イ ン ス ト ールガ イ ド
PowerChute™ Network Shutdown v4.3
Windows
®Linux
®/Unix
®Mac OS
®X
Hyper-V
®/SCVMM
®VMware
®Nutanix™
990-2838P-018
01/2019
Schneider Electric 法律に関する免責事項
Schneider Electric は 、 本マニ ュ アルに記載 さ れる情報に関 し 、 正式な ものである こ と 、 誤記がない こ と 、 ま たは完全であ る こ と を保証 し ません 。 本マニ ュ アルは 、 施設固有の詳細な運用開発プ ラ ンに取っ て代わる も のではあ り ません 。 し たがっ て 、 Schneider Electric は 、 損傷 、 法律違反 、 不適切な イ ン ス ト ール 、 システム 障害 、 または本マニ ュ アルを使用 し た結果生 じ る その他の問題に関 し 、 一切の賠償責任を負いません 。 本マニ ュ アルに記載 さ れる情報は 、 現状のま ま提供 さ れ 、 デー タ セ ン タ ーの設計および構造を評価する こ と を唯一の目的 と し て用意 さ れています 。 本マニ ュ アルは 、 Schneider Electric が誠実に編集 し た ものです 。 ただ し 、 本マニ ュ アルに記載 さ れる情報の完全性または正確性に関 し 、 明示または黙示を問わず 、 いかな る 意見表明 も保証 も さ れません 。SCHNEIDER ELECTRIC 本社 、 または SCHNEIDER ELECTRIC の親会社 、 関連会社も し く は子会社 、 また はその担当役員 、 担当取締役 も し く は担当従業員は 、 本マニ ュ アルまたはその内容を使用 し た り 、 その使用 に関連 し た り 、 あ る いはそれを使用で き なか っ た り する こ と で生 じ る直接的 、 間接的 、 付随的 、 懲罰的 、 特 別の 、 または偶発的損害 ( 事業 、 契約 、 収益 、 デー タ 、 情報の喪失 、 または事業中断な ど ) について 、 た と えSCHNEIDER ELECTRIC がかかる損害の可能性を明示的に把握 し ていた場合で も 、 一切の賠償責任を負い ません 。 SCHNEIDER ELECTRIC は 、 本マニ ュ アルまたはそのフ ォ ーマ ッ ト に関する項目またはその内容に 関 し て 、 いつで も予告な く 変更または更新する権利を留保 し ます 。 内容 ( ソ フ ト ウ ェ ア 、 音声 、 ビデオ 、 テキス ト 、 および写真など ) の著作権 、 知的財産権 、 およびその他すべ ての所有権は 、 Schneider Electric またはそのラ イ センサーに帰属 し ます 。 内容に含まれるすべての権利は 、 本文書で明示的に付与および留保 さ れません 。 いかなる種類の権利も ラ イ セン ス許諾または譲渡 されません 。 また 、 当該情報にア ク セスするユーザーにその他の手段で受け渡す こ と も禁止 し ます 。 本マニ ュ アルの全部または一部を再販売する こ と は禁止 さ れています 。
は じ めに
PowerChute
TMNetwork Shutdown (PowerChute) は、 UPS Network Management Card
(NMC) と 併用する こ と で、 複数の
コ ン ピ ュ ー タ ーシス テムを ネ ッ ト ワー ク経由で シ ャ ッ ト ダウ
ン し ます。
UPS に重大イ ベン ト が発生 し た場合、 このソ フ ト ウ ェ アは UPS のバ ッ テ リ ーが尽き る前に、
シ ス テムを自動的にシ ャ ッ ト ダウ ン し ます。 保護で き る シ ス テムの数は、
UPS の容量にのみ制
約を受けます。
お使いの環境における
PowerChute の使用方法の詳細については、
ア プ リ ケーシ ョ ン ノ ー ト
を
参照 し て く だ さ い。
製品セ ン タ ー
PowerChute の
[ 製品セ ン タ ー ]
ページには、 役に立つ最新情報の リ ン ク が数多 く 記載 さ れてい
ます。 これには、 仮想化や通信の損失に関する基本的な情報、 および
UPS 構成例をは じ め、
様々な分野の問題を解説する ア プ リ ケーシ ョ ン ノ ー ト も含まれます。
イ ン ス ト ール後は、
PowerChute セ ッ ト ア ッ プウ ィ ザー ド を使用 し て
ソ フ ト ウ ェ ア を設定する必要があ り ます。 これによ り 、
PowerChute
は
UPS の重大イ ベン ト を検知 し て、 システムを保護 し ます。
ソ フ ト ウ ェ アおよびハー ド ウ ェ ア要件
PowerChute Network Shutdown (PowerChute) を イ ン ス ト ールするには以下の要件を満た し
ている必要があ り ます。
•
サポー ト さ れている
オペ レーテ ィ ングシ ス テム
と
Web
ブ ラ ウザー
(Web サイ ト の
「
オペ レーテ ィ ングシ ス テムおよび互換性一覧
」 を参照)。
VMware で使用する場合は、
ESXi の有償ラ イ セ ン スが必要です。 PowerChute では無償版の ESXi はサポー ト 対象外
です。
注
: PowerChute v4.3+ は 64 ビ ッ ト 専用ア プ リ ケーシ ョ ン であ り 、 32 ビ ッ ト の OS には
イ ン ス ト ールで き ません。
•
デ ィ ス ク領域
•
JRE
別の
オペ レーテ ィ ングシ ス テム
の場合 と 同 じ よ う に、 適合する
Java
™Runtime
Environment (JRE) (実行環境) が必要です。
可能であ る場合は、
PowerChute はプ ラ イ ベー ト JRE を イ ン ス ト ール し ます。
PowerChute v4.3 では Java 11 JRE を イ ン ス ト ール し ます。
タ ス ク 必要なデ ィ ス ク 領域
PowerChute Network Shutdown イ ン ス ト ールプ ロセス を開始する 100 MB 仮想ア プ ラ イ ア ン ス を使用 し てPowerChute Network Shutdown を イ ン ス ト ール -デ ィ ス ク フ ォ ーマ ッ ト : シ ン プ ロ ビ ジ ョ ニ ング済み 2 GB 仮想ア プ ラ イ ア ン ス を使用 し てPowerChute Network Shutdown を イ ン ス ト ール -デ ィ ス ク フ ォ ーマ ッ ト : シ ッ ク プ ロ ビ ジ ョ ニ ング済み 3 GB
プ ラ イ ベー トJRE と と も に PowerChute Network Shutdown を イ ン ス ト ール
135 MB パブ リ ッ クJRE がイ ン ス ト ール済みの場合に
PowerChute Network Shutdown を イ ン ス ト ール
15 MB PowerChute v4.3 では、 以下のオペレーテ ィ ングシステムにはプ ラ イ ベー ト JRE を提供 し ていません。
•
IBM AIX
™•
HP-UX
•
Mac OS
®X
これらのオペ レーテ ィ ングシス テムについては、
PowerChute のイ
ン ス ト ール中に
Java の場所を指定で き ます。
Solaris SPARC オペレーテ ィ ングシステムについては、 PowerChute で提供 さ れる最低限の適合をするJava 8 JRE を選ぶか、 またはお使いのシステム で利用可能な最新のJRE を指定する こ と がで き ます。 利用可能な最新の JRE については、OpenJDK ウ ェ ブサイ トを確認 し て く だ さ い。
ほ と んどのオペ レーテ ィ ングシ ス テムについては、
OpenJDK ウ ェ ブサイ ト
か ら
Java
Runtime Environment を ダウン ロー ド する こ と がで き ます。
注 : Mac OS X の場合、 JRE には PowerChute を実行するために必要な フ ァ イルが含まれ
ていないため、
JDK 8 以上を イ ンス ト ールする必要があ り ます。
•
コ ン ピ ュ ー タ ーのハー ド ウ ェ ア
要件 と し て、
700 MHz 以上のプ ロ セ ッ サ と 256MB 以上
の メ モ リ が必要です。
•
PowerChute と のグ ラ フ ィ カルイ ン タ ー フ ェ イ ス : 1024x768 以上 (最低 800x600 以上)
の解像度の
モ ニ タ ーを お勧め し ます。
•
Smart Slot および フ ァ ームウ ェ アバージ ョ ンが 3.3.1 以上の
Network Management
Card
( パーツ番号 AP9617、 AP9618、 AP9619、 AP9630、 AP9631、 AP9635) を備えた
UPS、 または Symmetra PX2 (Network Management Card (OG-9354) を内蔵)。
-
APC Web サイ ト
か ら
NMC フ ァ ームウ ェ ア を入手 し て NMC フ ァ ームウ ェ ア を更新
で き ます。
•
PowerChute Network Shutdown を PowerNet SNMP Adapter (Card) で使用する こ と は
で き ません。 ご使用のカ ー ド のパーツ番号が
AP9605、 AP9606、 AP9205、 または
AP9603 の場合、 PowerChute Network Shutdown と 互換性があ り ません。
•
各
NMC の
IP ア ド レ ス
をあ らか じ め控えておいて く だ さ い。
•
PowerChute は、 Network Management Card との通信で IPv4 または IPv6 を使用でき ます。
IPv6 がサポー ト されるのは、 Network Management Card フ ァ ームウ ェ ア 6.0.x 以上のみ
です。
•
