• 検索結果がありません。

別紙 1 健康保険料 介護保険料 厚生年金保険料 子ども 子育て拠出金 1. 複数資金間での負担配分について (1) 複数の外部資金間での負担配分当該外部資金管理者間の調整により任意に負担割合等を決定する (2) 外部資金と経常費間での負担配分 A. 外部資金による常勤の雇用者に経常費による手当支給

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "別紙 1 健康保険料 介護保険料 厚生年金保険料 子ども 子育て拠出金 1. 複数資金間での負担配分について (1) 複数の外部資金間での負担配分当該外部資金管理者間の調整により任意に負担割合等を決定する (2) 外部資金と経常費間での負担配分 A. 外部資金による常勤の雇用者に経常費による手当支給"

Copied!
10
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1 2018 年 7 月 教職員各位 人事部給与厚生担当 複数資金における社会保険料等の負担配分について 2016 年度に社会保険の適用要件が拡大されたこと、またひとりのものが慶應義塾のなか で複数の雇用契約のもと業務に従事するケースが増えたことを受け、ひとりにかかる事業 主負担の社会保険料等を複数の資金にて負担するケースが増加している。この状況をふま え、複数資金による社会保険料等の負担配分の運用方針を、別紙のとおり確認する。 なお、ここでは、事業主が負担すべき、健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、子ど も・子育て拠出金、雇用保険料、労災保険料(一般拠出金を含む)、および通勤交通費を対 象とする。 この運用方針は2018 年度より実施することを念頭にしているが、外部資金において、資 金元が定める使用ルールによりこの方針によりがたい場合は、資金元の指示や当該資金で 従来採用していた方法を継続して採用しても差し支えないものとする。 以上

(2)

2 【1】健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、子ども・子育て拠出金 1.複数資金間での負担配分について (1)複数の外部資金間での負担配分 当該外部資金管理者間の調整により任意に負担割合等を決定する。 (2)外部資金と経常費間での負担配分 A. 外部資金による常勤の雇用者に経常費による手当支給がある場合 (※ 授業担当に対する手当(エキストラ給)、通信教育部手当等を想定) 原則として、常勤の身分にてその者の保険料を全額負担する。 ただし、標準報酬月額の決定時に経常費による手当支給があったために高い標準 報酬月額が決定され、当該資金の支出ルールにより全額の負担ができない場合は、 経常費による手当額を除いた報酬額の平均をもってみなしで算出した標準報酬月 額に応じた保険料額分を当該外部資金から負担し、残額を経常費にて負担として かまわない。 B. 外部資金による非常勤の雇用者が、経常費においても雇用されている場合 外部資金では、経常費による手当額を除いた報酬額の平均をもってみなしで算出 した標準報酬月額に応じた保険料額分を当該外部資金から負担し、残額は経常費 負担としてよい。 C. 外部資金による常勤の雇用者が、経常費により臨時職員で雇用されている場合 外部資金では、経常費による手当額を除いた報酬額の平均をもってみなしで算出 した標準報酬月額に応じた保険料額分を当該外部資金から負担し、残額は経常費 負担としてよい。 2.各資金の負担金額の端数処理について 各々の資金では、負担割合等にもとづいて算出した結果の 1 円未満を切り捨てた金額 を負担するものとする。切り捨てにより生じる保険料の残額は経常費にて負担する。 【2】雇用保険料、労災保険料(一般拠出金を含む) 1.各資金での負担額について 各々の資金では、当該資金による給与および通勤交通費の支払額に保険料率を掛けた金 額を負担するものとする。ただし、外部資金においては資金元の指示がある場合など当該 資金の都合により保険料の支出ができない場合は、他の外部資金によって負担すること としてもかまわない。 別 紙

(3)

