2002年(第2回)全九州半導体技術フォーラム
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(2) ボード 2 万円,チップ 2000 円になっていることが述べ られ,どこに一番企業収益を求めることができるか, という問題が提起された.本体・チップは,現在の電 機メーカの経営状況を見れば明らかなように収益率は あまり期待できない.つまり,ボードの OEM 販売でビ ジネスすることが,ビッグベンチャー企業を創出する チャンスだと述べていた.電機メーカに在籍する報告 者にとって,深く考えさせられる問題である. プレゼンテーションでは,設計分野,製造分野から それぞれ発表があった.九州大学より「システム LSI 設 計とシリコンシーベルト」の取り組みにおいて,昨年, 九州大学内にシステム LSI に関係する 5 研究部門が連携 して発足した,「システム LSI 研究センター」*3 の取り 組みについて発表があった.また,北九州市立大学よ り「北九州市におけるシステム LSI 研究・開発・設計の 取り組み」について発表があった.昨年,北九州市に. 図-1(写真提供:福岡県産業・科学技術振興財団). は北九州学術研究都市が設立され,そこには 3 つの大学 キャンパスと,半導体関連企業 9 社が進出しており,こ れらの連携によりシリコンバレーをターゲットとした. をも巻き込んで発展させようするところが興味深い.. 都市計画が始まっている.計画によると,5 年後には. 今後もこのような会合が開かれ,またシリコンシーベ. 3000 人程度の半導体技術者が,この研究都市に在する. ルトからの参加者も募り,シリコンシーベルトや九州. ということである.その他にも,九州各地の半導体に. 地域が一体となり,企業,大学,研究機関等における. 関する取り組みについてのプレゼンテーションが行わ. 半導体関連の研究開発が活性化されることを期待する.. れた.講演の様子を. に示す.. -------------------------------------------------. 最後には,交流会とポスターセッションが併せて実. *1 <URL:http://www.ist.or.jp/lsi/> *2 <URL:http://www.ist.or.jp/lsi-college/> *3 <URL:http://www.slrc.kyushu-u.ac.jp/>. 施され,九州地方独特(アルコール?)のリラックス した雰囲気で,各界の交流が盛んに行われていた.. (松田昭信/九州松下電器). 以前から,九州はシリコンアイランドと呼ばれ,半 導体関係の企業は多く九州に進出していたが,設計者 の人数となるとあまり多くなかった.これらの問題解 決のために,産官学が互いに協力し,またアジア地域. IPSJ Magazine Vol.43 No.6 June 2002. −2−.
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