フ ァ イ アーウ ォ ールPowerChute は、 NMC Web ア ク セスポー ト (デ フ ォル ト : TCP port 80) に接続 し 、
UDP ポー ト 3052 に着信するデー タ を受信で き る必要があ り ます。 SNMP が有効である
場合、
PowerChute は、 イ ン ス ト ール時に設定 さ れている SNMP ポー ト (デ フ ォル ト は
161) でデー タ を受信で き る必要があ り ます。 また、 設定されている ト ラ ッ プレシーバー
のポー ト に送信 さ れる ト ラ ッ プ を許可する よ う に フ ァ イ アーウ ォ ールを設定 し なければ
な り ません。
Windows
®フ ァ イ アーウ ォ ールが有効な場合は、
PowerChute のイ ン ス ト ール時に、
必要なポー ト を使用で き る よ う に フ ァ イ アーウ ォ ールを自動的に設定で き ます。
•
PowerChute で Hyper-V
®をサポー ト する場合は、
Windows
PowerShell 2.0
以上が必要
です。
PowerShell 2.0 を Windows Server 2008 に イ ン ス ト ールする方法については、
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ff637750%28v=azure.10%29.aspx
を参照 し て く
だ さ い。
•
イ ン ス ト ー ラ ーを実行するには、
管理者または
Root 権限
が必要です。
•
PowerChute Network Shutdown を イ ン ス ト ールする前に、 PowerChute Plus、
PowerChute Business Edition、 PowerChute Personal Edition、 および PowerChute
Server を
ア ン イ ン ス ト ール
する必要があ り ます。
•
SNMP MIB
ネ ッ ト ワー ク 管理シ ス テム
(NMS) を使用 し て SNMP 経由で PowerChute Network
Shutdown にア ク セスするには、 まず最初に NMS に APC PowerNet MIB を イ ン ス ト ー
ルする必要があ り ます。 以下の手順で
PowerNet MIB の最新バージ ョ ン を入手 し ます :
1. APC の Web サイ ト (
http://www.apc.com/tools/download/index.cfm
) にア ク セス
2. ソ フ ト ウ ェ ア / フ ァ ームウ ェ ア ド ロ ッ プダウン リ ス ト から、 フ ァ ームウ ェ アの
ア ッ プグ レー ド
- MIB を選択
3. NMS ユーザーガ イ ド の指示に し たがい、 NMS に MIB を イ ン ス ト ール
PowerNet MIB は PowerChute イ ン ス ト ールデ ィ レ ク ト リ ーのグループ 1 フ ォルダから
も入手可能です。
イ ン ス ト ールの準備
PowerChute Network Shutdown ソ フ ト ウ ェ アのイ ン ス ト ールを実行する前に、 以下の手順を完
了 し て く だ さ い。
1. PowerChute のイ ン ス ト ールを開始する前に、 UPS に Network Management Card
(
NMC) を装着 し て IP ア ド レ ス を割 り 当てて く だ さ い。
装着の手順については、 「Network Management Card イ ン ス ト ールガ イ ド 」 を参照 し て
く だ さ い。
2. NMC ユーザーイ ン タ ー フ ェ イ ス を使っ て、 UPS と Network Management Card を設定
し ます。 最低で も 、 次の項目を設定 し て く だ さ い。
b
a. シ ャ ッ ト ダウンの設定では、
[ バ ッ テ リ ー残量低下持続時間 ]
フ ィ ール ド の値を
5 分
以上に設定 し ます。
b. 管理者の
認証フ レーズ
を設定 し ます。
NMC の場合、 デ フ ォル ト の管理者ユーザー名 と パスワー ド は両方 と も
apc
であ り 、
デ フ ォル ト の認証 フ レーズは
admin user phrase
です。 セキ ュ リ テ ィ 上の理由か
ら、 こ れら の値をデ フ ォル ト 値から変更する こ と をお勧め し ます。
異な る
NMC ア カ ウン ト タ イ プ と PowerChute
フ ァ ームウ ェ アバージ ョ ン
6.0.6 以上の NMC では、 複数のユーザーを異な る ア カ ウン ト タ イ プ
(管理者、 デバイ ス、 リ ー ド オ ン リ ー、 ネ ッ ト ワー ク オ ン リ ー) で追加で き ます。
PowerChute は、 組み込まれている 「apc」 ア カ ウン ト の代わ り に管理者またはデバイ スア カ ウ
ン ト を使用 し て
NMC と 通信で き ます。
手順は次の通 り です。
1.
[Configuration]
-
[Security]
-
[Local Users]
-
[Management]
の順に選択 し て、 管理者
またはデバイ ス ア カ ウ ン ト で
NMC のア カ ウン ト を作成 し ます。
新 し いユーザーを追加するには、 スーパーユーザーア カ ウン ト (apc) で ログオンする
必要があ り ます。
2. NMC ユーザーイ ン タ ー フ ェ イ スで、
[Configuration]
-
[Shutdown]
ページ を開き ます。
3.
[PowerChute Shutdown Parameters]
の下にある
[User Name]
ド ロ ッ プ ダウ ン リ ス ト
か ら 、 作成 し た新 し いア カ ウ ン ト を選択 し ます。
4. PowerChute で も同 じ 名前を使用 し ます。 認証フ レーズ も一致 し なければな り ません。
NMC と PowerChute では、 管理者の認証フ レーズ と ユーザー名は同
イ ン ス ト ールガ イ ド
PowerChute Network Shutdown
PowerChute Network Shutdown
のイ ン ス ト ール
以下の項目を参照 し て く だ さ い。
•
Windows および Windows Server Core でのイ ン ス ト ール
•
ソ フ ト ウ ェ アのア ッ プグ レー ド
•
Windows でのア ン イ ン ス ト ール
Windows および Windows Server Core でのイ ンス ト ール
以下の手順に従っ て く だ さ い。
1. PowerChute
のインス ト ール実行フ ァ イル (
Setup-x64.exe
) は
PowerChute CD
(Windows & Linux
版 ) または DVD (Virtualization 版 ) の x86 および
Windows-x86-64
フ ォ ル ダ に あ り ま す 。 ま た は
APC
の Web サイ ト
か ら ダ ウ ン ロ ー ド し ま す 。
インス ト ーラーの実行には管理者権限が必要です。
フ ァ イルを ダ ブル ク リ ッ ク し ます。
(Web サイ ト から実行フ ァ イルを ダウン ロー ド し た場合は、 Zip フ ァ イルを解凍する必
要があ り ます)
2. Web サイ ト から実行フ ァ イルを ダウン ロー ド し た場合は、 次の警告ダ イ ア ログボ ッ ク
スが表示 さ れます。
[ はい ]
ボ タ ン を ク リ ッ ク し ます。
3. [Welcome] ダ イ ア ログボ ッ ク スで
[Next]
を ク リ ッ ク し て続行 し ます。
[License Agreement] ダ イ ア ログボ ッ ク スで、 ラ イ セ ン ス利用許諾書の内容に同意する
場合は
[I Agree]
を ク リ ッ ク し て続行 し ます。
4. PowerChute には、 ソ フ ト ウ ェ アにバン ド ル さ れている プ ラ イ ベー ト Java Runtime
Environment (JRE) が含まれています。 このステ ッ プ では、 PowerChute がこのバン ド
ル さ れた JRE を Windows オペレーテ ィ ングシステムに イ ン ス ト ール し ます。
Windows に イ ン ス ト ール し て VMware ホス ト を監視する場合は、
本ヘルプの
VMware
のセ ク シ ョ ン を参照 し て く だ さ い。
Hyper-V または SCVMM でのイ ン ス ト ール方法については、 本ヘ
ルプの
Hyper-V/SCVMM
のセ ク シ ョ ン を参照 し て く だ さ い。
5. Hyper-V が検出 さ れない場合は、 以下に表示の [Vmware サポー ト ] ダ イ ア ログボ ッ ク ス
が表示 さ れます。
[VMware サポー ト を有効に し ない ] を選択 し ます。
Hyper-V が検出 さ れた場合は、 次の [Hyper-V サポー ト の設定 (Hyper-V Support)] ダ イ ア
ログボ ッ
ク スが表示 さ れます。 [Hyper-V サポー ト を有効に し ない (Do not enable
Hyper-V Support)] を有効に し 、 [ 次へ (Next)] を ク リ ッ ク し て続行 し ます。
6. イ ンス ト ール先のフ ォルダを指定するか、 またはデフ ォル ト のフ ォルダを受け入れます。
7. Windows フ ァ イ アーウ ォ ールが有効な場合は、 次の メ ッ セージが表示 さ れた ら
[Yes]
を
選択する と 、 フ ァ イ アーウ ォ ールを自動的に設定で き ます。
Network Management Card と の通信を有効にす る には、 Windows フ ァ イ アー
ウ ォール上で PowerChute Network Shutdown ポー ト を開 く 必要があ り ます。 こ の
設定を自動で行い ますか?
