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皮膚科 初期臨床研修プログラム 初期臨床研修プログラム 1 目標と特徴 大学病院内外での診療科をローテートすることにより 全人的な医療やプライマリ ケアを習得し さらに 皮膚科を選択科とすることにより 幅広い皮膚科の知識と技術を身につけることができる 皮膚科診療 GIO 皮 膚科外来 病棟の診療を通

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Academic year: 2021

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皮膚科

皮膚科

部長

赤坂 俊英

(あかさか としひで)教授 ■出身(大学・都道府県)/岩手医科大学・岩手県 ■専門分野/皮膚腫瘍病理学・皮膚ポルフィリン代謝・皮膚生理機能 ■得意分野/皮膚癌治療学・母斑症・美容皮膚科学 ■経歴/1980年岩手医科大学皮膚科助手、講師を経て、1989年同助教 授、1990年岩手県立中央病院皮膚科部長、1992年岩手医科大学皮膚 科助教授、1997年同教授。この間、1993年ハーバード大学留学。 ■専門資格等/皮膚科専門医、皮膚科指導医 ■研究課題/悪性黒色腫細胞および色素細胞の運動能と抗がん剤効果 機序・皮膚生理機能と内外環境因子の関連 ■研究概要/細胞運動は細胞内のチュブリン、アクチン線維、接着斑、 細胞膜上のインテグリンなどの蛋白が瞬時に形成されて起こる。さ らにこれらの蛋白は抗がん剤の細胞輸送にも関与する。その制御機 構について研究している。 ■その他加盟学会等/日本皮膚科学会、皮膚悪性腫瘍学会、乾癬学会、 接触皮膚炎学会、小児皮膚科学会、美容皮膚科学会

部長メッセージ

東北各地から難治性の皮膚癌や皮膚先天異常の患者さんが多 く集まります。また、岩手県の地域特性からすべての難治性

概要

特徴・特色

皮膚科疾患は内科疾患や小児科疾患と関連する発疹が多く、さ らに予後不良な皮膚悪性腫瘍も多く見られます。また、重症の薬 疹や成人型アトピー性皮膚炎などが頻繁に見られます。1930年 の開講以来80年の伝統ある皮膚科には、岩手県全域と周辺地 域から多くの皮膚疾患、特に皮膚癌、あざ、湿疹、感染症など幅広 い分野の、しかも難治性あるいは合併症を有するなど重症な患 者が集まります。その診断、治療、患者対応法のすべてを、時には 関連する内科、形成外科、救急科と連携して学ぶことができます。 皮膚科一般、皮膚外科、美容皮膚科などそれぞれの分野の経験 豊かな研修指導医が多く、厳しさと細心の注意を要求される医療 のなかで、達成感と楽しく学ぶことを目標にしています。 岩手県の皮膚癌患者数は増加傾向にあり、特に悪性黒色腫の 報告は国立がんセンターに次いで2番目になっています。岩手医 科大学皮膚科では皮膚癌の根治術、所属リンパ節郭清術、セン チネルリンパ節生検、全身化学療法、動脈注入化学療法など総 合的癌治療を行っています。また、時代の要請から美容皮膚科 治療も充実し、ケミカルピーリング、レーザー治療、ヒアルロン 酸注入皴取りも行っています。皮膚のアザや母斑症の患者も多 く、外科治療やレーザー治療も随時行います。難治性の水泡症、 皮膚筋炎などの膠原病、重症成人型アトピー性皮膚炎、重症 紅皮症も多く免疫調整治療を行います。接触皮膚炎や食事アナ フィラキシー、薬疹の治療とアレルゲン検索も同時に行います。

私の研修時代

失敗できるのは研修時代だけです。私の研修時代は失敗の連 続でした。毎日、指導医から叱られてばかりでした。しかし、

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目標と特徴

大学病院内外での診療科をローテートすることにより、全人的な医療やプライマリ・ケアを習得し、さらに

皮膚科を選択科とすることにより、幅広い皮膚科の知識と技術を身につけることができる。

【皮膚科診療】

GIO : 皮膚科外来、病棟の診療を通じて、多数の皮膚疾患の診察に参加し、皮膚科の診断治療技術および皮膚科医としての基本診 療態度を学ぶ。 SBOs: ❶皮膚科医としての基本的診察ができる。  ❷基本的検査ができる。  ❸基本的治療ができる。  ❹重要な疾患について理解する。

【経験すべき検査・疾患】

下記の検査を理解し、実際に行うとともに、列記した疾患の診断、治療に応用する。 1皮膚科総論 5皮膚科疾患 2発疹学   湿疹、皮膚炎群 3皮膚科検査法   蕁麻疹、紅斑、紅皮症   皮膚生検   水疱症、膿疱症   皮膚病理の見方   膠原病   皮膚アレルギー検査   薬疹   光線過敏試験   炎症性角化症   細菌、真菌、ウィルス検査   皮膚腫瘍 4治療   皮膚感染症   全身療法、局所療法、皮膚外科   全身と皮膚

