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高校入試をめぐる心理的環境の一考察

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Academic year: 2021

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(1)高校入 試 を め ぐる心 理 的環境 の一 考察 蔭. 工. 山. 庄. 司. 研究 の 目的. い わ ゆ る「 高 校 生 急増 期 」 (昭 和 38年 度 )に 入 学 試験 を経 験 した 新 入 高 校 生 の入 試 を め ぐ る心 理 的環 境 の 一 端 を知 り,生 活 指導 の た め の一 資 料 に あて る。 Ⅲ. 研究 の 方 法 心 理 的 環境 を知 るた め の 問題 を つ くり,質 問紙 法 に よ り解 答 結 果 を整 理 し. 考 察 を加 え る。 Ⅲ. 調 査 の た め の 問題. 1.生 徒 の希 望 す る高 校 に入 学 で きた か ど うか を質 問 し,希 望 校 に入 学 で きな か った 者 にた い して は ,そ の理 由を た ず ね る。. │. │ │ │ │ │. ※ 6.あ な た は 自分 の 希望 す る高 校 に入 学 で きま した か 。 {録 い ぇ │ `い い え 、 と 答 え た人 は そ の理 由を ○ 印 を つ けて 答 え て くだ さ │ い。 │ イ.希 望 校 の 入 試 に失 敗 した か ら。 口.家 庭 の 都 合 で 受験 で きな か った か ら。 ハ .中 学 校 の 先 生 が 受験 させ て くれ なか った か ら。. │ │ │. ※6。 とぁるの は調査問題の番号。 このよ うな質問を最初に出す の は適切でない か ら 6番 目の質問と した。以下,こ れ に準ず る。. 2.高. 校入 学 後 ,特 に興 味 を も って 研 究 しよ うとす る科 目群 を 三 大 別 し. ,. 科 目群 別 に 調 査 結 果 の 傾 向 を 考 察 す るた め 次 の質 問 を試 み る。―― 調 査 の 結 果 ,お よ そ半 数 の 生 徒 が 未 定 と答 え て い るので ,科 目群 別 の 結 果 の 処 理 は と りや め る こ とに した 。. 1 4.高 校 入 学 後 ,あ なた は次 の どの方 向 に 進 も うと して い ます か 。 │.

(2) (○ 印を 1つ だ けつ けて くだ さい。 ). イ.主 として. 国 語 ,歴 史 ,地 理 ,倫 理 な ど文科方面 の 研究をす 口.主 として. す めたい 。 数学 ,物 理 ,化 学 ,生 物 ,地 学 な ど 自然 科学 の研 究 をすす めたい。. ︱ 一る.  .  .  .  .  .  .  . ︱ 一. ︱. ︱. 4. ︲. ロ.  . ︲. ハ. ニ. 基. 頂. 博. o  .  .  . ・.  . ・ 口.  . ハ.  . イ.  . な. ・. 一. ぁ. 一                 一 2。 か                       一上 一   , 。 。                               4                 一 一3                           一 .. ィ.

(3) 蔭. 山 庄. 司. 2θ ヱ. と思 い 熱 心 に勉 強 した。 口.入 試 に合 格 す るだ けが人 生 の す べ て で は な い 。合 格 すれ ば. 幸 で あ るが ,不 合 格 で もか まわ な い 。 しか し,や る だ け はや って. み よ うと勉 強 は あ ま りな ま けなか った 。 ハ.高 校 へ 自分 で 進 ん で 行 きた くな い が ,親 な ど に す す め られ て い や い や な が ら勉 強 した 。 ︱ ︱ ︱ ︱ ︱ ︱ ︱ ︱ ︱ ︱ ︱ ︱ ︲I た   一    J. も     し       つ    ヽ り つ    い え  一. 6.中 学生 時代 の「 受験 勉 強」 と学校 にお ける「 特別教育活動 へ の参加」 とは,ど のよ うな関連 がみ られ るか 。 また ,高 校入学後 の クラブ活 動 な どへ の参加希望 を も併せ て質 問 し,考 察 を試み る。 5。. 中学校で は教 科 の勉 強 のほか に特別教育 活動 (生 徒会 活動 ,ク ラ ブ活動 ,ホ ー ムルー ム)や 学校行事 な どの時間 が あ ったで し ょう。 これ らの時間 につ いて 中学校 時代 の こ とを思 い 出 し高校入学後 も ど のよ うに しよ うと思 って い るかを答 えて くだ さぃ。 イ.こ れ らの 時間 は学校生活でな くて はな らぬ もの と思 い進 んで 参加 し,た いへ ん 有 意義で あ ったので 高校入学 後 もひ きつづ き や りたい。.