詳細については、 「
フ ァ イ アーウ ォ ール
」 を参照 し て く だ さ い。
イ ンス ト ールが完了し た ら、 システムを保護するために
PowerChute を設定する必要があ り ます。
Windows では、 このダイ アログボ ッ ク スで [ 完了 (Finish)] ボ タ ン を ク リ ッ クする と、 PowerChute
セ ッ ト ア ッ プウ ィ ザー ド が自動的に起動 し ます。
Windows Server Core の場合は、 次のダイアログボ ッ ク スが表示されますので、 手順に従っ て く だ
さ い。
ソ フ ト ウ ェ アのア ッ プグ レー ド
PowerChute v3.1 以降がすでに イ ン ス ト ール さ れている場合には、 イ ン ス ト ールのプ ロ セスで、
新規イ ン ス ト ールに よ る完全な置き換えではな く 、 既存の設定を引き継いだア ッ プグ レー ド イ
ン ス ト ール と し て実行 さ れる こ と が通知 さ れます。 ア ッ プグ レー ド では、 構成の既存の設定を
引き継ぐ こ と が可能にな り ます。
PowerChute の旧バージ ョ ン では、 v4.3 を イ ン ス ト ールする前に ソ フ ト ウ ェ ア を ア ン イ ン ス
ト ールする必要があ り ます。
Windows でア ッ プグレー ド し た場合は、 PowerChute セ ッ ト ア ッ プウ ィ ザー ド の実行は必要あ
り ません。
ア ッ プグ レー ド イ ン ス ト ールの実行後、
PowerChute ユーザーイ ン タ ー フ ェ イ ス機能改善が正
確に適用 さ れる ためには、 ブ ラ ウザーの履歴を消去する必要があ り ます。
•
Internet Explorer の場合 - [ ツール ] > [ セー フ テ ィ ] > [ 閲覧履歴の削除 ] を選択
•
Chrome の場合 - [ 設定 ] > [ 詳細設定を表示 ] > [ プ ラ イバシー ] > [ 閲覧履歴データの消去 ]
を選択
•
Firefox の場合 - [ メ ニ ューを開き ます ] > [ 履歴 ] > [ 最近の履歴を消去 ] を選択
PowerChute v4.3+ は 64 ビ ッ ト 専用アプ リ ケーシ ョ ン であ り 、 32 ビ ッ
ト の OS にはイ ン ス ト ールで き ません。 32 ビ ッ ト のオペレーテ ィ ング
シ ス テムを お持ちの場合は、
v4.3+ にア ッ プグレー ド で き ません。
Windows でのア ン イ ン ス ト ール
Windows のス タ ー ト メ ニ ュ ーにある
[PowerChute Network Shutdown]
か ら
[ ア ン イ ン ス
ト ール
]
を使用 し ます。
Windows Server Core の場合は以下の手順に従っ て く だ さ い。
1. コ マ ン ド プ ロ ン プ ト ウ ィ ン ド ウを開き ます。
2. C:\Program Files\APC\PowerChute\uninstall.exe と 入力 し て、 Enter キーを
押 し ます。
Windows Server 2012 の場合は、 [ プ ログ ラムの追加 と 削除 ] を使用 し て PowerChute を ア ン イ
ン ス ト ール し て く だ さ い。
1.
[ ス タ ー ト ]
メ ニ ュ ーの
[PowerChute Network Shutdown] メ ニ ュ ーオプ シ ョ ン を右ク
リ ッ ク し ます。
2. 画面の一番下に表示 さ れるオプ シ ョ ン メ ニ ューから
[ ア ン イ ン ス ト ール ]
を選択 し ます。
自動モー ド でア ン イ ン ス ト ールする方法 :
1. コ マ ン ド プ ロ ン プ ト を開き ます。
ソ フ ト ウ ェ アの自動イ ン ス ト ール
自動イ ン ス ト ール と は、 イ ン ス ト ールが無人または非対話的に行われる こ と を指 し ます。
Windows での自動イ ン ス ト ール
以下の手順を実行 し て く だ さ い。
自動イ ン ス ト ールフ ァ イル を編集 し て必要なパラ メ ー タ ーを設定 し ます。 「
自動イ ン ス ト ール
フ ァ イルの編集
」 を参照 し て く だ さ い。
1. Windows コ マ ン ド ラ イ ンに次の 1 行を入力 し ます。
Setup.exe /S /F silentInstall.ini
自動イ ン ス ト ールでは、 同 じ イ ベン ト 設定やシ ャ ッ ト ダウ ン設定を
ロールアウ ト する こ と はで き ません。 ただ し 、 pcnsconfig.ini
を使用する と ロールアウ ト を実行で き ます。 オ ン ラ イ ンヘルプの
INI
フ ァ イルのセ ク シ ョ ン を参照 し て く だ さ い。
PowerChute で自動イ ン ス ト ールがサポー ト さ れるのは、 シ ングル、
冗長および並列
UPS 構成のみです。
自動イ ン ス ト ールが失敗 し た場合は、 「
付録
A: 自動イ ン ス ト ールの
エ ラ ー コ ー ド
」 を参照 し て く だ さ い。
自動イ ン ス ト ールフ ァ イルの編集
Windows オペレーテ ィ ングシステムでは、 自動イ ン ス ト ールの設定を行 う フ ァ イルは
silentInstall.ini
です。こ のフ ァ イルはプ レーン テキス ト フ ァ イルであ る ため、 標準的な テキス ト エデ ィ タ で編集で き
ます。 各フ ィ ール ド または行には、 イ ン ス ト ー ラ ーがイ ン ス ト ールを実行する ために必要な値
が含まれています。 自動イ ン ス ト ール フ ァ イルのフ ィ ール ド を下表に示 し ます。
フ ィ ール ド 名
説明
applicationDirectory= イ ン ス ト ール フ ォルダ を指定 し ます。 (=) の後に フ ォルダ名を入力 し ます。 使用 し ている オペ レーテ ィ ン グシス テムで有効な文字が使 用 さ れている こ と を確認 し て く だ さ い。 注意: イ ン ス ト ールパスには、 日本語な ど で使用 さ れる マルチバイ ト 文字や、 一部のシ ン グルバイ ト の拡張ASCII 文字 (ß, é, ä など) は使用で き ません。 ACCEPT_EULA=yes 「yes」 はソ フ ト ウ ェ ア使用許諾契約の受諾を示 し ます。 こ こ で 「yes」 を指定 し ない限 り 、 イ ン ス ト ールは続行 し ません。 *INSTALL_JAVA= System | PCNS こ こ で、System
と い う 値は、PowerChute のイ ン ス ト ールでパブ リ ッ クJRE を使用する こ と を表 し ます。PCNS
と い う 値は、 プ ラ イ ベー ト JRE を使用する こ と を表 し ます。 *イ ン ス ト ールで、JRE が要件を満た し ているかど う かが検出 さ れます。JREを参照 し て く だ さ い。 REGISTER_WITH_NMC= yes | no「yes」 または 「no」 を使用し ます。 これによ っ て、 PowerChute を Network Management Card (NMC) に登録するかど う かを指定し ます。 MODE=
single | redundant | parallel 「single」、 「redundant」、 または 「parallel」 を使用 し て UPS 構成モード を指定 し ます。 詳細については、 「PowerChute Network Shutdown の動作モー ド と サポー ト さ れるUPS 構成」 (こ ち ら) を参照 し て く だ さ い。 NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6 イ ン タ ーネ ッ ト プ ロ ト コ ル と し てIPv4 または IPv6 を指定 し ます。 IPV6NETWORKCONFIG= unicast |
multicast IPv6 のみを使用する場合 (NETWORKCONFIG= IPv6 と 指定 し た場合) は、 こ こ で通信 メ カ ニズムを指定 し なければな り ません。 「UNICAST_ADDRESS=」 と 「MULTICAST_ADDRESS=」 も参照 し て く だ さ い。
詳細については 「PowerChute Network Shutdown の通信プ ロセス」 (こ ち ら) を参照 し て く だ さ い。 IP_1= IP_2= IP_3= IP_4= IP_5= IP_6= IP_7= # IP_8= # IP_9= 各行で、 こ のPowerChute と 通信を行 う それぞれの NMC の IP ア ド レ ス を指定 し ます。 必要でないエ ン ト リ ーには、 #記号を行の始めにつけて コ メ ン ト ア ウ ト する こ と がで き ます (例8 および 9 参照)。
