• 検索結果がありません。

平成23年度 住宅リフォーム実例調査

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "平成23年度 住宅リフォーム実例調査"

Copied!
74
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

平成25年度 住宅リフォーム実例調査

報 告 書

平成 26 年 3 月

(2)

目 次

Ⅰ.調査の概要 ... 1 Ⅱ.調査結果の分析 ... 3 Ⅲ.調査結果 ... 8 1.結果の概要 ... 8 2.調査結果の詳細 ... 14 〔 調査票A 〕 1. 世帯・住宅の基本属性 ... 14 (1) 施主の世帯属性 ... 14 (2) 住宅の基本属性 ... 17 2. リフォーム工事の概要 ... 22 (1) 工事の種類 ... 22 (2) リフォーム工事の目的 ... 24 (3) リフォーム工事の内容 ... 31 3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況 ... 38 (1) リフォームの金額 ... 38 (2) リフォーム資金の内訳 ... 41 (3) 支援施策の活用状況 ... 45 〔 調査票B 〕 4.住宅支援策等に対する事業者の意識 ... 56 (1) リフォーム工事の実施状況 ... 56 (2) リフォーム工事に関する税制優遇措置について ... 57 (3) その他のリフォーム支援策について ... 60 (4) 経営環境について(資材等の充足状況、消費税率アップの影響) ... 62 (5) その他(インスペクションガイドラインの認知、契約書式) ... 64 Ⅳ.資料・調査票 ... 66

(3)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――-Ⅰ.調査の概要

1.調査の目的及び概要 本調査は、住宅リフォームに係る実態の経年的な把握を目的としたものある。今年度は、平成 15 年度から継続して実施している“住宅リフォームの工事ごとの内容”についてのアンケート調 査(調査票A)とともに、施工業者の“住宅リフォーム支援策の利用状況や意向等”についての アンケート調査(調査票B)を併せて実施した(調査票Bの実施は、平成21 年度、平成 23 年度、 平成24 年度に続き四度目の実施である)。 調査の項目・内容は、前回の調査票から部分的な見直しを行っており、今年度は、「税制優遇 措置等への要望」、「人手や資材の充足状況」などについての質問を加えて調査を行った。 2.調査の方法 会員団体の事務局を通じて、各団体所属事業者に2 種類のアンケート票(調査票A、調査票B) を配布し、郵送・FAX・E-mail で回答を得た。 ① 調査依頼団体 ・一般財団法人 経済調査会 ・一般社団法人 マンションリフォーム推進協議会 ・一般社団法人 日本住宅リフォーム産業協会 ・一般社団法人 日本木造住宅産業協会 ・一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会 ・全国建設労働組合総連合 ・一般社団法人 全国中小建築工事業団体連合会 ・公益社団法人 全日本不動産協会 ・一般社団法人 日本塗装工業会 ・一般社団法人 リビングアメニティ協会 ・キッチン・バス工業会 ・全国管工事業協同組合連合会 ・一般社団法人 プレハブ建築協会 ・日本木造住宅耐震補強事業者協同組合 ・公益社団法人 日本建築士会連合会 ・一般社団法人 JBN ② 調査対象 調査票A:平成 24 年 9 月~平成 25 年 8 月の住宅リフォーム工事の施工完了物件 調査票B:リフォーム事業者(実績件数は平成 24 年度) ③ 調査内容 調査票A:住宅リフォームを実施した消費者の家族構成や目的、工事内容、契約金額、融資の 利用、優遇税制や補助金の利用等 調査票B:各種支援制度の利用状況や意見、今後の要望、人手や資材の充足状況等 ④ 調査期間 平成 25 年 10 月に関係団体へ発文(調査票の発送)、平成 25 年 11 月末に回収を締め切った ⑤ 回収状況 調査票A:集計対象数1,557 票(有効回答率 17.1%) 調査票B:集計対象数 579 票(有効回答数 579 票) ※ 集計対象数からは、無効票及び締め切り後回収分を除く

(4)

- 2 - 3.集計項目 ① 調査票A ② 調査票B 4.調査結果を読む上での留意点(調査票Aについて) 本調査は、『リフォーム事業者が、自社の受託実績から任意で対象物件を選び施主に代わって回答 する』という手法で実施しているもので、性能向上を伴うリフォーム工事やローン・補助金の利用 状況などについての設問が設定されていることから、本調査のサンプルは、工事の内容及び金額面 で平均的なリフォーム工事よりも大型物件にシフトしていると考えられる(本年度調査のサンプル の工事金額の平均は全体では796.3 万円、 戸建て 838.5 万円、マンション 597.1 万円である)。 また、設問には、リフォームの目的、税制優遇措置等の利用状況など、事業者が回答するにはや や難しい内容も含まれており、これらについては、あくまでも事業者が分かる範囲で回答したもの である。 基本集計 クロス集計 (B-2)住 宅の種類 (A-1)施 主の年齢 (B-1)住 宅の所在 地(地域) (B-3)住 宅の築年 数 (B-5)住 宅の取得 方法 (C-3)工 事の種類 (D-1)① 契約金額 (A-1)施主の年齢 ● ● (A-2)施主と、リフォームを行った住宅の居住者との関係 ● ● (A-3)住宅に居住する世帯の世帯主年齢 ● ● (A-4)リフォームを行った住宅に居住する世帯の家族構成 ● ● (A-5)家族の数 ● ● (B-1)リフォームを行った住宅の所在地 ● ● (B-2)リフォームを行った住宅の種類 ● (B-3)リフォームを行った住宅の築年数 ● ● ● ● (B-4)今回のリフォームを行うまでの居住期間 ● ● ● (B-5)リフォームを行った住宅の取得方法 ● ● ●    〔中古住宅の購入の場合〕 リフォームを実施した業者 ● ● (C-1)リフォーム工事の着工年月 ● ● (C-2)リフォーム工事の竣工年月  ● ● (C-3)リフォーム工事の種類 ● ● ● ● (C-4)①リフォーム工事の目的 ● ● ● ● ● ● ● ●     ②工事の内容 ● ● ● ● ● ● ●     ③ "住宅設備の変更"の内容 ● ● ● ● ● ● ● (D-1)①契約金額および自己資金、借入金、補助金 ● ● ● ● ● ● ●     ② 借入金内訳 ● ● ● ● ● ● (D-2)リフォーム工事契約時の住宅ローン ● ● ● ● (D-3)税制優遇措置や公的な補助の利用状況 ● ● ● ● ● ● (D-4)税制優遇措置・公的補助についての要望 ● ● ● ● ● ● (D-5)リフォーム瑕疵保険の加入状況 ● ● ● ● ● ● (D-6)住宅履歴情報の登録状況 ● ● ● ● ● ● 基本集計 クロス集計 (E-1)地 域 (E-2)住 宅リフォー ム工事年 間件数 (E-2)リ フォーム実 施状況 (E-3)① 税制優遇 措置の認 知状況 (E-1)事業所所在地 ● (E-2)住宅リフォーム工事年間件数 ●     ① 耐震改修工事の件数 ●     ② バリアフリー改修工事の件数 ●     ③ 省エネ改修工事の件数 ● (E-3)①税制優遇措置の内容認知 ● ● ●     ②税制優遇措置の営業での活用 ● ● ● ●     ③制優遇措置のリフォーム促進上の効果 ● ● ● ● (E-4)トータルプランの認知度 ● ● (E-5)住宅リフォーム政策の要望 ● ● (E-6)人材や資材の充足状況 ● ● ● (E-7)消費税率アップの受注活動への影響 ● ● (E-8)既存住宅インスペクションガイドラインの認知度 ● ● (E-9)用いている契約書 ● ●

(5)

Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

(1) 高額リフォーム件数が拡大 ・前年度までに比べ、高額リフォームの件数が大きく増加した。今年度の調査対象工事では、戸建てで は「1000 万円超」の高額リフォームが前年度の 22.4%から 31.8%に増加し、マンションでも、特に 「1000 万円超」の高額リフォームが前年度の 10.2%から 19.1%と大幅に増加している(図 1-1-1)。 ・住宅の築年数をみると、年数の経過した住宅が増加してきており、今年度は「31 年以上」が戸建てで は26.6%、マンションでは 22.4%と多くなっている(図 1-1-2)。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 1-1-1 リフォーム契約金額(D-1)〔 時系列比較 〕 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 1-1-2 住宅の築年数(B-3)〔 時系列比較 〕 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=119) H22(n=133) H23(n=82) H24(n=283) H25(n=277) 4.2 5.3 4.9 1.1 1.4 7.6 7.5 7.3 7.4 5.4 10.9 12.8 20.7 18.7 17.3 16.0 15.0 13.4 17.3 17.7 24.4 17.3 18.3 18.4 16.6 25.2 22.6 22.0 19.4 18.8 9.2 17.3 13.4 15.9 22.4 5年以下 10年以下6年~ 15年以下11年~ 20年以下16年~ 25年以下21年~ 30年以下26年~ 31年以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=784) H22(n=884) H23(n=1081) H24(n=1162) H25(n=1269) 13.9 11.0 10.5 8.4 9.1 17.3 13.8 16.2 17.2 16.2 21.8 24.9 22.2 23.1 22.9 20.9 20.7 22.3 21.9 21.0 17.6 22.4 25.1 24.1 26.6 5年以下 6年~ 10年以下 15年以下11年~ 16年~ 20年以下 21年~ 25年以下 26年~ 30年以下 31年以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=784) H22(n=884) H23(n=1081) H24(n=1162) H25(n=1269) 9.1 8.7 8.7 7.9 3.9 27.4 27.6 26.5 24.8 18.5 14.9 18.1 16.7 17.9 16.0 23.7 24.0 23.2 23.4 26.2 17.6 17.5 20.4 22.4 31.8 7.3 4.1 4.5 3.7 3.5 100万円以下 300万円以下100超~ 500万円以下300超~ 1000万円以下500超~ 1000万円超 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=119) H22(n=133) H23(n=82) H24(n=283) H25(n=277) 8.4 10.5 9.8 16.3 5.4 27.7 26.3 24.4 28.6 26.7 23.5 21.1 18.3 19.1 19.9 24.4 27.1 28.0 23.3 28.2 12.6 13.5 13.4 10.2 19.1 3.4 1.5 6.1 2.5 0.7 100万円以下 300万円以下100超~ 500万円以下300超~ 1000万円以下500超~ 1000万円超 不明

