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Taro-道徳指導案2年「ねこの目」

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Academic year: 2021

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第2学年

道徳学習指導案

12月5日 西浦和小学校 教 諭 高田 郁代 1 主題名 じぶんの力で 1-(2) 2 資料名 ねこの目 出典 みんなのどうとく2年生(学習研究社) 3 主題設定の理由 (1)ねらいとする価値について 低学年の内容項目1-(2)には、「自分がやらなければならない勉強や仕事は、しっかりと行う。」 と示されている。これは、児童が自立し、よりよく生きていくためには、自分がやらなければなら ないことはしっかりやりぬくことが大切という内容である。そこには、何事にも粘り強く取り組み、 努力し続ける忍耐力も求められる。しかし、それは、見通しもなく取り組むのではなく、よりよい 自己を実現しようとする向上心と結びついてこそ、前向きな自己の生き方が自覚される。そのため にも、児童がより高い目標を立てたり、自分としての夢や希望を掲げたりして、その達成や実現へ の志をもち、勇気をもって取り組むことができるようにすることが重要になる。 現代は、少子化や過保護など、いろいろな面で親に手をかけてもらうことが多く、工夫や失敗を しなくてもすむことが多い。しかし、親や他人の手を借りずに自分でしなければならないこともた くさんある。この時期の児童は、まだ自己中心性が残っていて、自分のことを自主的にできなかっ たり、どうしていいのか分からなかったりしている。「自分のことは、自分でする」ということは、 自分で判断し、自分で方法を考え、自分でやりぬくことである。この精神は、自立していくために は大事なことである。この時期から日常生活において、親や教師の励ましのもと自分でできること は自分でする生活習慣を十分に身に付けておくことが大切であると考える。 本時は、「心の耕し体験」段階の「道徳の時間」として勉強や日常生活の中で、自分のことは自 分でしなければならないことの大切さに気付かせることをねらいとしている。そして、それを児童 自身が内面からそうすることが望ましいことだと自覚することが必要だと考え本主題を設定した。 (2)児童の実態について (略) (3)資料について 本資料は、主人公の「わたし」が宿題のお面作りが思うようにできずにいた。お姉ちゃんに「や ってあげる。」と言われ心は揺れる。しかし、自分でやることを決意し、お面を完成させる。お面 は、友だちに比べうまくはなかったが、先生にほめられたことで、自分でやってよかったと思う内 容である。身近にありそうな出来事を扱った資料なので自分の体験と重ね合わせて考えることがで きると思われる。迷いながらも、自分の力でやり遂げた後の心地よさや充実感、先生に認めてもら ったうれしさや喜びに焦点を当てて考えを深め、自分のことは自分でしようとする態度を育てたい。 4 事前指導 <保護者の方の授業への参加について> 低学年の児童の発達段階には、保護者や家庭との連携が非常に重要である。主題や資料の特 徴を生かすために、保護者の方に授業に参加していただくことにした。保護者の方には、道徳 の授業の前にオリエンテーションを行い、本時の学習のねらいや展開について説明をした。事 前に資料を読み、保護者用プリントに記入していただいたものを本時の話し合いに意図的に活 用する。保護者の方にも授業の話し合いに参加していただき、お姉さんの気持ちを語ったり、

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終末で児童への実践意欲につながるような話をしてもらい、よりねらいにせまるようにする。 なお、保護者の道徳の授業への参加は「きつねとぶどう」に続き2回目である。 <スモールステップを見逃さないように> 2学期になり、かけ算の学習、鉄棒、音楽会に向けての鍵盤ハーモニカの練習と児童はできる ようになることを楽しんでいるかのようにいろいろなことにチャレンジしている。帰りの会での 「今日のきらり」での友達のがんばりを認めるような発言を大事にしたり、教師自身も児童の努 力を認め、スモールステップで称賛する目をもっていきたい。 <朝の会のスピーチで> 10月のスピーチのテーマを「今、がんばっていること」とし、友達に話すことでよりよい自 己を実現しようとする前向きな自分を語るようにした。 5 本時の学習 (1)ねらい 自分でできることは、人に頼らず、自分の力で最後までやり遂げようとする態度を育てる。 (2)展開 段階 学習の流れ 期待する児童・保護者の反応 ○教師の支援 ☆評価 ※保護者 ・今、自分ががんばって取 ・かけ算九九 ○自分が頑張って取り組んでい 3 導 り組んでいることを発表 ・漢字練習 ることを発表し、ねらいとす 分 入 する。 ・お手伝い る価値への方向付けをする。 ・資料の概要を知る。 7 分 登場人物・わたし(主人公)・お姉ちゃん・先生 条件情況・宿題は、お面作り。 展 ・ねこのお面を作ることにした。 ・範読を聞く。 ・主人公の気持ちになって話 ○主人公への共感を高め、児童 を聞く。 の反応を見ながら範読をする。 ・話題を整理と確認する。 ・心に残ったところを発表す ○児童の発表を生かして柱立て 開 る。 をする。 1 ねこの目の穴を開ける ・めんどうく ・大丈夫かな ○宿題が思うようにできず、人 2 のがなかなかうまくいか さいなあ。 に頼りたくなる主人公の気持 0 ない「わたし」は、どん ・もうやだ、 ・心配だな。 ちに共感できるようにする。 分 な思いでいるのでしょう。 どうしよう ・困っている ・うまくでき みたいだな ※保護者にお姉さんの心配して ない。 ・手伝ってあ いる気持ちを語ってもらうこ ・お姉ちゃん げようかな とで、児童の理解を助け、話 手伝ってく ・じれったい し合いを深める。 れないかな な。 ☆人に頼りたくなる気持ちに共 あ。 感できたか。 ・お姉ちゃんに「かしてごら ・やったあ。よかった。 ○お姉ちゃんに「かしてごらん。 展 ん。うまくきってあげるか ・助かった。 うまくきってあげるから。」と ら」と言われたわたしは、 ・これで、なんとかなりそう 言われ「じゃあ、おねがい。」 どんな気持ちで「じゃあ、 だ。でも、いいのかなあ。 とはさみを渡そうとしている おねがい。」と言ったので 気持ちにふれてから②の柱を しょう。 話し合う。