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教育に関する行事

9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 火 水 木 金 土 午前外来 午後病棟 抄読会 症例検討会(病理検討会) 医局会 リサーチミーティング 午後病棟 手術 部長回診 手術 午後病棟 午後病棟 午後病棟 午後病棟 午前外来 午前外来 午前外来 午前外来 午前外来

初期臨床研修プログラム

初期臨床研修プログラム

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研修内容・方法

すでに研修を行ってきた科の総合的な知識を基盤として、皮膚科診療における基本的知識と技術を学ぶとと

もに、さらに臨床経験の充実に努める。

❶外  来

 ・外来新患の病歴聴取、検査、診断を指導医のもとで習得する。

 ・外来での皮膚生検、小手術を指導医のもとで行う。

❷病  棟

 ・クリニカルクラークシップに基き、主治医として入院患者の検査、処置に参加する。

 ・担当した入院患者についてケースレポートを作成する。

❸カンファランス

 ・毎週月曜日(午後 5 時〜)の抄読会、リサーチミーティングに参加し、自らも行う。

 ・毎週木曜日の症例検討会(病理検討会)に参加し、皮膚病理の見方、皮膚疾患の診断法につき習得する。

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指導責任者ならびに研修指導医

 

皮膚科指導責任者 :赤坂 俊英(皮膚科診療科部長)

研修指導医 :馬場 俊右(皮膚科)

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その他

・勤務時間は原則として午前 8 時 30 分から午後 5 時までとするが、状況に応じてこの限りではない。

・患者のプライバシーを尊重し、病歴聴取は慎重に行うと共に、能率よく行う。

・医師として、白衣等身なりの清潔に留意する。

初期臨床研修プログラム

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専門研修プ口グラム

岩手医科大学皮膚科後期専門研修医の募集

岩手医科大学皮膚科の特徴

広大な医療圏の岩手県において岩手医科大学皮膚科は皮膚科医療の全てを担い、皮膚科医局員が一丸となって診療活動を行っていま す。小児皮膚科、アレルギー性皮膚病、皮膚外科、皮膚膠原病、美容皮膚科など、それぞれに診療上の異なる特徴を持たせてスタッ フを配置し、効率良くかつ質の高い医療を幅広く提供しています。施設は街の中心に位置し、昼夜を問わず多くの急性疾患患者が搬 送されてきますので、常時救急センターを通じて柔軟な対応ができる体制をとっています。特に広範囲熱傷は、皮膚科と救急センタ ー、形成外科との連携で治療が行われています。患者の治療方針はカンファランスを経て決定され、入念な議論と多視点からの検討 が行われています。また、患者症例はきわめて多く、いかなる皮膚病分野でも専門研修や研究活動を充分に行うことができる環境に あります。研修医にとって当面大事なことは皮膚科臨床技能の習得ですが、当科ではそれのみの指導に偏ることなく、並行して院内 外での研究と研修活動を強力に支援していきます。さらに、医療の質への国民の関心と相まって専門医資格の重要性が増してきてお り、皮膚科専門医資格取得へ向けたプランニングも重視しています。当院皮膚科での後期専門研修は皮膚科学会専門医の他、熱傷学 会専門医、形成外科学会専門医、アレルギー学会専門医の取得にも大いに役立ちます。

研修スケジュールと修練概要

【皮膚科学会専門医】

❶日本国の医師免許証を有し医師としての人格及び見識を備えていること。 ❷申請時において継続 5 年以上本学会の会員であること。 ❸認定施設または関連施設での 5 年以上の研修期間を終了している者。 ❹初期研修(2 年間 ) を修了していること。 ❺審議会は、年 1 回申請書類及び試験によって審査を行う。

【専門医認定基隼】

❶学会発表 ( 筆頭発表 1 回 5 単位、20 単位以上 ) ❷論文発表 ( 筆頭著者 1 編 10 単位、30 単位以上必須 ) ❸講習会受講(1 回 10 単位、30 単位必須 ) ❹学会発表(1 回 5 〜 20 単位、25 単位必須 ) ❺経験症例数(主治医となった 20 症例のレポート ) ❻皮膚外科手術症例数 ( 術者となった 10 症例のレポート )

専門研修中の他科ローテーション

皮膚科研修と関連する形成外科、小児科、救急科、呼吸器・アレルギー・膠原病内科、血液・腫瘍内科などとのローテーションが可能。 ローテートの期間と時期は希望によって応談。 専門研修プログラム

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ライフプラン

初期研修2年 初期研修+大学院4年 初期研修2年 専門医試験合格 大学院4年 専門研修2∼8年 専門研修2∼8年 市中病院皮膚科 助教 助教又は講師 専門研修2∼8年 国外留学2年 大学皮膚科にて 皮膚科診療研修 皮膚科学研究 准教授 ●皮膚科専門医試験は卒後6年(研修医2年間を含む)で受験 専門研修プログラム

参照

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