(6)

- 4 - (2) リフォームを行った住宅の取得は、年代による違いが顕著 ・リフォームを行った住宅の取得方法は、施主の年代が高いほど、「注文住宅」や「分譲住宅購入」で、新 築時からの住宅が7~8 割。これに対して、30 代以下の層では、戸建てでは約 3 割が「親からの相続 等」、マンションでは 7 割弱が「中古住宅購入」となっており、中古住宅をリフォームした年代による 違いが顕著である(図1-2-1)。 ・特に、「中古住宅購入」の場合は、入居前後のリフォーム(リフォーム実施までの居住期間 0 年)が 戸建てで約半数、マンションでは6 割を超えており、中古流通に際してのリフォームニーズが大きい (図1-2-2)。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 1-2-1 リフォームを行った住宅の取得方法(B-5)〔 施主の年齢別 〕 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 1-2-2 リフォームまでの居住期間(B-4)〔 住宅の取得方法別 〕 0% 20% 40% 60% 80% 100% 30代以下 (n=89) 40代 (n=147) 50代 (n=352) 60代 (n=515) 34.8 49.0 60.8 66.6 4.5 8.2 11.1 11.5 22.5 19.7 8.0 3.7 31.5 18.4 16.8 13.2 5.6 3.1 注文住宅 新築分譲住宅購入 中古住宅 購入 親からの 相続等 その他 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 30代以下 (n=37) 40代 (n=48) 50代 (n=93) 60才以上 (n=99) 13.5 31.3 62.4 62.6 67.6 52.1 25.8 21.2 10.8 6.3 3.2 3.0 2.7 10.4 6.5 9.1 5.4 2.2 4.0 新築分譲 住宅購入 中古住宅購入 親からの相続等 その他 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 新築分譲購入 (n=140 ) 中古住宅購入 (n=95) 64.2 7.4 7.9 3.2 15.7 5.3 18.6 5.3 18.6 4.2 16.4 5.3 15.7 4.2 0年 1年~ 5年以下 6年~ 10年以下 11年~ 15年以下 20年以下16年~ 21年~ 25年以下 26年~ 30年以下 31年以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 注文/建替住宅 (n=779) 新築分譲購入 (n=129) 中古住宅購入 (n=98) 親からの相続等 (n=203) 49.0 14.3 4.1 4.7 5.1 11.6 14.7 15.3 17.8 19.4 10.2 10.3 23.6 20.2 9.2 7.4 19.5 21.7 5.1 14.3 18.6 19.4 2.0 42.9 0年 1年~ 5年以下 10年以下6年~ 15年以下11年~ 16年~ 20年以下 21年~ 25年以下 26年~ 30年以下 31年以上 不明

(7)

(3) リフォーム工事の目的は、高年齢層では耐久性向上や省エネ対応が、若年層では2世帯同居や中 古住宅購入をきっかけとしたものが多い ・リフォーム工事の目的は、全体としてみると「使い勝手、好みに変更(嗜好対応)」が最も多いが、 施主の年代別にみると、戸建て、マンションともに高年代では「高齢化への対応」の比率が高く、若 年代では「子供の成長・世帯人員変更」の比率が高くなるなど、年代によってリフォームの目的に違 いがみられる。 ・施主の年代が高くなるにつれて、戸建てでは「耐久性向上」や「耐震性・災害安全性の向上」の比率が増 加しており、マンションでは「省エネルギー対応」が増加している。 ・これに対して、施主が30 代以下の場合は、戸建てでは「2世帯同居など、他の世帯との同居への対 応」を目的としたリフォームが多く、マンションでは「中古住宅の購入に合わせて」が多くなってい ます(図1-3-1)。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 1-3-1 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 施主の年齢別 〕 0 20 40 60 80 100 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 耐久性向上のため 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 中古住宅の購入に合わせて 防犯性能の向上を図るため 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 空き家になっていた住宅の活用を 図るため 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 地震による被害の補修のため その他 74.2 52.8 15.7 40.4 25.8 22.5 27.0 32.6 19.1 4.5 3.4 3.4 6.7 1.1 1.1 66.0 50.3 22.4 36.1 29.3 16.3 32.0 15.0 12.9 9.5 4.1 2.7 1.4 2.0 0.7 65.1 60.8 32.1 36.1 33.0 21.0 13.9 6.5 4.3 8.0 6.3 2.6 2.6 1.7 1.7 68.9 65.6 46.2 39.0 35.5 23.1 11.5 8.7 0.8 8.9 10.3 1.6 1.7 1.4 0.8 53.3 57.6 47.9 30.3 38.8 33.9 5.5 8.5 1.2 9.7 10.9 1.8 1.8 3.0 0.6 (%) 30代以下(n=89) 40代(n=147 ) 50代(n=352 ) 60代(n=515 ) 70代以上(n=165 ) 0 20 40 60 80 100 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 耐久性向上のため 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 中古住宅の購入に合わせて 防犯性能の向上を図るため 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 空き家になっていた住宅の活用を 図るため 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 地震による被害の補修のため その他 81.1 56.8 5.4 10.8 5.4 2.7 18.9 2.7 51.4 0.0 2.7 5.4 2.7 0.0 0.0 81.3 60.4 0.0 14.6 4.2 0.0 16.7 0.0 37.5 2.1 0.0 0.0 2.1 0.0 0.0 78.5 76.3 15.1 23.7 11.8 0.0 17.2 0.0 14.0 1.1 3.2 8.6 0.0 0.0 2.2 80.8 68.7 41.4 26.3 13.1 2.0 15.2 1.0 9.1 4.0 4.0 6.1 0.0 0.0 0.0 (%) 30代以下(n=37) 40代(n=48) 50代(n=93) 60才以上(n=99)

(8)

- 6 - (4) 若年代は、リフォーム金額も大きく、ローンの利用率も高い ・30 代以下は、リフォーム金額が大きいのも特徴であり、戸建ての 30 代以下では「1000 万円超」が約 半数と大きな比率を占めている(図1-4-1)。 ・資金調達については、若年層ほど借入の利用率が高く、戸建ての30 代以下ではローンの利用が 4 割 を超えるなど、若い年代では、ローンの借り入れを行い、規模の大きなリフォームを実施しているケ ースも多いことがうかがえた(図1-4-2)。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 1-4-1 リフォーム契約金額(D-1)〔 施主の年齢別 〕 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 1-4-2 借入金の金額(D-1)〔 施主の年齢別 〕 0% 20% 40% 60% 80% 100% 30代以下 (n=89) 40代 (n=147) 50代 (n=352) 60代 (n=515) 70代以上 (n=165) 6.8 3.7 2.7 7.9 10.1 18.4 22.4 16.7 20.6 15.7 15.6 18.2 15.3 13.9 20.2 27.2 18.5 30.7 30.9 49.4 29.3 32.1 31.7 24.2 4.5 2.7 5.1 2.9 2.4 100万円以下 300万円以下100超~ 300超~ 500万円以下 1000万円以下500超~ 1000万円超 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 30代以下 (n=37) 40代 (n=48) 50代 (n=93) 60才以上 (n=99) 6.3 7.5 5.1 27.0 39.6 28.0 19.2 29.7 12.5 24.7 15.2 37.8 18.8 19.4 37.4 5.4 22.9 19.4 22.2 1.1 1.0 100万円以下 300万円以下100超~ 500万円以下300超~ 500超~ 1000万円以下 1000万円超 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 30代以下 (n=89) 40代 (n=147) 50代 (n=352) 60代 (n=515) 70代以上 (n=165) 55.1 70.7 83.8 94.6 98.2 9.0 8.2 4.0 14.6 6.1 5.7 18.0 9.5 0(未記入を含む) 100万円以下 300万円以下100超~ 500万円以下300超~ 1000万円以下500超~ 1000万円超 0% 20% 40% 60% 80% 100% 30代以下 (n=37) 40代 (n=48) 50代 (n=93) 60才以上 (n=99) 75.7 81.3 90.3 97.0 6.3 5.4 8.1 6.3 10.8 4.2 0(未記入を含む) 100万円以下 300万円以下100超~ 500万円以下300超~ 500超~ 1000万円以下 1000万円超

(9)

(5)現状では人手不足が課題(事業者対象アンケートより) ・「資材は充足しているが人手が不足している」が47.2%、「人手も資材も不足している」が 12.6% と、全体の約6 割が人手不足と回答している(図 1-5-1)。 ・工事規模でみると、500 件以上の事業者では、「資材は充足しているが人手が不足している」が71.8% となるなど、大規模事業者ほど、人手不足感が強い(図1-5-2)。 図 1-5-1 職人や資材の充足の状況(E-6) 図 1-5-2 職人や資材の充足の状況(E-6)〔事業規模別〕 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体(n=579) 10.9 47.2 12.6 25.6 3.1 人手も資材も 充分あり 問題ない 人手は充足しているが資材が不足している 資材は充足しているが 人手が不足している 人手も資材も 不足している 現状では問題はないが 先々を考えると不安 わからない ・不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 10件未満 (n=188) 10~50件未満 (n=167) 50~100件未満 (n=42) 100~500件未満 (n=94) 500件以 上 (n=71) 17.6 10.8 4.8 6.4 2.8 35.1 45.5 52.4 55.3 71.8 13.3 10.2 14.3 11.7 14.1 26.1 31.7 23.8 25.5 11.3 7.4 人手も資材も 充分あり 問題ない 人手は充足しているが 資材が不足している 資材は充足しているが 人手が不足している 人手も資材も 不足している 現状では問題はないが 先々を考えると不安 わからない ・不明

