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SED11Q140214三枚組

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Academic year: 2021

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(1)

介護者記入

認知症初期症状11質問票

記入方法  家族等  ・  家族等から聞き書き

同じことを何回も話したり、尋ねたりする

出来事の前後関係がわからなくなった

服装など身の回りに無頓着になった

水道栓やドアを閉め忘れたり、後かたづけがきちんとできなくなった

同時に二つの作業を行うと、一つを忘れる

薬を管理してきちんと内服することができなくなった

以前はてきぱきできた家事や作業に手間取るようになった

計画を立てられなくなった

複雑な話を理解できない

興味が薄れ、意欲がなくなり、趣味活動などを止めてしまった

前よりも怒りっぽくなったり、疑い深くなった

認知症初期症状11質問票 合計項目数

次の2項目も、あてはまるものに○をつけてください。

被害妄想(お金を取られる)がありますか

幻視(ないものが見える)がありますか

記入日 :      年     月      日

患者様お名前       ID

記入者お名前      関係

最近1か月の状態について、日々の生活の様子から判断して,あてはまるものに

○を付けてください(ただし、原因が痛みなど身体にあるものは除きます)。

(2)

本人記入

記入方法  ご本人記入  ・  聞き書き

同じことを何回も話したり、尋ねたりする

出来事の前後関係がわからなくなった

服装など身の回りに無頓着になった

水道栓やドアを閉め忘れたり、後かたづけがきちんとできなくなった

同時に二つの作業を行うと、一つを忘れる

薬を管理してきちんと内服することができなくなった

以前はてきぱきできた家事や作業に手間取るようになった

計画を立てられなくなった

複雑な話を理解できない

興味が薄れ、意欲がなくなり、趣味活動などを止めてしまった

前よりも怒りっぽくなったり、疑い深くなった

合計項目数

質問票

記入日 :      年     月      日

お名前   ID:

最近ご自身の1か月の状態について、あてはまるものに○を付けてください。

(ただし、原因が痛みなど身体にあるものは除きます。)

(3)

認知症初期症状11項目質問票 <スクリーニング&病識評価>手引き

Symptoms of Early Dementia-11 Questionnaire (SED-11Q)

認知症のスクリーニング目的:当質問紙は、認知症の診察の必要性の目安として用います。 記入:介護者などが、対象者の最近1か月の状態について、日々の生活の様子から判断して、あ てはまるものに○を付けます(ただし、原因が痛みなど身体にあるものは除きます)。 記入は、同居の方など、対象者の生活状況を良く知っている方にお願いします。認知症を発症 すると、病識が低下するので、本人記入では認知症スクリーニングの評価ができません。 ”ある”、もしくは”ない”、のいずれかで記入し、”ある”の合計数を点数とします。どちらとも いえない場合は、不明ではなく、なるべく“ある”か“ない”で記入してもらいます。 判断基準:医療機関では、11 項目中 3 項目以上で認知症を強く疑います。地域での認知症スク リーニングでは、11 項目中 4 項目以上で受診を勧めます。 質問票の下方部分の 2 項目:①もの盗られ妄想などの妄想や、②幻視・幻聴がある場合には、11 項目部分の陽性項目数にかかわらず、受診・精査 を勧めます。

解説:ROC カーブの area under curve は 0.932 (95%信頼区間 0.903-0.979)と良好で、2/3 のカッ トオフ値では、感度が 84%、 特異度が 90%,とな ります。統計的に最適なカットオフ値は 2/3 で、 診療ではこのカットオフ値を、認知症の詳しい検 査に進む目安とすることが出来ます。地域で認知 症のスクリーニングに用いる場合は、3/4 のカット オフ値を用いることが推奨されます。この場合、 感度は 76%と下がりますが、特異度が 96%となり ます。地域では、“見過ぎ”の擬陽性の危険を少な くするために、高い特異度が優先されます。 病識チェック目的:介護者用(11+2 項目)に加えて、 本人用(11 項目)があり、両者に記入してもら い、比較することで、病識をチェックできます。 解説:軽度認知障害(MCI)では差があまりあ りませんが、軽度アルツハイマー型認知症では 本人評価が有意に低くなり、中度まで進むと、 できないことが増えるのに本人評価はさらに少 なくなります(自己の能力を過大評価する)。こ の結果を介護者に見せて、本人の自覚が低いこ とを理解してもらい、叱らないように指導する ことで BPSD を予防しましょう。なお、うつだ と本人評かが増えます。

文献:Maki Y, Yamaguchi T, Yamaguchi H:

Symptoms of Early Dementia-11 Questionnaire (SED-11Q): A brief informant-based screening

for dementia. Dement Geriatr Cogn Disord Extra 3: 131-142, 2013

(DOI:10.1159/000350460)

Maki Y, Yamaguchi T, Yamaguchi H. Evaluation of Anosognosia in Alzheimer's Disease Using

the Symptoms of Early Dementia-11 Questionnaire (SED-11Q). Dement Geriatr Cogn Dis

Extra 3(1):351-359, 2013. doi: 10.1159/000355367.