(4) 292. 口.こ れ らの 時間 にはあま り参加 しな いで ,入 試 の受験 勉強 を し た 。高校入学 後 も大学 進学 の 目的 のために全 力を つ くしたい 。 ハ.中 学 時代 には進ん で参加 しなか ったが ,高 校 は高等普 通教育 を受 け ると ころで あるか ら,社 会 の期待 に こたえ られ るだけ の 視野 のひろい人 間 に成長す るため ,こ れ らの 時間 に も参加 して ゅ きた い。 調査 の対象 と調査 の方法. Ⅳ 1。. 調査 の対象 :兵 庫県南部 (山 陽本線 の沿 線 )の 或 る一定地 区を選 び. 2。. 公 ・ 私立高等学 校 (全 国制 ・ 定 時制 を含 めて )11校 の新入 一年生全員。 調査 の 日時 :入 学 式 の翌1日 も し くは入学 式後 一週 間以 内 における ホー. ,. ムルー ムの 時間 を利用す る。 3。. 調査 の方法 :質 問用紙 を生徒各 自に配布 し,ホ ー ムルー ム担任教諭 の 指示 に したが って 無記名 方式 によ り解答欄 に○ 印を つ けさせ る。. 4。. 調査期 日 :昭 和 38年 4月. 備考 :問 題用紙配布後 およそ 5∼ 6分 間以 内 に用紙 を回収す る こ とを予告 し た。 解答 は長時間考 え る ことな く,直 感 的 に○ 印を つ けるよ う指示 した。 解答 用紙 には学校名 を記入 しな いが ,学 校別 に集 計す る旨を伝 えてお いた。. V. 調査結果 の 整理 1。. 調査 した全デ ー タは高校新 1年 生男予 2,444名. ,女 子 1,783名 ,計. 4,227名 で ある。. 2.全 デー タを公立学校 と私立学校 に二 人別 し,前 者 を さ らに,全 日制 普 (3校 ),全 国制 実業高校 ,及 び定 時制高校 (2校 ),の 三 校種群 に分 け,後 者 を A校 ,男 子高校 (2校 ),女 U・ 高校 (2校 ),の 三 校種 群 に 区別 し,各 :群 と もそ れぞれ 男女別 に分 けて整 理 した。 私 Jl学 校 の A校 は男子 のみ の学校 で著 名大学 へ の進学 者 が 極 め て 多. 通高校. く,そ の こ とが一 つの 特徴 のよ うに見 られ てい る学校 で あるか ら他 の学 校群 と区別 した。.

(5) 蔭 山 庄 司. 29θ. なお,す べ て の私立高校で 自校 の 中学部卒業者 は,こ の調査 か ら除外 されてい る。 そ して ,こ れ らの私立学校 の前身 は戦前 の 中学校 0高 等女 学校 で校名 の広 く知 られてい る学校 を選ん だ。. 3.そ れぞれ の校種別 に解答 を整理 して別表 にまとめた。別表 中に「 そ の 他」 の欄 が 問題群別 に設 け られて い るのは,質 問用紙 の解答欄 に記載 さ れて い る以 外 の こ とを答 えた り,或 は空 自 の ままで○ 印 を つ けなか った 者 の集計で ある。 Ⅵ. 調査結果 の 考 察. A.男 女別 によ る全 体的考察 1。. 生徒 の希望 す る高校 に進学 で きた と答 えた者 は男子 1,410名 (男 子全. 体 の57。 7%に あた る),女 子 1,286名 (女 子全体 の72.1%に あた る)で あ っ た。 2。. 男子生徒 の42%強 ,女 子生徒 の28%弱 は,自 分 の希望 す る高校 に進. 学 で きなか った ,と 答 えて い る。. 3.さ て ,希 望 す る高校 へ入学で きなか った理 由を希望 高校 に進学で き なか った生徒 数 を 100と す る百分比 によ り比較 してみ ると,希 望校 の入試 に失敗 した と答 えた者 が男 子 で65%弱 ,女 子で 52%強 あ り,家 庭 の都合 で 受験 で きなか った と答 えた者 が男子 で 9%弱 ,女 子 で 11%弱 あ った。 そ し て,中 学校 の先生 が受験 させ て くれ なか った と答 えて い る者 が男子で24%, 女子 で32%強 ある こ とは進学 指導上 の或 る問題 点を示唆 してい るよ うに も 考 え られ る。 (学 校群 の別 によ りそれぞれ の特徴があ らわれてい るが,こ れ は後 に述 べ る。) 4。. 高校入学後 ,主 として どのよ うな科 目群 につ いて研究 を進 めよ うと. して い るか を質 問 した結果 は,私 立 A校 を除 いて未定 と答 えた者 が約半数 を 占 め る。 (男 子48%強 ,女 子 60%弱 )。 男 子 に「 自然科学方 面 の研究 に進みた い」 と答 えた者 が24%強 あ った の に比 べ て,女 子 はわ ずか に 6%強 の少数 で あ った。 また,「文科方 面 の 研 究 を進 めよ う」 とす る者 が男ヽ 子で 10%弱 ,女 子で 13%弱 を数 え るが ,公 立.

(6) 高校入試 をめ ぐる心理 的環境 の一 考察. 全 日制普通高校群 の 女子 (18%強 )を 除 いて ,一 般 に この方面 の研究 を志 す者 はそん なに多 くは なか った 。「 主 と して 実社会 の研究 を進 めよ う」 と 答 えた者 は比較 的多 く,男 子 に18%弱 ,女 子 に21%弱 が数 え られ る。 「 戦後最大 といわれ る高校進学希望者 の 中か ら選 ばれて ,高 校 に入 学 で きた」 ことにた いす る実感 と して ,こ れを どのよ うに うけとめてい る 5。. か について調査 した結果 は,男 子平均 で は「 自分 自身 が熱心 に勉強 したか ら」 と 自律的 傾向を示す者 が31%強 (こ れ にたい し女子 は25%弱 ),を 数 え るが,女 子 で は,「 中学校 の先生 の進学 指導 がよか った か ら」 と他律 的傾 向 を示す者 が い る。. "%弱. あ って (男 子 で は29%弱 )興 味 ある数値 をあ らわ して. 人 間以外 の力 の倶1に お いて うけ とめて い る者 (幸 運 にめ ぐまれ たにす ぎ ぬ・ 神仏 のおか げ による,と 答 え た者 )も かな り多 く,男 子 で38%弱 ,女 子 で 37%弱 を数 え ,男 女 ほぼ 同比 率 を示 して い る。 6。. 「入試 合格 が人生 のす べ てで はな い …… 」 入試 にたいす る態度 と して. と答 えた者 は男子 で63%弱 ,女 子 で65%弱 あ り,各 校種群 と もに過半数以 上 を 占 めて い る こ とは健康 な心的態度 と して よろ こば しいが,「 まず 何 よ りも,入 試 に合 格す る ことが 理想 実現 の第一歩で あると思 い ……」 と答 え て い る者 も男女 と もに30%弱 あ り,入 試 にたいす る真摯 な態 度を訴 えて い るよ うに も思 え る。 しか し,こ の比率 は各校種 間 に著 しい変化 があ り,最 高比率 は全 日制 普 通高校 (公 立 )の 男子群 で40%強 ,最 低比率 は定 時制高 校 女子 の18%強 とな って い る。 「 高校 へ 行 きた くな いが親 な どにすす め られ て ,い や いやなが ら勉 強 し た」 と答 えた者 は極 めて 少 く,男 子 で 5%強 ,女 子 で 4%強 あった。 (最 高百 分比 は,私 立 男子高校群 の7.2%,最 低は定 時制高校女子 の2.3%). 7.入 試勉強 の感想 についての調査結果 で は,「 入試勉強 は苦痛 でた ま らな か った」 と答 えた者 が各 校種群 を通 じて 最 も多 くお よそ半数 を占 めて い る。 (男 子48%,女 子 53%弱 )。 そ の 中 の過半数 の者 は「 しか し今 は進学で きたので苦痛 も一 つ のなつか.

