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平成 26 年度事業計画書 自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日 公益財団法人性の健康医学財団

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平成26年度 事

業 計 画 書

自 平成

26 年 4 月 1 日

至 平成

27 年 3 月 31 日

(2)

平成

26 年度 事 業 計 画

(平成26 年 4 月 1 日から平成 27 年 3 月 31 日まで) 公益財団法人 性の健康医学財団 平成25 年 10 月 22 日をもって本財団は、公益財団法人としての新たな一歩を歩むこととなっ た。 当財団では、現在までの歴史ある実績に加え、より公益性を発揮して事業に取り組ん で行かなければならない。 これらの状況を十分に踏まえ、従来から実施してきた性感染症(STD)の予防に関す る相談はもとより、一般市民を対象とした市民公開講座、臨床現場の医師を対象とした 性感染症に関する最新情報を提供する性感染症最新講座、また医療従事者および養護教 諭などを対象とした性の健康基礎講座、更には高校生を対象としたSTD 講座の各種普 及啓発活動の発展充実に努めることはもとより、性感染症予防のための調査研究事業の 実施や性の健康カウンセラー養成事業等を積極的に展開していく。 なお、平成13 年度から厚生労働省、文部科学省ならびに関係団体の後援を得て実施 している「性の健康週間」(11 月 25 日から世界エイズデー(12 月 1 日)までの 1 週間) については、今年度も引き続き集中的に性の健康に関する普及啓発活動を推進する。 具体的な平成26 年度事業については、下記に掲げることとする。 (事業内容) 1 普及啓発事業 1)「性の健康週間」事業 (1)期間:平成 26 年 11 月 25 日(火)~12 月 1 日(月) (2)事業:① ポスター・パンフレットの作製・配布 ② 「市民公開講座」(第 14 回)の開催 (3)後援:厚生労働省、文部科学省および関係団体(予定) 2)性感染症セミナー・講習会事業 (1)「臨床現場の医師のための性感染症最新講座」(第 6 回)の開催 臨床現場の医師を対象とし性感染症の検査・診断・治療とその予防方策 について最新の知見などを提供する専門的な講習会を開催する。 開催:平成27 年1月(予定)

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(2)「医療従事者と養護教諭のための性の健康基礎講座」の開催 助産師、保健師、看護師、医療スタッフ、養護教諭など性の健康に関する 業務に従事する者を対象とした性感染症予防の基礎講座を開催する。 開催:平成27 年 2 月(予定) (3)「高校生を対象とした STD 講座」の開催 高校生を対象として全国的に出向いて、性感染症に対する正しい知識およ び罹患の危険性についての講座を開催する。 開催:年間を通して随時実施 (4)全国保健師性感染症予防対策研修会 保健師は地域の健康保持増進を専門とする職種であり、性感染症防止対策 は地域住民の基本的な健康問題の1 つである。保健師は、最新の知識の提供 を行い、また研修会の開催など行う役割も担っている。そこで保健所保健師 を対象とした研修会を実施し性感染症の症状や治療・予防に関する最新知識 を附与することとする。 3)性の健康カウンセラー養成制度事業 本事業は平成25 年度を初年度として行う事業であるが、近年、若年者の希望 しない妊娠による人工妊娠中絶が行われる半面、晩婚化に伴う高齢出産により育 児困難や子供の虐待、妊孕性の低下と不妊症の問題が大きくクローズアップされ ている。また、最近では子宮頸がん予防ワクチンが開発され、女性性器がんの予 防に関する啓発も重要となっている。 これらの諸問題の根底には国民の性の健康に対する認識不足があり、広く国民 の性の健康の向上を目指した支援体制を構築していくため、本財団はこれらの支 援体制の構築に積極的に取り組む必要があり、助産師や看護師に対して一定の教 育を行い、「性の健康カウンセラー」として社会に送り出す。 今年度は、基礎コースと応用コースをそれぞれ開催する。