(10)

- 8 -

Ⅲ.調査結果

1.結果の概要

〔 調査票A 〕 (1) 世帯・住宅の基本属性 <世帯属性> ・戸建て:年齢層は 50・60 代中心、核家族世帯・夫婦のみ世帯が多い。三世代は約 1 割。 ・マンション:年齢層は戸建てに比べるとやや若く、50 代が中心で 40~60 代に分布。核家族世 帯・夫婦のみ世帯が多い。単身世帯は 1 割強。 <住宅の基本属性> ・戸建て:所在地は、地方エリアが約半数。住宅の取得方法は、注文住宅が約 6 割、親からの相 続が2 割弱。築年数は 10 年位から 30 年超まで幅広く分布しているが、築 30 年超が約 4 分の 1 を占める。 ・マンション:都市エリアが約 9 割。住宅の取得方法は、新築分譲住宅が約 5 割、中古住宅の購 入が3 割強。築年数は幅広いが、築 20 年以下が約 4 割と比較的新しい住宅も多い。リフォー ムまでの居住期間は、0 年(入居時前後にリフォーム)が 3 割弱を占める。前年に比べると中 古住宅の購入の比率がやや増加した。 戸建て(1,269 件・81.5%) <前年 1,169 件・76.5%> マンション(277 件・17.8%) <前年 283 件・18.5%> 施主の年齢 50・60 代中心(全体の 68.3%<前年 68.7%>) 60 代が 27.8%<前年 32.2%>を占めるが、50 代 以下が 64.2%<前年 59.7%> 世帯主の年齢 50・60 代中心 (施主の分布とほぼ同様) < 前年と同様> 30~60 代 (施主に比べ若年層の比率が高まる) <前年と同様> 家族構成・家 族人数 核 家 族 45.3 % < 前 年 43.0 % > 、 夫 婦 の み 35.2%<前年 36.2%>、三世代 12.3%<前年 12.2%>。 平均家族人数 3.17 人<前年 3.22 人> 核家族 42.6%<前年 36.4%>、夫婦のみ 40.8%< 前年 42.0%>、単身 13.0%<前年 13.4%>。 平均家族人数 2.50 人<前年 2.51 人> 住宅の所在地 都市エリア 53.3%<前年 48.1%>、地方エリ ア 46.6%<前年 51.4%> 都市エリア 90.6%<前年 92.6%>、地方エリア 8.7%<前年 7.4%> 住宅の所有関 係 ほとんどが「自ら所有し居住」(89.7%)<前 年 90.8%> 「自ら所有し居住」が 85.6% <前年 85.5%>、 「施主が所有、他人に賃貸」が 9.7% <前年 4.6%> 住宅の築年数 築 10 年位から 30 年超まで幅広く分布(築 15 年以下は 13.1%<前年 12.8%>、築 30 年超は 26.6%<前年 24.1%>) 築 10 年位から 30 年まで分布 (築 15 年以下は 24.1%<前年 27.2%>、築 30 年超は 22.4%<前 年 15.9%>) リフォームま での居住期間 10 年位から 30 年超まで幅広く分布 <前年と同様> 0 年から 30 年まで幅広く分布 0 年(入居時前後にリフォーム)が 27.8%<前 年 20.1%> 住宅の取得方 法 注文住宅(建替含)建設 61.4%<前年 61.6%> 新築分譲住宅の購入 10.2%<前年 12.7%> 中古住宅の購入 7.7%<前年 9.2%> 親からの相続 16.0%<前年 12.6%> 新築分譲住宅の購入 50.5%<前年 52.3%> 中古住宅の購入 34.3%<前年 30.7%> 親からの相続 4.7%<前年 5.3%>

(11)

(2) リフォーム工事の概要 ・戸建て・マンション共に「老朽化対応」、「嗜好対応」を目的としたリフォームが多く、「省エネ 化」、「高齢化対応」などが続く。「省エネ化」は、マンションよりも戸建てで比率が高い。工事 内容は、戸建て・マンション共に内装・設備の更新が多いほか、戸建てでは「外装の変更」が多 い。 ・戸建て:修繕・模様替えが中心で、改築2 割強、増築 1 割弱。修繕・模様替えのうち、大規模 なものは全体の約 3 割弱。「嗜好対応」、「老朽化対応」、「高齢化対応」、「省エネ化」等、様々な 要因・目的でリフォームが行われている。工事内容は、設備・内装の変更に加え、「外壁の変更」 「間取りの変更」、「窓ガラス・サッシ等の改良」などが上位を占める。 ・マンション:修繕・模様替えが中心。「老朽化対応」、「嗜好対応」を要因・目的としたリフォー ムが多い。工事内容は、内装・設備・変更、収納スペースの改善、室内建具の変更、間取り変更、 冷暖房・給湯設備の設置・変更などが上位にみられる。 戸建て(1,269 件・81.5%) マンション(277 件・17.8%) 工事の種類 増築 5.8%<前年 6.9%> 改築 24.1%<前年 21.1%> 大規模な修繕・模様替え 31.0%<前年 27.7%> その他修繕・模様替え 36.9%<前年 41.0%> 改築 12.3%<前年 12.7%> 大規模な修繕・模様替え 32.1%<前年 26.1%> その他修繕・模様替え 53.1%<前年 54.4%> 従 前 床 面 積・増加床 面積(増築 の場合) 従前床面積 平均 120.8 ㎡<前年 119.3 ㎡>(100 ㎡未満 25.4%<前年 23.4%>、100~150 ㎡未満 58.7%<前年 42.0%>) 増加床面積 平均 18.4 ㎡ <前年 17.5 ㎡>(10 ㎡以下 60.0%<前年 45.7%>) リフォーム 工事の目的 使い勝手の改善等 (1 位)65.7%<前年 60.7%> 住宅・設備の老朽化 (2 位)60.6%<前年 60.8%> 高齢対応 (3 位)37.6%<前年 38.0%> 省エネ・冷暖房効率向上(4 位)36.9%<前年 39.6%> 耐久性の向上(*) (5 位)33.9% 安全性の向上 23.2%<前年 23.6%> 子供の成長・世帯人員の変更 14.8%<前年 13.3%> 他の世帯との同居への対応 10.5%<前年 8.0%> 防犯性能の向上 8.5%<前年 9.4%> 健康増進や病気予防に配慮 8.0%<前年 6.5%> 中古住宅の購入 4.5%<前年 3.9%> 相続等による所有者の入替り 2.3%<前年 2.3%> 空き家の活用 2.1%<前年 2.1%> 地震による被害の補修 1.7%<前年 4.2%> 使い勝手の改善等 (1 位) 80.1%<前年 67.1%> 住宅・設備の老朽化 (2 位) 68.2%<前年 67.5%> 省エネ・冷暖房効率向上(3 位) 21.3%<前年 21.6%> 中古住宅の購入 (4 位) 21.3%<前年 16.6%> 高齢対応 (5 位) 20.6%<前年 23.0%> 子供の成長・世帯人員の変更 16.6%<前年 16.3%> 健康増進や病気予防に配慮 2.9%<前年 2.5%> 防犯性能の向上 2.2%<前年 2.1%> 空き家の活用 5.8%<前年 2.1%> 相続等による所有者の入替り 0.7%<前年 1.8%> 他の世帯との同居への対応 0.7%<前年 1.1%> (注) (*)は、前回は、同じ質問がなかったもの リフォーム 工事の内容 【上位 10 位】 1 位:住宅設備の変更 72.4%<前年 67.1%> 2 位:内装変更 72.0%<前年 69.3%> 3 位:外装の変更 46.9%<前年 44.7%> 4 位:間取りの変更 45.5%<前年 39.2%> 5 位:窓ガラス・サッシ等の改良 39.2%<前年 45.3%> 6 位:室内建具の変更 38.9%<前年 32.8%> 7 位:段差解消、手すり設置 38.7%<前年 37.1%> 8 位:冷暖房・給湯設備等 34.4%<前年 30.5%> 9 位:収納スペースの改善 34.1%<前年 29.1%> 10 位:居室用途の変更 26.9%<前年 20.1%> 【上位 10 位】 1 位:内装変更 87.4%<前年 82.7%> 2 位:住宅設備の変更 86.6%<前年 80.2%> 3 位:収納スペースの改善 51.3%<前年 38.9%> 4 位:室内建具の変更 49.5%<前年 41.3%> 5 位:間取りの変更 45.8%<前年 40.6%> 6 位:冷暖房・給湯設備等 33.2%<前年 29.0%> 7 位:段差解消、手すり設置 24.5%<前年 20.1%> 8 位:居室用途の変更 20.9%<前年 18.4%> 9 位:窓ガラス・サッシ等の改良 14.4%<前年 23.3%> 10 位:防音工事 4.3%<前年 4.9%>

(12)