(7) 蔭 山 庄 司. 295. しい思 い 出 とな って い る」 と答 えて い る。 しか し,「 大学入 試で再 び苦痛 を覚悟 しな けれ ばな らぬ だろ う」 と答 えた 者 も,全 体 の百分比 において男 子 で 16%弱 ,女 子 で 9%弱 が数 え られ ,男 子 は女子 に比 べ て ,全 体 として お よそ1。 8倍 の数 が ,大 学進学 のための苦痛 を予期 して い る ことにな る。 「 父母 ・ 教師 な どが勉 強 々々 とやか ま し く言 い す ぎて不快で あ った」 と 答 えた者 も男子 30%強 ,女 子26%を 数 え る。 なお,「 入試 は選抜試験 で あるか ら交友 関係 もほどほ どに し て,自 己中 心 のガ リ勉 強 もやむをえなか った」 と答 えた者 は,男 子 10%強 ,女 子 9% 強で あ った。 これ ら入試勉 強 にたい す る感想 を各校種群別 に整 理 した結果 には多様 な変 化 がみ られ るが,こ れ らにつ いて は後 に述 べ る。 8。. 入試勉強 とクラブ活動 な どへ の関 心 につ いて の調査結果 をみ ると. ,. 「 中学校 で は参加 しなか ったが高校入学後 は参加 したい」 と答 えた者 が過 半 数 を 占 め,男 子 52%,女 子 66%強 で あ った。 中学時代 か ら参加 して いて 「 高校入学後 も続 けた い」 と答 えた者 も男子23%弱 ,女 子28%弱 あ って. ,. クラブ活動 な どへ の関 心 の強 さを あ らわ してい る。 中学校・ 高校 を通 じて 受験 勉強 に専念 しよ うと考 えて い る者 は男子 で は13%,女 子で は 5%強 を 数 え る。 (各 校種群 によ ってかな りの相違 がみ られ るが,後 に述 べ る。 ). B.各 校種群別・男女別による調査結果 の考察 1。. 「 希 望校 に入 学 で きた」 と答 えた 者 の比率 が高 い順 に校種群 をみて. ゆ くと,男 子 で は私立 A高 校. (98%),公 立全 日制普通高校 (88%),実 業 高校 (73%),定 時制高校 (63%), 男子私立 高校 (25%),と な り,女 子 で は公立全 日制普通高校 (92%),実 業高校 定 時制高校. (48%)と. (65%),女 子私立高校 (田 %),. な って い る。定時制高校生 や私立 高校生 の もつ 希 望. 校 に入 学で きなか った とい う潜在 意識 が入 学後 の学校生活 に どのよ うに反 映 す るかの検討 が今 後 の課題 として残 って い る。 別表 に示 されて い る (こ こで 検討 した百分比 の こと)公 立全 日制普通 高 校 の調査結果 は,同 一 学 区内 (中 学 区制 )の 三 高校 の解答 を集計 した もの で あるが,一 つ一 つ の学校 において かな りの変 化がみ られ る。 この ことは. ,.

(8) 学校差 とい うもの を生徒 自身 が意識 してか ,そ れ とも何 らか の外因 に影 響 されてかはわ か らな いが ,「 よい学校」 といわれ る学校 へ の進学 を希望 し て いた と ころ,中 学校 の進学 指導 な どによ って (次 項 を参 照 された い)そ れ らの高校 に受験 で きなか った 者 もかな りめだ って い る。希 望校 に入学で きなか った とい う潜在 意識 は,定 時制 や私立 の高校 だけで な く,全 日制 の 普 通高校 の生徒 ももってい るわ けで あ る。. 31の. 公. 全. 国. 墓石葦翠な: ・ 濠語離 奮 」I. │. 制. I. l菖. I. _. _. │. ^へ. ^. = │. _. 計 │(福 )(堕 1上 に の は調 入試 鉄 失敗 敗 ´ξ 校 校 ′ っ ぁ 1覺 聖希望 社希 │(墨 Ъl。 1っ │ざ 91ofっ そ 極 族 “ 露 玉孝 艇 1爺 全 I'I藻焦IIII I,II,711i暫 7_ヽ. │か. Qヽ. │′. ^11. I _│. 甜 芸 11孫 螢 よ:::::〔 :l::l二 ::::11 li:髪 基機. │. │:ξ. │_言. lilillll'111ill囁 1 4 計 (1∫15b)│(16の 2じ. ‐. l:i::1‐. │ │. │. 1 9 1 48 1 53 も )(180)│(fttb)1_cilh). 28 │(1古. 希 望 校 に 進 学 で きな か った理 由 を ,各 校種 群 別 にみ る と (希 望校 に. 進 学 で きな か った生 徒 数 を 100と して の 百分 比 に よ る),全 国制 の 公立 高 校. ,「 中学 校 の先 生 が受験 させ て くれ な か った」 と答 え た 者 が い ず れ も過 半 数 以上 を 占 めて い る (男 子 で は普 通 校 群 53%,実 業 学 校 69%,女 子. 群 で │ま. で は それ ぞ れ 67%,78%と な って い る )。. これ ら の Ji徒 は現 在 入 学 して い る. 学 校 以 外 の71校 を希 望 して い た わ けで あ る。 お そ ら く,今 ,入 学 した学 校 よ り も社会 的評 判 の よい学 校 を希 望 して い た ので あ ろ う。 前 項 に 示 した公 立 の 全 日制普 通 高 校 の A校 で は97%弱 の 生 徒 が 希 望 校 に 入 学 で きた と答 え ,ま た私 立 A校 で ,わ ず か. 4%(実. 数 2名 )が 「 家 庭 の. 都 合 で 自分 の 希 望 す る高 校 へ 進学 で きな か っ た」 と答 え た 他 は ,残 りの96.

