「オリンピック・パラリンピック普及・振興事業(平成29年度県民の日行事)業務委託」 企画提案仕様書 1 適用範囲 本仕様書は、千葉県が発注を予定している「オリンピック・パラリンピック普及・振 興事業(平成29年度県民の日行事)業務委託」の企画提案募集及び委託する場合にお いては適用される主要事項を示すものであり、業務委託契約書に添付する仕様書は、受 託候補者と協議の上、別途作成する。 2 業務の名称 オリンピック・パラリンピック普及・振興事業(平成29年度県民の日行事)業務委 託 3 業務委託の目的 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会において、本県では、全8競技 が開催される。そこで、県民の競技に対する理解の促進、2020年に向けた機運の醸 成、さらには競技人口の増加を図るため、競技団体の協力のもとオリンピアン・パラリ ンピアン等を含むアスリート(以下「オリンピアン等」という。)を迎え、競技紹介、 体験会等を実施する。 4 業務期間 契約締結日~平成29年7月31日(月) 5 業務委託の内容 次の(1)~(5)の行事当日、各会場で、各行事主催者の指示の下、それぞれに記 載の委託内容を実施すること。 ※必要な企画、オリンピアン等・講師手配、MC手配、補助スタッフ手配、会場設営・ 機材準備及び当日運営(司会進行、参加者対応、警備等)は、各行事主催者と調整し、 了承を得た上で実施すること。 (1)県民の日中央行事(県民の日ちばワクワクフェスタ2017) ① 会場:幕張メッセ 国際展示場 7ホール 日時:平成29年6月11日(日)10時から17時(予定) ② ステージイベント 会場内メインステージにおいて県内開催競技を紹介するため、以下ア~ウのオリ ンピアン等を迎えて30分程度のステージイベントを行う。 ア 千葉県ゆかりのオリンピアン又はオリンピアンに準ずる者 1名 イ 千葉県ゆかりのパラリンピアン又はパラリンピアンに準ずる者 1名
ウ 東京2020大会若手有望選手 1名 ※可能な限り「千葉県ゆかり」の選手を手配すること。 ※本仕様書でいう「千葉県ゆかり」とは以下のいずかの条件を満たす者をいう ・千葉県内の中学校・高等学校・大学・スポーツクラブに在籍する者 ・千葉県内に在住する者 ・千葉県内の中学校・高等学校を卒業した者 ※MC及びステージ設営、音響機材等は主催者が手配するが、台本作成及び内容の調 整は受託者が行うこと。 ③ 競技体験 会場内に体験コーナーを設置し、「レスリング」、「テコンドー」、「サーフィン」、 「車いすフェンシング」、「ボッチャ」各競技の体験会を行う。 体験コーナー全体の広さは「15m×30m程度」とし、柵や仮設屋内用スポ ーツ床材は委託者で手配する。 また、各競技体験参加者に委託者が提供する啓発物品を参加賞として配布するこ と。 ア レスリング競技 60分程度(午前1回)、50名程度が参加できるものとし、競技紹介・模範 演技・競技体験を行うこと。 イ テコンドー競技 60分程度(午後1回)、50名程度が参加できるものとし、競技紹介・模範 演技・競技体験を行うこと。 ウ サーフィン競技 常設体験スペースとし、競技紹介や疑似サーフィン体験を行うこと。 エ 車いすフェンシング競技 60分程度(午前・午後1回)、各回20名程度が参加できるものとし、競技 紹介・模範演技・競技体験を行うこと。 オ ボッチャ競技 常設体験スペースとし、競技紹介・模範演技・競技体験を行うこと。 ④ 千葉県内開催競技、競技会場等の紹介・PR展示。 体験コーナー近辺でサーフィン競技の紹介・PR展示を行うこと。 また、委託者が所有するア、イの物品を使用することも可能とする。 ア 東京オリンピック・パラリンピックエンブレム入り幟 10組 イ 県内開催競技紹介パネル 9枚 ⑤ ボランティアとの協働 本委託内容のうち、当日の呼び込みや受付等の専門性を要しない業務については県 内大学生等をボランティアとして活用すること。ボランティアの手配(現場での指 揮・監督、旅費等の支払いは除く)は委託者が行うものとする。人数は10名程度。
(2)県民の日山武地域行事(来たいよ☆いち!に!さんぶ地域フェスタ2017in 九 十九里) ① 会場:真亀川総合公園(千葉県山武郡九十九里町不動堂126) 日時:平成29年6月3日(土)10時~15時30分(予定) ② ステージイベント 会場内メインステージにおいてレスリング競技のオリンピアンを迎えて競技紹介、 トークショーを行う。 ※雨天時等の場合は同公園内室内施設で実施すること。 ア 内容 ・30分程度で午前・午後各 1 回実施する。(見学者は各回200名程度を想定) ・内容には、競技紹介のほか、簡易な模範演技などを通して来場者と触れ合う内 容とすること。なお、参加者に委託者が提供する啓発物品を参加賞として配布 すること。 イ 出演者 ・レスリング競技オリンピアン 1名 ※オリンピアンは委託者で手配(謝金の支払を含む)しているので、謝金の支 払いは委託料から除外すること。 ・MC 1名 ※手配するMCは本トークショーのほか、本行事全体のMCを務めることが可 能な者を手配すること。 ③ 千葉県内開催競技、競技会場等の紹介・PR展示。 委託者が所有する以下の物品を使用することも可能とする。 ・東京オリンピック・パラリンピックエンブレム入り幟の掲出 5組 ・県内開催競技紹介パネル展示 9枚 (3)県民の日海匝地域行事(さんさんフェスタ2017) ① 会場:旭文化の杜公園(千葉県旭市ハ250−1) 日時:平成29年6月10日(土)10時~14時(予定) ② 競技体験 会場内に体験コーナーを設置し、テコンドーの競技体験会を行う。 ・60分程度で午前・午後各1回実施する。(参加者は各回50名程度を想定) ・競技紹介・模範演技・競技体験を行うこと。なお、参加者に委託者が提供す る啓発物品を参加賞として配布すること。 ※千葉県テコンドー協会から体験会講師の内諾を得ているので、当協会と調整を行 うこと。 ③ 千葉県内開催競技、競技会場等の紹介・PR展示。 委託者が所有する以下の物品を使用することも可能とする。 ・東京オリンピック・パラリンピックエンブレム入り幟の掲出 5組
・県内開催競技紹介パネル展示 9枚 (4)県民の日印旛地域行事(いんばふれ愛フェスタ2017) ① 会場:牧の原モア(陽の広場及び催事場)(印西市牧の原1丁目3) 日時:平成29年6月10日(土)11時~15時(予定) ② ステージイベント 会場内メインステージにおいてフェンシング競技のオリンピアンを迎え競技紹介、 トークショーを行う。 ※ステージ設営、音響機材等の手配は主催者が手配するので委託料から除外すること。 ア 内容 ・30分程度で実施する。(見学者は200名程度を想定) ・内容には、競技紹介のほか、簡易な模範演技などを通して来場者と触れ合う 内容とすること。なお、参加者に委託者が提供する啓発物品を参加賞として 配布すること。 イ 出演者 ・フェンシング競技オリンピアン 1名 ※千田健太氏(ロンドン五輪男子フルーレ団体銀メダリスト)に出演の内諾 を得ているので、千田健太氏(代理人)と調整を行うこと。 ・MC 2名(予定) ※MCは主催者が手配するので委託料から除外するが、台本作成及び内容の 調整は受託者が行うこと。 ③ 千葉県内開催競技、競技会場等の紹介・PR展示。 委託者が所有する以下の物品を使用することも可能とする。 ・東京オリンピック・パラリンピックエンブレム入り幟の掲出 5組 ・県内開催競技紹介パネル展示 9枚 (5)県民の日千葉・市原地域行事 ① 会場:フクダ電子スクエア(千葉市中央区川崎町 1−20) 日時:平成29年7月1日(土)14時~18時(予定) ② 競技体験 会場内に体験コーナーを設置し、フェンシングの競技体験会を行う。 ・60分程度で2回実施する。(参加者は各回50名程度を想定) ・競技紹介・模範演技・競技体験を行うこと。なお、参加者に委託者が提供す る啓発物品を参加賞として配布すること。 ※千葉県フェンシング協会から体験会講師の内諾を得ているので、当協会と調整を 行うこと。 ③ 千葉県内開催競技、競技会場等の紹介・PR展示。 委託者が所有する以下の物品を使用することも可能とする。
・東京オリンピック・パラリンピックエンブレム入り幟の掲出 5組 ・県内開催競技紹介パネル展示 9枚 6 著作権の譲渡等 この契約により作成される成果品の著作権等の取扱いは、次の各号に定めるところに よる。 (1) 受託者は、著作権法(昭和45年法律第48号)第21条(複製権)、22条の2 (上映権)、第23条(公衆送信権等)、第26条の2(譲渡権)、第26条の3 (貸与権)、第27条(翻訳権・翻案権等)及び第28条(二次的著作物の利用に 関する原著作者の権利)に規定する権利を委託者に無償で譲渡するものとする。 (2) 受託者は、委託者の書面による事前の同意を得なければ、著作権法第18条(公表 権)及び第19条(氏名表示権)を行使することができない。 (3) 委託者は、著作権法第20条(同一性保持権)第2項に該当しない場合においても、 その使用のために目的物の改変を行うことができるものとする。 (4) 受託者は各行事の事前・事後において、千葉県が管理・運営する媒体(「ちば県民 だより」、「千葉県ホームページ」等)や委託者が開設するSNSサイト(「フェ イスブック」)上に参加者、オリンピアン等の写真・画像を使用できるように参加 者、オリンピアン等の承諾やその他権利関係を整理すること。ただし、公益財団法 人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の承諾を要するものにつ いては委託者が主体となって申請手続き等権利関係の調整を行う。 7 その他 (1)受託者は、契約締結後、速やかに委託者(及び各行事の主催者・受託事業者)と協 議を行い、業務内容について十分な調整を図り、誠実に業務を進めるものとする。 (2)やむを得ず提案書記載の内容に変更が生じる場合は事前に委託者に協議し、了承を 得ること。 (3)本仕様書に関し、疑義が生じた場合は、委託者・受託者協議の上決定する。 (4)受託者は、委託業務完了の際には、委託期間内に委託者へ業務完了報告書(紙媒体 5部及び電子媒体)を提出するものとする。