IP_1_Outlet= IP_2_Outlet= IP_3_Outlet= IP_4_Outlet= IP_5_Outlet= IP_6_Outlet= IP_7_Outlet= # IP_8_Outlet= # IP_9_Outlet= これは、 コ ンセン ト グループ機能付きのUPS (Smart-UPS SMX およ びSMT デバイ スなど) のみに適用されます。 PowerChute に電力を供 給する コ ンセン ト グループ を指定 し て く だ さ い。 ス イ ッ チ ド コ ンセン ト グループのみを持つUPS では、 「IP_1_Outlet」 を 「1」 に設定し なければな り ません。 「0」 と入力する と、 PowerChute は最初のコ ンセン ト グループに関連し た コ ンセン ト イベ ン ト を正 し く 識別で き ない こ とがあ り ます。 メ イ ン コ ン セ ン ト グループ (非ス イ ッ チ ド ) と ス イ ッ チ ド コ ン セ ン ト グループの両方を持つUPS では、 「IP_1_Outlet」 を 「0」 に設定 し なければな り ません。 必要でないエ ン ト リ ーには、 #記号を行の始めにつけて コ メ ン ト ア ウ ト する こ と がで き ます (例8 および 9 を参照)。 PORT= NMC Web のポー ト 番号を指定 し ます。 HTTP 用は 80、 HTTPS 用は 443 です。 PROTOCOL= HTTP | HTTPS 使用する プ ロ ト コ ルの種類を、HTTP または HTTPS のいずれかで指 定 し ます。 ACCEPTCERTS= YES | NO HTTPS プ ロ ト コルを使用する場合、 接続を保護するために SSL 証明 書が使用 さ れます。 デ フ ォル ト では、NMC で使用 さ れるのは自己署 名証明書で、 こ れを承認する必要があ り ます。 「YES」 を選択する と 、 自己署名証明書は自動的に承認 さ れます。 「NO」 を選択する と 、 NMC に有効な証明書が設定 さ れている場合に のみ接続を承認 し ます。 USERNAME= PASSWORD= AUTHENTICATION_PHRASE= ユーザー名、 パスワー ド 、 および認証 フ レーズを入力 し てNMC と の PowerChute の通信を検証 し ます (認証フ レーズが指定 さ れていない 場合、 デ フ ォル ト 値が使用 さ れます)。 注意: セキ ュ リ テ ィ 上の理由か ら、 こ れ らの値をデ フ ォル ト 値か ら 変更する こ と をお勧め し ます。 ユーザー名 と パスワー ド には以下の文字を使用で き ます。 • 小文字 と 大文字のアルフ ァ ベ ッ ト (a ~ z および A ~ Z) • 0 ~ 9 の数字 • 次の記号 : _!\"#$%&'()*+,-./:;<=>?@^`{|}[]~ パスワー ド は3 ~ 32 文字、 ユーザー名は 3 ~ 10 文字で指定 し て く だ さ い。 認証 フ レーズはASCII 文字で 15 ~ 32 文字以内です。 LOCAL_IP_ADDRESS= こ の情報は、 複数のネ ッ ト ワー ク カ ー ド が装着 さ れている PowerChute サーバーに適用 さ れます。 これを使用 し て、 PowerChute と 通信する カー ド の IP ア ド レ ス を指定 し ます。
UNICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6でIPv6、IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicastでunicast を指定 し た場合は、 こ こ でユニキ ャ ス ト ホス ト ア ド レ ス を指定する必要があ り ます。
MULTICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6でIPv6、IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicastでmulticast を指定 し た場合、 Network
Management カー ド は、 こ こ で指定 し たマルチキ ャ ス ト ア ド レ スに UDP パケ ッ ト を送信 し ます。
SNMPv1
ENABLE_SNMPV1_ACCESS = True |
False SNMPv1 ア ク セス を有効にするには True、 無効にするには Falseを指定 し ます。 NAME _COMMUNITY_N = コ ミ ュ ニ テ ィ ー名を15 文字以下の ASCII 文字で入力 し ます。 NMS_COMMUNITY_N= ネ ッ ト ワー ク管理シス テムのIP ア ド レ ス を入力 し ます。
ACCESS_TYPE_COMMUNITY_N =
READONLY | READWRITE | DISABLED SNMP コ ミ ュ ニテ ィ ー文字列のア ク セス タ イ プ を指定 し ます。• DISABLED: SNMP GET および SET 要求は禁止 さ れます。 • READONLY: SNMP GET 要求のみが許可 さ れます。
• READWRITE: SNMP GET および SET 要求は許可 さ れます。
SNMP_PORT =
SNMP ポー ト を指定 し ます。 デ フ ォル ト 値は 161 です。注意
:
N は整数 (0-N) を表 し ます。SNMPv3
ENABLE_SNMPV3_ACCESS = True |
False SNMPv3 ア ク セス を有効にするには True、 無効にするには Falseを指定 し ます。 USERNAME_PROFILE_N = SNMPv3 ユーザープ ロ フ ァ イルのユーザー名を 32 文字以下の ASCII
文字で入力 し ます。
AUTH_PASSPHRASE_PROFILE_N = 認証パス フ レーズを8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力 し ます。 PRIV_PASSPHRASE_PROFILE_N = プ ラ イバシーパス フ レーズを8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力し ます。 AUTH_PROTOCOL_PROFILE_N = MD5
| SHA1 | SHA256 | SHA512 | NONE SNMPv3 ユーザープ ロ フ ァ イルの認証プ ロ ト コルを指定 し ます。 PRIV_PROTOCOL_PROFILE_N =
AES128 | AES192 | AES192EX | AES256EX | AES256 | DES | NONE
SNMPv3 ユーザープ ロ フ ァ イルのプ ラ イバシープ ロ ト コルを指定 し ます。
AES-192/Ex および AES-256 /Ex の JRE 要件の詳細については、
www.apc.com にある 「PowerChute Network Shutdown ユーザーガ
イ ド 」 の 「SNMP の ト ラ ブルシ ューテ ィ ング」 を参照し て く だ さ い。 ACCESS_TYPE_PROFILE_N =
READONLY | READWRITE | DISABLED SNMPv3 ユーザープ ロ フ ァ イルのア ク セス タ イ プ を指定 し ます。• DISABLED: SNMP GET および SET 要求は禁止 さ れます。 • READONLY: SNMP GET 要求のみが許可 さ れます。
• READWRITE: SNMP GET および SET 要求は許可 さ れます。 SNMP_PORT= SNMP デ ィ スカバリ ーポー ト を指定し ます。 デフ ォル ト 値は 161 です。
注意
:
N は整数 (0-N) を表 し ます。SNMP ト ラ ッ プ
UPSCriticalEvents_Enabled = True |
False UPS 重大イベン ト の SNMP ト ラ ッ プ を有効にするには True を指定します。 UPSCriticalEvents_SendClearingTrap =
True | False UPS 重大イベン ト のク リ ア後に ト ラ ッ プ を 1 回だけ送信するにはTrue を入力し ます。 UPSCriticalEvents_Delay = ト ラ ッ プ を送信するためにUPS 重大イベン ト が継続する必要がある
時間を秒数で指定 し ます。
UPSCriticalEvents_RepeatInterval = ト ラ ッ プ を再送信する間隔を秒数で指定 し ます。 UPSCriticalEvents_RepeatUntilCleared =
True | False UPS 重大イベン ト がク リ ア されるまで繰 り 返し間隔で ト ラ ッ プ を送信 し たい場合はTrue を指定し ます。 UPSCriticalEvents_RepeatTimes = UPS 重大イベン ト が発生し た際に ト ラ ッ プ を送信する回数を指定し ます。 LostCommsEvents_Enabled = True | False 通信消失イ ベン ト のSNMP ト ラ ッ プ を有効にするには True を指定し ます。
フ ィ ール ド 名
説明
LostCommsEvents_SendClearingTrap = True | False 通信消失イ ベン ト のク リ ア後に ト ラ ッ プ を1 回だけ送信するには True を入力 し ます。 LostCommsEvents_Delay = ト ラ ッ プ を送信するために通信消失イ ベン ト が継続する必要がある時 間を秒数で指定 し ます。 LostCommsEvents_RepeatInterval = ト ラ ッ プ を再送信する間隔を秒数で指定 し ます。 LostCommsEvents_RepeatUntilCleared = True | False 通信消失イ ベン ト がク リ ア さ れる まで繰 り 返 し 間隔で ト ラ ッ プ を送信 し たい場合はTrue を指定し ます。 LostCommsEvents_RepeatTimes = 通信消失イ ベン ト が発生 し た際に ト ラ ッ プ を送信する回数を指定 し ます。
Enabled_TrapReceiver_N = True | False ト ラ ッ プ レ シーバーを有効にするにはTrue を入力し ます。
NMS_TrapReceiver_N = ト ラ ッ プ を受信するNetwork Management System の IP ア ド レ スを入 力 し ます。 Port_TrapReceiver_N = ト ラ ッ プ レ シーバーのポー ト 番号を入力 し ます。 Type_TrapReceiver_N = v1 | v3 ト ラ ッ プ を送信するSNMP のバージ ョ ン を指定し ます。 ProfileName_TrapReceiver_N = ト ラ ッ プの送信に使用するSNMPv3 ユーザープ ロ フ ァ イルのユー ザー名を入力 し ます。
注意