(9) 蔭. 山 庄. 司. 297. %が 「 希 望 校 に入 学 で きた 」 者 で あ る こ とに よ って も,こ の こ とが推 察 さ れ る。 「 希 望 校 の入 試 に失 敗 した」 と答 え た 者 の 多 い 学 校 群 は ,男 子 及 び 女子 の 私 立 高校 群 で ,い ずれ も半 数 以上 (男 子 80%強 ,女 子 66%弱 )を 占 めて もヽる。 定 時制 高 校 で は「 家 庭 の 都 合 」 に よ る と答 え た 者 が ,お よ そ半 数 (男 子. 41%,女 子 57%)を 占 めて い るの も学 校 の 特 徴 を あ らわ して い るよ うで あ る。 3。. 高校 入 学 後 ,主 と して 研 究 を す す め よ うとす る科 目群 を定 めて い な. い 者 の比 率 は男子 よ りも女 子 に高 い が ,特 に 私 立 A校 に つ いて は未 定 者 は わ ず か に28%で (男 子 平均 48%,女 子 は60%),「 主 と して 自然 科 学 の 研 究. 6%)に の ぼ :男 了‐ 10%,女 子. に 進 も う」 と答 え た 者 が 64%の 高 率 (平 均 :男 子 24%,女 子 り,「 文 科 方 面 の 研 究 に 進 も う」 とす る者 が 皆 無 (平 均. 13%)で あ った こ と も この 学 校 の 一 つ の 特色 とい え よ う。 な お ,「 実 社会 の 研究 を進 め た い 」 と答 え た 者 の 百 分 比 の高 い 校種 群 は 公 立 実 業 高 校 女子 群. (44%),女 子 私立 高 校 群 (25%),定 時制 男子 群. (21. %)な どで あ る。 (平 均 :男 子 18%,女 子 21%)。 4.高 校 へ 進 学 で きた こ とに つ いて の 実 感 を た ず ね た 結 果 ,「 自分 自身 が 熱 心 に勉 強 した か ら」 とい う自律 的傾 向 を示 す比 率 の 高 い 学 校 は ,私 立. A校 (48%)や 公立 の 全 日制 普 通 高 校 (男 子 43%,女 子 32%)な どで ,低 い 学校 群 は実 業 高 校 (男 子 20%,女 子 17%)や 男子 ・ 女子 の 私 立 高 校 群 (男 子 28%,女 子 18%)で あ る。 これ とは逆 に ,人 間以 外 の 側 (運 ・ 不運 ・ 神. 56%,女 子 43%),実 業 高 校 (男 子 45%,女 子 46%),私 立 高 校 (男 子 41%,女 子 44%)な どの各 群 に 高 く,私 立 A校 (26%),公 立 の全 日制 普 通 高 校 (男 子 26%,女 子 28%) 仏 の 加 護 )に 求 め る傾 向 は定 時制 高 校 (男 子. の 各群 に 低 い 。 また ,「 中学 校 の 先 生 の 進 学 指導 が よか った か ら」 と答 え た 者 は ,ど の 学 校 群 に も男 子 の比 率 が女 子 よ り も低 い 傾 向 がみ られ るが ,低 い 校種 群 と.

(10) 298. して は,定 時制高 校 (男 子20%,女 子 21%),私 立 A高 校. (26%),男 子私. 立IJ校 (2"び )な どが数 え られ ,高 い校種 群 には実業高 校 (男 子 3ワグ,女. 36%),女 子私立高校 (36%)な どがみ られ る。 そ して ,全 日制 普 通高 校 (公 立 )群 の女子 が40%弱 の比率 を 占めてい る こと (同 群 の男子 は31%). 子. も注 目され る。. 5.つ ぎに入 試 にたいす る態 度 につ いて各校種 群 は,ど のよ うな変化 を あ らわ して い るかを見 る ことに しよ う。 「 入試合格 が理想 実現 の第 一歩 と思 い ……」 と答 えた者 の平 均百分比 (男. 040%,女 子 子・女子 とも30%)以 上 の校種群 は,公 立全 日制普通高校 (男 子 田 %),私 立 A校 (36%)で ,平 均百分比以下 の校種群 は,定 時制高 校 (男 子 ・. 19%,女 子・郎%),実 業高校 女子 (23%),男 子私立高校 (ハ %)な どで ある。 「 入試合格 が人生 のす べ てで はな い」 と答 えた者 は,ど の校種群 も過半 数以上 を数 え る (平 均 :男 子・. %,女 子・ %)が ,特 に比率 の高 い校. “ “ 子 ・ %%)で 種 は,定 時 1:」 高校 (男 子 ・ 74%,女. ,実 業高校. (男 子 ・ 65%,. 女子 0■%)が これ につ ぎ,男 子 ,女 子 の両 私立高校群 は,と もに平 均値 に 近 い。私 立 A高 校 や公立全 日制 普 通高校で は,他 の校種 に比 べ て この百分 比 が低 く (そ れぞれ 58%,57%),こ れ らの学校 の生徒 の 中 には,入 試合格 とい うこ とを生 活 目標 において い る者 が 多少 とも多 い こ とを示 して い る。 「 高校 へ 行 きた くな く,い や いや 勉強 した」 者 の比率 は男女両 私立高校 群 と,実 業高校群 に高 く,定 時制高校 の 女子 が最低 で あ った 。 (こ の解答 者 の百分比 は極 めて 小 さ く,最 高 が 7%,最 低 が 2%で ある)。. 6.入 試勉 強を回顧 させ そ の感想 を質 問 した結果 によ ると,「 自己中心 のガ リ勉強 もや むを得なか った」 と終 えた者 の全 体 の百分比 は,わ ず か10. %(男 子 010%,女 子 ・ 9%)程 度で あるが,定 時制高校群 は 男子 17% %弱 を数 え各校種群 中で最 高 で あ った。最低比 率を示 して い る A校 の 6%で ,公 立全 日制 普通高校群 が これ につ いで い る (男 子 のは■ヽ 立“. 強 ,女 子. ・. 9%,女 子 07%)。 この調査 で は私立 A校 は「 勉 強がお も しろ く…… 入試勉強 はそん な に苦.

