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( ) 5. 学習指導計画 ( 全 8 時間 ) 次時学習活動指導上の留意点 Ⅰ 天下統一までに どんなできことがあったのだろう 1 1. 長篠の戦い の絵図を見て戦いの様子について話し合う ワークシート 1 戦国時代と統一した世の中 両軍の戦い方の違いや 信長 秀吉 家康の様子をとら 戦国時代から

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4.指導にあたって

6年の歴史学習では、児童が歴史的事象や歴史上の代表的な人物調べに関心をもち、人物の 絵を描いたり、歴史人物新聞にまとめたりする活動に意欲的に取り組む姿が見られる。この単 元では、戦国時代に生きた代表的な人物、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康、及び江戸幕府の仕 組みを確立した徳川家光に焦点をあて学習する。 本教材では、戦国時代から江戸時代の年表や地図、絵図や文書資料等を手がかりに、上記の 人物の働きや生き方、願いなどにふれることによって、わが国の歴史に対する興味・関心を高 め、歴史を学ぶ楽しさを味わうことができる。このような学習を通して、歴史に対する自分な りの見方や考え方をしっかりともち、それを表現する力を高めたい。 ここでは、織田信長による天下統一、豊臣秀吉の政策とその影響、徳川家康や徳川家光によ る江戸幕府の政策について、地図、年表、人物のエピソードの資料などで調べる学習を行う。 歴史的事象や活躍した人物の働きを調べることを通して人物の業績や願いに気付くとともに、 当時の人びとの思いや願いに迫ることができるようにしたい。調べる際には、教科書だけでな く、資料集なども活用する。このように、調べて、考える学習を通して、戦国の世の中が統一 され、身分制度が確立して、武士による世の中が安定したことを理解できるようにする。 各時間の学習では、ワークシート(問題解決の学習シート)を活用し、「つかむ」「調べる」 「考える」「ひろめる」の学習過程で、問題解決学習の仕方が身に付くようにしたい。ワーク シートには、まず、学習課題を明確に記述する。次に、資料を調べて、必要な事柄を読み取り、 的確に記録する。そして、資料から読み取った事柄の社会的意味(背景や影響)について考え、 自分なりの考えや意見を記述できるようにする。さらに、話し合い活動で意見を交わし、自分 の考えを深めた上で、次時に向けて発展させていきたい。

この単元での基本重要語彙 天下統一 検地 刀狩り 江戸幕府 参勤交代 鎖国

この単元で重視した言語活動

○ 歴史的事象や人物に興味をもち、学習課題を明確にもって、 ワークシートに記述する。(書く活動) ○ 資料の中から必要な情報を読み取り、わかったことを言葉 で表現する。(資料活用) ○ 調べてわかったことを比較・関連付け・総合しながら再構 成して、自分の考えをもち、それを基に話し合うことによ り考えを深める。(話し合い活動)

6年 社会科実践事例

1 .単 元

天下統一と江戸幕府

(日本文教出版 6年下「天下統一と江戸幕府」関連)

2 .指 導時 期

7月

3 .目 標

○ 織田信長・豊臣秀吉の天下統一、徳川家康による江戸幕府の始まり、 徳川家光による参勤交代、鎖国について調べ、戦国の世が統一され、 身分制度が確立し、武士による政治が安定したことを理解できるよう にする。

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5.学習指導計画(全8時間)