- 10 - (3) リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況 ・リフォーム工事の契約金額:戸建て・マンションともに、100~1,000 万円以上に幅広く分布し ている。前年に比べ戸建て、マンションともに金額が大きく上昇した。 ・資金調達:リフォーム費用は、戸建て・マンション共に 8 割前後がすべて自己資金で賄ってお り、借入利用は戸建て・マンションともに 1 割強。借入利用世帯の借入先はほとんどが民間金 融機関で、借入金額は幅広いが、300 万円を超えるものが半数を超える。 ・税制優遇措置等の利用状況:増改築工事全般では、戸建てで地方自治体補助、住宅ローン減税の 利用がそれぞれ約 1 割弱。住宅ローン減税は、ローン利用世帯では1割強が利用している。戸 建ての各工事実施世帯では、耐震改修は地方自治体補助、固定資産税減額が各1 割強、投資型減 税が 1 割弱の利用。バリアフリーは所得税の特別控除、介護保険が各 1 割弱。 ・新たな制度の要望・活用状況:新たな制度としては、戸建てでは“耐久性向上のための工事減税”、 マンションで“バリアフリー減税対象年齢引下げ”などの要望が強い。制度の活用は、リフォー ム瑕疵保険の加入が1 割弱。住宅履歴情報の登録は戸建てで 約 3 割。 戸建て(1,269 件・81.5%) マンション(277 件・17.8%) リフォーム 契約金額 平均契約金額 838.5 万円(中央値 500 万円) <前年:平均契約金額 710.7 万円(中央値 500 万 円> *100~1,000 万円超まで幅広く分布、1,000 万円超がマンションに比べ多い 平均契約金額 597.1 万円(中央値 450 万円) <前年:平均契約金額 490.2 万円(中央値 380 万 円> *100~1,000 万円超まで幅広く分布 資金内訳 平均自己資金 682.3 万円<前年 629.1 万円>(中 央値 500 万円<前年 411 万円>) 借入金あり 13.6%<前年 11.7%>、借入なし 76.9% <前年 82.4%>、 ・借入がある場合の金額(172 件) 平均 868.5 万円<前年 727.0 万円>(中央値 700 万円<前年 500 万円>) 借入先 民間金融機関 90.1%<前年 83.3%> その他 5.0%<前年 8.7%> 平均自己資金 540.9 万円<前年 457.2 万円>(中 央値 350 万円<前年 300 万円>) 借入金あり 10.8%<前年 8.5%>、借入なし 81.9% <前年 84.1%> ・借入がある場合の金額(28 件) 平均 533.9 万円<前年 539.3 万円>(中央値 425 万円<475 万円>) 借入先 民間金融機関 89.3%<前年 66.7%> その他 3.6%<前年 8.3%> 税制優遇措 置等の利用 増改築工事全般で比較的利用されているのは、 地 方 自治 体の リ フォー ム補助 ( 7.6%) <前年 7.4%>、住宅ローン減税(7.2%)<前年 5.9%> 住 宅ローン減税は、ローン利用世帯中では 14.8%< 前年 10.1%>が利用 ・耐震改修 ※耐震改修工事実施世帯中投資型減 税 6.1%<前年 7.6%>、固定資産税減額 14.3%<前年 19.2%>、地方自治体補助 12.6%<前年 18.8%> ・バリアフリー ※高齢化対応工事実施世帯中所得税 の特別控除 7.8%<前年 10.6%>、固定資産税減額 3.8%<前年 7.9%>、介護保険 4.8%<前年 5.4%>、 地方自治体補助 3.1% <前年 3.6%> ・省エネ改修 ※省エネ化工事実施世帯中所得税 の特別控除 0.9%<前年 8.6%>、固定資産税減額 3.8%<前年 6.5%>、地方自治体補助 3.8% <前年 3.7%> 増改築工事全般で比較的利用されているのは、 住宅ローン減税(5.1%)<前年 1.1%> 住宅ロー ン減税は、ローン利用世帯中では 12.7%<前年 9.1%>が利用 ・バリアフリー ※高齢化対応工事実施世帯中所得税 の特別控除 8.8% <前年 6.2%>。介護保険 8.8%< 前年 1.5%> 新たな制度 の要望 耐久性向上のためのメンテナンス工事の減税 41.5%、現金給付方式の導入 36.8%、リフォー ムポイント制度の創設 30.7%、バリアフリー減 税対象年齢の引き下げ 26.3% バリアフリー減税対象年齢の引き下げ 24.9%、 耐久性向上のためのメンテナンス工事の減税 24.5%、現金給付方式の導入 24.2%、リフォー ムポイント制度の創設 20.6% 新たな制度 の活用 リフォーム瑕疵保険 8.0%<前年 8.5%> 住宅履歴情報 27.3%<前年 30.3%> リフォーム瑕疵保険 5.8%<前年 6.7%> 住宅履歴情報 9.4%<前年 25.1%

(13)

(4) 世代によるリフォームの特徴 ◎戸建て:リフォーム工事の目的や内容、支援策の利用状況には、世代による差が大きい。若年層 では相続等や中古購入により入手した住宅に対するリフォームが多く、借入金の利用率が高い。 50・60 代では老朽化対応、70 代以上では高齢化対応リフォームを実施(70 代以上では地方自治 体の補助の活用率が高い)。 ・40 代以下の若年層では、親からの相続等で入手した住宅の比率が高く、二世帯同居を目的とし た工事も見られる。リフォーム資金の借り入れは 約 4 割で行われ、リフォーム瑕疵保険の利用 率が他の世代に比べてやや高い。 ・50・60 代では、主に住宅・設備の老朽化への対応を中心に、省エネに関するリフォームが行わ れている。借入の利用率は若年層に比べると低い。 ・70 代以上では、注文住宅として建設した住宅が老朽化し、高齢化に対応する必要も生じてリフ ォームを実施している。リフォーム金額は他の年代に比べるとやや低くなる。借入の利用率は他 の年代に比べ低いが、耐震改修工事に係る地方自治体の補助金の利用率は他の世代に比べて高い。 住宅履歴情報の活用は他の世代に比べてやや高い。 ◎マンション:30 代以下では、中古購入によるリフォームが約 7 割 ・40 代以下の若年層では、中古購入で入手した住宅の比率が高く(30 代以下では約 7 割)、使い 勝手の改善・嗜好対応を目的としたリフォーム工事が多い。また、リフォーム瑕疵保険の利用率 が高い。 ・50・60 代では、住宅の老朽化へ対応目的の比率が、他の年代に比べ高く、50 代では、工事規模 が100 万円以下の比較的小規模な工事の占める比率が高い。支援制度の中では 30 代以下に次い で、50 代でリフォーム瑕疵保健の利用率が他の年代に比べやや高い。 ・60 代以上では、嗜好対応、住宅の老朽化の対応の比率がもっとも高いが、高齢化対応が他の年 代よりも比率が高くなる。リフォーム瑕疵保険の活用は他の世代に比べて少ない。

(14)

- 12 - (5) 住宅の属性によるリフォームの特徴 ◎戸建て:親から相続した住宅に対して大規模なリフォームを行うパターン、中古住宅を購入し入 居前に比較的大きなリフォームを行うパターンがみられる ・築年数が経過した住宅ほど多様な目的による多様な工事が行われており、築30 年を超える住宅 では、内装・設備の変更等の他にも、耐震改修工事、外壁・屋根・床等の断熱材設置などが比較 的多く行われている。 ・住宅の取得方法をみると、親からの相続した住宅は築30 年を超えるものが多く、嗜好対応、嗜 好対応、省エネ化、高齢化対応、安全性の向上など多様な目的による大規模な工事が行われてい る。 ・中古住宅購入では、49.0%<前年 35.2%>が入居前後にリフォームを行っており、リフォームの 規模も比較的大きい。 ・増築では、1,000 万円を超えるリフォームが 約 6 割で、借入の利用は約 3 割程度である ◎マンション:築年数が経過した住宅で多様なリフォームが行われるが、築 30 年を超える住宅で は、特に、室内建具の変更や収納スペースの改善などが多く実施されている。 ・住宅の取得方法をみると、中古住宅購入では、64.2%<前年 54.0%>が入居前後にリフォームを 行っている。 (6) その他のクロス集計によるリフォームの特徴 ◎ リフォーム契約金額による特徴 ・高額なリフォームほど様々な目的による多様な工事が行われているが、戸建てでは、500 万円を 超えるリフォームでは、小中規模の工事に比べ、間取りの変更や室内建具の変更、居室の用途変 更等の実施率が高い。また、戸建てでは、高額なリフォームほど借入や補助金の利用率が高く、 税制優遇措置等の支援策も活用されている。 ・瑕疵保険、住宅履歴情報など制度は、契約金額が大きくなるにつれて活用率が上がる傾向がある。 ◎ 地域別の特徴 ・地域別でみると、耐震性の向上は、地震による被害補修は東北で比率が高く、耐震性の向上は四 国で高い。契約金額は、中国、関東、信越・北陸がやや高くなる。

(15)