3 2.各資金の負担金額の端数処理について 各々の資金では、当該資金による給与および通勤交通費の支払額に保険料率を掛けた結 果の 1 円未満を切り捨てた金額を負担するものとする。切り捨てにより生じる保険料の残 額は経常費にて負担する。 【3】通勤交通費 1.複数資金間での負担配分について (1)複数の外部資金間での負担配分 当該外部資金管理者間の調整により任意に負担割合等を決定する。 (2)外部資金と経常費間での負担配分 外部資金のみでの勤務であった場合でも要する通勤交通費については、外部資金に て全額を負担する。経常費では、経常費での勤務により外部資金で負担する通勤交通費 に加えて必要となる通勤交通費を負担する。 2.各資金の負担金額の端数処理について 各々の資金では、按分を行った結果の1 円未満を切り捨てた金額を負担するものとする。 切り捨てにより生じる通勤交通費の残額は経常費にて負担する。 以上

(4)

4 【1】1(2) 外部資金と経常費間での負担配分(健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料) 1.原則として【外部資金】にて社会保険料全額を負担する。 2.資金元の指示により【外部資金】にて社会保険料の全額負担ができない場合、外部資金で の社会保険料の負担額は、改定時にエキストラ給がなかったものとみなして算定した標準報 酬月額(440 千円)相当の金額を負担する。 1.原則として【外部資金】にて全額を負担する。 2.給与額の変更により外部資金の報酬額は減っているが、標準報酬決定時の経常費による 支払いに起因しないため、経常費での一部負担には該当せず、全額【外部資金】負担とす る。 例1) A のケース <標準報酬月額決定時 (算定対象月:2017 年 4・5・6 月給与(2017 年 9 月定時決定))> 【外部資金】特任教員(常勤) 週 32 時間 月額 450,000 円(標準報酬月額 440 千円相当) 【経常費】 授業担当分の手当(エキストラ給) 週 2 時間 月額 12,000 円 平均報酬額 462,000 円 →標準報酬月額は 470 千円に決定 <支払月 (2018 年 4 月)> 【外部資金】特任教員(常勤) 週 32 時間 月額 450,000 円 例 2) A のケース <標準報酬月額決定時 (算定対象月:2017 年 4・5・6 月給与(2017 年 9 月定時決定))> 【外部資金】特任教員(常勤) 週 32 時間 月額 450,000 円標準報酬月額の改定事例 →標準報酬月額は 440 千円に決定 <支払月 (2018 年 4 月)> 【外部資金】特任教員(常勤) 週 28 時間 月額 400,000 円 【経常費】 授業担当分の手当(エキストラ給) 週 2 時間 月額 12,000 円

(5)

5 外部資金での社会保険料の負担額は、改定時に講師(非常勤)の給与がなかったものとみな して算定した標準報酬月額(200 千円)相当の金額を負担する。 外部資金での社会保険料の負担額は、改定時に経常費による給与支払がなかったものとみな して算定した標準報酬月額(126 千円)相当の金額を負担する。 例 3) C のケース <標準報酬月額決定時 2017 年 4・5・6 月給与(2017 年 9 月定時決定))> 【外部資金】臨時職員 週 30 時間 月額(平均) 128,000 円(標準報酬月額 126 千円相当) 【経常費】 臨時職員 週 5 時間 月額(平均) 21,000 円 平均報酬額 149,000 円 →標準報酬月額は 150 千円に決定 <支払月 (2018 年 4 月)> 【外部資金】臨時職員 週 30 時間 月額 128,000 円 【経常費】 臨時職員 週 5 時間 月額 21,000 円 例1) B のケース <標準報酬月額決定時 (算定対象月:2017 年 4・5・6 月給与(2017 年 9 月定時決定))> 【外部資金】研究員(非常勤) 週 24 時間 月額 200,000 円(標準報酬月額 200 千円相当) 【経常費】 講師(非常勤) 週 2 時間 月額 35,000 円 平均報酬額 235,000 円 →標準報酬月額は 240 千円に決定 <支払月 (2018 年 4 月)> 【外部資金】研究員(非常勤) 週 24 時間 月額 200,000 円 【経常費】 講師(非常勤) 週 2 時間 月額 35,000 円

(6)

