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国外の発生状況 アジア地域中国 韓国 台湾 ベトナム タイ及びフィリピンにおいて 本病の流行が確認されています 北米地域米国では 昨年 月のオハイオ州の発生以降 急速に発生が拡大し 今年 月 30 日時点 9 州 6,6 件の発生が確認されています また カナダにおいては 今年 月 ~ 月 アメリカ

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家畜衛生通信

豚流行性下痢(PED)について

【国内の発生状況】

道内において8件(平成26年5月12日時点)、都府県に おいて35県568件(平成26年5月6日時点)の発生が確認 されています。胆振管内においては、5月12日現在で、 3例の疑い事例が発生しています(別添号外を参照)。 また、現在国内で流行している本病ウイルス株は、中 国及び米国で発生しているウイルス株と高い遺伝的類 似性をもっていることが確認されています。 《表:道内における PED 発生状況》 No. 発生月日 市町村 初発生時の発症頭数(症状) 1 4月 11 日 森町 渡島 哺乳豚 500 頭(嘔吐・下痢) 2 4月 13 日 森町 渡島 哺乳豚 50 頭(下痢) 3 4月 17 日 美瑛町 上川 哺乳豚 70 頭(嘔吐・下痢) 4 4月 18 日 美瑛町 上川 哺乳豚 100 頭(嘔吐・下痢) 5 4月 28 日 赤井川村 後志 哺乳豚1,330頭(嘔吐・下痢) 6 5月1日 栗山町 空知 哺育豚 150 頭、育成豚 15 頭(下痢) 7 5月2日 森町 渡島 哺乳豚 550 頭(嘔吐・下痢) 8 5月2日 上川町 上川 哺乳豚 110 頭(嘔吐・下痢) 第 160 号 北 海 道 胆 振 家 畜 保 健 衛 生 所 胆振家畜自衛防疫推進協議会 平 成 2 6 年 ( 2 0 1 4 年 ) 5 月 1 豚流行性下痢(PED)について 2 口蹄疫の発生状況について 3 鳥インフルエンザの発生状況について 4 小反芻獣疫の発生状況について 5 豚丹毒について 6 病性検定手数料の変更について 7 道内の家畜伝染病発生状況 8 着任の挨拶 9 家畜保健衛生所の体制と緊急連絡先

【黄色水様性下痢便】 (出典:日本獣医師会) 1

(2)

農場への侵入防止対策を徹底してください!!

○農場関係者以外の衛生管理区域内への立入制限

○農場出入口の消毒

○豚や飼料を運搬する車両の消毒

※車両のタイヤ回り、運転席マット、車両全体の念入りな消毒

※逆性石けん、アルデヒド系、炭酸ナトリウム等の消毒薬が有効です

○作業者の衣服・手袋の交換、長靴の履き替え・消毒

○使用機材の消毒

○豚導入時の隔離飼養

○衛生害獣の豚舎内侵入防止

【国外の発生状況】

○アジア地域 中国、韓国、台湾、ベトナム、タイ及びフィリピンにおいて、本病の流行が確認されて います。 ○北米地域 米国では、昨年4月のオハイオ州の発生以降、急速に発生が拡大し、今年4月 30 日時点、 29 州、6,226 件の発生が確認されています。また、カナダにおいては、今年1月~2月、 アメリカのウイルス株と相同性の高いウイルス株による本病の発生が、計 58 件認められて います。 ○欧州地域 英国、ベルギー、チェコ共和国、ハンガリー、イタリア、ドイツ及びスペインにおいて、 本病が散発的に発生しています。

【PEDワクチンの円滑な供給に係る協力依頼について】

全国的に本病の感染が拡大する中、必要以上のワクチンを一時的に確保する 動きにより、ワクチンの円滑な供給が妨げられる事態が生じることが危惧され ます。獣医師や養豚農場におかれましては、当面の間のワクチンの安定供給に 資するための御協力をお願いします。 不明な点がありましたら当所まで照会ください。 2

(3)

発生 件数 ① チベット自治区 1月 `1 A 牛 ② 江西省 4月 `1 O 牛 ロシア  ・ザバイカリエ地方 1月 2月 1 2 A A,O 牛 牛 モンゴル  ・スフバートル県  ・ドルノゴビ県  ・ヘンティー県 1月~3月 15 O 牛,羊 ⑤ 北朝鮮 1月 2月 3月 4 2 1 O O O 豚 豚 牛 No. 発生地域 発生月 型 畜種 ④ ③

口蹄疫の発生状況について

日本の近隣諸国では、口蹄疫の継続的な発生が続いており、人や物品の移動により、本 病が国内に侵入する可能性があります。本病発生防止のため、衛生管理を徹底してくださ い。 【発生状況(平成 26 年1月1日~4月 27 日)】