(11) 蔭. 山. 庄. 299. 司. 痛で はなか った」 と答 えて い る者 が比較 的多 く32%を 数 えて い るので (平 均百分比 ,男 子 6%,女 子 ・ 7%),「 自己中心 のガ リ勉 強 もやむを得 なか った」 の比率 が減少 したので あろ うか。 それ と も,定 時制高校 の生徒 は入 学 当初 か ら人生 にたいす る競 争心を もや して い るので あろ うか。 全 日制普通高校群 の男子 や実業高校群 には「 父母 ・ 教師 な どが勉 強 々々 とやか まし く言 い す ぎて不快で あ った」 と答 えた者 が比較 的多 く,(平 均 百分比 :男 子 030%,女 子 0%%)普 通高校男子 は34%,実 業高校男子 39%, 女子 34%を 数 え る。 この解 答率 の低 いのは私立 A校 (わ ず か 8%)と 定 時 制高校 (男 子. 021%,女 子 11%)で ,ほ ぼ平 均百分 J´ に近 いの は全 日制普. 通 高 校 の女子群. (26%)と 私立高校群. (男 子 30%,女 子 26%)で ある。. 「 勉 強がお もしろ くて成績 も上 位で あ ったか ら,入 試勉強 はそん なに苦 痛 で はなか った」 と答 えた者 の百分比 の高 い学校 は,私 立 A高 校 で32%を 数 え る。 (平 均 :男 子 ・ 6%,女 子 ・ 7%),こ れ とは逆 に低 い学校群 は 実業高校 の男子 女子. (0。. りの ,私 立高校群 (男 子. ,. 1%,女 子 2%),実 業高校 の. (4%)な どで ,全 日制普通高校群で は男子 12%強 ,女 子 12%弱 が数. え られ る。 前 に も述 べ たよ うに,だ いたい50%内 外 の者 が「 入試勉 強は苦痛でた ま らなか った」 と答 えて い るが , そ の半数近 く (男 子 の場合 ), もし くは半 数以上 (女 子 の場合 )の 者 は,「 進学で きた今 日で は苦痛 もな つ か しい思 い 出 の一 つ とな って い る」 と答 え ,そ の苦痛 は解 消 されてい る。 と ころが,ま だ苦痛を将来 に予期 して「 大 学入試で再 び苦痛 を覚悟せ ね ばな るまい」 と答 えて い る者 が,男 子 の場合 で は,私 立 A校 (38%),全 日. (19%),私 立男子高 校群 (18%),女 子 の場合 で は全 日制普 通 高校群 (12%)な どに汁 較 的多 くみ られ る (平 均百分比 :男 子 016%, 制普通 高校群. 女子 9%),大 学入試 の苦痛 を予期す ることの少 ない校種 群 は,男 子 で は定 時制高校群. (4%)実 業高校 (10%),女 子 で は実業高校 (0%),定 時制 (7%)な どを あげ る ことがで きる。. 高校 (5%),私 立 高校 7。. 中学校 時代 か ら特別教 育活動 (ク ラブ活動 な ど)に 熱心 に参加 して.