6 【1】2 外部資金間での負担額計算 端数処理 負担額計算 【外部資金 A】 37,515 円×65%=24,384.75 ≒24,384 円 (1 円未満切捨)・・・(a) 【外部資金 B】 37,515 円×35%=13,130.25 ≒13,130 円 (1 円未満切捨)・・・(b) 厚生年金保険料 37,515 円 - 外部資金負担額(a)+(b) (24,384+13,130)円 =37,515 円-37,514 円 =1 円・・・経常費にて負担(外部資金への振替不要) 【2】2 雇用保険料・労災保険料(一般拠出金含む)の負担額計算、端数処理 ○ 雇用保険料 負担額 【外部資金 A】 350,500 円×6/1000(※料率)= 2,103 円 ・・・(a) 【外部資金 B】 140,800 円×6/1000(※料率)= 844.8 円 ≒844 円 (1 円未満切捨)・・・(b) 資金負担額(a)+(b) = 2,103 円+844 円 = 2,947 円 ○ 労災保険料(一般拠出金含む) 負担額 【外部資金 A】 350,500 円×2.18/1000(※料率)=764.09 円 ≒764 円 (1 円未満切捨)・・・(a) 【外部資金 B】 140,800 円×2.18/1000(※料率)= 306.944 円 ≒306 円 (1 円未満切捨)・・・(b) 労災保険料(一般拠出金) 1,071 円 - 資金負担額(a)+(b) (764+306)円 =1,071 円-1,070 円 =1 円・・・経常費にて負担(外部資金への振替不要) 例) 厚生年金保険料 37,515 円 負担割合 【外部資金 A】65% 【外部資金 B】35% 例) 支払額 491,300 円 うち、【外部資金 A】 350,500 円、【外部資金 B】 140,800 円 雇用保険料 2,947 円、 労災保険料(一般拠出金含む) 1,071 円

(7)

7 【3】1(2)外部資金と経常費間での負担配分 授業への出講がなく、特任教員の業務のみの場合でも、6 ヶ月分の定期券代を支給するため、 80,090 円全額を外部資金で負担する。 授業への出講がなく、特任教員(非常勤)の業務のみの場合でも、6 ヶ月分の定期券代を支給 するため、80,090 円全額を外部資金で負担する。 特任教員(非常勤)と講師(非常勤)それぞれの出勤日数に応じて通勤交通費を算出し負担 をする。特任教員(非常勤)分 22,800 円は外部資金、講師(非常勤)分 14,250 円は経常費にて 負担をする。 講師(非常勤)分の通勤交通費は、特任教員分とは別紙の「通勤交通費補助請求書」の提出 を受けて支給し、給与明細書、源泉徴収簿等の給与関係データにおいては「通勤交通費」の項 目とは別に表示する。 例 1) 通勤交通費 6 ヶ月定期券代 80,090 円 特任教員(常勤) 週 4 日 授業への出講(エキストラ給) 週 1 日 ※特任教員と同一キャンパス 例 2) 通勤交通費 6 ヶ月定期券代 80,090 円 特任教員(非常勤) 週 3 日 講師(非常勤) 週 1 日 ※特任教員と同一キャンパス 例 3) 通勤交通費 切符代支給 特任教員(非常勤) 週 1 日×6 か月分 22,800 円 講師(非常勤) 週 1 日×半年分 14,250 円 特任教員(非常勤) 週 1 日 (月曜日) 講師(非常勤) 週 1 日(木曜日) ※特任教員と同一キャンパス

(8)

8 【3】2 外部資金間での負担額計算 端数処理 負担額計算 【外部資金 A】 80,090 円×65%=52,058.5 ≒52,058 円 (1 円未満切捨)・・・(a) 【外部資金 B】 80,090 円×35%=28,031.5 ≒28,031 円 (1 円未満切捨)・・・(b) 6 ヶ月定期券代 80,090 円 - 外部資金負担額(a)+(b) (52,058+28,031)円 =80,090 円-80,089 円 =1 円・・・経常費にて負担(外部資金への振替不要) 例) 通勤交通費 6 ヶ月定期券代 80,090 円 負担割合 【外部資金 A】65% 【外部資金 B】35%

(9)