次 時 学習活動 指導上の留意点 Ⅰ 1 1.「長篠の戦い」の絵図を見て 戦いの様子について話し合 う。 2.戦国時代から天下統一まで の年表を調べる。 3.戦国時代から天下統一まで、 どんな時代であったか考え る。 4.3人の天下統一までの過程 を話し合う。 ○両軍の戦い方の違いや、信長・秀吉・家康の様 子をとらえ、戦国時代から天下統一へ向けて、 関心をもつようにする。 ○年表から主な出来事、時代の様子をとらえると ともに、3人の武将の歴史年表を比べ、つなが りについても気付くようにする。 ・教科書巻末歴史年表 ・年表「信長・秀吉・家康の人物年表」(教科書52ページ) ○信長、秀吉、家康による天下統一と、江戸幕府 の政策を考える上で、その前の時代、国が乱れ ており、また、外国の文化(鉄砲、キリスト教) が伝わってきて、社会が大きく変わっていたこ とを押さえておく。 ○天下餅の歌から、天下統一をめざす3人の人物 への関心を高めるようにする。 2 ) 本 時 ( 1.信長の勢力の広がりについ て話し合う。 2.信長が天下統一をするため に行った政策について調べ る。 3.信長の政策のねらいについ て考える。 ○地図資料から、織田信長が短い期間に勢力を拡 大していったことをとらえるようにする。 ・地図「信長の勢力の広がり」(教科書54ページ) ○人物年表や文書資料から政策を抜き出し、整理 することができるようにする。 ・年表「信長・秀吉・家康の人物年表」(教科書52ページ) ・コラム「キリスト教の伝来と信長」(教科書55ページ) ○商業の発展や新しい文化の導入をめざした先 進的な信長の行動や考え方をとらえることが できるようにする。 ・3人の武将の軍と、武田勝頼の軍が戦ってい る。 ・鉄砲隊と騎馬隊がぶつかっている。 ・戦っている人、戦い方に注目して絵図を見て、 気付いたことを言いましょう。 天下統一までに、どんなできことがあったのだろう。 織田信長はどのように天下統一をめざしたのだろう。 【ワークシート①】 「戦国時代と統一した世の中」 【ワークシート②】 「天下統一をめざす織田信長」

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4.信長の死後、世の中がどの ようになったかについて話 し合う。 ○人物年表を読み取ることにより、その後秀吉に 受け継がれていったことをとらえることがで きるようにする。 ・年表「信長・秀吉・家康の人物年表」(教科書52ページ) 3 1.秀吉の働きについて話し合 う。 2.検地と刀狩など、秀吉の政 治について調べる。 3.検地や刀狩の影響について 考える。 4.検地や刀狩の他に、秀吉が 行ったことについて話し合 う。 ○豊臣秀吉の肖像画や人物年表を見て、秀吉につ いて知っていることを発表し、秀吉について調 べる意欲をもつようにする。 ○検地の絵や文書資料を提示し、検地が全国規模 で行われていることや、検地の方法や具体的な 内容について調べることができるようにする。 ・想像図「検地のようす」(教科書56ページ) ○「刀狩令」の文書資料や想像図から、具体的な 内容について調べることができるようにする。 ・想像図「刀狩のようす」(教科書57ページ) ・文書「秀吉の刀狩令」(教科書57ページ) ○検地や刀狩は、武士の経済基盤の確立をめざし た農民支配と、武士による政権の安定をねらい としていることを理解できるようにする。 ○次時に学習する朝鮮出兵について調べる意欲 をもつようにする。 4 1.天下統一後の秀吉について 話し合う。 2.家康が江戸幕府を開くまで の様子を調べる。 ○朝鮮に大軍を送った秀吉が、失敗に終わったこ とをとらえるとともに、秀吉の死後、家康が力 をつけてきたことに気付くようにする。 ・絵図「朝鮮や中国の軍に取り囲まれた日本軍」(教科書58 ページ) ○人物年表や文書資料から、家康が天下を治める までの過程をとらえるようにする。 豊臣秀吉はどのようにして天下統一を進めたのだろう。 ・検地や刀狩は、農民の立場や武士の政治にどん な影響を与えたのだろう。 【ワークシート③】 「豊臣秀吉の天下統一」 徳川家康はどのようにして天下統一をし、江戸に幕府を開いたのだろう。 【ワークシート④】 「秀吉の朝鮮出兵と徳川家康」