鳥インフルエンザの発生状況について

日本の近隣諸国では、高病原性及び低病原性鳥インフルエンザが、継続的に発生してい ます。また、平成 26 年4月 13 日、国内で3年ぶりに発生した熊本県の高病原性鳥インフ ルエンザ(H5N8亜型)については、平成 24 年の韓国において、アヒルやトモエガモから 分離された H5N8亜型と高い相同性を示していることがわかりました。このことから、渡 り鳥を介して国内に侵入した可能性が考えられます。なお、熊本県での発生は、5月8日 に県から終息が宣言されました。 【発生状況(平成 26 年1月1日~5月6日)】 家きんへの感染を防ぐため、防鳥ネット等の点検及び破損部分の修繕、鶏舎内の 清掃、消毒等 飼養衛生管理を徹底してください。

1月 2月 3月 4月 ①インド ▲ ②ネパール ● ③ラオス ● ④カンボジア ● ● ⑤ベトナム ● ● ● ⑥中国 ●● ●● ●● ● ⑦香港 ● ⑧台湾 ● ⑨韓国 ●▲ ●▲ ●▲ ● ⑩日本 ● ⑪インドネシア ⑫北朝鮮 ● ● ●高病原性, 家きん、▲高病原性, 野鳥 ●低病原性, 家きん 継続発生中 農林水産省HPより抜粋

(4)

小反芻獣疫の発生状況について

平成25年12月5日、新疆ウイグル自治区の初発生以降、中国全土に感染が拡大しており、 平成26年4月3日時点、135件(21省級自治体)の発生および計19,904頭の羊、山羊の感染が確 認されています。 本病は、羊・山羊等の小反芻動物の致死性伝染病で、日本では法定伝染病に指定されていま す。なお、日本国内での本病発生はありません。 【中国における発生状況(平成 25 年 12 月5日~平成 26 年4月3日)】 【小反芻獣疫について】 ○病原体:小反芻獣疫ウイルス ○感染経路:感染動物の分泌物(鼻汁、流涙、流涎等)や排泄物との接触により伝播します。 ○症状:発熱、下痢、肺炎、流涙、鼻漏、口部のただれを主徴とし、致死率は高いです。 ○治療法:治療法はなく、本病発生国では、予防対策としてワクチンが使用されています。

豚丹毒について

豚丹毒は豚丹毒菌の感染によって起こる豚の病気で、届出伝染病に指定されています。 道内では、豚丹毒の発生が増加傾向(平成24年:6市町村36頭→平成25年:13市 町村138頭)にあり、胆振管内の農場でも発生が確認されています。

~症状~

★急性型(敗血症型) 高熱、チアノーゼ 数日以内に死亡 ★亜急性型(蕁麻疹型) 発熱、食欲減退 四角形の丘疹(菱形疹) ★慢性型(関節炎型、心内膜炎型) 症状が出ずに、と畜場で発見されることが多い

~感染経路~

★口や傷口から感染 ★環境中や健康な豚の扁桃にも存 在することがあり、飼養環境の 悪化や輸送などのストレスは豚 丹毒の発症の引き金になります 初発:新疆ウイグル自治区 平成25年12月5日 ○:発生地域

(5)

~管内の浸潤状況~

胆振管内の豚丹毒の抗体保有状況を調査したところ(平成 25 年度保存血清 12 戸 234 頭)、 ワクチン未接種農場においても、抗体陽性豚が認められ、管内に広く浸潤していることが わかりました。

病性検定手数料の改正に

ついて

平成 26 年4月1日から、病性検定手数料 が改正されました。 なお、検査目的により該当する検査項目が 異なりますので、病性検定申請の際は当所 までお問い合わせください。 使用料・手数料名 単 価 器具機械使用料 620 保冷保管庫使用料 500 病性検定手数料 病理解剖検査 3,530 鏡検 770 一般培養 1,020 特殊培養 3,040 一般血清反応検査 770 特殊血清反応検査 3,050 病理組織学的検査 1,800 一般理化学的検査 1,290 特殊理化学的検査 2,820 特殊遺伝子学的検査 5,730 総合病性検定 6,550 特殊血清・遺伝子学的検査 3,800 特別診断 100 ㎞未満 5,660 100 ㎞以上 12,430 焼却 23,760 証明書 500 0 1 2 3 4 <4 4 8 16 32 64 128 256 検 体 数 抗体価 ワクチン未接種農場における抗体価の分布

繁殖豚や子豚へのワクチン接種

畜舎内外の衛生管理

適正な飼養管理

豚丹毒を予防するには・・・

(6)

道内の家畜伝染病発生状況

○ 法定伝染病

疾病名 畜種 平成 26 年 (1月~3月分) 《参考》平成 25 年 (1月~3月分) 胆振 全道 胆振 全道 戸数 頭数 戸数 頭数 戸数 頭数 戸数 頭数 ヨーネ病 乳用牛 0 0 51 88 0 0 37 33 肉用牛 1 1 60 1 4 52