〔 調査票B 〕 (7) 住宅リフォーム支援策等に対する事業者の意識 ◎住宅リフォーム支援策について ・税制優遇措置に関する事業者の認知度は上がっているが、知らないという事業者も依然として多 い(全体の3 分の 1 程度)。事業者の規模が大きいほど、また耐震・バリアフリー・省エネリフ ォームの実績がある事業者ほど認知度が高く、さらに認知度が高いほど、これを営業に活用して いる。優遇措置の効果については半数が「効果がある」と回答しており「効果がない」「わから ない」とした事業者はその理由としてローンを利用する施主が少ないことを最も多くあげている。 ・中古住宅・リフォームトータルプランを「知っている」業者は、全体の3 分の 1 程度と認知度が 低い。 ・今後要望する住宅政策としては、「リフォームポイント(仮称)」の要望が強く、他には税制優遇 等の手引き書、税制優遇措置の拡充・延長などがみられる。 ◎消費税率アップの影響 ・消費税率アップにより全体の9 割弱は影響があると考えている。その内容は「導入時の駆け込み・ 落ち込み」、「価格競争の激化」などの回答が多い。 ◎人手・資材の充足状況 ・「資材は充足しているが人手不足」を約半数が回答しており、「現状では問題ないが先々を考える と不安」(25.6%)を加えると、全体の 7 割以上が人手不足に対する不安感を抱いている。 回答事業者(579 件)<前年 678 件> 税 制 優 遇措置 認 知 状 況 よく知っている 10.7%<前年 15.9 %>、大体知っている 54.1%<前年 46.0%>、あまりよく知ら ない 31.1%<前年 30.4%>、知らない 2.9%<前年 4.9%> 活 用 ・ 意向 活用している・今後活用したい 72.4%<前年 69.8%>、活用するつもりはない 7.8%<前年 8.3%>、 わからない 19.0%<前年 19.2%> 効果 効果がある 48.0%<前年 48.5 %>、あまり効果はない 35.9%<前年 33.6%>、わからない 14.5%< 前年 13.7%> *「あまり効果はない」「わからない」理由 ローン利用の施主が少ない 64.0%<前年 56.4%>、手続が面倒で経費がかかるため使いにく い 38.0%<前年 44.9%>、内容が複雑で理解しにくい 35.3%<前年 39.6%>、 ト ー タ ル プ ラ ン の認知 よく知っている 4.8%<前年 4.4%>、大体知っている 26.1%<前年 20.5%>、あまりよく知らない 47.7%<前年 44.5%>、知らない 20.2%<前年 23.3%> 今 後 要 望 す る 政 策 リフォームポイント(仮称)創設 56.3%<前年 49.7%>、事業者対象の税制優遇措置等の手引 書 35.9%<前年 34.1%>、税制優遇措置の拡充・延長 33.7%<前年 33.3%> 人手・資材の充足 状況 資材は充足しているが人手不足 47.2%、現状では問題ないが先々を考えると不安 25.6%、 人手も資材も不足 12.6%、人手も資材も充足 10.9% 消 費 税 率 ア ッ プ の影響 影響あり 85.3%<前年 87.3%>、あまり影響なし 9.8%<前年 3.7%>、わからない 3.3%<前年 3.1%> *影響ありの理由:駆け込み・落ち込み 81.4%<前年 87.0%>、価格競争の激化 35.0%<前年 34.0%> イ ン ス ペ ク シ ョ ン ガ イ ド ラ イ ン の認知 知っている 29.5%、知らなかった 67.9% 用 い て い る 契 約 書等 独自の契約書 55.8%<前年 52.8%>、リ推協の標準契約書式集をもとに作成 24.7%<前年 24.0%>、 汎用の契約書 15.5%<前年 13.3%> 保証書を発行している 20.0% *保証書の種類:自社のもの 78.4%、汎用のもの 11.2%

(16)

- 14 -

2.調査結果の詳細

〔 調査票

A 〕

1. 世帯・住宅の基本属性

住宅リフォーム実例(実態)調査(調査票A)は、平成 15 年度から継続して毎年実施しているが、 この調査では「事業者が施主に代わって回答する」という方法をとっており、部分的に事業者による 回答が難しい項目もみられ、調査結果を読み取る上で留意が必要な点である。 今回の調査では、前年度に見直しを行った調査項目に加え、資材や人手の充足状況や税制優遇措置 等への要望なども設問に盛り込み、住宅リフォーム推進施策の検討に向けた基礎的資料となるよう見 直しを行っている。また併せてリフォーム工事の目的や内容等の構成や選択肢の見直しも行っている。 なお、このアンケート調査の対象は、リフォー ム工事を実施した事業者が任意に選択した住宅リ フォーム工事物件であることから、単純に比較す ることはできないが、参考として、今年度調査結 果を直近 5 年間の基本集計結果と比較しながら、 リフォームを行った住宅の種類(戸建て・マンシ ョン)別に、共通項目である世帯・住宅の基本属 性および、工事の種類、リフォーム契約金額に関 する動向を整理した。 図 2-1-1 戸建てとマンションの比率 ※グラフからは、その他・不明を除く。以下同様。 (1) 施主の世帯属性 ① 施主の年齢 ・施主の年齢は、50 代以上が全体の約 8 割を占め ている。戸建てでは60 代が 40.6%となっており、 60 代以上が約半数である。マンションは戸建て に比べ、若い層の比率がやや高い。 図 2-1-2 施主の年齢(A-1) 〔 時系列比較 〕 ・戸建て:施主の年齢は、50~60 代が中心である状況に大きな変化はなく、前年度とほぼ同様の構成 である。 ・マンション:世帯主の年齢は、前年度に比べ50 代の比率が増加している。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-1-3 施主の年齢(A-1)〔 時系列比較 〕 (注)図のタイトル末尾の( )は、調査票の質問番号を示す。以下同様。 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=903) H22(n=1017) H23(n=1163) H24(n=1452) H25(n=1546) 88.8 86.9 92.9 80.5 82.1 13.2 13.1 7.1 19.5 17.9 戸建て マンション 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=155 7) 戸建て (n=126 9) マン ショ ン (n=277 ) 0.6 0.6 0.7 7.5 6.4 12.6 12.7 11.6 17.3 28.6 27.7 33.6 38.3 40.6 27.8 12.1 13.0 7.9 0.1 0.1 0.0 20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=784) H22(n=884) H23(n=1082) H24(n=1162) H25(n=1269) 5.7 6.8 8.1 6.4 6.4 12.5 11.8 11.9 10.9 11.6 37.8 27.9 28.8 27.6 27.7 35.7 40.8 37.8 41.1 40.6 7.9 10.5 13.0 13.1 13.0 20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=119) H22(n=133) H23(n=82) H24(n=283) H25(n=277) 2.0 2.0 3.0 0.7 0.7 15.1 12.8 13.4 12.0 12.6 13.4 25.6 17.1 16.6 17.3 33.6 22.6 39.0 30.4 33.6 30.3 30.1 25.6 32.2 27.8 6.7 8.3 2.4 7.1 7.9 20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 不明

(17)

② 施主と居住者の関係 ・リフォームの対象は、大部分が「施主が所有し 居住している住宅」であるが、マンションでは、 施主が「他人に賃貸」が9.7%と、戸建てに比べ 若干比率が高くなる。 図 2-1-4 施主と居住者の関係(A-2) 〔 時系列比較 〕 ・戸建て:施主と居住者との関係は「施主が所有し居住している住宅」が90%前後で、大きくは変わ っていない。 ・マンション:前年度と比較すると、「施主が所有し他人に賃貸」に比率が増加した。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-1-5 住宅の所有関係(A-2)〔 時系列比較 〕 ③ 世帯主の年齢 ・世帯主の年齢は、施主の年齢とほぼ同じような 構成比となる。マンションで、30 代、40 代の若 年層が、戸建てに比べ多くなる。 図 2-1-6 世帯主の年齢(A-3)(不明除く) ④ 世帯主の家族構成 ・家族構成は、「親子(二世代)」が44.7%、「夫婦 と子」が36.4%と核家族世帯が中心である。 ・これらに次いで、戸建てでは「夫婦と子と親」 からなる三世代(12.3%)、マンションでは「単 身」(13.0%)が多い。 図 2-1-7 世帯主の家族構成(A-4) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=155 7) 戸建て (n=126 9) マン ショ ン (n=277 ) 1.5 1.5 1.4 8.0 6.2 16.2 12.7 11.1 19.1 27.2 26.9 30.0 37.6 40.1 25.6 13.0 14.2 7.6 20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=155 7) 戸建て (n=126 9) マン ショ ン (n=277 ) 5.8 4.3 13.0 36.4 35.2 40.8 44.7 45.3 42.6 10.2 12.3 1.1 単身 夫婦のみ 親子 (二世代) 夫婦と子と親(三世代) その他 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=155 7) 戸建て (n=126 9) マン ショ ン (n=277) 89.0 89.7 85.6 9.7 4.5 施主が所 有し居住 施主が所有し 親族居住 施主が所有し 他人に賃貸 親族が 住宅を 所有し 施主同居 施主以外 が所有し 施主居住 その他 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H23(n=1081) H24(n=1162) H25(n=1269) 89.9 90.8 89.7 施主が所 有し居住 施主が所有し 親族居住 施主が所有し他人に賃貸 親族が 住宅を 所有し 施主同居 施主以外 が所有し 施主居住 その他 0% 20% 40% 60% 80% 100% H23(n=82) H24(n=283) H25(n=277) 79.3 85.5 85.6 9.8 9.7 4.9 施主が所 有し居住 施主が所有し親族居住 施主が所有し 他人に賃貸 親族が 住宅を 所有し 施主同居 施主以外 が所有し 施主居住 その他

(18)