:
N は整数 (0-N) を表 し ます。フ ィ ール ド 名
説明
イ ン ス ト ールガ イ ド
PowerChute Network Shutdown
PowerChute Network Shutdown
のイ ン ス ト ール
以下の項目を参照 し て く だ さ い。
•
Linux および UNIX でのイ ン ス ト ール手順
•
ソ フ ト ウ ェ アのア ッ プグ レー ド
•
Linux および UNIX でのア ン イ ン ス ト ール
•
ソ フ ト ウ ェ アの自動イ ン ス ト ール
Linux および UNIX でのイ ン ス ト ール手順
次の手順は、
Solaris、 AIX および HP-UX で イ ン ス ト ールする場合に も適用 さ れます。 イ ン ス
ト ールを実行するにはルー ト 権限を持 っ ている必要があ り ます。
1. CD から イ ン ス ト ールする場合は、 CD の Linux_x64 デ ィ レ ク ト リ で イ ン ト ールフ ァ イ
ルを見つけます。 該当する イ ン ス ト ールフ ァ イルを使用サーバのテ ンポ ラ リ デ ィ レ ク ト
リ に コ ピー し ます。
2. Web サイ ト から イ ン ス ト ールする場合は、
pcns430Linux.tar.gz
フ ァ イルを、 ご使用のサーバーのテ ンポ ラ リ デ ィ レ ク ト リ ーに コ ピー し ます。
作業デ ィ レ ク ト リ ーを テ ンポ ラ リ デ ィ レ ク ト リ ーに変更 し ます。 こ こ で次の コ マ ン ド を
入力 し ます。
gunzip pcns430Linux.tar.gz
tar -xf pcns430Linux.tar
3. ルー ト ユーザー と し て ログ イ ン し ていない場合は、 sudo を使用 し て イ ン ス ト ー ラ ーを
実行するか、 または
su コ マ ン ド を使用 し て、 ルー ト ユーザーのコ ン テキス ト に切 り 替
えて イ ン ス ト ー ラ ーを実行する必要があ り ます。
./install.sh
4. [License Agreement] ダ イ ア ログボ ッ ク スで、 ラ イ セ ン ス利用許諾書の内容に同意する
場合は 「Yes」 と 入力 し てから Enter キーを押 し て続行 し ます。 終了する場合は 「No」
と 入力 し ます。
5. PowerChute には、 ソ フ ト ウ ェ アにバン ド ル さ れている プ ラ イ ベー ト Java Runtime
Environment (JRE) が含まれています。 ただ し 、 PowerChute は、 プ ラ イ ベー ト JRE
に
IBM AIX™、 HP-UX、 および Solaris を提供 し ません。 これらの OS のひ と つに
PowerChute を イ ン ス ト ールする場合は、 まず PowerChute で使用するパブ リ ッ ク JRE
を ダウ ン ロー ド し て イ ン ス ト ールする必要があ り ます。
JRE は、
http://java.com
または
http://jdk.java.net
から ダウン ロー ド で き ます。 その他の Linux ベースの OS の場合、
PowerChute はバン ド ル さ れた JRE を OS に自動的に イ ン ス ト ール し ます
パブ リ ッ ク
JRE を使用する場合、 そのパス を入力する必要があ り ます。 イ ン ス ト ール
先のフ ォルダ を指定するか、 またはデ フ ォル ト のフ ォルダ を受け入れます。
スペース を含むデ ィ レ ク ト リ ー名は、 イ ン ス ト ール先に も
Java デ ィ レ ク ト リ ーに も指
定で き ません。 イ ン ス ト ール先のデ ィ レ ク ト リ ーを指定 し ない と 、 デ フ ォル ト デ ィ レ ク
ト リ ー (/opt/APC) に イ ン ス ト ール さ れます。
イ ン ス ト ールが完了 し た ら、 シ ス テムを保護する ための設定が必要です。 ブ ラ ウザーを起動 し
て
PowerChute の URL を入力 し て く だ さ い。
https://<your_machine_name/ IP>:6547
PowerChute セ ッ ト ア ッ プウ ィ ザー ド の手順に従っ て設定を完了 し ます。
Web からのダウン ロー ド 後に、 実行の許可を与え る必要があ り ます。
chmod +x install.sh
ソ フ ト ウ ェ アのア ッ プグ レー ド
PowerChute v3.1 以降がすでに イ ン ス ト ール さ れている場合には、 イ ン ス ト ールのプ ロ セスで、
新規イ ン ス ト ールに よ る完全な置き換えではな く 、 既存の設定を引き継いだア ッ プグ レー ド イ
ン ス ト ール と し て実行 さ れる こ と が通知 さ れます。 ア ッ プグ レー ド では、 構成の既存の設定を
引き継ぐ こ と が可能にな り ます。
Linux でア ッ プグレー ド し た場合は、 PowerChute セ ッ ト ア ッ プウ ィ ザー ド を実行する必要があ
り ます。
ア ッ プグ レー ド イ ン ス ト ールの実行後、
PowerChute ユーザーイ ン タ ー フ ェ イ ス機能改善が正
確に適用 さ れる ためには、 ブ ラ ウザーの履歴を消去する必要があ り ます。
•
Internet Explorer の場合 - [ ツール ] > [ セー フ テ ィ ] > [ 閲覧履歴の削除 ] を選択
•
Chrome の場合 - [ 設定 ] > [ 詳細設定を表示 ] > [ プ ラ イバシー ] > [ 閲覧履歴データの消去 ]
を選択
•
Firefox の場合 - [ メ ニ ューを開き ます ] > [ 履歴 ] > [ 最近の履歴を消去 ] を選択
PowerChute v4.3+ は 64 ビ ッ ト 専用アプ リ ケーシ ョ ン であ り 、 32 ビ ッ
ト の OS にはイ ン ス ト ールで き ません。 32 ビ ッ ト のオペレーテ ィ ング
シ ス テムを
お使いの場合は、
v4.3+ にア ッ プグレー ド で き ません。
Linux および UNIX でのア ン イ ン ス ト ール
Linux の場合 :
•
タ ー ミ ナルプ ロ ン プ ト か ら、
PowerChute デ ィ レ ク ト リ ーのア ン イ ン ス ト ールス ク リ プ
ト を実行 し ます。
/opt/APC/PowerChute/uninstall
•
自動モー ド
でア ン イ ン ス ト ールするには、
PowerChute デ ィ レ ク ト リ ーにある ア ン イ ン
ス ト ールス ク リ プ ト の -q オプ シ ョ ン を使用 し ます。
/opt/APC/PowerChute/uninstall -q
•
UNIX の場合、 デーモ ンが起動する と ス ク リ プ ト によ っ て 1024 フ ァ イルハン ド ルが追
加 さ れます。 不要な場合は、 以下の場所で ulimit -n 1024 を
PCNS 起動ス ク リ プ ト
か ら 削除 し ます。
/opt/APC/PowerChute/group1/powerchute.sh
ソ フ ト ウ ェ アの自動イ ン ス ト ール
自動イ ン ス ト ール と は、 イ ン ス ト ールが無人または非対話的に行われる こ と を指 し ます。
Linux での自動イ ン ス ト ール
自動イ ン ス ト ールフ ァ イル (silentInstall.sample) を編集 し て必要なパラ メ ー タ ーを設
定 し ます。 「
自動イ ン ス ト ールフ ァ イルの編集
」 を参照 し て く だ さ い。
下記の コ マ ン ド を実行 し て、 管理者 と し て イ ン ス ト ールを開始 し ます。
./install.sh –f silentInstall.sample
自動イ ン ス ト ールでは、 同 じ イ ベン ト 設定やシ ャ ッ ト ダウ ン設定を
ロールアウ ト する こ と はで き ません。 ただ し 、 pcnsconfig.ini
を使用する と ロールアウ ト を実行で き ます。 オ ン ラ イ ンヘルプの
INI
フ ァ イルのセ ク シ ョ ン を参照 し て く だ さ い。
PowerChute で自動イ ン ス ト ールがサポー ト さ れるのは、 シ ングル、
冗長および並列
UPS 構成のみです。
自動イ ン ス ト ールが失敗 し た場合は、 「
付録
A: 自動イ ン ス ト ールの
エ ラ ー コ ー ド
」 を参照 し て く だ さ い。
自動イ ン ス ト ールフ ァ イルの編集
Linux OS で自動 イ ン ス ト ールを開始す る フ ァ イ ルは 「silentInstall.sample」 と い う 名
前です。
こ のフ ァ イルはプ レーン テキス ト フ ァ イルであ る ため、 標準的な テキス ト エデ ィ タ で編集で き
ます。 各フ ィ ール ド または行には、 イ ン ス ト ー ラ ーがイ ン ス ト ールを実行する ために必要な値
が含まれています。 自動イ ン ス ト ール フ ァ イルのフ ィ ール ド を下表に示 し ます。
フ ィ ール ド 名
説明
INSTALL_DIR= イ ン ス ト ール先を指定 し ます。 「=」 の後ろに イ ン ス ト ール先を入力 し ます。 使用 し ている オペ レーテ ィ ン グシス テム上で有効な文字が使用 さ れている こ と を確認 し て く だ さ い。 注意 : イ ン ス ト ールパスには、 日本語な ど で使用 さ れる マルチバイ ト 文字や、 一部のシ ングルバイ ト の拡張ASCII 文字 (ß, é, ä など) は使 用で き ません。JAVA_DIR= JRE のデ ィ レ ク ト リ ーを指定 し ます。 システムでパブ リ ッ ク JRE がイ ン ス ト ール さ れているパス を入力 し ます。 (例 : /usr/local/bin/ jre/jre1.X.X_XX.)