○届出伝染病

疾病名 畜種 平成 26 年 (1月~3月分) 《参考》平成 25 年 (1月~3月分) 胆振 全道 胆振 全道 戸数 頭数 戸数 頭数 戸数 頭数 戸数 頭数 牛ウイルス性下痢・粘膜病 牛 0 0 14 35 0 0 11 14 牛ウイルス性下痢・粘膜病 (疑症) 牛 0 0 2 6 0 0 2 2 牛伝染性鼻気管炎 牛 0 0 1 1 0 0 2 23 牛白血病 農場 牛 2 2 48 45 2 2 46 38 と畜場 1 2 30 1 5 26 牛白血病(疑症) 牛 0 0 0 0 0 0 1 1 牛丘疹性口炎 牛 0 0 0 0 0 0 1 1 破傷風 牛 0 0 1 1 0 0 1 1 サルモネラ症 牛 0 0 0 0 0 0 1 1 豚 0 0 1 1 0 0 1 3 豚丹毒 農場 豚 0 0 2 0 0 0 6 0 と畜場 1 22 29 1 7 16 豚繁殖・呼吸器障害症候群 豚 0 0 0 0 0 0 1 2 マレック病 鶏 0 0 0 0 0 0 1 1 伝染性ファブリキウス嚢病 鶏 0 0 0 0 0 0 1 5 馬鼻肺炎 馬 0 0 17 51 0 0 11 23 馬パラチフス 馬 0 0 1 4 0 0 0 0 ○昨年同期に比べ、ヨーネ病、牛ウイルス性下痢・粘膜病、牛白血病、豚丹毒、馬鼻肺炎 の道内における発生頭数が増加している傾向が認められます。 ○今年1月、十勝管内で 50 年ぶりとなる馬パラチフスの発生がありました。 6

(7)

着任の挨拶

所長

手代木

て し ろ ぎ

いち

たか このたびの 4 月 1 日付け人事異動で釧路家畜保健衛生所から参 りました。 胆振は初めての勤務地ですが、どこまでも続く海岸線と振り返 れば雪を頂いた山々を望む雄大な風景に魅了されています。一方、 最近の酪農畜産を取りまく状況は、とても大きな動きの中にあり ますとともに、家畜衛生分野においても、様々な事象が多様化か つ複雑化してきているところです。 このような中、管内における地域それぞれの将来ビジョンを十 分に理解した上で、家畜衛生分野から貢献できるように、関係の 皆様と連携を図りながら業務を推進して参りたいと考えておりま すので、よろしくお願いいたします。

次長

足立

あだち

つとむ このたび、上川家畜保健衛生所から異動して参りました足立で す。胆振は初めての勤務地で、土地勘もなく不慣れな部分もある と思いますが、関係機関の皆様の御協力を頂きながら、管内の家 畜衛生の推進、特に口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザなど悪性 伝染病の侵入防止等に努力して参りますので、よろしくお願いし ます。

指導課長

大野

おおの

おさむ 道庁畜産振興課から異動して参りました大野です。 私は神奈川県出身で地元の大学に進学しましたが、在学中は毎 年のように道内をバイクツーリングしていました。 憧れの北海道、畜産の本場で仕事をしたいという思いから道に 就職し、留萌、十勝、石狩の各家保と道庁での勤務を経て現在に 至ります。 胆振管内は耕畜ともに多彩な農業経営が展開されており、酪農 や肉牛生産、養豚の他、養鶏や軽種馬生産も盛んな地域と認識し ています。農場や関係機関と連携し、業務を推進することで、地 域に貢献していきたいと考えています。よろしくお願いします。

転出者

立花 智 (十勝家畜保健衛生所へ異動) 浅野 明弘 (空知家畜保健衛生所へ異動) 一條 満 (根室家畜保健衛生所へ異動) 7

(8)

家畜保健衛生所の体制と緊急連絡先

胆振家畜保健衛生所 住所:〒059-0462 登別市富浦町4丁目3番地 TEL:0143-85-3231【平日(8:45~17:30)】 TEL:090-8706-3356【土日・祝日・時間外】 FAX:0143-85-1562

飼養家畜に異常が確認された場合は、

速やかに当所へ通報してください!!

家畜飼養者および畜産関係者の皆様

日頃から家畜衛生の推進に御理解、御協力をいただき、厚く御礼申し上げます。 今年度に入り、高病原性鳥インフルエンザや豚流行性下痢(PED) 等の家畜伝染性疾病が国内で発生している現状であり、PEDについて は、今年4月、道内においても発生が確認され、現在8例目となってい ます。 また、近隣諸国では、口蹄疫、PED、高病原性鳥インフルエンザ、 小反芻獣疫等の伝染病の発生が確認されており、今後も国内へ侵入する 恐れがあるため、予断を許さない現状です。 今年度も、家畜伝染性疾病の侵入およびまん延防止のため、御理解、 御協力をお願い致します。 胆振家畜衛生所職員一同 ○所長 手代木 一孝 ○次長 足立 力

予防課

予防課長 宮島 洋行 主査(危機管理) 安倍 秀美 専門員 山本 雅也 獣医師 増子 朋美

指導課

指導課長 大野 治 主査(薬事・安全) 藤井 誠一 獣医師 竹花 妙恵 8

参照

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