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4)機関誌発行事業 機関誌「性の健康」および「ニューズレター」の発刊 各年2 回 5)その他の普及啓発事業 (1)啓発普及のための書籍の作製・配布 保健師、養護教諭など性教育にかかわる者向けの書籍を発刊する。 (2)STD 情報提供事業 財団ホームページのリニューアル化に伴い性の健康に関する情報の提供を 財団の責任の下に行うこと、必要な際にはSTD の検査ができるサイトにアクセ スできるよう整備する。 内容:① 性感染症人工妊娠中絶などに関する情報の提供 ② 専門医の紹介、自己採取キット・検査の紹介 (3)コンドーム普及活動 性感染症、エイズ予防のためには効果的であるといわれており、日本コンドー ム工業会と連携を保ちながら普及啓発活動を行う。 (4)メディア等に対する協力 性感染症の予防に関するメディア等からの取材については、資料提供ならびに 講師を紹介するなど積極的に活用する。 (5)他団体等との連携 保健所、学校及び団体などの主催する性の健康医学普及事業の共催および協賛 を行うほか講師を紹介する。 (6)性の健康の普及に寄与すると認められる図書等の作製指導及び監修を行う。 2 相談事業 1)性の健康相談 (1)市民からの E メールによる性の健康相談 なお、従来から実施していた附属クリニックでの相談・検診等の面接指導お よび一般市民からの性感染症電話相談事業は、休止。 3 調査研究・助成事業

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1)調査研究 (1)「男性性器の HPV 年齢層別検出率の調査」 一般健常女性のHPV 浸透率はある程度明らかになっているが、HPV の保菌 者ともいえる男性に関しては青年期男性のHPV 陽性率は判明しているが、日本 人における年齢層別HPV 浸透度は判明していない。性交渉のパートナーである 男性のHPV 浸透度およびその型を調査することは非常に意義があり、平成 26 年度も引き続き一般健常者の性器PV の年齢別検出率を調査研究するものであ る。 (2)「若年女性の HPV 感染の実態と性に関する健康調査」 HPV の感染が子宮頸がんの原因であることが明らかになり、予防ワクチンの 接種が推奨されている。そこでワクチンを接種していない若年女性を対象に HPV の感染状況を明らかにするとともに、追跡調査に併せて性に関する健康調 査を引き続き調査研究するものである。 (3)「我が国における一般市民の妊婦に潜在する性感染症罹患率(流行度) 実態調査」 最近の性感染症は、臨床症状がなく無自覚のうちに一般市民の中にかなり広が っているとされております。ただ、その実態調査は、無症状で潜在化している為、 その感染症の疫学調査は現実的には不可能なのですが、幸い昨年より一般市民の 妊婦が母子手帳を創るとき、各種性感染症(梅毒・クラミジア・HIV・B型肝炎・ C型肝炎・HTLV-1)の検査が、全症例でB ランク検査として公費で実施さ れるようになっており、その統計資料は、調査し難い一般市民女子人口内に、広 く潜在する性感染症疫学的実態を示すものともいえ、その資料がまとまれば、我 が国における増え続けている潜在化しつつある性感染症の貴重な実態を明らかに できるのではないかと考え関連する学会等の協力を得て調査を実施する。 2)助成事業 (1)財団賞 性感染症および性の健康に関して、その成因、病態、診断、治療、予防・啓 発等の科学的研究の発展を図るため、三分野からなる財団賞により性感染症お よび性の健康に関する雑誌などに掲載された論文の中から各分野から優秀な論 文を選考し、対象者に賞を授与する。 (2)性の健康医学研究を推進するため日本性感染症学会に対し助成を行う。

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4 その他 財団創立100 周年に向けた取り組み 平成33 年 10 月には財団創立 100 周年を迎えるにあたり、平成 25 年度を初年 度として性に関する医療、保健、福祉、また社会的に貴重な資料あるいは文献等 の整備を行い、知的財産や資源を有効に活用し新たな事業への取り組みの創出の 礎とする。 5 役員会および評議員会の開催 (1)平成 26 年 6 月 定例会議:平成 25 年度事業報告および収支決算報告 (2)平成 27 年 3 月 定例会議:平成 27 年度事業計画および収支予算

参照

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