こ の値が空白または存在 し ない場合、 プ ラ イ ベー ト JRE がイ ン ス ト ー ル さ れます。
ACCEPT_EULA=yes 「yes」 はソ フ ト ウ ェ ア使用許諾契約の受諾を示 し ます。 こ こ で 「yes」 を指定 し ない限 り 、 イ ン ス ト ールは続行 し ません。
REGISTER_WITH_NMC=
yes | no 「yes」 または 「no」 を使用し ます。 これによ っ て、 PowerChute をNetwork Management Card (NMC) に登録するかど う かを指定し ます。 MODE=
single | redundant | parallel 「single」、 「redundant」、 または 「parallel」 を使用 し て UPS 構成モード を指定 し ます。 詳細については、 「PowerChute Network Shutdown の動作モー ド と サポー ト さ れるUPS 構成」 (こ ち ら) を参照 し て く だ さ い。 NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6 イ ン タ ーネ ッ ト プ ロ ト コ ル と し てIPv4 または IPv6 を指定 し ます。 IPV6NETWORKCONFIG=
unicast | multicast IPv6 のみを使用する場合 (NETWORKCONFIG= IPv6 と 指定 し た場合) は、 こ こ で通信 メ カ ニズムを指定 し なければな り ません。 「UNICAST_ADDRESS=」 と 「MULTICAST_ADDRESS=」 も参照 し て
く だ さ い。
詳細については 「PowerChute Network Shutdown の通信プ ロセス」 (こ ち ら) を参照 し て く だ さ い。 IP_1= IP_2= IP_3= IP_4= IP_5= IP_6= IP_7= # IP_8= # IP_9= 各行で、 こ のPowerChute と 通信を行 う それぞれの NMC の IP ア ド レ ス を指定 し ます。 必要でないエ ン ト リ ーには、 #記号を行の始めにつけて コ メ ン ト アウ ト する こ と がで き ます (例8 および 9 参照)。
IP_1_Outlet= IP_2_Outlet= IP_3_Outlet= IP_4_Outlet= IP_5_Outlet= IP_6_Outlet= IP_7_Outlet= # IP_8_Outlet= # IP_9_Outlet= こ れは、 コ ン セ ン ト グループ機能付きのUPS (Smart-UPS SMX およ びSMT デバイ スなど) のみに適用 さ れます。 PowerChute に電力を供 給する コ ン セ ン ト グループ を指定 し て く だ さ い。 ス イ ッ チ ド コ ンセン ト グループのみを持つUPS では、 「IP_1_Outlet」 を 「1」 に設定し なければな り ません。 「0」 と入力する と、 PowerChute は 最初のコ ンセン ト グループに関連 し た コ ンセン ト イベン ト を正 し く 識別 で き ない こ とがあ り ます。 メ イ ン コ ン セ ン ト グループ (非ス イ ッ チ ド ) と ス イ ッ チ ド コ ン セ ン ト グループの両方を持つUPS では、 「IP_1_Outlet」 を 「0」 に設定 し な ければな り ません。 必要でないエ ン ト リ ーには、 #記号を行の始めにつけて コ メ ン ト アウ ト する こ と がで き ます (例8 および 9 を参照)。 PORT= NMC Web のポー ト 番号を指定 し ます。 HTTP 用は 80、 HTTPS 用は 443 です。 PROTOCOL= HTTP | HTTPS 使用する プ ロ ト コ ルの種類を、HTTP または HTTPS のいずれかで指 定 し ます。 ACCEPTCERTS= YES | NO HTTPS プ ロ ト コルを使用する場合、 接続を保護するために SSL 証明 書が使用 さ れます。 デ フ ォル ト では、NMC で使用 さ れるのは自己署名 証明書で、 こ れを承認する必要があ り ます。 「YES」 を選択する と 、 自己署名証明書は自動的に承認 さ れます。 「NO」 を選択する と 、 NMC に有効な証明書が設定 さ れている場合にの み接続を承認 し ます。 USERNAME= PASSWORD= AUTHENTICATION_PHRASE= ユーザー名、 パスワー ド 、 および認証 フ レーズを入力 し てNMC と の PowerChute の通信を検証 し ます (認証フ レーズが指定 さ れていない 場合、 デ フ ォル ト 値が使用 さ れます)。 注意: セキ ュ リ テ ィ 上の理由か ら、 こ れ らの値をデ フ ォル ト 値か ら変 更する こ と をお勧め し ます。 ユーザー名 と パスワー ド には以下の文字を使用で き ます。 • 小文字 と 大文字のアルフ ァ ベ ッ ト (a ~ z および A ~ Z) • 0 ~ 9 の数字 • 次の記号 : _!\"#$%&'()*+,-./:;<=>?@^`{|}[]~ パスワー ド は3 ~ 32 文字、 ユーザー名は 3 ~ 10 文字で指定 し て く だ さ い。 認証 フ レーズはASCII 文字で 15 ~ 32 文字以内です。 LOCAL_IP_ADDRESS= こ の情報は、 複数のネ ッ ト ワー ク カ ー ド が装着 さ れている PowerChute サーバーに適用 さ れます。 これを使用 し て、 PowerChute と 通信する カ ー ド のIP ア ド レ ス を指定 し ます。
UNICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6でIPv6、IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicastでunicast を指定 し た場合は、 こ こ でユニキ ャ ス ト ホス ト ア ド レ ス を指定する必要があ り ます。
MULTICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6でIPv6、IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicastでmulticast を指定 し た場合、 Network Management カ ー ド は、 こ こ で指定 し たマルチキ ャ ス ト ア ド レ スにUDP パケ ッ ト を送信 し ます。
SNMPv1
ENABLE_SNMPV1_ACCESS = True |
False SNMPv1 ア ク セス を有効にするには True、 無効にするには False を指定 し ます。 NAME _COMMUNITY_N = コ ミ ュ ニテ ィ ー名を15 文字以下の ASCII 文字で入力 し ます。
NMS_COMMUNITY_N= Network Management System の IP ア ド レ ス を入力 し ます。
ACCESS_TYPE_COMMUNITY_N = READONLY | READWRITE | DISABLED
SNMP コ ミ ュ ニテ ィ ー文字列のア ク セス タ イ プ を指定 し ます。 • DISABLED: SNMP GET および SET 要求は禁止 さ れます。 • READONLY: SNMP GET 要求のみが許可 さ れます。
• READWRITE: SNMP GET および SET 要求は許可 さ れます。
SNMP_PORT =
SNMP ポー ト を指定 し ます。 デ フ ォル ト 値は 161 です。注意
:
N は整数 (0-N) を表 し ます。SNMPv3
ENABLE_SNMPV3_ACCESS =
True | False SNMPv3 ア ク セス を有効にするには True、 無効にするには False を指定 し ます。 USERNAME_PROFILE_N = SNMPv3 ユーザープ ロ フ ァ イルのユーザー名を 32 文字以下の ASCII
文字で入力 し ます。
AUTH_PASSPHRASE_PROFILE_N = 認証パス フ レーズを8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力 し ます。
PRIV_PASSPHRASE_PROFILE_N = プ ラ イバシーパス フ レーズを8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力 し ます。 AUTH_PROTOCOL_PROFILE_N = MD5
| SHA1 | SHA256 | SHA512 | NONE SNMPv3 ユーザープ ロ フ ァ イルの認証プ ロ ト コルを指定 し ます。 PRIV_PROTOCOL_PROFILE_N =
AES128 | AES192 | AES192EX | AES256EX | AES256 | DES | NONE
SNMPv3 ユーザープロ フ ァ イルのプ ラ イバシープロ ト コルを指定し ます。 AES-192/Ex および AES-256/Ex の JRE 要件の詳細については、
www.apc.com にある 「PowerChute Network Shutdown ユーザーガ イ
