ 1
誘 引 量
就職面接
上田敏見・谷口勝英
遊び友達
二才こ、\
v v
B C D B C D
刺 激 人 物 ㌻ 対人的修飾語
図1 平均誘引畳 表3 分散分析表(要約)
c 一 〇非対人的修飾語
S o u r c e d f
F
就 職 面 接 遊 び友 達 リー ダー
B e tw e e n s s 1 . 修 飾 語 e r ro r (b
7 1 1 7 0
0 .4 5 0 .16 0 .2 0
W ith in S s 2 . 社会的望 ましさ
1 44
2 4 .2 5 3 0 .5 1 " 7 5 .4 8 **
1 × 2 e r ro r i w
2 14 0
1 .0 6 3 .1 9 : 0 .0 1
・*・・p<.01,・・・・p<.05
しきの主効果が有意となり、 「遊び友達」では、修飾語×社会的望ましさの交互作用も有意とな った。そこで、 「就職面接」 「リーダー」については単純主効果の検定を、 「遊び友達」につい ては単純効果の検定を行なった。その結果は表4に示される。就職面接の相手としては、本人よ
表4.単純主効果・単純効果の検定( i )
規準 ,i
就 職 面 接
遊 び 友 達 E リ ー ダ ー
対 人 非 対 人
B 〜 C 2 . 5 6 0 . 8 7 2 . 4 9 求 5 . 8 4 B 〜 D 2 . 5 6 5 .6 9 * * 2 . 9 2 * * 1 2 . 2 5 * * C 〜 D 4 .8 2 * * 5 . 4 1 * * 6 . 4 1 * *
d/‑140 ‑p<.05 *蝣>‑p<.01
りも社会的に望ましい他人は、本人と類似した他人、本人よりも社会的に望ましくない他人より
も回避されたo また、リーダーとしては、本人よりも社会的に望ましい他人、本人と類似した他
人の順で好まれ、本人よりも社会的に望ましくない他人は最も好まれなかった0 ‑万、遊び友達
としては、対人的修飾語で評定された場合には、本人よりも社会的に望ましい他人と、本人と類
似した他人が同程度に好まれ、本人よりも社会的に望ましくない他人は最も好まれなかったO し
かしながら、非対人的修飾語で評定された場合には、本人と類似した他人が、本人よりも社会的
に望ましい他人よりも好かれたのである。そして、この場合にも、本人よりも社会的に望ましく
ない他人は最も好まれなかった。
対人的誘引関係における類似性と社会的望ましさ(2) 125
考 察
評価的意味あいの強い規準では、本人よりも社会的に望ましい他人はむしろ回避されるであろ うという仮説は支持された。就職面接の仲間としては、本人よりも社会的に望ましい他人が、最 も好まれなかったのである。逆に、本人よりも社会的に望ましくない他人は、他のどの規準にお いても、最も好まれなかったにもかかわらず、この規準のみで、本人に類似した他人と全く同様 に好まれたのである。
この結果は次のように解釈できるだろう。即ち、自分よりも社会的に望ましい他人と一緒に面 接を受けた場合、その人と比較される事によって、自分自身が低く評価される事が予想されるo
これは自分にとって不利益となる、したがって、その人を回避する。逆に自分よりも社会的に望 ましくない他人と一緒に面接を受ければ、自分自身が高く評価される。これは自分にとって利益 となる.したがって、その人に誘引される。それでは、何故本人よりも社会的に望ましくない他 人と、本人と類似した他人とが、同様に好まれたのであろうか。上の解釈のみでは、この点が説 明できない。おそらく、社会的に望ましくない他人に対する不快感が、この点の説明になるだろ う。利益を得る事によって生じたプラスの面と、不快感をうける事によって生じたマイナスの面 が、たがいに相殺し合ったのである。逆に、面接仲間が、社会的比較(Festinger, 1954)の対 象とされたと考えるならば、類似した他人の方が、より適当となり、これが評価上の不利益を補
ったとも言える。どちらが正しい解釈であるか、いまのところ明らかではない。しかし、おそら くはこの双方がからみ合っていると考えるのが正しいのであろう。
扱った人格の側面のちがいによる差異は、 「遊び友達」のみでみられた。対人的修飾語を用い た場合には、本人よりも社会的に望ましい他人と、本人と類似した他人が同程度好まれ、本人よ りも社会的に望ましくない他人が黄も好まれないという、前研究(上田・谷口, 1975)と同じ結 果を得たが、非対人的修飾語を用いた場合には、本人と類似した他人、本人よりも社会的に望ま しい他人の順で好まれ、本人よりも社会的に望ましくない他人は最も好まれなかった。この結果 は、社会的望ましさが誘引を生ずるという、前研究(上田・谷口, 1975)の結果が、一部修飾語 に依存していた事を示すものである。思いやりがあるとか、信頼できるという側面は、被験者本 人に対しても直接向けられ、被験者本人に益するものであり、遊び友達がいくら自分よりも強く
その特性をもっていても、不利益となる事はない。しかしながら、自分よりもあまりにも有能な、
あまりにも自主的な他人は、その特性が直接被験者本人に向けられたものではなく、また直接被 験者本人に益するものでもないので、自分自身を低める働きの方が強調される。これが、対人的 修飾語を用いた場合には、類似一誘引の法則があてはまった、少くとも一つの理由であろう。
このように、人格の社会的望ましさは、一般的には誘引を生ずるものの、それが常にあてはま るものではない事が明らかになった0 日分よりも社会的に望ましい人間は、大抵の場合、自分自 身にとって利益となり、そのような場合には誘引を生ずる。逆に、不利益になるような場合もあ
り、そのような場合には回避される。また、同じような場合(規準)においても、他人が人格の どのような側面において、自分自身よりも社会的に望ましいかによって、誘引されるか否かがき まるのである。
なお、本研究では、評価が外から与えられる場合をとり扱った。しかしながら、外から評価さ
れずとも、自尊感(self‑esteem)の低下を防ぐために、自分よりも社会的に望ましい他人を回
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避する場合もみられるだろうO 「遊び友達」の結果は、この推論を支持するものと言えるが、さ らに詳細に検討しなければならない問題である。