- 16 - 〔 時系列比較 〕 ・戸建て:親子(二世代)の比率が前年度に比べやや増加した。 ・マンション:前年度に比べ、夫婦のみ世帯がわずかに減少し、核家族世帯(親子)の比率が増加し た。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-1-8 家族構成(A-4)〔 時系列比較 〕 ⑤ 家族人数 ・平均家族人数は、全体では3.04 人で、戸建てが 3.17 人、マンションが 2.50 人である。マンショ ンでは「2人以下」が過半数である。 図 2-1-9 家族人数(A-5) 〔 時系列比較 〕 ・戸建て:2 人世帯が、H21 年度の 24.5%から H25 年度は 35.8%に増加している。 ・マンション:1 人世帯が、H21 年度の 8.4%から H25 年度 13.0%となるなど、小人数世帯の比率が増 加している。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-1-10 家族人数(A-5)〔 時系列比較 〕 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=784) H22(n=884) H23(n=1081) H24(n=1162) H25(n=1269) 3.2 3.6 4.8 4.6 4.3 30.1 32.2 35.2 36.2 35.2 44.2 43.8 47.5 43.0 45.3 17.6 15.0 11.8 12.2 12.3 4.7 4.4 3.3 2.7 0.2 1.0 単身 夫婦のみ 親子 (二世代) 夫婦と子と親(三世代) その他 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=119) H22(n=133) H23(n=82) H24(n=283) H25(n=277) 10.1 9.0 13.4 13.4 13.0 46.2 30.8 30.5 42.1 40.8 36.5 50.1 49.0 36.4 42.6 0.2 3.8 3.7 1.4 1.1 5.0 5.3 2.4 2.5 2.5 4.2 単身 夫婦のみ 親子 (二世代) 夫婦と子と親 (三世代) その他 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=155 7) 戸建て (n=126 9) マン ショ ン (n=277 ) 5.9 4.3 13.0 37.3 35.8 43.3 19.1 18.8 20.6 19.3 19.9 16.2 7.3 8.4 6.0 7.3 5.1 5.4 4.3 1人 2人 3人 4人 5人 6人以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=784) H22(n=884) H23(n=1082) H24(n=1162) H25(n=1269) 2.7 3.4 4.8 4.0 4.3 24.5 33.3 36.3 32.6 35.8 18.5 19.1 17.3 19.3 18.8 23.0 21.6 19.4 17.9 19.9 12.2 7.7 10.6 8.5 8.4 6.9 6.6 7.7 6.9 7.3 12.2 8.4 3.9 10.8 5.4 1人 2人 3人 4人 5人 6人以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=119) H22(n=133) H23(n=82) H24(n=283) H25(n=277) 8.4 9.0 13.4 11.0 13.0 42.0 35.3 31.7 43.1 43.3 23.5 30.8 24.4 20.5 20.6 10.9 15.0 22.0 15.9 16.2 14.3 5.3 7.3 7.8 4.3 1人 2人 3人 4人 5人 6人以上 不明

(19)

(2) 住宅の基本属性 ① 住宅の所在地/地域別 ・戸建てでは、関東が約 4 割を占めるが、北海道 から九州・沖縄まで広範囲におよんでいる。こ れに対し、マンションは、関東が66.1%、近畿 が22.7%、関東と近畿が中心である。 図 2-1-11 住宅の所在地/地域別(B-1) ② 住宅の所在地/都市エリア・地方エリア別 ・戸建てでは都市エリアと地方エリアがほぼ半々 であが、マンションでは都市エリアが90%以上 を占める。 図 2-1-12 住宅の所在地/エリア別(B-1) *地域別 北海道 :北海道 東北 :青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島 関東 :茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨 信越・北陸:新潟・富山・石川・福井・長野 東海 :岐阜・静岡・愛知・三重 近畿 :滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山 中国 :鳥取・島根・岡山・広島・山口 四国 :徳島・香川・愛媛・高知 九州・沖縄:福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 *エリア別 都市エリア(人口 500 万人以上の都府県、ただし北海道は除く): 埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県・福岡県 地方エリア(都市エリア以外の都道府県) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=155 7) 戸建て (n=126 9) マン ショ ン (n=277 ) 59.9 53.3 90.6 39.8 46.6 8.7 0.3 0.2 都市エリア 地方エリア 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=155 7) 戸建て (n=126 9) マン ショ ン (n=277 ) 2.1 2.5 4.5 5.3 42.6 37.4 66.1 4.0 4.6 12.1 13.6 18.8 18.0 22.7 5.7 6.5 2.7 3.3 7.1 8.5 0.3 0.2 北海道 東北 関東 信越・北陸 東海 近畿 中国 四国 九州・ 沖縄 不明

(20)

- 18 - ③ 住宅の築年数 ・築年数は、築後21 年以上が全体の 68.2%と約 7 割となる。 ・戸建てでは、築後26 年以上が 47.6%となるが、 マンションでは築後10~15 年以下が 17.3%と なるなど比較的新しい住宅でリフォームが行わ れている。 図 2-1-13 住宅の築年数(B-3) 〔 時系列比較 〕 ・戸建て:築年数の経過した住宅が増加してきており、今年度は築後25 年以上が 5 割弱を占める。 ・マンション:年次による変動があるが、H23 年度以降は、築後 15 年以上の比率が増加している。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-1-14 住宅の築年数(B-3)〔 時系列比較 〕 〔 施主の年齢別 〕 ・戸建て:全体としては、年代が高くなるにつれて、築年数の経過した住宅の比率が高くなる傾向が あるが、30 才以下では「31 年以上」の比率が 40 代・50 才代よりも高く、中古購入や住み替えなど のケースも少なくないと考えられる。 ・マンション:戸建てと同様に、40 代以降では、築年数の経過した住宅の比率が高くなる。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-1-15 住宅の築年数(B-3)〔 施主の年齢別 〕 * 施主の年齢別は、戸建ては30 代以下・40 代・50 代・60 代・70 代以上、マンションは 30 代以下・40 代・50 代・60 代以上によるクロス集計を基本とする(マンションの 70 代以上は、対象数が少ないため)。以下同様。 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=155 7) 戸建て (n=126 9) マン ショ ン (n=277 ) 1.0 0.9 1.4 3.5 3.1 5.4 10.5 9.1 17.3 16.5 16.2 17.7 21.8 22.9 16.6 20.5 21.0 18.8 25.9 26.6 22.4 0.3 0.2 0.4 5年以下 6年~ 10年以下 11年~ 15年以下 16年~ 20年以下 21年~ 25年以下 26年~ 30年以下 31年以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=784) H22(n=884) H23(n=1081) H24(n=1162) H25(n=1269) 13.9 11.0 10.5 8.4 9.1 17.3 13.8 16.2 17.2 16.2 21.8 24.9 22.2 23.1 22.9 20.9 20.7 22.3 21.9 21.0 17.6 22.4 25.1 24.1 26.6 5年以下 6年~ 10年以下 15年以下11年~ 16年~ 20年以下 21年~ 25年以下 30年以下26年~ 31年以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=119) H22(n=133) H23(n=82) H24(n=283) H25(n=277) 4.2 5.3 4.9 1.1 1.4 7.6 7.5 7.3 7.4 5.4 10.9 12.8 20.7 18.7 17.3 16.0 15.0 13.4 17.3 17.7 24.4 17.3 18.3 18.4 16.6 25.2 22.6 22.0 19.4 18.8 9.2 17.3 13.4 15.9 22.4 5年以下 10年以下6年~ 15年以下11年~ 20年以下16年~ 25年以下21年~ 26年~ 30年以下 31年以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 30才以下 (n=89) 40代 (n=147) 50代 (n=352) 60代 (n=515) 70代以上 (n=165) 3.4 3.4 11.6 16.9 17.0 11.9 5.0 4.2 22.5 17.7 23.0 13.2 5.5 12.4 19.7 26.1 25.4 16.4 14.6 15.0 18.2 25.0 23.6 27.0 17.0 18.8 27.8 48.5 5年以下 10年以下6年~ 15年以下11年~ 20年以下16年~ 25年以下21年~ 30年以下26年~ 31年以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 30代以下 (n=37) 40代 (n=48) 50代 (n=93) 60代以上 (n=99) 2.7 2.0 8.1 14.6 3.2 2.0 24.3 37.5 12.9 9.1 18.9 25.0 17.2 14.1 10.8 8.3 23.7 16.2 21.6 2.1 23.7 21.2 13.5 10.4 19.4 34.3 5年以下 10年以下6年~ 15年以下11年~ 20年以下16年~ 25年以下21年~ 26年~ 30年以下 31年以上 不明

(21)

〔 住宅の取得方法別 〕 ・戸建て:築年数は、「注文住宅を建設」「新築分譲購入」「中古住宅購入」では幅広い分布となってい るが、「親からの相続等」では築30 年超が約 58.6%となるなど古い住宅が多い。 ・マンション:住宅の築年数は、「新築分譲住宅購入」に比べ「中古住宅購入」では、築 11 年~15 年 以下と31 年以上の比率が大きい。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-1-16 住宅の築年数(B-3)〔 住宅の取得方法別 〕 *住宅の取得方法別は、マンションの「親からの相続等」は 13 件と少数であるため、分析の対象からは除いた。以下同様 ④ リフォームまでの居住期間 ・全体としては比較的幅広く分布しているが、11 年以上が約8 割を占める。 ・戸建てでは、「31 年以上」が 21.4%となるのに 対して、マンションでは、居住期間「0 年(入 居前または入居後)」が27.8%と多い。 図 2-1-17 リフォームまでの居住期間(B-4) 〔 時系列比較 〕 ・戸建て:居住期間も築年数と似た傾向を示しており、築後25 年以上の住宅が増加傾向を示している。 ・マンション:前年度に比べ、「0 年(入居前または入居後)」の比率が上昇した。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-1-18 リフォームまでの居住期間(B-4)〔 時系列比較 〕 0% 20% 40% 60% 80% 100% 注文/建替住宅 (n=779) 新築分譲購入 (n=129) 中古住宅購入 (n=98) 親からの相続等 (n=203) 2.3 4.1 4.1 9.9 13.2 9.2 18.2 17.8 18.4 8.4 26.8 23.3 20.4 9.4 20.7 22.5 23.5 20.2 19.4 20.2 23.5 58.6 0.1 0.5 5年以下 6年~ 10年以下 15年以下11年~ 20年以下16年~ 21年~ 25年以下 26年~ 30年以下 31年以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=155 7) 戸建て (n=126 9) マン ショ ン (n=277 ) 11.4 7.9 27.8 2.4 2.1 4.0 4.8 4.3 7.2 10.7 10.6 11.2 15.5 16.0 13.0 18.3 19.3 13.4 16.8 17.8 12.6 19.3 21.4 9.0 0.8 0.6 1.8 0年(入居前 または入 居直後) 1年~ 5年 以下 6年~ 10年 以下 11年~ 15年 以下 16年~ 20年 以下 21年~ 25年 以下 26年~ 30年以下 31年以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=784) H22(n=884) H23(n=1081) H24(n=1162) H25(n=1269) 5.0 5.4 6.6 5.6 7.9 5.7 4.1 3.1 2.8 2.1 6.8 6.2 5.0 5.0 4.3 14.3 14.3 11.7 10.6 10.6 18.2 14.3 15.4 16.9 16.0 19.5 23.5 20.9 20.4 19.3 13.6 13.6 16.5 17.7 17.8 11.4 14.9 19.2 20.4 21.4 5.5 3.7 1.6 0.6 0.6 0年(入居前 または入 居直後) 1年~ 5年 以下 6年~ 10年 以下 11年~ 15年 以下 16年~ 20年 以下 21年~ 25年 以下 26年~ 30年以下 31年以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=119) H22(n=133) H23(n=82) H24(n=283) H25(n=277) 23.5 29.3 19.5 20.1 27.8 6.7 9.8 9.8 5.3 4.0 5.9 9.0 13.4 5.7 7.2 11.8 10.5 19.5 15.2 11.2 10.1 11.3 8.5 16.3 13.0 18.5 9.8 11.0 11.3 13.4 16.8 10.5 12.2 13.8 12.6 3.4 7.5 3.7 10.3 9.0 3.3 2.3 2.4 2.1 1.8 0年(入居前 または入 居直後) 1年~ 5年 以下 6年~ 10年 以下 11年~ 15年 以下 16年~ 20年 以下 21年~ 25年 以下 26年~ 30年以下 31年以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 新築分譲購入 (n=140 ) 中古住宅購入 (n=95) 2.14.3 8.4 15.0 23.2 22.1 14.7 19.3 12.6 19.3 14.7 17.9 25.3 5年以下 6年~ 10年以下 11年~ 15年以下 20年以下16年~ 25年以下21年~ 26年~ 30年以下 31年以上 不明