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3.江戸幕府が整えた制度のね らいについて考える。 4.江戸幕府が今後どのように なっていくのかについて話 し合う。 ○「天下分け目の戦い」と言われる関ヶ原の戦い で豊臣方を破り、その後豊臣氏を滅ぼして、幕 府の基礎を築いたことをとらえるようにする。 ・年表「信長・秀吉・家康の人物年表」(教科書52ページ) ・絵図「関ヶ原の戦い」(教科書59ページ) ・文書「武家諸法度」(教科書60ページ) ○主に大名支配の制度を取り上げ、幕府のねらい について考えることができるようにする。 ○絵図「江戸城」(教科書59ページ)を基に、江 戸幕府のこれからに関心をもつようにする。 5 1.江戸幕府が、大名に対して 行った政策について話し合 う。 2.家光が行った政策について 調べる。 3.武家諸法度など、大名に対 する政策が行われたねらい について考える。 4.大名に対する諸政策の影響 について話し合う。 ○将軍が力を強めていることをとらえ、江戸幕府 による政治について調べる意欲をもつように する。 ・絵図「将軍にあいさつをする大名たち」(教科書60ページ) ○家光の行った江戸幕府の政策は、主として大名 の取り締まりに重点がおかれていたことをと らえるようにする。 ・地図「おもな大名の配置」(教科書60ページ) ○「大名行列」の絵図やグラフから、参勤交代が 大名にとってかなりの負担だったことを理解 できるようにする。 ・絵図「江戸に向かう加賀藩(石川県)の大名行列のようす」 (教科書61ページ) ・円グラフ「加賀藩の支出の内わけ」(教科書61ページ) ○各地の大名が、幕府にそむかないようにする ためというねらいをとらえることができるよ うにする。 ・コラム「生まれながらの将軍」(教科書61ページ) ○大名が参勤交代のために多くの財力を費やす 結果になったことに気付くようにする。 徳川家光は、江戸幕府においてどんな政策を行ったのだろう。 【ワークシート⑤】 「厳しい大名支配」 ・家光は、なぜ大名に武家諸法度などの政策を 行ったのでしょう。

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6 1.キリスト教の禁止について 話し合う。 2.江戸幕府がキリスト教を禁 止した経緯について調べ る。 3.幕府の行ったキリスト教の 禁止、鎖国のねらいについ て考える。 4.鎖国の中で、交流のあった 国々について話し合う。 ○写真や絵図からキリスト教が禁止されたことに 気付くようにする。 ・写真「ふみ絵」(教科書63ページ) ・絵図「キリスト教の取りしまり」(教科書63ページ) ○キリスト教や外国に対する政策について年表を 基に調べる。 ・地図「日本とアジア各地との貿易」(教科書62ページ) ・年表「鎖国が完成するまで」(教科書62ページ) ○島原・天草の一揆は、キリスト教政策に対する 反乱と、大名の圧政に耐えかねた農民の一揆の 両面で押さえるようにする。 ○キリスト教が、幕府に反抗する大名と農民が団 結する契機となることを恐れ、鎖国によってそ れを断ち切り、封建制の確立をねらったことを とらえるようにする。 ○鎖国によって、江戸幕府による政治が安定した ことを押さえておく。 ○鎖国にあっても、オランダ・中国・朝鮮とは交 流があったことを知り、次時に学習する朝鮮に ついて関心をもつようにする。 7 1.鎖国の中での、外国との交 流について話し合う。 2.江戸時代の日本と朝鮮との 交流について調べる。 ○鎖国下でも交流が続けられていたことをとらえ るようにする。 ・絵図「オランダ人との交流を求める人々」(教科書64ページ) ・絵図「朝鮮通信使の行列」(教科書65ページ) ○秀吉の出兵によって途絶えていた国交を、家康 が回復したことを押さえる。 ○文書資料から、各地で多くの人びとと交流を 図ったことを理解できるようにする。 ・地図「朝鮮通信使の行路」(教科書64ページ) ・肖像画「雨森芳洲」(教科書65ページ) 鎖国の中での日本と朝鮮との関係はどうだったのだろう。 江戸幕府は、どうしてキリスト教を禁止したのだろう。 【ワークシート⑥】 「キリスト教の禁止と鎖国」 ・幕府は、なぜキリスト教を禁止して鎖国を行っ たのでしょう。