(12) θ θ θ. 高校入試をめぐる心理的環境 の一考察. いた 者 は,全 体 として男子 33%弱 ,女 子28%を 数 え るが ,各 校種群別 に比 率 の高 い学校群 を順次選 び 出す と,定 時制女子群 (47%),私 立 A高 校 (42. %),私 立 高校群 (男 子・34%,女 子 032%)な どで ,中 学校時代 に不参加 024%),実 業 者 の多か った校種群 は,全 国制 普 通高校 (男 子 028%,女 子 高 校 (男 子 。30%,女 子. 022%)な. どで ある。. 中学校 で も参加 せ ず高校 で も参加 せ ず ,入 試勉 強 に専念 しよ うとす る者 の数 は全 体 においてそれ ほ ど多 くな く,男 子平均 13%,女 ]・ 平均 5%を 占 め るだけで あるが ,校 種別 にみ ると,全 日制普通高校男 子群 や私立 A校 は 多少 とも高 い比率 を示 して い る (と もに1"び )。 男子 の 私立高 校群 も 13% とい う比較 的高率 で あるが,こ れ らの学校 の生徒 は受 験 中心 に学校生活を 送 ろ うと考 えて い るので あろ うか。 しか し,ど の校種 群 も高校生活 で は (中 学 校 で 参加iし ていた 者 も,進 ん で参加 したか った者 も)大 多数 の生徒 が 特別教育活動 に参加 しよ うとして い る こ とは,健 康的 な考 え方 としてよろ こば しい ことで ある。 Ⅶ. 結. 論. 1.親 や教師 が希 望す る高校 と生徒 の希望す る高校 とは必ず し も一 致 す る わ けで はないが 〔例え ば私立 A校 で は「 自分 の希望 に反 して家庭 の都合 で こ の学校 に入 学 した」 旨を答 えて い る者 が 2名 (全 員 の 4%に あた る)あ る〕 ,. 生徒 の希望通 りに進学 で きた と答 えた者 は男 子 で は全調査人員 の57.7%,女 子 で は72。 1%で ある。 これ らの比率 は,各 校種群 によ り変 fヒ がみ られ るが ,高 比率 の順 位を見 る と全 日制普通高校 につ いで 実業高校 が高 く,つ ぎに男子 で は定 時制高校 ,私 立高校 の順 に,女 子 で は私立高校 ,定 時制高校 の順 とな ってい る。 なお,大 学進学率 の極 めて 高 い私立 A校 は この百分比 が特 に高 く,ま た. ,. 同一 学 区内 の二 つ の普通高校 (公 立 )の 百分比 を比較 す ると,大 学進学率 の高 い学校 ほ ど高 く,特 に男子 の場合 は,三 校 間 の差 が著 し くあ らわれて い る。 2。. 希望校 に進学 で きなか った理 由を,全 Jl平 均 の百分比 につ いて み ると. そ の過半数 (男 子. ,. 065%,女 子 ・ 52%)は 希望校 の入試 に失 敗 した と答 えて.

(13) 蔭 山 庄 司. θ θ ゴ. い るが「 中学校 の先生 が希望校 の受験 を させ て くれなか った」 と 答 え た 者 が ,男 子 で24%,女 子 で32%あ る こ とは,進 学指導上 の 問題 点を示唆 してい るよ うに思 え る。家庭 の都合 で 希望校 に進学 で きなか った と答 えた者 は比 較 的少 く,男 子で 9%,女 子 で 11%を 数 え る。 しか し,各 校種 群別 に考察 した場合 には,各 群 によ って著 しい特徴 がみ ら れ る。す なわち,全 日制公立 高校 で は 「中学校 の先生 が受験 させ て くれ なか った」 と答 えた者 が,そ して ,私 立 高校 で は「希望校 の入 試 に失敗 した」 と 答 えた者 が,そ れぞれ過半 数 を占 め,ま た ,定 時制高校 で は「 家庭 の都合 に よ る」 と答 えた者 がおよそ半数 を 占 めてい た。 3。. 高校入学 当初 の生徒 は殆 ん どの学校 において ,専 攻 しよ うとす る教科. や科 目群 を定 めていない。特 に女子 に未定者 が多 くみ られた (男 子 ・48%, 女子 ・ 60%) 自然科学 の方面 の研究を進 めよ うとす る女生徒 は極 めて 少 く,男 生徒 (24 %)の ■ /4の 比率 を示す のみで ある。. 4.高 校入学 の喜 びを実感 として,ど のよ うな受 けとめ方 を してい るか に つ いて みた場合 ,男 子 は 自律的傾向を もち,女 子 は他律的傾 向を示す よ うに 思 われ る。 他 律的な場 合 の一 つ といえよ うが ,人 間以外 の もの (運 ・ 不連 とか神仏 の 加護 な ど)の 側 において受 けとめよ うとす る者 の数 は,男 女 と も大差 はない。 各校種 群 によ って,実 感 としての受 けとめ方 にちがいが あ らわれて い るが 公立 の全 日制普通高校群で は 自律 的傾向が強 く,定 時制高校群 ,実 業高校群. ,. ,. 私立高校群 で は,他 律的傾 向特 に人 間以外 の俣1(運 。不運 とか神仏 の加護 な ど)に 求 める傾 向が強 い。「 中学校 の先生 の進学指導がよか ったか ら」 との 答 え に示 され る他律的傾向 の 強 いのは,実 業高校群 と女子私立 高校群 で ,特 に薄 弱な のは定時制高校群 で あ った 。. 5.. 「 入試合格が人生 のす べ てで はない ……」 と答 えた 者 が各校種群 と も. 過 半数 を 占 めてい るが ,特 に定 時制高校群 で 高比率 を示 してい る。 しか し. ,. 「 入 試合 格が理 想 実現 の第 一歩で あると考 えて熱心 に勉 強 した」 者 も比較 的.