(22)

- 20 - 〔 住宅の取得方法別 〕 ・戸建て:築年数と居住期間の関係をみると、「注文住宅を建設」「新築分譲購入」では、築年数と居住 期間(リフォームの実施時期)は概ね同様の分布となる。一方、「中古住宅購入」では「0 年(入居前 または入居直後のリフォーム)」が 49.0%を占める。「親からの相続等」では、居住期間 30 年超が 42.9%と多いが、「0 年(入居前または入居直後のリフォーム)」の比率も 14.3%となっている。 ・マンション:居住期間は、「新築分譲住宅購入」では築年数と似通った分布となっているが、「中古住 宅購入」では「0 年(入居前後のリフォーム)」が 64.2%と 6 割を超えている。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-1-19 リフォームまでの居住期間(B-4)〔 住宅の取得方法別 〕 。 ⑤住宅の取得方法 ・戸建てでは「注文住宅を建設」が61.4%、「新築 分譲住宅購入」10.2%、「親からの相続等」が 16.0%であった。 ・マンションでは、「新築分譲住宅購入」(50.5%) と「中古住宅購入」(34.3%)が多い。 図 2-1-20 住宅の取得方法(B-5) 〔 時系列比較 〕 ・戸建て:リフォームを実施した住宅の取得方法は「注文住宅を建設」が中心である。「親からの相続 等」は前年度よりも若干増加している。 ・マンション:「新築分譲住宅購入」、「中古住宅購入」が中心であるが、前年度よりも「中古住宅購入」 の比率は増加した。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-1-21 住宅の取得方法(B-5)〔 時系列比較 〕 0% 20% 40% 60% 80% 100% 新築分譲購入 (n=140 ) 中古住宅購入 (n=95) 64.2 7.4 7.9 3.2 15.7 5.3 18.6 5.3 18.6 4.2 16.4 5.3 15.7 4.2 0年 1年~ 5年以下 6年~ 10年以下 11年~ 15年以下 20年以下16年~ 21年~ 25年以下 26年~ 30年以下 31年以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 注文/建替住宅 (n=779) 新築分譲購入 (n=129) 中古住宅購入 (n=98) 親からの相続等 (n=203) 49.0 14.3 4.1 4.7 5.1 11.6 14.7 15.3 17.8 19.4 10.2 10.3 23.6 20.2 9.2 7.4 19.5 21.7 5.1 14.3 18.6 19.4 2.0 42.9 0年 1年~ 5年以下 10年以下6年~ 11年~ 15年以下 16年~ 20年以下 21年~ 25年以下 26年~ 30年以下 31年以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=155 7) 戸建て (n=126 9) マン ショ ン (n=277 ) 50.2 61.4 17.3 10.2 50.5 12.5 7.7 34.3 14.1 16.0 4.7 4.1 3.2 7.6 1.8 1.5 2.9 注文住宅 新築分譲 住宅購入 中古住宅 購入 親からの相続等 その他 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=784) H22(n=884) H23(n=1081) H24(n=1162) H25(n=1269) 56.1 54.6 59.8 61.6 61.4 11.2 12.1 10.4 12.7 10.2 8.7 8.5 9.0 9.2 7.7 16.2 18.9 14.7 12.6 16.0 3.0 2.0 3.0 1.7 3.2 4.8 3.9 3.1 2.2 1.5 注文住宅 新築分譲住宅購入 中古住宅購入 親からの相続等 その他 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=119) H22(n=133) H23(n=82) H24(n=283) H25(n=277) 2.5 3.8 2.4 51.3 39.1 42.7 52.3 50.5 33.6 45.1 36.6 30.7 34.3 5.0 7.5 6.1 5.3 4.7 4.2 2.3 11.0 7.1 7.6 3.4 2.2 1.2 4.6 2.9 注文住宅 新築分譲 住宅購入 中古住宅購入 親からの相続等 その他 不明

(23)

〔 施主の年齢別 〕 ・戸建て:施主の年齢が若いほど「中古住宅購入」が多く、年齢が高いほど「注文住宅を建設」が多い。 30 代以下では、「中古住宅購入」が 22.5%を占めるのに対して、50 代以上では「注文住宅を建設」 が 6 割以上を占める。 ・マンション: 40 代以下では「中古住宅購入」が多く、30 代以下で 67.6%、40 代で 52.1%を占め る。60 代以上では「中古住宅購入」が 21.2%に対して「新築分譲住宅購入」が約 6 割となる。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-1-22 住宅の取得方法(B-5)〔 施主の年齢別 〕 ⑥ リフォーム実施者(中古購入の場合) ・中古住宅購入の場合、入居前後(居住期間0 年) にリフォームを実施した場合の業者は、全体で は「自分で探した」が約4 割である。 ・戸建てでは「自分で探した」が43.8%と多いの に対して、マンションでは「不動産の仲介業者 から施工業者の紹介を受けてリフォームを実施」 が44.3%と多い。 図 2-1-23 中古住宅を購入し、入居前または入居直後に リフォームをした場合のリフォーム実施者(B-5) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 30代以下 (n=89) 40代 (n=147) 50代 (n=352) 60代 (n=515) 34.8 49.0 60.8 66.6 4.5 8.2 11.1 11.5 22.5 19.7 8.0 3.7 31.5 18.4 16.8 13.2 5.6 3.1 注文住宅 新築分譲住宅購入 中古住宅 購入 親からの相続等 その他 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 30代以下 (n=37) 40代 (n=48) 50代 (n=93) 60才以上 (n=99) 13.5 31.3 62.4 62.6 67.6 52.1 25.8 21.2 10.8 6.3 3.2 3.0 2.7 10.4 6.5 9.1 5.4 2.2 4.0 新築分譲 住宅購入 中古住宅購入 親からの相続等 その他 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体(n=109) 戸建て(n=48) マン ショ ン (n=61) 14.7 14.6 14.8 39.4 33.3 44.3 39.4 43.8 36.1 2.1 5.5 6.3 4.9 不動産の仲介業者が リフォームを実施 不動産の仲介業者から 施工業者の紹介を 受けてリフォームを実施 自分で業者を探して リフォームを実施 その他 不明

(24)