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3.江戸時代の日本と朝鮮との 関係について考える。 4.江戸時代の朝鮮通信使の足 跡について話し合う。 ○絵図や文書から日本と朝鮮との関係を考える ようにする。 ・コラム「朝鮮通信使資料館」(教科書65ページ) ○交流の足跡が、今も受け継がれていることをと らえるようにする。 ・コラム「唐子踊」(教科書65ページ) 8 1.信長・秀吉・家康の天下統 一について話し合う。 2.信長・秀吉・家康の3人か ら取り上げたい人物を選 ぶ。 3.選んだ人物とその人物が天 下統一のためにとった政策 について、歴史新聞に表現 する。 4.友達の歴史新聞を見て、天 下統一について、それぞれ がめざした国づくりについ て話し合う。 ○「信長・秀吉・家康」の肖像画を見て、だれに ついて調べてまとめるか、歴史新聞作りに意欲 をもつようにする。 ○取り上げたい人物のどんな政策に注目したの かについて話し合い、新聞作りの手がかりとな るようにする。 ○年表やこれまでの学習を基に、人物の概略や業 績についてとらえるようにする。 ・年表「信長・秀吉・家康の人物年表」(教科書52ページ) ・これまで学習したワークシート ○調べたことを自分の言葉に書き直して記事に し、取り上げた理由も書くようにする。 ○わかりやすく表現できているところについて、 賞賛し合い、互いに成就感をもつことができる ようにする。 【ワークシート⑦】 「鎖国の中での外国との交流」 ・江戸時代、日本と朝鮮は、どのような関係だっ たのでしょう。 歴史新聞をつくろう。 【ワークシート⑧】 「天下統一への道」 歴史新聞用紙 ・選んだ人物の生い立ちや、天下統一のために とった政策を、自分の言葉で歴史新聞に書きま しょう。また、なぜその人物を取り上げたのか、 理由も書きましょう。

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6.本時の展開(2/8)

使用するワークシート【ワークシート②】 学習活動 指導上の留意点 1.信長が勢力を広げて いったことを知る。 2.信長が天下統一をす るために行った政策 について調べる学習 課題をもつ。 3.資料を基に、わかっ たことをワークシー トにまとめる。 4.わかったことを発表 する。 5.調べたことを基に信 長の政策のねらいに ついて考え、自分の 意見をワークシート にまとめる。 6.考えを発表する。 ○地図資料から、信長が短い期間に勢力を拡大して いったことをとらえることができるようにする。 ・地図「信長の勢力の広がり」 ・肖像画「織田信長」 ○信長は、たくみな戦法でまわりの大名をうち破る とともに、いろいろな政策を行ったことに気付く ようにする。 ○信長の人物年表や文書資料から政策を抜き出し、 信長の天下統一の過程をワークシートに整理す ることができるようにする。 ・年表「信長・秀吉・家康の人物年表」 ・文書「キリスト教の伝来と信長」 ○政策の内容について調べ、信長がこれまでの社会 の仕組みを変えようとしていたことに気付くよ うにする。 ○信長がキリスト教を保護したことを資料から読 み取ることができるようにする。 ○当時の鉄砲の生産地であり、貿易の中心地であっ た堺を押さえていることに注目し、信長の勢力拡 大が十分な経済基盤に支えられていたことを理 解して、自分の意見を記述するようにする。 信長の勢力の広がりについて話し合う。【課題】 人物年表や文書資料 から、信長が行った 政策の内容を読み取 るようにする。また、 業績として読み取れ るところにも赤鉛筆 で線を引くなど、情 報を正 確に読み取 り、記述してまとめ ることができるよう にする。 信長が天下統一をするために行った政策について調べる。【調べる】 信長の政策のねらいについて考える。【考える】 ・信長はどのように天下統一をめざしたので しょう。信長が行った政策について調べま しょう。 商業の発展や新しい 文化の導入をめざし た信長の考え方や行 動が、戦国の世を統 一する さきがけと なった ことを考え て、自分の言葉で意 見をまとめて記述で きるようにする。 ・信長の政策には、どんなねらいがあったのだ ろう。

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信長はどのようにして天下統一をめざしたのだろう。

7.その後の世の中の様 子について話し合 う。 ○年表から、天下統一の業績が信長の死後、豊臣秀 吉に受け継がれていったことをとらえることが できるようにする。 ・年表「信長・秀吉・家康の人物年表」

板書例

信長の勢力の広がり 教科書54ページ 織田信長の人物年表 教科書52ページ ・短い期間に勢力を広 げた。 ・戦いによって大名を たおしている。

信長が行った政策

・鉄砲の町、堺を支配した。 ・キリスト教を保護した。 ・自由に商工業ができるよう にした。 ・外国と貿易をした。

信長の政策のねらいは?