ド 」 の 「SNMP の ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ング」 を参照 し て く だ さ い。 ACCESS_TYPE_PROFILE_N =
READONLY | READWRITE | DISABLED
SNMPv3 ユーザープ ロ フ ァ イルのア ク セス タ イ プ を指定 し ます。 • DISABLED: SNMP GET および SET 要求は禁止 さ れます。 • READONLY: SNMP GET 要求のみが許可 さ れます。
• READWRITE: SNMP GET および SET 要求は許可 さ れます。 SNMP_PORT= SNMP デ ィ ス カバ リ ーポー ト を指定し ます。 デ フ ォル ト 値は 161 です。
注意
:
N は整数 (0-N) を表 し ます。SNMP ト ラ ッ プ
UPSCriticalEvents_Enabled =
True | False UPS 重大イ ベン ト の SNMP ト ラ ッ プ を有効にするには True を指定 します。 UPSCriticalEvents_SendClearingTrap =
True | False UPS 重大イベン ト のク リ ア後に ト ラ ッ プ を 1 回だけ送信するには Trueを入力 し ます。 UPSCriticalEvents_Delay = ト ラ ッ プ を送信するためにUPS 重大イベン ト が継続する必要がある時
間を秒数で指定 し ます。
UPSCriticalEvents_RepeatInterval = ト ラ ッ プ を再送信する間隔を秒数で指定 し ます。 UPSCriticalEvents_RepeatUntilCleared =
True | False UPS 重大イベン ト がク リ ア されるまで繰 り 返し間隔で ト ラ ッ プ を送信し たい場合はTrue を指定し ます。 UPSCriticalEvents_RepeatTimes = UPS 重大イ ベン ト が発生 し た際に ト ラ ッ プ を送信する回数を指定 し ます。 LostCommsEvents_Enabled = True | False 通信消失イ ベン ト のSNMP ト ラ ッ プ を有効にするには True を指定 し ます。
フ ィ ール ド 名
説明
LostCommsEvents_SendClearingTrap = True | False 通信消失イ ベン ト のク リ ア後に ト ラ ッ プ を1 回だけ送信するには True を入力 し ます。 LostCommsEvents_Delay = ト ラ ッ プ を送信するために通信消失イ ベン ト が継続する必要がある時 間を秒数で指定 し ます。 LostCommsEvents_RepeatInterval = ト ラ ッ プ を再送信する間隔を秒数で指定 し ます。 LostCommsEvents_RepeatUntilCleared = True | False 通信消失イ ベン ト がク リ ア さ れる まで繰 り 返 し 間隔で ト ラ ッ プ を送信 し たい場合はTrue を指定し ます。 LostCommsEvents_RepeatTimes = 通信消失イベン ト が発生し た際に ト ラ ッ プを送信する回数を指定し ます。 Enabled_TrapReceiver_N = True | False ト ラ ッ プ レ シーバーを有効にするにはTrue を入力し ます。
NMS_TrapReceiver_N = ト ラ ッ プ を受信するNetwork Management System の IP ア ド レ スを入 力 し ます。 Port_TrapReceiver_N = ト ラ ッ プ レ シーバーのポー ト 番号を入力 し ます。 Type_TrapReceiver_N = v1 | v3 ト ラ ッ プ を送信するSNMP のバージ ョ ン を指定し ます。 ProfileName_TrapReceiver_N = ト ラ ッ プの送信に使用するSNMPv3 ユーザープ ロ フ ァ イルのユーザー 名を入力 し ます。
注意
:
N は整数 (0-N) を表 し ます。フ ィ ール ド 名
説明
イ ン ス ト ールガ イ ド
PowerChute Network Shutdown
PowerChute Network Shutdown
のイ ン ス ト ール
以下の項目を参照 し て く だ さ い。
•
Mac OS X でのイ ン ス ト ール
•
ソ フ ト ウ ェ アのア ッ プグ レー ド
•
Mac OS X でのア ン イ ン ス ト ール
•
ソ フ ト ウ ェ アの自動イ ン ス ト ール
Mac OS X でのイ ン ス ト ール
PowerChute は保護対象のマシ ン で イ ン ス ト ールする必要があ り ます。 以下の手順を実行 し て
く だ さ い。
1. PowerChute は PowerChute CD の MacOSX フ ォルダにあ り ます。 または、
APC の Web
サイ ト
から ダウン ロー ド し ます。
Mac OS X フ ォルダから Mac 上のフ ォルダにイ ンス ト ー
ルフ ァ イルを コ ピー し ます。
2. タ ー ミ ナルを開き、 イ ン ス ト ールス ク リ プ ト を格納する フ ォルダに移動 し ます。
3. ./install.command を実行 し ます。
4. タ ー ミ ナルウ ィ ン ド ウでパスワー ド を入力する よ う に求め られます。
5. PowerChute イ ン ス ト ー ラ ーが表示 さ れるので、 [Next] を ク リ ッ ク し て使用許諾契約書
を受諾 し ます。
6. PowerChute のイ ン ス ト ール先のデ ィ レ ク ト リ ーへのパス を入力 し ます。
7.
[Next]
を ク リ ッ ク し て イ ン ス ト ールを続行 し ます。 イ ン ス ト ールが始ま っ た ら キ ャ ン セ
ルする こ と はで き ません。
9. イ ン ス ト ールが成功 し た ら、 ウ ィ ン ド ウが表示 さ れサーバー設定を求め られます。
10.
[Open PCNS in browser]
を ク リ ッ ク し 、
PowerChute セ ッ ト ア ッ プウ ィ ザー ド を完了
し ます。
イ ン ス ト ールが完了 し た ら、 シ ス テムを保護する ための設定が必要です。 セ ッ ト ア ッ プ
ウ ィ ザー ド に従っ て設定を指定 し て く だ さ い。
ソ フ ト ウ ェ アのア ッ プグ レー ド
Mac OS X で イ ン ス ト ール中に PowerChute を ア ッ プグレー ド する こ と はで き ません。 新 し い
バージ ョ ンの
PowerChute を イ ン ス ト ールするには、 前のバージ ョ ン を手動でア ン イ ン ス ト ー
ル し て最新バージ ョ ンの
PowerChute v4.3 のフルイ ン ス ト ールを実行する必要があ り ます。
Mac OS X でのア ン イ ン ス ト ール
Mac OS X で PowerChute を ア ン イ ン ス ト ールする方法 :
1. イ ン ス ト ールフ ァ イルの保存先フ ォルダに移動 し ます :
/Users/Shared/Applications/APC/PowerChute
2. uninstall.command と い う フ ァ イルを ダブルク リ ッ ク し ます。
3. タ ー ミ ナルウ ィ ン ド ウが開き、 パスワー ド の入力を求められます。
4. ア ン イ ン ス ト ールの確認ウ ィ ン ド ウが開き ます。 ア ン イ ン ス ト ールするには、
[Yes]
を ク リ ッ ク し ます。
5. ア ン イ ン ス ト ールの完了を示す確認ウ ィ ン ド ウが表示 さ れます。
自動モー ド でア ン イ ン ス ト ールする方法 :
1. タ ー ミ ナルウ ィ ン ド ウで、 PowerChute フ ァ イルのイ ン ス ト ール先フ ォ ルダへ移動 し
ます。
2. ./uninstall.command -q コ マ ン ド を入力 し ます。
ソ フ ト ウ ェ アの自動イ ン ス ト ール
自動イ ン ス ト ール と は、 イ ン ス ト ールが無人または非対話的に行われる こ と を指 し ます。
Mac OS X での自動イ ン ス ト ール
自動イ ン ス ト ールフ ァ イル を編集 し て必要なパラ メ ー タ ーを設定 し ます。 「
自動イ ン ス ト ール
フ ァ イルの編集
」 を参照 し て く だ さ い。
Mac OS X でのイ ンス ト ールでは、 新し いサーバーの一時フ ォルダに移動し下記のコ マン ド
を 1 行で入力し ます。
Install.command –s silentinstall.ini
「applicationDirectory」 は
INI フ ァ イル内で最初の行である必要があ り ます。 「
自動イ ン
ス ト ールフ ァ イルの編集
」 を参照 し て く だ さ い。
自動イ ン ス ト ールでは、 同 じ イ ベン ト 設定やシ ャ ッ ト ダウ ン設定を
ロールアウ ト する こ と はで き ません。 ただ し 、 pcnsconfig.ini
を使用する と ロールアウ ト を実行で き ます。 オ ン ラ イ ンヘルプの
INI
フ ァ イルのセ ク シ ョ ン を参照 し て く だ さ い。
PowerChute で自動イ ン ス ト ールがサポー ト さ れるのは、 シ ングル、
冗長および並列
