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Soluble factors mediate the interaction between Schwann cell and Osteocytes

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Academic year: 2021

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伊神 英治 内容の要旨

論文内容の要約(要旨)

【目的】顎顔面領域において手術や外傷による組織欠損に対する再生治療は重要な戦略である。 骨組織の再生は移植治療のみならず、骨を誘導する薬剤の開発・臨床応用は進んでいるものの、 神経組織の再生については、移植治療しか発展していない。われわれは、骨と神経の再生に重要 な因子を見出すために、骨組織と神経組織の相互作用に着目している。特に末梢神経細胞の軸索 を取り囲む神経膠細胞であるシュワン細胞は神経軸索再生に重要であり、骨組織における細胞成 分の95%を占める骨細胞とシュワン細胞との相互作用について、in vitro における検討のため 本研究を計画した。 【方法】マウス骨細胞株である MLO-Y4 とラットシュワン細胞株である RT4-D6P2T を用いた。神経 と骨は組織学的に接触する状況と接触しない状況が存在するが、接触しない状況を再現するため に、非接触下での共存培養である Transwell システムを採用した。実験項目として、Cellomics ArrayScan VTI による細胞突起長の測定、Taqman 法による定量 PCR、Western blot 法あるいは ELISA 法によるタンパク定量、細胞増殖アッセイを行った。統計学的検討は Student’s t-test、 ANOVA/Bonferroni–Dunn にて行った。 【結果】シュワン細胞との共存培養において、骨細胞の細胞突起長の平均値および総和を測定し たところ、骨細胞単独の細胞突起より有意に長くなっており、骨細胞における E11 の mRNA レベル は変化がなかったものの、タンパク量は増加していた。骨細胞からシュワン細胞へ作用する液性 因子の影響を排除するため、シュワン細胞の培養上清を骨細胞に直接作用させた。培養上清によ り骨細胞の増殖が抑制され、細胞突起長の平均値および総和は有意に増加した。一方で、骨細胞 の培養上清をシュワン細胞に直接作用させたところ、Sema3A のタンパク発現がシュワン細胞単独 に比べて有意に増加していた。また、骨細胞の培養上清の作用によりシュワン細胞突起長の平均 値および総和に変化は認められなかったものの、シュワン細胞におけるミエリン塩基性タンパク 質の mRNA 発現は上昇していた。 【結論】シュワン細胞は液性因子を介して骨細胞の細胞突起を伸長させることが明らかとなった。 氏 名 伊神 英治 学位の種類 博士(医学) 学位記番号 甲第1445 号 学位授与の日付 令和2 年 3 月 27 日 学位授与の要件 学位規則第3 条第 1 項第 3 号に該当 学位申請論文タイトル及び掲載誌

Soluble factors mediate the interaction between Schwann cells and Osteocytes シュワン細胞と骨細胞の間を媒介する可溶性因子

Journal of Oral and Maxillofacial Surgery,Medicine,andPathology 2019 年 12 月 12 日 受理

学位審査委員(主査)教授 片桐 岳信

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