・鉄砲の生産地を押さえて、新しい戦法を 生み出す。 ・寺社の勢力をうばうために、キリスト教 を保護した。 ・自由に商工業を行うことで、自分の城下 町(安土)を栄えさせた。 ・外国と貿易を行うことで新しい文化や考 え方を取り入れ天下統一をめざした。 信長の肖像画 教科書54ページ ・鉄砲の生産地を押さえて、新しい戦法で大 名を打ち破るねらいがあったと思う。 ・自由に商工業をできるようにし、安土城を 築いて天下統一をめざすねらいがあったと 思う。

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【社-6年-天下統一 ワークシート①】

【社-6年-天下統一 ワークシート②】

ワークシート活用のポイント

重視した言語活動

「年譜や文書資料等の資料から、必要な情 報を集めて読み取り、わかることを的確に 記録する」 ○ワークシートの年表に、主な出来事とし て読み取れるところに赤鉛筆で線を引 くなど、情報を正確に読み取り、わかる ことをまとめて記述する。

重視した言語活動

「調べたことを比較・関連付け・総合しな がら再構成して、歴史的事象の意味につい て考え、自分の言葉でまとめる」 ○信長の政策には、どんなねらいがあった のかについて考え、自分の意見を記述す る。 学 習 課 題 天下統一までに、どんなことがあったのだろう。 調 べ る ・秀吉は、信長につかえている。 ・信長は、家康と同めいを結んでいる。 ・家康は、豊臣氏をほろぼしている。 ・キリスト教が伝わる。 ・鉄砲が伝わる。 ? 戦国時代から天下統一まで、どのような時代だったのだろう。 考 え る 自 分 の 見 方 考 え 方 つ け た し ・100年ほど、戦国の世の中で、国がみだれている。 ・鉄砲が伝わり、騎馬隊による戦いから、鉄砲隊による戦い方 に変わっている。 ・キリスト教が伝わり、ヨーロッパの文化が入ってきている。 ひ ろ め る 「織田がつき 羽柴(はしば)がこねし天下もち すわりしままに 食うは徳川」 信長から秀吉へ、そして家康が幕府を開いて江戸時代へうつった。 天下統一と江戸幕府 戦国時代と統一した世の中 6年 組 名前( ) 人物年表 教科書52ページ 教科書巻末歴史年表 学 習 課 題 信長は、どのようにして天下統一をめざしたのだろう。 調 べ る ・たくみな戦法でまわりの大名をうち破る。 ・外国との貿易。 ・鉄砲の生産地である堺を支配する。 ・一向宗の中心地である石山本願寺を降伏させる。 ・びわ湖のほとりの安土に大きな城を築く。 ・自由に商工業をできるようにして、城下町を栄えさせる。 ・キリスト教を保護し、布教をみとめる。 ・ほかの大名がしなかった新しいことを多くした。 ? 信長のしたことには、どのようなねらいがあったのだろう。 考 え る 自 分 の 見 方 考 え 方 つ け た し ・鉄砲の生産地堺をおさえて、新しい戦法で大名をうち破る ねらいがあった。 ・自由に商工業をできるようにし、安土城を築いて城下町を 栄えさせ、力をたくわえて、天下統一をめざすねらいがあっ た。 ・寺社の勢力をうばうために、キリスト教を保護した。 ・外国と貿易を行うことで、新しい文化や考え方をとりいれ、 天下統一をめざした。 ひ ろ め る 信長の死後は、家来であった豊臣秀吉に、天下統一の事業が引き つがれていった。 地図「信長の勢力の広がり」 教科書54ページ 織田信長の肖像画 教科書54ページ 天下統一と江戸幕府 天下統一をめざす織田信長 6年 組 名前( )

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【社-6年-天下統一 ワークシート③】

【社-6年-天下統一 ワークシート④】

重視した言語活動

「想像図や文書資料等の資料から、必要な 情報を集めて読み取り、わかることを的確 に記録する」 ○教科書などの資料から、検地や刀狩の内 容や方法等、情報を正確に読み取り、わ かることをまとめて記述する。