UPS 構成のみです。
sudo を使用する と ユーザーは常にパスワー ド の入力を求められます。
パスワー ド の入力を自動で行 う には、 以下の コ マ ン ド を使用で き ます。
Echo password | sudo –S ./install.command –s
自動イ ン ス ト ールが失敗 し た場合は、 「
付録
A: 自動イ ン ス ト ールの
エ ラ ー コ ー ド
」 を参照 し て く だ さ い。
自動イ ン ス ト ールフ ァ イルの編集
Mac OS X で自動イ ンス ト ールを開始する フ ァ イルは 「silentInstall.ini」 と い う 名前です。
各フ ィ ール ド または行には、 イ ン ス ト ー ラ ーがイ ン ス ト ールを実行する ために必要な値が含ま
れています。 自動イ ン ス ト ール フ ァ イルのフ ィ ール ド を下表に示 し ます。
フ ィ ール ド 名
説明
applicationDirectory= イ ン ス ト ールフ ォルダ を指定 し ます。 (=) の後に フ ォルダ名を入力 し ま す。 使用 し ている オペ レーテ ィ ングシ ス テムで有効な文字が使用 さ れて いる こ と を確認 し て く だ さ い。 注意: イ ン ス ト ールパスには、 日本語な ど で使用 さ れる マルチバイ ト 文 字や、 一部のシ ングルバイ ト の拡張ASCII 文字 (ß, é, ä など) は使用 で き ません。ACCEPT_EULA=yes 「yes」 はソ フ ト ウ ェ ア使用許諾契約の受諾を示 し ます。 こ こ で 「yes」 を指定 し ない限 り 、 イ ン ス ト ールは続行 し ません。
REGISTER_WITH_NMC= yes | no
「yes」 または 「no」 を使用 し ます。 これによ っ て、 PowerChute を Network Management Card (NMC) に登録するかど う かを指定 し ます。 MODE=
single | redundant | parallel 「single」、 「redundant」、 または 「parallel」 を使用 し て UPS 構成モー ドを指定 し ます。 詳細については、 「PowerChute Network Shutdown の動 作モー ド と サポー ト さ れるUPS 構成」 (こ ち ら) を参照 し て く だ さ い。 NETWORKCONFIG=
IPv4 | IPv6
イ ン タ ーネ ッ ト プ ロ ト コ ル と し てIPv4 または IPv6 を指定 し ます。 IPV6NETWORKCONFIG= unicast |
multicast IPv6 のみを使用する場合 (NETWORKCONFIG= IPv6 と 指定 し た場合)は、 こ こ で通信 メ カ ニズムを指定 し なければな り ません。 「UNICAST_ADDRESS=」 と 「MULTICAST_ADDRESS=」 も 参照 し て
く だ さ い。
詳細については 「PowerChute Network Shutdown の通信プ ロセス」 (こ ち ら) を参照 し て く だ さ い。 IP_1= IP_2= IP_3= IP_4= IP_5= IP_6= IP_7= # IP_8= # IP_9= 各行で、 こ のPowerChute と 通信を行 う それぞれの NMC の IP ア ド レ ス を指定 し ます。 必要でないエ ン ト リ ーには、 #記号を行の始めにつけて コ メ ン ト アウ ト する こ と がで き ます (例8 および 9 参照)。 IP_1_Outlet= IP_2_Outlet= IP_3_Outlet= IP_4_Outlet= IP_5_Outlet= IP_6_Outlet= IP_7_Outlet= # IP_8_Outlet= # IP_9_Outlet= こ れは、 コ ン セ ン ト グループ機能付きのUPS (Smart-UPS SMX および SMT デバイ スなど) のみに適用 さ れます。 PowerChute に電力を供給 する コ ン セ ン ト グループ を指定 し て く だ さ い。 ス イ ッ チ ド コ ンセン ト グループのみを持つUPS では、 「IP_1_Outlet」 を 「1」 に設定し なければな り ません。 「0」 と入力する と、 PowerChute は 最初のコ ンセン ト グループに関連し た コ ンセン ト イベン ト を正し く 識別 で き ない こ と があ り ます。 メ イ ン コ ン セ ン ト グループ (非ス イ ッ チ ド ) と ス イ ッ チ ド コ ン セ ン ト グ ループの両方を持つUPS では、 「IP_1_Outlet」 を 「0」 に設定 し なけれ ばな り ません。 必要でないエ ン ト リ ーには、 #記号を行の始めにつけて コ メ ン ト アウ ト する こ と がで き ます (例8 および 9 を参照)。
PORT= NMC Web のポー ト 番号を指定 し ます。 HTTP 用は 80、 HTTPS 用は 443 です。 PROTOCOL= HTTP | HTTPS 使用する プ ロ ト コ ルの種類を、HTTP または HTTPS のいずれかで指定 し ます。 ACCEPTCERTS= YES | NO HTTPS プ ロ ト コルを使用する場合、 接続を保護するために SSL 証明書 が使用 さ れます。 デ フ ォル ト では、NMC で使用 さ れるのは自己署名証 明書で、 こ れを承認する必要があ り ます。 「YES」 を選択する と 、 自己署名証明書は自動的に承認 さ れます。 「NO」 を選択する と 、 NMC に有効な証明書が設定 さ れている場合にの み接続を承認 し ます。 USERNAME= PASSWORD= AUTHENTICATION_PHRASE= ユーザー名、 パスワー ド 、 および認証フ レーズを入力 し てNMC と の PowerChute の通信を検証 し ます (認証フ レーズが指定 さ れていない場 合、 デ フ ォル ト 値が使用 さ れます)。 注意: セキ ュ リ テ ィ 上の理由から 、 こ れら の値をデ フ ォル ト 値から 変更 する こ と を お勧め し ます。 ユーザー名 と パスワー ド には以下の文字を使用で き ます。 • 小文字 と 大文字のアルフ ァ ベ ッ ト (a ~ z および A ~ Z) • 0 ~ 9 の数字 • 次の記号 : _!\"#$%&'()*+,-./:;<=>?@^`{|}[]~ パスワー ド は3 ~ 32 文字、 ユーザー名は 3 ~ 10 文字で指定 し て く だ さ い。 認証フ レーズはASCII 文字で 15 ~ 32 文字以内です。 LOCAL_IP_ADDRESS= こ の情報は、 複数のネ ッ ト ワー ク カ ー ド が装着 さ れているPowerChute サーバーに適用 さ れます。 こ れを使用 し て、PowerChute と 通信する カ ー ド のIP ア ド レ ス を指定 し ます。
UNICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6でIPv6、IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicastでunicast を指定 し た場合は、 こ こ でユニキ ャ ス ト ホ ス ト ア ド レ ス を指定する必要があ り ます。
MULTICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6でIPv6、IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicastでmulticast を指定 し た場合、 Network Management カ ー ド は、 こ こ で指定 し たマルチキ ャ ス ト ア ド レ スにUDP パケ ッ ト を 送信 し ます。
SNMPv1
ENABLE_SNMPV1_ACCESS =
True | False SNMPv1 ア ク セス を有効にするには True、 無効にするには False を指定 し ます。 NAME _COMMUNITY_N = コ ミ ュ ニ テ ィ ー名を15 文字以下の ASCII 文字で入力 し ます。
NMS_COMMUNITY_N= Network Management System の IP ア ド レ ス を入力 し ます。 ACCESS_TYPE_COMMUNITY_N =
READONLY | READWRITE | DISABLED
SNMP コ ミ ュ ニテ ィ ー文字列のア ク セス タ イ プ を指定 し ます。 • DISABLED: SNMP GET および SET 要求は禁止 さ れます。 • READONLY: SNMP GET 要求のみが許可 さ れます。
• READWRITE: SNMP GET および SET 要求は許可 さ れます。
SNMP_PORT =
SNMP ポー ト を指定 し ます。 デ フ ォル ト 値は 161 です。注意
:
N は整数 (0-N) を表 し ます。SNMPv3
ENABLE_SNMPV3_ACCESS =
True | False SNMPv3 ア ク セス を有効にするには True、 無効にするには False を指定 し ます。 USERNAME_PROFILE_N = SNMPv3 ユーザープ ロ フ ァ イルのユーザー名を 32 文字以下の ASCII 文
字で入力 し ます。