授業科目名 (英文名)
運動環境生理学演習 (practice of envi ronmentalphysiology for exercise)
科目区分 対象学生 ※ 単位数 2.00 開講年次・ 学期 3年次・前期 担当教員 森 寿仁 所属 環境人間学部 オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 運動を実施する場所(環境)は様々ある。例えば、平地でのウォーキングと山道を歩 く登山では身体への負荷や応答に大きな違いがある。このように、時々刻々と変化す る環境における身体変化の特性を知っておくことは、生涯スポーツ社会を生きる我々 取って必要不可欠である。 本授業の到達目標は1)運動生理学的測定手法による身体変化の測定法(心拍数、エ ネルギー代謝量など)を身に付けること、2)環境の違いが身体に及ぼす影響を理解す ること、3)得られた結果をわかりやすく他者に伝えること、である。 講義内容・授業計画 講義内容 前半(2∼7回目)の講義では、心拍数を用いて運動強度を推定する方法について、実 際に自分の身体を使って体験し、その結果をプレゼンテーション(パワーポイント) で発表する。後半(8∼15回目)の講義では、低酸素環境と暑熱環境における身体の応 答について自分の身体を使って体験し、その結果をプレゼンテーション(パワーポイ ント)で発表する。文献収集ではなく、実際に受講生同士でデータを取得すること、 測定結果を分析・まとめ・発表資料を作成するなど、皆で作業を行う機会が多いこと から積極的な授業参加を求める。 授業計画 1.オリエンテーション 2.最大・最大下運動時の生理応答① 3.最大・最大下運動時の生理応答② 4.心拍数を用いた屋内・屋外スポーツ時の運動強度(健康スポーツ・球技スポーツ) 5.心拍数を用いた野外運動時の運動強度(登山) 6.データ分析・スライド作成 7.発表会① 8.特殊環境下での生理応答①(通常環境×運動) 9.特殊環境下での生理応答②(低酸素環境×運動) 10.特殊環境下での生理応答③(暑熱環境×運動) 11.特殊環境下での生理応答④(通常環境×バランス能力) 12.特殊環境下での生理応答⑤(低酸素環境×バランス能力) 13.特殊環境下での生理応答⑥(暑熱環境×バランス能力) 14.データ分析・スライド作成 15.発表会② テキスト 担当教員が必要に応じて配布する 参考文献 運動生理学の基礎と発展、春日規克 編著、フリースペース はじめて学ぶ 健康・スポーツ科学シリーズ③ スポーツ生理学、富樫健二 編、化学同人 運動生理学大事典-健康・スポーツ現場で役立つ理論と応用-、田中喜代次 監訳、西村書 店 成績評価の基準・方法 成績評価の基準 運動生理学の主要な研究手法を理解し、得られたデータを適切に解釈してわかりやす く伝えられる者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力(知識、思考 力、応用力など)の到達度に応じてSからCまで成績を与える。 成績評価の方法 内容の理解度やプレゼンテーションの内容50%および授業態度(測定やグループ課題 への積極的な参加など)50%から総合的に評価する。 履修上の注意・履修要件 ①2年生・前期「トレーニング生理学」、2年生・後期「生涯スポーツ論」の授業内容 が基礎となるため、本演習を希望する場合には、履修しておくことが望ましい。
②施設、用具の関係で受講者が15名を超える場合には、抽選を行う。ただし、人間形 成系、教職履修者を優先する。 ③授業内で運動(主に体力測定のような内容)を実施するため、運動実施に問題があ る場合には事前に担当教員に相談をすること。 ・当授業は履修者を教室定員の1/2未満に制限し、対面授業を行います。履修希望者が 定員を超える場合は、ランダム抽選により履修者を決定する場合があります。なお、 履修希望者が定員を若干名超える場合は、履修希望者全員の履修を認める場合もあり ます。 ・新型コロナウィルスの感染拡大の状況によっては、履修者を複数の教室に分けて教 室間をオンラインで繋ぐ方法や、対面授業と自宅でのオンライン授業を隔週実施する 方法とする場合があり、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タ ブレット等の端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履修 登録後に決定・連絡します。 実践的教育 該当しない 備考 受講者自身の身体を用いて、実生活にも生きるデータを測定し、そのデータをもとに 議論する。本授業で得られた知識は、生涯スポーツ社会において自身の健康維持を考 える上でも生かされる内容である。