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② お姉ちゃんにはさみを ・やっぱり、自分でやろう。 ○自分のことは自分で最後まで 渡しかけたが、「やっぱり ・手伝ってもらったらだめだ。. やり遂げようと決意した主人 いい、これで。」と断り自 ・自分の宿題なんだ。 公の強い意志に気付かせたい。 分で仕上げたのは「わた ・うまくなくても、自分でや ☆自分でやると決心させたもの、 開 し」にどんな気持ちがあ った方がいい。 がんばり続けられた力は何か ったからでしょう。 ・自分の力でがんばるぞ。 考えることができたか。 3「みんなに笑われるよ。」 ・みんなに笑 ・学校でわら ※保護者に、妹に恥ずかしい思 とお姉ちゃんに言われて われるのは われたらど いをさせたくないお姉さんの も、お面を手提げに入れ いやだなあ うするの。 気持ちを話していただく。 た「わたし」はどんな気 ・うまくなく ・はじをかか ○笑われることよりも自分の力 持ちでいるのでしょう。 ても、自分 せたくない でやり遂げたことの意義を考 でやったん ・本当にいい えさせたい。 だからこれ のかしら。 でいい。 4 先生にほめられて、胸 ・先生にほめられてうれし ○先生に認められたことで、不 の中がふわっとなった い。 安から解放された気持ちと、 「わたし」はどんなことを ・頑張ったことをほめてもら 人を頼らずに自分の力でやり 思ったのでしょう。 えてうれしい。 遂げた充実感と喜びをとらえ ・自分でやることが大事なん させたい。 だ。 ○今までの自分を振り返り、・給食当番で後片づけの配膳 ○書く活動を取り入れることに 7 道徳プリントに書く。 台を一人でやったとき、友 より自分自身をみつめるきっ 分 だちにほめてもらい、がん かけとなるようにする。 ・ 自分一人でやり遂げたこ ばってよかったと思いまし とを思い出して書いてみ た。 ※保護者の方にも親として児童 ましょう。また、そのと ・二重とびがなかなか跳べな が自分の力でやり遂げたとき きの気持ちも書きましょ かったけれど、いっぱい練 の気持ちを書いていただく。 う。 習してできるようになり、 ☆自分のことは自分でやること うれしかった。 の大切さに気付き、努力して いこうとする気持ちをもつこ とができたか。 ・保護者の方からのお話を聞 ・みんながんばって自分でや ※保護者の方からねらいにかか 8 き、実践への意欲を図る。 っているんだなあ。 わる話をしていただくことで、分 終 ・それならできそうだな。 価値に対する印象を深める。 ・おうちの方からのメッセー ・私のお母さんも見ていてく ○自分の力で、やり遂げた友達 末 ジを読む。 れたんだ。自分でやってよ (自分)のよさに気付き、認め かった。 合うことにより、自尊感情を 高めていく。 6 事後指導 児童が書いた道徳プリントや、参加してくださった保護者の方の道徳プリントを印刷して各家庭に配 布する。各家庭で、道徳の授業の話をすることで児童は、自分のがんばりを誇りに思うだろう。保護者 の方には、子どもの成長に気付き、励まし、助言していって欲しいと思う。また、学年だよりや懇談会 などで保護者に「自分のことは自分でする習慣を身につけさせるよう」に働きかける。そして、生活科

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7 板書計画

ね こ の 目

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参照

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