重視した言語活動

「調べたことを比較・関連付け・総合しな がら再構成して、歴史的事象の意味につい て考え、自分の言葉でまとめる」 ○江戸幕府が整えた制度のねらいについ て調べたことを基に考え、自分の意見と して記述する。 学 習 課 題 家康は、どのようにして天下統一をし、江戸幕府を開いたのだろ う。 調 べ る ・今川氏の人質となる。 ・信長・秀吉を助け、有力な武士に成長する。 ・関ヶ原の戦いで勝利する。 ・征夷大将軍になり、江戸幕府を開く。 ・武家諸法度を定める。 ・豊臣氏をほろぼす。 ? 江戸幕府が整えた制度には、どのようなねらいがあったのだろう。 考 え る 自 分 の 見 方 考 え 方 つ け た し ・幕府は、諸大名の力をおさえ、将軍を中心とする政治を安 定させようとしていた。 ・領地を取り上げたり、配置をかえたりして、全国の200 以 上の大名を厳しく支配しようとした。 ・武家諸法度というきまりを定め、これにそむいた大名を厳 しく罰して、従わせた。 ひ ろ め る 江戸幕府は、この後、大きな江戸城を築くなどして、さらに支配 を強めた。 年表「徳川家康の人物年表」 教科書52ページ 徳川家康の肖像画 教科書58ページ 天下統一と江戸幕府 秀吉の朝鮮出兵と徳川家康 6年 組 名前( ) 学 習 課 題 秀吉は、どのようにして天下統一を進めたのだろう。 調 べ る 「検地」 ・全国の田畑の面積や土地のよしあしや収穫高を調べる。 ・ねんぐを納める農民の名前を田畑ごとに検地帳に記録する。 ・土地を耕す権利をみとめるかわりに、ねんぐを納めさせる。 「刀狩」 ・農民から刀や弓、鉄砲などの武器を取り上げる。 ・武器を持ち、一揆をくわだてて武士に反抗すれば罰する。 ・取り上げた武器は、大仏づくりに役立てるなどと書かれた刀狩 令を出す。 ? 秀吉のしたことには、どのようなねらいがあったのだろう。 考 え る 自 分 の 見 方 考 え 方 つ け た し ・決まったねんぐを農民に納めさせ、武士の経済を確立させ た。 ・武士と農民・町人の身分をはっきりさせて、武士が支配す るしくみを固めた。 ・農民への支配を強め、一揆を防ぎ、農業に専念させた。 ひ ろ め る そのほかに、秀吉は、明を従えようとして、朝鮮に2度大軍を送 り込んだ。 想像図「検地のようす」 教科書56ページ 豊臣秀吉の肖像画 教科書56ページ 想像図「刀狩のようす」 教科書57ページ 天下統一と江戸幕府 豊臣秀吉の天下統一 6年 組 名前( )

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【社-6年-天下統一 ワークシート⑤】

【社-6年-天下統一 ワークシート⑥】

重視した言語活動

「地図や文書資料等の資料から、必要な情 報を集めて読み取り、わかることを的確に 記録する」 ○教科書などの資料から、政策の内容な ど、情報を正確に読み取り、わかること をまとめて記述する。