感 度 1-特異度 図 1 ROC 曲線

カットオフ

3/4

カットオフ

2/3

図2 SED-11Qを用いた病識の評価 (*** p<0.001) ・` ・F ・b ・N ・ ・ ・ ・ 患者 介護者

(4)

患者様お名前          記入日 :       年    月     日 記入者お名前   患者様との関係

ご本人の日々の生活の様子から、あてはまるものに○を付けてください。

しっかりしていて、一人暮らしをするに、手助けはほぼ不要

買い物に行けば、必要なものを必要なだけ買える

MCI & NC

薬を自分で管理して飲む能力が保たれている

この1週間~数か月の間に症状が急に進んでいる

Delirium

お金など大切なものが見つからないと、盗られたと言う

最初の症状は物忘れだ

物忘れが主な症状だ

置き忘れやしまい忘れが目立つ

ADD

日時がわからなくなった

できないことに言い訳をする

他人の前では取り繕う

頭がはっきりとしている時と、そうでない時の差が激しい

実際には居ない人や動物や物が見える

見えたものに対して、話しかける・追い払うなど反応する

誰かが家の中に居るという

介護者など身近な人を別人と間違える

DLB &

小股で歩く

PDD

睡眠中に大声や異常な行動をとる

失神(短時間気を失う)や立ちくらみがある

転倒する

便秘がある

動作が緩慢になった

悲観的である

やる気がない

しゃべるのが遅く、言葉が不明瞭

VD

手足に麻痺がある

飲み込みにくく、むせることがある

感情がもろくなった(涙もろい)

思考が鈍く、返答が遅い

最近嗜好の変化があり、甘いものが好きになった

以前よりも怒りっぽくなった

同じ経路でぐるぐると歩き回ることがある

我慢できす、些細なことで激高する

些細なことで、いきなり怒り出す

FTD-bv

こだわりがある、または、まとめ買いをする

(Fr-ADD)

決まった時間に決まったことをしないと気が済まない

コロコロと気が変わりやすい

店からものを持ち去る(万引き)などの反社会的行動がある

じっとしていられない

akathisia

尿失禁がある

ボーッとしている

NPH

摺り足で歩く

言葉が減った

ものの名前が出ない

Aphasia

(5)

山口晴保研究室版

2014.10.30

認知症タイプ分類質問票 解説

略語の解説

健常者

軽度認知障害(Mild cognitive impairment) せん妄:意識障害の一種で、症状が変動

アルツハイマー型認知症(Alzheimer disease dementia) レビー小体型認知症(Dementia with Levy bodies)

パーキンソン病に伴う認知症(Parkinson disease dementia) 脳血管性認知症(Vascular dementia)

前頭側頭型認知症(Frontotemporal dementia)-行動バリアント

前頭葉症状の強いアルツハイマー型認知症(Alzheimer disease dementia) 正座不能症状(じっとしていると足がむずむずするなど)、薬の副作用 正常圧水頭症(Normal pressure hydrocephalus)

失語症(失語症が主症状の意味性認知症など)

山口晴保研究室ホームページ:http://orahoo.com/yamaguchi-h/

 各種評価用紙や論文のダウンロードができます。

VD  この質問票は、これだけで鑑別診断を行うものではありません。 生活状況を判っている介護者 が記入することで、アルツハイマー型認知症以外の認知症に気付くきっかけになることを目的にし ています。  認知症かどうかの判別には、認知症初期症状11項目質問票(SED-11Q)をお使いください。この 質問票は、SED-11Qを併用することを前提に作られています。 SED-11Qも山口晴保研究室の ホームページからダウンロードできます。 Delirium ADD  薬物療法では、前頭葉症状(FTD)にチェックがつけば、アセチルコリンを増やす薬剤の投与で 易怒性などが悪化するので注意が必要です。 レビー小体型認知症(DLB)らしさがある場合は、 薬剤過敏性に注意が必要です。 やる気のなさ(アパシー;アセチルコリンやドパミンを増やす薬 剤)とうつ(悲観的;抗うつ薬)を区別して、適切な薬剤を選んでください。 NC Fr-ADD  診察で使う場合は、稀なタイプを見落とさないことに役立ちます。チェックがついたタイプを疑うた めの質問票です。各タイプの確定診断には、より詳しい聞き取りや診察が必要です。  介護施設で利用する場合は、各種疾患の特徴を捉えて、ケアに活かしてください。 DLB FTD-bv akathisia NPH Aphasia PDD MCI

参照

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