最後に、本研究の手続きについて若干言及しておこう。本研究の手続きは、 Ajzen (1974)の 方法を参考にしたもので、前研究(上田・谷口, 1975)の手続きと異なっている。そのため、得 られた結果を同一次元で考える事に疑問がもたれるかもしれない。しかしながら、対人的修飾語 を用いた場合の結果は、前研究(上田・谷口, 1975)の結果と酉苫似している。これは、被験者が Aに自分自身を正確に.投影した事を示すと考えられ、本研究の結果の妥当性を示すものと言える だろう。
要 的
本研究は、本人よりも社会的に望ましい他人が回避される場合を探究する事、評定される人格 の側面による、本人よりも社会的に望ましい他人、本人と類似した他人、本人よりも社会的に望 ましくない他人の三者の好まれ方のちがいを検討する事を目的として行なわれた。
女子短大生72人に、社会的望ましさが平均的な人物Aが、 Aよりも社会的に望ましいB、 A と類似したC、 Aよりも社会的に望ましくないDを、就職面接の仲間として、遊び友達として、
リーダーとして、どの程度好ましく思うかを推測させた。
その結果、就職面接の仲間としては、本人よりも社会的に望ましい他人は回避され、本人と類 似した他人、本人よりも社会的に望ましくない他人が同程度好まれる事が示され、社会的に望ま しい他人が常に誘引を生ずるものではない事が明らかになった。また、評定される人格の側面に よるちがいは、 「遊び友達」で兄い出された。対人的修飾語で評定された場合には、本人よりも 社会的に望ましい他人が、本人と類似した他人よりも好まれ、非対人的修飾語で評定された場合 には、本人と類似した他人が、本人よりも社会的に望ましい他人よりも好まれた。そして、いず れの場合にも、本人よりも社会的に望ましくない他人は最も好まれなかった。
なお、これらの結果に関して若干の考察と、今後の研究‑の示唆が提出された。
別 居 Lサv
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上田敏見・谷口勝英 127
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上田敏見・谷口勝英1975 対人的誘引関係における類似性と社会的望ましさ 奈良教育大学紀要,
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Similarity and Social Desirability in
Interpersonal Attraction (2)
-When Socially Desirable Persons are Not Attracted- Toshimi Ueda
Department of Psychology, Nara University of Education, Nara, Japan and
Katsuhide Taniguchi
Kashiwara Elementary School, Osaka, Japan (Received April 30, 1976)
The purpose of the present paper is to demonstrate an evidence that socially de- sirable persons are not always attracted, and to examine the differential attraction received among those who are socially more desirable, those who are similar to her,
and those who are socially less desirable.
Subjects were 72 women students in a junior college. First, some information about personality characterististics for four stimulus persons was given to subjects,
which was expressed in fourteen adjectives rated on a 7-point scale.
A was assumed to be a sophomore with average social desirability, B to be with more social desirability, C to be with similar personality characteristics, and D to be with less social desirability. After examining the information given, subjects were re- quested to indicate how A liked B, C, and D, as a co-applicant for a position, as a playmate, and as a leader, respectively.
The major findings of the present study were as follows:
(1) When the stimulus person was assumed to be a co-applicant for a position, more social desirability did not lead to more attraction.
(2) When the stimulus person was assumed to be a co-applicant for a position, a person similar to herself, and one with less social desirability were attracted to the same extent.
These results may safely be interpreted to show that social desirability does not always give rise to interpersonal attraction; it has some limitation.