重視した言語活動

「調べたことを比較・関連付け・総合しな がら再構成して、歴史的事象の意味につい て考え、自分の言葉でまとめる」 ○幕府のキリスト教の禁止、鎖国のねらい について考え、自分の意見をまとめて記 述する。 学 習 課 題 江戸幕府は、どうしてキリスト教を禁止したのだろう。 調 べ る ・東南アジア、ヨーロッパとの貿易でキリスト教の信者が増える。 ・キリスト教の禁止令を出す。 ・日本人が外国に行くことや、帰ってくることを禁止する。 ・長崎に出島をつくる。 ・島原、天草の一揆がおこる。 ・中国とオランダの商人だけに貿易をみとめる。 ? 幕府は、どんなねらいでキリスト教を禁止し、鎖国したのだろう。 考 え る 自 分 の 見 方 考 え 方 つ け た し ・幕府は、キリスト教信者の勢力が大きくなり、幕府の体制 をおびやかすことをおそれたため、キリスト教を禁止して 取りしまった。 ・幕府は、貿易を独せんするため、貿易を制限する制度を定 め、キリスト教を広めない中国とオランダの商人だけに、 幕府と長崎で貿易することをみとめた。 ひ ろ め る 鎖国の中で、交流のあった国は、長崎の出島で貿易をしたオラン ダ・中国のほか、朝鮮とも交流があった。 天下統一と江戸幕府 キリスト教の禁止と鎖国 6年 組 名前( ) 地図「日本とアジア各地との貿易」 教科書62ページ 年表「鎖国が完成するまで」 教科書62ページ 学 習 課 題 家光は、江戸幕府においてどんな政策を行ったのだろう。 調 べ る 「武家諸法度」につけくわえたこと ・大名は、江戸に参勤すること ・江戸で決められたきまりは、大名の領地でも守ること 「大名の配置」 ・外様(関ヶ原の戦いのころ家来になった大名)は江戸より 遠いところに置かれた。 ? 大名に対する政策には、どのようなねらいがあったのだろう。 考 え る 自 分 の 見 方 考 え 方 つ け た し ・各地の大名が、幕府にそむかないようにするためだった。 ・参勤交代の制度を行ったのは、大名に江戸での費用を負担 させたり、大名の妻子を人質に江戸に住まわせたり、大名 の力をおさえるためであった。 ひ ろ め る 大名に対する政策によって、大名の力がおさえられて、幕府を中 心とする体制ができた。 天下統一と江戸幕府 厳しい大名支配 6年 組 名前( ) 地図「おもな大名の配置」 教科書60ページ 徳川家光の肖像画 教科書61ページ 武家諸法度 教科書60ページ

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【社-6年-天下統一 ワークシート⑦】

【社-6年-天下統一 ワークシート⑧】

重視した言語活動

「地図・絵図や文書資料等の資料から、必 要な情報を集めて読み取り、わかることを 的確に記録する」 ○教科書などの資料から、交流の様子な ど、情報を正確に読み取り、わかること をまとめて記述する。

重視した言語活動

「今まで学習して習得したことを活用し て、歴史新聞に資料を入れたり文章で説明 したりするなど、表現を工夫してまとめ る」 ○天下統一をめざした3人の武将のうち、 一番印象に残った人物を選び、新聞にま とめる。 ○取り上げた理由についても、わかりやす くまとめて記述する。 (絵図・地図・グラフなど) ( 本 文) ( 本 文)

( 本 文) 見 出 し ( 本 文) 見 出 し (書いた人) ( 本 文) (感想・意見・新聞に取り上げた 理由など) ( 本 文) 見 出 し 天下統一と江戸幕府 天下統一への道(歴史新聞) 6年 組 名前( ) 学 習 課 題 鎖国の中で、日本と朝鮮との関係はどうだったのだろう。 調 べ る ・秀吉の朝鮮出兵後、家康が国交を回復する。 ・朝鮮通信使 江戸時代に12回も日本に来て、交流を図る。 ・対馬藩 雨森芳洲が、朝鮮との友好に努める。 ・全国から材料を集めるなど、通信使が好む料理を出した。 ・岡山県の牛窓は、朝鮮通信使の船がとまり、唐子踊のもとを伝 えた。 ? 江戸時代の日本と朝鮮とは、どのような関係だったといえるだろう。 考 え る 自 分 の 見 方 考 え 方 つ け た し ・江戸幕府は、朝鮮との国交回復に努め、何度も朝鮮通信使 を招くなどの交流が行われ、平和で仲のよい関係だった。 ・朝鮮通信使にごちそうをふるまったり、踊りのお返しがあっ たりするなど、日本と朝鮮は友好な関係だった。 ひ ろ め る 日本と朝鮮との交流を通して、当時の人びとは、朝鮮の人びとを 友達と思った。踊りや文化を伝えてくれたので、尊敬した。 天下統一と江戸幕府 鎖国の中での外国との交流 6年 組 名前( ) 地図「朝鮮通信使の行路」 教科書64ページ 雨森芳洲の肖像画 教科書65ページ

参照

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