9

保険料額の算出について

【1】健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、子ども・子育て拠出金

・保険料の月額は、給料・賃金の金額(報酬月額)を一定の幅で区分した「標準報酬月額」のラン ク(等級)に当てはめ、「標準報酬月額」に保険料率を掛けて算出されます。 ・標準報酬月額は、保険に加入した際の報酬月額をもとに決定し、その後は次の2つの方法で計 算し直されます。 ① 定時決定 毎年 4・5・6 月に支払われた報酬額(*)の平均額をもとに、その年の 9 月分から翌年の 8 月分までの 1 年間の標準報酬月額が決定されます。 * 臨時職員は給与が翌月払いであるため、3・4・5 月に勤務した分の給与が該当します。 所定の支払基礎日数に満たない月がある場合は、その月を除いた残りの月の平均をもって 決定されます。 ② 随時改定 月額給与額などの固定的賃金が変わった際に、変更後 3 ヶ月間の報酬月額の平均を当て はめた標準報酬月額が従前の標準報酬月額と 2 等級以上変わるときに、変更後 4 ヶ月目 から標準報酬月額が改定されます。 ただし、2 等級以上の差が生じても、所定の支払基礎日数に満たない月がある場合や、月額 給与額が上がった際に等級が下がる場合、月額給与額が下がった際に等級が上がる場合 は改定になりません。 ※ 定時決定や随時改定によって標準報酬月額が改定されるまでの期間は、同じ「標準報酬月 額」が適用されます。したがって給与額に変更が生じても、その月に保険料額が変わるもの ではありません。 ※ 標準報酬月額が変わらない場合でも、保険料率が改定されると保険料額は変わります。 ※ 定時決定や随時決定の際の算定対象月の報酬額にはその月に支払われた手当やひと月 分の通勤交通費を含みます。 <参考>次ページ 標準報酬月額の改定事例

【2】雇用保険料、労災保険料(一般拠出金を含む)

・保険料額は、給与および通勤交通費の支払額に保険料率を掛けて算出されます。 ・通勤交通費等、複数月分の手当がまとめて支払われる場合でも、支払月に支払われた手当全 額に相応する保険料が生じます。 資 料

(10)

10 (標準報酬月額の決定・改定の事例) 健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、子ども・子育て拠出金 以上 随時改定 標準報酬月額 280 千円 定時決定 標準報酬月額 240 千円 4・5・6 月の平均 昇給後 10・11・12 月の平均 10 月 昇給 加入時 標準報酬月額 220 千円 4 月に就職をした(保険の加入者になった) 加入時 : 報酬月額(給与、ひと月分の通勤交通費) 215,000 円 ⇒4 月分からの「標準報酬月額」は 220,000 円に決定 定時決定 : 報酬月額 4 月: 215,000 円、5 月: 2440,000 円、6 月: 245,000 円 4・5・6 月の平均: 233,333 円 ⇒9 月分からの「標準報酬月額」が 240,000 円に改定 随時決定 : 10 月に月額給与額が上がった(月給 200,000 円→260,000 円) 報酬月額 10 月: 285,000 円、11 月: 290,000 円、12 月: 285,000 円 10・11・12 月の平均: 286,666 円 ⇒「標準報酬月額」に当てはめると 280,000 円 従前の「標準報酬月額」240,000 円と 2 等級の差が生じた ↓ 1 月分からの「標準報酬月額」が 280,000 円に改定 ※給与額に変更があっても 2 等級差が生じない場合は「標準報酬月額」の改定は行 われず、1 月分以降も引き続き標準報酬月額 240,000 円が適用される

参照

関連したドキュメント

-89-..

【資料出所及び離職率の集計の考え方】

引当金、準備金、配当控除、確 定申告による源泉徴収税額の 控除等に関する規定の適用はな

所得割 3以上の都道府県に事務所・事 軽減税率 業所があり、資本金の額(又は 不適用法人 出資金の額)が1千万円以上の

当第1四半期連結会計期間末の総資産については、配当金の支払及び借入金の返済等により現金及び預金が減少

個別財務諸表において計上した繰延税金資産又は繰延

賞与は、一般に夏期一時金、年末一時金と言うように毎月

その職員の賃金改善に必要な費用を含む当該職員を配置するために必要な額(1か所