(14) 高校入試 をめ ぐる心理的環境 の一考察. θθ2. られ る。 高 い比率 を示 し,特 に私 立 A高 校 と公立 の全 国制 普通高校 群 に多 く見 と 高校進 学 を好 まず無 理 に勉 強を しい られ た旨を答 えた者 は,各 校種 群 も 極 めて 少 いが ,男 子・ 女子 の両 私立高校群 の百分比 は全 日制普 通高校 (公 立 ) か2 群 の 2倍 を示 して い る。定 時 制高校群 の 女子 の百分 比 は最 も低 く,わ ず. %に す ぎな い。 6。. 「入試勉 強は苦痛 でた ま らなか った」 と答 えた者 は 各校種 群 と もに約. 半数 , も し くはそれ以上 を数 え るが ,そ の 中 の半数 の者 は「 しか し,今 は. ,. A 苦痛 も一 つ のな つ か しい思 い 出 とな ってい る」 と答 えて い る。しか し,私 立 高校 ,公 立 の全 目制 普 通高校群 ,男 子 の私立高校群 で は,高 校入学 当初 にお いて す で に大学入試 へ の苦痛 を訴 え てい る者 が ,か な りの比率 でみ られ る。. 7.. 「 父 ‖f・ 教師 な どが勉 強 々々 とやか ま し く言 いす ぎる」 と答 えた者 も かな りみ られ ,特 に全 日制 の公立高校群 に比 較 的高 い比率 がみ られ る。. 8.. 「 入試 は選抜試験 で あるか ら交友関係 もほ どほどに して ,自 己中心 の ガ リ勉 強 もやむをえなか った」 と答 えて い る者 の百分比 が ,定 時制高 校群 に 高 く,私 立 A高 校 ,公 立 の全 日制 普 通高校群 に低 い こ とに関 して は更 に考察 を要 す る。. 9.特 別教育活動 に中学校時代 か ら進んで参加 していた者 は比較 的少 いが (男 子. 033%,女 子 ・28%),大 多数 の生徒 が高校入学後 は進んで参加 した い. と考 えて い る。 しか し,学 校差 もかな りあ らわれて いて ,定 時制高校 の女子群 や私立 A校 な どで は,中 学校 時代 か らの参加者 の比率 が高 く,公 立 の全 日制普 通 高校群 で は低 い。 中学校 時代 に も進 んで 参加 せ ず ,高 校入学後 も大学受験 に専念 し よ うと考 えて い る者 の比率 は,全 体 か らみれ ば それ ほど 高 い 比率 で は ない が ,私 立 A校 や公立 の全 国制普通高校群 には若千 多 く見 られ る。. 10.こ. の調査結果 だけを資 料 として 各 校種 群 の 特徴的 な傾 向 を 比較 しな. が ら要約す ると. ,. 10公 立 の全 日制普通高 校群 で は殆ん どの生徒 が希望校 に入 学 で きた と答 えて い る (男 子 ・ 88%,女 子 092%)。 しか し,自 分 の希望 に反 して「 中学 校 の先生 が受験 させ て くれな か った」 と答 えた者 の比 率 が他 の校種 群 に比.

(15) 蔭 山 庄 司. θ θ θ. べ て高 く,同 一 学 区内 にお ける学校差 の 問題 を は らん でい る よ に 思 う え る。高校 に入学で きたよ ろ こびの実感 を ど う うけと めてぃ るかの 調査 で は,自 律的傾向を示す率 が高 く,他 律的傾向 は弱い。 しか し,女 子生徒 の 中 には「 中学校 の先生 の進学 指導 がよか ったか ら」 と答 えた他律 的傾 向 も かな りみ られ る。 `入試 合格を理 想実現 の 第一歩 と思 い真摯 な態度 で勉 強を つづ けよ うと す る者ミ,` 大学受験 の ための苦痛を予期 してい る者ミ,` クラブ活動 な ど に進んで参加せ ず ,入 試勉 強 に専念 しよ うとす る者 ミ , `中学校 時代 にお いて ,ク ラブ活動 な どに進 んで参加 しなか った者ミ ,な どの比率 が高 いの も この学校群 の特徴 といえ よ う。 2。. 全 日制実業 高校群. この学校 の生徒で 希望校 に入 学 で きた と答 えた者 は. 男子 73%,女 子 65%で あ った。 「 中学校 の先生 が希望 校 に受験 させ て くれ なか った」 と答 えた者 が各学 校群 の 中で最 も高 い比率 を示 してい るが ,ま た別 の調査項 目で は高校 に入 学で きたの は,「 中学校 の先生 の進学 指導 がよか ったか ら」 と答 えた者 も 最高 の比率 で あ った。「 勉 強がお も しろ く成績 も上 位で あ ったか ら……」 の答 えは他 の学校群 と比 べ て最低 の比率 で あ った。 中学校 時代 に進 んで ク ラブ活動 な どに参加 してい る者 の比率 は低 い。入学 で きた こ とにたい す る 実感 と して `運 ・ 不運 ,神 仏 の加護ミ な ど人 間以外 の ものの側 で うけとめ よ うとす る傾 向が強 い。 3。. 定 時制高校群. この学校 の生徒で希望 校 に入学で きた と答 えた者 は,男. 子 63%,女 子48%で. ,. `家庭 の都合 ミで希望校 に入 で 学 きなか った と答 え. た者 が多 く,実 社会 の研究 をすすめたい と答 えた者 の比率 も他 の校種 群 に 比 べ て最 も高 い。 入 学で きた こ とにたい す る実感 と して は全 目制 の実業高校 と同 じ く人 間 以外 の ものの側で うけとめよ ぅとす る傾 向 が強い。 「 中学校 の先生 の進学 指導 がよか ったか ら」 と答 えた者 の比率 が最 も低 いのは この定 時制高校群で ある。大学受験 の苦痛 を予期 して い る の比率 者.

(16) θθ4. は最 も低 く「 入試 は選抜試験 で あ るか らガ リ勉強 もやむをえ なか った」. と. 答 えた者 の比率 は最 も高 い。 中学校 時代 か らク ラブ活動 な どに進 んで参加 して. い る者 が多 く,高 校入. 学後 も殆 ん どの者 が参加 を希望 して い る。. 4.男 女私立高 校群. の生徒 は男 子で25%弱 ,女 子で 53%強 が希望校 に入学. に入 の で きた と答 えて い る。希 望校 の受験 に失敗 したた め に,こ れ ら 学校 に比 べ て「 実 社会 の研究 学 した者 の比率 が多 くを 占 めてい る。他 の校種群 ` きた くな の方面 に進み た い」 と答 え た 者 の比率 が比較 的高 く, 高 校 に行 率 か らみ く,い や いや 勉強 したミ と答 えた者 の数 は僅 かで は あって も,比 の私立l高 校 れ ば公 51の 全 日常1普 通高校 の 2倍 を 占 めてい る。 しか し,男 子 の比率 は公 い 群 で は「 大学受 験 の ことを考 えて再 び苦痛 を覚悟」 して る者 立 の全 日制普通高校 のそれ にほぼ近 い数値 を示 して い る。 入学 で きた ことにつ いて の実感 として は,実 業高校 ,定 時 需1高 校群. など. 頃向 を あ らわ して い る。 と同 じイ 5。. 私立 A高 校. は,公 立 の全 国制普通高校 とよ く似 た傾 向を あ らわ して. い. ラブ活動 る。 た だ一 つ大 き くち が うことは , この学校 で は中学時代 か らク な どに進ん で参加 して いた 者 の比率 が極 めて 高 い とい う点 で ある。 家庭 の 殆 ん どの生徒 が希望校 に入学で きた と答 えて い る (96%)が ,「 えた 者 が 2名 都合 で希望校 へ 受験 で きず に,こ の学校 に進学 した」 と答 (つ ま り. 4%に あた る)あ った。.