- 22 -

2. リフォーム工事の概要

(1) 工事の種類 ・戸建てでは「その他の修繕・模様替え」が36.9% と多いが、「改築」が 24.1%、「増築」が 5.8% である。 ・マンションでは「その他の修繕・模様替え」が 半数を超え「大規模な修繕または模様替え」が 32.1%を占める。 図 2-2-1 工事の種類(C-3) ※ 改築:住宅の一部を取り壊して改めて住宅部分を建築する工事。 大規模な修繕又は模様替え:壁、柱、床、はり、屋根または階 段の1 種類以上について、過半の修繕又は模様替えをするもの。 〔 時系列比較 〕 ・戸建て:増築工事が年々減少しており、大規模な修繕または模様替えが増加している。 ・マンション:戸建てと同様に、大規模な修繕または模様替えが増加している。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-2-2 工事の種類(C-3)〔 時系列比較 〕 〔 住宅の築年数別 〕 ・戸建て:築10 年以下では約半数が「その他修繕・模様替え」であるが、増築の割合も 13.7%と他の 年代よりも多い。築年数が経過するにつれて「その他の修繕模様替え等」の比率が低下し、「大規模 な修繕・模様替え」の比率が増加している。 ・マンション:築30 年超では「その他の修繕・模様替え」の比率が 59.7%と大きくなっている。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-2-3 リフォーム工事の種類(C-3)〔 住宅の築年数別 〕 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=155 7) 戸建て (n=126 9) マン ショ ン (n=277 ) 4.8 5.8 22.0 24.1 12.3 31.3 31.0 32.1 39.8 36.9 53.1 2.2 2.1 2.5 増築 改築 大規模な修繕又は模様替え 模様替え、減築その他の修繕 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=784) H22(n=884) H23(n=1081) H24(n=1162) H25(n=1269) 10.1 8.9 7.6 6.9 5.8 20.7 21.8 23.1 21.1 24.1 17.3 20.7 26.2 27.7 31.0 45.4 42.0 39.8 41.0 36.9 6.5 6.6 3.3 3.3 2.1 増築 改築 大規模な修繕又は模様替え 模様替え、減築その他の修繕 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H21(n=119) H22(n=133) H23(n=82) H24(n=283) H25(n=277) 8.4 18.0 34.1 12.7 12.3 16.0 21.1 23.2 26.2 32.1 72.3 54.9 40.2 54.4 53.1 3.3 6.0 2.5 6.7 2.5 改築 大規模な修繕又は模様替え 模様替え、減築その他の修繕 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 10年以下 (n=51) 11~20年以下 (n=320) 21~30年以下 (n=557) 30年超 (n=338) 13.7 5.6 5.6 5.3 17.6 20.6 26.6 24.3 27.5 23.1 31.6 38.5 39.2 47.2 34.8 30.2 2.0 3.4 1.4 1.8 増築 改築 大規模な修繕又は模様替え 模様替え、減築その他の修繕 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 10年以下 (n=19) 11~20年以下 (n=97) 21~30年以下 (n=98) 30年超 (n=62) 15.8 13.4 13.3 8.1 26.3 33.0 34.7 29.0 57.9 51.5 50.0 59.7 2.1 2.0 3.2 改築 大規模な修繕又は模様替え 模様替え、減築その他の修繕 不明

(25)

〔 住宅の取得方法別 〕 ・戸建て:「注文住宅を建設」では、改築の比率が 27.0%と他に比べ高く、「新築分譲住宅購入」では、 その他修繕が 46.5%を占めるが、増築の比率も 7.8%と比較的高い。「中古住宅購入」と「親からの 相続等」では、大規模な修繕・模様替えが4 割を超えている。 ・マンション:「新築分譲購入」、「中古住宅」とも、その他修繕が過半数となっている。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-2-4 リフォーム工事の種類(C-3)〔 住宅の取得方法別 〕 ② 増築の場合の従前床面積、増加床面積 ・戸建てで増築を行った住宅の従前床面積は、「100 ~150 ㎡未満」が 58.7%、「50~100 ㎡」が 22.7% と100 ㎡前後の住宅の占める比率が高い。 【 戸建て 】 図 2-2-5 増築の場合の従前床面積(C-3) ・増加面積は、「10 ㎡以下」が 60.0%を占める。 【 戸建て 】 図 2-2-6 増築の場合の増加床面積(C-3) ※増築部分の面積が 10 ㎡を超える場合、原則と して確認申請が必要 0% 20% 40% 60% 80% 100% 注文/建替住宅 (n=779) 新築分譲購入 (n=129) 中古住宅購入 (n=98) 親からの相続等 (n=203) 5.5 7.8 4.1 5.9 27.0 16.3 21.4 22.2 28.1 27.9 41.8 41.9 37.5 46.5 32.7 28.1 1.9 1.6 2.0 増築 改築 大規模な修繕又は模様替え 模様替え、減築その他の修繕 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 戸建て(n=75) 2.7 22.7 58.7 10.7 4.0 1.3 50㎡未満 100㎡未満50~ 150㎡未満100~ 150~ 200㎡未満 200㎡以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 戸建て(n=75) 60.0 10.7 10.7 10.7 6.7 1.3 10㎡以下 10超~ 20㎡以上 20超~ 30㎡以下 50㎡以下30超~ 50㎡超 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 新築分譲購入 (n=140 ) 中古住宅購入 (n=95) 12.9 12.6 32.9 29.5 52.9 56.8 1.4 1.1 改築 大規模な修繕又は模様替え その他の修繕 模様替え、減築 不明

(26)

- 24 - (2) リフォーム工事の目的 ・リフォームを実施した目的は、全体では、「使い 勝手、好みに変更(嗜好対応)」、「住宅、設備の 老朽化」が 68.3%を超えており、次いで、「省 エネ対応」、「高齢化対応」が多い。 ・戸建てでは、「省エネ対応」や「耐久性向上」、「耐 震性等、安全性の向上」がマンションに比べて 特に多い。 ・マンションでは「嗜好対応」や「住宅、設備の 老朽化」の比率が戸建てに比べやや高いが、特 に「中古住宅の購入」での差が大きくなってい る。 〔 時系列比較 〕 図 2-2-7 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答) ・戸建て:前回は2 位であった「使い勝手、好みに変更(嗜好対応)」が 1 位となり「住宅、設備の老 朽化」と順位が入れ替わっている。「耐震性や災害からの安全性の向上」の比率がやや低下し、「二世 帯同居など、他の世帯との同居に対応するため」が増加している。 ・マンション:戸建てと同様に「使い勝手、好みに変更(嗜好対応)」が1 位となった。「高齢対応」の 比率がやや低下し、前年度に比べ「中古購入」や「空き家活用」の比率が若干増加している。 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-2-8 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答)〔 時系列比較 〕 ※H23 年、H24 が空欄となっているのは同様の選択肢がなかったもの。以下同様。 0 20 40 60 80 100 使い勝手の改善、自分の好みに   変更する ため 住宅、設備の老朽化や   壊れたため 老後に備えたり、同居する 高齢者等が   暮らしやすくする ため 省エネルギー化、冷暖房効率の   向上等を 図る ため 耐久性向上のため 耐震性や災害からの安全性の   向上を 図る ため 子供の成長や世帯人員の変更に   ともない、必要が生じたため 2世代同居など 、他の世帯との   同居に対応する ため 中古住宅の購入に合わせて 防犯性能の向上を 図る ため 健康増進や病気予防に   配慮した室内環境にする ため 空き家になっていた住宅の   活用を 図る ため 相続等によ り住宅の所有者が  入れ替わったため 地震によ る 被害の補修のため その他 68.3 61.8 34.6 34.0 29.7 19.3 15.1 8.7 7.5 7.4 7.1 2.8 2.1 1.4 1.0 65.9 60.6 37.6 36.9 33.9 23.2 14.8 10.5 4.5 8.5 8.0 2.1 2.3 1.7 1.0 80.1 68.2 20.6 21.3 10.1 1.1 16.6 0.7 21.3 2.2 2.9 5.8 0.7 0.0 0.7 (%) 全 体(n=155 7) 戸建て(n=126 9) マンション(n=277 ) 0 20 40 60 80 100 使い勝手の改善、自分の好みに 変更する ため 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 老後に備えたり、同居する 高齢者等が 暮らしやすくする ため 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を 図る ため 耐久性向上のため 耐震性や災害からの安全性の 向上を 図る ため 子供の成長や世帯人員の変更に ともない必要が生じたため 2世代同居など 、他の世帯との 同居に対応する ため 中古住宅の購入に合わせて 防犯性能の向上を 図る ため 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にする ため 空き家になっていた住宅の活用を 図る ため 相続等によ り住宅の所有者が 入れ替わったため 地震によ る 被害の補修のため その他 59.8 63.1 36.4 39.2 29.9 15.7 5.2 9.1 7.1 3.8 60.7 60.8 38.0 39.6 23.6 13.3 8.0 3.9 9.4 6.5 2.1 2.3 4.2 3.3 65.9 60.6 37.6 36.9 33.9 23.2 14.8 10.5 4.5 8.5 8.0 2.1 2.3 1.7 1.0 (%) H23(n=1081) H24(n=1169) H25(n=1269) 0 20 40 60 80 100 使い勝手の改善、自分の好みに 変更する ため 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 老後に備えたり、同居する 高齢者等が 暮らしやすくする ため 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を 図る ため 耐久性向上のため 耐震性や災害からの安全性の 向上を 図る ため 子供の成長や世帯人員の変更に ともない必要が生じたため 2世代同居など 、他の世帯との 同居に対応する ため 中古住宅の購入に合わせて 防犯性能の向上を 図る ため 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にする ため 空き家になっていた住宅の活用を 図る ため 相続等によ り住宅の所有者が 入れ替わったため 地震によ る 被害の補修のため その他 80.5 69.5 31.7 24.4 15.9 20.7 18.3 4.9 1.2 4.9 67.1 67.5 23.0 21.6 0.4 16.3 1.1 16.6 2.1 2.5 2.1 1.8 0.7 3.5 80.1 68.2 20.6 21.3 10.1 1.1 16.6 0.7 21.3 2.2 2.9 5.8 0.7 0.0 0.7 (%) H23(n=83) H24(n=283) H25(n=277)

参照

関連したドキュメント

⑴調査対象 65 歳以上の住民が 50%以上を占める集落 53 集落. ⑵調査期間 平成 18 年 11 月 13 日~12 月

非正社員の正社員化については、 いずれの就業形態でも 「考えていない」 とする事業所が最も多い。 一 方、 「契約社員」

育児・介護休業等による正社

契約社員 臨時的雇用者 短時間パート その他パート 出向社員 派遣労働者 1.

第9図 非正社員を活用している理由

が66.3%、 短時間パートでは 「1日・週の仕事の繁閑に対応するため」 が35.4%、 その他パートでは 「人 件費削減のため」 が33.9%、

東京都船舶調査(H19 推計):東京都環境局委託 平成 19 年度船舶排ガス対策効果の解析調査報告書 いであ(株) (平成 20 年3月).. OPRF 調査(H12

平成30年 度秋 季調 査 より 、5地 点で 調査 を 実施 した ( 図 8-2( 227ペー ジ) 参照