(17) 高校入試 の心理 的環境調査 (38。 4) )の 中 の数 字 は百分比 を示す。 校種別 調査項 目. 性別. 「 言. :::!. il:iL`11::!til). │―. =Ξ. ::::i】. 【ヨ ::i:三. i::11塁. 1女. 男. 584 1 243 (80,2)│(65。 9). 15. 1. 670 1. (64.8)│(52.1). 25. 91. 114. 1. 1. 54. (8.8)(10。 9) 248 1 161. _(21_1)_J__(011)._. 85. _(4:9)│(121つ 25. の. 1. 23. 6) 1034‐ ‐(2.4)1(4。 │ 497. 計. (100)│(100). 面 ψ 学 `. 1会. 6. ・. 定. 14. 28.0`. 50. 計. (100). 神いに勉 強. 〈 )]^喘 ぅ 場∫‐ │(評 1-(需. l. (48.0) 13 (26.0) (選 12 i)‐ (24.0). )‐. Lの 進学 指 輿. 美れ た に サ ガによ る も6. 0 (0). 50 (100). 11:;己. 2. 720 i. 528. (29.5)│(29。 6) 1536 1 1154. 127 1. (2.0). 50 (100). 入. もや. ましくいわ らった らくそんなに つた )ヽ. 試 勉. 言で た ま らな. 1 7 61 i 12 . (9.0)│(7.3) 37 9) _(r:4)│(1,19) ‐ 254 ‐ … ・(11.1)│(10。 72 1 5 │… 220 125 1‐ (33.5)│(26.2) (38.6)│(33.6) (20.9)1(11.4) 29 1 6 92 1 99 5 1 4. 68. 1. “. : ‐. .(妥 .1)│_K■ 11) _(■ 2)│__(■. 強. 331 1 453 (43.7)│(53.9). 0). 145 1 55 (44.8)│(50.0. しい思い 出 こってい る び若痛を覚 '再 ミるまい )か. の 感. 他. 想 他. ……. 3. 13 │‐. (1.7)│(1.0) 841. 入試 と ク ラブ 活 動 な ど. (100)│(100 211 :. 199. (27.8)│(23.7) 136 !. 51. つ くしたい ‐(17.9)│(6.1) … 402 1 588 炒盪I蘇 ‐¨(53.0)│(6919) 喀鰭裏 ¨ │ 3 1 他. 4)1(13.6). 143 1. 20. 11_9)│__(4ユ. ) ニ. (5。. (:辞. (2.5)1(1.5). (1∞ ` )│(100). (100)│(100). =場. ふ P―. 二85. │―. 1. `(8:3). 9‐. (1.2)│(0.4) 758 1. 841. 100)│(100. ‐. ‐. ‐‐ 2 0)1(1.8) ‐. 13 1・. (4。. 324 1. 110. (100)│(100 97. 1. 24. (29,9)│(21.8) . 18 1 2 (│.6)│(1。 8). 40 1 6 J:_0) 344 1 44 (1∞ )│(100). _(llf 91__〈. 142 1. 21. (41.3)│(47.7) 26. 1. 2. (7.6)│(4.5) 193 1 84 171 1 21 (59.6)│(76.4) :‐ -(篭 7)│― (117) 1 16 ‐ 1. ‐ 1 0‐. (4.9)│(0) 324 1. 110. 100)│(100. ‐. ‐ ‐ ‐(1.5)│(0) 344 │ 「. Z4. 100)(100. 蔭山 62∼ 63. 2444 1. 1783. 84. │(10。 7). 288 「 201. _99「. 14. り. -慨 _≦. )‐. 晏. │_00rl)__ 1 14. ‐ 嘘― 卜 )‐. :.1)_■. “. 758 1. 計. (8。. 73. 2)│(4.1) 61 1 28. (4.0). L碗. 計. 1. (0な り│_K64.9 (T)│(%11)‐ ¨. い. の. 242. (36.0) (各「 り_1_(27:7)_ 614 1 506 29. す. そ. ). (器). (2.0). 他. 計. の. )1‐. 2 7 8 ″ 独 ⑩ . ⑩ 呻 呻 ω ︺ ﹄ 口 一 陶ω 一 π T 一 3 ﹄ ・ ︲ ,. . ・. 一 K   一聴一 足︰ の一 一  錫 ︲ ・ の. ‐ Ⅲ 暴)1(犠. 968. 1. ●. 2「. _つ __. 788. (100)│(100) 330. 11. 1. K/341_12__│__(11.つ. _. (32.8)│(27.7). 128 1 39. 317 1. (13.2)│(4.9) 1485. 1. 1270 1. 485. _(50.1)_1_(0■ 1 14 ‐25. _つ __. 94. (13.0)1(5.3) 1178. (52.0)│(66.1 ‐ l‐. 56 ‐. │. 17. α:6)│(1.8) 788. (2.3)1(1.0) ‐. 100)│(100). (100)│(lCICl). 1968 「. 2444^│ 1783.

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参照

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